JPH11331897A - 通報保留機能付き無線選択呼出受信機および無線選択呼出受信方法 - Google Patents

通報保留機能付き無線選択呼出受信機および無線選択呼出受信方法

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JPH11331897A
JPH11331897A JP10136757A JP13675798A JPH11331897A JP H11331897 A JPH11331897 A JP H11331897A JP 10136757 A JP10136757 A JP 10136757A JP 13675798 A JP13675798 A JP 13675798A JP H11331897 A JPH11331897 A JP H11331897A
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JP10136757A
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Inventor
Michihito Otsuki
道仁 大月
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Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Priority to US09/314,157 priority patent/US6295005B1/en
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B3/00Audible signalling systems; Audible personal calling systems
    • G08B3/10Audible signalling systems; Audible personal calling systems using electric transmission; using electromagnetic transmission
    • G08B3/1008Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
    • G08B3/1016Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems using wireless transmission
    • G08B3/1025Paging receivers with audible signalling details
    • G08B3/1066Paging receivers with audible signalling details with other provisions not elsewhere provided for, e.g. turn-off protection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信動作に対する影響の低減化を図った通報
保留機能付き無線選択呼出受信機および無線選択呼出受
信方法を提供する。 【解決手段】 データ切り出し部4は復調信号bをサン
プリングし、制御部(受信制御部)5は、アドレス照合
部4からの出力dにより、受け取った受信機データcに
自機の呼出番号が存在する場合には、受信フレーム判断
部6の出力に応じて、次のフレームが自フレームでは無
い状態になるまで待った後に、通報手段8に対して表示
信号、鳴音信号e等を出力する。従って、自アドレスを
受信した際に、自フレームを受信している最中の通報動
作を防ぐことができ、そのため安定した受信状態で受信
動作を行わせることが可能となる。その結果、受信感度
の劣化を防ぎ、受信データのエラーの低減化が図れる。
さらに、通報中に受信動作を行うことを無くし、瞬間的
な消費電流の増加を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通報保留機能付き
無線選択呼出受信機および無線選択呼出受信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通報保留機能付き無線選択呼出受
信機および無線選択呼出受信方法は、一般に図6に示す
ような手順に基づいて構成されている。今日、ページン
グサービスにおいての様々な通信方式が採用されている
が、図6はその一例を示すものである。図6に示すデー
タは、データ構成20、サイクル構成21、フレーム構
成22の各部により構成されている。
【0003】上記のデータ構成20は、「0」〜「1
4」までの番号付けされた15サイクルであり、15サ
イクルで1時間として構成されている。この1サイクル
は、4分である。サイクル構成21は、「0」〜「12
7」までの番号付けされた128フレームから構成され
ている。128フレームで4分、つまり、1フレームは
1.875秒として構成されている。
【0004】フレーム構成22は、同期信号と「0」〜
「10」までの番号付けされたブロックから構成されて
いる。また、1フレーム分のデータは、そのデータ内容
に応じて8つに区分されている。この8区分は、同期部
22A、フレーム情報22B、同期部22C、ブロック
情報22D、アドレスフィールド22E、ベクトルフィ
ールド22F、メッセージフィールド22G、アイドル
ブロック22H、により構成される。
【0005】第1の区分の同期部22Aは、フレームタ
イプ(変調方式及び伝送速度)を規定する規定情報であ
る。フレーム情報22Bは、フレーム構成22中のフレ
ーム番号、サイクル構成20中のサイクル番号等を規定
する情報である。同期部22Cは、上記の同期部22A
において規定されるフレームタイプのタイミング情報で
ある。ブロック情報22Dからメッセージフィールド2
2Gの各フィールド及びアイドルブロック22Hは、上
記の同期部22Aにて規定されたフレームタイプで送信
されるフレーム情報である。
【0006】ブロック情報22Dは、後述のアドレスフ
ィールド22E及びベクトルフィールド22Fの起点及
び、受信機が受信すべきフレームを規定するシステム可
変受信サイクル値等を格納するブロックである。アドレ
スフィールド22Eは、無線選択呼出受信機の呼出番号
であるアドレスコードを規定するフィールドである。
【0007】ベクトルフィールド22Fは、上記のアド
レスコードに関してのメッセージの情報を規定するフィ
ールドである。メッセージフィールド22Gは、ベクト
ルフィールド22Fに規定された内容に応じたメッセー
ジデータを格納するフィールドである。アイドルブロッ
ク22Hは、未使用ブロックであり、1、0の連続パタ
ーンが格納されている。
【0008】ここで、低消費電流の要求から、上述した
通信システムにおける受信機は、間欠受信動作を行って
いる。この間欠受信動作は、上記のブロック情報22D
から得られる可変受信サイクル値に基づき導き出され
る。自己呼出番号が存在するフレーム(以下自フレーム
と呼ぶ)でのみ、受信部を動作させることによる。従っ
て、自己のフレームで自己の呼出番号を受信したときに
は、続けて呼出番号に対応するメッセージを受信し、受
信機への通報動作を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線選択呼出受信機は、小型化・低消費電力化の要
求のために、物理的、動作的等の回路上に制限を受け
る。このことから、受信機の通報動作等の受信機自体の
動作が受信部に影響を与え、受信感度の低下がおこる問
題点を有している。
【0010】また、通報動作中の受信動作時には複数の
回路が動作するため、消費電流の増加で電流を供給する
D/Dコンバータ電源等にかかる負担が増加するという
問題点も有している。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するものであ
り、受信動作に対する影響の低減化を図った通報保留機
能付き無線選択呼出受信機および無線選択呼出受信方法
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、呼出番号をいくつかのグル
ープに分けて特定の時間単位で送信してくるページング
システムの通報保留機能付き無線選択呼出受信機におい
て、呼出のあったことを通報する通報手段と、通報手段
による通報の動作を保留するか否かを判断する判定手段
とを有し、判定手段による判断は、通報中に自己の呼出
番号が送られてくるか、または、自己の呼出番号が連続
したフレームで送られてくるかに基づいて行うことを特
徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、保留は、フレームの終了後すぐに通報動作
を行わず通報を一旦保留し、保留後に次のフレームの受
信を行い、次のフレームの受信終了後に保留を解除して
通報動作を行うことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、所定のサンプリン
グクロックに従って受信データを出力するデータ切り出
し部と、データ切り出し部により出力される受信データ
中に自己の呼出番号があるかどうかを照合するアドレス
照合部と、アドレス照合部により照合する次のフレーム
が自アドレスの送信される自フレームか否かを判断する
受信フレーム判断部と、各部の動作の制御を司る制御部
とを有し、受信フレーム判断部による判断に基づいて電
源供給の制御を行うことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明のおいて、通報保留機能付き無線選択呼出受信機は、
所定の基地局との無線通信を受信した受信信号を増幅お
よび復調して復調信号を出力する受信部を有することを
特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の発明において、受信フレーム判断部の判断に基づ
き、及び受信データに自機の呼び出し信号があったと
き、操作者へ所定の通報を行う通報手段を有することを
特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、呼出番号をいくつ
かのグループに分けて特定の時間単位で送信してくるペ
ージングシステムの通報保留機能付き無線選択呼出受信
方法において、呼出のあったことを通報する通報工程
と、通報工程による通報の動作を保留するか否かを判断
する判定工程とを有し、判定工程による判断は、通報中
に自己の呼出番号が送られてくるか、または、自己の呼
出番号が連続したフレームで送られてくるかに基づいて
行うことを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、保留は、フレームの終了後すぐに通報動作
を行わず通報を一旦保留し、保留後に次のフレームの受
信を行い、次のフレームの受信終了後に保留を解除して
通報動作を行うことを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、所定のサンプリン
グクロックに従って受信データを出力するデータ切り出
し工程と、データ切り出し工程により出力される受信デ
ータ中に自己の呼出番号があるかどうかを照合するアド
レス照合工程と、アドレス照合工程により照合する次の
フレームが自アドレスの送信される自フレームか否かを
判断する受信フレーム判断工程と、各工程の動作の制御
を司る制御工程とを有し、受信フレーム判断工程の判断
に基づいて電源供給の制御を行うことを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、通報保留機能付き無線選択呼出受信方法
は、所定の基地局との無線通信を受信した受信信号を増
幅および復調して復調信号を出力する受信工程を有する
ことを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項8または
9記載の発明のおいて、受信フレーム判断工程の判断に
基づき、及び受信データに自機の呼び出し信号があった
とき、操作者へ所定の通報を行う通報工程を有すること
を特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる通報保留機能付き無線選択呼出受信機および無線選
択呼出受信方法の実施の形態を詳細に説明する。図1〜
図6を参照すると本発明の通報保留機能付き無線選択呼
出受信機および無線選択呼出受信方法の実施形態が示さ
れている。
【0023】図1は、本発明の第1の実施形態である通
報保留機能付き無線選択呼出受信機の内部回路構成を示
すブロック図である。図1に示す本発明の第1の実施形
態の通報保留機能付き無線選択呼出受信機は、基地局と
の無線通信を行うアンテナ1と、受信部2と、データ切
り出し部3と、アドレス照合部4と、制御部(受信制御
部)5と、受信フレーム判断部6と、通報の内容などを
記憶するメモリ7と、通報手段8と、外部入力手段とし
てのプッシュスイッチ9との各部により構成される。
【0024】上記構成部において、受信部2は、基地局
との無線通信を行うアンテナ1が受信した受信信号aを
増幅および復調して復調信号bを出力する。データ切り
出し部3は、サンプリングクロックに従って受信データ
cを出力する。アドレス照合部4は、受信データcから
自己の呼出番号があるかどうかを照合する。
【0025】制御部(受信制御部)5は、当該通報保留
機能付き無線選択呼出受信機および無線選択呼出受信方
法の各部の動作の制御を司る。例えば、受信フレーム判
断部6の判断に基づき、受信フレーム判断部6の出力に
応じて受信部2の電源供給制御及び受け取った受信デー
タcに自機の呼び出し信号があったとき、通報手段8に
通報を行う。
【0026】受信フレーム判断部6は、次のフレームに
おいて、自アドレスが送信されるフレーム、つまり自フ
レームであるか否かを判断する。
【0027】図2は、本発明の第1の実施形態である通
報保留機能付き無線選択呼出受信方法に適用される受信
データの構成例を示す図である。図2に示すように、自
己の呼出番号が送られてくるフレーム(以下、自フレー
ムと言う)が決まっている。本実施形態では、フレーム
1、2及びフレーム17、18が該当する。これらの自
フレームに基づいて受信部2を動作させ、受信する間欠
受信動作を行う。自フレームに対してのみ受信動作をお
こない、自フレームが連続した場合の受信感度への影響
を考慮し、1つ目のフレームに自己呼出番号があった場
合において、フレームの終了後すぐに通報動作を行わず
通報を保留する。この保留後、次のフレームの受信を行
い、次のフレームの受信終了後に保留を解除し、通報動
作を行う。
【0028】(第1の実施形態の動作例)次に、本発明
の第1の実施形態における動作例について説明する。ま
ず、アンテナ1が無線基地局からの無線信号を受信す
る。受信部2は、アンテナ1が受信した無線信号aを増
幅・復調し、復調信号bを出力する。
【0029】続いて、データ切り出し部3は、復調信号
bをサンプリングし、受信データcを制御部(受信制御
部)5及びアドレス照合部4に出力する。このため、制
御部(受信制御部)5は、アドレス照合部4からの出力
dにより、受け取った受信機データcに自機の呼出番号
が存在する場合には、受信フレーム判断部6の出力に応
じて、次のフレームが自フレームでは無い状態になるま
で待った後に、通報手段8に対して表示信号、鳴音信号
e等を出力する。
【0030】これらの信号を受けた通報手段8は、受信
機所有者に対し、呼出のあったことを表示あるいは鳴音
等により通知する。
【0031】ここで、受信フレーム判断部6は、受信デ
ータcから得られる現在のサイクル値、フレーム値およ
び可変受信サイクル値より、次に自己の呼出番号が送信
される可能性のあるフレームを導き出し、次のフレーム
が自フレームであるか否かを判定した結果を制御部(受
信制御部)5に出力する。
【0032】図3は、同期信号を受信しメッセージを受
信及び通報可能になった状態、つまり同期状態における
自機の呼出番号の受信及び通報動作を示すフローチャー
トである。これによれば、まず、制御部(受信制御部)
5は、受信フレーム判断部6からの出力により、次のフ
レームが受信すべきフレームであるか否かを判断する
(ステップS31)。そして、受信すべきフレームで待
ち、受信すべきフレームになったときに該当フレームの
データを受信する(ステップS32)。
【0033】受信動作終了後、自アドレスを受信した場
合は(ステップS33)、もう一度受信フレーム判断を
行う(ステップS35)。一方、自フレームで自アドレ
スを受信しなかった場合には、通報保留した呼出番号が
あるか否かを判断し(ステップS34)、存在する場合
には、もう一度受信フレーム判断に行き(ステップS3
5)、そうでない場合には、また次の自フレームになる
まで受信動作を停止する(ステップS31)。
【0034】通報すべき呼出番号が存在する場合には、
受信フレーム判断部6の出力により、次のフレームが自
フレームとなっている場合には通報動作を保留し、次の
自フレームの受信動作を行う。これに対し、次のフレー
ムが自フレームでは無い場合は、通報手段8によって受
信した呼出番号及び通報保留した呼出番号の通報を行い
(ステップS36)、次の自フレームを待つ(ステップ
S31)。
【0035】以上のように、本発明の第1の実施形態に
よれば、送信信号を受信して復調する受信部2と、次の
フレームが自アドレスが送信される自フレームかどうか
を判断する受信フレーム判断部6の出力から、制御部
(受信制御部)5に、自アドレスを受信した際に、自フ
レームを受信している最中の通報動作を防ぐことができ
る。そのため安定した受信状態で受信動作を行わせるこ
とが可能となり、結果として受信感度の劣化を防ぐ、ま
たは受信データのエラーの低減という効果が得られる。
また、通報中に受信動作を行うことが無くなるため、瞬
間的な消費電流の増加を抑えることができるという効果
も得られる。
【0036】(第2の実施形態)以下に、本発明の第2
の実施形態として図面を参照して説明する。図4は、本
発明の第2の実施形態の内部回路構成を示すブロック図
である。また、図5は、本発明の第2の実施形態の動作
例を示すフローチャートである。図4に示す本発明の第
2の実施形態である通報保留機能付き無線選択呼出受信
機は、基地局との無線通信を行うアンテナ11、受信部
12、データ切り出し部13、アドレス照合部14、制
御部(受信制御部)15、通報保留判断部16、メモリ
17、通報手段18、外部入力手段としてのプッシュス
イッチ19、通報の内容等を記憶するメモリ17、の各
部により構成される。この図4において、本発明の第1
の実施形態の受信フレーム判断部6が通報保留判断部1
6となっている。その他は、本発明の第1の実施形態と
同一構成部により構成されている。
【0037】図5は、本発明の第2の実施形態の動作例
を示すフローチャートである。本動作例に関して、本発
明の第1の実施形態では、通報を保留する場合、次のフ
レームが自フレームであった場合に通報を保留するとし
たが(ステップS35)、第2の実施形態においては、
通報保留する条件を通報中に受信すべきフレームが来る
かどうかで判定している(ステップS55)。
【0038】これにより、連続したフレームが受信する
フレームのときだけでなく、間に1フレームの受信しな
いフレームを挟んでいたときにも、通報動作によって影
響を受ける場合には、通報を保留することとなる。ま
た、本発明の第1の実施形態では、次の自己の呼出番号
を受信するフレームであるかどうかで判断していたが、
これは自己の呼出番号を受信するフレームではないが、
その他の情報を受信すべきフレーム、例えば、時刻情報
等を受信する場合においても通報を保留することができ
る。その他の動作は本発明の第1の実施形態に準ずる。
【0039】また、本発明の第2の実施形態において
は、通報保留をしている状態での受信しないフレーム
は、受信部12に電源供給しないもの、つまり間欠受信
動作をするものとしたが、このフレームに関しては、受
信部12に電源を供給することとしても可能である。
【0040】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、請求項1
記載の発明の通報保留機能付き無線選択呼出受信機、ま
たは請求項6記載の発明の通報保留機能付き無線選択呼
出受信方法によれば、呼出のあったことを通報し、通報
の動作を保留するか否かを判断する。この判断は、通報
中に自己の呼出番号が送られてくるか、または、自己の
呼出番号が連続したフレームで送られてくるかに基づい
て行う。従って、自アドレスを受信した際に、自フレー
ムを受信している最中の通報動作を防ぐことができ、そ
のため安定した受信状態で受信動作を行わせることが可
能となる。その結果として受信感度の劣化を防ぎ、ま
た、受信データのエラーの低減化という効果が得られ、
さらに、通報中に受信動作を行うことが無くなるため、
瞬間的な消費電流の増加を抑えることができる。
【0042】請求項3記載の発明の通報保留機能付き無
線選択呼出受信機、または請求項8記載の発明の通報保
留機能付き無線選択呼出受信方法は、所定のサンプリン
グクロックに従って受信データを出力し、この受信デー
タ中に自己の呼出番号があるかどうかを照合し、照合す
る次のフレームが自アドレスの送信される自フレームか
否かを判断し、この判断に基づき受信フレーム判断部の
電源供給の制御を行う。従って、不必要時の電源供給が
抑制され、消費電流の増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の通報保留機能付き無
線選択呼出受信機の内部回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態の通報保留機能付き無
線選択呼出受信方法に適用される受信データの構成例を
示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の同期状態における自
機の呼出番号の受信及び通報動作を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の第2の実施形態の通報保留機能付き無
線選択呼出受信機の内部回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態の同期状態における自
機の呼出番号の受信及び通報動作を示すフローチャート
である。
【図6】従来の自機の呼出番号の受信及び通報動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信部 3 データ切り出し部 4 アドレス照合部 5 制御部(受信制御部) 6 受信フレーム判断部 7 メモリ 8 通報手段 9 プッシュスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、無線選択呼出受信機および無線選
択呼出受信方法は、一般に図6に示すような手順に基づ
いて構成されている。今日、ページングサービスにおい
ての様々な通信方式が採用されているが、図6はその一
例を示すものである。図6に示すデータは、データ構成
20、サイクル構成21、フレーム構成22の各部によ
り構成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、呼出番号いくつかのグル
ープに分けて特定のフレーム単位で送信され、各フレー
ムで自己宛の情報を受信したときに通報動作を行うペー
ジングシステムの無線選択呼出受信機において、呼出の
あったことを通報する通報手段と、通報手段による通
作を保留するか否かを判断する通報保留判定手段と
を有し、通報保留判定手段は、通報中に自己の呼出番号
が送られてきたとき、または、自己の呼出番号が連続し
たフレームで送られてきたとき、通報動作を保留する
とを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項3記載の発明は、所定のサンプリン
グクロックに従って受信データを出力するデータ切り出
し部と、データ切り出し部により出力される受信データ
中に自己の呼出番号があるかどうかを照合するアドレス
照合部と、アドレス照合部により照合する次のフレーム
が自アドレスの送信される自フレームか否かを判断する
受信フレーム判断部と、各部の動作の制御を司る制御部
とを有し、制御部は、受信フレーム判断部による判断結
果に基づいて電源供給の制御を行うことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項6記載の発明は、呼出番号いくつ
かのグループに分けて特定のフレーム単位で送信され、
各フレームで自己宛の情報を受信したときに通報動作を
行うページングシステムの無線選択呼出受信方法におい
て、呼出のあったことを通報する通報工程と、通報工程
による通報動作を保留するか否かを判断する通報保留
定工程とを有し、通報保留判定工程は、通報中に前記
自己の呼出番号が送られてきたとき、または、自己の呼
出番号が連続したフレームで送られてきたとき、通報動
作を保留することを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項8記載の発明は、所定のサンプリン
グクロックに従って受信データを出力するデータ切り出
し工程と、データ切り出し工程により出力される受信デ
ータ中に自己の呼出番号があるかどうかを照合するアド
レス照合工程と、アドレス照合工程により照合する次の
フレームが自アドレスの送信される自フレームか否かを
判断する受信フレーム判断工程と、各工程の動作の制御
を司る制御工程とを有し、制御工程は、受信フレーム判
断工程の判断に基づいて電源供給の制御を行うことを特
徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 1/30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出番号をいくつかのグループに分けて
    特定の時間単位で送信してくるページングシステムの通
    報保留機能付き無線選択呼出受信機において、 呼出のあったことを通報する通報手段と、 該通報手段による前記通報の動作を保留するか否かを判
    断する判定手段とを有し、 該判定手段による前記判断は、通報中に自己の呼出番号
    が送られてくるか、または、前記自己の呼出番号が連続
    したフレームで送られてくるかに基づいて行うことを特
    徴とする通報保留機能付き無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 前記保留は、前記フレームの終了後すぐ
    に通報動作を行わず通報を一旦保留し、該保留後に次の
    フレームの受信を行い、該次のフレームの受信終了後に
    前記保留を解除して通報動作を行うことを特徴とする請
    求項1記載の通報保留機能付き無線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】 所定のサンプリングクロックに従って受
    信データを出力するデータ切り出し部と、 該データ切り出し部により出力される前記受信データ中
    に自己の呼出番号があるかどうかを照合するアドレス照
    合部と、 該アドレス照合部により照合する次のフレームが自アド
    レスの送信される自フレームか否かを判断する受信フレ
    ーム判断部と、 前記各部の動作の制御を司る制御部とを有し、 前記受信フレーム判断部による判断に基づいて電源供給
    の制御を行うことを特徴とする通報保留機能付き無線選
    択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 前記通報保留機能付き無線選択呼出受信
    機は、所定の基地局との無線通信を受信した受信信号を
    増幅および復調して復調信号を出力する受信部を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の通報保留機能付き無線
    選択呼出受信機。
  5. 【請求項5】 前記受信フレーム判断部の判断に基づ
    き、及び前記受信データに自機の呼び出し信号があった
    とき、操作者へ所定の通報を行う通報手段を有すること
    を特徴とする請求項3または4記載の通報保留機能付き
    無線選択呼出受信機。
  6. 【請求項6】 呼出番号をいくつかのグループに分けて
    特定の時間単位で送信してくるページングシステムの通
    報保留機能付き無線選択呼出受信方法において、 呼出のあったことを通報する通報工程と、 該通報工程による前記通報の動作を保留するか否かを判
    断する判定工程とを有し、 該判定工程による前記判断は、通報中に自己の呼出番号
    が送られてくるか、または、前記自己の呼出番号が連続
    したフレームで送られてくるかに基づいて行うことを特
    徴とする通報保留機能付き無線選択呼出受信方法。
  7. 【請求項7】 前記保留は、前記フレームの終了ですぐ
    に通報動作を行わず通報を一旦保留し、該保留後に次の
    フレームの受信を行い、該次のフレームの受信終了後に
    前記保留を解除して通報動作を行うことを特徴とする請
    求項6記載の通報保留機能付き無線選択呼出受信方法。
  8. 【請求項8】 所定のサンプリングクロックに従って受
    信データを出力するデータ切り出し工程と、 該データ切り出し工程により出力される前記受信データ
    中に自己の呼出番号があるかどうかを照合するアドレス
    照合工程と、 該アドレス照合工程により照合する次のフレームが自ア
    ドレスの送信される自フレームか否かを判断する受信フ
    レーム判断工程と、 前記各工程の動作の制御を司る制御工程とを有し、 前記受信フレーム判断工程の判断に基づいて電源供給の
    制御を行うことを特徴とする通報保留機能付き無線選択
    呼出受信方法。
  9. 【請求項9】 前記通報保留機能付き無線選択呼出受信
    方法は、所定の基地局との無線通信を受信した受信信号
    を増幅および復調して復調信号を出力する受信工程を有
    することを特徴とする請求項8記載の通報保留機能付き
    無線選択呼出受信方法。
  10. 【請求項10】 前記受信フレーム判断工程の判断に基
    づき、及び前記受信データに自機の呼び出し信号があっ
    たとき、操作者へ所定の通報を行う通報工程を有するこ
    とを特徴とする請求項8または9記載の通報保留機能付
    き無線選択呼出受信方法。
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