JP2810469B2 - 直列バーコード用プリンタ - Google Patents

直列バーコード用プリンタ

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JP2810469B2
JP2810469B2 JP2023600A JP2360090A JP2810469B2 JP 2810469 B2 JP2810469 B2 JP 2810469B2 JP 2023600 A JP2023600 A JP 2023600A JP 2360090 A JP2360090 A JP 2360090A JP 2810469 B2 JP2810469 B2 JP 2810469B2
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アーサー モーリソン ドルナド
テレーゼ ポーター ロレイン
ドナルド ワーリグ リチャード
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モナーク マーキング システムズ インコーポレーテッド
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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    • G06K1/12Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/028Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by thermal printers

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各行がバーまたはスペースから成る直列バ
ーコードを含む情報を、サーマル印字ヘッドを用いて記
録部材のウェブに何行も印刷するためのプリンタ、より
詳細には、直列バーコードとその隣りに印刷された人間
が読み取りできる文字(以下、単に文字と呼ぶ)などの
情報に不連続が生じないように、バー行またはスペース
行のような行の状態、少なくとも直前の行および直後の
行の状態、および既に印刷したバー行の数に応じて各行
ごとにサーマル印字ヘッドに異なるエネルギー量を加え
るように制御する装置を備えたプリンタに関するもので
ある。
発明が解決しようとする課題 記録部材のウェブ例えばラベルなどに情報を印刷する
サーマル印字ヘッドを備えたプリンタは既に知られてい
る。そのようなプリンタの1っに、サーマル印字ヘッド
を用いて感熱紙に直接印刷する形式のサーマル直接プリ
ンタがある。この形式のプリンタは、加えられたエネル
ギーに応じて発熱にドットを印字する一連の印字要素が
一列に並んだサーマル印字ヘッドを使用していることは
知られている。そのような印字要素は、抵抗器でもよい
し、パルス信号を印加して印字要素を駆動させ印字させ
る類似の印字要素でもよい。従来の装置は、パルスの幅
すなわち振幅を制御してサーマル印字ヘッドの印字要素
に加えるエネルギーの量を調整している。
別の従来の装置では、各行を印字するため、計算され
た動作周期の一定の数のパルスをサーマル印字ヘッドに
印加する。動作周期は、サーマル印字ヘッドの抵抗およ
び温度のほか、サーマル印字ヘッドに加える入力電圧の
初期測定値に従って計算される。この従来装置では、プ
リンタができるだけ公称の幅をもつ細いバーを印刷でき
るように、すべての印字要素に加えるエネルギーの量を
一定にしている。この従来装置は、第2図に示した並列
バーコードのように、バーコードを構成するバーが、記
録部材の移動方向と平行に伸びている場合には、うまく
印刷することができるが、第3図に示した直列バーコー
ドのように、バーコードを構成するバーが記録部材の移
動方向に伸びている場合には、幾つかの問題がある。問
題の1っは、この従来装置で印刷すると、直列バーコー
ドと文字が(もし、あれば)淡くすなわち薄く見えるこ
とである。さらに、細いバーを並べて形成される太いバ
ーを印刷する場合には、第4図に示すように、太いバー
に、隙間などの不連続が生じる可能性がある。これらの
隙間が生じると、太いバーが淡く見える。文字は、第5
図に示すように、直列バーコードに隣接して印刷される
が、この文字にも同様に不連続が生じる。このような不
連続は、文字の部分を構成するドットの濃さの差異を含
んでおり、より淡いドットにより直列バーコードのスペ
ースの隣の行にある文字の部分が生じ、より濃いドット
により直列バーコードのバーの隣りの行にある文字の部
分が生じる。そのほか、この従来装置を使用すると、印
字された各バーの幅が直列バーコードすなわちラベルの
長さ以上に広がることがわかった。情報の印刷中、電圧
が印加された各印字要素から周囲領域へ熱が逃げる。こ
の周囲領域における局部的な短時間の温度上昇によっ
て、後続の情報行の印字は、初期温度(この温度から動
作周期を計算した)より高い温度で始まる。このように
後続行がより高い温度で始まると、各後続行に印字され
るドットの幅が広くなる。
課題を解決するための手段 本発明は、サーマル印字ヘッドを有する従来のプリン
タで直列バーコードを印刷するときに生じる上記の問題
を解決することを目的とするものである。本発明のプリ
ンタは、直列バーコードとその隣りに印刷される文字な
どの情報に不連続が生じないように、バー行またはスペ
ース行のような行の状態、少なくとも直前の行と直後の
行の状態、および既に印刷したバー行の数に応じて、各
行ごとに異なるエネルギー量をサーマル印字ヘッドに加
えるように制御する装置を備えている。詳しく述べる
と、本発明のプリンタは、情報を印字するため多数の印
字要素が1列に並べられたサーマル印字ヘッドを備えて
いる。また、プリンタは、サーマル印字ヘッドにエネル
ギーを加えて、印字要素に直列バーコードのバーと文字
の部分(もし、あれば)を印字させるサーマル印字ヘッ
ド駆動手段を備えている。詳しく述べると、この駆動手
段は、決められた行で印字するため「オン」にする各印
字要素へ一連のパルスを印加する。パルスの動作周期は
行から行へ一定であるが、パルスの数は異なる。各行を
印字するためサーマル印字ヘッドに加えるパルスの数
は、制御装置によって決められ、サーマル印字ヘッドへ
加えるエネルギーの量が変えられる。
バー行のときサーマル印字ヘッドに加えるエネルギー
量は、印字された先行するバー行の数によって決まる。
このエネルギー量がバー行の場合の基本値になる。この
エネルギー量の基本値は、既に印字されたバー行の数が
増えると、ほぼ指数関数的に小さくなる。もし直前の行
または直後の行が同様にバー行であれば、バー行に対す
るエネルギー量の基本値は補正係数で修正される。もし
現在行の直後の行が同様にバー行であれば、制御装置は
第1補正係数だけエネルギー量の基本値を増加させる。
もし現在行の直後の行がスペース行であり、現在行の直
前の行がバー行であれば、制御装置は、第2補正係数だ
けエネルギー量の基本値を減少させる。
その行がスペース行であると判断され、かつその行に
文字の部分が存在する場合、直列バーコードのスペース
を有する行において生成される文字の部分に不連続が生
じないように、サーマル印字ヘッドに加えるエネルギー
量は高レベルのままである。
情報がバー行であるかスペース行であるかを判断する
ため、各行ごとに「オン」にすべき印字要素の数が決定
され、しきい値と比較される。もし「オン」の印字要素
の数がしきい値以下であれば、行はスペース行と識別さ
れる。もし「オン」の印字要素の数がしきい値に等しい
かそれ以上であれば、行はバー行であると識別される。
しきい値は、直列バーコードのバーを印字するため「オ
ン」にするよう要求された印字要素の数と同じ値に設定
することができる。この印字要素の数がバーコードの高
さを定める。しかし、行にかなりの数のドットを印字す
ると、これらのドットがバーまたは文字に対応づけられ
ていてもいなくても、補正しなければならない温度上昇
が生じるので、好ましい実施例では、しきい値はバーの
高さを定める印字要素の数より小さい値にしてある。
本発明の以上およびその他の目的、利点、新規な特
徴、実施例の詳細は、添付図面と以下の説明を読まれれ
ば容易に理解されるであろう。
実施例 第1図に、ラベルが付けられ紙素材などの記録部材の
ウェブに情報を印刷するための本発明のプリンタをブロ
ック図で示す。プリンタは、一連の印字要素10′例えば
抵抗器、等が直線状に並べられたサーマル印字ヘッド10
を備えている。各印字要素に電圧が加えられると、印字
要素は、加えられたエネルギー量に応じた熱を発生す
る。発生した熱により、感熱性素材にドットが印字され
る。そのとき、温度が上昇すると、印字されるドットの
幅が増大する。サーマル印字ヘッド10に使用される素材
は、感熱紙でもよいし、感熱性ラベル合成素材でもよ
い。これらは、あとで詳しく説明するようにし、同じ幅
のドットを印字するために必要な温度が異なる。本発明
は、非直接式すなわち熱転写式印刷にも同様に使用でき
る。
本発明のプリンタは、ラベル素材をサーマル印字ヘッ
ド10の印字要素10′の列に対し直角な方向に動かしてラ
ベルに情報を印刷するため、インタフェース16を介して
ステップモーター14を制御するマイクロプロセッサ12を
備えている。マイクロプロセッサ12は、そのほかに、液
晶表示装置ドライバ20を介して液晶表示装置18を制御
し、使用者へ各種のプロンプトを表示する。使用者は表
示されたプロンプトに対し、インタフェース16を介して
マイクロプロセッサ12へ接続されたキーボード22を通じ
て応答する。マイクロプロセッサ12は、そのほかに、サ
ーマル印字ヘッド制御装置24にも接続されている。制御
装置24は、マイクロプロセッサ12に応答し、バッテリ26
から電力が供給されるサーマル印字ヘッド10を駆動し、
ラベルに情報を印刷する。バッテリ26の出力は、マイク
ロプロセッサ12へ+14Vを提供する電圧調整器28にも加
えられる。
マイクロプロセッサ12は、読出し専用メモリ(ROM)3
0に記憶されたソフトウェアに従ってサーマル印字ヘッ
ド制御装置24と、ステップモーター14と、液晶表示装置
18を制御する。マイクロプロセッサ12は、ランダムアク
セスメモリ(RAM)32の一部分をデータを操作する作業
用レジスタとして使用する。RAM32の他の部分は、ラベ
ルに印刷する情報のビット写像イメージを記憶するため
使用される。各ビットは、ラベルを構成する情報の決め
られた行について、各ビットに対応づけられた特定印字
要素を「オン」または「オフ」にすべきかどうかを識別
する。直列バーコードを印刷する場合、各情報行は、バ
ーまたはスペースと、人間読取可能文字の部分を含むこ
とがある。文字は、一般に、ラベルを構成する多数の情
報行に及んでいる。情報行を印字するため、マイクロプ
ロセッサ12は、RAM32からサーマル印字ヘッド制御装置2
4へ行のビット写像イメージを送り、制御装置24はそれ
に応じて、その行のとき「オン」にすべきであると識別
したサーマル印字ヘッド10の印字要素へバッテリ26から
エネルギーを加える。詳しく述べると、サーマル印字ヘ
ッド制御装置24は、各行についてサーマル印字ヘッド10
の印字要素へ一連のパルスを加えることにより、サーマ
ル印字ヘッド10の印字要素を駆動して印字させる。印字
要素に加えるパルスの動作周期は、サーマル印字ヘッド
の抵抗および温度の初期値から計算される。これらの初
期値は、ライン34,36でマイクロプロセッサ12へ送られ
る。バッテリ26からサーマル印字ヘッド10へ加えられた
入力電圧は、さらに、ライン38を通じてマイクロプロセ
ッサ12へ送られる。マイクロプロセッサ12は、バー行ま
たはスペース行などの情報行の状態、印字中の行の直前
および直後の行の状態、および後で第8図を参照して詳
しく説明するように既に印字されたバー行の数に従っ
て、各情報行についてサーマル印字ヘッド10に加えるパ
ルス数を変えるようにサーマル印字ヘッド制御装置24を
制御する。
第8図の流れ図に従って動作するマイクロプロセッサ
12によって制御される第1図に示したプリンタは、第2
図に示すように、バーコードを構成するバーが矢印で示
した用紙の移動方向と平行である並列バーコードを印刷
することができる。またプリンタは、第4図および第5
図に示した従来のプリンタで生じる可能性がある不連続
を生じさせずに、第3図に示すように、バーコードを構
成するバーが矢印で示した用紙の移動方向に対し直角で
ある直列バーコードを印刷することもできる。本発明の
プリンタによって除去される不連続としては、太いバー
42内の隙間40と、文字46内の淡い部分44がある。文字46
の淡い部分44は、その隣に印刷された直列バーコードの
スペース48と同じ行にある。また、本発明のプリンタ
は、印字するバー行の数が増すにつれてサーマル印字ヘ
ッド10へ加えるパルスの数Nを減らし、バーコードの全
長にわたって、すなわちラベルの端から端まで、各バー
行の幅が確実に一定に保たれるようにする。電圧を加え
ると、印字要素の周囲の領域内の温度の上昇は指数関数
的に増大することがわかったので、印字する後続の各バ
ー行についてサーマル印字ヘッド10に加えるパルスの数
は、第6図に示すように指数関数的に減らされる。後続
の各バー行について指数関数的に減らしたパルス数を与
えるために、マイクロプロセッサ12は次の表IとIIを使
用する。
表Iには、合成素材または紙素材に印刷される直列バ
ーコード、並列バーコード、または文字の場合にサーマ
ル印字ヘッドに加える基本パルス数が記載してある。詳
しく述べると、合成素材に印刷する場合、直列バーコー
ドの各スペース行についてサーマル印字ヘッド10の各印
字要素に加えるパルス数は60である。これに対し、紙素
材に印刷する場合、サーマル印字ヘッド10に加えるパル
ス数は56である。スペース行についてのこれらの基本パ
ルス数は、直列バーコードのスペースと 同じ行内の隣接する文字の部分の不連続を最小限度にす
る十分に高い値である。ラベルに印字される直列バーコ
ードの第1、第2および第3バー行は、表Iの位置1、
2および3にそれぞれ示すように、合成素材の場合は6
1,59,58の基本パルス数、紙素材の場合は57.55.54の基
本パルス数を有し、それらの値は減少している。第4〜
第15バー行は、表Iの位置4に示すように、合成素材の
場合は56、紙素材の場合は52の同じ基本パルス数を有す
る。第16〜40バー行は、表Iの位置5に示すように、合
成素材の場合は54、紙素材の場合は50の同じ基本パルス
数を有する。第41〜第70バー行は、表Iの位置6に示す
ように、合成素材の場合は52、紙素材の場合は48の同じ
基本パルス数を有する。第71〜第100バー行は、表Iの
位置7に示すように、合成素材の場合は51、紙素材の場
合は47の同じ基本パルス数を有する。第101〜第130バー
行は、表Iの位置8に示すように、合成素材の場合は5
0、紙素材の場合は46の同じ基本パルス数を有する。第1
31バー行およびそれ以降の各バー行は、表Iの位置9に
示すように、合成素材の場合は49、紙素材の場合は45の
同じ基本パルス数を有する。直列バーコードの場合にサ
ーマル印字ヘッド10に加える基本パルス数は、続いて説
明する補正表すなわち表IIに従って、表Iの位置10に記
憶された正の補正係数で修正して基本パルス数を増すこ
ともでるし、また表Iの位置11に記憶された負の補正係
数で修正して基本パルス数を減らすこともできる。表I
の位置12に記憶されたデータは、並行バーコードの各行
についてサーマル印字ヘッド10に加えるパルス数を示
す。位置12に記憶されたデータは、そのほか、逐次印刷
方向に文字のみを有するラベルを印刷するために使用さ
れる。
表IIにおいて、Cは印字する現在行の状態を表し、P
は現在行の直前の行の状態を表し、Sは現在行の直後の
行の状態を表す。“0"の状態はその行をスペース行と認
定し、“1"の状態はその行を縦バーと認定する。先行す
る行、現在の行および後続の行に対応づけられた。3っ
のビットは、マイクロプロセッサ12によって作業用レジ
スタにシフトされ、そして直列バーコードの現在のバー
行についてサーマル印字ヘッド10に加える基本パルス数
を修正する補正係数を選ぶ際の基準すなわち表Iに対す
るアドレスとして使用される。
もし印字する現在の行がバー行であり、印字する後続
の行もバー行であれば、隣接するバー行を印字する際サ
ーマル印字ヘッドに加えるエネルギー量を増すために、
基本パルス数に12の補正係数が加えられる。この結果、
第7B図に示すように、バー行が重複する。直列バーコー
ドの太いバー42は、第7A図に示すように、2っまたはそ
れ以上のバー50,52を並べて構成される。本発明を使用
しなければ、太いバー42に、隙間40が生じる可能性があ
る。本発明は、第7B図に示した太いバー42′を印刷する
とき、後続の行52′が同様にバー行であるかどうかに従
って、バー行50′のときサーマル印字ヘッド10に加える
エネルギーの量を最初に決めることにより、太いバーに
隙間が生じるのを防止している。サーマル印字ヘッド10
に加えるエネルギー量を増せば、第7A図のバー50につい
て示した幅より、バー50′の幅が増大する。バー52′を
印字するとき、マイクロプロセッサ12はバー行52′の後
の行が同様にバー行であるかどうかを判断する。もしバ
ー行であれば、マイクロプロセッサ12は同様にバー行5
2′について計算した基本パルス数を12の補正係数だけ
増す。しかし、もしバー行52′に続く行がスペース行で
あれば、マイクロプロセッサ12は基本パルス数を9の補
正係数だけ減らす。この理由は、先行するバー行50′を
生成したとき電圧が加えられたサーマル印字ヘッドの要
素の周囲領域が、バー行52′を印字するときもなおかな
り高温であることと、バー行52′を後続の行に重複させ
る必要がないことから、全パワーは必要ないためであ
る。
マイクロプロセッサ12は、第8図に示した流れ図に従
って動作し、以下のように、ラベルの各行についてRAM3
2に記憶されたラベルのビット写像イメージによって
「オン」にすべきと認定されたサーマル印字ヘッドの各
要素に加えるパルス数を決定する。マイクロプロセッサ
12は、最初にブロック60において、使用中の素材の種類
が既知のものであるかどうかを判断し、もし既知でなけ
れば、ブロック62において、液晶表示装置18を制御し
て、使用者に対しメッセージを表示し、素材の種類をエ
ントリするように指示する。使用者がキーボード22でプ
リンタに素材の種類をエントリすると、マイクロプロセ
ッサ12はブロック64へ進み、使用中の特定の素材につい
てエネルギー表、例えば合成素材の場合は表I A、紙素
材の場合は表I Bを選択する。マイクロプロセッサ12
は、ブロック66において、直列バーコードを印刷するの
かどうか判断し、もしそうでなければ、マイクロプロセ
ッサ12はブロック68へ進み、表Iの位置12から並行バー
コードの場合のサーマル印字ヘッド10へ加えるパルス数
を選択する。次にブロック70において、マイクロプロセ
ッサ12は並行バーコードのすべての行について選択した
値を保存し、ブロック72へ進み、ルーチンから出る。も
しブロック66において直列バーコードを印刷すると判断
すれば、マイクロプロセッサ12はブロック71において、
値XとYをそれぞれX=0、Y=0に初期化する。
ブロック73において、マイクロプロセッサ12は、RAM3
2内の作業用レジスタ内の3っのビットが先行する行、
現在行および後続の行を、バー行またはスペース行とし
て正確に表わすため、行の履歴を更新する。マイクロプ
ロセッサ12は、RAM32に記憶されたラベルのビット写像
イメージの行を印字する際「オン」にする印字要素の数
をカウントすることによって、行がバー行かスペース行
かどうかを判断する。次にマイクロプロセッサ12は「オ
ン」にする印字要素の数としきい値とを比較し、もし
「オン」にする印字要素の数がしきい値以下であれば、
行はスペース行と判断される。もし「オン」にすべき印
字要素の数がしきい値に等しいか、それ以上であれば、
行はバー行と判断される。しきい値は、直列バーコード
の各バーを印字する場合に「オン」である印字要素の数
(この数により直列バーコードのバーの高さが定まる)
と同じ値に設定することができる。しかし、印字する行
がバーであっても文字のみであっても、かなりの数の印
字要素に電圧を加えると、サーマル印字ヘッド10の領域
内に局部的発熱が生じるので、好ましい実施例では、し
きい値はバーの高さを定める印字要素の数より小さく設
定してある。本発明はこの局部的発熱の現象を補正しよ
うとするものである。ラベルのビット写像イメージが生
成されたとき、バー行またはスペース行などの各行の状
態を決定し、印刷するときマイクロプロセッサ12がこの
作業を行わずにすむように保存してもよいことに留意さ
れたい。ブロック74において、マイクロプロセッサ12
は、更新された行の履歴から現在行がバー行であるかス
ペース行であるかを判断する。
もし現在行がバー行であると判断すれば、マイクロプ
ロセッサ12はブロック76においてX=X+1にセットす
る。次にマイクロプロセッサ12は、ブロック78におい
て、現在行の直後の行がバー行であるかスペース行であ
るかを判断する。もしバー行であれば、マイクロプロセ
ッサ12はブロック80においてエネルギー補正係数をT10
にセットし、ブロック82においてN=T(X)+T10
セットする。例えば、現在行が印字する第6バー行であ
れば、マイクロプロセッサ12はブロック76においてX=
6にセットする。T(X)=T(6)=位置4は、合成
素材の場合の56のパルスに等しい基本エネルギー量を表
す。次の後続行はバー行であるから、マイクロプロセッ
サ12は、ブロック80において、エネルギー補正係数を表
Iの位置10(12に等しい)にセットする。実例では、N
=T(X)+T10=T(6)+T10=56+12=68である。
マイクロプロセッサ12は、ブロック84において、情報行
Yのために、このNの値を保存し、ブロック86におい
て、Y=Y+1にセットする。次に、マイクロプロセッ
サ12は、ブロック88において、YがZより大きいかどう
かを判断する。ここで、Zはラベルに印刷する情報行の
数を表す。もしYがZ以下であれば、マイクロプロセッ
サ12はブロック73へ戻り、次の現在行のときサーマル印
字ヘッド10に加えるエネルギー量を決定することができ
るように行の履歴を更新する。
もしマイクロプロセッサ12がブロック74において現在
行がバー行であると判断し、ブロック78において直後の
行がスペース行であると判断すれば、マイクロプロセッ
サ12はブロック90へ進み、現在行の直前の行がバー行で
あったかどうかを判断する。もし直前の行がバー行であ
ったならば、マイクロプロセッサ12は、ブロック100に
おいて、エネルギー補正係数を、表Iの位置11に記憶さ
れた値すなわち9にセットする。次に、マイクロプロセ
ッサ12は、ブロック102において、N=T(X)−T11
セットする。もし現在行が同様に第6行であれば、N=
T(6)−T11=56−9=47である。マイクロプロセッ
サ12は、ブロック102からブロック84へ進み、行Yのた
めに、このNの値を保存する。
もしマイクロプロセッサ12がブロック74において現在
行がスペース行であると判断すれば、マイクロプロセッ
サ12はブロック106へ進み、Nを、表Iの位置0に記憶
された値にセットする。この値は、合成素材の場合は60
であり、紙素材の場合は56である。その後、マイクロプ
ロセッサ12はブロック84へ進む。
以上説明した本発明について多くの修正および変更を
施すことができる。したがって、特許請求の範囲内で、
上述以外のやり方で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のプリンタのブロック図、 第2図は、矢印の方向に移動する素材に印刷された並列
バーコードの図、 第3図は、矢印の方向に移動する素材に印刷された直列
バーコードの図、 第4図は太いバーに隙間がある直列バーコードの図、 第5図は、隣接する人間読取可能文字に不連続がある直
列バーコードの図、 第6図は、各バー行を印字するための第1図のサーマル
印字ヘッドに加えるパルス数を、印字するバー行の数の
関数として表したグラフ、 第7A図は、隙間をもつ太いバーの図、 第7B図は、本発明に従って重複するバー行で形成された
太いバーの図、および 第8図は、第1図に示したサーマル印字ヘッドに加える
エネルギー量を決定するソフトウェアルーチンの流れ図
である。 符号の説明 10……サーマル印字ヘッド、10′……印字要素、12……
マイクロプロセッサ、14……ステップモーター、16……
インタフェース、18……液晶表示装置、20……表示装置
ドライバ、22……キーボード、24……制御装置、26……
バッテリ、28……電圧調整器、30……ROM、32……RAM、
34,36,38……ライン、40……隙間、42,42′……太いバ
ー、44……淡い部分、46……文字、48……スペース、5
0,50′,52,52′……バー行。
フロントページの続き (72)発明者 ロレイン テレーゼ ポーター アメリカ合衆国 オハイオ州 45342 マイアミスバーグ ホワイト シダー ドライヴ 8567 アパートメント 224 (72)発明者 リチャード ドナルド ワーリグ アメリカ合衆国 オハイオ州 45424 ヒューバー ハイツ キスメット プレ イス 7155 (56)参考文献 特開 昭64−4369(JP,A) 特開 昭63−45072(JP,A) 特開 昭63−126774(JP,A) 特開 昭63−185655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/35 - 2/37 B41J 3/51 G06K 1/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各行がバーまたはスペースから成る直列バ
    ーコードを含む情報を、記録部材のウェブに何行も印刷
    するためのプリンタであって、 サーマル印字ヘッド、 前記サーマル印字ヘッドにエネルギーを印加し、サーマ
    ル印字ヘッドを駆動して印刷させるエネルギー印加手
    段、 各情報がバー行であるかスペース行であるかを識別する
    手段 既に印字したバーの数に応じて異なるエネルギー量でバ
    ー行を印字するように前記エネルギー印加手段を制御す
    る手段、 を備えていることを特徴とするプリンタ。
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