JP2968794B1 - ワイヤレスローカルループ用システム端末 - Google Patents

ワイヤレスローカルループ用システム端末

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Abstract

【要約】 【課題】 従来のワイヤレスローカルループ用システム
端末では、複数の2ワイヤ変換LSIなどを使用しない
と、複数の電話機に対して個別の制御ができないという
問題がある。 【解決手段】 オープンサーキット検出回路108は、
複数の電話機105a〜105eとの間のオープンサー
キット状態及びオンフック/オフフック状態を個別に検
出し、その検出状態を保持するレジスタを備えている。
SLIC110は、電話機105a〜105eとエンコ
ード/デコード部113との間のインタフェースを行
う。電話機105a〜105eのうちの一台がオフフッ
クすると、そのオフフック状態がオープンサーキット検
出回路108内のレジスタの値を監視しているCPU1
03により検出され、CPU103により2ワイヤセレ
クタ109を制御し、オフフックした電話機をSLIC
110に選択接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤレスローカル
ループ用システム端末に係り、特に複数の電話機に接続
されると共に、ワイヤレスローカルループ用基地局と無
線回線で接続されるワイヤレスローカルループ用システ
ム端末に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のワイヤレスローカルループ
用システム端末の一例のブロック図を示す。同図に示す
ように、ワイヤレスローカルループ用システム端末20
0は、無線部201、PHSプロトコルデコード/エン
コード・音声発生部/音声バス制御部202、中央処理
装置(CPU)203及びSLIC(サブスクライバ・
ライン・インタフェース・サーキット)204から構成
されており、電話機205a、205b及び205cと
接続ライン207a、207b及び207cを介して別
々に接続されている。
【0003】無線部201は図示しない基地局と無線回
線で接続される。CPU203は、PHSプロトコルデ
コード/エンコード・音声発生部/音声バス制御部20
2、及びSLIC204を制御する。このシステム端末
では、電話機205a、205b及び205cのいずれ
か一の電話機がオフフックすると、SLIC204で検
出され、CPU203に割り込みをかける。これによ
り、CPU203は、SLIC204を介して、オフフ
ックした電話機とPHSプロトコルデコード/エンコー
ド・音声発生部/音声バス制御部202との間のバス接
続をし、無線部201を通して相手側に発呼する。
【0004】相手側からの着信は、無線部201で受信
され、PHSプロトコルデコード/エンコード・音声発
生部/音声バス制御部202で検出され、CPU203
に通知される。CPU203は通知に基づき、SLIC
204を通して、電話機205a、205b及び205
cとPHSプロトコルデコード/エンコード・音声発生
部/音声バス制御部202との間のバス接続をさせる。
【0005】この従来のワイヤレスローカルループ用シ
ステム端末では、SLIC204が複数の電話機205
a、205b及び205cに共通に用いられるため、電
話機205a、205b及び205cに1対1に対応し
てSLICが設けられる構成に比べて安価に構成でき
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のワイヤレスローカルループ用システム端末では、複数
の電話機205a、205b及び205cに対して個別
の制御ができず、また電話機205a、205b及び2
05cの間での通話ができないという問題がある。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
接続される複数の電話機の個別制御が簡単な構成で実現
し得るワイヤレスローカルループ用システム端末を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は複数の電話機に接続されると共に、ワイヤ
レスローカルループ用基地局と無線回線で接続されるワ
イヤレスローカルループ用システム端末において、複数
の電話機との間のオープンサーキット状態及びオンフッ
ク/オフフック状態を個別に検出し、その検出状態を保
持するレジスタを備えたオープンサーキット検出回路
と、無線回線に接続される無線部と、無線部への送信音
声信号をエンコードし、無線部からの受信音声信号をデ
コードするエンコード/デコード部と、複数の電話機と
エンコード/デコード部との間のインタフェースを行う
単一のインタフェース部と、複数の電話機のうち一台の
電話機を単一のインタフェース部に選択接続させる2ワ
イヤセレクタと、2ワイヤセレクタを制御する中央処理
装置と、オープンサーキット検出回路の検出状態に基づ
いて、中央処理装置に対して割込みをかける割込みコン
トローラとを有する構成としたものである。
【0009】この発明では、複数の電話機のうちのどの
電話機がオフフック状態となったかをオープンサーキッ
ト検出回路により検出し、その検出結果に基づき中央処
理装置に割込みをかけ、2ワイヤセレクタによりオフフ
ックした電話機とインタフェース部とを選択接続させる
ことができる。
【0010】ここで、上記のオープンサーキット検出回
路は、複数の電話機に対して個別にオンフック/オフフ
ック状態検出のチャタリング吸収時間を設定する複数の
第1のレジスタと、検出した複数の電話機との間のオー
プンサーキット状態を保持する第2のレジスタと、検出
したオンフック/オフフック状態を複数の電話機に個別
に保持する第3のレジスタと、割込み許可か禁止かを設
定する第4のレジスタとを少なくとも有し、中央処理装
置は、第1乃至第4のレジスタをメモリ空間に割り当て
られていることを特徴とする。
【0011】また、上記の2ワイヤセレクタは、着信時
は複数の電話機に対して同時にリンガー音を鳴動させる
ように接続し、複数の電話機のうちの一台の電話機がオ
フフックされたときは、中央処理装置の制御の下にオフ
フックされた電話機にのみ単一のインタフェース部に選
択接続することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になるワイヤレス
ローカルループ用システム端末の一実施の形態のブロッ
ク図を示す。電波産業会の標準規格RCR STD−2
8に定義されている、この実施の形態のワイヤレスロー
カルループ用システム端末100は、無線部101、P
HSプロトコルデコード/エンコード102、中央処理
装置(CPU)103及びカスタムLSI104から構
成されており、カスタムLSI104が電話機105
a、105b、105c、105d及び105eと接続
ライン107a、107b、107c、107d及び1
07eを介して別々に接続されている。
【0013】無線部101は図示しない基地局と無線回
線で接続される。CPU103は、PHSプロトコルデ
コード/エンコード102及びカスタムLSI104を
制御する。カスタムLSI104は、音声発生部/音声
バス制御部/SLIC部、2ワイヤ(2W)セレクタを
構成している大規模半導体集積回路(LSI)である。
この実施の形態は、カスタムLSI104の内部に2ワ
イヤセレクタを有し、簡易的に電話機105a、105
b、105c、105d及び105eの接続を個別制御
できるようにした点に特徴がある。
【0014】簡易的に実現する意味は、製造コストの低
減というよりも、ユーザの求める低価格で家庭で2台以
上の電話機を接続したいといった、ユーザの最低限の要
求を満たすことにある。上記の2ワイヤセレクタは、電
話機を使い分けることを実現するための音声やリンガー
やサービストーンの音声/トーン/電話機のオーブンサ
ーキット検出回路等の経路を選択する動作を実行する。
【0015】上記のカスタムLSI104は図2に示す
如き構成とされている。同図中、図1と同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。図2に示すよ
うに、カスタムLSI104は、オープンサーキット検
出回路108、2ワイヤセレクタであるL1/L2セレ
クタ109、SLIC110、インピーダンス整合素子
111、サービストーン発生器112、PCM(エンコ
ーダ/デコーダ)音声バス設定部113、ミキサー11
4、割込みコントローラ115、バスインタフェース1
16、接続ライン120を有し、バス117及びコント
ロール線118を介して外部のCPU103と接続さ
れ、また、双方向の制御線119を介して外部のPHS
プロトコルデコーダ/エンコーダ102と接続されてい
る。
【0016】CPU103のメモリ空間には、図3
(A)〜(G)に示すように、オープンサーキット検出
回路108内にある、オープンサーキット状態をリアル
タイムで更新表示するレジスタTEL−DET、オンフ
ック/オフフック状態をリアルタイムで更新表示するレ
ジスタTEL−ON/OFF、オンフック/オフフック
状態をリアルタイムで更新ためのチャタリング吸収時間
をセットする5種類のレジスタDETTIME1〜DE
TTIME5、オープンサーキット状態の変化毎に割込
みの有無やACK返しの有無、割込み機能の禁止/許可
を設定するレジスタINTDET及びINTONOFF
が割り当てられている。
【0017】次に、この実施の形態の動作について、図
4〜図6のフローチャート、図7の波形図を併せ参照し
て説明する。まず、ユーザが電話をかけるために、電話
機105a、105b、105c、105d及び105
eのうちの任意の電話機をオフフックすると(図4のス
テップ401)、接続ライン107a、107b、10
7c、107d及び107eのうち、オフフックに接続
されている接続ライン上の図7のL1,L2波形がロー
レベルに落ち込み、これによりカスタムLSI104内
のオープンサーキット検出回路108がオープンサーキ
ット状態であると検出する。
【0018】オープンサーキット検出回路108より取
り出されたオープンサーキット状態検出信号は、バスイ
ンタフェース116に接続ライン120を経由して渡さ
れると同時に、割込みコントローラ115にも受け渡さ
れ、これよりコントロール線118を経由して、CPU
103に対して割込みを発生させる。
【0019】一方、CPU103は、ユーザが電話をか
ける前からシステムの起動によるプログラムの起動によ
り、イニシャライズされた後(図4のステップ40
2)、待ち受け状態になっている(図4のステップ40
3)。この待ち受け状態で、CPU103は上記の割込
みを受けると、割込み取得を行う(図4のステップ40
4)。
【0020】この割込み取得は、図5のフローチャート
に示すように、割込みステータスをチェックし(ステッ
プ501)、割込み要因を保存する(ステップ50
2)。ここで、図3に示したオープンサーキット検出回
路108内の専用レジスタがCPU103にマッピング
されており、CPU103はバスインタフェース116
からバス117を介して状態変化を通知されるので、従
来のようにシリアルバスや専用処理を行うことなくして
状態変化を知ることができる。
【0021】ここで、図3(C)〜(E)に示したレジ
スタDETTIME1〜DETTIME5は、5台ある
電話機105a〜105eのそれぞれ専用のオンフック
/オフフック状態をリアルタイムで更新するためのチャ
タリング吸収時間をセットするためのレジスタである。
また、図3(A)は5台ある電話機105a〜105e
のそれぞれとのオープンサーキット状態をリアルタイム
で個別に更新表示するためのレジスタ、同図(B)は5
台ある電話機105a〜105eのそれぞれとのオンフ
ック/オフフック状態をリアルタイムで個別に更新表示
するためのレジスタである。更に、図3(F)、(G)
は割込み要求の禁止/許可を設定すると共に、割込み要
因を知るためのレジスタである。
【0022】ここでは、事前に図3(F)に示したレジ
スタINTDETのMASKDETの値を”0”(すな
わち、許可)にしておくことで、DETxINTの割込
み要因を知ることができる。例えば、電話機105aを
オフフックすると、レジスタINTDETのDET1I
NTに割込みが発生したことを示す値がセットされる。
CPU103はこれを知り、次の処理を行うことができ
るものとする。
【0023】また、図3(C)〜(E)に示したDET
TIME1〜DETTIME5により定められたチャタ
リング吸収時間(タイマ1)以上の時間、図3(B)の
レジスタTEL−ON/OFFの中の1であるビットか
らどの電話機がオフフックであるかを、CPU103が
検出する。例えば、電話機105aがオフフックしたと
きには、タイマ1の設定時間、図3(B)のレジスタT
EL−ON/OFFの中のTEL−1DETが1である
ので、これをもって電話機105aがオフフックしたこ
とを検出することができる。
【0024】割込み要因がDET関連割込みか、オンオ
フ(ONOFF)関連割込みか、その他の要因かを判断
して、それぞれ別々に対応するレジスタに保存し(ステ
ップ503〜505)、アクノレッジを返す(ステップ
506)。
【0025】続いて、CPU103は割込み処理を行う
(図4のステップ405)。ステップ404の割込み取
得処理と同様に、このステップ405の割込み処理は従
来より知られている一般的な処理であり、図6に簡単に
示すように、割込み要因を解析し(ステップ601)、
その要因に応じた処理を行う(ステップ602〜60
4)。
【0026】上記のステップ404の割込み取得及びス
テップ405の割込み処理は、本発明の要旨とはあまり
関係ないので詳細には説明しないが、SLIC110ま
での音声バスは、電話機105a、105b、105
c、105d及び105eのそれぞれで独立しているの
で、オフフックした電話機以外の電話機に対してサービ
ストーン発生器112よりのサービストーンを発生する
ことも可能である。また、このオープンサーキット検出
状態を知ることで、CPU103はL1/L2セレクタ
109を制御して目的の電話機とバスを接続することも
可能である。
【0027】CPU103はステップ404の割込み処
理の後、割込み処理後の事後処理を行い(図4のステッ
プ406)、待ち受け状態に戻る。一方、ユーザは、オ
フフックした電話機でダイヤルし(図4のステップ40
7)、従来と同様にして通話状態となる(図4のステッ
プ408)。上記のダイヤル時のダイヤリングパルス
は、CPU103がオープンサーキット検出回路108
からバスインタフェース116を介して入力される、オ
ープンサーキット検出回路108内のレジスタTEL−
DETが所定の時間(図7のタイマ2)オープンサーキ
ット状態であるビットによりどの電話機から送出された
かが識別される。
【0028】なお、オープンサーキット検出回路108
内のレジスタTEL−DETが上記のタイマ2の時間よ
りも長い所定の時間(図7のタイマ3)オープンサーキ
ット状態であるビットによりどの電話機がフッキングさ
れたかを識別する。上記のタイマ2及びタイマ3の時間
はCPU103のソフトウェアにより監視される。
【0029】上記の通話状態では電話機105a〜10
5eのうちオフフックした電話機からの音声信号は、図
2のオープンサーキット検出回路108、L1/L2セ
レクタ109、SLIC110、インピーダンス整合器
111、ミキサ114、PCM音声バス設定部113、
制御線119及びPHSプロトコル102を介して相手
側へ送信され、相手からの音声信号は、上記と逆の経路
を経てオフフックした電話機へ伝送される。その後、通
話が終了するとオンフックされる(図4のステップ40
9)。
【0030】上記のオフフックは、CPU103がオー
プンサーキット検出回路108からバスインタフェース
116を介して入力される、オープンサーキット検出回
路108内のレジスタTEL−DETがタイマ3よりも
長い所定の時間(図7のタイマ4)オープンサーキット
状態であるビットによりどの電話機がオフフックされた
かが識別される。
【0031】接続ライン107a〜107eがオープン
サーキット状態かクローズ状態か、かつ、その持続時間
がどの程度かをオープンサーキット検出回路108で検
出することで識別する。その検出出力は、割込となりス
テータスとして状態を認知できるように割込みコントロ
ーラ115を授ける。割込は、CPU103で処理さ
れ、図5〜図6のフローチャートのように処理される。
かくして、DET検出/ONOFF検出はなされ、前述
した処理を実行する。
【0032】オンフック/オフフックの検出も基本的に
は、オープンサーキット検出回路108を使用するが、
オンフック/オフフックと見なすためには、予め規定さ
れている国の機関による定義がなされているため、これ
に対応すべきチャタリング吸収回路をオープンサーキッ
ト検出回路108の中に組み込み検出を行う。
【0033】以上の動作によって、SLICに対してパ
スが確立して通話ができる。なお、オンフック、オフフ
ックはDET検出の幅が規定されており、この規定は国
々によって異なるイニシャライズにて、予めセットした
タイマ1、タイマ4のタイマ値をセットしておく。この
タイマ値がチャタリングの吸収をするため、一定時間の
DET検出中でオンフック/オフフックを知ることがで
きる。
【0034】なお、相手からの着信時は、L1/L2セ
レクタ109は、電話機105a〜105eのすべてに
対してリンガー音を同時に鳴動させるように接続する。
これにより、ユーザが電話機105a〜105eのどれ
か一台をオフフックすると、前述したようにオープンサ
ーキット検出回路108とCPU103によりどの電話
機がオフフックされたかが識別され、これに基づき、発
信時と同様に、L1/L2セレクタ109は、オフフッ
クされた電話機との選択接続を実行する。これにより、
高価なSLIC110を1個のみ使用しただけで5台の
電話機105a〜105eを個別選択接続できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の電話機のうちのどの電話機がオフフック状態とな
ったかをオープンサーキット検出回路により検出し、そ
の検出結果に基づき中央処理装置に割込みをかけ、2ワ
イヤセレクタによりオフフックした電話機とインタフェ
ース部とを選択接続させるようにしたため、複数の2ワ
イヤ変換LSIなどを使用しなくても、単一のインタフ
ェース部により複数の電話機の選択使用ができ、また、
SLICと呼ばれるインタフェース部は一つのみでよい
ので、通話の処理で使用されるPCM(エンコーダ/デ
コーダ)は一つで済み、PHSのプロトコルを使用する
パートのハード部も一つで済み、複数の電話機をそれに
対応した数のSLICを用いる構成の装置に比べて大幅
なコストダウンが図れる。
【0036】また、本発明によれば、複数の電話機の個
別のオンフック/オフフック状態や、オープンサーキッ
ト状態の検出結果をオープンサーキット検出回路内のレ
ジスタで保持させ、そのレジスタを中央処理装置のメモ
リ空間の一部に割り当てるようにしたため、特有な制御
をせず、既知の技術を用いてデータアクセスができ、プ
ログラムの動作効率向上にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシステム構成図であ
る。
【図2】図1に示されているカスタムLSIの一実施の
形態の構成図である。
【図3】カスタムLSIでマッピングされる専用レジス
タの説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態の制御フローチャートで
ある。
【図5】図4中の割込み取得のフローチャートである。
【図6】図4中の割込み処理のフローチャートである。
【図7】本発明の動作説明用の波形図である。
【図8】従来の一例のシステム構成図である。
【符号の説明】
100 ワイヤレスローカルループ用システム端末 101 無線部 102 PHSプロトコルデコード/エンコード 103 中央処理装置(CPU) 104 カスタムLSI 105a、105b、105c、105d、105e
電話機 108 オープンサーキット検出回路 109 L1/L2セレクタ 110 SLIC 111 インピーダンス整合器 112 サービストーン発生器 113 PCM(エンコード/デコード)・音声バス設
定部 114 ミキサ 115 割込コントローラ 116 バスインタフェース 117 バス 118 コントロールライン 119 制御線 120 接続線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話機に接続されると共に、ワイ
    ヤレスローカルループ用基地局と無線回線で接続される
    ワイヤレスローカルループ用システム端末において、 前記複数の電話機との間のオープンサーキット状態及び
    オンフック/オフフック状態を個別に検出し、その検出
    状態を保持するレジスタを備えたオープンサーキット検
    出回路と、 前記無線回線に接続される無線部と、 前記無線部への送信音声信号をエンコードし、前記無線
    部からの受信音声信号をデコードするエンコード/デコ
    ード部と、 前記複数の電話機と前記エンコード/デコード部との間
    のインタフェースを行う単一のインタフェース部と、 前記複数の電話機のうち一台の電話機を前記単一のイン
    タフェース部に選択接続させる2ワイヤセレクタと、 前記2ワイヤセレクタを制御する中央処理装置と、 前記オープンサーキット検出回路の検出状態に基づい
    て、前記中央処理装置に対して割込みをかける割込みコ
    ントローラとを有することを特徴とするワイヤレスロー
    カルループ用システム端末。
  2. 【請求項2】 前記オープンサーキット検出回路は、前
    記複数の電話機に対して個別にオンフック/オフフック
    状態検出のチャタリング吸収時間を設定する複数の第1
    のレジスタと、検出した前記複数の電話機との間のオー
    プンサーキット状態かクローズ状態かを保持する第2の
    レジスタと、検出したオンフック/オフフック状態を複
    数の電話機に個別に保持する第3のレジスタと、割込み
    許可か禁止かを設定する第4のレジスタとを少なくとも
    有し、前記中央処理装置は、前記第1乃至第4のレジス
    タをメモリ空間に割り当てられていることを特徴とする
    請求項1記載のワイヤレスローカルループ用システム端
    末。
  3. 【請求項3】 前記2ワイヤセレクタは、着信時は前記
    複数の電話機に対して同時にリンガー音を鳴動させるよ
    うに接続し、前記複数の電話機のうちの一台の電話機が
    オフフックされたときは、前記中央処理装置の制御の下
    に当該オフフックされた電話機にのみ前記単一のインタ
    フェース部に選択接続することを特徴とする請求項1記
    載のワイヤレスローカルループ用システム端末。
  4. 【請求項4】 前記オープンサーキット検出回路と、2
    ワイヤセレクタと、インタフェース部と、前記割込みコ
    ントローラとは、一つの大規模集積化回路に集積化され
    ていることを特徴とする請求項1記載のワイヤレスロー
    カルループ用システム端末。
  5. 【請求項5】 前記中央処理装置は、前記オープンサー
    キット検出回路内の第1のレジスタに設定された前記チ
    ャタリング吸収時間以上、オープンサーキット状態であ
    るときにオフフックと判定し、前記第2のレジスタの値
    が第1のタイマ時間クローズ状態を示しているときはダ
    イヤリングパルスと判定し、該第1のタイマ時間よりも
    長い第2のタイマ時間クローズ状態を保持しているとき
    はフッキング状態と判定し、該2のタイマ時間よりも長
    い第3のタイマ時間クローズ状態を示しているときはオ
    ンフック状態と判定することを特徴とする請求項2記載
    のワイヤレスローカルループ用システム端末。
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