JP2810881B2 - 帯域フイルタ回路付テレビチューナ - Google Patents

帯域フイルタ回路付テレビチューナ

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JP2810881B2
JP2810881B2 JP1162838A JP16283889A JP2810881B2 JP 2810881 B2 JP2810881 B2 JP 2810881B2 JP 1162838 A JP1162838 A JP 1162838A JP 16283889 A JP16283889 A JP 16283889A JP 2810881 B2 JP2810881 B2 JP 2810881B2
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テミック テレフンケン ホッホフレクヴェンツテヒニク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
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    • H03J5/244Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection used exclusively for band selection using electronic means

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は請求の範囲1の上位概念による少なくとも2
つの周波数帯域用のテレビチューナに関する。当該の周
波数帯域は有利にVHFから超帯域までを含む。
従来の技術 米国特許第4247953号明細書、殊に図11からはVHF−及
びUHF帯域の周波数用のその種テレビチューナが公知で
あり、ここでは高周波信号は同調可能な(調整可能な)
入力フィルタ回路に供給される。この入力フィルタ回路
には高周波アンプが後置接続されており、該アンプの出
力側は2段の切換装置に接続されている。当該切換装置
はVHF−及びUHF信号をそれぞれ独立の帯域フィルタに供
給し、当該独立の帯域フィルタには1つの共通の混合器
が後続するか又はそれぞれ1つの別個の混合器が後続す
る。
発明の目的 本発明の目的ないし課題とするところは、冒頭に述べ
た形式のテレビチューナの当該の切換装置を、簡単な構
成のもとで、高い選択分離度(作用)を連続した全般の
領域に亘って得られるように構成することにある。
発明の構成 上記の課題は請求の範囲1の特徴事項を成す構成要件
により解決される。
本発明によるチューナの構成では2段の切換装置及び
2つの別個の帯域フィルタによって、切り換えに必要な
構成素子がそれぞれの帯域フィルタ回路の本来の振動回
路中に設けられておらず、その結果掃引同調領域並びに
振動回路品質、もって、選択分離度(ファクタ)が不都
合な影響を受けないことが達成される。更に、各帯域フ
ィルタは規定による周波数帯域に対して最適に選択され
得、それにより選定設計上の妥協的手段は不要になる。
殊に、それにより、VHF帯域から超帯域を含む帯域まで
の全周波数領域がたんに2つの同調可能な帯域フィルタ
で選択的に掃引同調され得る。その際一方の周波数帯域
は例えば50MHz〜150MHz、他方の周波数帯域は150MHz〜4
70MHzであり得る。有利にはプリアンプの出力側に一方
では高い周波数領域用の帯域フィルタがコンデンサを介
して接続され、他方では低周波領域用の帯域フィルタが
コイルとコンデンサとの直列接続体を介して接続されて
いる。その際、高域通過フィルタと低域通過フィルタコ
ンデンサとの接続点とアース電位との間に唯1つの帯域
切換ダイオードが設けられている。その場合帯域スイッ
チの開放状態のもとで、高周波領域用の帯域フィルタは
著しく離調されて受信周波数での選択分離が実際上もは
や行われ得なくなり、一方、低周波数領域用の帯域フィ
ルタは最適に低域通過フィルタを介して前置段に結合さ
れる。それに対して、帯域フィルタの閉成状態のもとで
は低周波領域用の帯域フィルタの入力側が高周波的に短
絡されており、その際、コイル40と第1のコンデンサ39
は高周波領域に対してプリアンプに適合されており、こ
こで当該フィルタはその最適の選択分離作用を得られる
ように適合化されている。
本発明の有利な構成形態では帯域スイッチの閉成状態
のもとでコンデンサはコイルと共に高周波領域用の高域
通過フィルタを成し、低周波領域用の帯域フィルタは入
力側にて短絡状態におかれているのである。一方、本発
明の他の有利な構成形態では帯域スイッチの非道通状態
のもとで、コイルはコンデンサと帯域フィルタの入力イ
ンピーダンスとから形成されたコンデンサ素子と共に低
周波領域用のローパスフィルタを形成し、高周波領域用
の帯域フィルタは離調状態におかれているのである。
本発明のさらなる有利な発展形態は請求項4〜6の特
徴事項に示されている。
請求項7によりば、上記切換装置は共に1つの領域ス
イッチで切り換えられ、該領域スイッチは両周波数帯域
に切換可能な前置回路フィルタに配属されているのであ
る。
本発明の特に有利な構成形態によれば、上記前置回路
フィルタは3つの、周波数決定作用をするコイルを有
し、該コイルには1つの共通の周波数決定作用をするコ
ンデンサが並列接続されており、上記3つのコイルのう
ち第1のコイルはアース電位に接続され、第3コイルは
結合コンデンサを介してプリアンプの入力側に接続され
ており、更に、第2、第3コイルの直列接続体に並列に
領域スイッチが設けられており、更に、第2、第3コイ
ルの接続点に整合コイルが接続されており、上記整合コ
イルは他方ではアンテナ端子に接続され更に、上記第1
コイルは高い周波数領域に対して周波数決定作用をする
のである。要するにその種の前置回路フィルタはたんに
3つの周波数決定作用をするコイルのみを有し、それら
コイルは次のように設計、選定されている、即ち、唯1
つの領域スイッチと関連して、掃引さるべき周波数帯域
全体が2つの周波数領域に細分化されるように設計、選
定されている。殊に、当該のコイルによる容量性負荷は
極めて僅かなものに過ぎず、その結果、大きな周波数調
整領域が得られ、それにより2つの周波数領域へのたん
なる1つの分割が必要とされるに過ぎない。ここで低い
周波数領域ではすべての3つの周波数決定作用をするコ
イルが作用をするが、これに対して高い周波数領域では
たんに第1のコイルのみが周波数決定作用をする。ここ
において、同時に他の2つのコイルは並列接続体として
アンテナ端子に直列に接続され、そして、電力マッチン
グに寄与する。ここで、低い周波数領域における電力マ
ッチングは同様にアンテナ端子と直列に接続されている
マッチング(整合)コイルにより与えられ、それの(整
合コイルの)端子は直列接続体の第2、第3コイル間の
接続点に接続されている。ここで、インダクタンス値の
マッチングのための調整動作は低い周波数領域に対して
は第2ないし第3コイルで行われ得、そして高い周波数
領域においては第1コイルにて行われ得る。ここで、第
1コイルのインダクタンス値の変化は低い周波数領域で
は実際上影響を及ぼさない、それというのは当該のイン
ダクタンス値は当該の直列接続体の総合インダクタンス
に比して比較的小であるからである。整合コイルの変化
も調整されて周波数領域に影響を及ぼさない。ここで整
合コイルは高い周波数領域における電力マッチング(整
合)用に構成されている。
本発明のさらなる有利な発展形態は請求項9〜13に示
されている。
次に図示の実施例を用いて本発明を説明する。
実施例 テレビチューナは1つの共通のアンテナ端子1を備え
ており、このアンテナ端子からVHF帯域から超帯域を含
む帯域までの帯域の周波数用のチューナ分岐のところま
での間に第1領域切換スイッチ2が設けられており、そ
こから(アンテナ端子から)UHFチューナ分岐のところ
までの間には第2の領域切換スイッチ3が設けられてい
る。UHFチューナ分岐は後続のプリアンプ5を有する前
置フィルタ4と、上記プリアンプに続く帯域フィルタ6
と、これに後続する混合段7とから形成されており、こ
の混合段には独立の発振器8が配属されている。
UHF混合段7は中間周波回路9に結合されており、こ
の回路9には中間周波出力側11を有する中間周波アンプ
10が後続する。
これに対し、第1の領域切換スイッチ2には前置回路
フィルタ12が接続されており、このフィルタ12は低い周
波数領域と、直接続く比較的高い周波数領域とに切換可
能である。上記両周波数領域に対して用い得るように構
成された上記前置回路フィルタ12はその共通のフィルタ
出力側13が10の共通のプリアンプ15の入力側14に接続さ
れている。プリアンプ15の出力側16は2段切換装置17に
接続されており、この切換装置の出力側には一方では低
周波用に選定設計された帯域フィルタの入力側18と、高
周波用に設計された帯域フィルタの入力側20とが接続さ
れている。前置回路フィルタ及び切換装置17の切換はそ
れぞれ同時に、選定された周波数領域に依存して破線で
示す接続路22を介して行われる。帯域フィルタ19ないし
21の出力側23ないし24はそれぞれ独立の混合段25ないし
26に接続されている。この混合段にもそれぞれ1つの固
有の発振器27ないし28が配属されている。更に、混合段
25,26は相互に無関係に共通の中間周波回路9に接続さ
れている。混合段及び発振器は集積回路29、例えば型式
TDA5330又はTUA2007の一部である。その場合別個の帯域
フィルタ19ないし21は大きなノイズ防止機構のもとで著
しく高い受信感度を可能にする。それというのは、上記
フィルタは相応の周波数領域に対して最適に設計され
得、かつ、選別、選択性及び掃引同調領域に影響を与え
る切換ダイオードを要しないからである。従って、切換
ダイオードに対する特別な(別個の)切換電圧を要しな
い。高い選択性(選択分離度)及びノイズ防止機能には
それぞれ独立の混合段も寄与をなし、それにより、混合
段配線に対する通常の妥協的手段が省かれる。
図2に示すようにプリアンプ15の出力側16には帯域フ
ィルタ19ないし21に対する切換装置17が接続されてお
り、その際切換装置は第1コンデンサ39を有しこのコン
デンサは入力側48から第1出力側50に、そしてそこから
高い周波数領域に対する帯域フィルタ21の入力側20まで
の間に接続されている。コイル40は入力側48から高周波
チョーク41と帯域スイッチ42との並列接続体を介して直
流電圧源46に接続されないし第2コンデンサ43を介して
低周波数領域用の帯域フィルタ19の入力側18へ接続され
ている。帯域スイッチ42は高周波チョーク41と同じよう
にブロッキングコンデンサ44を介して高周波的にアース
電位に接続されている。帯域スイッチ42は有利に同様に
切換ダイオードとして構成され、領域スイッチ35と共に
制御される。この帯域スイッチ42の閉成状態のもとで、
高域フィルタコンデンサ39は高域(ハイパス)フィルタ
コイル40と共に高い周波数領域に対する帯域通過フィル
タを成し、その際コイル20とコンデンサ43との接続点45
は帯域スイッチ42を介してアース電位に接続されてい
る。従って、低周波領域用の帯域フィルタは高調波的に
入力側で短絡されている。従って、高域通過フィルタ3
9,40はプリアンプ15と帯域フィルタ21との間で最適の整
合を可能にする。
これに対して、帯域スイッチ42が非導通、即ち開放状
態のもとではコイル40はコンデンサ43及びコンデンサ39
と共に、低周波領域に対するローパスフィルタを形成
し、前記コンデンサはコンデンサ39は、帯域フィルタ21
の入力インピーダンスを介してアースされている。その
際作用接続された帯域フィルタ19はなおコンデンサ39を
介して結合されている高周波領域用の帯域フィルタ21を
著しく離調させ、所定周波数の選択分離がもはや可能で
ないようになる。
高周波チョーク41によって、帯域スイッチ42の開放状
態のもとでアンプ15の出力側16までの直流経路が形成さ
れ、その結果この経路を介してプリアンプ15中に存在す
るアンプ素子が直流の供給を受けることができ、その際
低域通過フィルタに影響を及ぼすことはない。
第3図には帯域スイッチとして切換ダイオード42を使
用した、第2図に相応の回路装置を示す。ここではその
他の点で同じ回路構成のもとで高周波チョークと直列に
単一のダイオード47が設けられており、このダイオード
によっては低い周波数領域を作用接続しようとする場
合、プリアンプ15への直流給電が行われる。この場合切
換ダイオード42は電流の流れない状態におかれ従って阻
止状態におかれ、よって領域スイッチは開放状態にあ
る。これに対して切換ダイオード42が直流電源46に接続
されると、そこを流れる電流によって、導通状態が生ぜ
しめられ、それにより、帯域スイッチは閉成状態におか
れる。接続点45が切換ダイオード42と所属のブロッキン
グコンデンサ44.1を介してアース電位におかれた後、当
該回路装置は高い周波数領域に対して切換えられている
のである。切換装置17では切換ダイオード42ないし帯域
スイッチは周波数決定作用をする振動回路中に設けられ
てもいないし、また、プリアンプ15から帯域フィルタ1
9,21までの高周波経路中にも設けられておらず、その結
果選択分離度とか掃引同調可能な帯域幅に不都合な影響
を及ぼすような作用をしない。
前記回路フィルタ及びプリアンプの回路は第1の領域
切換スイッチ2を考慮しない形としては第4図に示して
ある。従って前置回路フィルタは3つの周波数決定コイ
ル30〜32の直列接続体から成り、この直列接続体に並列
に、1つの共通の周波数決定コンデンサ33が、有利には
電圧制御コンデンサ33の形のものが接続されている。そ
の場合第1コイル30は一方でアース電位に接続され、第
3コイル32は分離コンデンサ34を介してプリアンプ15の
入力側14に接続されている。第2、第3コイル31ないし
32の直列接続体に並列に領域スイッチ35が設けられてお
り、この領域スイッチは殊に直流的に制御可能な切換ダ
イオードとして構成されている。第2、第3コイル31,3
2間の接続点36とアンテナ端子1との間には整合コイル3
7が設けられている。第2図に示す切換位置では前置回
路フィルタ12は低い周波数領域(これはほぼ50〜150MHz
に及ぶ)に対して設計選定されている。この周波数領域
内では整合コイル37は殊に低い周波数の場合は殆ど(大
して)作用をしない。この場合基本整合はコイル30〜32
のインダクタンス値の分割比により行われる。コンデン
サ33の容量可変調整によって、すべての3つのコイル30
〜32が周波数決定に関与するような低い周波数領域を掃
引同調調整し得る。低い周波数領域における周波数可変
領域は高い周波数領域(これはほぼ150〜470MHzに亘
る)におけるより幾らか小であるので、領域スイッチ35
に並列に補正コンデンサ38が接続され得、この補正コン
デンサによっては領域スイッチ35の開放状態のもとで、
コンデンサ33の有効可変領域が所定の程度に制限され
る。而して、領域スイッチ35は同時に掃引同調比の可変
調整のためにも用いられる。
領域スイッチ35が閉じられると、コイル30のみが、コ
ンデンサ33に直接的に並列接続され、而して、高い周波
数領域を決定する。領域スイッチ35の閉成下で、補正コ
ンデンサ38も短絡され、もって、コンデンサ33はその全
可変領域によってのみ周波数決定の作用をする。領域ス
イッチ35の閉成状態下で付加的にコイル31,32の直列接
続体は、整合コイル37と直列の並列接続体としての働き
をする。その際コイル31,32,37は共に、アンテナ線路の
波動インピーダンスへの前置回路フィルタ回路の適合に
用いられ、その際整合作用の調整のため整合コイル37を
そのインダクタンス値の点で可変できる。このような変
化は比較的低い周波数領域では実際上影響を及ぼさな
い。また、振動回路の調整のため場合により行われるべ
き、コイル30のインダクタンス値の変化によっても、比
較的低い周波数領域においては振動回路全体の振動周波
数は殆ど(大して)影響を受けない。それというのも、
コイル30のインダクタンス値が、コイル31,32のインダ
クタンス値全体に比して小であるからである。そのよう
な前置回路はまたたんに1つの共通のプリアンプ15を必
要とするのみであり、その結果たんに1つの領域スイッ
チ35によって、周波数領域切換、同調比の可変、当該周
波数領域における整合操作の切換が行われる。従って、
そのような極めて少数の素子ないし部品のためにチュー
ナケーシングにて相応して小さいスペースのみしか必要
でなく、その際、選択分離、掃引同調、ノイズ防止機能
が不都合な影響を受けることがない。
発明の効果 本発明によれば簡単な構成のもとで、高い選択分離度
(作用)を広い連続した全般の領域に亘って得られる手
段が実現され、また本発明によるチューナの構成では2
段の切換装置及び2つの別個の帯域フィルタによって、
切換えに必要な構成素子がそれぞれの帯域フィルタ回路
の本来の振動回路中に設けられておらずその結果掃引同
調領域並びに振動回路品質、もって、選択分離度(ファ
クタ)が不都合な影響を受けないことが達成される。更
に、各帯域フィルタは規定による周波数帯域に対して最
適に選定され得、それにより選定設計上の妥協的手段は
不要になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により構成されるチューナのブロック接
続図、第2図は本発明の切換装置の1実施例の接続図、
第3図は直流経路を第2図の装置に補充した回路装置の
回路図、第4図は予選択部の、高周波的に作用する構成
素子の回路図である。 1……アンテナ端子、2……第1領域切換スイッチ、3
……第2領域切換スイッチ、4……前置(回路)フィル
タ、5……プリアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−13205(JP,A) 特開 平2−58918(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03J 5/00 - 7/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの共通のプリアンプ(15)と、それの
    出力側に接続された2段の切換装置(17)を有し、該切
    換装置(17)は1つの入力側(48)と、2つの出力側
    (49,50)とを有し、該出力側にはそれぞれ1つの帯域
    フィルタが接続されている少なくとも2つの周波数帯域
    用のテレビチューナにおいて、前記切換装置(17)の入
    力側(48)は一方では第1コンデンサ(39)を介して高
    い周波数領域用の一方の帯域フィルタ(21)の接続のた
    めの第1の出力側(50)に接続され、他方ではコイル
    (40)と第2コンデンサ(43)とから成る直列接続体を
    介して、低い周波数領域用の他方の帯域フィルタ(19)
    の接続のための第2の出力側(49)と接続されており、
    更に、コイル(40)とコンデンサ(43)との接続点(4
    5)と、回路の基準電位との間に帯域スイッチ(42)が
    設けられていることを特徴とするテレビチューナ。
  2. 【請求項2】帯域スイッチ(42)の閉成状態のもとでコ
    ンデンサ(39)はコイル(40)と共に高周波領域用の高
    域通過フィルタを成し、低周波領域用の帯域フィルタ
    (19)は入力側にて短絡状態におかれている請求項1記
    載のテレビチューナ。
  3. 【請求項3】帯域スイッチ(42)の非導通状態のもと
    で、コイル(40)は第2のコンデンサ(43)及び第1コ
    ンデンサ(39)と共に低周波領域用のローパスフィルタ
    を形成し、前記第1コンデンサ(39)は、高い周波数領
    域用の帯域フィルタ(21)の入力インピーダンスを介し
    てアースされており高周波領域用の帯域フィルタ(21)
    は離調状態におかれている請求項1又は2記載のテレビ
    チューナ。
  4. 【請求項4】帯域スイッチ(42)に並列に高周波チョー
    ク(41)が設けられており、この高周波チョークはプリ
    アンプ(15)の能動的アンプ素子への直流的給電のため
    一方の側で直流電圧源(46)に接続されている、請求項
    2又は3記載のテレビチューナ。
  5. 【請求項5】コイル(40)とコンデンサ(43)との接続
    点(45)は一方では帯域スイッチ(42)とブロッキング
    コンデンサ(44)とを介して高周波的にアース電位に接
    続可能であり、かつ直流的に切換区間を介して電圧源
    (46)に接続可能であり、他方では高周波チョーク(4
    1)と、ダイオード(47)と、別の切換区間との直列接
    続体を介して電圧源(46)に接続可能である請求項1、
    2又は3記載のテレビチューナ。
  6. 【請求項6】高周波チョーク(41)と直流電圧源(46)
    との接続点ないし高周波チョーク(41)とダイオード
    (47)との接続点はブロッキングコンデンサ(44)を介
    して当該回路の基準電位に接続されている請求項4又は
    5記載のテレビチューナ。
  7. 【請求項7】上記切換装置(17)は共に1つの領域スイ
    ッチ(35)で切り換えられ、該領域スイッチはプリアン
    プ(15)に前置接続された、両周波数帯域に切換可能な
    前置回路フィルタ(12)に配属されている請求項1から
    6までのいずれか1項記載のテレビチューナ。
  8. 【請求項8】上記前置回路フィルタ(12)は3つの、周
    波数決定作用をするコイル(30〜32)を有し、該コイル
    には1つの共通の周波数決定作用をするコンデンサ(3
    3)が並列接続されており、上記3つのコイルのうち第
    1のコイル(30)はアース電位に接続され、第3コイル
    (32)は結合コンデンサ(34)を介してプリアンプ(1
    5)の入力側(14)に接続されており、更に、第2、第
    3コイル(31,32)の直列接続体に並列に領域スイッチ
    (35)が設けられており、更に、第2、第3コイル(3
    1,32)の接続点(36)に整合コイル(37)が接続されて
    おり、上記整合コイルは他方ではアンテナ端子(1)に
    接続され更に、上記第1コイル(30)は高い周波数領域
    に対して周波数決定作用をする請求項7記載のテレビチ
    ューナ。
  9. 【請求項9】上記前置回路フィルタ(12)は同調可能で
    ある請求項7又は8記載のテレビチューナ。
  10. 【請求項10】上記整合コイル(37)は高い周波数領域
    に対して選定されている請求項8又は9記載のテレビチ
    ューナ。
  11. 【請求項11】上記領域スイッチ(35)に並列に補正コ
    ンデンサ(38)が設けられている請求項8から10までの
    いずれか1項記載のテレビチューナ。
  12. 【請求項12】帯域フィルタ(19,21)の出力側はそれ
    ぞれ固有の混合段(25,26)に接続されている請求項1
    から11までのいずれか1項記載のテレビチューナ。
  13. 【請求項13】上記アンテナ端子(1)と前置回路フィ
    ルタ(12)との間に第1領域切換スイッチ(2)が設け
    られており、更に、上記アンテナ端子(1)に第2領域
    切換スイッチ(3)が接続されており、該第2切換スイ
    ッチはUHFチューナ分岐に前置接続されており、更に、
    上記UHFチューナ分岐の混合段(7)の出力側が他方の
    混合段(25,26)の出力側に共に共通の中間周波出力側
    (11)を有する中間周波−セレクタ(9)に接続されて
    いる請求項8から12までのいずれか1項記載のテレビチ
    ューナ。
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