JP3149258B2 - Isdn端末装置 - Google Patents

Isdn端末装置

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JP3149258B2
JP3149258B2 JP07641892A JP7641892A JP3149258B2 JP 3149258 B2 JP3149258 B2 JP 3149258B2 JP 07641892 A JP07641892 A JP 07641892A JP 7641892 A JP7641892 A JP 7641892A JP 3149258 B2 JP3149258 B2 JP 3149258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、網側からノーマル給電
または制限給電により電源供給を受けるISDN端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNにおいてユーザ宅内の端末装置
への1つの給電方法として、局交換機がNT(Netw
ork Terminal:網終端装置)の給電部1に
給電し、その給電部1から各端末装置に給電する方法が
ある。
【0003】この給電は、CCITTの勧告I.430
に準拠して実施されている。この勧告では、平常時のノ
ーマル給電状態と停電などの非常時の制限給電状態とに
おける各種電力量や端末装置の動作条件等が規定されて
いる。
【0004】ノーマル給電状態では、1回線に複数台の
端末装置が接続されている場合でも、各端末装置が機能
を制限されることなく通常動作を実行することができ
る。一方、制限給電状態では、予め設定している特定の
1台の端末装置しか通常動作が許可されない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来は、制
限給電時には、上記特定の1台以外の端末装置に着呼し
た場合、たとえ重要な通信であったとしても、それらの
端末装置が応答して通信することができなくなるという
問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決し、制限給電
状態においても着呼に応答して通信することができるI
SDN端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、ノ
ーマル給電状態では、通常どおり、着呼時に受信した呼
設定メッセージの着アドレス情報が自端末を指示してい
る場合のみ応答して通信する一方、制限給電状態では、
着呼時に受信した呼設定メッセージの着アドレス情報が
自端末以外を指示していても、各種条件で応答して通信
するようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】これにより、制限給電状態においても、着呼に
応答して通信することができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例に係る電話機の
ブロック構成図を示したものである。図において、主制
御部1は、この装置の各部を監視・制御するマイクロコ
ンピュータである。メモリ2は、装置動作に必要な各種
データを記憶するものである。操作部3は、オペレータ
が各種操作を行なうものである。表示部4は、装置状態
などを表示すると共に、着呼時にリンギングトーンを送
出してオペレータを呼び出すものである。
【0011】通信制御部5は、データ信号の送受信のた
めに所定の伝送制御手順を実行するものである。ISD
Nインタフェース部6は、図示せぬNTを介してISD
N網に接続されており、ISDN網との間で信号の送受
信を行なうと共に、NT側からの供給電力を受電するも
のである。
【0012】信号変換部7は、送信する音声信号を所定
のデジタル信号に変換したり、受信したデジタル信号を
音声信号に逆変換したりするものである。ハンドセット
8は、送話器と受話器とを備えた既知装置である。
【0013】以上の構成で、本実施例の電話機は、IS
DNの1つの加入者線バスに他の電話機と共に接続され
ているものとする。この場合、他の電話機は従来装置で
ある。また、各電話機にNTの給電部1からファントム
給電されているものとする。なお、給電部1というのは
CCITTの勧告で使用されている用語である。
【0014】また、この給電方法の場合、制限給電状態
では1台の電話機が通常動作を許可されるが、本実施例
の電話機がその1台に指定されているものとする。
【0015】さらに、この加入者は、MSN(Mult
iple SubscriberNumber)サービ
スを受けているものとする。MSNサービスは、CCI
TTの勧告I.251に規定されているもので、一加入
者が複数のアドレスを持ち、着呼した場合に着アドレス
で示された1台の端末装置が応答して通信するものであ
る。
【0016】また、本実施例の電話機には、図2に示す
ような各種アドレス情報が予め登録され、メモリ2で記
憶されているものとする。同図において、「自端末アド
レス」は、この電話機のアドレスであり、「自端末サブ
アドレス」は、そのサブアドレスである。「非常時応答
用着アドレス」は、加入者線バスに共通に接続されてい
る他の電話機の各アドレスの内の一部である。この「非
常時応答用着アドレス」が、自端末アドレスと異なって
いるのは、上記MSNサービスを利用しているためであ
る。「非常時応答用着サブアドレス」は、上記他の電話
機の各サブアドレスの内の一部である。上記「非常時応
答用着アドレス」,「非常時応答用着サブアドレス」お
よび「非常時応答用発アドレス」は、オペレータが予め
任意に選択して登録している。
【0017】次に本実施例の電話機の着呼動作を説明す
る。
【0018】この電話機は、図3に示すように、常時着
呼を監視している(処理101のNのループ)。そし
て、呼設定メッセージ「SETUP」を受信して着呼す
ると(処理101のY)、その呼設定メッセージ「SE
TUP」にセットされている1つの情報要素である着ア
ドレスをチェックする(処理102)。いま、その着ア
ドレスが自端末のアドレスを指示していたとすると(処
理102のY)、次にもう1つの情報要素である着サブ
アドレスをチェックする(処理103)。ここで、着サ
ブアドレスが自端末のサブアドレスを示していたとする
と(処理103のY)、リンギングトーンを送出してオ
ペレータを呼び出す(処理104)。
【0019】ここで、オペレータがハンドセット8をオ
フフックすると、電話機は、応答メッセージ「CON
N」を送出して既知の呼設定手順を実行し、相手先との
通信状態になる(処理105)。
【0020】オペレータは、ここで相手先と通話して、
通話が終るとハンドセット8をオンフックする。これに
より、電話機は、既知の呼切断復旧手順を実行して通信
を終了する(処理106)。
【0021】一方、着呼の際に受信した呼設定メッセー
ジ「SETUP」の着アドレスが自端末のアドレスでな
かった場合(処理102のN)、電話機への給電状態を
判別する(処理107)。この給電状態には、ノーマル
給電状態と制限給電状態とがあり、その2つの状態は、
NT側からの供給電圧の極性により判別する。
【0022】ここで、ノーマル給電状態であった場合に
は(処理107のN)、直ちに動作を終了する。一方、
制限給電状態であった場合には(処理107のY)、受
信した上記呼設定メッセージ「SETUP」の着アドレ
スが、「非常応答用着アドレス」として登録されている
かどうか判別する(処理108)。ここで、「非常応答
用着アドレス」に登録されていない場合には(処理10
8のN)、直ちに動作を終了する。
【0023】一方、上記着アドレスが「非常応答用着ア
ドレス」として登録されている場合には(処理108の
Y)、さらに上記呼設定メッセージ「SETUP」の発
アドレスが「非常応答用発アドレス」として登録されて
いるかどうか判別する(処理109)。ここで、「非常
応答用発アドレス」に登録されていない場合には(処理
109のN)、直ちに動作を終了する。
【0024】また、上記発アドレスが「非常応答用発ア
ドレス」として登録されている場合には(処理109の
Y)、前記と同様にオペレータを呼び出して(処理10
4)、通信を実行する(処理105へ)。
【0025】一方、呼設定メッセージ「SETUP」の
着サブアドレスが自端末のサブアドレスでなかった場合
も(処理103のN)、給電状態を判別し(処理11
0)、ノーマル給電状態の場合は(処理110のN)、
直ちに動作を終了する。
【0026】また、制限給電状態の場合(処理110の
Y)、上記着サブアドレスが「非常時応答用着サブアド
レス」として登録されているかどうか判別し(処理11
1)、登録されていない場合(処理111のN)、直ち
に動作を終了する。
【0027】一方、「非常時応答用着サブアドレス」と
して登録されていると(処理111のY)、前記と同様
に発アドレスをチェックして(処理109)、「非常応
答用発アドレス」として登録されている場合(処理10
9のY)、通信を実行する(処理104へ)。
【0028】以上のように、本実施例では、制限給電状
態には、呼設定メッセージ「SETUP」の着アドレス
と着サブアドレスとが、自端末を指示していない場合で
も、予め登録されている着側アドレスであり、相手先も
予め登録されている発アドレスであると、応答して通信
するようにしている。
【0029】これにより、制限給電状態で1台の電話機
しか使用できない場合でも、他の電話機への着呼に応答
して通信することができる。また、この場合、登録して
おく上記各アドレス情報により、電話機や通信相手先を
予め任意に選定することができるので、制限給電状態に
は、重要度が高い通信だけを実行するというように、必
要に応じた通信を実行することができる。
【0030】ところで、上述の実施例では、図2に示し
たように、制限給電状態で応答する「非常時応答用発ア
ドレス」を登録しておき、図3で示した処理109で相
手先を判別して、相手先が「非常時応答用発アドレス」
である場合、通信するようにしたが、次のようにしても
よい。
【0031】すなわち、上記「非常時応答用発アドレ
ス」の代りに、図4に示すように「非常時応答拒否発ア
ドレス」を登録しておく。そして、上記処理109の代
りに、図5に示すように、相手先を判別し(処理11
2)、相手先が「非常時応答拒否発アドレス」である場
合(処理112のY)、通信を実行しないようにする。
そして、相手先が「非常時応答拒否発アドレス」でない
場合(処理112のN)、通信を実行する。
【0032】このように、通信を拒否する相手先を登録
するようにすれば、未知の相手先からの発呼にも応答す
ることができると共に、不必要な通信を実行しないよう
にすることができる。
【0033】なお、以上の各実施例では、非常時用とし
て各種の着アドレスや発アドレスを登録し、代行応答す
る端末や通信相手先を制限するようにしたが、制限給電
状態には、これらの制限なしに常に応答して通信するよ
うにしてもよい。
【0034】また、MSNサービスを利用することを想
定したので、非常用着サブアドレスを別に登録している
が、MSNサービスを利用しない場合は、登録不要であ
ることは当然である。
【0035】さらに、ISDNの端末装置の一例として
電話機の場合を例にとって説明したが、例えばデータ端
末装置などの他の端末装置においても、本発明は同様に
適用できる。さらに、ISDN専用の端末装置でなく、
他の網のインタフェースを有する端末装置をターミナル
・アダプタ装置を介してISDNに接続する場合におい
ても、同様であることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、制限給
電状態では、着呼時に受信した呼設定メッセージの着ア
ドレス情報が自端末以外を指示している場合でも、各種
条件で応答して通信するようにしたので、制限給電状態
においても、必要に応じて着呼に応答して通信すること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電話機のブロック構成
図である。
【図2】電話機に予め登録しておく各種アドレス情報の
説明図である。
【図3】電話機の着呼動作のフローチャートである。
【図4】他の実施例において電話機に予め登録しておく
各種アドレス情報の説明図である。
【図5】上記他の実施例において図3と動作が異なる部
分の着呼動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 メモリ 3 操作部 4 表示部 5 通信制御部 6 ISDNインタフェース部 7 信号変換部 8 ハンドセット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/00 H04M 1/24 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/78 H04M 19/00 - 19/08 H04Q 3/58 - 3/62 H04L 11/00 - 11/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの加入者線バスに他の端末装置と共
    に接続され、網側からノーマル給電または制限給電によ
    り電源供給されると共に、制限給電の状態において動作
    が許可される1台のISDN端末装置において、 上記ノーマル給電の状態では着呼時に受信した呼設定メ
    ッセージの着アドレス情報が自端末を指示している場合
    のみ応答して通信する平常時通信手段と、 上記制限給電の状態では着呼時に受信した呼設定メッセ
    ージの着アドレス情報に拘らず応答して通信する非常時
    通信手段とを備えていることを特徴とするISDN端末
    装置。
  2. 【請求項2】 1つの加入者線バスに他の端末装置と共
    に接続され、網側からノーマル給電または制限給電によ
    り電源供給されると共に、制限給電の状態において動作
    が許可される1台のISDN端末装置において、 上記ノーマル給電の状態では着呼時に受信した呼設定メ
    ッセージの着アドレス情報が自端末を指示している場合
    のみ応答して通信する平常時通信手段と、 上記制限給電状態では着呼時に受信した呼設定メッセー
    ジの着アドレス情報が自端末のほかに予め登録された端
    末を指示している場合に応答して通信する非常時通信手
    段とを備えていることを特徴とするISDN端末装置。
  3. 【請求項3】 上記非常時通信手段には、応答する条件
    としてさらに上記呼設定メッセージの発アドレス情報が
    予め登録された相手先を指示していることを付加する相
    手先限定手段を備えていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のISDN端末装置。
  4. 【請求項4】 上記非常時通信手段には、上記呼設定メ
    ッセージの発アドレス情報が予め登録された相手先を指
    示している場合には応答しない相手先限定手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のI
    SDN端末装置。
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