JPH0964983A - Ｉｓｄｎ中継線による付加情報転送サービス方法 - Google Patents
Ｉｓｄｎ中継線による付加情報転送サービス方法Info
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- JPH0964983A JPH0964983A JP22027295A JP22027295A JPH0964983A JP H0964983 A JPH0964983 A JP H0964983A JP 22027295 A JP22027295 A JP 22027295A JP 22027295 A JP22027295 A JP 22027295A JP H0964983 A JPH0964983 A JP H0964983A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＩＳＤＮ中継線を利用する交換機における付
加情報転送サービス方法に関し、着信者に対する発信者
番号通知サービスに発信者のネーム情報を付与して、着
信者のディスプレイに表示させることを目的とする。 【解決手段】 発呼時、発信局交換機の共通線回路によ
り制御情報をＩＳＤＮ中継線を介して対向局へ呼設定要
求を行い、対向局交換機へネーム情報を付与して送出
し、相手先端末へＪＩＳコードにより送信するように
し、対向局交換機でネーム情報に変換し、相手端末装置
にディスプレイ表示により通知する（通話中時でも同様
である）。また、予め記憶部に登録されているメッセー
ジ（伝言等）を特番により選択し、対向局へ通知する。
発呼時および通話中においても、対向局へ付加情報（ネ
ーム情報、メッセージ情報）を通知するように構成す
る。
加情報転送サービス方法に関し、着信者に対する発信者
番号通知サービスに発信者のネーム情報を付与して、着
信者のディスプレイに表示させることを目的とする。 【解決手段】 発呼時、発信局交換機の共通線回路によ
り制御情報をＩＳＤＮ中継線を介して対向局へ呼設定要
求を行い、対向局交換機へネーム情報を付与して送出
し、相手先端末へＪＩＳコードにより送信するように
し、対向局交換機でネーム情報に変換し、相手端末装置
にディスプレイ表示により通知する（通話中時でも同様
である）。また、予め記憶部に登録されているメッセー
ジ（伝言等）を特番により選択し、対向局へ通知する。
発呼時および通話中においても、対向局へ付加情報（ネ
ーム情報、メッセージ情報）を通知するように構成す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＩＳＤＮ中継線を利
用する交換機における付加情報転送サービス方法に関す
る。ＩＳＤＮ網（サービス総合ディジタル網）の普及に
伴い、ユーザの使用する交換機（ＰＢＸ）間において
も、ＩＳＤＮ中継線を使用して各種情報サービスを加入
者に提供することができるようになってきた。
用する交換機における付加情報転送サービス方法に関す
る。ＩＳＤＮ網（サービス総合ディジタル網）の普及に
伴い、ユーザの使用する交換機（ＰＢＸ）間において
も、ＩＳＤＮ中継線を使用して各種情報サービスを加入
者に提供することができるようになってきた。
【０００２】ＩＳＤＮ中継線には、回線交換方式とパケ
ット交換方式とがあり、それぞれユーザの使用する交換
機に対応して中継線が設定されている。ＩＳＤＮ中継線
はＤチャネル（制御チャネル）と複数のＢチャネル（情
報チャネル）により構成されており、Ｄチャネルを使用
して各種制御信号を送受信している。
ット交換方式とがあり、それぞれユーザの使用する交換
機に対応して中継線が設定されている。ＩＳＤＮ中継線
はＤチャネル（制御チャネル）と複数のＢチャネル（情
報チャネル）により構成されており、Ｄチャネルを使用
して各種制御信号を送受信している。
【０００３】ユーザ端末としては、多機能電話機やテレ
ックスやファックス等が接続され、各種付加サービスが
提供されている。付加サービスは基本となるペアラサー
ビスやテレサービスに付随して、これらの有用性や利便
性を増すことを目的とした補助的な付加サービスといえ
る。
ックスやファックス等が接続され、各種付加サービスが
提供されている。付加サービスは基本となるペアラサー
ビスやテレサービスに付随して、これらの有用性や利便
性を増すことを目的とした補助的な付加サービスといえ
る。
【０００４】付加サービスとしては、番号表示付加サー
ビスや呼提供付加サービスや呼完了付加サービスや複数
通話付加サービスや特定グループ付加サービスや課金付
加サービスや付加情報転送付加サービス等、そのユーザ
目的に応じて加入者に提供されるように構成されてい
る。これらの付加サービスは発着側の交換機の処理によ
りＩＳＤＮ中継線を介してサービスが提供される。
ビスや呼提供付加サービスや呼完了付加サービスや複数
通話付加サービスや特定グループ付加サービスや課金付
加サービスや付加情報転送付加サービス等、そのユーザ
目的に応じて加入者に提供されるように構成されてい
る。これらの付加サービスは発着側の交換機の処理によ
りＩＳＤＮ中継線を介してサービスが提供される。
【０００５】
【従来の技術】従来のＰＢＸ間のＩＳＤＮ中継線におい
ては、相互接続時に局間付加サービスとして着信者に対
し発呼者番号通知サービスを可能としているが、発信電
話機の電話番号のみの通知のため、着信者には発信者の
電話番号はディスプレイに表示されるが、誰からかかっ
てきたのか発信者の名前が分からなかった。
ては、相互接続時に局間付加サービスとして着信者に対
し発呼者番号通知サービスを可能としているが、発信電
話機の電話番号のみの通知のため、着信者には発信者の
電話番号はディスプレイに表示されるが、誰からかかっ
てきたのか発信者の名前が分からなかった。
【０００６】もともと発信電話番号表示付加サービス
は、発信者の番号を応答以前の入呼の時点で受信端末の
ディスプレイ等に表示する機能を提供するものである
が、これは発信者が故意に他人の番号を着信者に示すよ
うな悪意使用が出来ないように考慮されたもので、テレ
ショッピング等で販売者側で注文元の確認手段として用
いられるサービスである。
は、発信者の番号を応答以前の入呼の時点で受信端末の
ディスプレイ等に表示する機能を提供するものである
が、これは発信者が故意に他人の番号を着信者に示すよ
うな悪意使用が出来ないように考慮されたもので、テレ
ショッピング等で販売者側で注文元の確認手段として用
いられるサービスである。
【０００７】このサービスは、このように受信者に対し
て大きな便宜を提供するものであるが、発信者にとって
は必ずしも好ましいものではない場合も考えられ、自ら
の番号を相手先に知られたくないこともあり得る。この
ような事態に対応するため、発信者に対する付加サービ
スとして自らの発信番号を受信側に表示することを禁止
する場合もある。
て大きな便宜を提供するものであるが、発信者にとって
は必ずしも好ましいものではない場合も考えられ、自ら
の番号を相手先に知られたくないこともあり得る。この
ような事態に対応するため、発信者に対する付加サービ
スとして自らの発信番号を受信側に表示することを禁止
する場合もある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】最近の企業間において
は、相手からかかってきた電話が重要な顧客からかかっ
てきたのか、常時かかってくる顧客からの電話であるの
か、電話番号だけでは識別できない場合があり、顧客名
がディスプレイに表示されていれば予め対応する手段も
あるが、電話番号だけでは直読できないという不便があ
った。
は、相手からかかってきた電話が重要な顧客からかかっ
てきたのか、常時かかってくる顧客からの電話であるの
か、電話番号だけでは識別できない場合があり、顧客名
がディスプレイに表示されていれば予め対応する手段も
あるが、電話番号だけでは直読できないという不便があ
った。
【０００９】本発明は、ＩＳＤＮ中継線を使用し、局間
において誰から電話がかかってきたかを直読できるネー
ム（氏名）情報、および通話中の着信時に着信音（割り
込み中音）のみでなく、通話の相手先に対してメッセー
ジ（伝言）情報を付加情報として転送することにより、
発呼者名を直読可能とする他、通話中の電話機に対して
メッセージ表示を可能とすることを目的とする。
において誰から電話がかかってきたかを直読できるネー
ム（氏名）情報、および通話中の着信時に着信音（割り
込み中音）のみでなく、通話の相手先に対してメッセー
ジ（伝言）情報を付加情報として転送することにより、
発呼者名を直読可能とする他、通話中の電話機に対して
メッセージ表示を可能とすることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の原理構成図を図
１に示す。図において、１は交換装置が収容しているデ
ィジタル電話端末（ＦＡＸ等を含む）、２は交換装置の
ネットワーク、３は中継線を収容する中継線トランク、
４は中継線を制御する共通線回路、５は接続制御部（Ｃ
ＰＵ）、６は接続先を記憶する記憶部（ＭＭ）を示す。
１に示す。図において、１は交換装置が収容しているデ
ィジタル電話端末（ＦＡＸ等を含む）、２は交換装置の
ネットワーク、３は中継線を収容する中継線トランク、
４は中継線を制御する共通線回路、５は接続制御部（Ｃ
ＰＵ）、６は接続先を記憶する記憶部（ＭＭ）を示す。
【００１１】本発明では、共通線回路４により制御情報
を中継線を介して相手局へ呼設定要求を行い、対局へネ
ーム情報を送出し、相手先端末へ送信（ＪＩＳコード）
するようにし、対局交換機でネーム情報に変換し、端末
装置に通知する（通話中時でも同様である）。
を中継線を介して相手局へ呼設定要求を行い、対局へネ
ーム情報を送出し、相手先端末へ送信（ＪＩＳコード）
するようにし、対局交換機でネーム情報に変換し、端末
装置に通知する（通話中時でも同様である）。
【００１２】また、予め記憶部６に登録されているメッ
セージ（伝言等）を特番により選択し、対向局へ通知す
る。従って、発呼時および通話中においても、対向局へ
付加情報（ネーム情報、メッセージ情報）を通知するこ
とが可能となる。
セージ（伝言等）を特番により選択し、対向局へ通知す
る。従って、発呼時および通話中においても、対向局へ
付加情報（ネーム情報、メッセージ情報）を通知するこ
とが可能となる。
【００１３】なお、情報要素を使用してネーム情報を対
向局に通知する方法としては、次の６つのサービス方法
が考えられる。 ．ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）の表
示情報要素(Display) を使用し、ネーム情報を対向局に
通知させるサービス方法。 . ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）のユ
ーザ・ユーザ情報要素(User-User) を使用し、ネーム情
報を対向局に通知させるサービス方法。 . ＩＳＤＮ中継線を介して通話中に、第三者からの着
信時に、ネーム情報を対向局に通知させるサービス方
法。 ．ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）を使
用しネーム情報を通知後、ユーザ・ユーザ情報要素(Use
r-User) により、メッセージ情報（伝言等）を送信する
サービス方法。 ．ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）を使
用しネーム情報を通知後、Ｂチャネルパケットにより、
メッセージ情報（伝言等）を送信するサービス方法。 ．ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）を使
用しネーム情報を通知後、Ｄチャネルパケットにより、
メッセージ情報（伝言等）を送信するサービス方法。
向局に通知する方法としては、次の６つのサービス方法
が考えられる。 ．ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）の表
示情報要素(Display) を使用し、ネーム情報を対向局に
通知させるサービス方法。 . ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）のユ
ーザ・ユーザ情報要素(User-User) を使用し、ネーム情
報を対向局に通知させるサービス方法。 . ＩＳＤＮ中継線を介して通話中に、第三者からの着
信時に、ネーム情報を対向局に通知させるサービス方
法。 ．ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）を使
用しネーム情報を通知後、ユーザ・ユーザ情報要素(Use
r-User) により、メッセージ情報（伝言等）を送信する
サービス方法。 ．ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）を使
用しネーム情報を通知後、Ｂチャネルパケットにより、
メッセージ情報（伝言等）を送信するサービス方法。 ．ＩＳＤＮ中継線のＤチャネル（制御チャネル）を使
用しネーム情報を通知後、Ｄチャネルパケットにより、
メッセージ情報（伝言等）を送信するサービス方法。
【００１４】
〔実施例１〕本発明の接続構成図の実施例を図２に示
す。図において、11はディジタル電話機Ａ、12は交換装
置Ａ、13はＣＰＵ、14はＭＭ、15はＩＳＤＮ中継線、16
は交換装置Ｂ、17はＣＰＵ、18はＭＭ、19はディジタル
電話機Ｂを示す。交換装置Ａは発信局側を示し、交換装
置Ｂは着信局側を示す。
す。図において、11はディジタル電話機Ａ、12は交換装
置Ａ、13はＣＰＵ、14はＭＭ、15はＩＳＤＮ中継線、16
は交換装置Ｂ、17はＣＰＵ、18はＭＭ、19はディジタル
電話機Ｂを示す。交換装置Ａは発信局側を示し、交換装
置Ｂは着信局側を示す。
【００１５】交換装置ＡのＭＭ14には、発信者番号に対
応するＪＩＳコード変換が登録されており、発信者のネ
ーム情報がＪＩＳコードに変換して記憶される。交換装
置ＢのＭＭ18には、ＪＩＳコードに対応する発信者のネ
ーム情報が記憶されており、ＪＩＳコード変換情報が着
信電話機に送信される。
応するＪＩＳコード変換が登録されており、発信者のネ
ーム情報がＪＩＳコードに変換して記憶される。交換装
置ＢのＭＭ18には、ＪＩＳコードに対応する発信者のネ
ーム情報が記憶されており、ＪＩＳコード変換情報が着
信電話機に送信される。
【００１６】交換装置Ａの内線電話機Ａが発信のため受
話器を上げ、対向局の交換装置Ｂの内線電話機Ｂを呼び
出すためにダイヤルする。ダイヤル情報は、交換装置Ａ
の本体ＣＰＵに通知され、内線Ａに対応する発信者番号
及びネーム情報（ＪＩＳコード変換）を予め登録してあ
り、その情報を付加して対向局に送る。ＩＳＤＮ中継線
の制御信号には発番号と着番号に付与されたＪＩＳコー
ド信号が送信される。
話器を上げ、対向局の交換装置Ｂの内線電話機Ｂを呼び
出すためにダイヤルする。ダイヤル情報は、交換装置Ａ
の本体ＣＰＵに通知され、内線Ａに対応する発信者番号
及びネーム情報（ＪＩＳコード変換）を予め登録してあ
り、その情報を付加して対向局に送る。ＩＳＤＮ中継線
の制御信号には発番号と着番号に付与されたＪＩＳコー
ド信号が送信される。
【００１７】対向局の交換装置Ｂは、ＩＳＤＮ中継線を
介して受信した情報（ネーム情報）をＪＩＳコードから
漢字情報に変換し、着信先のディスプレイ電話機Ｂのデ
ィスプレイ部に表示して呼出信号を送出する。着信者は
応答前にディスプレイに表示された名前を確認して、応
答に対する心構えを準備する。
介して受信した情報（ネーム情報）をＪＩＳコードから
漢字情報に変換し、着信先のディスプレイ電話機Ｂのデ
ィスプレイ部に表示して呼出信号を送出する。着信者は
応答前にディスプレイに表示された名前を確認して、応
答に対する心構えを準備する。
【００１８】本発明の接続シーケンス図の実施例を図３
に示す。図において、 (1) 発信者の電話機Ａのオフフックにより、OFF FOOK信
号が交換装置Ａに送信される。 (2) 交換装置Ａより発信者Ａに対してダイヤルトーン(D
T)が送信される。 (3) 発信者Ａは着信先の電話機Ｂのダイヤル情報を交換
装置Ａに送出する。 (4) 交換装置ＡはＩＳＤＮ中継線を介して交換装置Ｂに
対して、ネーム情報を付与されたＳＥＴＵＰ（呼設定信
号）が送信される。 (5) 交換装置Ｂは交換装置Ａに対してＣＡＬＬ ＰＲＯ
Ｃ（呼設定処理中通知）が送信される。 (6) 交換装置Ｂから交換装置Ａに対してＡＬＥＲＴ（被
呼者呼出中通知）を送信するとともに、電話機Ｂに対し
て呼出し信号(ALERT) を送信する。電話機Ｂのディスプ
レイに発信者のネーム情報が漢字で表示される。 (7) 着信者Ｂがディスプレイ表示を確認した後受話器を
上げることにより、交換装置Ｂに対して接続情報(CONN)
が送信され、交換装置Ｂから交換装置Ａに対してＣＯＮ
Ｎ（接続信号）が送信され、発信者Ａと着信者Ｂは通話
中状態になる。 (8) 発信者Ａが受話器を下ろせば、切断情報を交換装置
Ａが受信して、交換装置Ｂに対してＤＩＳＣ（切断信
号）が送信される。 (9) 交換装置Ｂより交換装置Ａに対してＲＥＬ（解放信
号）が送信され、 (10)交換装置Ａより交換装置Ｂに対してＲＥＬ ＣＯＭ
（解放完了信号）が返送されてＩＳＤＮ中継線は解放さ
れる。
に示す。図において、 (1) 発信者の電話機Ａのオフフックにより、OFF FOOK信
号が交換装置Ａに送信される。 (2) 交換装置Ａより発信者Ａに対してダイヤルトーン(D
T)が送信される。 (3) 発信者Ａは着信先の電話機Ｂのダイヤル情報を交換
装置Ａに送出する。 (4) 交換装置ＡはＩＳＤＮ中継線を介して交換装置Ｂに
対して、ネーム情報を付与されたＳＥＴＵＰ（呼設定信
号）が送信される。 (5) 交換装置Ｂは交換装置Ａに対してＣＡＬＬ ＰＲＯ
Ｃ（呼設定処理中通知）が送信される。 (6) 交換装置Ｂから交換装置Ａに対してＡＬＥＲＴ（被
呼者呼出中通知）を送信するとともに、電話機Ｂに対し
て呼出し信号(ALERT) を送信する。電話機Ｂのディスプ
レイに発信者のネーム情報が漢字で表示される。 (7) 着信者Ｂがディスプレイ表示を確認した後受話器を
上げることにより、交換装置Ｂに対して接続情報(CONN)
が送信され、交換装置Ｂから交換装置Ａに対してＣＯＮ
Ｎ（接続信号）が送信され、発信者Ａと着信者Ｂは通話
中状態になる。 (8) 発信者Ａが受話器を下ろせば、切断情報を交換装置
Ａが受信して、交換装置Ｂに対してＤＩＳＣ（切断信
号）が送信される。 (9) 交換装置Ｂより交換装置Ａに対してＲＥＬ（解放信
号）が送信され、 (10)交換装置Ａより交換装置Ｂに対してＲＥＬ ＣＯＭ
（解放完了信号）が返送されてＩＳＤＮ中継線は解放さ
れる。
【００１９】本発明の情報要素のフォーマットの実施例
を図４に示す。図４において、(a)は発信時における通
知を示し、(b) は通話中における通知（ユーザ・ユーザ
情報要素識別子使用）を示す。(a) の発信時の通知にお
いてはユーザ・ユーザ情報要素使用時を示し、はDi
splay 情報要素使用時を示す。
を図４に示す。図４において、(a)は発信時における通
知を示し、(b) は通話中における通知（ユーザ・ユーザ
情報要素識別子使用）を示す。(a) の発信時の通知にお
いてはユーザ・ユーザ情報要素使用時を示し、はDi
splay 情報要素使用時を示す。
【００２０】のユーザ・ユーザ情報要素使用時のフォ
ーマットは、呼設定情報要素識別子とプロトコル識別子
と発番号と着番号とユーザ・ユーザ内容長とＪＩＳコー
ド（漢字情報）とからなり、のDisplay 情報要素使用
時のフォーマットは、のユーザ・ユーザ内容長の部分
がDisplay 内容長に代わる。
ーマットは、呼設定情報要素識別子とプロトコル識別子
と発番号と着番号とユーザ・ユーザ内容長とＪＩＳコー
ド（漢字情報）とからなり、のDisplay 情報要素使用
時のフォーマットは、のユーザ・ユーザ内容長の部分
がDisplay 内容長に代わる。
【００２１】(b) の通話中における通知（ユーザ・ユー
ザ情報要素識別子使用）のフォーマットは、ユーザ・ユ
ーザ情報要素識別子とユーザ・ユーザ内容長とプロトコ
ル識別子と着番号とユーザ・ユーザ内容長とＪＩＳコー
ド（漢字情報）とからなる。 〔実施例２〕実施例２は、ＩＳＤＮ中継線で通話中に他
の第３者から割り込む場合を示す。図５は実施例２のシ
ステム構成例を示す。Ａ局交換機の内線２００とＢ局交
換機の内線３００が通話中に、Ａ局交換機の内線２１０
からＢ局交換機の内線３００に着信した場合、Ｄチャネ
ル（制御チャネル）を使用し着信を通知する。
ザ情報要素識別子使用）のフォーマットは、ユーザ・ユ
ーザ情報要素識別子とユーザ・ユーザ内容長とプロトコ
ル識別子と着番号とユーザ・ユーザ内容長とＪＩＳコー
ド（漢字情報）とからなる。 〔実施例２〕実施例２は、ＩＳＤＮ中継線で通話中に他
の第３者から割り込む場合を示す。図５は実施例２のシ
ステム構成例を示す。Ａ局交換機の内線２００とＢ局交
換機の内線３００が通話中に、Ａ局交換機の内線２１０
からＢ局交換機の内線３００に着信した場合、Ｄチャネ
ル（制御チャネル）を使用し着信を通知する。
【００２２】その場合、２１０からの呼設定のユーザ・
ユーザ情報要素又は表示情報要素にネーム情報（氏名
等）を載せ、誰からの着信かを着信電話機３００のディ
スプレイに表示して知らせる。実施例２の局間シーケン
ス図を図６に示す。図において、 (11)Ａ局の加入者電話機２００とＢ局の加入者電話機３
００とがＩＳＤＮ中継線を介して通話中とする。 (12)その時、Ａ局の加入者電話機２１０がＢ局の加入者
電話機３００に接続のためダイヤル情報を送信すると、
Ａ局よりＢ局に対してＳＥＴＵＰ（ＵＵＩ：田中を設
定）信号を送信する。（ユーザ・ユーザ情報要素の場
合） (13)その時、Ａ局の加入者電話機２１０がＢ局の加入者
電話機３００に接続のためダイヤル情報を送信すると、
Ａ局よりＢ局に対してＳＥＴＵＰ（ＤＩＳＰＬＡＹ：田
中を設定）信号を送信する。（ＤＩＳＰＬＡＹ情報要素
の場合） 〔実施例３〕実施例３は、ＩＳＤＮ中継線を使用してネ
ーム情報を通知後、メッセージ情報（伝言等）を送信す
る場合を示す。図７は実施例３のシステム構成例を示
す。Ａ交換機の内線２００がＢ交換機の内線３００にダ
イヤルした場合、相手不在による自動応答時（不在登録
設定中）、Ｄチャネルのユーザ・ユーザ情報要素、Ｂチ
ャネルパケット、Ｄチャネルパケットを任意に選択す
る。
ユーザ情報要素又は表示情報要素にネーム情報（氏名
等）を載せ、誰からの着信かを着信電話機３００のディ
スプレイに表示して知らせる。実施例２の局間シーケン
ス図を図６に示す。図において、 (11)Ａ局の加入者電話機２００とＢ局の加入者電話機３
００とがＩＳＤＮ中継線を介して通話中とする。 (12)その時、Ａ局の加入者電話機２１０がＢ局の加入者
電話機３００に接続のためダイヤル情報を送信すると、
Ａ局よりＢ局に対してＳＥＴＵＰ（ＵＵＩ：田中を設
定）信号を送信する。（ユーザ・ユーザ情報要素の場
合） (13)その時、Ａ局の加入者電話機２１０がＢ局の加入者
電話機３００に接続のためダイヤル情報を送信すると、
Ａ局よりＢ局に対してＳＥＴＵＰ（ＤＩＳＰＬＡＹ：田
中を設定）信号を送信する。（ＤＩＳＰＬＡＹ情報要素
の場合） 〔実施例３〕実施例３は、ＩＳＤＮ中継線を使用してネ
ーム情報を通知後、メッセージ情報（伝言等）を送信す
る場合を示す。図７は実施例３のシステム構成例を示
す。Ａ交換機の内線２００がＢ交換機の内線３００にダ
イヤルした場合、相手不在による自動応答時（不在登録
設定中）、Ｄチャネルのユーザ・ユーザ情報要素、Ｂチ
ャネルパケット、Ｄチャネルパケットを任意に選択す
る。
【００２３】付加情報（伝言：例として、17:00 田中よ
り着信。電話して下さい。) を特番により選択して通知
する。特番による伝言はＭＭにＪＩＳコードで指定す
る。伝言の例として、特番１１は（電話して下さ
い。）、特番１２は（また、電話します。）、特番１３
は（退社します。）等の伝言を指定することができる。
り着信。電話して下さい。) を特番により選択して通知
する。特番による伝言はＭＭにＪＩＳコードで指定す
る。伝言の例として、特番１１は（電話して下さ
い。）、特番１２は（また、電話します。）、特番１３
は（退社します。）等の伝言を指定することができる。
【００２４】実施例３の局間のシーケンス図を図８に示
す。（ａ）はネーム情報を通知した際のシーケンス（回
線交換），(b) はネーム情報を通知した際のシーケンス
（Ｂチャネルパケット交換）の場合を示す。図８(a) の
回線交換の場合において、 (21)Ａ局よりＢ局に対してＳＥＴＵＰ（中継線のチャネ
ル指定）を送信する。 (22)Ｂ局よりＡ局に対してＣＡＬＬ ＰＲＯＣ（呼設定
処理中）を送信する。 (23)Ｂ局よりＡ局に対してＡＬＥＲＴ（被呼者呼出中通
知）を送信する。 (24)Ｂ局よりＡ局に対してＣＯＮＮ（接続信号）を送信
する。 (25)Ａ局よりＢ局に対してユーザＩＮＦＯ（ユーザ情
報、通話中のメッセージ）を送信する。 (26)Ｂ局よりＡ局に対してユーザＩＮＦＯ（ユーザ情
報、通話中のメッセージ）を送信する。 (27)Ｂ局よりＡ局に対してＤＩＳＣ（切断信号）を送信
する。 (28)Ａ局よりＢ局に対してＲＥＬ（解放信号）を送信す
る。 (29)Ｂ局よりＡ局に対してＲＥＬ ＣＯＭＰ（切断完了
信号）を送信する。
す。（ａ）はネーム情報を通知した際のシーケンス（回
線交換），(b) はネーム情報を通知した際のシーケンス
（Ｂチャネルパケット交換）の場合を示す。図８(a) の
回線交換の場合において、 (21)Ａ局よりＢ局に対してＳＥＴＵＰ（中継線のチャネ
ル指定）を送信する。 (22)Ｂ局よりＡ局に対してＣＡＬＬ ＰＲＯＣ（呼設定
処理中）を送信する。 (23)Ｂ局よりＡ局に対してＡＬＥＲＴ（被呼者呼出中通
知）を送信する。 (24)Ｂ局よりＡ局に対してＣＯＮＮ（接続信号）を送信
する。 (25)Ａ局よりＢ局に対してユーザＩＮＦＯ（ユーザ情
報、通話中のメッセージ）を送信する。 (26)Ｂ局よりＡ局に対してユーザＩＮＦＯ（ユーザ情
報、通話中のメッセージ）を送信する。 (27)Ｂ局よりＡ局に対してＤＩＳＣ（切断信号）を送信
する。 (28)Ａ局よりＢ局に対してＲＥＬ（解放信号）を送信す
る。 (29)Ｂ局よりＡ局に対してＲＥＬ ＣＯＭＰ（切断完了
信号）を送信する。
【００２５】図８(b) のパケット交換（Ｂチャネルパケ
ット）の場合において、 (31)Ａ局よりＢ局に対してＳＥＴＵＰ（中継線のチャネ
ル指定）を送信する。 (32)Ｂ局よりＡ局に対してＣＡＬＬ ＰＲＯＣ（呼設定
処理中）を送信する。 (33)Ｂ局よりＡ局に対してＡＬＥＲＴ（被呼者呼出中通
知）を送信する。 (34)Ｂ局よりＡ局に対してＣＯＮＮ（接続信号）を送信
する。 (35)Ａ局よりＢ局に対してＢチャネルパケットにてユー
ザ情報（ユーザ情報、通話中のメッセージ）を送信す
る。 (36)Ｂ局よりＡ局に対してＢチャネルパケットにてユー
ザ情報（ユーザ情報、通話中のメッセージ）を送信す
る。 (37)Ｂ局よりＡ局に対してＤＩＳＣ（切断信号）を送信
する。 (38)Ａ局よりＢ局に対してＲＥＬ（解放信号）を送信す
る。 (39)Ｂ局よりＡ局に対してＲＥＬ ＣＯＭＰ（切断完了
信号）を送信する。
ット）の場合において、 (31)Ａ局よりＢ局に対してＳＥＴＵＰ（中継線のチャネ
ル指定）を送信する。 (32)Ｂ局よりＡ局に対してＣＡＬＬ ＰＲＯＣ（呼設定
処理中）を送信する。 (33)Ｂ局よりＡ局に対してＡＬＥＲＴ（被呼者呼出中通
知）を送信する。 (34)Ｂ局よりＡ局に対してＣＯＮＮ（接続信号）を送信
する。 (35)Ａ局よりＢ局に対してＢチャネルパケットにてユー
ザ情報（ユーザ情報、通話中のメッセージ）を送信す
る。 (36)Ｂ局よりＡ局に対してＢチャネルパケットにてユー
ザ情報（ユーザ情報、通話中のメッセージ）を送信す
る。 (37)Ｂ局よりＡ局に対してＤＩＳＣ（切断信号）を送信
する。 (38)Ａ局よりＢ局に対してＲＥＬ（解放信号）を送信す
る。 (39)Ｂ局よりＡ局に対してＲＥＬ ＣＯＭＰ（切断完了
信号）を送信する。
【００２６】図８(b) はパケット交換（Ｂチャネルパケ
ット）の場合について述べたが、パケット交換（Ｄチャ
ネルパケット）の場合には、前記(35)はＡ局よりＢ局に
対してＤチャネルパケットにてユーザ情報（ユーザ情
報、通話中のメッセージ）を送信し、(36)はＡ局よりＢ
局に対してＤチャネルパケットにてユーザ情報（ユーザ
情報、通話中のメッセージ）を送信することになる。
ット）の場合について述べたが、パケット交換（Ｄチャ
ネルパケット）の場合には、前記(35)はＡ局よりＢ局に
対してＤチャネルパケットにてユーザ情報（ユーザ情
報、通話中のメッセージ）を送信し、(36)はＡ局よりＢ
局に対してＤチャネルパケットにてユーザ情報（ユーザ
情報、通話中のメッセージ）を送信することになる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、ＩＳＤＮ中継線におい
て、制御チャネル（Ｄチャネル）を使用し、付加情報の
転送を行うことができる。これにより、従来のネットワ
ークで運用していた局間付加サービスのより高度化が可
能となり、サービス性の向上が図れる。
て、制御チャネル（Ｄチャネル）を使用し、付加情報の
転送を行うことができる。これにより、従来のネットワ
ークで運用していた局間付加サービスのより高度化が可
能となり、サービス性の向上が図れる。
【図１】 本発明の原理構成図
【図２】 本発明の接続構成図の実施例
【図３】 本発明の接続シーケンス図の実施例
【図４】 本発明の情報要素のフォーマットの実施例
【図５】 実施例２のシステム構成例
【図６】 実施例２の局間シーケンス図
【図７】 実施例３のシステム構成例
【図８】 実施例３の局間シーケンス図
【符号の説明】 １ ディジタル電話端末（ＦＡＸ等を含む） ２ 交換装置のネットワーク ３ 中継線トランク ４ 共通線回路 ５ 接続制御部（ＣＰＵ） ６ 記憶部（ＭＭ） 11，19 ディジタル電話機 12，16 交換装置 13，17 ＣＰＵ 14，18 ＭＭ 15 ＩＳＤＮ中継線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｍ 3/50 9466−5Ｋ Ｈ０４Ｌ 11/20 １０２Ａ Ｈ０４Ｑ 11/04 Ｈ０４Ｑ 11/04 Ｓ
Claims (4)
- 【請求項１】 ＩＳＤＮ中継線を利用して送信信号に発
番号と着番号に付加情報を付与する交換機において、 ＩＳＤＮ中継線の制御用のＤチャネルの表示情報要素、
又はユーザ・ユーザ情報要素を使用し、発呼時、発信局
交換機よりＩＳＤＮ中継線を介して対向局へ予めＪＩＳ
コード変換したネーム情報を付与して呼設定要求を行
い、対向局交換機で受信したＪＩＳコードをネーム情報
に変換し、相手端末装置にディスプレイ表示により通知
することを特徴とするＩＳＤＮ中継線による付加情報転
送サービス方法。 - 【請求項２】 前記ＩＳＤＮ中継線を介して相手端末装
置と通話中に、予め登録された第３者から対向局交換機
の着信者に着呼時、第３者のネーム情報を相手端末装置
にディスプレイ表示により通知することを特徴とする請
求項１記載のＩＳＤＮ中継線による付加情報転送サービ
ス方法。 - 【請求項３】 前記ＩＳＤＮ中継線を介して相手端末装
置にネーム情報を通知後、該相手端末装置が不在登録中
に発呼者が特番により付加情報を選択して通知すること
により、伝言等のメッセージ情報を送信することを特徴
とする請求項１記載のＩＳＤＮ中継線による付加情報転
送サービス方法。 - 【請求項４】 前記ＩＳＤＮ中継線を介してメッセージ
情報を送信する時、ＩＳＤＮ中継線の制御用のＤチャネ
ルのユーザ・ユーザ情報要素、Ｂチャネルパケット、Ｄ
チャネルパケット、又は上記機能を単独または複合連結
して使用することを特徴とする請求項３記載のＩＳＤＮ
中継線による付加情報転送サービス方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22027295A JPH0964983A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | Ｉｓｄｎ中継線による付加情報転送サービス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22027295A JPH0964983A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | Ｉｓｄｎ中継線による付加情報転送サービス方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964983A true JPH0964983A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16748581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22027295A Pending JPH0964983A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | Ｉｓｄｎ中継線による付加情報転送サービス方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0964983A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6798872B1 (en) | 1999-12-27 | 2004-09-28 | Fujitsu Limited | Caller information display system and recording medium |
| JP2005260542A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Nec Infrontia Corp | メッセージ通信システム |
| JP2013051690A (ja) * | 2006-12-12 | 2013-03-14 | Qualcomm Inc | 発呼者識別カスタマイゼーション、および通信デバイスの遠隔管理のためのシステムおよび方法 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP22027295A patent/JPH0964983A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6798872B1 (en) | 1999-12-27 | 2004-09-28 | Fujitsu Limited | Caller information display system and recording medium |
| JP2005260542A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Nec Infrontia Corp | メッセージ通信システム |
| JP2013051690A (ja) * | 2006-12-12 | 2013-03-14 | Qualcomm Inc | 発呼者識別カスタマイゼーション、および通信デバイスの遠隔管理のためのシステムおよび方法 |
| US9148431B2 (en) | 2006-12-12 | 2015-09-29 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods for caller identification customization and remote management of communication devices |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031028 |