JPH0630211B2 - 消弧装置 - Google Patents

消弧装置

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JPH0630211B2
JPH0630211B2 JP9591385A JP9591385A JPH0630211B2 JP H0630211 B2 JPH0630211 B2 JP H0630211B2 JP 9591385 A JP9591385 A JP 9591385A JP 9591385 A JP9591385 A JP 9591385A JP H0630211 B2 JPH0630211 B2 JP H0630211B2
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JP
Japan
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arc
arc extinguishing
extinguishing device
shape
present
Prior art date
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JP9591385A
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洋二 勝見
友好 斉藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/34Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
    • H01H9/342Venting arrangements for arc chutes

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は回路遮断器の消弧装置に係り、特に消弧性能、
絶縁性能の向上に好適な消弧装置に関する。
〔発明の背景〕
回路遮断器において、小形化、遮断容量増加が進むにつ
れ、絶縁性能、消弧性能の維持向上が問われるようにな
り、従来、絶縁性能については、第13図のような消弧
室形状において、第14図のように、複数のデアイオン
グリツド2を固定枠1の側板1aで支え、アーク遮へい
板6をデアイオングリツド2の上部に位置したことによ
り、遮断器の機構部分へのアークガス付着を防いでいる
が、消弧室の側面をつたつての絶縁性能の低下について
は考慮されていなかつた。また消弧性能については、第
15図にある冷却板7を第16図のように位置し、アー
クガスを冷却し、消弧室内部の温度と圧力を下げ、アー
クを消弧するものであるが、第16図のように従来のも
のでは冷却板7の上部,下部にすきまがあり、そのすき
ま部分を通るアークガスがあるため、効果的に冷却する
ことができずにいた。又、第13図,第15図に示すよ
うな、アーク板を設けたものでは、開極時に発生したア
ークがアーク板の先端まで引延ばされるため、従来構造
の消弧室では、排気されるアークガスより端子ねじを通
して相間短絡を起こす危険性があるが、この点について
は、従来例では考慮されていない。
なお第16図矢印Aはアークガスの流れを示すものであ
る。このように従来の装置では問題があり、また絶縁と
消弧の2つを同時に満足するものではなかつた。ゆえに
本発明が生まれたものである。なお、この種の装置とし
て関連するものに、例えば、実用新案公報昭54−23
640号が挙げられる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、アークガスの漏れをなくして有効に冷
却することができ、消弧性能および絶縁性能に優れた消
弧装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は固定接点を囲むように略U字形に形成されたデ
アイオングリツドと、略コ字形に形成され該デアイオン
グリツドを固定する固定部材とを備えて成る消弧装置に
おいて、前記固定部材のコ字の中央の辺はその中間部か
ら上方にかけて排気孔が穿設されるとともに、該排気孔
の下方にはアークガス遮蔽部材が前記コ字の中央に辺に
密着するよう固定されて成ることを特徴とするものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第12図により説明
する。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示し、側板1
a、複数のデアイオングリツド2、コ字形に形成された
固定部材である固定枠1の端子側に位置し、コ字の中央
の辺となるセパレータ3、アークガス遮蔽手段である冷
却板9で構成されるアークシユートの断面図である。回
路遮断器において、短絡電流が流れた際に、可動接点と
固定接点とが、接触した状態から開離されるが、この2
つの接点間にはアークを生じる。このアークガスは第1
図矢印Aに示されるように、デアイオングリツド2の間
を通り、セパレータ3の排気孔31を通り外部に排出さ
れる。本実施例は第1図において、デアイオングリツド
2の後端部とセパレーク3との間に、アークガスが必ず
通過し、外部に排出されるように、すきまなく、アーク
ガス遮蔽部材である冷却板9を設けたことにある。この
冷却板9は第2図のような形状であり、突出部91,9
2を持ち、それが第1図の側板1の切欠部14,15に
それぞれ挿入され、屈曲部の93はセパレータ3に押圧
され固定される。このとき冷却板9の突出部92と屈曲
部92と屈曲部93の間は、第3図において、反力開放
状態を示す点線の形状より、実線の形状へと押圧される
ために、屈曲部91,92,93の3点によつて矢印B
に示す力を受け、その弾性力により堅固にアークシユー
トに固定されるものである。これにより、短絡遮断時の
アークガスは、もれることなく冷却板9を通過し、冷却
されて、アークは即時消弧され、セパレータ3の排気孔
31より排気される。また、冷却板9の上部94、内側
の部分95はアークガスにさらされていないために絶縁
抵抗を維持できるものである。それに、全体的にガスの
量が冷却されて少なくなり、温度も低く、排気孔31か
ら排出されるときのガスの排出速度も遅くなり、ガスの
排出範囲も狭いので排出時の問題である。相間短絡、端
子の損傷、配電盤等に装着したときの他の機器及び盤の
損傷等を碧止することができる。また、冷却板9はアー
クシユートの上部から挿入するだけで固定することがで
きるので、従来のように側板を広げて押込むように手間
がいらず、作業性が良い。本発明の第2実施例を第4
図,第5図に示す。
本実施例は、第4図のように、アークガス遮蔽部材であ
る冷却板10は突出部をつけず、アークシユートの側板
1に打出部11を設け、固定したものである。本実施例
においては側板1に溝を必要としないため、溝を通つて
アークガスが漏れることがないため、より一層、絶縁性
能が向上する。
本発明の第3実施例を第6図に示す。本実施例はアーク
ガス遮蔽手段である冷却板全体の厚さtは変えずに冷却
板19,20により構成することにより枚数を増して、
表面積の増加に伴い、アークガスの冷却効果を向上させ
るものである。本発明の第4実施例を第7図に示す。本
実施例では、側板間に挿入されたアークガス遮蔽手段で
ある冷却板21の下部をU字形にし、セパレータ3と密
着させたものである。本実施例によればアークホーン1
8からくる消弧しきれないアーク、およびアークガスを
遮断する能力を向上させることができる。
本発明の第5実施例を第8図〜第10図に示す。本実施
例では第8図,第9図に示すようなデアイオングリツド
22,23を用い、冷却板を使用せずに、アークガスを
冷却するものである。また、デアイオングリツド23は
セパレータ3と密着するよう設置されてアークガス遮蔽
手段として機能し、これにより、アークホーン18によ
つて引かれたアーク、およびアークガスを完全に冷却で
きるので、アーク、およびアークガスによる端子の損傷
を防ぐことができる。本発明の第6実施例を第11図に
示す。本実施例はアークガス遮蔽手段である冷却板24
と25でかこまれた空間をつくるものである。本実施例
によれば単に冷却板の面積が増えただけでなく、冷却す
る空間をもつくることによつて冷却効果を増大させるこ
とができる。
本発明の第7実施例を第12図に示す。本実施例は第6
実施例の消弧装置に第15図に示される冷却板7を追加
したものである。本実施例によれば冷却効果をより上げ
ることができる。
なお、以上の実施例において固定枠1は側板1aとセパ
レータ3とが一体で作られていることが望ましいが、別
ピースをすき間なく組立てて最終的にコ字形としたもの
でもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、アークガスの漏れをなくして有効に冷
却することができ、消弧性能および絶縁性能に優れた消
弧装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における消弧装置の断面
図、第2図は本発明の第1実施例における冷却板の斜視
図、第3図は冷却板3に加わる力の方向と位置を示す
図、第4図は本発明の第2実施例における消弧装置の断
面図、第5図は本発明の第2実施例における消弧装置の
平面図、第6図は本発明の第3実施例における消弧装置
のアークガス遮蔽部材の固定状態を示す断面図、第7図
は本発明の第4実施例における消弧装置の断面図、第8
図,第9図はそれぞれ本発明の第5実施例〜第7実施例
における消弧装置に用いられるデアイオングリツド及び
アークガス遮蔽部材の斜視図、第10図は本発明の第5
実施例における消弧装置の断面図、第11図は本発明の
第6実施例における消弧装置の断面図、第12図は本発
明の第7実施例における消弧装置の断面図、第13図は
従来の消弧装置を備えた回路遮断器の消弧室部分の断面
図、第14図は従来の消弧装置の斜視図、第15図は従
来の冷却板の斜視図、第16図は第15図の冷却板を備
えて成る従来の消弧装置の断面図である。 1:固定部材、2,22:デアイオングリツド、3:固
定部材のコ字の中央の辺、5:固定接点、9,10,1
9,21,23,24:アークガス遮蔽部材、31:排
気孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定接点を囲むように略U字形に形成され
    たデアイオングリツドと、略コ字形に形成され該デアイ
    オングリツドを固定する固定部材とを備えて成る消弧装
    置において、前記固定部材のコ字の中央の辺はその中間
    部から上方にかけて排気孔が穿設されるとともに、該排
    気孔の下方にはアークガス遮蔽部材が前記コ字の中央に
    辺に密着するよう固定されて成ることを特徴とする消弧
    装置。
JP9591385A 1985-05-08 1985-05-08 消弧装置 Expired - Lifetime JPH0630211B2 (ja)

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JP9591385A JPH0630211B2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08 消弧装置

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JP9591385A JPH0630211B2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08 消弧装置

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JPS61256540A JPS61256540A (ja) 1986-11-14
JPH0630211B2 true JPH0630211B2 (ja) 1994-04-20

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JP2557151Y2 (ja) * 1991-09-17 1997-12-08 三菱電機株式会社 回路遮断器
US5922821A (en) * 1996-08-09 1999-07-13 Alcon Laboratories, Inc. Ophthalmic lens polymers
KR101229290B1 (ko) 2012-07-12 2013-02-04 주식회사 베스텍 아크소호 유닛을 구비한 고·저압 배전반, 전동기제어반, 분전반

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