JP2816005B2 - シアン色系感熱昇華転写型色素および転写シート - Google Patents
シアン色系感熱昇華転写型色素および転写シートInfo
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- JP2816005B2 JP2816005B2 JP2241142A JP24114290A JP2816005B2 JP 2816005 B2 JP2816005 B2 JP 2816005B2 JP 2241142 A JP2241142 A JP 2241142A JP 24114290 A JP24114290 A JP 24114290A JP 2816005 B2 JP2816005 B2 JP 2816005B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、昇華熱転写記録方式によるカラーハードコ
ピーに使用される感熱転写記録用色素及び転写シートに
関する。
ピーに使用される感熱転写記録用色素及び転写シートに
関する。
昇華色素を用いた熱転写方式は、数ミクロン厚の薄い
コンデンサー紙、またはPETフィルムにインキ化した昇
華性色素を塗布し、これを感熱ヘッドで選択的に加熱し
記録紙に転写する熱転写プリント方式の一つであり、現
在種々の画像情報をイメージ記録(ハードコピー)する
手段として使用されてきている。
コンデンサー紙、またはPETフィルムにインキ化した昇
華性色素を塗布し、これを感熱ヘッドで選択的に加熱し
記録紙に転写する熱転写プリント方式の一つであり、現
在種々の画像情報をイメージ記録(ハードコピー)する
手段として使用されてきている。
ここで用いる昇華性色素は、特徴として色が豊富で混
色性に優れ、染着力が強く安定性が比較的高いことが挙
げられるが、昇華する色素の量が熱エネルギーに依存
し、染着後の濃度がアナログ的に制御できるという点
で、他の印画方式にはない大きな特質を有する。
色性に優れ、染着力が強く安定性が比較的高いことが挙
げられるが、昇華する色素の量が熱エネルギーに依存
し、染着後の濃度がアナログ的に制御できるという点
で、他の印画方式にはない大きな特質を有する。
シアン色素の昇華転写用色素として、特に注目を浴び
ているインドアニリン系の化合物(特開昭60−239289
号、61−19396号、61−22993号、61−31292号、63−308
072号、64−53893号)は、色相的に非常に優れたものが
多いが、半面、転写後の保存安定性、耐光性、転写感度
などの昇華性色素に必要とされる諸性能を兼ね備えたも
のは非常に少ない。
ているインドアニリン系の化合物(特開昭60−239289
号、61−19396号、61−22993号、61−31292号、63−308
072号、64−53893号)は、色相的に非常に優れたものが
多いが、半面、転写後の保存安定性、耐光性、転写感度
などの昇華性色素に必要とされる諸性能を兼ね備えたも
のは非常に少ない。
例えば、転写感度を向上させるための一方法として、
分子量を小さくすることが考えられるが、その結果、転
写後の保存安定性を損ねてしまう場合がある。また、耐
光性、保存安定性を向上させるためには、新たに置換基
を導入しなくてはならず結果的には分子量が増大し、転
写感度を低下させるのみならず色相をも悪化させる場合
が多い。
分子量を小さくすることが考えられるが、その結果、転
写後の保存安定性を損ねてしまう場合がある。また、耐
光性、保存安定性を向上させるためには、新たに置換基
を導入しなくてはならず結果的には分子量が増大し、転
写感度を低下させるのみならず色相をも悪化させる場合
が多い。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討した
結果、前記一般式(I)で示される化合物を見いだし本
発明を完成した。
結果、前記一般式(I)で示される化合物を見いだし本
発明を完成した。
すなわち、本発明は下記一般式(I) [式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ア
ルキルカルボニルアミノ基、ホルミルアミノ基、ハロゲ
ン原子を示し、R2、R3はアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシアルキル基、アラルキル基、アリール基、ハロ
ゲノアルキル基、シアノアルキル基を示し、互いに結合
して環を形成してもよい。
ルキルカルボニルアミノ基、ホルミルアミノ基、ハロゲ
ン原子を示し、R2、R3はアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシアルキル基、アラルキル基、アリール基、ハロ
ゲノアルキル基、シアノアルキル基を示し、互いに結合
して環を形成してもよい。
Xは、 の何れかを示す。]で表されるシアン色系感熱昇華転写
型色素、及びそれら一般式(I)で表される当該色素群
から選ばれる色素を1種または2種以上含有することを
特徴とする感熱昇華転写シートを提供するものである。
型色素、及びそれら一般式(I)で表される当該色素群
から選ばれる色素を1種または2種以上含有することを
特徴とする感熱昇華転写シートを提供するものである。
以下、本発明を詳しく説明する。
R1としては、メチル、エチル、n−プロピル、iso−
プロピル基等のC1〜C3の低級アルキル基、メトキシ、エ
トキシ、n−プロポキシ基等のアルコキシ基、メチルカ
ルボニルアミノ、エチルカルボニルアミノ、n−プロピ
ルカルボニルアミノ基等のアルキルカルボニルアミノ
基、ホルミルアミノ基、塩素、フッ素等のハロゲン原子
が挙げられる。
プロピル基等のC1〜C3の低級アルキル基、メトキシ、エ
トキシ、n−プロポキシ基等のアルコキシ基、メチルカ
ルボニルアミノ、エチルカルボニルアミノ、n−プロピ
ルカルボニルアミノ基等のアルキルカルボニルアミノ
基、ホルミルアミノ基、塩素、フッ素等のハロゲン原子
が挙げられる。
好ましくは、R1としては、水素原子、メチル基、エチ
ル基、メトキシ基、塩素原子が挙げられる。
ル基、メトキシ基、塩素原子が挙げられる。
R2及びR3としては、メチル、エチル、n−プロピル、
iso−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキ
シル、n−ヘプチル、n−オクチル基等のC1〜C8のアル
キル基、アリル、クロチル、2−ブテニル、3−ブテニ
ル基等のアルケニル基、メトキシメチル、エトキシエチ
ル、メトキシエチル、エトキシメチル基等のアルコキシ
アルキル基、ベンジル、フェネチル基等のアラルキル
基、フェニル、p−メチルフェニル、m−メチルフェニ
ル、o−メチルフェニル、p−メトキシフェニル、m−
メトキシフェニル、o−メトキシフェニル基等のアリー
ル基、クロロメチル、2−クロロエチル、2−クロロプ
ロピル、3−クロロプロピル基等のハロゲノアルキル
基、シアノメチル、シアノエチル基等のシアノアルキル
基が挙げられ、下に示すように互いに結合して環を形成
してもよい。
iso−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキ
シル、n−ヘプチル、n−オクチル基等のC1〜C8のアル
キル基、アリル、クロチル、2−ブテニル、3−ブテニ
ル基等のアルケニル基、メトキシメチル、エトキシエチ
ル、メトキシエチル、エトキシメチル基等のアルコキシ
アルキル基、ベンジル、フェネチル基等のアラルキル
基、フェニル、p−メチルフェニル、m−メチルフェニ
ル、o−メチルフェニル、p−メトキシフェニル、m−
メトキシフェニル、o−メトキシフェニル基等のアリー
ル基、クロロメチル、2−クロロエチル、2−クロロプ
ロピル、3−クロロプロピル基等のハロゲノアルキル
基、シアノメチル、シアノエチル基等のシアノアルキル
基が挙げられ、下に示すように互いに結合して環を形成
してもよい。
好ましくは、R2、R3としては、エチル基、n−プロピ
ル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、アリル基、ク
ロチル基、メトキシエチル基、ベンジル基、2−クロロ
エチル基、シアノエチル基が挙げられる。
ル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、アリル基、ク
ロチル基、メトキシエチル基、ベンジル基、2−クロロ
エチル基、シアノエチル基が挙げられる。
Xとしては が挙げられる。
本発明者らの研究では、一般的に昇華転写型色素にお
いて、転写時の昇華速度は、同色素分子間の相互作用、
色素分子とインキ用バインダー樹脂との相互作用に関係
していることが知見された。
いて、転写時の昇華速度は、同色素分子間の相互作用、
色素分子とインキ用バインダー樹脂との相互作用に関係
していることが知見された。
すなわち、色素のインキ溶媒に対する溶解性がよく、
また融点も熱転写システムに使用可能な範囲で低いもの
がよく、さらにインキ用バインダー樹脂との相互作用及
び色素の分子量がリボン作製後の保存安定性を損ねない
程度に小さいものが最も良好な色素であることが明かと
なった。すなわち、この種のインドアニリン系化合物に
おいては、色素の分子量が300〜420のものが好ましく、
350〜400のものがより好ましい。融点については、100
〜200℃のものが好ましく、120〜150℃のものがより好
ましい。本発明の一般式(I)で表される色素は、上記
の諸条件を備え、良好な昇華速度が得られたものであ
る。
また融点も熱転写システムに使用可能な範囲で低いもの
がよく、さらにインキ用バインダー樹脂との相互作用及
び色素の分子量がリボン作製後の保存安定性を損ねない
程度に小さいものが最も良好な色素であることが明かと
なった。すなわち、この種のインドアニリン系化合物に
おいては、色素の分子量が300〜420のものが好ましく、
350〜400のものがより好ましい。融点については、100
〜200℃のものが好ましく、120〜150℃のものがより好
ましい。本発明の一般式(I)で表される色素は、上記
の諸条件を備え、良好な昇華速度が得られたものであ
る。
本発明の一般式(I)で表される色素の製造は常法に
より、置換アニリン類と、置換フェノール類との酸化結
合によって行われる。
より、置換アニリン類と、置換フェノール類との酸化結
合によって行われる。
本発明の色素を用いて感熱転写記録用インキを製造す
る方法としては、色素を適当な樹脂、溶剤等と混合し、
該記録用インキとすればよい。
る方法としては、色素を適当な樹脂、溶剤等と混合し、
該記録用インキとすればよい。
また、熱転写方法としては、上記で得られたインキを
適当な基材上に塗布して転写シートを作製し、該シート
を被記録体と重ね、ついでシートの背面から感熱記録ヘ
ッドで加熱及び加圧する方法を挙げることができ、その
ようにすればシート上の色素が被記録体上に転写され
る。
適当な基材上に塗布して転写シートを作製し、該シート
を被記録体と重ね、ついでシートの背面から感熱記録ヘ
ッドで加熱及び加圧する方法を挙げることができ、その
ようにすればシート上の色素が被記録体上に転写され
る。
上記のインキを調製するための樹脂としては、通常の
印刷インキに使用されるものでよく、ロジン系、フェノ
ール系、キシレン系、石油系、ビニル系、ポリアミド
系、アルキッド系、ニトロセルロース系、アルキルセル
ロース類などの油性系樹脂あるいはマレイン酸系、アク
リル酸系、カゼイン、シェラック、ニカワなどの水性系
樹脂が使用できる。
印刷インキに使用されるものでよく、ロジン系、フェノ
ール系、キシレン系、石油系、ビニル系、ポリアミド
系、アルキッド系、ニトロセルロース系、アルキルセル
ロース類などの油性系樹脂あるいはマレイン酸系、アク
リル酸系、カゼイン、シェラック、ニカワなどの水性系
樹脂が使用できる。
また、インキ調製のための溶剤としては、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノールなどのアル
コール類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどの
セロソルブ類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、ア
セトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン類、リグロイン、シクロヘキサン、ケロシンなど
の炭化水素類、ジメチルホルムアミドなどが使用できる
が、水性系樹脂を使用の場合には水または水と上記の溶
剤類を混合して使用することもできる。
ル、エタノール、プロパノール、ブタノールなどのアル
コール類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどの
セロソルブ類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳
香族類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、ア
セトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン類、リグロイン、シクロヘキサン、ケロシンなど
の炭化水素類、ジメチルホルムアミドなどが使用できる
が、水性系樹脂を使用の場合には水または水と上記の溶
剤類を混合して使用することもできる。
インキを塗布する基材としては、コンデンサー紙、グ
ラシン紙のような薄葉紙、ポリエステル、ポリアミド、
ポリイミドのような耐熱性の良好なプラスチックのフィ
ルムが適しているが、これらの基材は感熱記録ヘッドか
ら色素への伝熱効率をよくするために5〜50μm程度の
厚さが適当である。
ラシン紙のような薄葉紙、ポリエステル、ポリアミド、
ポリイミドのような耐熱性の良好なプラスチックのフィ
ルムが適しているが、これらの基材は感熱記録ヘッドか
ら色素への伝熱効率をよくするために5〜50μm程度の
厚さが適当である。
また、被記録体としては、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマー、ポリ
ビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエス
テル等のビニルポリマー、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレン
やプロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーとの
共重合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセテー
ト、セルローストリアセテート等のセルロース系樹脂、
ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリイミド等からな
る繊維、織布、フィルム、シート、成型物等が挙げられ
る。
リプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマー、ポリ
ビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエス
テル等のビニルポリマー、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレン
やプロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマーとの
共重合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセテー
ト、セルローストリアセテート等のセルロース系樹脂、
ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリイミド等からな
る繊維、織布、フィルム、シート、成型物等が挙げられ
る。
特に好ましいものは、ポリエチレンテレフタレートか
らなる織布、シートまたはフィルムである。
らなる織布、シートまたはフィルムである。
また、本発明では、該樹脂にシリカゲル等の酸性微粒
子を添加したものを普通紙にコーティングしたもの、含
浸したもの、あるいは樹脂のフィルムをラミネートした
ものや、アセチル化した特殊な加工紙を使用することに
より高温及び高湿下の画像安定性に優れた良好な記録が
できる。また、各種樹脂のフィルムあるいはそれから作
られた合成紙を使用することもできる。
子を添加したものを普通紙にコーティングしたもの、含
浸したもの、あるいは樹脂のフィルムをラミネートした
ものや、アセチル化した特殊な加工紙を使用することに
より高温及び高湿下の画像安定性に優れた良好な記録が
できる。また、各種樹脂のフィルムあるいはそれから作
られた合成紙を使用することもできる。
さらに、転写記録後、転写記録面に例えばポリエステ
ルフィルムを熱プレスしラミネートすることにより、色
素の発色を改良及び記録の保存安定化を計ることができ
る。
ルフィルムを熱プレスしラミネートすることにより、色
素の発色を改良及び記録の保存安定化を計ることができ
る。
本発明の一般式(I)で示されるシアン色色素は、熱
転写時、感熱ヘッドに与えるエネルギーを変えることに
より色素の昇華転写量を制御することができるので、階
調記録が容易であり、フルカラー記録に適している。
転写時、感熱ヘッドに与えるエネルギーを変えることに
より色素の昇華転写量を制御することができるので、階
調記録が容易であり、フルカラー記録に適している。
さらに、熱、光、湿気、薬品などに対して安定である
ため、転写記録中に熱分解することなく、得られた記録
の保存性も優れている。
ため、転写記録中に熱分解することなく、得られた記録
の保存性も優れている。
また、本発明の色素は有機溶剤に対する溶解性、及び
水に対する分散性が良好であるため、均一に溶解あるい
は分散した高濃度のインキを調製することが容易であ
り、その結果色濃度の良好な記録を得ることができ、実
用上価値ある色素である。
水に対する分散性が良好であるため、均一に溶解あるい
は分散した高濃度のインキを調製することが容易であ
り、その結果色濃度の良好な記録を得ることができ、実
用上価値ある色素である。
〔実施例〕 以下、実施例にて本発明を詳しく説明する。例中の部
は重量部を示す。
は重量部を示す。
実施例1 次式化合物(A)の合成は、クロロホルム63部に溶解
した4−ジエチルアミノ−o−トルイジン10部と、30部
のN,N−ジメチルホルムアミドに溶解したo−フロイル
アミノフェノール11.4部を水63部中に加え、25%アンモ
ニア水31部を滴下後、液温を20℃に保ちながら、過硫酸
アンモニウム25.5部を約1時間で加え、室温で2時間反
応させた。反応後、分離し、よく水洗して、カラムクロ
マトを用いて精製して目的物の(A)を得た。
した4−ジエチルアミノ−o−トルイジン10部と、30部
のN,N−ジメチルホルムアミドに溶解したo−フロイル
アミノフェノール11.4部を水63部中に加え、25%アンモ
ニア水31部を滴下後、液温を20℃に保ちながら、過硫酸
アンモニウム25.5部を約1時間で加え、室温で2時間反
応させた。反応後、分離し、よく水洗して、カラムクロ
マトを用いて精製して目的物の(A)を得た。
さらに次式(A)の化合物を用いて、下記にてインキ
の調製、転写シート、被記録材を作製し、転写記録を行
った。
の調製、転写シート、被記録材を作製し、転写記録を行
った。
該化合物のクロロホルム中における吸収極大波長(λ
max)は645nmであった。(分子量377) (i)インキの調製方法 上記式(A)の色素 3部 ポリブチラール樹脂 4.5部 メチルエチルケトン 46.25部 トルエン 46.25部 上記組成の色素混合物をガラスビーズを使用し、ペイ
ントコンディショナーで約30分間混合処理することによ
り該インキを調製した。
max)は645nmであった。(分子量377) (i)インキの調製方法 上記式(A)の色素 3部 ポリブチラール樹脂 4.5部 メチルエチルケトン 46.25部 トルエン 46.25部 上記組成の色素混合物をガラスビーズを使用し、ペイ
ントコンディショナーで約30分間混合処理することによ
り該インキを調製した。
(ii)転写シートの作製方法 グラビア校正機(版深30μm)を用い、上記インキを
背面に耐熱処理を施した9μm厚のポリエチレンテレフ
タレートフィルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になるよう
に塗布、乾燥した。
背面に耐熱処理を施した9μm厚のポリエチレンテレフ
タレートフィルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になるよう
に塗布、乾燥した。
(iii)被記録材の作製 ・ポリエステル樹脂 0.8部 (vylon103東洋紡製 Tg=47℃) ・EVA系高分子可塑剤 0.2部 (エルバロイ 741p三井ポリケミカル製 Tg=−37
℃) ・アミノ変性シリコーン 0.04部 (KF−857 信越化学工業製) ・エポキシ変性シリコーン 0.04部 (KF−103 信越化学工業製) ・メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサン(重
量比4:4:2) 9.0部 以上を混合し、塗工液を調製し、合成紙(王子油化
製、ユポFPG#150)にバーコーター(RK Print Coat In
struments社製造、No.1)を用いて乾燥時4.5g/m2になる
割合で塗布し、100℃で15分間乾燥した。
℃) ・アミノ変性シリコーン 0.04部 (KF−857 信越化学工業製) ・エポキシ変性シリコーン 0.04部 (KF−103 信越化学工業製) ・メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサン(重
量比4:4:2) 9.0部 以上を混合し、塗工液を調製し、合成紙(王子油化
製、ユポFPG#150)にバーコーター(RK Print Coat In
struments社製造、No.1)を用いて乾燥時4.5g/m2になる
割合で塗布し、100℃で15分間乾燥した。
(iv)転写記録 上記転写シートと上記被記録材とを、それぞれのイン
キ塗布面と塗工液を塗布面とを対向させて重ね合わせ、
熱転写シートの裏面から感熱ヘッド印加電圧10V、印字
時間4.0ミリ秒の条件で記録を行い、色濃度2.95のシア
ン色の記録を得た。
キ塗布面と塗工液を塗布面とを対向させて重ね合わせ、
熱転写シートの裏面から感熱ヘッド印加電圧10V、印字
時間4.0ミリ秒の条件で記録を行い、色濃度2.95のシア
ン色の記録を得た。
尚、色濃度は米国マクベス社製造、デンシト メータ
ーRD−514型(フィルター:ラッテンNo.58)を用いて測
定した。
ーRD−514型(フィルター:ラッテンNo.58)を用いて測
定した。
色濃度は下記式により計算した。
色濃度=log10(Io/I) Io=標準白色反射板からの反射光の強さ I=試験物体からの反射光の強さ また、得られた記録の耐光性試験をキセノン フェー
ドメーター(スガ試験機株式会社製造)を用いてブラッ
クパネル温度63±2℃で実施したが、40時間の照射で殆
ど変色せず、高温、及び高湿下の画像の安定性にも優れ
ていた。
ドメーター(スガ試験機株式会社製造)を用いてブラッ
クパネル温度63±2℃で実施したが、40時間の照射で殆
ど変色せず、高温、及び高湿下の画像の安定性にも優れ
ていた。
また、堅牢度は得られた記録画像を50℃の雰囲気中に
48時間放置した後、画像の鮮明さ及び表面を白紙で摩擦
した際の着色により判定したところ、画像の鮮明さは変
化せず、また、白紙も着色せず記録画像の堅牢度は良好
であった。
48時間放置した後、画像の鮮明さ及び表面を白紙で摩擦
した際の着色により判定したところ、画像の鮮明さは変
化せず、また、白紙も着色せず記録画像の堅牢度は良好
であった。
実施例2 次式化合物(B)の合成は、p−アリルエチルアミノ
−o−トルイジン11部と、o−フロイルアミノフェノー
ル11.4部をメタノール63部、水38部の混合液中に溶解さ
せ、25%アンモニア水31部を加え、液温を20℃に保ち、
そこへ25%硝酸銀水溶液76.6部を約1時間で滴下し、室
温で2時間反応させた。反応後、クロロホルムで抽出
し、よく水洗して、カラムクロマトで精製し目的物
(B)を得た。
−o−トルイジン11部と、o−フロイルアミノフェノー
ル11.4部をメタノール63部、水38部の混合液中に溶解さ
せ、25%アンモニア水31部を加え、液温を20℃に保ち、
そこへ25%硝酸銀水溶液76.6部を約1時間で滴下し、室
温で2時間反応させた。反応後、クロロホルムで抽出
し、よく水洗して、カラムクロマトで精製し目的物
(B)を得た。
該化合物のクロロホルム中における吸収極大波長(λ
max)は640nmであった。(分子量389) 実施例1と同様にインキの調製、転写シート、被記録
材を作製し転写記録を行い、色濃度2.95のシアン色の記
録を得た。
max)は640nmであった。(分子量389) 実施例1と同様にインキの調製、転写シート、被記録
材を作製し転写記録を行い、色濃度2.95のシアン色の記
録を得た。
これらの記録はすべて実施例1と同様の方法により耐
光性試験を行ったところ、該記録は殆ど変化せず、高温
及び高湿下の画像の安定性にも優れていた。
光性試験を行ったところ、該記録は殆ど変化せず、高温
及び高湿下の画像の安定性にも優れていた。
また、実施例1と同様に堅牢度試験を行ったが、画像
の鮮明さは変化せず、また白紙も着色せず、記録画像の
堅牢度は良好であった。
の鮮明さは変化せず、また白紙も着色せず、記録画像の
堅牢度は良好であった。
実施例3〜14 実施例1と同様の方法に従って、表−1に示すシアン
色色素を製造し、同様にインキの調製、転写シート、被
記録材を作製、および転写記録を行い、表−1に示す各
々の記録を得た。
色色素を製造し、同様にインキの調製、転写シート、被
記録材を作製、および転写記録を行い、表−1に示す各
々の記録を得た。
これらの記録はすべて実施例1と同様の方法により耐
光性試験を行ったところ、該記録は殆ど変化せず、高温
及び高湿下の画像の安定性にも優れていた。
光性試験を行ったところ、該記録は殆ど変化せず、高温
及び高湿下の画像の安定性にも優れていた。
また、実施例1と同様に堅牢度試験を行ったが、画像
の鮮明さは変化せず、また白紙も着色せず、記録画像の
堅牢度は良好であった。
の鮮明さは変化せず、また白紙も着色せず、記録画像の
堅牢度は良好であった。
比較例1 下記構造式(a)で示される分子量420の色素 を用いて、実施例1と同様の方法でインキの調製、転写
シート、被記録材を作製し、転写記録を行った。その結
果、色濃度2.21のシアン色の記録で、色濃度は実施例の
各色素に比較してかなり低い値しか得られなかった。
シート、被記録材を作製し、転写記録を行った。その結
果、色濃度2.21のシアン色の記録で、色濃度は実施例の
各色素に比較してかなり低い値しか得られなかった。
比較例2 下記構造式(b)で示される分子量400の色素 を用いて、実施例1と同様の方法でインキの調製、転写
シート、被記録材を作製し、転写記録を行った。その結
果、色濃度は2.76と比較的良好な結果を得たが、シアン
色としては吸収極大波長が612nmと赤味が強すぎるため
に実用的には使用できないことが判明した。
シート、被記録材を作製し、転写記録を行った。その結
果、色濃度は2.76と比較的良好な結果を得たが、シアン
色としては吸収極大波長が612nmと赤味が強すぎるため
に実用的には使用できないことが判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−22993(JP,A) 特開 昭61−31292(JP,A) 特開 平1−178580(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/38 - 5/40 CA(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】下記一般式(I) [式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ア
ルキルカルボニルアミノ基、ホルミルアミノ基、ハロゲ
ン原子を示し、R2、R3はアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシアルキル基、アラルキル基、アリール基、ハロ
ゲノアルキル基、シアノアルキル基を示し、互いに結合
して環を形成してもよい。Xは、 の何れかを示す。]で表されるシアン色系感熱昇華転写
型色素。 - 【請求項2】下記一般式(I) [式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ア
ルキルカルボニルアミノ基、ホルミルアミノ基、ハロゲ
ン原子を示し、R2、R3はアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシアルキル基、アラルキル基、アリール基、ハロ
ゲノアルキル基、シアノアルキル基を示し、互いに結合
して環を形成してもよい。Xは、 の何れかを示す。]で表される色素群から選ばれる色素
を1種または2種以上含有することを特徴とする感熱昇
華転写シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2241142A JP2816005B2 (ja) | 1989-09-13 | 1990-09-13 | シアン色系感熱昇華転写型色素および転写シート |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23555989 | 1989-09-13 | ||
| JP32060889 | 1989-12-12 | ||
| JP1-235559 | 1989-12-12 | ||
| JP1-320608 | 1989-12-12 | ||
| JP2241142A JP2816005B2 (ja) | 1989-09-13 | 1990-09-13 | シアン色系感熱昇華転写型色素および転写シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03231972A JPH03231972A (ja) | 1991-10-15 |
| JP2816005B2 true JP2816005B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=27332275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2241142A Expired - Fee Related JP2816005B2 (ja) | 1989-09-13 | 1990-09-13 | シアン色系感熱昇華転写型色素および転写シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2816005B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP2241142A patent/JP2816005B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03231972A (ja) | 1991-10-15 |
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