JPH0654632B2 - 消孤装置 - Google Patents

消孤装置

Info

Publication number
JPH0654632B2
JPH0654632B2 JP15190185A JP15190185A JPH0654632B2 JP H0654632 B2 JPH0654632 B2 JP H0654632B2 JP 15190185 A JP15190185 A JP 15190185A JP 15190185 A JP15190185 A JP 15190185A JP H0654632 B2 JPH0654632 B2 JP H0654632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
exhaust port
gas
extinguishing chamber
grid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15190185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6212024A (ja
Inventor
博寿 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP15190185A priority Critical patent/JPH0654632B2/ja
Priority to DE19863621165 priority patent/DE3621165A1/de
Priority to CN86104487A priority patent/CN1003265B/zh
Priority to GB8615958A priority patent/GB2178596B/en
Publication of JPS6212024A publication Critical patent/JPS6212024A/ja
Publication of JPH0654632B2 publication Critical patent/JPH0654632B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は配線用しや断器等に使用する消弧装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第３図は例えば特開昭55−46487号公報に示された従来
の消弧装置を適用した配線用しや断器を示す。第３図に
おいて、配線用しや断器が接続された電路の負荷側にお
いて、例えば短絡事故等が発生して過電流が流れると、
電磁引外し装置(8A)が動作して、可動接触子板(6)に設
けられた可動接点(7)が、固定接触子板(4)に設けられた
固定接点(5)から開離して、電路をしや断する。このと
き接点(5)，(7)間でアークが発弧し、一対のアーク走行
板(17)，(18)間に移行してグリツドユニツト(12)に磁気
誘引され、グリツド板(13)で分断されて、発生ガスは排
気板(15)の排気孔（図示せず）から排気口(16)へ排出さ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の消弧装置は以上のように構成されているので、ア
ークガスの発生によつて消弧室(11)の後端部側の排気口
(16)近傍のガス圧が高まると、消弧室(11)の前端部側の
一対のアーク走行板(17)，(18)近傍のガス排出が不完全
になる。このためアークガスが逆流してアーク走行板(1
7)，(18)側のアークが、グリツドユニツト(12)内に磁気
吸引されるのが遅れて、第４図のアーク電圧，電流特性
Ｖ，Ｉに示すように、初期にアーク電圧が充分に発生せ
ず、限流特性を著しく低下させるという問題点があつ
た。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、消弧室内のガス圧の均一化が図れ、アーク
ガスが逆流せず、限流特性のよい消弧装置を得ることを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る消弧装置は、アークガスの一部を廃棄す
るグリツドの後方に設けた第１の排気口と、消弧室の底
壁部に、消弧室の後端部側のアークガスの他の一部を廃
棄する第２の排気口と、第１，第２の排気口を通るアー
クガスの相互干渉を防止する隔離板とを設けたものであ
る。
〔作用〕
この発明における消弧装置は、グリツドの後方に設けた
第１の排気口と、消弧室の底壁部に設けた第２の排気口
とによつて、消弧室の後端部側の高圧ガスの一部を廃棄
し、隔離板によつて第１，第２の排気口を通るアークガ
スの相互干渉を防止してアークガスの流れをスムーズに
し、消弧室内のガス圧を均一化させ、アークガスの逆流
を防止する。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明する。第１図
はこの発明に係る消弧装置を適用した配線用しや断器を
示し、第１図において、ケース(1)は絶縁物で構成さ
れ、しや断器の筐体を形成するもので、一対の対向壁に
電源側接続端子(2)と負荷側接続端子(3)とが設けられて
いる。固定接触子板(4)は電源側接続端子(2)に接続さ
れ、固定接点(5)を備えている。可動接触子板(6)は負荷
側接続端子(3)に接続され、固定接点(5)に相対する可動
接点(7)を備えている。電磁引外し機構(8A)はしや断器
が接続された電路に例えば短絡電流等の過電流が流れた
場合に可動接触子板(6)をしや断動作させるものであ
る。ハンドル(9)は可動接触子板(6)を、しや断機構(8B)
を介して手動により投入，しや断動作させる。消弧装置
(10)は可動接点(7)の固定接点(5)からの開離時に発弧す
るアークを消弧するもので、ケース(1)の下部に設置さ
れ、次の各部品によつて構成されている。消弧室(11)は
その前端部側に固定接点(5)部分と可動接点(7)部分とを
収納し、その中間部分にグリツドユニツト(12)を設置し
ている。グリツドユニツト(12)は複数枚所定間隔をおい
て設置されアークを分断消弧するグリツド板(13)とグリ
ツド板(13)の両側端部を固定するグリツド支持板(14)と
で構成されている。排気板(15)は消弧室(11)の後端部に
設けられ、その排気口（図示せず）から消弧室(11)の後
方に形成された第１の排気口(16)を介して、アークガス
を廃棄する。一対のアーク走行板(17)，(18)は消弧室(1
1)の前端部に設けられ、発弧アークをグリツドユニツト
(12)側に移行させるものである。第２の排気口(19)は消
弧室(11)の底壁部に設けられ、ケース(1)外にアークガ
スを廃棄する。隔離板(20)は例えばケース(1)と一体に
形成され、第１の排気口(16)を通るアークガスと第２の
排気口(19)を通るアークガスとの相互干渉を防止して、
それぞれのアークガスの流れを阻害しないようにする。
次に動作について説明する。配電用しや断器が接続され
た電路の負荷側において、例えば短絡事故等が発生して
過電流が流れると、電磁引外し装置(8A)が動作して可動
接点(7)が固定接点(5)から開離し、電路をしや断する。
このとき接点(5)，(7)間でアークが発弧し、一対のアー
ク走行板(17)，(18)間を走行して、グリツドユニツト(1
2)に磁気誘引され、グリツド板(13)で分離されて、アー
クガスは排気板(15)の排気口（図示せず）から第１，第
２の排気口(16)，(19)へ排出される。このように、従来
から形成されていた第１の排気口(16)の他に第２の排気
口(19)を形成したため、消弧室(11)内のガス圧は均一化
され、第１の排気口(16)側のガス圧が、一対のアーク走
行板(17)，(18)側のガス圧に比べて時に高くならない。
また隔離板(20)によつて、第１，第２の排気口(16)，(1
9)を通るアークガスは相互に干渉しないため、それぞれ
のアークガスの流れは阻害されずスムーズに流れる。
従つて、一対のアーク走行板(17)，(18)間のアークガス
は第１，第２の排気口(16)，(19)を通るアークガスに干
渉されず、逆流もなく、発弧アークは複数枚のグリツド
板(13)に同時に磁気吸引され分断されるため、第２図に
示すような優れたアーク電圧，電流特性Ｖ，Ｉが得られ
限流性能が向上する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、グリツドの後方に設け
られアークガスの一部を廃棄する第１の排気口と、消弧
室の底壁部に設けられアークガスの他の一部を廃棄する
第２の排気口と、第１，第２の排気口を通るアークガス
の相互干渉を防止する隔離板を設けたので第１，第２の
排気口を通るアークガスが互いに干渉することなく流
れ、消弧室内のガス圧の均一化が図れ、アークガスの逆
流を防止でき、限流性能が向上する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの発明に係る消弧装置を適用した配線用しや
断器を示す側断面図、第２図は第１図のアーク電圧，電
流特性図、第３図は従来の消弧装置を適用した配線用し
や断器を示す側断面図、第４図は第３図のアーク電圧，
電流特性図である。 図において、(5)は固定接点、(7)は可動接点、(10)は消
弧装置、(11)は消弧室、(12)はグリツドユニツト、(16)
は第１の排気口、(17)，(18)は一対のアーク走行板、(1
9)は第２の排気口、(20)は隔離板である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】消弧室と、前記消弧室の前端部側に設けら
    れた回路しや断用接点部と、前記消弧室内に設置され前
    記接点部で発弧したアークを前記消弧室の後端部側に走
    行させる一対のアーク走行板と、前記アーク走行板間に
    設置され前記走行するアークを分断消弧するグリツド
    と、前記グリツドの後方に形成されアークガスを廃棄す
    る第１の排気口と、前記消弧室の底壁部に形成され前記
    消弧室の後端部側の発生ガスの一部を廃棄する第２の排
    気口と、前記グリツドの後方に設けられ前記第１の排気
    口を通るアークガスと前記第２の排気口を通るアークガ
    スとの相互干渉を防止する隔離板とを備えたことを特徴
    とする消弧装置。
  2. 【請求項２】隔離板は、消弧室を収納するケースと一体
    に形成した特許請求の範囲第(1)項記載の消弧装置。
JP15190185A 1985-07-09 1985-07-09 消孤装置 Expired - Lifetime JPH0654632B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15190185A JPH0654632B2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09 消孤装置
DE19863621165 DE3621165A1 (de) 1985-07-09 1986-06-25 Lichtbogen-loeschvorrichtung
CN86104487A CN1003265B (zh) 1985-07-09 1986-06-28 灭弧装置
GB8615958A GB2178596B (en) 1985-07-09 1986-06-30 Arc-extinguishing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15190185A JPH0654632B2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09 消孤装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6212024A JPS6212024A (ja) 1987-01-21
JPH0654632B2 true JPH0654632B2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=15528665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15190185A Expired - Lifetime JPH0654632B2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09 消孤装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0654632B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108269721A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 嘉灵科技有限公司 底部排气断路器

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9812251D0 (en) * 1998-06-09 1998-08-05 Frankland Graeme M Anti siphon/fuel loss alert
CN103198970B (zh) * 2013-03-20 2015-03-18 上海华明电力设备制造有限公司 双断口结构的真空泡

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108269721A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 嘉灵科技有限公司 底部排气断路器
CN108269721B (zh) * 2016-12-30 2019-05-31 嘉灵科技有限公司 底部排气断路器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6212024A (ja) 1987-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6222147B1 (en) Circuit breaker arc exhaust baffle with variable aperture
ES2149088A1 (es) Elemento de derivacion limitador de corriente para disyuntores limitadores de corrientes.
CN213184182U (zh) 开关电器
US5847630A (en) Compact circuit breaker incorporating a polymer current limiter
CN217933521U (zh) 一种开关单元、隔离开关及供电系统
JPH0654632B2 (ja) 消孤装置
US4491705A (en) Electrical switch
CN115188615A (zh) 一种开关单元、隔离开关及供电系统
EP0938736B1 (en) Current limiting circuit breaker with current commutation
EP0195862B1 (en) Arc chute for a circuit breaker
KR200350108Y1 (ko) 대전류용 차단기의 소호장치
WO1995020237A1 (en) A circuit breaker
JP4499890B2 (ja) 回路遮断器
CN213184178U (zh) 触头机构和开关电器
JP4090968B2 (ja) 回路遮断器
KR100364825B1 (ko) 배선용차단기의 아크가스 배기장치
KR20200023975A (ko) 배선용 차단기의 아크 소호 장치
IE893020L (en) Circuit breaker with low voltage contact structure
KR100832329B1 (ko) 기중차단기의 아크런너
JP2734677B2 (ja) 接点装置
JPH01189833A (ja) 回路遮断器の消弧装置
JPH0630211B2 (ja) 消弧装置
NZ212409A (en) Switchgear arc extinction plate construction
JP3117055B2 (ja) 回路遮断器
KR890001964Y1 (ko) 회로 차단기