JP2809652B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2809652B2
JP2809652B2 JP63286081A JP28608188A JP2809652B2 JP 2809652 B2 JP2809652 B2 JP 2809652B2 JP 63286081 A JP63286081 A JP 63286081A JP 28608188 A JP28608188 A JP 28608188A JP 2809652 B2 JP2809652 B2 JP 2809652B2
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茂 杉山
和男 桑村
芳武 荒木
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/12Automatic release mechanisms with or without manual release
    • H01H71/24Electromagnetic mechanisms
    • H01H71/28Electromagnetic mechanisms with windings acting in conjunction

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Breakers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、遮断動作時に発生したアークを消弧装置の
グリッド板へ磁気駆動する磁気駆動鉄心を備えた回路遮
断器に関する。
(従来の技術) この種の回路遮断器の一例として、第5図及び第6図
に示したものが供されている。この第5図及び第6図に
おいて、1は図示しないケースに固定した固定接触子
で、これの一端側は主回路に接続される端子を構成し、
他端側はU字状に折返されて第5図中上面部に固定接点
2を有している。3はほゞU字状をなす磁気駆動鉄心
で、これは一対の側辺部3a,3b及びこれらを連結する連
結部3cよりなり、その連結部3cを固定接触子1のU字状
に折返した部分に挟持して固定している。この磁気駆動
鉄心3には、耐熱性の絶縁材例えばエポキシ樹脂を全面
にフローコーティングすることにより絶縁被覆4が設け
られている。そして、遮断動作時に発生したアークは、
磁気駆動鉄心3に形成された磁界によって図示しない消
弧装置へ速やかに磁気駆動される。
一方、消弧装置のグリッド板は切欠部を有しており、
その切欠部の内縁がアークにより溶損するおそれがあ
る。この溶損を防止するために、従来においては、グリ
ッド板に耐熱材を部分コーティングしたり、或は、第7
図に示すように、機構部との間を遮蔽するための遮蔽バ
ーリヤ5に細隙バーリヤ6及び7を一体に突設し、この
細隙バーリヤ6及び7を可動接触子とグリッド板の切欠
部の内縁との間に配置したりしている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来構成では、遮断動作時に発生したアークを効
率的に消弧装置へ吸引するには、磁気駆動鉄心3をアー
ク即ち可動接触子へ近付けるために側辺部3a,3b間の巾
を狭くする必要がある。また、磁気駆動鉄心3と可動接
触子との間を絶縁するため、磁気駆動鉄心3に絶縁被膜
4を所定厚み設けなければならないが、フローコーティ
ングでは角部に絶縁被膜4が付き難いことから、平面部
の絶縁被膜4が厚くなってしまう。このような磁気駆動
鉄心3を組付ける場合、固定接触子1のU字状部分に通
して挟持する構成のため、寸法的な制約により絶縁被膜
4の厚みの分だけ鉄心断面積が小さくなり、アークを消
弧装置へ磁気駆動する効率が低下するという問題点があ
った。
一方、グリッド板の溶損防止のために、複数のグリッ
ド板のそれぞれに部分コーティングを行なうと、コスト
が高くなる。また、遮蔽バーリヤ5に細隙バーリヤ6,7
を一体に突設する構成では、細隙バーリヤ6,7が変形し
易く、可動接触子の動作を妨げるおそれもある。この場
合、細隙バーリヤ6,7をグリッド板に形成した溝部に差
し込んで支持することも考えられるが、工数等が増える
欠点がある。更に、細隙バーリヤ6,7を大きくすると、
内圧が高くなり過ぎて、ケース,カバーを破損したり大
量の火花やガスを吹出して相間短絡のおそれもあり、ま
た反対に、細隙バーリヤ6,7を小さくすると、充分な効
果を得ることができなくなり、細隙バーリヤ6,7の形
状,大きさによる内圧の調整が困難であった。
そこで、本発明の目的は、アークを消弧装置へ磁気駆
動する効率を向上できると共に、グリッド板の溶損を極
力防止でき、更に、内圧を容易に調整できて遮断性能を
向上し得、しかも、構造を簡単化でき且つ組立性を向上
できる回路遮断器を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の回路遮断器は、固定接触子と、これに接離す
る可動接触子と、この可動接触子の接離方向へ沿って延
びる一対の側辺部及び各側辺部間を連結する連結部を有
しほゞU字状をなす磁気駆動鉄心と、切欠部を有する複
数枚のグリッド板よりなる消弧装置とを備えたものにお
いて、前記磁気駆動鉄心の側辺部の全体を覆うキャップ
部と、前記固定接触子の固定接点等を除いてその周辺を
覆う底板部と、前記可動接触子と前記グリッド板の切欠
部の内縁との間に配置される隔壁部とを一体成形してな
る絶縁部材を設けたところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、磁気駆動鉄心を絶縁するには、ま
ず磁気駆動鉄心を組付け、その後に絶縁部材を装着して
絶縁部材のキャップ部により磁気駆動鉄心の各側辺部の
全体を覆う。従って、磁気駆動鉄心の連結部には絶縁被
覆が設けられないから、その部分の鉄心断面積を大きく
し得る。また、絶縁部材に一体成形された隔壁部が細隙
バーリヤとして作用すると共に、この隔壁部が絶縁部材
に一体成形されているので、隔壁部の形状,大きさを設
定し易く、内圧の調整が容易となり、遮断性能が向上す
る。しかも、キャップ部,底板部及び隔壁部を一体成形
して絶縁部材を構成したから、部品点数を減少できて構
造を簡単化できると共に組立性を向上できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき第1図ないし第4図を
参照しながら説明する。
まず第1図において、11は絶縁材製のケースで、これ
は外側壁と対向相間仕切壁とを連結する連結壁11aを一
体成形しており、強度を向上させている。12は絶縁材製
のカバーで、これはケース11の上面部に取付けられてい
る。13はケース11内に固定された固定接触子で、これの
一端側は主回路に接続される端子13aを構成し、他端側
はU字状に折返されており、そのU字状部13bの第1図
中上面部に固定接点14を有している。上記U字状部13b
の先端部にはアークランナ15が設けられている。16は固
定接点14と対向する可動接点17を有する可動接触子で、
これは図示しない機構部のクロスバーに支持されてお
り、該機構部の動作に伴い固定接触子13と接離するよう
になっている。18は全体としてほぼU字状をなす磁気駆
動鉄心で、これは、第2図及び第3図に示すように、一
対の側辺部18a,18b及び各側辺部18a,18b間を連結する連
結部18cよりなっている。この磁気駆動鉄心18は、その
連結部18cを固定接触子13のU字状部13b内に通しスペー
サ19を差し込むことにより挟持されて固定されている。
20は消弧装置で、これはほゞV字状をなす切欠部21aを
有する複数枚のグリッド板21を一対の支持板22(一方の
み図示)に所定間隔をおいて多段状に支持して構成され
ている。
さて、23は絶縁部材で、これは、第4図に示すよう
に、磁気駆動鉄心18の側辺部18a及び18bをそれぞれすっ
ぽり覆うキャップ部23a及び23b、固定接触子13の固定接
点14及びアークランナ15等を除いてその周辺を覆う底板
部23c、並びに、可動接触子16とグリッド板21の切欠部2
1aの内縁との間に配置される一対の隔壁部23d及び23eを
一体成形してなっている。ここで、隔壁部23d,23eは、
キャップ部23a,23bに沿ってその上部まで形成されてお
り、第2図に示すように、固定接点14付近の幅寸法Aを
広くし、可動接触子16の開離方向である上部の幅寸法B
を狭くするように設定している。尚、24は多数の小孔を
有する鉄板製のフィルタ、25は絶縁バーリヤである。
次に、上記構成の作用を説明する。
短絡事故等により大電流が流れると、両接触子13,16
間の電磁反発力によって、可動接触子16が開離し始めそ
れに続いて機構部が作動して最終位置まで開離する。こ
のとき発生するアークは、磁気駆動鉄心18及びグリッド
板21の磁気作用及び内圧等によって伸長されて消弧装置
20の奥部へ引き込まれ、グリッド板21の陰極効果による
アーク電圧の上昇,冷却等で消滅し、もって電流が遮断
される。
このような構成の本実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。即ち、磁気駆動鉄心18を組付けた
後に、絶縁部材23を装着する構成であるので、磁気駆動
鉄心18の連結部18cが絶縁被覆を持たなくなり、この連
結部18cの鉄心断面積を従来の連結部3c(第5図参照)
のそれに比べて大きくでき、且つ可動接触子16へ近付け
ることにより、アークを消弧装置20へ磁気駆動する力が
大きくなり、アークを磁気駆動する効率を向上できる。
また、絶縁部材23に一体成形された隔壁部23d,23eが細
隙バーリヤとして作用するから、アークを絞り込むこと
ができ、固定接点14付近の最も消耗が大きいグリッド板
21の溶損を極力防止でき、ひいては溶塊が機構部側へ付
着する等の悪影響も減じ得る。これと共に、隔壁部23d,
23eが絶縁部材23に一体成形されているので、隔壁部23
d,23eの形状,大きさを設定し易くなり、内圧の調整が
容易となるため、遮断性能が向上する。しかも、キャッ
プ部23a,23b,底板部23c及び隔壁部23a,23bを一体成形し
て絶縁部材23を構成したから、部品点数を減少できて構
造を簡単化できると共に組立性を向上できる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば絶縁部材の隔壁部は下部が広い三角形状としても
良く、要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施するこ
とができる。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、キャップ
部,底板部及び隔壁部を一体成形してなる絶縁部材を設
ける構成としたので、アークを消弧装置へ磁気駆動する
効率を向上できると共に、グリッド板の溶損を極力防止
でき、更に、内圧を容易に調整できて遮断性能を向上し
得、しかも、構造を簡単化でき且つ組立性を向上できる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は破断側面図、第2図は要部の破断側面図、第3
図は同破断背面図、第4図は絶縁部材の斜視図である。
また、第5図ないし第7図は従来構成を示すもので、第
5図は要部の側面図、第6図は同上面図、第7図は細隙
バーリヤ及び遮蔽バーリヤの斜視図である。 図面中、13は固定接触子、14は固定接点、16は可動接触
子、18は磁気駆動鉄心、18a,18bは側辺部、18cは連結
部、20は消弧装置、21はグリッド板、21aは切欠部、23
は絶縁部材、23a,23bはキャップ部、23cは底板部、23d,
23eは隔壁部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 芳武 三重県三重郡朝日町大字縄生2121番地 株式会社東芝三重工場内 (56)参考文献 特開 昭63−102136(JP,A) 実開 昭62−88353(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定接触子と、これに接離する可動接触子
    と、この可動接触子の接離方向へ沿って延びる一対の側
    辺部及び各側辺部間を連結する連結部を有しほぼU字状
    をなす磁気駆動鉄心と、切欠部を有する複数枚のグリッ
    ド板よりなる消弧装置とを備えたものにおいて、前記磁
    気駆動鉄心の側辺部の全体を覆うキャップ部と、前記固
    定接触子の固定接点等を除いてその周辺を覆う底板部
    と、前記可動接触子と前記グリッド板の切欠部の内縁と
    の間に配置される隔壁部とを一体成形してなる絶縁部材
    を設けたことを特徴とする回路遮断器。
JP63286081A 1988-11-12 1988-11-12 回路遮断器 Expired - Lifetime JP2809652B2 (ja)

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