JP2813187B2 - Isdnの端末通信方式 - Google Patents

Isdnの端末通信方式

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ISDN(Integrated servises Digital Netw
ork)の端末装置の通信方式に関する。
[従来の技術] 近年、各国においてISDNの構築が進められており、日
本でも昭和63年4月から、ユーザー・網インタフェース
の基本インタフェースを使用する回線交換サービスの商
用化が開始されている。
ISDNの基本インタフェースでは、加入者番号に対応す
る加入者線に網終端装置を介して端末装置を、1台ずつ
接続するポイント・ポイント配線と、最大8台接続する
バス配線とが可能である。
このバス配線の場合に各端末を識別するため、それぞ
れの端末にサブアドレスを設定することができる。
そこで、発信する場合には、通信したい相手端末の加
入者番号であるISDN番号と共に、通信したい相手端末の
サブアドレスを指定して発呼することにより、所望の端
末が着呼して応答し通信可能になる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、例えば、企業や各種団体などでは、各部署
ごとに電話機やファクシミリ装置等が設置され、これら
がバス配線で接続されて使用されることが多い。このよ
うな場合、同一機能の電話機やファクシミリ装置が、距
離的に近い場所に設置されることがよくある。
いま、このように設置された1台のファクシミリ装置
が、サブアドレスの指定により着信したとき、例えば、
コピー動作中や記録紙の紙切れなど、何等かの理由によ
り、受信できない状態であったとする。
従来は、この場合、呼接続不可の応答を行なって着信
を拒否するようにしていたため、同一バス上あるいは近
い場所に、同一機能のファクシミリ装置が設置されてい
ても、そのファクシミリ装置により代行受信することが
できないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決し、1つの端末装置が通
信の実行不能の場合に、他の端末装置による代行通信を
行なうことができるISDNの端末通信方式を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ISDNに基本インタフェースで接続され、発
呼側の端末装置は、呼設定メッセージにISDN番号とサブ
アドレスからなるISDNアドレスをセットして発呼し、着
呼側の端末装置と通信するISDNの端末通信方式におい
て、網終端装置を介して同一基本インタフェースに接続
された代行通信用の他の端末装置のサブアドレスを記憶
する記憶手段を備え、着呼時、通信動作不能の場合に
は、呼設定を拒否する呼制御メッセージに上記記憶手段
に記憶している上記代行通信用の端末装置のサブアドレ
スを付加して送出する一方、発呼時、着呼側の端末装置
から呼設定を拒否する呼制御メッセージを受信した場合
には、その呼制御メッセージに代行通信用の端末装置の
サブアドレスが付加されているか否か判断し、呼制御メ
ッセージにサブアドレスが付加されていると判断した場
合には、いったん呼設定の動作を終了させた後、付加さ
れていたサブアドレスをISDNアドレスにセットして代行
通信用の端末装置へ再発呼するようにしたものである。
また、ISDNに基本インタフェースで接続され、発呼側
の端末装置は、呼設定メッセージにISDN番号のみまたは
ISDN番号とサブアドレスからなるISDNアドレスをセット
して発呼し、目的の1台の着呼側の端末装置と通信する
ISDNの端末通信方式において、代行通信する他の端末装
置に対応した代行通信ISDNアドレスを記憶する記憶手段
と、通信要求元からの発呼により着呼した際にその通信
要求元との間で通信不能の場合、その通信要求元に対し
て呼接続するために必要な通信パラメータを、上記代行
通信ISDNアドレスをセットした呼設定メッセージに付加
して上記他の端末装置へ発呼する発呼手段を備え、着呼
した際に受信した呼設定メッセージに上記パラメータが
付加されているときには、そのパラメータに基づいて上
記通信要求元と呼接続して代行通信を実行するようにし
たものである。
[作用] これにより、着呼側の1つの端末装置が通信の実行不
能の場合には、他の端末装置により代行通信を行なうこ
とができるようになる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るISDNを使用する一
加入者の宅内設備のブロック構成図を示したものであ
る。図において、ISDNの加入者線には網終端装置NTが接
続され、その網終端装置NTの宅内バスには、各種端末装
置TE1〜TEnがコネクタ接続されている。上記宅内バスと
端末装置との接続点は、ISDNのユーザ・網インタフェー
スにおけるS点として規定されている基本インターフェ
ースである。
端末装置TE1,TE3は、ファクシミリ装置であり、各端
末装置TE1〜TEnのサブアドレスは、SA1〜SAnに設定され
ているものとする。
第2図は、上記ファクシミリ装置のブロック構成図を
示したものである。図において、システム制御部1は、
マイクロコンピュータシステムから構成され、この装置
内の各部を制御するものである。スキャナ2は原稿画像
を読み取って画情報を取り出すもので、プロッタ3は画
情報を記録紙に記憶するものである。符号化復合化部4
は、画情報のデータ圧縮のための符号化、および元のデ
ータに戻すための復号化を行なうものである。操作表示
部5は、各種表示器および操作キーなどを備え、装置状
態や操作ガイダンス表示すると共に、オペレータが装置
に対して各種操作を行なうものである。
通信制御部6は、所定の手順でISDNに対して各種信号
を送受信するもので、共有メモリ7は転送データを一時
格納するものである。システムバス8は、システム制御
部1、スキャナ2、プロッタ3、符号化復号化部4、操
作表示部5、共有メモリ7など接続されており、それぞ
れの間でデータ転送するためのものである。また、シス
テムバス8側と通信制御部6とのデータ転送は、共有メ
モリ7を介して行なわれるようになっている。
通信制御部6内において、CPU6aは、通信制御を行な
うもので、ROM6bは、その制御プログラムを格納するも
ので、RAM6cは、制御用の各種パラメータを必要に応じ
て格納するものである。
代行受信端末アドレス記憶部6dは、このファクシミリ
装置が受信不能の場合に、代行受信する他のファクシミ
リ装置のISDN番号とサブアドレスとを記憶するものであ
る。本実施例では、代行受信端末アドレス記憶部6dに
は、第3図に示すように、端末装置TE1の場合、端末装
置TE3のISDN番号と、そのサブアドレスSA3が格納され、
端末装置TE3の場合は、端末装置TE1のISDN番号INと、そ
のサブアドレスSA1が格納されている。
ISDNインタフェース6eは、ユーザ・網インタフェース
のレイヤ1の機能を有し、S/T点として規定されている
インタフェースで網終端装置NTに接続されて、信号を入
出力するものである。LAPDコントローラ6fは、レイヤ2,
3の機能を有し、DチャネルでのLAP(Link Access Prot
ocol)を実行するものである。LAPBコントローラ6gは、
BチャネルでLAPを実行し、所定の手順で画情報を伝送
するものである。
ローカルバス6hは、通信制御部6内の各部の間でデー
タ転送するためのものである。
以上の構成で、次に、端末装置TE1が、他の端末装置
から発呼され、このとき、例えば、記録紙の紙切れなど
で受信動作不能であった場合の発着信動作を説明する。
この場合、発呼側では、第4図に示すように、オペレ
ータが、ファクシミリ装置に対して、端末装置TE1のISD
N番号とサブアドレスとを入力して、所定の発信操作を
行なう(処理101)。
ファクシミリ装置は、これにより作動を開始し、第5
図(a)に示す呼設定メッセージ「SETUP」を送出して
発呼する(処理102)。すなわち、この呼設定メッセー
ジ「SETUP」は、レイヤー3の呼制御メッセージにおい
て共通な共通部と、各メッセージにより内容が異なる個
別部とで構成されている。共通部は、「プロトコル識別
子」,「呼番号」および「メッセージタイプ」よりな
り、この「メッセージタイプ」で「SETUP」であること
が示される。
個別部は、「伝達能力」,「着番号」,「着サブアド
レス」,「ユーザ・ユーザ情報」、さらに必要に応じて
付加されるその他の情報よりなり、本実施例では、「ユ
ーザ・ユーザ情報」に、代行機能があることを示す代行
機能IDをセットしている。また、この場合、「着番号」
は、端末装置TE1のISDN番号IN、「着サブアドレス」
は、そのサブアドレスSA1がそれぞれセットされる。
ISDN(以下、網と略す)は、呼設定メッセージ「SETU
P」を受信すると、第6図に示すように、呼設定受付け
メッセージ「CALL PROC」を発端末側に返送する一方、
呼設定メッセージ「SETUP」を相手先である端末装置TE1
側に送出する。
第7図は、着信処理を示したもので、ここで端末装置TE
1は、上記呼設定メッセージ「SETUP」を受信すると(処
理201)、受信動作可能であるかどうかチェックする
(処理202)。いま、受信動作不能であるとすると、こ
の場合(処理202のN)、呼設定メッセージ「SETUP」の
「ユーザ・ユーザ情報」により代行機能IDをチェックす
る(処理203)。
そして、前記代行機能IDがセットされている場合(処
理203のY)、第5図(b)に示すように、「ユーザ・
ユーザ情報」に、代行機能ID,代行受信する端末装置TE3
のISDN番号INおよびサブアドレスSA3をセットした開放
完了メッセージ「REL COMP」を作成して(処理204)、
これを送出する(処理205)。
網は、開放完了メッセージ「REL COM」を受信して発
呼側に送出する。
発呼側は、開放完了メッセージ「REL COM」を受信す
ると(第4図、処理103の“REL COM"、そのメッセージ
内の「ユーザ・ユーザ情報」の代行機能IDをチェックす
る(処理104)。そして、代行機能IDがある場合(処理1
04のY)、セットされているISDN番号とサブアドレスと
を読み取る(処理105)。
次いで、読み取ったISDN番号とサブアドレスとを呼設
定メッセージ「SETUP」にセットして、再発呼する(処
理102)。
これにより、次に、端末装置TE3に再発呼される。こ
こで、端末装置TE3は、呼設定メッセージ「SETUP」を受
信して(第7図・処理201)、受信可能であると(処理2
02のY)、応答メッセージ「CONN」を送出する。
網は、応答確認メッセセージ「CONN ACK」を返送する
一方、応答メッセージ「CONN」を発呼側に送出する。
これにより、Bチャネルのデータリンクが形成され、
次に所定の手順で画情報が伝送される(第4図・処理10
6、第7図・処理207)。
その後、発呼側は、切断メッセージ「DISC」を送出す
る。網は、これに対して、開放メッセージ「REL」を返
送する一方、着呼側に、切断メッセージ「DISC」を送出
する。これに対して、着呼側は、開放メッセージ「RE
L」により応答する。
次いで、発呼側は、開放完了メッセージ「REL COM」
を送出する。網は、この開放完了メッセージ「REL CO
M」を着端末に送信して、呼の切断手順が実行され(第
4図・処理107、第7図・処理208)、通信が終了する。
ところで、発呼側または着呼側の一方が上述した代行
機能を備えていない場合がある。着呼側がその機能を有
していないとすると、発呼側は、開放完了メッセージ
「REL COM」の「ユーザ・ユーザ情報」で代行機能IDを
受信しない。この場合(第4図・処理104のN)、再発
呼しないで終了する。また、発呼側が代行機能を有して
いないとすると、着呼側は、呼設定メッセージ「SETU
P」の「ユーザ・ユーザ情報」で代行機能IDを受信しな
い。この場合(第7図・処理203のN)、「ユーザ・ユ
ーザ情報」をセットしないで、通常の開放完了メッセー
ジ「REL COM」を送出する(処理205)。
以上のように、本実施例では、端末装置が着呼して、
受信動作不能の場合には、開放完了メッセージ「REL CO
M」の「ユーザ・ユーザ情報」に、代行受信する端末装
置のISDN番号とサブアドレスとをセットして送出し、発
呼側は、その情報に従って再発呼するようにしている。
これにより、1つの端末装置が通信の実行不能の場合
に、他の端末装置による代行通信を行なうことができる
ようになる。
なお、上述の実施例では、代行受信を同一宅内バス上
の他の端末装置で行なうようにしたが、ISDN番号を変え
ることにより、他の宅内設備の端末装置で代行受信する
ことができることは言うまでもない。
また、代行受信する端末装置のISDNアドレスは、開放
完了メッセージ「REL COM」を送出する際に、その「ユ
ーザ・ユーザ情報」により通知するようにしたが、例え
ば、切断メッセージ「DISC」を送出して、その「ユーザ
・ユーザ情報」で通知するなど、他の呼制御メッセージ
を使用することもできる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。ここで、前述
の実施例と同様に、端末装置TE1が受信動作不能で、端
末装置TE3に代行受信させるものとする。本実施例で
は、発呼側は従来と同様に動作し、着呼側端末装置TE1
は、第8図に示すような動作を実行する。すなわち、端
末装置TE1は、第9図に示すように、呼設定メッセージ
「SETUP」を受信して着呼すると(処理301のY)、受信
動作可能であるかどうかチェックする(処理302)。こ
こで、受信動作不能であると(処理302のN)、代行受
信依頼のための呼設定メッセージ「SETUP」を端末装置T
E3に送出する。
この呼設定メッセージ「SETUP」には、第10図(a)
に示すように、「ユーザ・ユーザ情報」として、代行受
信の依頼を示す代行受信依頼IDと、端末装置TE1の端末
終端点識別子TEI1と、上記呼設定メッセージ「SETUP」
の呼番号CR1とをセットする(処理303)。
一方、端末装置TE3は、第11図に示すように、その呼
設定メッセージ「SETUP」を受信して(処理401)、受信
動作可能な場合(処理402のY)、[ユーザ・ユーザ情
報」を代行受信依頼IDをチェックする(処理403)。そ
して、代行受信依頼IDがある場合(処理403のY)、第1
0図(b)に示すように代行受信受付IDをセットした開
放完了メッセージ「REL COMP」を、端末装置TE1に送出
する(処理404)。
端末装置TE1は、その開放完了メッセージ「REL COM
P」を受信すると(第8図・処理304のY)、その「ユー
ザ・ユーザ情報」を代行受信受付IDをチェックする(処
理305)。そして、代行受信受付IDがある場合(処理305
のY)、代行受信依頼したことを示す表示を行なって
(処理306)、動作を終える。
端末装置TE3は、次に、第10図(c)に示すように、
端末装置TE1から受信した呼番号CR1をセットした応答メ
ッセージ「CONN」を作成する。
ところで、このような呼制御メッセージは、レイヤー
2において、同図(d)に示すように、両端部の2つの
フラグF,アドレスフィールドA,コントロールフィールド
C,情報フィールドI,フレームチェックフィールドFCSよ
りなるHDLCフレームで構成されている。そして、応答メ
ッセージ「CONN」の各情報は、情報フィールドIにセッ
トされる。また、アドレスフィールドAは、拡張表示E
A,コマンドスポンス表示CR、サービスアクセスポイント
識別子SAPIおよび端末終端点識別子TEIとで構成されて
いるが、この端末終端点識別子TEIに、端末装置TE1から
受信したTEI1をセットする。
端末装置TE3は、このように構成した応答メッセージ
「CONN」を送出する(処理405)。
網は、その応答メッセージ「CONN」を発呼側に送出す
る一方、応答確認メッセージ「CONN ACK」を返送する。
これにより、発呼側は、端末装置TE3と所定の画情報
の伝送を実行し、端末装置TE3は端末装置TE1の代行受信
を実行するようになる(処理406)。
この後、発行側から、切断メッセージ「DISC」が送出
されて、所定の切断手順を実行する(処理407)。
ところで、発呼側または着呼側の一方が上述した代行
受信機能を備えていない場合ある。例えば、端末装置TE
1が、代行受信依頼たのための呼設定メッセージ「SETU
P」を送出した相手端末装置に、その機能がなかった場
合、応答メッセージ「CONN」などが返送されることがあ
る。このような場合には(処理304のN)、切断手順を
実行するようにする(処理307)。
一方、受信動作可能で(第8図・処理302のY、およ
び第11図・処理402のY)、代行受信の依頼でない場合
には(第11図・処理403のN)、通常の受信動作を実行
する。
以上のように、本実施例では、着信して受信動作不能
の場合、代行受信する端末装置に呼設定メッセージ「SE
TUP」を送出して発呼すると共に、その「ユーザ・ユー
ザ情報」により、着呼時に呼番号と端末終端点識別子TE
Iという呼接続するに必要なパラメータを通知してい
る。そして、これにより、代行受信する端末装置は、送
信要求元に応答して、所定の受信を実行するようにして
いる。
なお、以上の各実施例では、ファクシミリ装置を例に
して説明したが、電話機や他のデータ端末装置において
も、本発明は同様に適用できることは当然である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ISDNに基本イ
ンタフェースで接続され、発呼側の端末装置は、呼設定
メッセージにISDN番号とサブアドレスからなるISDNアド
レスをセットして発呼し、着呼側の端末装置と通信する
ISDNの端末通信方式において、網終端装置を介して同一
基本インタフェースに接続された代行通信用の他の端末
装置のサブアドレスを記憶する記憶手段を備え、着呼
時、通信動作不能の場合には、呼設定を拒否する呼制御
メッセージに上記記憶手段に記憶している上記代行通信
用の端末装置のサブアドレスを付加して送出する一方、
発呼時、着呼側の端末装置から呼設定を拒否する呼制御
メッセージを受信した場合には、その呼制御メッセージ
に代行通信用の端末装置のサブアドレスが付加されてい
るか否か判断し、呼制御メッセージにサブアドレスが付
加されていると判断した場合には、いったん呼設定の動
作を終了させた後、付加されていたサブアドレスをISDN
アドレスにセットして代行通信用の端末装置へ再発呼す
るようにしたので、自端末で通信動作できない場合に
は、同一の網終端装置に接続されている他の代行通信用
の端末装置が代行通信動作を行い、その結果、発呼側の
端末装置が通信不能な状況となるような事態を極力回避
することができ、通信可能性を向上することができると
いう効果を得る。
また、ISDNに基本インタフェースで接続され、発呼側
の端末装置は、呼設定メッセージにISDN番号のみまたは
ISDN番号とサブアドレスからなるISDNアドレスをセット
して発呼し、目的の1台の着呼側の端末装置と通信する
ISDNの端末通信方式において、代行通信する他の端末装
置に対応した代行通信ISDNアドレスを記憶する記憶手段
と、通信要求元からの発呼により着呼した際にその通信
要求元との間で通信不能の場合、その通信要求元に対し
て呼接続するために必要な通信パラメータを、上記代行
通信ISDNアドレスをセットした呼設定メッセージに付加
して上記他の端末装置へ発呼する発呼手段を備え、着呼
した際に受信した呼設定メッセージに上記パラメータが
付加されているときには、そのパラメータに基づいて上
記通信要求元と呼接続して代行通信を実行するようにし
たので、自端末で通信動作できない場合には、他の端末
装置に代行受信動作を行わせ、その結果、通信要求元の
端末装置が通信不能な状況となるような事態を極力回避
することができ、通信可能性を向上することができると
いう効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るISDNを使用する一加入
者の宅内設備のブロック構成図、第2図は端末装置であ
るファクシミリ装置のブロック構成図、第3図は代行受
信端末アドレス記憶部の記憶内容の説明図、第4図はフ
ァクシミリ装置の発呼側の動作フローチャート、第5図
(a),(b)は各呼制御メッセージの情報の説明図、
第6図は呼制御手順を示すシーケンス図、第7図は着呼
側の動作フローチャート、第8図は他の実施例における
着呼側で代行受信を依頼する端末装置の動作フローチャ
ート、第9図はその実施例における呼制御手順を示すシ
ーケンス図、第10図(a)〜(d)はその実施例におけ
る各呼制御メッセージの情報の説明図、第11図はその実
施例における着呼側で代行受信する端末装置の動作フロ
ーチャートである。 1……システム制御部、2……スキャナ、3……プロッ
タ、4……符号化復号化部、5……操作表示部、6……
通信制御部、6a……CPU、6b……ROM、6c……RAM、6d…
…代行受信端末アドレス記憶部、6e……ISDNインタフェ
ース、6f……LAPDコントローラ、6g……LAPBコントロー
ラ、6h……ローカルバス、7……共有メモリ、8……シ
ステムバス、NT……網終端装置、TE1〜TEn……端末装
置。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−105777(JP,A) 特開 平1−179540(JP,A) 特開 昭63−196160(JP,A) 特開 昭60−139069(JP,A) 実開 昭59−94468(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDNに基本インタフェースで接続され、発
    呼側の端末装置は、呼設定メッセージにISDN番号とサブ
    アドレスからなるISDNアドレスをセットして発呼し、着
    呼側の端末装置と通信するISDNの端末通信方式におい
    て、 網終端装置を介して同一基本インタフェースに接続され
    た代行通信用の他の端末装置のサブアドレスを記憶する
    記憶手段を備え、 着呼時、通信動作不能の場合には、呼設定を拒否する呼
    制御メッセージに上記記憶手段に記憶している上記代行
    通信用の端末装置のサブアドレスを付加して送出する一
    方、 発呼時、着呼側の端末装置から呼設定を拒否する呼制御
    メッセージを受信した場合には、その呼制御メッセージ
    に代行通信用の端末装置のサブアドレスが付加されてい
    るか否か判断し、呼制御メッセージにサブアドレスが付
    加されていると判断した場合には、いったん呼設定の動
    作を終了させた後、付加されていたサブアドレスおよび
    再発呼先のISDN番号からなるISDNアドレスを呼設定メッ
    セージにセットして代行通信用の端末装置へ再発呼する
    ことを特徴とするISDNの端末通信方式。
  2. 【請求項2】ISDNに基本インタフェースで接続され、発
    呼側の端末装置は、呼設定メッセージにISDN番号のみま
    たはISDN番号とサブアドレスからなるISDNアドレスをセ
    ットして発呼し、目的の1台の着呼側の端末装置と通信
    するISDNの端末通信方式において、 網終端装置を介して同一基本インタフェースに接続され
    た代行通信する他の端末装置に対応した代行通信ISDNア
    ドレスを記憶する記憶手段と、 通信要求元からの発呼により着呼した際にその通信要求
    元との間で通信不能の場合、その通信要求元に対して呼
    接続するために必要な端末終端点識別子を上記代行通信
    ISDNアドレスをセットした呼設定メッセージに付加して
    上記他の端末装置へ発呼する発呼手段を備え、 着呼した際に受信した呼設定メッセージに上記端末終端
    点識別子が付加されているときには、その端末終端点識
    別子に基づいて上記通信要求元と呼接続して代行通信を
    実行することを特徴とするISDNの端末通信方式。
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JPH02162867A (ja) 1990-06-22

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