JP2815511B2 - 排水桝 - Google Patents

排水桝

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JP2815511B2
JP2815511B2 JP23853892A JP23853892A JP2815511B2 JP 2815511 B2 JP2815511 B2 JP 2815511B2 JP 23853892 A JP23853892 A JP 23853892A JP 23853892 A JP23853892 A JP 23853892A JP 2815511 B2 JP2815511 B2 JP 2815511B2
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武彦 渡部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭内では発生した排水
を下水本管に放出するために排水経路の途中に設置され
る排水桝に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2ー106085号には、桝本体
から両側方に差出される一対の本管接続部と、桝本体か
ら下方に差出される複数個の継手部とを設け、それぞれ
の継手部に上方が開口したU字状トラップの一端部を回
動自在に接続した排水桝が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この排
水桝の場合には、U字状トラップの他端部に枝管を接続
するとき、施工現場の状況によってはU字状トラップを
回転させることができないため、枝管をうまく接続でき
ないことがあった。また、U字状トラップを回転させる
ためには、排水桝を埋設するための埋設穴を比較的大き
目に掘る必要があるため、この穴掘り作業に手間がかか
るという問題があった。
【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、桝本体とU字状トラップとの組み合わせをコンパク
トな構造とすることによって、埋設時の穴掘り作業、枝
管との接続作業等が簡単に行なえるようにした排水桝を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上方が開口し
た桝本体の底部中央に排水溝を設ける。そして、該排水
溝と連通して桝本体の側壁に下水本管の上流側と下流側
の端部が接続される継手管を設けると共に、排水溝の両
側には桝本体の内側壁から排水溝に向かって下り勾配で
傾斜する底壁を設ける。一方、桝本体の側壁と底壁との
交差部には外方に膨出して下方に折れ曲がった継手部を
排水溝を中心とする対角線上の二箇所に設ける。また、
二個のU字状トラップを上方が開口した起立状態で前記
排水溝の外側の両側位置にほぼ並列に配置し、それぞれ
のトラップの一端部を前記継手部に接続すると共に、そ
の他端部に枝管継手部を有する管継手を回動自在に接続
したことを特徴とする。
【0006】
【作用】桝本体の側壁と底壁との交差部に外方に膨出し
て下方に折れ曲がった継手部を排水溝を中心とする対角
線上の二箇所に設け、また二個のU字状トラップを上方
が開口した起立状態で前記排水溝の外側の両側位置にほ
ぼ並列に配置し、それぞれのトラップの一端部を前記継
手部に接続したので、桝本体とU字状トラップとがコン
パクトに接合する。また、トラップの他端部に枝管継手
部を有する管継手を回動自在に接続したので、該管継手
を適宜回転させて枝管との接続方向を調整できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図1は本発明の一実施例を示す排水桝の平面図、
図2は排水桝の正面図、図3は排水桝に下水本管と枝管
を接続した状態を示す部分断面図、図4〜7は桝本体の
継手管に下水本管を接続した態様の各実施例を示す要部
断面図、図8はU字状トラップに枝管を接続した状態の
他の実施例を示す断面図であって、図中1は桝本体、2
はU字状トラップ、3は管継手、4は枝管、5は下水本
管である。
【0008】桝本体1は上方が開口した有底筒状をなし
ており、その底部中央に排水溝11を設け、該排水溝1
1と連通して桝本体1の側壁に下水本管5の上流側と下
流側のそれぞれの端部が接続される継手管12,13を
設ける。そして、排水溝11の両側には、桝本体1の内
側壁から排水溝11に向かって下り勾配で傾斜する底壁
14を設ける。
【0009】また、桝本体1の側壁と底壁14との交差
部には、外方に膨出して下方に折れ曲がった継手部15
を設ける。この継手部15は排水溝11を中心とする対
角線上の二箇所に設け、それぞれの継手部15が底壁1
4に設けた通孔140を介して桝本体1の内部と連通す
るように形成する。尚、この桝本体1は塩化ビニル樹脂
等の合成樹脂を射出成形して一体的に形成されるもので
ある。
【0010】一方、U字状に湾曲して上方が開口し、そ
の下部に台座21が設けられた塩化ビニル樹脂等の合成
樹脂からなるトラップ2を二個準備する。そこで、この
U字状トラップ2を前記排水溝11の外側であって、そ
の両側位置に並列に配置してそれぞれのトラップ2の一
端部を前記継手部15に挿入して接着接合する。する
と、桝本体1は二個のU字状トラップ2の下部に設けた
台座21で安定した状態で支持される。
【0011】また、桝本体1に接続したそれぞれのトラ
ップ2の他端部にT字状の管継手3を回動自在に接続す
る。管継手3は上下の継手部31、32の中間部から水
平方向に枝管継手部33を突出させたものであり、下部
継手部31をトラップ2の他端部に外挿して回動自在に
接続する。この様にU字状トラップ2の上端部に管継手
3を回動自在に接続しておくと、該管継手3を回転させ
るだけで枝管継手部33の接続方向を適宜調整できるの
で、該枝管継手部33に枝管4を簡単に接続することが
できる。尚、管継手3は図8に断面図で示した如く、そ
れぞれの継手部31,32,33にパッキンpを装着し
たものを使用してもよい。
【0012】本発明の排水桝は以上の構成からなるもの
であって、次にこの排水桝を用いた配管の施工手順を説
明する。まず、地面を掘削して排水桝を埋設するための
埋設穴を堀り、該穴の底面を突き固めてから排水桝を設
置する。そこで、桝本体1の継手管12,13に下水本
管5の上流側と下流側のそれぞれの端部を接続する。こ
のとき、継手管12,13と下水本管5の軸芯が一致し
ない場合や径サイズが異なる場合には、図4〜7に示し
た各種の管継手を用いて配管施工を行うことができる。
【0013】図4に示した管継手6aは、球状凹面を持
った雌部材61と球状凸面を持った雄部材62とをパッ
キンpを介して摺動自在に嵌合させて接続方向を適宜調
整できるようにしたものである。図5に示した管継手6
bは、継手管12(13)に嵌挿する筒体63と下水本
管5の端部を嵌挿する筒体64の軸芯を所定の角度傾斜
させて接合したものであって、管継手6bを回転させて
接続方向を調整できるようにしたものである。
【0014】また、図6に示した管継手6cは、継手管
12(13)に外挿する外筒体65の内側に下水本管5
の端部を嵌挿する内筒体66を所定の角度傾斜させて接
合したものであって、管継手6cを回転させて接続方向
を調整できるようにしたものである。尚、継手管12
(13)に小径の下水本管5を平行に接続する場合に
は、図7に示した如く外筒体67と内筒体68とが同芯
状に設けられた管継手6dを用いて接続するとよい。
【0015】次に、桝本体1の上端開口部に掃除用管7
を接続し、その上端部に蓋7aを装着して閉塞する。一
方、U字状トラップ2の上端部に接続した管継手3を回
転させて枝管継手部33の接続方向を調整してから枝管
4を接続する。また、管継手3の上部継手部32に掃除
用管8を接続し、その上端部に蓋8aを装着して閉塞す
る。
【0016】この様に桝本体1に枝管4と下水本管5と
を接続した配管状態において、各家庭の排水機器と接続
した枝管4からU字状トラップ2に排水が流入すると、
この排水は通孔140から底壁14の上面に沿って排水
溝11に流入し、下流側の下水本管5に排出される。一
方、枝管4と下水本管5との間にはU字状トラップ2が
設けられているため、該トラップ2内に滞留した排水の
水封作用によって下水本管5からの臭気の逆流が完全に
防止される。また、U字状トラップ2内に土砂等が沈積
したとき、それぞれの掃除用管7,8の上端部に装着し
た蓋7a,8aを取り外してトラップ2内の土砂等を簡
単に取り除くことができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は桝本体と二
個のU字状トラップとをコンパクトに組み合わせたの
で、排水桝を埋設するための穴堀り作業が容易となり、
またトラップの上端部に接続した管継手を回転させるだ
けで、該管継手の枝管継手部に枝管を簡単に接続するこ
とができる。また、本発明の排水桝は二個のU字状トラ
ップが桝本体を安定した状態で支持しているので、配管
施工の際に芯出し作業等が簡単かつ確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す排水桝の平面図
である。
【図2】図2は排水桝の正面図である。
【図3】図3は排水桝に下水本管と枝管を接続した状態
を示す部分断面図である。
【図4】図4は桝本体の継手管に下水本管を接続した一
実施例を示す要部断面図である。
【図5】図5は桝本体の継手管に下水本管を接続した他
の実施例を示す要部断面図である。
【図6】図6は桝本体の継手管に下水本管を接続した更
に他の実施例を示す要部断面図である。
【図7】図7は桝本体の継手管に下水本管を接続した更
に他の実施例を示す要部断面図である。
【図8】図8はU字状トラップに枝管を接続した状態の
他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 桝本体 2 U字状トラップ 3 管継手 4 枝管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−106085(JP,U) 実開 昭63−165386(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03F 5/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口した桝本体(1)の底部中央
    に排水溝(11)を設け、該排水溝(11)と連通して
    桝本体(1)の側壁に下水本管(5)の上流側と下流側
    の端部が接続される継手管(12,13)を設けると共
    に、該排水溝(11)の両側には桝本体(1)の内側壁
    から排水溝(11)に向かって下り勾配で傾斜する底壁
    (14)を設け、一方桝本体(1)の側壁と底壁(1
    4)との交差部には外方に膨出して下方に折れ曲がった
    継手部(15)を排水溝(11)を中心とする対角線上
    の二箇所に設け、また二個のU字状トラップ(2)を上
    方が開口した起立状態で前記排水溝(11)の外側の両
    側位置にほぼ並列に配置し、それぞれのトラップ(2)
    の一端部を前記継手部(15)に接続すると共に、その
    他端部に枝管継手部(33)を有する管継手(3)を回
    動自在に接続したことを特徴とする排水桝。
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