JP2809045B2 - 窒化物半導体発光素子 - Google Patents
窒化物半導体発光素子Info
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Description
よびその製造方法に係り、特には窒化ガリウム系化合物
半導体積層構造を有する半導体発光素子およびその製造
方法に関する。
の半導体発光デバイスに使用される実用的な半導体材料
として窒化ガリウム(GaN)、窒化インジウムガリウ
ム(InGaN)、窒化ガリウムアルミニウム(GaA
lN)等の窒化ガリウム系化合物半導体が注目されてい
る。
半導体を用いた発光素子として、図2に示す構造のもの
がよく知られている。この発光素子は、基板1上に、A
lNよりなるバッファ層2と、n型GaN層3と、p型
GaN層5とが順に積層された構造を有している。通
常、基板1には、サファイアが用いられている。基板1
上に設けられたAlNからなるバッファ層2は、特開昭
63−188983号公報に記載されているように、そ
の上に積層される窒化ガリウム系化合物半導体の結晶性
を向上させる。n型GaN層3は、n型不純物としてS
iまたはGeがドープされてn型となっている。p型G
aN層5は、p型不純物としてMgまたはZnがドープ
されることが多いが、結晶性が悪いためp型とはならず
高抵抗のi型となっている。i型半導体層を低抵抗のp
型層に変換する手段として、特開平2−42770号公
報には、表面に電子線照射を行う技術が開示されてい
る。
子は発光出力が低く、実用的ではない。発光出力を増大
させ、実用的な発光素子を得るためには、窒化ガリウム
系化合物半導体積層構造を、好ましくはシングルヘテロ
構造、さらに好ましくはダブルヘテロ構造とする必要が
あることがわかった。しかしながら、窒化ガリウム系化
合物半導体については、未だp型層を用いたダブルヘテ
ロ構造の実用的な発光素子は報告されていない。
いた従来の青色発光素子の発光波長は、430nm以下
の紫色領域にある。発光波長が450nm〜490nm
の範囲内にある視感度の良い青色発光を示す素子は未だ
開発されていない。発光ダイオードによる平面型ディス
プレイ、レーザーダイオード等を実現するためには、前
記したように視感度の良い発光デバイスが求められてい
る。
情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、高発光出力で、視感度の良い新規な構造の窒化ガリ
ウム系化合物半導体を提供するものである。
物をドープしたInGaN層を発光層として用いること
により、従来達成し得なかったダブルヘテロ構造の窒化
ガリウム系化合物半導体発光素子を実現することに成功
した。
ウム系化合物半導体からなる第1の半導体層と、該第1
の半導体層上に設けられ、p型不純物がドープされた、
インジウム、ガリウムおよび窒素を含む窒化ガリウム系
化合物半導体からなる第2の半導体層と、該第2の半導
体層上に設けられ、p型窒化ガリウム系化合物半導体か
らなる第3の半導体層とからなる窒化ガリウム系化合物
半導体積層構造を有することを特徴とする半導体発光素
子が提供される。
a N(ここで、0≦a<1)で形成することができ、上
記第3の半導体層は、p型Ga1-b Alb N(ここで、
0≦b<1)で形成することができる。
純物は、Cd、Zn、Be、Mg、Ca、SrおよびB
aからなる群の中から選ぶことができる。通常、上記第
2の半導体層は、窒化インジウムガリウム(Inx Ga
1-x N:0<x<1)で形成される。
(ここで、0<x<0.5)で形成されると、視感度の
よい450nmないし490nmの範囲内の青色発光が
得られる。
ムないし0.5μmの厚さを有することが好ましい。上
記半導体積層構造を結晶性の良いものとするには、これ
をバッファ層を介して基板上に設けることが好ましい。
化合物と窒素化合物とを含む第1の原料ガスを用いてn
型窒化ガリウム系化合物半導体からなる第1の半導体層
を気相成長させる工程、有機インジウム化合物、有機ガ
リウム化合物および窒素化合物を包含し、かつp型不純
物源を含む第2の原料ガスを用いて、該第1の半導体層
上に、該p型不純物がドープされた、インジウム、ガリ
ウムおよび窒素を含む窒化ガリウム系化合物半導体から
なる第2の半導体層を気相成長させる工程、および有機
ガリウム化合物と窒素化合物とを包含し、かつp型不純
物源を含む第3の原料ガスを用いて、該第2の半導体層
上に、p型窒化ガリウム系化合物半導体からなる第3の
半導体層を気相成長させる工程を包含する製造方法によ
って製造することができる。
らに含むことが好ましい。上記第1の原料ガスは、有機
アルミニウム化合物をさらに含むことができる。上記第
3の原料ガスは、有機アルミニウム化合物をさらに含む
ことができる。
く説明する。図1は、本発明の窒化ガリウム系化合物半
導体発光素子の一構造を示すものである。この発光素子
は、基板11上に、バッファ層12を介して、n型窒化
ガリウム系化合物半導体からなる第1の半導体層13
と、p型不純物がドープされたインジウムとガリウムと
窒素とを含む窒化ガリウム系化合物半導体Inx Ga
1-x N(0<x<1)からなる第2の半導体層14と、
p型窒化ガリウム系化合物半導体からなる第3の半導体
層15とが順に積層されてなるダブルヘテロ構造の半導
体積層構造を有する。この構造の発光素子において、発
光層はInx Ga1-x N層14であり、第3の半導体層
15はクラッド層となっている。
等の材料で形成できるが、通常はサファイアで形成され
る。バッファ層12は、Gay Al1-y N(0≦y≦
1)で形成することができ、通常0.002μm〜0.
5μmの厚さに形成される。GaNはAlNよりもその
上に結晶性のよい窒化ガリウム系化合物半導体を積層さ
せることができるので、バッファ層12は、GaNで形
成することが好ましい。このGaNバッファ層の効果に
ついては、本出願人が先に出願した特願平3−8984
0号において述べており、サファイア基板を用いた場
合、従来のAlNバッファ層よりもGaNよりなるバッ
ファ層の方が結晶性に優れた窒化ガリウム系化合物半導
体が得られ、さらに好ましくは成長させようとする窒化
ガリウム系化合物半導体と同一組成を有するバッファ層
を、まずサファイア基板上に低温で成長させることによ
り、当該バッファ層の上に積層される窒化ガリウム系化
合物半導体の結晶性を向上させることができる。
り、あるいはそのGaの一部をAlで置換したGaAl
Nにより形成することができる。すなわち、第1の半導
体層は、Ga1-a Ala N(0≦a<1)で形成するこ
とができる。窒化ガリウム系化合物半導体は、ノンドー
プでもn型となる性質があるが、例えばSi、Ge等の
n型不純物をドープして好ましいn型としてもよい。
り、あるいはそのGaの一部をAlで置換したp型Ga
AlNにより形成することができる。すなわち、第1の
半導体層は、Ga1-b Alb N(0≦b<1)で形成す
ることができる。この第3の半導体層15は、本発明の
素子の構造においては、クラッド層として作用するもの
であり、Mg、Zn等のp型不純物をドープしながらG
a1-b Alb N層を成長させた後、例えば本出願人が先
に出願した特願平3−357046号に記載したよう
に、400℃以上、好ましくは600℃以上の温度でア
ニーリングを行うことにより低抵抗のp型層とすること
ができる。また、第3の半導体層15は、0.05μm
〜1.5μmの厚さに形成することが好ましい。その厚
さが0.05μmよりも薄いとクラッド層として作用し
にくく、またその厚さが1.5μmよりも厚いと前記方
法でp型層に転化されにくい傾向にある。
4は、例えば、有機金属気相成長法により、600℃よ
り高い成長温度で、Ga源、In源、N源からなる原料
ガスにp型不純物源のガス添加したものを、キャリアガ
スとして窒素を用いて、第1の半導体層13の上に成長
させることができる。
物としては、例えばCd、Zn、Be、Mg、Ca、S
r、Baよりなる群のうちの少なくとも一種を挙げるこ
とができ、有機金属気相成長法で成長させる場合には、
原料ガスとして、例えばジエチルカドミウム((C2 H
5 )2 Cd)、ジメチルカドミウム((CH3 )2 C
d)、シクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2 M
g)、ジエチル亜鉛等のp型不純物を含む有機金属化合
物ガスを使用することができる。その中でも、特に有機
金属化合物ガスとして入手しやすく、また窒化ガリウム
系化合物半導体中にドープしやすい元素として、Cd、
Zn、Mgが好ましく使用できる。
×1016/cm3 以上、1×1022/cm3 以下の濃度
範囲でドープすることが好ましい。その濃度が1×10
16/cm3 より少ないと、得られる発光素子において発
光強度の増加が見られず、他方その濃度が1×1022/
cm3 より多いとInGaNの結晶性が悪くなる傾向に
ある。
nx Ga1-x NのInの比率、即ちx値を0<x<0.
5の範囲にすると良好な青色発光が得られる。この場
合、x値は、好ましくは0.01<x<0.5の範囲で
ある。x値を0より大きくすることにより、Inx Ga
1-x N層14が発光層として作用する。x値が0.5以
上になると、その発光色は黄色となる。
ームないし0.5μm、さらに好ましくは0.01μm
〜0.1μmの厚さに形成することが望ましい。その厚
さが10オングストロームより薄いか、または0.5μ
mよりも厚いと十分な発光出力が得られない傾向にあ
る。図5は、図1に示す構造の発光素子の発光層である
第2の半導体層14をIn0.1 Ga0.9 Nにより形成し
た場合、その第2の半導体層14の膜厚と、得られる発
光素子の相対発光強度との関係を示すグラフ図である。
図5に示されているように、本発明の発光素子において
発光層14の膜厚を変化させることにより、発光強度が
変化する。特にその膜厚が0.5μmを超えると発光強
度が急激に低下する傾向にある。従って、発光層14の
膜厚は、得られる発光素子が90%以上の相対発光強度
を有するように、10オングストロームないし0.5μ
mの範囲とすることが好ましい。
されたGaN層の上にCdをドープしたIn0.14Ga
0.86N層を形成したウエハーと、同じくGaN層の上に
ノンドープのIn0.14Ga0.86N層を形成したウエハー
とに、それぞれ10mWのHe−Cdレーザーを照射し
て、そのフォトルミネッセンスのスペクトルを測定した
図である。
をドープすることにより、In0.14Ga0.86N層は48
0nm付近に強い青色発光を示している。これに対し、
図4のp型不純物をドープしないIn0.14Ga0.86N層
は400nm付近の紫色発光を示す。図3および図4
は、p型不純物としてCdをドープしまたはドープない
し発光層について測定したものであるが、他のp型不純
物、例えばZn、Be、Mg、Ca、Sr、Ba等の金
属についても同様の傾向があることが確認されたた。こ
のようにInGaNにp型不純物をドープすることによ
り、その発光波長を長くして、視感度を向上させること
ができる。
することにより、ドープしないものに比較して、フォト
ルミネッセンス強度を飛躍的に増大させることができ
る。これは、p型不純物によりInGaN中に発光中心
ができ、発光強度が増加していることを顕著に示すもの
である。図3はまさにそれを示す図であり、図3の40
0nm付近に現れている微弱なピークはノンドープのI
n0.14Ga0.86Nのバンド間発光のピークであり、即ち
図4のピークと同一である。これより、図3での発光強
度は図4での発光強度の50倍以上であることがわか
る。
したInx Ga1-x N層を発光層としたダブルヘテロ構
造の半導体積層構造を有するため、従来のホモ接合構造
のGaN系発光素子に比べて、発光出力が格段に向上す
る。しかも、従来のホモ接合構造のGaN系発光素子で
は、p型GaN層が発光層であるが、本発明ではp型の
第3の半導体層はクラッド層として作用し、Inx Ga
1-x N層が発光層として作用する。しかも、この発光層
にp型不純物をドープすることにより視感度が良く、発
光出力の高い発光素子が実現される。
明する。これら例においては、有機金属気相成長法によ
り各半導体層が形成されている。使用した反応装置は、
反応容器内のサセプター上に載置された基板を加熱しな
がら、その基板に向かってキャリアガスと共に原料ガス
を供給して窒化ガリウム系化合物半導体を成長させる機
構を有するものを用いた。
プターにセットし、反応容器内を水素で十分置換した
後、水素を流しながら、基板の温度を1050℃まで上
昇させ、20分間保持しサファイア基板のクリーニング
を行う。
スとしてアンモニア(NH3 )を4リットル/分および
TMG(トリメチルガリウム)を27×10-6モル/
分、キャリアガスとして水素を2リットル/分の割合で
基板表面に流しながら、1分間保持して、サファイア基
板上にGaNバッファー層を約200オングストローム
の厚に成長させる。
止し、温度を1030℃まで上昇させる。1030℃に
達した後、同じく水素をキャリアガスとして用い、TM
Gを54×10-6モル/分およびシランガスを2×10
-9モル/分の割合で追加し、60分間にわたってSiド
ープn型GaN層を4μmの厚さに成長させる。
止め、温度を800℃にして、キャリアガスを窒素に切
り替え、その窒素を2リットル/分の割合で、かつ原料
ガスとしてTMGを2×10-6モル/分、TMI(トリ
メチルインジウム)を1×10-5モル/分、ジエチルカ
ドミウムを2×10-6モル/分、およびアンモニアを4
リットル/分の割合で10分間流して、CdドープIn
0.14Ga0.86N層を200オングストロームの厚さに成
長させる。
全原料ガスを止め、再び温度を1020℃まで上昇さ
せ、TMGを54×10-6モル/分、Cp2 Mgを3.
6×10-6モル/分、アンモニアを4リットル/分の割
合で流しながら、p型GaN層を0.8μmの厚さに成
長させる。
取り出し、700℃でアニーリングを行い、最上層のp
型GaN層をさらに低抵抗化する。以上のようにして得
られたウエーハのp型GaN層、およびn型In0.14G
a0.86Nの一部をエッチングにより取り除き、n型Ga
N層を露出させ、p型GaN層、およびn型GaN層に
オーミック電極を設け、500μm角のチップにカット
した後、常法に従い、発光ダイオードを作製したとした
ところ、その発光出力は20mAにおいて120μWで
あり、ピーク波長は480nmであった。さらに輝度計
を用いて、この発光ダイオードの輝度を測定したとこ
ろ、以下述べる例5の従来の青色発光ダイオードの50
倍以上であった。
代わりにTMAガスを流し、600℃の温度で、サファ
イア基板上に、AlNよりなるバッファ層を500オン
グストロームの膜厚で成長させた以外は例1と同様にし
て発光ダイオードを得た。この発光ダイオードの出力は
20mAで80μWあり、従来のホモ接合発光ダイオー
ド(例5)の出力に比べて約1.6倍であり、またその
発光波長は480nmであり、輝度は例5の従来のダイ
オードの約20倍であった。
停止し、温度を1030℃まで上昇させる。1030℃
に達した後、同じく水素をキャリアガスとして用い、T
MGを54×10-6モル/分、TMAを6×10-6モル
/分と、シランガスを2×10-9モル/分およびアンモ
ニアを4リットル/分の割合で流して30分間成長さ
せ、Siドープn型Ga0.9 Al0.1 N層を2μmの厚
さに成長させる。
0.1 N層の上に、例1と同様にしてCdドープIn0.14
Ga0.86N層を200オングストロームの厚さに成長さ
せた後、原料ガスを止め、再び温度を1020℃まで上
昇させる。しかる後、TMGを54×10-6モル/分、
TMAを6×10-6モル/分と、Cp2 Mgを3.6×
10-6モル/分およびアンモニアを4リットル/分の割
合で流しながら、Mgドープp型Ga0.9 Al0.1 N層
を0.8μmの厚さに成長させる。
層を積層したウエハーを例1と同様にしてアニーリング
して最上層を低抵抗化した後、発光ダイオードを作製し
た。この発光ダイオードの発光出力、波長、輝度は、い
ずれも例1の発光ダイオードと同じであった。
程において、ジエチルカドミウムの代わりに、Cp2 M
gを用い同流量で成長させ、MgドープIn0.14Ga
0.86N層を成長させた以外は実施例1と同様にして発光
ダイオードを作製した。この発光ダイオードの発光出
力、波長、輝度は、いずれも例1の発光ダイオードと同
じであった。
た以外は例1と同様にして、従来のホモ接合GaN発光
ダイオードを得た。この発光ダイオードの発光出力は、
20mAで50μWで、ピーク波長は430nmであっ
た。
ランガスを2×10-9モル/分の割合用いて、Siドー
プInGaN層を10分間成長させた以外は例1と同様
にして、基板上にGaNバッファ層、n型GaN層、S
iドープIn0.14Ga0.86N層、p型GaN層を順に積
層したダブルへテロ構造の青色発光ダイオードを得た。
この発光ダイオードの発光出力は20mAにおいて12
0μWと例1の発光ダイオードとほぼ同等であり、発光
のピーク波長は400nmであった。
光素子は、p型窒化ガリウム系化合物半導体を用いたダ
ブルへテロ構造の半導体積層構造を有するため、発光効
率が高い。しかも、p型不純物をドープしたInGaN
層が発光層として作用するため、本発明の発光素子は、
視感度が非常に良好である。特にp型不純物をドープし
たp型Ga1-b Alb N層をアニーリングによりさらに
低抵抗のp型層に変換してダブルへテロ構造を実現した
のは本発明が最初である。
るInx Ga1-x NのInのモル比を変えることによ
り、発光色をそれに応じてに変えることもできる。な
お、以上の説明は主として発光ダイオードに関するもの
であるが、本発明はレーザーダイオードにも適用でき、
その産業上の利用価値は非常に大きい。
面図。
一構造を示す模式断面図。
センス測定によるスペクトルを示す図。
ス測定によるスペクトルを示す図。
と、発光素子の相対発光強度との関係を示す図。
Claims (6)
- 【請求項1】 n型Ga1-a Ala N(0≦a<1)
層と、発光層としてp型不純物がドープされたInx G
a1-x N(0<x<0.5)層と、p型Ga1-b Alb
N(0≦b<1)層とが順に積層された構造を有するこ
とを特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子。 - 【請求項2】 前記p型不純物が、Cd、Zn、Be、
Mg、Ca、SrおよびBaよりなる群の中から選ばれ
た少なくとも一種であることを特徴とする請求項1記載
の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子。 - 【請求項3】 前記n型Ga1-a Ala N層が、基板上
に成長されたGayAl1-y N(0≦y≦1)バッファ
層の上に成長されていることを特徴とする請求項1また
は2記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子。 - 【請求項4】 前記Inx Ga1-x N層の膜厚が、10
オングストローム〜0.5μmの範囲であることを特徴
とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の窒化ガリ
ウム系化合物半導体発光素子。 - 【請求項5】 前記n型Ga1-a Ala Nのa値が0で
あり、そのn型GaN層に電極が形成されていることを
特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の窒化
ガリウム系化合物半導体発光素子。 - 【請求項6】 前記p型Ga1-b Alb Nのb値が0で
あり、そのp型GaN層に電極が形成されていることを
特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の窒化
ガリウム系化合物半導体素子。
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