JPS58899Y2 - 自己磁界形消弧装置 - Google Patents

自己磁界形消弧装置

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JPS58899Y2
JPS58899Y2 JP12443977U JP12443977U JPS58899Y2 JP S58899 Y2 JPS58899 Y2 JP S58899Y2 JP 12443977 U JP12443977 U JP 12443977U JP 12443977 U JP12443977 U JP 12443977U JP S58899 Y2 JPS58899 Y2 JP S58899Y2
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JP
Japan
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arc extinguishing
self
extinguishing device
arc
magnetic field
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Expired
Application number
JP12443977U
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JPS5451366U (ja
Inventor
幹也 土井
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高圧気中しゃ断器等に使用される自己磁界形消
弧装置に関するものである。
従来技術における自己磁界形消弧装置はしゃ断器がしゃ
断しようとする時に流れている電流によるループ磁界を
利用して型皿長を長くしながら型皿電圧を高める事によ
り、しゃ断動作を完成させる事を原理にしている。
この原理においてしゃ断容量(しゃ断電流)を増大する
為には、消弧板の大きさを大きくするか、あるいは消弧
板の枚数を増す事によっている。
従ってしゃ断容量を大きくするには、消弧装置の高さ寸
法あるいは、奥行寸法を大きくしなければならない。
一方3.6KV〜7.2KV級の高圧しゃ断器は、閉鎖
配電盤に収納して使用される場合が多いのでしゃ断器の
高さ寸法を小さくすれば閉鎖配電盤に収納して使用され
る場合に多段積として使用する事も出来て大変合理的で
ある。
しゃ断電流が40KA、60 KAなどの定格のしゃ断
器が閉鎖配電盤に多段積にして使用出来れば設置スペー
スの点がら極めて経済性が向上する。
本考案は以上の欠点を除去して消弧板の大きさや枚数を
増さずにしゃ断容量を上げ小型で多段積しゃ断器を可能
にする自己磁界形消弧装置を得ることを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す図で、1は耐熱絶縁板
から成る消弧板、2は第2図に示す如きホーンピース、
又3は前記ホーンピース2とその先端の曲げ方向を逆に
したホーンピースである。
第3図はかかる消弧装置を角度を変えて見た図であるA
はしゃ断しようとするアークを示す。
又、Bはしゃ断時の消弧室イと消弧室口の内圧の均衡を
計る為に必要に応じて設けた穴である。
第4図は本考案におけるしゃ断器の型皿接触部を示すも
のであり、それぞれの消弧室に対応して接触子11a、
llbを並列に取付ける。
13はブレードである。これに対応した固定側にも2ヶ
並列に型皿接触子を取付けることは勿論である。
本考案においては、自己磁界形消弧装置を2ヶ並列に設
置してしゃ断容量の増大を計る事によって、自己磁界形
消弧装置の特長を十分に発揮させる事を特徴としている
即ち、それぞれ消弧室イのホーンピース2と消弧室口の
ホーンピース3を、境界部Cを中心として対称となるよ
うに、その曲げ加工を逆にした事を特徴としている。
このように構成すれば、当該ホーンピースにあるアーク
は図示Aのようなループとなるからそれぞれのループの
開始点a1とa2はその電流方向が同一となるから互い
に吸引しあい、より消弧板の壁面に触れ易くなりループ
は大きくなる。
もし万一このホーンピース2と3が同一のものとなれば
壁面Cを境にして消弧室イのalと消弧室口のb2が対
応する事になり電流の方向が逆であることから、ここで
反発しあい結局ル−プは広がりにくくなると共に壁面へ
のアークの接触が悪くなるから効果が薄くなる。
よって自己磁界形消弧装置を2個並列配置する場合は1
.ホーンピースを互いに逆になるようにする事が不可欠
の条件となる。
本考案は自己磁界形消弧装置を2個並列配置するに際し
て互いのループ電流が互いに効果的に作用しあうように
ホーンピースを勝手違いに製作した点にあり、取付や個
数に制限はない。
標準消弧装置を2ヶ並列に設置しホーンピースのみ勝手
違いのものを使用するだけで容量増大を計れるので標準
化の点から大きな利点がある。
しゃ断器の幅寸法だけの増加で大容量化が計れるので閉
鎖配電盤への2段積化した大容量しゃ断器が提供され取
付面から見た場合の総合的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の消弧装置の一実施例を示す斜視図、第
2図はホーンピースの形状を示す斜視図、第3図は本考
案の消弧装置を示す正面図、第4図は本考案の型皿接触
子の一実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・消弧装置、2・・・・・・消弧板、3・
・・・・・ホーンピース、11 a 、11 b・・・
・・・可動無電弧接触子、13・・・・・・ブレード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2個並列に配置した消弧装置を設け、この消弧装置に設
    けたホーンピースを互いにその曲げ方向を相対1的に逆
    向きとしループ電流が吸引し合うようにしまたことを特
    徴とする自己磁界形消弧装置。
JP12443977U 1977-09-17 1977-09-17 自己磁界形消弧装置 Expired JPS58899Y2 (ja)

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JP12443977U JPS58899Y2 (ja) 1977-09-17 1977-09-17 自己磁界形消弧装置

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JPS5451366U JPS5451366U (ja) 1979-04-09
JPS58899Y2 true JPS58899Y2 (ja) 1983-01-08

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