JPH09130499A - 端末アダプタ内蔵型通信装置 - Google Patents

端末アダプタ内蔵型通信装置

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JPH09130499A
JPH09130499A JP7280998A JP28099895A JPH09130499A JP H09130499 A JPH09130499 A JP H09130499A JP 7280998 A JP7280998 A JP 7280998A JP 28099895 A JP28099895 A JP 28099895A JP H09130499 A JPH09130499 A JP H09130499A
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dial
terminal
unit
signal
hook
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JP7280998A
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Mitsuhiko Takeda
光彦 竹田
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アナログ回線用端末をISDN回線網へ接続
可能とする端末アダプタ内蔵型通信装置において、ダイ
ヤル信号によってシステムの操作及び制御を行う。 【解決手段】 アナログ回線用端末2のオフフック状態
を加入者回路3により検出しサブシステムのサブ電源オ
ン及び初期設定11を行うサブ電源オン・サブシステム
初期設定手段と、アナログ回線用端末のダイヤル信号を
DTMF検出部5により検出しサブシステムの操作・制
御を行うサブシステム操作・制御手段と、アナログ回線
用端末のオンフック状態を加入者回路により検出しサブ
システムの終了処理及びサブ電源オフを行うサブシステ
ム終了・サブ電源オフ手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN通信回線
網に接続される通信端末に係り、特に、従来から使われ
てきたアナログ電話を接続するための端末アダプタ機能
を内蔵した通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、一般公衆回線網としては、今まで
使われてきたアナログ回線網と、総合サービスデジタル
網(以下、「ISDN」と称する。)と呼ばれるデジタ
ル回線網とが混在する。このような状況で、エンドユー
ザーがアナログ及びディジタルの技術の相違を意識せず
に通信できるように、アナログ信号及びディジタル信号
の相互の通信乗り入れを行うことが回線網の方でサポー
トされている。しかし、一般的には、どちらかの回線網
との接続を行うには、アナログ回線網にはアナログ回線
用端末を、またISDN回線網にはISDN回線用端末
を接続する必要がある。更に、従来から使われてきたア
ナログ回線用端末を端末アダプタに接続し、この端末ア
ダプタにおいては、発着信動作を検出し、音声信号をデ
ジタル信号に変換・圧縮してISDN回線網に接続し、
従来通りの通信を可能するようにするものもある。つま
り上記の端末アダプタとは、アナログ回線とISDN回
線網の変換器として動作するものである。以下に上記の
従来例を詳細に説明する。
【0003】図9は、上記の従来例を説明するための全
体構成図及びその周辺の構成を示す。
【0004】図中、41は前述の端末アダプタを示す。
42はアナログ電話機、G3ファクシミリ等のアナログ
回線用端末である。端末アダプタ41は、詳細には以下
の要素から成る。43は2線−4線変換器等を含む加入
者回路、44はアナログ信号をデジタル信号に、或いは
デジタル信号をアナログ信号に変換・圧縮・伸長を行う
ための非線形A/D、D/Aコンバータを含むコーデッ
ク部、45はアナログ回線用端末42から出力される送
信信号からダイヤル時のダイヤル信号を検出するDTM
F検出部、46はISDN回線網に接続するための回線
インターフェイス部、48はアナログ回線用端末に発信
確認音を通知するためのコールプロブレストーン発生回
路、49は主にCPU(Centoral Proce
ssing Unit)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Acces
s Memory)を統合した1チップマイコンにより
構成される制御部である。次に、47はISDN回線網
である。なお、制御部49は、CPU、ROM、RAM
の個別のICチップを相互接続して構成してもよい。
【0005】図9に示されているように、端末アダプタ
41は、CPU等を具備する制御部49により統括制御
されている。制御部49のCPUは、制御部49のRO
Mに書き込まれたプログラムを実行し、また諸設定等の
一時的に記憶が必要な情報は制御部49のRAMに記憶
しつつ、加入者回路43、コーデック部44、回線イン
ターフェイス部46、DTMF検出部45、コールプロ
ブレストーン発生回路48を便宜に制御することによ
り、端末アダプタとして必要な各種の動作を行わせる。
以下にその動作の詳細を説明する。
【0006】まず、発信動作の場合、最初の動作とし
て、発信者は、アナログ回線用端末42の受話器を持ち
上げるか或いはオンフックボタンを押すことによりオフ
フック状態にする。制御部49は、加入者回路43にて
オフフック状態を検出し、回線インターフェイス部46
にてISDN回線網47に発信可能であるか否かを確認
し、可能であればコールプロブレストーン発生回路48
により出力される400Hzの発信音を受信信号として
アナログ回線用端末42に返す。発信者は、この発信音
により発信可能である状態を確認し、ダイヤルする。ダ
イヤル時に出力される送出信号即ちダイヤル信号にはダ
イヤルパルス方式のものとプッシュホン信号方式のもの
との2種類あるが、そのどちらかがアナログ回線用端末
42から出力される。加入者回路43では内部の図示し
ない2線−4線変換器により送信信号と受信信号とが分
離され、前記送出信号は送信信号として加入者回路43
から出力される。DTMF検出部45は、ダイヤルパル
ス方式とプッシュホン信号方式のどちらの送出信号にお
いても何がダイヤルされたかを検出し、ダイヤル識別信
号を出力する。制御部49は、ダイヤル識別信号を認識
するとともに、回線インターフェイス部46にISDN
回線網47への発信動作を行うため制御信号を与え、I
SDN回線網47への発信動作を行う。その後、制御部
49は、回線インターフェイス部46にて通常のプロト
コル制御により通話可能状態までの制御を行う。通話可
能状態において、アナログ回線用端末42から送出され
る音声は、加入者回路43を経て、コーデック部44へ
と送られる。コーデック部44では、アナログの音声
は、内部の図示しない非線形A/Dコンバータによりデ
ジタル信号に変換され、回線インターフェイス部46を
経てISDN回線網47へ送出されて、送話可能とされ
る。反対にISDN回線網47から受信される音声のデ
ジタル信号は、回線インターフェイス部46を経て、コ
ーデック部44にて内部の図示しない非線形D/Aコン
バータによりアナログの音声に変換され、加入者回路4
3を経てアナログ回線用端末42へ送出されて、受話可
能とされる。
【0007】他方、受信動作の場合は、回線インターフ
ェイス部46にてISDN回線網47からの着信信号が
検出されると、制御部49は、現在通話状態でないこと
を確認し、着信におけるプロトコル制御を行う。そのと
き制御部49は、加入者回路43内の図示しないリンガ
ー信号発生回路によりリンガー(着信信号)をアナログ
回線用端末42に送出するよう制御する。通話者は、そ
の音により着信があることを認識し、アナログ回線用端
末42の受話器を持ち上げるか或いはオンフックボタン
を押すことによりオフフック状態にする。制御部49
は、加入者回路43にてオフフック状態を検出し、回線
インターフェイス部46にて通話可能状態にする。通話
可能状態においては、コーデック部44、加入者回路4
3、アナログ回線用端末42は、前述の送信動作時の通
話可能状態と同様な動作が行われ、通話・受話可能とさ
れる。
【0008】このような端末アダプタは、本来の目的で
あるアナログ回線用端末によるISDN回線網への回線
接続及び通話を行うためだけに用いられていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ISDN回
線用端末において、アナログ回線用端末を接続すること
により、ISDN回線網への回線接続、通話を可能とす
るだけではなく、アナログ回線用端末より得られるダイ
ヤル信号による操作情報にて各種の操作及び制御を行う
ことを目的としている。
【0010】また、操作及び制御を行うときに、操作情
報に対する確認、及び保留音の送信を行うことを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明では、アナログ回線用端末を接続し、接
続された該端末にてISDN回線網への通信を可能とす
る端末アダプタ内蔵型通信装置において、アナログ回線
用端末を接続し送信信号と受信信号をやりとりできるよ
うにする加入者回路と、加入者回路より得られるオフフ
ック認識信号よりサブシステム部のサブ電源をオン/オ
フ可能なサブ電源制御部と、アナログ回線用端末により
ダイヤルされたときに送信されるダイヤル信号を検出し
ダイヤル識別信号を出力するDTMF検出部と、送信信
号・受信信号をデジタル信号に変換・圧縮するコーデッ
ク部と、ISDN回線網に接続するための回線インター
フェイス部と、CPU,ROM,RAMを具備する制御
部と、表示部を含み、該アナログ回線用端末のオフフッ
ク状態を該加入者回路により検出しシステムの電源オン
及び初期設定を行うサブ電源オン・サブシステム初期設
定手段と、該アナログ回線用端末のダイヤル信号を該D
TMF検出部により検出しサブシステムの操作・制御を
行うサブシステム操作・制御手段と、該アナログ回線用
端末のオンフック状態を該加入者回路により検出しサブ
システムの終了処理及び電源オフを行うサブシステム終
了・サブ電源オフ手段とを備える。
【0012】更に、本発明は、DTMF検出部より得ら
れるダイヤル識別信号に併せたダイヤル確認音声をアナ
ログ回線用端末の受信信号として切替出力可能なダイヤ
ル確認音声部と受信信号切替部を備える。
【0013】また更に、本発明は、サブシステム操作・
制御手段にてサブシステムの操作・制御が行われている
期間に、保留音をISDN回線網への送信信号として切
替出力可能な保留音出力部と送信信号切替部を備える。
【0014】
【作用】上記加入者回路とDTMF検出部によるシステ
ム操作・制御手段を備えることにより、アナログ回線用
端末より得られる各操作情報を加入者回路とDTMF検
出部により検出し、得られた識別信号がサブシステム部
に取り込まれ、操作及び制御するためサブシステム制御
を行うことが可能となる。
【0015】また、ダイヤル確認音声部と受信信号切替
部を備えることにより、DTMF検出部より得られるダ
イヤル信号識別信号に併せたダイヤル確認音声をアナロ
グ回線用端末の受信信号として切替出力可能となる。こ
れによりアナログ回線用端末にて操作時の確認音として
聞くことができる。
【0016】さらにまた、保留音出力部と送信信号切替
部を備えることにより、サブシステム操作・制御手段に
てサブシステムの操作・制御が行われている期間に、保
留音をISDN回線網への送信信号として切替出力可能
となり、これによりアナログ回線用端末にて操作時に発
生するダイヤル信号を相手側端末に送信することなく、
代わりに保留音を送信可能となる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例である端末アダ
プタ内蔵型通信装置及びその周辺の構成を示すブロック
図である。
【0018】図中、1は上記の端末アダプタ内蔵型通信
装置である。2はアナログ電話機やG3ファクシミリな
どのアナログ回線用端末である。端末アダプタ内蔵型通
信装置1は、詳細には次の要素から成る。3は2線−4
線変換器等を含む加入者回路、4はアナログ信号をデジ
タル信号に、或いはデジタル信号をアナログ信号に変換
・圧縮・伸長を行うための非線形A/D、D/Aコンバ
ータを含むコーデック部、5はアナログ回線用端末2か
ら出力されるダイヤル信号を検出するDTMF検出部、
6はISDN回線網に接続するための回線インターフェ
イス部、8はアナログ回線用端末に発信音を通知するた
めのコールプロブレストーン発生回路、9は主にCP
U、ROM、RAMを統合した1チップマイコンにより
構成される制御部、10は本体内に内蔵された表示装
置、11は制御部9、表示部10の電源制御を行うサブ
電源制御部である。次に、7はISDN回線網である。
以上の要素はあいまって一つのシステムを構成してい
る。なお、制御部9は、CPU、ROM、RAMの個別
のICチップを相互接続して構成してもよい。また、表
示装置10は、外部に接続した外部モニタとして、文
字、画像等を表示してもよい。
【0019】ここで図1には図示していないが、この端
末アダプタ内蔵型通信装置1は、本来的にISDN回線
用通信装置として機能するためのG4ファクシミリ装
置、テレビ電話、テレビ会議の端末装置、画像受信装置
(ビデオ・オン・デマンド装置)等の1つ又はそれ以上
を、以下でサブシステム部と称するものの一部として具
備することもできるが、制御部9はそのための制御をも
行い、表示部はそのための表示をも併せて行うことがで
きる。このサブシステム部は、そのシステム操作を行っ
ていないとき、又はアナログ回線用端末2が発信動作を
行なっていないとき或いは着信動作がないときには、通
電されない。
【0020】次に図1及び図2を用いて動作を説明す
る。
【0021】図1に示されているように、制御部9は制
御部9にあるROMに書き込まれたプログラムを実行
し、また諸設定等の一時的に記憶が必要な情報は制御部
9にあるRAMに記憶しつつ、加入者回路3、コーデッ
ク部4、回線インターフェイス部6、DTMF検出部
5、コールプロブレストーン発生回路8、サブ電源制御
部11、及び図示しない通信装置としての回路を適宜制
御することにより、端末アダプタ内蔵型通信装置として
必要な各種の動作をする。以下にその動作の詳細を説明
する。
【0022】まず、発信動作及びサブシステム操作の場
合であるが、最初の動作として、発信者は、アナログ回
線用端末2の受話器を持ち上げるか或いはオンフックボ
タンを押すことにより、オフフック状態にする(図2の
ステップa)。加入者回路3は、オフフック状態を検出
し、オフフック認識信号をサブ電源制御部11に出力す
る。なお、電源にはメイン電源とサブ電源があるが(図
示せず)、メイン電源は常時オンになっている。サブ電
源制御部11は、オフフック認識信号によりサブシステ
ム部である制御部9、表示部12、及び図示しない通信
装置としての回路のサブ電源をオンにする(図2のステ
ップb)。またこのとき、サブ電源制御部11は、オフ
フック認識信号によりサブ電源をONしたのか、或いは
後述する回線インターフェイス部6からの着信認識信号
によりサブ電源をONしたのかを、この点を記憶するサ
ブ電源制御部11内の図示しない内部レジスタに記憶す
る。制御部9は、サブ電源がオンになり通電されること
により動作を開始し、制御部9の内部にあるROMに書
き込まれた初期化プログラムを実行し、また諸設定等の
一時的に記憶が必要な情報は制御部9内部にあるRAM
に記憶しつつ、サブシステム全体の初期設定を行う(図
2のステップc)。続けて制御部9は、制御部9の内部
にあるROMに書き込まれたサブシステム操作のプログ
ラムを実行する(図2のステップd)。以下にサブシス
テム操作のプログラムの実行による動作を説明する。
【0023】制御部9は、図2のステップeにおいて、
オンフック/着信検出確認のステップを行い、前記サブ
電源制御部11の内部レジスタの情報に基づいて電源を
オンされたのがオフフック認識信号による検出か、着信
認識信号による検出かを確認する。ここではオフフック
検出によるものであったから、図2のステップfにおい
て、第1ダイヤル・フック検出のステップに制御を移
す。第1ダイヤル・フック検出のステップでは、制御部
9は、アナログ回線用端末2から得られる送出信号によ
りダイヤル認識を行う。送出信号はダイヤルパルス方式
と押しボタンダイヤル信号方式のどちらかの送出信号
(ダイヤルパルス方式の場合は、ループ電流を電話番号
数字に対応するだけ断続し、プッシュホン信号方式では
0〜9の数字、*、#の記号に対応する2周波の組合
せ)になるが、DTMF検出部5は、どちらの方式によ
るものでもダイヤルの識別を行う。また、既述のよう
に、加入者回路3は常にアナログ回線用端末2のフック
状態を検出している。そして、DTMF検出部5は、ダ
イヤル識別信号を、また加入者回路3はオフフック認識
信号を出力する。上述のように、制御部9はダイヤル識
別信号及びオフフック認識信号を認識し、一例として、
ダイヤル識別による数字“0”、数字“8”、又はフッ
ク認識によるオンフック状態を検出し、そのことを以て
以後の制御の態様を変える。
【0024】第1ダイヤル・フック検出のステップにお
いて数字“0”が検出された場合は、発信処理を行う
(図2のステップg)。制御部9は、回線インターフェ
イス部6にてISDN回線網7に発信可能であるか否か
を確認し、可能であればコールプロブレストーン発生回
路8により出力される400Hzの発信音を受信信号と
してアナログ回線用端末2に返す。発信者はこの発信音
により発信可能である状態を確認しダイヤルすること
で、制御部9は回線インターフェイス部6にISDN回
線網7への発信制御に合わせた制御信号を与え、ISD
N回線網7への発信動作を行う。その後、制御部9は、
回線インターフェイス部6にて通常のプロトコル制御に
より通話可能状態、即ちオンライン状態までの制御を行
う。オンライン状態(図2のステップh)において、ア
ナログ回線用端末2から送出される音声信号は、加入者
回路3を経て、コーデック部4へと送られる。コーデッ
ク部4では、アナログの音声信号は、内部の図示しない
非線形A/Dコンバータによりデジタル信号に変換さ
れ、回線インターフェイス部6を経てISDN回線網7
へ送出されて、送話可能とされる。反対にISDN回線
網7から受信される音声信号のデジタル信号は、インタ
ーフェイス部6を経て、コーデック部4にて内部の図示
しない非線形D/Aコンバータによりアナログの音声信
号に変換され、加入者回路3を経てアナログ回線用端末
2へ送出されて、受話可能とされる。この通話状態を保
ちながら、図2のステップiでは、制御部9は、第2の
ダイヤル・フック検出を行う。第2のダイヤル・フック
検出のステップでは第1のダイヤル・フック検出手段と
同様に制御部9はダイヤル識別信号、オフフック認識信
号、及び何も検出しない状態を認識する。
【0025】通常の発信動作の場合、通話中はダイヤル
されることなく第2のダイヤル・フック検出手段にてダ
イヤル検出はされない。よってここではフック検出のみ
が行われる。フック検出がされない場合、つまり通話中
は第2のダイヤル・フック検出手段にて何も検出されな
い場合であるが、この場合は、図2のステップkのオン
ライン検出のステップに制御を移す。ここでは、発信動
作によりオンラインのままシステム操作手段に移行した
のだからオンライン検出され(図2のステップkのYE
S側)、図に示すように図2のステップiの第2ダイヤ
ル・フック検出のステップに制御を戻し、図2のステッ
プiの第2ダイヤル・フック検出のステップにてオンフ
ック検出のステップにてオンフックが検出されない限
り、図2のステップi、kの第2ダイヤル・フック検
出、オンライン検出のステップを繰り返す。第2ダイヤ
ル・フック検出のステップにおいて、制御部9は、発信
者が通信が終わる際のオンフック動作により加入者回路
3から出力されるオンフック認識信号によって通話終了
を検出することを行っている、つまりオンフック検出を
行っている。オンフックが検出されると、終話処理のス
テップ(図2のステップo)に制御を移すことで終話処
理として必要な処理がなされる。この終話処理のステッ
プ以降は後で説明する。
【0026】また、第2ダイヤル・フック検出のステッ
プにおいてシステム操作制御に移行せしめるダイヤル信
号が検出された場合には、図2のステップjのシステム
操作に制御を移す。システム操作とは、一例として、制
御部9が第2ダイヤル・フック検出のステップにて得ら
れたダイヤル識別信号に応じて現在のシステム操作に対
応する制御を行い、次のシステム操作に対応する内容
(例えば、メニュー)を表示部10に表示する。上記制
御が終わると、図2のステップkのオンライン検出に制
御を移す。ここでは、発信動作によりオンラインのまま
システム操作手段に移行したのであるからオンライン検
出され(図2のステップkのYES側)、図に示すよう
に図2のステップiの第2ダイヤル・フック検出に制御
を戻し、図2のステップiの第2ダイヤル・フック検出
のステップにてオンフックが検出されない限り、図2の
ステップi,j,kの第2ダイヤル・フック検出、シス
テム操作、オンライン検出のステップを繰り返す。ま
た、図2のステップiの第2ダイヤル・フック検出のス
テップにおいてダイヤル及びオンフック検出の両者とも
検出されず、従って何も検出されない場合は、通常の発
信動作の場合と同様に、図2のステップkのオンライン
検出のステップに制御を移し、図2のステップi、kの
第2ダイヤル・フック検出、オンライン検出のステップ
を繰り返す。
【0027】第1ダイヤル・フック検出のステップfに
おいて数字“8”が検出された場合には、まず制御部9
は回線インターフェイス部にてISDN回線網7に着信
があるかを確認する(図2のステップl)。着信があっ
た場合(図2のステップlのYES側)は、図2のステ
ップmの着信処理のステップに制御を移すが、着信がな
い場合(図2のステップlのNO側)は、図2のステッ
プiの第2ダイヤル・フック検出のステップに制御を移
す。着信処理については、受信動作での動作説明にて述
べる。
【0028】着信検出がされずに第2ダイヤル・フック
検出のステップにおいてシステム操作制御に対応してい
るダイヤルが検出された場合、図2のステップjのシス
テム操作のステップに制御を移す。システム操作とは、
既述のように一例として、制御部9が第2ダイヤル・フ
ック検出のステップにて得られたダイヤル識別信号に応
じて現在のシステム操作に対応する制御を行い、次のシ
ステム操作に対応する内容(例えば、メニュー)を表示
部10等に表示する。上記制御が終わると、図2のステ
ップkのオンライン検出のステップに制御を移す。ここ
では、図2のステップfの第1のダイヤル・フック検出
のステップにおいてシステム操作制御に対応しているダ
イヤル(つまり数字“8”)が検出され、システム操作
制御を行っていたのだからオフライン状態であり、オン
ライン検出はされず(図2のステップkのNO側)、図
に示すように図2のステップlの着信検出手段に制御を
戻し、図2のステップlの着信検出のステップにて着信
が検出されるか、図2のステップiの第2のダイヤル・
フック検出のステップにてオンフックが検出されない限
り、図2のステップl,i,j,kの着信検出、第2ダ
イヤル・フック検出、システム操作、オンライン検出の
各ステップを繰返す。また、図2のステップiの第2ダ
イヤル・フック検出のステップにてダイヤル及びオンフ
ック検出の両者とも検出されず、従って何も検出されな
い場合は、通常の発信動作の場合と同様に、図2のステ
ップkのオンライン検出のステップに制御を移し、図2
のステップi、kの第2ダイヤル・フック検出、オンラ
イン検出のステップを繰り返す。
【0029】図2のステップfの第1ダイヤル・フック
検出若しくは図2のステップiの第2ダイヤル・フック
検出のステップにおいてオンフックが検出された場合、
図2のステップoのオンフック・終話処理のステップを
行う。仮に、図2のステップiの第2ダイヤル・フック
検出のステップにて発信動作或いは着信動作からシステ
ム操作のステップに移行するように対応しているダイヤ
ルが検出され、システム操作制御を行っていた場合はオ
ンライン状態のままであるから、発信動作、着信動作そ
れぞれをオフライン状態にするために必要な終話処理を
行い、次のn秒間オンフック検出のステップ(図2のス
テップp)に制御を移す。また、図2のステップfの第
1ダイヤル・フック検出のステップにてシステム操作制
御に対応しているダイヤル(つまり数字“8”)が検出
され、システム操作制御から図2のステップoのオンフ
ック・終話処理に移行した場合は、そのまま次のn秒間
オンフック検出のステップ(図2のステップp)に制御
を移す。n秒間オンフック検出のステップではオンフッ
クが検出されてからn秒(例えば、5秒間)以上を検出
し、検出された場合は(図2のステップpのYES
側)、次の図2のステップqに示すサブシステム終了手
段/サブ電源オフのステップに制御を移す。サブシステ
ム終了のステップとはサブシステム部が電源オフされる
前に必要な処理を行うステップのことで、サブ電源オフ
のステップとはサブシステム部のサブ電源をオフするス
テップのことである。逆にn秒以上検出されない場合
(図2のステップpのNO側)、つまりオンフック後直
ぐにオフフックの状態にアナログ回線用端末2にて操作
された場合は、図2のステップe後の通話可能状態に移
行し、再発信動作/再システム操作のステップへと制御
を初期状態に戻す。
【0030】前述のように、発信動作及びシステム操作
の場合は、図2のステップa、bにおいて、加入者回路
3がオフフック状態を検出し、サブ電源制御部11がサ
ブシステム部である制御部9、表示部12、及び図示し
ない通信装置としての回路の電源をオンしていた。しか
し、受信動作の場合は、ステップa、bにおいて、回線
インターフェイス部6からの着信認識信号により、サブ
電源制御部11は、サブシステム部の電源をオンする。
このとき発信動作及びシステム操作の場合と同じよう
に、電源制御部11は、後述する回線インターフェイス
部6からの着信認識信号によりサブ電源をONしたこと
をサブ電源制御部11の図示しない内部レジスタに記憶
する。次の図2のステップc〜eにおける制御において
も、同様にサブシステム初期設定、サブシステム操作起
動、及びオフフック/着信検出確認の各ステップが制御
されるが、図2のステップaのオフフック/着信検出確
認のステップにおいて、制御部9は、サブ電源制御部1
1の図示しない内部レジスタに記憶されている情報が着
信検出によるものと確認し、図2のステップmの着信処
理を行う。制御部9は、加入者回路3にてアナログ回線
用端末2が着信可能であるか否かを確認し、可能であれ
ば回線インターフェイス部6にて着信におけるプロトコ
ル制御を行い、加入者回路3内の図示しないリンガー信
号発生回路により、リンガーをアナログ回線用端末2に
送出するように制御する。通話者は、その音により着信
があることを認識し、アナログ回線用端末2の受話器を
持ち上げるか或いはオンフックボタンを押すことにより
オフフック状態にする。制御部9は、加入者回路3にて
オフフック状態を検出し、回線インターフェイス部6に
て通話可能状態にする。通話可能状態においては、発信
動作時の通話可能状態と同様な動作が行われ、送話・受
話可能となる。発信動作の時と同様にこの通話状態を保
ちながら、制御部9は、システム操作に制御を移す。そ
れより以後は、発信動作からシステム操作に移行したと
きの図2のステップi,j,kの第2のダイヤル・フッ
ク検出、システム操作、オンライン検出の各々動作のス
テップと同様に制御される。
【0031】図2のステップiの第2ダイヤル・フック
検出のステップにてオンフックが検出された場合、図2
のステップoのオンフック・終話処理にて着信動作から
オフライン状態にするために必要な終話処理を行い、次
のn秒間オンフック検出のステップ(図2のステップ
p)に制御を移す。それより以後は、発信動作及びシス
テム操作の場合にて説明した動作と同様に、図2のステ
ップp,qのn秒間オンフック検出、サブシステム終了
/サブ電源オフが制御される。
【0032】図3は、本発明の第2実施例である端末ア
ダプタ内蔵型通信装置及びその周辺の構成を示すブロッ
ク図である。
【0033】図中、21は第2実施例の端末アダプタ内
蔵型通信装置であり、以下第1の実施例の端末アダプタ
内蔵型通信装置及びその周辺の構成と異なる部分のみを
説明する。アナログ回線用端末2、加入者回路3、コー
デック部4、DTMF検出部5、回線インターフェイス
部6、ISDN回線網7、コールプロブレストーン発生
回路8、表示部10、サブ電源制御部11は第1実施例
で述べた構成・動作と同じである。
【0034】第2実施例の端末アダプタ内蔵型通信装置
の構成は、図に示すようにダイヤル確認音出力部22、
受信信号切替部23が追加された構成になっており、制
御部24の動作もそれに応じて異なっている。
【0035】次に本発明の第2実施例の動作を説明す
る。
【0036】第2実施例の端末アダプタ内蔵型通信装置
の全体的な動作は、第1実施例の場合と同じであり、発
信動作及びシステム操作に関する動作のみ変わる。図2
に示される図2のステップfの第1ダイヤル・フック検
出のステップと、図2のステップiの第2ダイヤル・フ
ック検出のステップが、図4に示される図4のステップ
rの第1ダイヤル・フック検出・ダイヤル確認音発生の
ステップと、図4のステップtの第2ダイヤル・フック
検出・ダイヤル確認音発生のステップに置き換わる。
【0037】以後図4を用いて説明する。第1実施例の
場合と同様に使用者は表示部10に表示される内容に沿
ってアナログ回線用端末2による発信動作やシステム操
作が行われる。DTMF検出部5は加入者回路3を経て
得られる送出信号によりダイヤル識別信号を出力する。
図4のステップrの第1ダイヤル・フック検出・ダイヤ
ル確認音発生と図4のステップtの第2ダイヤル・フッ
ク検出・ダイヤル確認音発生の各ステップでは、制御部
9は前記のダイヤル識別信号にあわせたダイヤル確認音
の圧縮デジタル信号を内部或いは図示しない記憶装置か
ら出力するように制御する。ダイヤル確認音とは、例え
ば数字“1”が押されたときは、「イチ」又は「イチが
押されました」という音声である。
【0038】また別例を図5を用いて説明する。図5は
システム操作における表示例である。表示される動作手
段は第1実施例にて説明した通りで、制御部9は前記ダ
イヤル識別信号に応じて、表示部10又は図示しない通
信装置として機能するための回路及び手段に対し、シス
テム操作に必要な制御を行う。
【0039】図5の登録メニューにおいて、コマンド
「1.日付・時刻の設定」は、システムが使用する日
付、時刻を設定する。コマンド「2.予約発信の登録」
は、予約発信の電話番号と発信時刻を設定する。コマン
ド「3.短縮ダイヤルの登録」は、登録する短縮番号と
電話番号を設定する。コマンド「4.着信アドレスの登
録」は、1つの回線上に複数の電話機を接続していると
きに、着信する電話機の選択を設定する。コマンド
「5.サブ・アドレスの登録」は、1つの回線に接続し
た複数のサブアドレスを設定する。コマンド「*.終
了」は、メニューの終了を設定する。
【0040】図5のように表示されている状態におい
て、図のように各コマンドの頭文字“1”〜“5”,
“*”を選択することが可能になっている。このとき例
えば数字“1”が押されたときは、「日付・時刻の設定
が選択されました」という音声を出力し、また記号
“*”が押されたときは、「初期設定・登録メニューを
終了します」という音声デジタル信号を出力する。
【0041】また、音声が出力されるタイミングは、ア
ナログ専用端末2において発生されるダイヤル信号が無
くなってから出力されるように、図示しない遅延回路に
よりある一定の遅延を持たせて出力されるものとする。
【0042】上記のようにダイヤル確認音出力部22か
ら出力された音声の圧縮デジタル信号は受信信号切替部
23に送られる。通常の状態においては23a側に切り
替えられており、上記動作によりダイヤル信号が無くな
って、音声の圧縮デジタル信号がダイヤル確認音出力部
22から出力されている期間のみ23b側に切り替えら
れる。これにより、通話状態による受信される音声デジ
タル信号は通常通りコーデック部4にて内部の図示しな
い非線形D/Aコンバータによりアナログの音声又はデ
ータ信号に変換し、加入者回路3を経てアナログ回線用
端末2へ送出されることで受話可能となり、またアナロ
グ専用端末2にて発生されるダイヤル信号の後に、ダイ
ヤルの確認音を受話可能となる。
【0043】図6は、本発明の第3実施例である端末ア
ダプタ内蔵型通信装置及びその周辺の構成を示すブロッ
ク図である。
【0044】図中、31は第3実施例の端末アダプタ内
蔵型通信装置であり、以下第1実施例の端末アダプタ内
蔵型通信装置及びその周辺の構成と異なる部分のみを説
明し、アナログ回線用端末2、加入者回路3、コーデッ
ク部4、DTMF検出部5、回線インターフェイス部
6、ISDN回線網7、コールプロブレストーン発生回
路8、表示部10、サブ電源制御部11は第1の実施例
で述べた構成・動作とほぼ同じである。
【0045】第3実施例の端末アダプタ内蔵型通信装置
の構成は、図に示すように保留音出力部32、送信信号
切替部33が追加された構成になっており、制御部34
の動作もそれに応じて異なっている。
【0046】次に図7、8を用いてその動作を説明す
る。
【0047】第3実施例の端末アダプタ内蔵型通信装置
の全体的な動作は、第1実施例の場合と同じであり、シ
ステム操作に関する動作のみ変わる。図7のステップi
の第2ダイヤル・フック検出のステップにおいて、オン
フックであれば、図7のステップvのシステム操作中の
ステップに移行する。ここで、システム操作中でなけれ
ば、オンフック・終話処理のステップoに進む。システ
ム操作中であれば、図7のステップwの保留音停止のス
テップ、図7のステップxのシステム操作終了処理のス
テップに進み、更に図7のステップoのオンフック・終
話処理のステップに進む。さて、図7のステップiの第
2ダイヤル・フック検出のステップにおいて、ダイヤル
操作を検出すると、図7のステップuのシステム操作・
保留音出力停止のステップに進む。このシステム操作・
保留音出力停止のステップの詳細を図8に示す。図8に
おいて、まず、ステップu1 において、ダイヤルがシス
テム処理終了に対応していないとする。そのときは図8
のステップu2 の現在システム操作中であるか否かを判
断するステップに進む。現在システム操作中でなけれ
ば、図8のステップu3 の保留音出力のステップ、ステ
ップu4 のシステム操作のステップを経て、図7のステ
ップkのオンライン検出のステップに進む。図8のステ
ップu2 の現在システム操作中か否かの判断において、
現在システム操作中でなければ、図8のステップu3
保留音出力のステップを経て、システム操作のステップ
4 に至る。現在システム操作中(例えば、静止画像の
メモリからの読出し中)であれば、図8のシステム操作
のステップu4 に至る。保留音出力における保留音と
は、例えばメロディーであったり、「もうしばらくお待
ち下さい」という音声である。
【0048】上記のように保留音出力部32から出力さ
れた音声の圧縮デジタル信号は送信信号切替部33に送
られる。通常の状態においては33a側に切り替えられ
ており、上記動作により音声の圧縮デジタル信号が保留
音出力部32から出力されている期間のみ33b側に切
り替えられる。これにより、通話状態による加入者回路
3を経てコーデック部4にて内部の図示しない非線形A
/Dコンバータによりデジタルの音声又はデータ信号に
変換された送信音声デジタル信号は通常通り回線インタ
ーフェイス6を経てISDN回線網7へ送出されること
で送信可能となり、アナログ専用端末2からダイヤル信
号が発生している期間、或いはシステム操作に関する制
御が行われている期間について、保留音のデジタル信号
を上記のように送信可能となる。
【0049】また、音声が出力されるタイミングは、ア
ナログ専用端末2にて発生されるダイヤル信号が認識さ
れた直後から出力されるようにし、ある一定期間ダイヤ
ル認識が行われないときは通常の送信音声デジタル信号
がISDN回線網7へ送出されるように33a側に切り
替えられる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、アナログ回線用端末に
よるシステムの操作及び制御が可能となるため、システ
ム本体に新たなキー操作部を設ける必要がなく、端末ア
ダプタ内蔵型通信装置の操作手段を使わずに、従来から
ある使い慣れた電話機等によるシステムの操作及び制御
が可能となる。
【0051】また、アナログ回線用端末にて操作時の確
認音として聞くことが可能となるため、アナログ回線用
端末によるダイヤル時正確なダイヤル操作が可能とな
る。加えてシステム操作に対応した音声ガイダンスを聞
くことが可能となるため、視聴覚性に優れたメニュー操
作が可能となる。
【0052】さらにまた、アナログ回線用端末にて操作
時に発生するダイヤル信号を相手側端末に送信すること
なく、代わりに保留音を送信可能となるため、受信側話
者に通話に関係ない不快な音を送信しなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための端末ア
ダプタ内蔵型通信装置の全体構成図及び周辺の構成を示
すブロック図である。
【図2】第1の実施例の端末アダプタ内蔵型通信装置の
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図3】本発明の第2の実施例を説明するための端末ア
ダプタ内蔵型通信装置の全体構成図及び周辺の構成を示
すブロック図である。
【図4】第2の実施例の端末アダプタ内蔵型通信装置の
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図5】第2の実施例中におけるシステム操作動作中の
表示例である。
【図6】本発明の第3の実施例を説明するための端末ア
ダプタ内蔵型通信装置の全体構成図及び周辺の構成を示
すブロック図である。
【図7】第3の実施例の端末アダプタ内蔵型通信装置の
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図8】図7のフローチャート図の一部詳細図である。
【図9】従来の端末アダプタ内蔵型通信装置の全体構成
図及び周辺の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 端末アダプタ内蔵型通信装置 2、42 アナログ回線用端末 3、43 加入者回路 4、44 コーデック部 5、45 DTMF検出部 6、46 回線インターフェイス部 7、47 ISDN回線網 8、48 コールプロブレストーン発生回路 9、24、34、49 制御部 10 表示部 11 サブ電源制御部 21 別の端末アダプタ内蔵型通信装置 22 ダイヤル確認音出力部 23 受信信号切替部 31 更に別の端末アダプタ内蔵型通信装置 32 保留音出力部 33 送信信号切替部 41 従来例の端末アダプタ本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ回線用端末を接続し、接続され
    た該端末にてISDN回線網への通信を可能とする端末
    アダプタ内蔵型通信装置において、 アナログ回線用端末を接続し送信信号と受信信号をやり
    とりできるようにする加入者回路と、加入者回路より得
    られるオフフック認識信号よりサブシステム部のサブ電
    源をオン/オフ可能なサブ電源制御部と、アナログ回線
    用端末によりダイヤルされたときに送信されるダイヤル
    信号を検出しダイヤル識別信号を出力するDTMF検出
    部と、送信信号・受信信号をデジタル信号に変換・圧縮
    するコーデック部と、ISDN回線網に接続するための
    回線インターフェイス部と、CPU,ROM,RAMを
    具備する制御部と、表示部とを含み、 該アナログ回線用端末のオフフック状態を該加入者回路
    により検出しサブシステムの電源オン及び初期設定を行
    うサブ電源オン・サブシステム初期設定手段と、 該アナログ回線用端末のダイヤル信号を該DTMF検出
    部により検出しサブシステムの操作・制御を行うサブシ
    ステム操作・制御手段と、 該アナログ回線用端末のオンフック状態を該加入者回路
    により検出しサブシステムの終了処理及びサブ電源オフ
    を行う手段とを備えることを特徴とする端末アダプタ内
    蔵型通信装置。
  2. 【請求項2】 DTMF検出部より得られるダイヤル識
    別信号にあわせたダイヤル確認音声をアナログ回線用端
    末の受信信号として切替出力可能なダイヤル確認音声部
    と受信信号切替部を備えることを特徴とする請求項1に
    記載の端末アダプタ内蔵型通信装置。
  3. 【請求項3】 サブシステム操作・制御手段にてサブシ
    ステムの操作・制御が行われている期間に、保留音をI
    SDM回線網への送信信号として切替出力可能な保留音
    出力部と送信信号切替部を備えることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の端末アダプタ内蔵型通信装置。
JP7280998A 1995-10-27 1995-10-27 端末アダプタ内蔵型通信装置 Pending JPH09130499A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354663A (ja) * 2004-04-28 2005-12-22 Hitachi Communication Technologies Ltd Tv電話アダプタ
WO2006137452A1 (ja) * 2005-06-22 2006-12-28 Adc Technology Inc. 電話アダプタ

Cited By (3)

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JP4646657B2 (ja) * 2004-04-28 2011-03-09 株式会社日立製作所 Tv電話アダプタ
WO2006137452A1 (ja) * 2005-06-22 2006-12-28 Adc Technology Inc. 電話アダプタ

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