JPS6212024A - 消孤装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は配電用しゃ断器等に使用する消弧装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

第３凶は例えば特開昭５５−４６４８７号公報に示され
た従来の消弧装置を適用した配線用しゃ断器を示す。第
３図において、配電用しゃ断器か接続された電路の負荷
側において、例えば短絡事故等が発生して過電流が流れ
ると、電磁用外し装置（８Ａ）が動作して、可動接触子
板（６）に設けられた可動接点（７）が、固定接触子板
（４）に設けられた固定接点（５）から開離して、電路
をしゃ断する。このとき接点（ｓ）　、　（７）間でア
ークが発弧し、一対のアーク走行板ｑη、（ト）間に移
行してグリッドユニット口に磁気誘引され、グリッド板
側で分断されて、発生ガスは排気板時の排気孔（図示せ
ず）から排気日時へ排出される。

〔発明が解決しようとする問題点） 従来の消弧装置は以上のように構成されているので、ア
ークガスの発生によって消弧室Ｕυの後端部側の排気口
叫近傍のガス圧か尚まると、消弧室Ｕ１．ｌの目ｉＴ端
部側の一対のアーク走行板妨、明近例のガス排出が不完
全になる。このためアークガスか逆流してアーク走行板
ση、（ト）側のアークが、グリッドユニット口内に（
６気吸引されるのが遅しで、第４図のアーク電圧、電流
特性Ｖ、Ｉに示すように、初期にアーク電圧が充分に発
生せす、限流特性を著しく低下さセるという問題点があ
った。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、消弧室内のガス圧の均一化が図れ、アーク
ガスが逆流せず、限流特性のよい消弧装置を得ることを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る消弧装置は、アークガスの一部を廃棄す
るグリッドの後方に設けた第１の排気口と、消弧室の底
壁部に、消弧室の後端８０ｉｌのアークガスの他の一部
を廃棄する第２の排気口と、第１、第２の排気口を通る
アークガスの相互干渉を防止する隔離板とを設けｔこも
のである。

〔作用〕

この発明におけるｌ肖弧装置は、グリッドの後方に設け
た第１の排気口と、消弧室の低壁部に設けた第２の排気
口とによって、消弧室の伎端部側のしてアークガスの流
れをスムーズにし、消弧室内のガス圧を均一化させ、ア
ークガスの逆流を防止する。

〔実施例〕

用しゃ断器を示し、第１図において、ケース（１）は絶
縁物で構成され、しゃ断器の筐体を形成するもので、一
対の対向壁に電源側接続端子（２）と負荷側接続端子（
３）とが設けられている。固定接触子板（４）は電源側
接続端子（２）に接続゛され、固定接点（５）を備えて
いる。可動接触子板（６）は負荷側接続端子（３）に接
続され、固定接点（５）に相対する可動接点（７ンを備
えている。電磁例外し機構（８Ａ）はしゃ断器が接続さ
れた電路に例えば短・絡゛這流等の過電流が流れた場合
に可動接触子板（６）をしゃ断動作させるものである。

ハンドル（９）は可動接触子板（６）を、しゃ断機構（
８Ｂ）’に介して手動により投入、しゃ断動作させる。

消弧装置αｑは可動接点（７）の固定接点（５）からの
開離時に発弧するアークを消弧するもので、ケース（１
）の下部に設置され、次の各部品によって構成されてい
る。消弧室９時はその前端部側に固定接点（５）部分と
可動接点（７）部分とを収納し、その中間部分にグリッ
ドユニット口を設置している。グリッドユニット口は複
数枚所定間隔をおいて設眩さｎアークを分断消弧するグ
リッド板口とグリッド板α３の両側端部を固定するグリ
ッド支持板ｑψとで構成されている。排気板α椴は消弧
室α〃の後端部に設けられ、その排気口（図示せず）か
ら消弧室αＶの後方に形成された第１の排気口−を介し
て、アークガスを廃棄する。一対のアーク走行板ｕ′Ｉ
）、ｗは消弧室（１υの前端部に設けられ、発弧アーク
をグリッドユニットａ４側に移行させるものである。第
２の排気口−は消弧室αυの底壁部に設けられ、ケース
（１）外にアークガスを廃棄する。隔離板端は例えはケ
ース（１ンと一体に形成され、第１の排気口ｕＱを通る
アークガスと第２の排気口１．Ｌｌを通るアークガスと
の相互干渉を防止して、それぞれのアークガスの流れを
阻害しないようにする。

次に動作について説明する。配電用しゃ断器が接続され
た電路の負荷側において、例えば短絡事故等が発生して
過電流が流れると、電磁例外し装置（８Ａ）が動作して
可動接点（７）が固定接点（５）から開離し、電路をし
ゃ断する。このとき接点（５）　、　（７１間でアーク
が発弧し、一対のアーク走行板αη、肋間を走行して、
グリッドユニット口に磁気誘引され、グリッド扱口で分
離されて、アークガスは排気板ｑりの排気口（図示せず
）から第１．第２の排気口（，１ｅｉ、リリヘ排出され
る。このように、従来から形成されていた第１の排気口
−の他に第２の排気口−を形成したｔこめ、消弧室想内
のガス圧は均一化され、第１の排気口ｕｑ側のガス圧が
、一対のアーク走行板弼、明側のガス圧に比べて特に高
くならない。また隔離板に）によって第１．第２の排気
口Ｕ（２）。

四を通るアークガスは相互に干渉しないため、それぞれ
のアークガスの流れは阻害されずスムーズに流れる。

従って、一対のアーク走行板ｕ７Ｊ　、α段間のアーク
ガスは第１．第２の排気口端、　ｔ、Ｌｌを通るアーク
ガスに干渉されず、逆流もなく、発弧アークは複数枚の
グリッド板（１３に同時に磁気吸引され分断されるため
、第２図に示すような優れたアーク電圧。

屯施特性Ｖ、Ｉが得られ限流性能が向上する。

〔発明の効果〕

以上のよう］ここの発明によれば、グリッドの後方に設
けられアークガスの一部を廃棄する第１の排気口と、消
弧室の底壁部に設けられアークガスの１ｍの一部を廃菓
する第２の排気口と、第１．第りガスが互いに干渉する
ことなく流れ、消弧室内のガス圧の均一化が図れ、アー
クガスの逆流を防止でき、限流性能が向上する効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１１．Ａはこの発明に係る消弧装置を適用した配線Ｊ
ｌ：Ｉシゃ断器を示す両断面一、第２凶は第１図のアー
ク電圧、”岨流特性図、第８図は従来の消弧装置を適用
した配線用しゃ断器を示す側断面凶、第４凶は第３凶の
アーク′喧圧、電流特性凶である。 凶において、（５）は固定接点、（７）は可動像点、Ｑ
Ｑは消弧装置、αυは消弧室、四はグリッドユニット、
（ＩＱは第１の排気口、（１７）、（ト）は一対のアー
ク走行板、四は第２の排気口、（イ）は隔屯板である。 なお、各凶中同−符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）消弧室と、前記消弧室の前端部側に設けられた回
   路しや断用接点部と、前記消弧室内に設置され前記接点
   部で発弧したアークを前記消弧室の後端部側に走行させ
   る一対のアーク走行板と、前記アーク走行板間に設置さ
   れ前記走行するアークを分断消弧するグリッドと、前記
   グリッドの後方に形成されアークガスを廃棄する第１の
   排気口と、前記消弧室の底壁部に形成され前記消弧室の
   後端部側の発生ガスの一部を廃棄する第２の排気口と、
   前記グリッドの後方に設けられ前記第１の排気口を通る
   アークガスと前記第２の排気口を通るアークガスとの相
   互干渉を防止する隔離板とを備えたことを特徴とする消
   弧装置。
2. （２）隔離板は、消弧室を収納するケースと一体に形成
   した特許請求の範囲第（１）項記載の消弧装置。