JP2816031B2 - ガイドレールの取付装置 - Google Patents
ガイドレールの取付装置Info
- Publication number
- JP2816031B2 JP2816031B2 JP3084094A JP8409491A JP2816031B2 JP 2816031 B2 JP2816031 B2 JP 2816031B2 JP 3084094 A JP3084094 A JP 3084094A JP 8409491 A JP8409491 A JP 8409491A JP 2816031 B2 JP2816031 B2 JP 2816031B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- tapered
- fixed
- mounting bracket
- block body
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、高層建屋の昇
降路に垂直に立設されるエレベータにおけるガイドレー
ルの取付装置に関する。
降路に垂直に立設されるエレベータにおけるガイドレー
ルの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータにおける乗りかごの
乗り心地の良い条件としては、ガイドレールと乗りかご
との構成によって決められている。
乗り心地の良い条件としては、ガイドレールと乗りかご
との構成によって決められている。
【0003】既に提案されているこの種のエレベータ
は、図4乃至図6に示されるように構成されている。
は、図4乃至図6に示されるように構成されている。
【0004】即ち、図4乃至図6図において、例えば、
高層建屋における昇降路1の側壁には、一定の長さ(通
常は約5m程度の長さのもの)の各ガイドレール2が垂
直に立設されており、上記高層建屋の上部には、機械室
3が設けられている。又、この機械室3には、巻取ドラ
ム4aを備えた巻取機4が設けられており、この巻取機
4の巻取ドラム4aには、吊りロープ5が巻装されてい
る。さらに、この吊りロープ5の一端部には、乗りかご
6が上記ガイドレール2へ沿って昇降するように連結さ
れており、この吊りロープ5の他端部には、重錘7がそ
らせシーブ8を介して上記他のガイドレール2へ沿って
昇降するように連結されている。
高層建屋における昇降路1の側壁には、一定の長さ(通
常は約5m程度の長さのもの)の各ガイドレール2が垂
直に立設されており、上記高層建屋の上部には、機械室
3が設けられている。又、この機械室3には、巻取ドラ
ム4aを備えた巻取機4が設けられており、この巻取機
4の巻取ドラム4aには、吊りロープ5が巻装されてい
る。さらに、この吊りロープ5の一端部には、乗りかご
6が上記ガイドレール2へ沿って昇降するように連結さ
れており、この吊りロープ5の他端部には、重錘7がそ
らせシーブ8を介して上記他のガイドレール2へ沿って
昇降するように連結されている。
【0005】従って、上述したエレベータは、上記巻取
機4を駆動することにより、この巻取機4の巻取ドラム
4aに巻装された上記吊りロープ5を介して上記乗りか
ご6と重錘7を交互に上記各ガイドレール2へ沿って昇
降して所望の各階床へ着床するようになっている。
機4を駆動することにより、この巻取機4の巻取ドラム
4aに巻装された上記吊りロープ5を介して上記乗りか
ご6と重錘7を交互に上記各ガイドレール2へ沿って昇
降して所望の各階床へ着床するようになっている。
【0006】他方、エレベータにおける一定の長さ(通
常は約5m程度の長さのもの)のガイドレールの取付装
置は、図5及び図6図に示されるように構成されてい
る。
常は約5m程度の長さのもの)のガイドレールの取付装
置は、図5及び図6図に示されるように構成されてい
る。
【0007】即ち、図5及び図6において、上記各ガイ
ドレール2の下ガイドレール2aの上部には、凸条部9
が水平に形成されており、この下ガイドレール2aに連
結される他の上ガイドレール2bの下端部には、凹溝部
10が上記凸条部9へ嵌合するように形成されている。
又、上記下ガイドレール2aと上ガイドレール2bの両
側部には、各一対のブラケット11が昇降路ファスナー
12と一体の建屋ビーム13にそれぞれ設けられてお
り、この各ブラケット11の一部には、各レールクリッ
プ14が上記ガイドレール2の両側を挾持して各取付ボ
ルト15で固着されている。
ドレール2の下ガイドレール2aの上部には、凸条部9
が水平に形成されており、この下ガイドレール2aに連
結される他の上ガイドレール2bの下端部には、凹溝部
10が上記凸条部9へ嵌合するように形成されている。
又、上記下ガイドレール2aと上ガイドレール2bの両
側部には、各一対のブラケット11が昇降路ファスナー
12と一体の建屋ビーム13にそれぞれ設けられてお
り、この各ブラケット11の一部には、各レールクリッ
プ14が上記ガイドレール2の両側を挾持して各取付ボ
ルト15で固着されている。
【0008】従って、上記ガイドレールの取付装置は、
上記下ガイドレール2aの上記凸条部9を上記上ガイド
レール2bの上記凹溝部10に嵌合し、上記ガイドレー
ル2の仮立設後、芯出し調整作業時、芯出しの基準とし
て使用される重錘付ピアノ線の位置に合わせて修正した
後、上記下ガイドレール2aと上ガイドレール2bの両
側部を上記各レールクリップ14と各取付ボルト15で
取付けられている。
上記下ガイドレール2aの上記凸条部9を上記上ガイド
レール2bの上記凹溝部10に嵌合し、上記ガイドレー
ル2の仮立設後、芯出し調整作業時、芯出しの基準とし
て使用される重錘付ピアノ線の位置に合わせて修正した
後、上記下ガイドレール2aと上ガイドレール2bの両
側部を上記各レールクリップ14と各取付ボルト15で
取付けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たエレベータにおけるガイドレールの取付装置は、ガイ
ドレールの組立て取付時、上記ブラケット11に各レー
ルクリップ14を各取付ボルト15で仮固定しているだ
けあるため、上記下ガイドレール2aには、上ガイドレ
ール2bの全荷重が全て加わることになるから、ガイド
レールの仮立設後の芯出し調整作業時、芯出しの基準と
して使用される重錘付ピアノ線の位置に合わせて修正す
るので、各ガイドレールを動かそうとしても、簡単には
動かすことが困難であり、芯出し作業が非常に難しくな
るばかりでなく、芯出し調整作業中に各ガイドレール2
a、2bの継ぎ目に無理な荷重が加わり、これに起因し
て、各ガイドレール2a、2bが“く”字状に折れ曲
り、これを修正して元に戻すことは困難であり、さら
に、垂直に下から芯出し調整しながら接続して固定して
いくため、上記下ガイドレールb1 と上ガイドレールb
2 との芯出し作業に伴う微調整が非常に難しく、昇降工
程が高くなればなるほど、継ぎ目箇所が多くなり、取付
作業に多大な時間と労力を費すと共に、作業者の高所で
の安全性に問題がある。
たエレベータにおけるガイドレールの取付装置は、ガイ
ドレールの組立て取付時、上記ブラケット11に各レー
ルクリップ14を各取付ボルト15で仮固定しているだ
けあるため、上記下ガイドレール2aには、上ガイドレ
ール2bの全荷重が全て加わることになるから、ガイド
レールの仮立設後の芯出し調整作業時、芯出しの基準と
して使用される重錘付ピアノ線の位置に合わせて修正す
るので、各ガイドレールを動かそうとしても、簡単には
動かすことが困難であり、芯出し作業が非常に難しくな
るばかりでなく、芯出し調整作業中に各ガイドレール2
a、2bの継ぎ目に無理な荷重が加わり、これに起因し
て、各ガイドレール2a、2bが“く”字状に折れ曲
り、これを修正して元に戻すことは困難であり、さら
に、垂直に下から芯出し調整しながら接続して固定して
いくため、上記下ガイドレールb1 と上ガイドレールb
2 との芯出し作業に伴う微調整が非常に難しく、昇降工
程が高くなればなるほど、継ぎ目箇所が多くなり、取付
作業に多大な時間と労力を費すと共に、作業者の高所で
の安全性に問題がある。
【0010】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、各ガイドレールの荷重を各ガイドレール
を支承する各取付ブラケットにそれぞれ加えるように
し、ガイドレールの仮立設後、簡単にガイドレールを動
して芯出し調整できるようにして組立ての能率化を図り
ながら、取付作業の時間と労力を低減して安全に組立て
するようにしたガイドレールの取付装置を提供すること
を目的とする。
ものであって、各ガイドレールの荷重を各ガイドレール
を支承する各取付ブラケットにそれぞれ加えるように
し、ガイドレールの仮立設後、簡単にガイドレールを動
して芯出し調整できるようにして組立ての能率化を図り
ながら、取付作業の時間と労力を低減して安全に組立て
するようにしたガイドレールの取付装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、昇降路の側壁
に垂直に立設されたエレベータにおけるガイドレールに
おいて、上記昇降路の側壁に建屋ビームを設け、この建
屋ビームに取付ブラケットを固定し、この取付ブラケッ
トの垂直部にテーパー付き支承体を上記ガイドレールの
裏面へ向合うように固着し、このテーパー付き支承体の
端面にテーパー部を下方へ傾斜して形成し、このテーパ
ー部の傍らの上記ガイドレールの裏面にテーパーブロッ
ク体を上記テーパー部へ当接すると共に固着し、上記取
付ブラケットに調整螺杆を上記テーパーブロック体へ連
結して取付調整するように螺装したものである。
に垂直に立設されたエレベータにおけるガイドレールに
おいて、上記昇降路の側壁に建屋ビームを設け、この建
屋ビームに取付ブラケットを固定し、この取付ブラケッ
トの垂直部にテーパー付き支承体を上記ガイドレールの
裏面へ向合うように固着し、このテーパー付き支承体の
端面にテーパー部を下方へ傾斜して形成し、このテーパ
ー部の傍らの上記ガイドレールの裏面にテーパーブロッ
ク体を上記テーパー部へ当接すると共に固着し、上記取
付ブラケットに調整螺杆を上記テーパーブロック体へ連
結して取付調整するように螺装したものである。
【0012】
【作用】本発明は、昇降路の側壁にガイドレールを芯出
して垂直に組立てる時、上記昇降路の側壁に建屋ビーム
に取付ブラケットを固定し、予め、上記取付ブラケット
に固定されたテーパー付き支承体のテーパー部に上記ガ
イドレールの裏面に設けられるテーパーブロック体を高
摩擦の状態で滑らせて当接し、上記取付ブラケットに螺
装された調整螺杆で上記テーパーブロック体を保持し、
ガイドレールの仮立設後、芯出しの基準として使用され
る重錘付きピアノ線の位置に合わせて各ガイドレールの
芯出した後、上記ガイドレールの裏面に上記テーパーブ
ロック体を上記調整螺杆等で固定し、上記各ガイドレー
ルの荷重をそれぞれの各取付ブラケットに加えるように
し、簡単に上記各ガイドレールを動して芯出し調整して
取付の能率化を図りながら、取付作業の時間と労力を低
減して安全に組立てるようにしたものである。
して垂直に組立てる時、上記昇降路の側壁に建屋ビーム
に取付ブラケットを固定し、予め、上記取付ブラケット
に固定されたテーパー付き支承体のテーパー部に上記ガ
イドレールの裏面に設けられるテーパーブロック体を高
摩擦の状態で滑らせて当接し、上記取付ブラケットに螺
装された調整螺杆で上記テーパーブロック体を保持し、
ガイドレールの仮立設後、芯出しの基準として使用され
る重錘付きピアノ線の位置に合わせて各ガイドレールの
芯出した後、上記ガイドレールの裏面に上記テーパーブ
ロック体を上記調整螺杆等で固定し、上記各ガイドレー
ルの荷重をそれぞれの各取付ブラケットに加えるように
し、簡単に上記各ガイドレールを動して芯出し調整して
取付の能率化を図りながら、取付作業の時間と労力を低
減して安全に組立てるようにしたものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。
する。
【0014】なお、本発明は、上述した具体例と同一の
構成部材は、同じ符号を付して説明する。
構成部材は、同じ符号を付して説明する。
【0015】図1及び図2において、符号2は、高層建
屋における昇降路1の側壁に垂直に立設された一定の長
さ(通常は約5m程度の長さのもの)のガイドレールで
あって、このガイドレール2の下ガイドレール2aの上
端部には、図5に示されるように、凸条部9が水平に形
成されており、上記下ガイドレール2aに連結される他
の上ガイドレール2bの下端部には、凹溝部10が上記
凸条部9へ嵌合するように形成されている(図5参
照)。又、上記ガイドレール2の傍らの上記昇降路1の
側壁には、断面がH形をした建屋ビーム20が水平に設
けられており、この建屋ビーム20には、略階段状をな
す取付ブラケット21が溶接により固定されている。
又、この取付ブラケット21の垂直部21aには、テー
パー付き支承体22が上記ガイドレール2の裏面へ向合
うように溶接で固着されており、このテーパー付き支承
体22の端面には、図2に示されるように、アリ溝によ
るテーパー部22aが下方へ傾斜して形成されている。
さらに、このテーパー部22aの傍らの上記ガイドレー
ル2の裏面には、テーパーブロック体23がアリ溝によ
るそのテーパー面23aを上記テーパー部22aへ高摩
擦によって滑り当接すると共に、上記テーパーブロック
体23は上記ガイドレール2を引き通した固定ボルト2
4で固着されており、この固定ボルト24は上記ガイド
レール2の芯出し調整した後に緊締して固定される。さ
らに又、上記取付ブラケット21の上部21bには、締
付けナット25を備えた調整螺杆26が上記テーパーブ
ロック体23の上部に螺合して連結されており、この調
整螺杆26は上記テーパーブロック体23の取付位置の
調整した後、上記締付けナット25で締付けて固定する
ようになっている。
屋における昇降路1の側壁に垂直に立設された一定の長
さ(通常は約5m程度の長さのもの)のガイドレールで
あって、このガイドレール2の下ガイドレール2aの上
端部には、図5に示されるように、凸条部9が水平に形
成されており、上記下ガイドレール2aに連結される他
の上ガイドレール2bの下端部には、凹溝部10が上記
凸条部9へ嵌合するように形成されている(図5参
照)。又、上記ガイドレール2の傍らの上記昇降路1の
側壁には、断面がH形をした建屋ビーム20が水平に設
けられており、この建屋ビーム20には、略階段状をな
す取付ブラケット21が溶接により固定されている。
又、この取付ブラケット21の垂直部21aには、テー
パー付き支承体22が上記ガイドレール2の裏面へ向合
うように溶接で固着されており、このテーパー付き支承
体22の端面には、図2に示されるように、アリ溝によ
るテーパー部22aが下方へ傾斜して形成されている。
さらに、このテーパー部22aの傍らの上記ガイドレー
ル2の裏面には、テーパーブロック体23がアリ溝によ
るそのテーパー面23aを上記テーパー部22aへ高摩
擦によって滑り当接すると共に、上記テーパーブロック
体23は上記ガイドレール2を引き通した固定ボルト2
4で固着されており、この固定ボルト24は上記ガイド
レール2の芯出し調整した後に緊締して固定される。さ
らに又、上記取付ブラケット21の上部21bには、締
付けナット25を備えた調整螺杆26が上記テーパーブ
ロック体23の上部に螺合して連結されており、この調
整螺杆26は上記テーパーブロック体23の取付位置の
調整した後、上記締付けナット25で締付けて固定する
ようになっている。
【0016】従って、今、上記昇降路1の側壁にガイド
レール2を芯出して垂直に組立てる時、上記昇降路1の
側壁に建屋ビーム20に取付ブラケット21を固定し、
予め、上記取付ブラケット21の垂直部21aに固定さ
れたテーパー付き支承体22のテーパー部22aを上記
ガイドレール2の裏面に設けられるテーパーブロック体
23を上記テーパー部22aへ高摩擦によって滑り当接
し、上記取付ブラケット21に螺装された調整螺杆26
で上記テーパーブロック体23を保持し、ガイドレール
2の仮立設後、芯出しの基準として使用される重錘付き
ピアノ線の位置に合わせて各ガイドレール2の芯出して
後、上記ガイドレール2の裏面に上記テーパーブロック
体23を上記調整螺杆26や固定ボルト24等で固定し
て取付ける。 このようにして本発明は、上記各ガイド
レール2a、2bの荷重をそれぞれの各取付ブラケット
21に加えるようにし、簡単に各ガイドレール2a、2
bを動して芯出し調整し、取付の能率化を図りながら、
取付作業の時間と労力を低減して安全に組立るようにし
ている。
レール2を芯出して垂直に組立てる時、上記昇降路1の
側壁に建屋ビーム20に取付ブラケット21を固定し、
予め、上記取付ブラケット21の垂直部21aに固定さ
れたテーパー付き支承体22のテーパー部22aを上記
ガイドレール2の裏面に設けられるテーパーブロック体
23を上記テーパー部22aへ高摩擦によって滑り当接
し、上記取付ブラケット21に螺装された調整螺杆26
で上記テーパーブロック体23を保持し、ガイドレール
2の仮立設後、芯出しの基準として使用される重錘付き
ピアノ線の位置に合わせて各ガイドレール2の芯出して
後、上記ガイドレール2の裏面に上記テーパーブロック
体23を上記調整螺杆26や固定ボルト24等で固定し
て取付ける。 このようにして本発明は、上記各ガイド
レール2a、2bの荷重をそれぞれの各取付ブラケット
21に加えるようにし、簡単に各ガイドレール2a、2
bを動して芯出し調整し、取付の能率化を図りながら、
取付作業の時間と労力を低減して安全に組立るようにし
ている。
【0017】次に、図3に示される本発明の他の実施例
は、上記建屋ビーム20に取付ブラケット21を溶接に
より固定し、この取付ブラケット21の水平部21cに
テーパー付き支承体22を上記ガイドレール2の裏面へ
当接するうように固着し、このテーパー付き支承体22
の端面にアリ溝によるテーパー部22aを下方へ傾斜し
て形成し、さらに、このテーパー部22aの傍らの上記
取付ブラケット21の垂直部21aにテーパーブロック
体23のテーパー面23aを上記テーパー部22aへ当
接すると共に、上記テーパーブロック体23を上記ガイ
ドレール2を引き通した各固定ボルト24で固着し、こ
の各固定ボルト24を上記ガイドレール2の芯出し調整
した後に緊締して固定する。さらに又、上記取付ブラケ
ット21の上部21bと上記テーパーブロック体23と
の間には、コイルばね27がテーパーブロック体23を
押し下げるように付勢して介装しれており、上記締付け
ナット25を備えた調整螺杆26は上記テーパーブロッ
ク体23の上部に螺合して連結されており、この調整螺
杆26は上記テーパーブロック体23の位置調整した
後、上記締付けナット25で締付けて固定したものであ
る。
は、上記建屋ビーム20に取付ブラケット21を溶接に
より固定し、この取付ブラケット21の水平部21cに
テーパー付き支承体22を上記ガイドレール2の裏面へ
当接するうように固着し、このテーパー付き支承体22
の端面にアリ溝によるテーパー部22aを下方へ傾斜し
て形成し、さらに、このテーパー部22aの傍らの上記
取付ブラケット21の垂直部21aにテーパーブロック
体23のテーパー面23aを上記テーパー部22aへ当
接すると共に、上記テーパーブロック体23を上記ガイ
ドレール2を引き通した各固定ボルト24で固着し、こ
の各固定ボルト24を上記ガイドレール2の芯出し調整
した後に緊締して固定する。さらに又、上記取付ブラケ
ット21の上部21bと上記テーパーブロック体23と
の間には、コイルばね27がテーパーブロック体23を
押し下げるように付勢して介装しれており、上記締付け
ナット25を備えた調整螺杆26は上記テーパーブロッ
ク体23の上部に螺合して連結されており、この調整螺
杆26は上記テーパーブロック体23の位置調整した
後、上記締付けナット25で締付けて固定したものであ
る。
【0018】これによって上記テーパーブロック体23
はコイルばね27の弾力で積極的に押し下げるようによ
うにしたものである。
はコイルばね27の弾力で積極的に押し下げるようによ
うにしたものである。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、昇降
路の側壁に垂直に立設されたエレベータにおけるガイド
レールにおいて、上記昇降路の側壁に建屋ビームを設
け、この建屋ビームに取付ブラケットを固定し、この取
付ブラケットの垂直部にテーパー付き支承体を上記ガイ
ドレールの裏面へ向合うように固着し、このテーパー付
き支承体の端面にテーパー部を下方へ傾斜して形成し、
このテーパー部の傍らの上記ガイドレールの裏面にテー
パーブロック体を上記テーパー部へ当接すると共に固着
し、上記取付ブラケットに調整螺杆を上記テーパーブロ
ック体へ連結して位置調整するように螺装してあるの
で、上記各ガイドレールの荷重を各ガイドレールを支承
する取付ブラケットに加えて支承することができるばか
りでなく、ガイドレールの仮立設後、簡単にガイドレー
ルを動して芯出し調整できると共に、組立ての能率化を
図りながら、連結作業に時間と労力を低減して安全に組
立てることができる等の優れた効果を有する。
路の側壁に垂直に立設されたエレベータにおけるガイド
レールにおいて、上記昇降路の側壁に建屋ビームを設
け、この建屋ビームに取付ブラケットを固定し、この取
付ブラケットの垂直部にテーパー付き支承体を上記ガイ
ドレールの裏面へ向合うように固着し、このテーパー付
き支承体の端面にテーパー部を下方へ傾斜して形成し、
このテーパー部の傍らの上記ガイドレールの裏面にテー
パーブロック体を上記テーパー部へ当接すると共に固着
し、上記取付ブラケットに調整螺杆を上記テーパーブロ
ック体へ連結して位置調整するように螺装してあるの
で、上記各ガイドレールの荷重を各ガイドレールを支承
する取付ブラケットに加えて支承することができるばか
りでなく、ガイドレールの仮立設後、簡単にガイドレー
ルを動して芯出し調整できると共に、組立ての能率化を
図りながら、連結作業に時間と労力を低減して安全に組
立てることができる等の優れた効果を有する。
【図1】本発明のガイドレールの取付装置の要部を示す
側面図。
側面図。
【図2】本発明のガイドレールの取付装置の平面図。
【図3】本発明のガイドレールの取付装置の他の実施例
を示す図。
を示す図。
【図4】従来のエレベータの線図。
【図5】従来のガイドレールの取付装置の要部を示す側
面図。
面図。
【図6】従来のガイドレールの取付装置を示す横断面
図。
図。
1 昇降路 2 ガイドレール 2a 下ガイドレール 2b 上ガイドレール 20 建屋ビーム 21 取付ブラケット 22 テーパー付き支承体 23 テーパーブロック体 24 固定ボルト 26 調整螺杆
Claims (1)
- 【請求項1】昇降路の側壁に垂直に立設されるエレベー
タにおけるガイドレールにおいて、上記昇降路の側壁に
設けられた建屋ビームと、この建屋ビームに固定された
取付ブラケットと、この取付ブラケットの垂直部に上記
ガイドレールの裏面へ向合うように固着されたテーパー
付き支承体と、このテーパー付き支承体の端面に下方へ
傾斜して形成されたテーパー部と、このテーパー部の傍
らの上記ガイドレールの裏面に上記テーパー部へ当接す
ると共に固着されたテーパーブロック体と、上記取付ブ
ラケットに上記テーパーブロック体へ連結して位置調整
するように螺装された調整螺杆とを具備したことを特徴
とするガイドレールの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3084094A JP2816031B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | ガイドレールの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3084094A JP2816031B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | ガイドレールの取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04317978A JPH04317978A (ja) | 1992-11-09 |
JP2816031B2 true JP2816031B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13820929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3084094A Expired - Fee Related JP2816031B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | ガイドレールの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2816031B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104673A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのガイドレール固定装置 |
CN107572347B (zh) * | 2017-09-30 | 2023-05-16 | 苏州多美适家用电梯有限公司 | 无井道电梯 |
CN108946385B (zh) * | 2018-09-28 | 2020-01-07 | 滁州欧博特电子制造有限公司 | 一种电梯导轨用轿厢导轨支架 |
WO2021205606A1 (ja) * | 2020-04-09 | 2021-10-14 | 株式会社日立製作所 | エレベーター用ガイドレール固定装置及びエレベーター装置 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP3084094A patent/JP2816031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04317978A (ja) | 1992-11-09 |
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