JP2813818B2 - チラシ・カタログ類の割付装置 - Google Patents

チラシ・カタログ類の割付装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチラシ・カタログ類の割付装置、特にコンピ
ュータを利用して商品に関する情報をデジタルデータと
して取り扱うチラシ・カタログ類の割付装置に関する。
〔従来の技術〕
チラシ・カタログ類を印刷するためには、掲載する商
品に関する写真、説明文、価格などの情報を、平面上に
割り付ける作業が必要になる。この割り付け作業は、全
体の構図を見ながら各商品についての情報をバランス良
く配置する必要があり、現在のところ、最終的な割り付
け作業は人間の手に頼らざるを得ない。ただ、CAD装置
などの技術の向上にともない、コンピュータに商品情報
をデジタルデータとして取り込み、ディスプレイ装置に
レイアウト画面を表示しながらオペレータの入力した指
示に基づいて商品情報の割り付けを行う装置が開発され
てきている。この種の割付装置では、オペレータはディ
スプレイの画面を見ながら、コンピュータと対話をする
形式で割り付け作業を行うことができ、能率的な割り付
けを行うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のコンピュータを利用したチラシ・カタログ類の
割付装置では、かなり能率的な作業が可能になるが、多
数の商品に関する情報を割り付ける作業については、非
能率的な面がある。たとえば、各商品情報を割り付ける
目安となるものがないため、複数の商品に関する情報を
揃えて割り付けたり、等間隔に割り付けたりする作業は
困難である。
そこで本発明は、多数の商品に関する情報を効率良く
割り付けることのできるチラシ・カタログ類の割付装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(1) 本願第1の発明は、チラシ・カタログ類に掲載
する商品に関する情報を、平面上に割り付けるチラシ・
カタログ類の割付装置において、 割付対象となる商品に関する商品情報を入力する商品
情報入力装置と、 入力した商品情報を、その輪郭位置を示す輪郭矩形と
ともに、データとして記憶する第1のメモリ部と、 割付作業の目安とするための矩形を縦横に配した矩形
パターンを、データとして記憶する第2のメモリ部と、 割付作業の結果として形成される割付画像を、データ
として記憶する第3のメモリ部と、 矩形パターンおよび割付画像を重ねて表示するための
ディスプレイ装置と、 第2のメモリ部に記憶されている矩形パターンを、デ
ィスプレイ装置に第1の表示形式で表示する矩形パター
ン表示装置と、 第3のメモリ部に記憶されている割付画像を、ディス
プレイ装置に第1の表示形式とは異なる第2の表示形式
で表示する割付画像表示装置と、 オペレータからの割付指示を入力する指示入力装置
と、 指示入力装置からの割付指示に従って、第1のメモリ
部内の所定の商品情報を取り込み、この取り込んだ情報
に基づいて割付画像を形成し、形成した割付画像を第3
のメモリ部に記憶させる割付実行装置と、 指示入力装置からの割付指示どおりの位置に割付けを
行うと、輪郭矩形の4頂点のいずれもが、矩形パターン
を構成する矩形のいずれの頂点とも重ならない場合に、
少なくとも1つの頂点が重なるような位置に割付位置を
補正する位置補正装置と、 を設けたものである。
(2) 本願第2の発明は、上述の第1の発明に係るチ
ラシ・カタログ類の割付装置において、 位置補正装置が、輪郭矩形の4頂点を、右上、左上、
右下、左下、の4つの属性に分け、同様に矩形パターン
を構成する各矩形の4頂点を、右上、左上、右下、左
下、の4つの属性に分け、矩形パターンを構成する各矩
形の4頂点の中から、輪郭矩形の同じ属性に所属する頂
点からの距離が最も短い最近接点を求め、この最近接点
に輪郭矩形の同じ属性の頂点が重なるように位置補正を
するようにしたものである。
〔作 用〕
(1) 本願第1の発明によれば、ディスプレイ装置に
は、割付画像とともに矩形パターンが重ねて表示され
る。この矩形パターンは、割付画像とは異なる表示形式
(たとえば異なる色)で表示されるため、割付作業に混
同を生じさせることはない。オペレータが割り付けよう
とする商品情報には、その周囲を取り囲む輪郭矩形が定
義がされている。オペレータはこの輪郭矩形をレイアウ
ト画面に表示させながら割付作業を行うことになる。こ
のとき、オペレータが割付位置を指定すると、この輪郭
矩形の少なくとも1頂点が、矩形パターンを構成する矩
形の頂点と重なるように位置補正がなされる。したがっ
て、商品情報は矩形パターンに沿って割り付けられるこ
とになり、複数の商品情報を揃えて割り付けたり、所定
間隔ごとに割り付けたりすることが容易にできるように
なる。
(2) 本願第2の発明によれば、最近接点への位置補
正が行われるので、補正距離は常に最小限に抑えられ
る。このため、オペレータの意思に沿った割り付けが可
能になる。また、各頂点の属性を考慮して最近接点を決
定するようにしたため、たとえば、輪郭矩形の左上頂点
は、矩形パターンを構成する矩形の必ず左上頂点に重な
るようになり、操作性の良い割り付けが可能になる。
〔実施例〕
装置の構成 以下本発明を図示する実施例に基づいて詳述する。第
1図は本発明に係るチラシ・カタログ類の割付装置の基
本構成を示すブロック図である。はじめに、この装置の
概略を簡単に説明しておく。ディスプレイ10は、一般的
なコンピュータ用のディスプレイ装置であり、本実施例
の装置では3つの表示領域によって構成される。第1の
表示領域は商品情報表示画面11であり、第2の表示領域
はレイアウト画面12であり、第3の表示領域はコマンド
入力画面13である。画面11および12には、表示装置21〜
23によって画像が表示される。各表示装置21〜23は、メ
モリ30内のデータに基づいて表示を行う。すなわち、商
品情報表示装置21は、メモリ30内の商品情報データ31に
基づいて商品情報表示画面11に商品情報の表示を行い、
矩形パターン表示装置22は、メモリ30内の矩形パターン
データ32に基づいてレイアウト画面12に矩形パターンの
表示を行い、割付画像表示装置23は、メモリ30内の割付
画像データ33に基づいてレイアウト画面12に割付画像の
表示を行う。したがって、レイアウト画面12には、2種
類の画像が同一画面に重ねて表示されることになるが、
矩形パターンは第1の色で、割付画像は第2の色で、そ
れぞれ表示されるため、オペレータは両者を区別して認
識することができる。商品情報データ31は、この実施例
の場合、画像データと文字データとから構成される。画
像データは、商品の写真やスケッチに基づいて作成され
たデータであり、文字データは商品の説明文、価格など
文字で表されるデータである。画像データは画像入力装
置41によって入力され、文字データは文字入力装置42に
よって入力される。割付実行装置50は、指示入力装置43
を介して与えられるオペレータの割付指示に基づいて、
実際の割抜作業を実行する装置である。すなわち、商品
情報データ31のうちから、オペレータの指定した商品に
関するデータを抽出し、これをオペレータの指定した画
面内位置に表示できるような割付画像データ33を作成す
る。なお、指示入力装置43は、コマンド入力画面13にコ
マンド入力のための表示を行い、オペレータはこの表示
部分をマウスなどのポインティングデバイスで指示する
ことにより入力を行う。位置補正装置60は、指示入力装
置43から与えられる指定位置を、矩形パターンデータ32
に基づいて補正する装置であり、割付実行装置50はオペ
レータが入力した指定位置ではなく、この位置補正装置
60によって補正された位置を用いて割付を実行すること
ができる。
以上、装置の概略を簡単に説明した。実際には、この
装置はコンピュータを利用して形成される。すなわち、
メモリ30は使用するコンピュータ内のメモリを用い、各
表示装置21〜23は、このコンピュータの画像表示部分を
担うハードウエアおよびソフトウエアで実現される。画
像入力装置41としてはスキャナなどの外部入力機器を、
文字入力装置42としてはワードプロセッサなどの外部入
力機器を、それぞれコンピュータに接続して用いる。ま
た、指示入力装置43としては、キーボードあるいはマウ
スなどの入力機器をコンピュータに接続して用いること
ができる。割付実行装置50は、所定の画像データを所定
の画面位置に割り付ける機能を有し、このコンピュータ
の画像処理部分を担うハードウエアおよびソフトウエア
で実現される。また、位置補正装置60は、矩形パターン
データ32に基づいて座標演算を行う機能を有し、これも
コンピュータのハードウエアおよびソフトウエアで実現
される。
装置の基本動作 続いて、この装置の動作を説明しながら各構成要素の
機能を詳述する。はじめに、掲載すべき商品についての
情報が、各商品ごとに入力される。たとえば、第2図に
示すような商品の写真画像が、画像入力装置41からメモ
リ30内に画像データとして入力され、第3図に示すよう
な文字列が、文字入力装置42からメモリ30内に文字デー
タとして入力される。こうして、掲載すべき商品すべて
についての商品情報データがメモリ30内に記憶されるこ
とになる。なお、本発明特有の位置補正機能を用いる場
合、第2図および第3図に一点鎖線で示すような輪郭矩
形を定義しておく必要がある。本発明の位置補正機能
は、この輪郭矩形の割付位置を補正するものである。こ
の輪郭矩形は、商品の写真や商品説明の文字列といった
割付対象となるひとかたまりの商品情報のおおよその輪
郭位置を示すものであればよい。すなわち、割付対象の
厳密な意味での輪郭線である必要はなく、割付対象の一
部がこの輪郭矩形からはみ出していてもかまわない。一
般に、文字列はこのような矩形内に納まるように配列す
ることが多いため、本発明による位置補正は第3図に示
すように文字列の割り付けに向いているが、第2図に示
すような絵柄の割り付けに適用してもかまわない。
さて、オペレータは、ディスプレイ10を見ながら、実
際の割付作業に入ることになる。第4図に実際のディス
プレイ10の表示画面を示す。この実施例では、ディスプ
レイ10の表示画面は、商品情報表示画面11、レイアウト
画面12、コマンド入力画面13の3つからなる。コマンド
入力画面13には、指示入力装置43によって種々のコマン
ドが表示され、オペレータは所望のコマンドをマウスで
指定することにより、割付実行装置50に割付指示を与え
ることができる。商品情報表示画面11には、第4図に示
すように、掲載すべき商品についての情報が表示され
る。この表示に基づいて、オペレータは割付対象となる
商品を特定する。ここには、第2図に示すような商品を
示す画像や、第3図に示すような商品の説明文を表示さ
せてもよいが、この実施例では単に各商品に付された番
号(1〜6)のみを表示させている。この場合、オペレ
ータは、たとえば1番が「リンゴ」、2番が「バナ
ナ」、というように、商品と番号との対応関係を認識し
ていなければならない。
オペレータは商品情報表示画面11内の表示の1つをマ
ウスで指定し、割付対象となる商品を特定する。また、
絵柄の割り付けか、文字列の割り付けかの指定も行う。
たとえば、1番の「リンゴ」の文字列を指定したとする
と、「リンゴ」の文字列についての割付作業が開始す
る。すなわち、オペレータがマウスで指定した点Pの周
囲に第4図の画面12に示すように「リンゴ」の文字列に
ついて定義された輪郭矩形O(第3図の一点鎖線で示す
矩形)が表示される。マウスによって指定点Pを移動さ
せれば、それに伴って輪郭矩形Oも移動する。輪郭矩形
Oが所定位置に達したら、オペレータはマウスのボタン
を押すことによって、この輪郭矩形Oをその位置に固定
することができる。第1図の装置において、この処理は
次のとおりである。まず、オペレータが「リンゴ」の文
字列を指定したとすると、割付実行装置50は、商品情報
データ31から「リンゴ」についての文字データを輪郭矩
形のデータとともに抽出してくる。そして、オペレータ
が1点Pを指定すると、割付実行装置50はこの点Pの座
標を認識し、この座標を中心として輪郭矩形が割り付け
られるように、割付画像データ33に抽出した「リンゴ」
の文字データを組み込むのである。割付画像表示装置23
は、レイアウト画面12に割り付けられた文字データをそ
のまま表示してもよいが、この装置では画面が繁雑にな
るのを避けるため、輪郭矩形だけを表示させている。
本発明特有の動作 本発明の特徴のひとつは、割付操作を矩形パターンを
表示させた画面内で行う点にある。以下、この特徴につ
いて説明する。この実施例では、矩形パターンデータ32
として、第5図に破線で示すようなパターンが記憶され
ている。すなわち、同一の矩形Lを縦横に配列したパタ
ーンである。各矩形Lの境界には、縦境界帯B1および横
境界帯B2を設けることにより、隣接する矩形L間に隙間
を形成している。このような矩形パターンは、矩形パタ
ーン表示装置22によって、レイアウト画面12に表示され
る。したがってレイアウト画面12には、この矩形パター
ンと、割付画像とが、重ねて表示されることになる。た
だし、矩形パターンは第1の色(破線で示す)、割付画
像は第2の色(実線で示す)、でそれぞれ表示されるた
め、オペレータは両者を区別して認識できる。このよう
に本発明の装置では、オペレータが割付作業を行ってい
るときに、その作業画面に矩形パターンが表示されるの
で、この矩形パターンを割付作業の目安として利用でき
る。しかも本発明の装置は、矩形パターンを利用して、
輪郭矩形の割付位置の自動補正を行う機能を有する。こ
の自動補正を行うモードで割付操作を行うと、輪郭矩形
は必ず矩形パターンに沿って割り付けられる。以下、こ
の自動補正モードでの動作を詳述する。
いま、第6図に示すようなレイアウト画面12におい
て、オペレータがマウスなどの指示入力装置3を用い、
輪郭矩形Oを図の位置に割り付ける指示を与えたものと
する。この場合、自動補正モードでの動作は、位置補正
装置60がこの割付位置を補正することによって、第7図
に示す位置に割り付けが行われる。すなわち、第1図に
示す装置において、位置補正装置60は、指示入力装置43
から与えられた割付位置Pを矩形パターンに沿った割付
位置Qに補正し、この補正後の割付位置Qを割付実行装
置50に与える機能を果たす。この位置補正装置60の行う
位置補正は、要するに、輪郭矩形Oの少なくとも1頂点
が、矩形パターンを構成する矩形Lの1頂点に重なるよ
うに平行移動する補正ということができる。
この位置補正装置60の行う位置補正演算を、具体例に
基づいて説明する。第8図は第6図の部分拡大図であ
る。ここで、輪郭矩形Oの4頂点ABCDは、矩形Lのいず
れの頂点にも重なっていない。そこで次のような演算を
行う。まず、輪郭矩形Oおよび各矩形Lの4頂点につい
て、左上頂点を属性A、右上頂点を属性B、右下頂点を
属性C、左下頂点を属性Dとして分類する。そして各矩
形Lの4頂点の中から、輪郭矩形Oの同じ属性に所属す
る頂点からの距離が最も短い最近接点を求める。たとえ
ば、属性Aに関しては、頂点Aと、頂点a1,a2,a3,a4と
の距離がそれぞれ求められる。この例では、その中で頂
点Aと頂点a1との間の距離l1が最も短い。同様に、属性
Bに関しては頂点Bと頂点b2との間の距離l2、属性Cに
関しては頂点Cと頂点c3との間の距離l3、そして属性D
に関しては頂点Dと頂点d4との間の距離l4が最も短い。
しかも、l1〜l4の中ではl1が最も短い。したがって、こ
の例の場合、最近接点はa1となる。すなわち、頂点a1
は、「輪郭矩形Oの同じ属性に所属する頂点(頂点a1は
属性Aであるから、同じ属性に所属する頂点は頂点Aで
ある)からの距離が最も短い頂点」である。こうして、
最近接点が求まったら、この最近接点に輪郭矩形Oの同
じ属性の頂点Aが重なるように、輪郭矩形Oを平行移動
するのである。結局、頂点Aが最近接点a1に重なるよう
な位置補正が行われ、第7図に示す位置に割り付けが行
われることになる。なお、最近接点が複数存在する場合
には、いずれか一方を採ればよい。このように、最近接
点への位置補正を行うことにより、補正距離は最小限に
抑えられる。したがって、オペレータの意思にできるだ
け近い形での割り付けが可能になり、操作性は非常に良
くなる。
以上のような位置補正を行いながら割り付けを行う
と、輪郭矩形は必ず矩形パターンに沿った位置に割り付
けられることになる。第9図は、このような自動補正モ
ードでいくつかの輪郭矩形を割り付けたレイアウト画面
を示す図である。輪郭矩形O1,O2は、矩形パターンを構
成する矩形Lと同じ大きさの矩形であり、この場合は、
ちょうど矩形Lに重なるような割り付けが行われる。輪
郭矩形O3,O4は、矩形Lの1.5倍程度の大きさの矩形であ
り、この場合は、2辺が矩形Lの辺に重なるような割り
付けが行われる。輪郭矩形O5は、矩形Lを境界帯を挟ん
で縦横に2つずつ並べた大きさの矩形であり、この場合
は、ちょうど4つの矩形Lに重なるような割り付けが行
われる。この輪郭矩形内には、第2図または第3図に示
すような商品の絵柄や文字列が割り付けられることにな
る。したがって、レイアウト画面全体として見れば、矩
形パターンに沿った規律正しい割り付けが可能になる。
以上本発明を一実施例に基づいて説明したが、本発明
はこの実施例に限定されるものではなく、種々の態様で
実施可能である。たとえば、上述の実施例においては、
輪郭矩形として長方形を表示させているが、本発明にい
う輪郭矩形とは、4頂点をもち商品情報のおおまかな輪
郭を示す概念的な矩形をいうものであり、画面には必ず
しも長方形を表示する必要はない。たとえば、第9図に
示すような輪郭O6を画面に表示させるようにしてもよ
い。この輪郭O6は、いわばZ字型の表示マークである
が、概念的な矩形の4頂点を示すことができる。このよ
うに、本発明にいう輪郭矩形とは、4頂点の存在を認識
できる概念的な矩形を意味するものであり、実際の画面
表示は4頂点の存在を認識できるマークであればどのよ
うなものを用いてもかまわない。
また、本発明にいう矩形パターンも同様に、4頂点を
認識できる周期的な格子を形成していればよく、第5図
に示すような長方形の配列のみに限定されるものではな
い。
〔発明の効果〕
以上のとおり本願第1の発明によれば、ディスプレイ
装置上に割付画像とともに矩形パターンを重ねて表示
し、この矩形パターンに沿うような割付位置の自動補正
機能をもたせるようにしたため、複数の商品情報を揃え
て割り付けたり、所定間隔ごとに割り付けたりすること
が容易にできるようになる。
また、本願第2の発明によれば、最近接点への位置補
正が行われるので、補正距離が最小限に抑えられ、オペ
レータの意思に沿った操作性の良い割り付けが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチラシ・カタログ類の割付装置の基本
構成を示すブロック図、第2図は第1図に示す装置に用
いる商品の画像データの一例を示す図、第3図は第1図
に示す装置に用いる文字データの一例を示す図、第4図
は第1図に示す装置のディスプレイの画面を示す図、第
5図は第1図に示す装置における矩形パターンの一例を
示す図、第6図は第1図に示す装置における位置補正前
の輪郭矩形の位置を示すレイアウト画面図、第7図は第
1図に示す装置における位置補正後の輪郭矩形の位置を
示すレイアウト画面図、第8図は第7図の部分拡大図、
第9図は第1図に示す装置において、自動補正モードで
割り付けを行った状態を示すレイアウト画面図である。 10……ディスプレイ、11……商品情報表示画面、12……
レイアウト画面、13……コマンド入力画面、L1……矩
形、B1……縦境界帯、B2……横境界帯、O,O1〜O5……輪
郭矩形、O6……Z字状輪郭。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福室 淳宏 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 関口 隆 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 荒井 盛孝 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−39745(JP,A) 特開 平3−37649(JP,A) 特開 昭63−165852(JP,A) 特開 昭57−74739(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 1/00 - 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チラシ・カタログ類に掲載する商品に関す
    る情報を、平面上に割り付けるチラシ・カタログ類の割
    付装置であって、 割付対象となる商品に関する商品情報を入力する商品情
    報入力装置と、 入力した商品情報を、その輪郭位置を示す輪郭矩形とと
    もに、データとして記憶する第1のメモリ部と、 割付作業の目安とするための矩形を縦横に配した矩形パ
    ターンを、データとして記憶する第2のメモリ部と、 割付作業の結果として形成される割付画像を、データと
    して記憶する第3のメモリ部と、 前記矩形パターンおよび前記割付画像を重ねて表示する
    ためのディスプレイ装置と、 前記第2のメモリ部に記憶されている矩形パターンを、
    前記ディスプレイ装置に第1の表示形式で表示する矩形
    パターン表示装置と、 前記第3のメモリ部に記憶されている割付画像を、前記
    ディスプレイ装置に前記第1の表示形式とは異なる第2
    の表示形式で表示する割付画像表示装置と、 オペレータからの割付指示を入力する指示入力装置と、 前記指示入力装置からの割付指示に従って、前記第1の
    メモリ部内の所定の商品情報を取り込み、この取り込ん
    だ情報に基づいて割付画像を形成し、形成した割付画像
    を前記第3のメモリ部に記憶させる割付実行装置と、 前記指示入力装置からの割付指示どおりの位置に割付け
    を行うと、輪郭矩形の4頂点のいずれもが、前記矩形パ
    ターンを構成する矩形のいずれの頂点とも重ならない場
    合に、少なくとも1つの頂点が重なるような位置に割付
    位置を補正する位置補正装置と、 を備えることを特徴とするチラシ・カタログ類の割付装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のチラシ・カタログ類の割
    付装置において、 位置補正装置が、輪郭矩形の4頂点を、右上、左上、右
    下、左下、の4つの属性に分け、同様に矩形パターンを
    構成する各矩形の4頂点を、右上、左上、右下、左下、
    の4つの属性に分け、矩形パターンを構成する各矩形の
    4頂点の中から、輪郭矩形の同じ属性に所属する頂点か
    らの距離が最も短い最近接点を求め、この最近接点に前
    記輪郭矩形の同じ属性の頂点が重なるように位置補正を
    することを特徴とするチラシ・カタログ類の割付装置。
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