JP3647536B2 - 開閉器 - Google Patents
開閉器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3647536B2 JP3647536B2 JP03679296A JP3679296A JP3647536B2 JP 3647536 B2 JP3647536 B2 JP 3647536B2 JP 03679296 A JP03679296 A JP 03679296A JP 3679296 A JP3679296 A JP 3679296A JP 3647536 B2 JP3647536 B2 JP 3647536B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- arc
- extinguishing plate
- fixed contact
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電流を開閉する開閉器に関し、特にその金属消弧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は例えば特公平3−39362号公報に示された従来の開閉器の部分断面図である。図12において、1は樹脂で形成された取り付け台、2はこの取り付け台1に設置されケイ素鋼板が積層された固定鉄心、3は固定鉄心2に対向配置され、ケイ素鋼板が積層された可動鉄心、4は可動鉄心3と固定鉄心2とを引き外しばね(図示せず)に抗して吸着させる駆動力を付与する操作コイル、5は樹脂で成形され、角窓を有するクロスバーで、その下端では可動鉄心3を保持している。6は上記クロスバー5の角窓に挿入されて押しばね7により保持されている可動接触子、6Aは可動接触子6に接合された可動接点、8は上記可動接点6Aと接離する固定接点8Aが接合された固定接触子、8Cはこの固定接触子8の端子部を示す。9は開閉器本体を外部回路と接続するための端子ねじ、10は固定接触子8を取り付けるベース、11はアークカバー、12は接点間に発生するアーク、13はアーク12を消弧するための磁性体製の金属消弧板である。
【0003】
金属消弧板13の斜視図を図13に示す。金属消弧板13は図13に示すように第1の片13Aに連なる1対の第2の片13E、13Fで構成され、第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に折り返し部13Bが形成され、この折り返し部13Bの両側に一対の切り欠き部13C、13Dが形成され、さらに金属消弧板13の第1の片13Aの中央部に穴13Gを設けている。次に動作について説明する。操作コイル4に流れる電流を遮断すると図示されていない引き外しばねにより可動鉄心3が固定鉄心2より引き離され、可動接点6Aが固定接点8Aから離れ、可動接点6Aと固定接点8Aの間にアーク12が発生する。
【0004】
図14は金属消弧板13を含む要部の上面図である。図14に示すように固定接点8A上に形成されたアーク12の周囲には、矢印Aで示す方向の磁束が形成される。そのため、アーク12は金属消弧板13の第1の片13Aの矢印Bで示す方向に駆動され、図12に示すようにアーク12が12Aのように伸張しアーク電圧が上昇する。図13に示すように、金属消弧板13の第1の片13Aの中央部には穴13Gが設けられているので、アーク12の駆動方向にこの穴13Gが位置することになり、電子やイオンを含むアークドガス(アークに曝され高温となり電子やイオンを含むガス)がこの穴を流通する。従って、この穴13Gを通過するアークドガスがトリガーとなり、アーク12が容易に分断されて、可動接触子6と金属消弧板13の間、金属消弧板13と固定接触子8の間で絶縁破壊が生じる。そして、図12に示すようにアーク12は2つのアーク12B、12Cのように分断され、電流零点において消弧され電流が遮断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の開閉器では、金属消弧板13の第1の片13Aの中央部に穴13Gを設け、この穴13Gよりアークドガスを流通させることによりアーク12の分断を促進させている。従って、固定接点8A上の固定接点8Aの中心線14上の位置にアーク12が形成された場合についてはアークドガスを流通させることができる。しかし、一般にアーク12は図15に示すように固定接点8Aの中心線14からはずれた位置に発生する場合が多い。この場合には、アーク12の周囲には矢印Aで示すように磁束が発生し、アーク12は金属消弧板13の第1の片13Aと第2の片13Bの境界部方向に、すなわち図13に示す金属消弧板13の切り欠き部13Dの方向に駆動され、さらに磁束密度が低い切り欠き部13Dの上方に向かい駆動される。しかし、切り欠き部13Dの上方には穴が設けられていないため、アーク12が分断されにくく、遮断性能が劣るという問題点があった。
【0006】
この発明はかかる問題を解決するためになされたもので、金属消弧板13の第1の片13Aの中央部以外にアークドガスを流通させる穴を設けることにより、アーク12が固定接点8Aの中心線14からはずれた位置に発生した場合においても金属消弧板13に設けた穴よりアークドガスを流通させることができる遮断性能が優れた開閉器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る開閉器は、固定接触子に接合された固定接点と、可動接触子に接合され前記固定接点に対抗配置された可動接点と、これら接点の接離方向に並行して前記固定接点を囲むように立設され、前記固定接点と前記可動接点の間に発生するアークを消弧する磁性体製の消弧板とを備え、前記消弧板は前記固定接点の近接部位に形成された第一の片と、前記第一の片にそれぞれ連なって前記固定接点を囲むように形成された一対の第二の片と、前記第一の片の前記固定接触子に対向する部位に形成された端部と、前記第一の片の前記第二の片のそれぞれと隣接する縁部に前記端部より深く形成された一対の切り欠き部と、少なくとも前記一対の切り欠き部の上方に設けられガスを流通させる穴とを有することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本実施の形態の金属消弧板を図1に示す。図において、13は磁性体製の金属消弧板、13Aは金属消弧板13の第1の片、13E、13Fは第1の片13Aに連なる1対の第2の片である。13Bは第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に形成された折り返し部、13C、13Dはこの折り返し部13Bの両側に形成された一対の切り欠き部、13Gはこの切り欠き部13Cの上方から切り欠き部13Dの上方に亘って形成された穴である。図15に示すように、アーク12が固定接点8A上の固定接点8Aの中心線14上から離れた位置に生じた場合に、アーク12は、図1に示した切り欠き部13Dの方向(矢印の方向)に駆動され、さらに磁束密度が低い切り欠き部13Dの上方へ駆動される。このことによりアーク12の長さが大きくなり、アーク12の電圧が高くなる。さらに、金属消弧板13に設けた穴13Gよりアークドガスを流通させることにより、絶縁破壊が発生し、図1に示すようにアーク12が2つのアーク12B、12Cに分断される。
【0012】
本実施の形態では、アーク12が駆動されやすい切り欠き部13C、13Dの上方に穴13Gが形成されているので、穴13Gにアークドガスが流通しやすく、穴13Gの部分で絶縁破壊が容易に発生する。従って、アーク12が2つのアーク12Bと12Cに容易に分断され、遮断点数が増加することにより、アーク12B、12Cが金属消弧板13により冷却される箇所が増加する。このため、優れた遮断性能を得ることができる。
なお、分断されたアーク12Cが金属消弧板13の第1の片13Aの折り返し部13Bに形成されるとき、本実施の形態では、図1に示すように金属消弧板13の第1の片13Aの下端は折り返されているので、折り返し部13Bの表面電界を低くすることができ、優れた遮断性能を得ることができる。
さらに本実施の形態では、金属消弧板13の第1の片13Aの切り欠き部13C、13Dが金属消弧板13の第1の片13Aと第2の片13E、13Fの境界部、すなわちアーク12がよく駆動される方向に相当する箇所に形成されているので、アーク12をこの切り欠き部13C、13Dで容易に分断することができる。
【0013】
実施の形態2.
本実施の形態の金属消弧板を図2に示す。図において、13は金属消弧板、13Bは第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に形成された折り返し部、13C、13Dはこの折り返し部13Bの両側に形成された一対の切り欠き部、13G、13Hは金属消弧板13の第1の片13Aの切り欠き部13C,13Dの上方に形成された穴である。
本実施の形態では、金属消弧板13の第1の片13Aの切り欠き部13C、13Dの上方に穴13G、13Hが設けられているので、実施の形態1の場合と同様アーク12が固定接点8A上の固定接点8Aの中心線14上から離れた位置に生じた場合にも、アーク12が2つのアーク12B、12Cに容易に分断され、優れた遮断性能を得ることができる。
なお、図3または図4に示すように複数の穴を設けてもよい。図4に示した金属消弧板では、金属消弧板13の第2の片13E、13Fにも穴が設けられているため、アーク12が金属消弧板13の第2の片13E、13Fに近い箇所に形成された場合にでも、アーク12を2つのアーク12B、12Cに容易に分断することができる。
【0014】
実施の形態3.
本実施の形態の金属消弧板を図5に示す。図において、13は金属消弧板、13Bは第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に形成された折り返し部、13C、13Dはこの折り返し部13Bの両側に形成された一対の切り欠き部、13Gは金属消弧板13の第2の片13Eから第1の片13Aを経て第2の片13Fまで連続して形成された穴である。
本実施の形態では、穴13Gが金属消弧板13の第2の片13Eから第1の片13Aを経て第2の片13Fまで連続して設けられているため、アーク12が金属消弧板13の第2の片13E,13Fに近い箇所に形成された場合でも、アーク12が2つのアーク12B、12Cに容易に分断される。その結果、優れた遮断性能を得ることができる。 また、図6に示すように、穴13G、13Hを複数設けるように形成してもよい。
【0015】
実施の形態4.
本実施の形態の金属消弧板を図7に示す。図において、13は金属消弧板、13Bは第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に可動接触子側に折り返すように形成された折り返し部、13C、13Dはこの折り返し部13Bの両側に形成された一対の切り欠き部、13G、13Hはこの切り欠き部13Cの上方と切り欠き部13Dの上方に形成された穴である。
実施の形態1〜3では、金属消弧板13の第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に形成された折り返し部13Bが反可動接触子側に折り返されいたが、本実施の形態では折り返し部13Bを可動接触子側に折り返しているので、実施の形態1〜3と同様に分断されたアーク12Cは金属消弧板13の第1の片13Aの折り返し部13Bに形成される。そして、折り返し部13Bの表面電界は低いので、優れた遮断性能を得ることができる。
【0016】
実施の形態5.
本実施の形態の金属消弧板を図8に示す。図において、13は金属消弧板、15は第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に形成された端部、13C、13Dはこの端部15の両側に端部15よりも深く形成された一対の切り欠き部、13G、13Hはこの切り欠き部13Cの上方と切り欠き部13Dの上方に形成された穴である。
本実施の形態では、金属消弧板13の第1の片13Aの下端部は折り返されていないので、下端部が高電界となる。従って、絶縁破壊が容易に発生するので、アーク12を2つのアーク12B、12Cに容易に分断することができる。また、折り返し部がないので、金属消弧板13を小型化することができる。
【0017】
実施の形態6.
本実施の形態の金属消弧板を図9に示す。図において、13は金属消弧板、13Bは第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に形成された折り返し部、13C、13Dはこの折り返し部13Bの両側に縁を残して形成された一対の切り欠き部、13G、13Hはこの切り欠き部13Cの上方と切り欠き部13Dの上方に形成された穴である。
本実施の形態では、金属消弧板13の第1の片13Aの切り欠き部13C、13Dは第1の片13Aと第2の片13E、13Fの境界部から離れた箇所に設けられているため、金属消弧板13の第2の片13E、13Fに対面する樹脂製のアークカバー11(図12参照)の部分から離れた部分をアーク12が移動するので、アークカバー11のアーク熱損傷を軽減することができる。従って、アークカバーの寿命を伸ばすことができる。
【0018】
実施の形態7.
本実施の形態の金属消弧板を図10に示す。図において、13は金属消弧板、13Bは第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に形成された折り返し部、13C、13Dはこの折り返し部13Bの両側に形成された一対の切り欠き部、13G、13Hはこの切り欠き部13Cの上方と切り欠き部13Dの上方に形成された穴である。
本実施の形態では、金属消弧板13の第1の片13Aの切り欠き部13C、13Dは第2の片13E、13Fにまたがって形成されているので、アーク12が金属消弧板13の第2の片13E、13Fに近い箇所に形成された場合にでも、アーク12が2つのアーク12B、12Cに容易に分断される。その結果、優れた遮断性能を得ることができる。
【0019】
実施の形態8.
本実施の形態の金属消弧板を図11に示す。図において、13は金属消弧板、13Bは第1の片13Aの下端(固定接触子8に対向する端部)の部分に形成された折り返し部、13C、13Dはこの折り返し部13Bの両側に形成された一対の切り欠き部、13G、13Hはこの切り欠き部13Cの上方と切り欠き部13Dの上方に形成された穴である。
実施の形態1〜7では、金属消弧板13の第1の片13Aと第2の片13E、13Fから鋭く曲げられていたが、本実施の形態では、図11に示すようにゆるやかに曲げられているため消弧板13を容易に形成することができる。
【0020】
実施の形態1から実施の形態8では、金属消弧板13に穴を設けているが、これは穴だけに限定するものではなく、穴の替わりに切り欠き等を設けても良い。また、穴の形状は円形、楕円形、多角形等特に形状を限定するものではなくガスを流通させることができればよい。
【0021】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0022】
請求項1の発明によれば、金属消弧板の切り欠き部が金属消弧板の第1の片に折り返し部と隣接して形成され、第1の片が第2の片と隣接する面の縁部にガスを流通させる穴を設けたことにより、その穴からアークドガスを流通させることができ、遮断性能を高めることができる。
【0023】
請求項2の発明によれば、金属消弧板に設けた穴を第1の片の第2の片と隣接する縁部から他の第2の片と隣接する縁部まで連続して設けたことにより、その穴からアークドガスを流通させることができ、遮断性能を高めることができる。
【0024】
請求項3の発明によれば、金属消弧板に設けた穴を複数個設けることにより、その穴からアークドガスを流通させることができ、遮断性能を高めることができる。
【0025】
請求項4の発明によれば、金属消弧板に設けた穴を第1の片から第2に片にまたがるように設けることにより、その穴からアークドガスを流通させることができ、遮断性能を高めることができる。
【0026】
請求項5の発明によれば、金属消弧板に設けた穴を第2の片から第1の片を介して他の第2の片まで連続して設けることにより、その穴からアークドガスを流通させることができ、遮断性能を高めることができる。
【0027】
請求項6の発明によれば、金属消弧板の第一の面に形成された穴部または切り欠き部は、固定接点から開放された開放位置で可動接点と切り欠き部の間に設けることにより、その穴からアークドガスを流通させることができ、遮断性能を高めることができる。
【0028】
請求項7の発明によれば、金属消弧板の第2の片に穴を設けることにより、その穴からアークドガスを流通させることができ、遮断性能を高めることができる。
【0029】
請求項8の発明によれば、金属消弧板の第2の片に設けた穴を複数個にすることにより、その穴からアークドガスを流通させることができ、遮断性能を高めることができる。
【0030】
請求項9の発明によれば、金属消弧板に設けた切り欠き部を第1の片の縁を残して形成することにより、アークカバーのアーク熱損傷を軽減することができる。
【0031】
請求項10の発明によれば、金属消弧板に設けた切り欠き部を第1の片の縁部から第二の片までまたがって形成することにより、アークが第2の片の近接部に生じた場合においても遮断性能を高めることができる。
【0032】
請求項11の発明によれば、金属消弧板の第1の片の下端をU字状に折り返して折り返し部を形成することにより、アークが容易に分断されると共に、アークが低電界の金属消弧板折り返し部に形成され、遮断性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による開閉器の要部を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態2による開閉器の要部を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2による開閉器の要部を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態2による開閉器の要部を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態3による開閉器の要部を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態3による開閉器の要部を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態4による開閉器の要部を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態5による開閉器の要部を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態6による開閉器の要部を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態7による開閉器の要部を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態8による開閉器の要部を示す図である。
【図12】 従来の開閉器を示す部分断面図である。
【図13】 従来の開閉器の要部を示す図である。
【図14】 従来の開閉器の動作を説明するための図である。
【図15】 従来の開閉器の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
6 可動接触子 6A 可動接点 8 固定接触子
8A 固定接点 11 アークカバー 12 アーク
13 金属消弧板 13A 第1の片 13B 折り返し部
13C 切り欠き部 13D 切り欠き部 13E 第2の片
13F 第2の片 13G 穴 13H 穴
14 固定接点の中心線 15 端部
Claims (9)
- 固定接触子に接合された固定接点と、可動接触子に接合され前記固定接点に対抗配置された可動接点と、これら接点の接離方向に並行して前記固定接点を囲むように立設され、前記固定接点と前記可動接点の間に発生するアークを消弧する磁性体製の消弧板とを備え、前記消弧板は前記固定接点の近接部位に形成された第一の片と、前記第一の片にそれぞれ連なって前記固定接点を囲むように形成された一対の第二の片と、前記第一の片の前記固定接触子に対向する部位に形成された端部と、前記第一の片の前記第二の片のそれぞれと隣接する縁部に前記端部より深く形成された一対の切り欠き部と、少なくとも前記一対の切り欠き部の上方に設けられガスを流通させる穴とを有することを特徴とする開閉器。
- 上記穴は上記一対の切り欠き部の一方の上方から他方の上方に亘って形成されていることを特徴とする請求項1記載の開閉器。
- 上記穴は上記一対の切り欠き部の一方の上方から他方の上方に亘って複数個形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の開閉器。
- 上記穴は上記一対の切り欠き部の上方近傍であって、前記消弧板の第二の片に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の開閉器。
- 上記穴は、前記消弧板の第二の片の一方から他方まで連続して形成されていることを特徴とする請求項4記載の開閉器。
- 上記穴は、前記消弧板の第一の片と少なくとも一方の第二の片に亘って形成されていることを特徴とする請求項4記載の開閉器。
- 消弧板に形成された一対の切り欠き部は、前記消弧板の第一の片の端部に前記第一の片の端縁を残して形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の開閉器。
- 消弧板に形成された一対の切り欠き部は、第一の片の端部に隣接し第一の片の縁部から第二の片の縁部まで連続して前記端部より深く形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の開閉器。
- 第一の片の端部は、可動接触子側または反可動接触子側のいずれか一方にU字状に形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03679296A JP3647536B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03679296A JP3647536B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09231854A JPH09231854A (ja) | 1997-09-05 |
JP3647536B2 true JP3647536B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=12479649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03679296A Expired - Fee Related JP3647536B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3647536B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210030477A (ko) | 2018-10-17 | 2021-03-17 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 접점 개폐기 |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP03679296A patent/JP3647536B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09231854A (ja) | 1997-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3166890B2 (ja) | 回路遮断器の消弧装置 | |
US7716816B2 (en) | Method of manufacturing a switch assembly | |
US4642428A (en) | Circuit interrupter | |
EP2064719B1 (en) | Arc plate, and arc chute assembly and electrical switching apparatus employing the same | |
JPH08227648A (ja) | 回路遮断器 | |
EP0070413B2 (en) | A circuit breaker with arc restricting device | |
JP3647536B2 (ja) | 開閉器 | |
EP1414057B1 (en) | Air circuit breaker | |
KR20020090903A (ko) | 배선용 회로 차단기 | |
CA1252499A (en) | Stationary contact assembly for a current limiting circuit breaker | |
EP0124621B1 (en) | Switch | |
JP6516078B1 (ja) | 回路遮断器及び回路遮断方法 | |
JP3756973B2 (ja) | 回路遮断器 | |
JP3949179B2 (ja) | 開閉器 | |
EP0074529A1 (en) | A circuit breaker with arc restricting device | |
JPH08315706A (ja) | 消弧装置 | |
JPH07211179A (ja) | 消弧装置 | |
US20230110171A1 (en) | Arc extinguishing unit and air circuit breaker comprising same | |
JPH0620550A (ja) | 開閉器 | |
JP2548529B2 (ja) | 開閉器 | |
KR200181712Y1 (ko) | 회로차단기의 소호판 체결구조 | |
JPS63108622A (ja) | 開閉器 | |
JPH0845395A (ja) | 消弧装置 | |
JP6198450B2 (ja) | 開閉器 | |
JPS63108623A (ja) | 開閉器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040601 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050209 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |