JP2811039B2 - ラッチ装置 - Google Patents

ラッチ装置

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JP2811039B2
JP2811039B2 JP21967493A JP21967493A JP2811039B2 JP 2811039 B2 JP2811039 B2 JP 2811039B2 JP 21967493 A JP21967493 A JP 21967493A JP 21967493 A JP21967493 A JP 21967493A JP 2811039 B2 JP2811039 B2 JP 2811039B2
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井 宏 夫 松
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉可能なパネルを装
置本体に対し施錠したり解錠したりするためのラッチ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のこの種ラッチ装置の構成を
示している。図3の(a)が平面図、(b)が正面図で
ある。1は開閉可能なパネル、2は装置本体である。3
はラッチであり、ブラケット4を介してパネル1に取り
付けられている。ラッチ3は、その中間部を軸5により
ブラケット4に回動可能に支持され、かつねじりコイル
ばね6により、図おいて反時計回り方向に回動付勢され
ている。ラッチ3は、先端部に係止爪3aを有し、後端
部には操作部3bが形成されている。装置本体2には、
ラッチ3の係止爪3aを係止するための係止片7が形成
されるとともに、パネル1を係止片7に対して位置決め
するための円形駒状のストッパ8が、ねじ9により取り
付けられている。
【0003】次に上記従来例における動作について説明
する。パネル1を装置本体2に対し施錠する場合は、単
にパネル1を閉じて押すだけでよい。すなわち、これに
よりラッチ先端の係止爪3aの斜面部3aaが装置本体
2の係止片7に当たり、ラッチ3が軸5の回りに時計回
り方向に回動するので、係止爪3aが係止片7を乗り越
えてその段部3abにより係止片7に係止される。この
とき、パネル1の下端部がストッパ8に位置規制される
ことにより、パネル1の必要以上の動きを防止してい
る。パネル1を装置本体2に対し解錠する場合は、ラッ
チ3の操作部3bを下方に押すことにより、ラッチ先端
の係止爪3aが係止片7から外れるので、そのまま操作
部3bを持って引っ張ることにより、パネル1を装置本
体2に対して開けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のラッチ装置では、パネル1を装置本体2に対し施錠す
るときに、パネル1が必要以上に動いて施錠が不安定に
ならないようにストッパ8が設けられている。しかしな
がら、従来のラッチ装置では、ストッパ8の取り付け位
置が固定されているため、ストッパ8と係止片7との間
の寸法が固定されてしまい、このため、ラッチ装置各部
の寸法誤差により、パネル1から係止爪3aの段部3a
bまでの寸法とストッパ8から係止片7までの寸法とが
不適切になり、施錠および解錠動作がスムーズに行なえ
ないという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、開閉可能なパネルの装置本体に対する施
錠および解錠をスムーズに行なうことのできるラッチ装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、パネルを位置決めするストッパの取り付
け位置を調整する手段を備えたものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明によれば、パネルを位置決
めするストッパの取り付け位置を調整する手段を備えて
いるので、ラッチ装置各部の寸法誤差があっても、それ
を吸収することができ、パネルの装置本体に対する施錠
および解錠をスムーズに行なうことができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるラッチ装置
の構成を示しており、ストッパを除いては従来例と同じ
構成である。図1(a)および(b)において、11は
開閉可能なパネル、12は装置本体、13はラッチであ
り、ブラケット14を介してパネル11に取り付けられ
ている。ラッチ13は、その中間部を軸15によりブラ
ケット14に回動可能に支持され、かつねじりコイルば
ね16により、図おいて反時計回り方向に回動付勢され
ている。ラッチ13は、先端部に係止爪13aを有し、
後端部には操作部13bが形成されている。装置本体1
2には、ラッチ13の係止爪13aを係止するための係
止片17が形成されるとともに、パネル11を係止片1
7に対して位置決めするための偏心駒状のストッパ18
が、ねじ19により取り付けられている。ストッパ18
は、図2に示すように、つまみ部18aを有するレバー
形に形成され、レバー形の中心から偏心した位置に皿も
みされた取付穴18bを有する。したがって、取付穴1
8bの中心から外周までの距離Rは角度によって異な
る。。
【0009】次に上記従来例における動作について説明
する。パネル11を装置本体12に対し施錠する場合
は、パネル11を閉じて押すことにより、ラッチ先端の
係止爪13aの斜面部13aaが装置本体12の係止片
17に当たり、ラッチ13が軸15の回りに時計回り方
向に回動する。これにより、係止爪13aが係止片17
を乗り越えて、その段部13abに係止片17に係止さ
れる。このとき、パネル11の下端部がストッパ18に
よって位置規制される。パネル11を装置本体12に対
し解錠する場合は、ラッチ13の操作部13bを下方に
押すことにより、ラッチ先端の係止爪13aが係止片1
7から外れるので、そのまま操作部13bを持って引っ
張ることによりパネル11を開放する。
【0010】ラッチ装置各部の寸法誤差により、パネル
11から係止爪13aの段部13abまでの寸法とスト
ッパ18から係止片17までの寸法とが適切にならず、
施錠および解錠動作がスムーズに行なえない場合、ねじ
19を緩めて距離Rが小さくなるように取り付け角度を
変えてから再びねじ19を締め付ける。これにより、パ
ネル11から係止爪13aの段部13abまでの寸法よ
りもストッパ18から係止片17までの寸法の方が小さ
くなるので、パネルの施錠および解錠をスムーズに行な
うことができる。
【0011】上記実施例においては、ストッパを位置調
整する手段として、ストッパを偏心駒状に形成したが、
他の手段としては、ストッパに長穴を設けたり、ばか穴
を設けたりすることができる。また、装置本体の係止部
として係止片を例示したが、これを係止溝とすることが
できる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明は、パネルを位置
決めするストッパの取り付け位置を調整する手段を備え
ているので、ラッチ装置各部の寸法誤差があっても、そ
れを吸収することができ、パネルの装置本体に対する施
錠および解錠をスムーズに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例におけるラッチ装置の
平面図 (b)本発明の一実施例におけるラッチ装置の正面図
【図2】(a)同ラッチ装置におけるストッパの平面図 (b)同ラッチ装置におけるストッパの正面図
【図3】(a)従来例におけるラッチ装置の平面図 (b)従来例におけるラッチ装置の正面図
【符号の説明】
11 パネル 12 装置本体 13 ラッチ 13a 係止爪 14 ブラケット 15 軸 16 捩りコイルばね 17 係止片 18 ストッパ 19 ねじ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に係止爪を有し中間部を回動可能
    に支持されたラッチを備えた開閉可能なパネルを、前記
    ラッチの係止爪に係止される係止部および前記パネルを
    前記係止部に対し位置決めするストッパを備えた装置本
    体に対し施錠および解錠を行なうラッチ装置におい
    て、、前記ストッパの取り付け位置を調整する手段を備
    えたラッチ装置。
JP21967493A 1993-09-03 1993-09-03 ラッチ装置 Expired - Fee Related JP2811039B2 (ja)

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