JP2807959B2 - 車両ドアロック装置用のアクチュエータ - Google Patents

車両ドアロック装置用のアクチュエータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ドアロック装置用
のアクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、図7のように、出力軸Fにモータに
より回転する扇型歯車Aを遊嵌状態に軸止し、扇型歯車
Aには出力軸Fを中心とする円弧状の係合溝Bを形成
し、前記出力軸Fに固定されている中間レバーCの先端
に前記係合溝Bに係合する係合突起Dを形成し、前記扇
型歯車AはバネEの弾力により中立位置に保持され、モ
ータに通電するとバネEを縮小させながら左右いずれか
に回動して係合溝Bの内壁で係合突起Dを押して前記中
間レバーCを介して前記出力軸Fをロック・アンロック
に切替る車両ドアロック装置用のアクチュエータは公知
である。前記図7のものは、図7において、キーまたは
シルノブ操作による手動操作により、中間レバーCをC
1の位置に移動させても、係合突起Dは扇型歯車Aの係
合溝B内の移動だけで、扇型歯車Aは回動しないから、
モータ側に力は伝達されない(手動操作時のクラッチ機
構)。しかし、モータにより扇型歯車Aを回転させると
きは、バネEの弾力に抗して扇型歯車Aを回転させるか
ら、バネEの弾力分はモータの抵抗になるので、その分
モータ出力は低下する。
【0003】これに対して、従来公知の実開平5−52
150号公報には、図8〜9のように前記バネEは使用
しない車両ドアロック装置用のアクチュエータが記載さ
れている。該装置は、モータaにより回転体bを回転さ
せると、回転体bに植設した90°置きの4個の係合突
起cのうちの1つが作動レバーdの放射係合溝eに係合
して、作動レバーdをロック・アンロック位置に回転移
動させることにより、作動レバーdに固定した出力軸g
を切替える構成であり、また、手動切替のときは手動操
作で出力軸gおよび作動レバーdを回転させても、空振
りとなるように作動レバーdに出力軸gを半径とする円
弧の空振溝fを形成したものである。なお、該公知例
は、ロックまたはアンロックの切替完了後は、回転軸h
を中心として回動する係合突起cは、出力軸gを半径と
する円弧の空振溝fの内壁に当接するので、モータaの
回転は停止させる構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報(図8、9)
のものは、係合突起cが4個もあり、1つの係合突起c
が90°回動すると、ロックまたはアンロックの切替え
は完了するようになっているが、90°回動しただけで
ロックまたはアンロックの切替完了するので、モータに
掛る負荷はそれだけ大きい。そこで、本発明は係合突起
が4倍の360°回動しなければ、ロックまたはアンロ
ックの切替完了はされないようにして、モータに掛る負
荷は小さくなるようにしたものである。このように、係
合突起を360°回動しなければ、ロックまたはアンロ
ックの切替完了はされないようにすると、モータ停止機
構は、図8、9のようにはできないので、この点も別途
工夫したものである。また、前記公報(図8、9)のも
のは、係合突起cが4個もあるから、その分構造複雑に
なるが、この点も改善したものである。また、前記公報
(図8)のものは、ロック位置またはアンロック位置に
完全に切替えられていないときは図9の状態になり、こ
の状態で、モータaに通電して回転体bを右転させる
と、係合突起c’は空振溝fに係合せずに作動レバーd
の側面と係合して作動レバーdを回転させ、最後には作
動レバーdと回転体bとはメカロック状態となり双方が
食い込んで停止する。このようになると、モータaによ
る作動もキーまたはシルノブによる作動も正常には作動
はしなくなる。
【0005】
【発明の目的】モータの負荷の軽減、構造の簡略化、メ
カロックの防止を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、モー
タ4により中心軸10を中心に回転させられる出力回転
部材9と、前記中心軸10と平行の出力軸13に固定さ
れ前記出力回転部材9と一部重合して回転する中間レバ
ー15とからなり、前記出力軸13と前記中心軸10と
を結ぶ延長線上の前記出力回転部材9には前記中間レバ
ー15方向に突き出す係合突起11を設け、前記中間レ
バー15には前記出力軸13から前記の位置にある係合
突起11までを半径とする円弧の空振溝19を形成し、
該空振溝19の中心から前記出力軸13に向けて放射係
合溝18を形成し、前記空振溝19および前記放射係合
溝18に前記係合突起11を係合させ、前記出力回転部
材9の前記係合突起11の対称位置に係合片12を設
け、前記出力軸13には前記位置にある前記係合片12
の内面側が摺接するストッパー片22を有するストッパ
ー21を固定した車両ドアロック装置用のアクチュエー
タとしたものである。また、本発明は、前記において、
前記放射係合溝18と前記空振溝19との交差部には円
弧状のコーナー部20a、20bを形成した車両ドアロ
ック装置用のアクチュエータとしたものである。また、
本発明は、前記において、前記ストッパー片22は前記
出力軸13の軸心を中心とする円弧面とし、前記係合片
12には前記ストッパー片22の円弧面と係合する同一
半径の円弧面を形成した車両ドアロック装置用のアクチ
ュエータとしたものである。また、本発明は、前記にお
いて、前記ストッパー片22は前記係合片12の回動軌
跡と交差する位置まで揺動するように構成した車両ドア
ロック装置用のアクチュエータとしたものである。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は略コの字型の正面側ケース、2は正面側ケース1の
開口面に当接固定される背面側ケースであり、これらは
複数個のネジ3により一体的に止着される。4は正面側
ケース1の外面に固定した正逆転モータであり、その回
転軸5には、駆動歯車6を固定する。該駆動歯車6には
大減速歯車7を噛合せる。大減速歯車7には同心の小減
速歯車8を一体形成する。
【0008】9は前記小減速歯車8に噛合して回転する
出力回転部材であり、実施例の出力回転部材9は歯車で
ある。10は出力回転部材9の中心軸である。該出力回
転部材9の外側の正面側の後記する出力軸13と中心軸
10を結ぶ延長線上には後記する中間レバー15方向に
突出す係合突起11を一体的に固定する。前記出力回転
部材9の背面側の、前記係合突起11と180度相違す
る対称位置には、上下両面が弧状で左右中央部分が放射
方向に最も肉厚であり、全体として凸レンズ状を呈する
係合片12を一体的に固定する。係合突起11及び係合
片12は、出力回転部材9と一体膨出構造でも別体固定
構造でも、どちらでもかまわない。
【0009】13はケース1、2の上側で、出力回転部
材9の上縁よりも上側に回転自在に軸止した前後方向の
出力軸であり、出力軸13の一端(正面側)には出力レ
バー14を固定する。該出力レバー14は、例えば、車
両ドアロック装置のロックレバーのようにロック位置と
アンロック位置の2つの位置に切替わる切替部材に連結
する。
【0010】前記出力軸13には扇形形状の中間レバー
15を固定する。中間レバー15と出力軸13は一体的
に形成することもある。16は補強リブである。前記中
間レバー15は、前記出力回転部材9の前側に重合する
ように近接配置され、前記中間レバー15には前記出力
回転部材9の係合突起11が係合する孔または溝状の係
合部17を形成する。該係合部17は前記出力軸13に
対して放射方向に伸びる放射係合溝18と、前記出力軸
13を中心とする円弧状の空振溝19とからなり、全体
として略TまたはYの字状に形成される。
【0011】空振溝19は、前記の位置(図2の位置)
にある係合突起11を半径とする出力軸13を中心とし
た円弧に沿って形成され、前記放射係合溝18は円弧の
空振溝19の中心から出力軸13に向って延設される。
前記中間レバー15は、前記出力レバー14に連結され
るロックレバーと連動して変位し、ロック位置のときは
図5のAのように空振溝19の右端に係合突起11が係
合し、アンロック位置のときは図5のCのように係合突
起11は左端に係合する関係となる。
【0012】放射係合溝18と空振溝19との交差部に
は円弧状のコーナー部20a、20bを形成する。コー
ナー部20aは、中間レバー15がロック位置にあると
き中心軸10を中心とする円弧に、また、コーナー部2
0bは、アンロック位置のあるとき中心軸10を中心と
する円弧にそれぞれ形成する。
【0013】前記出力回転部材9はモータ4が回転する
と、駆動歯車6、大減速歯車7、小減速歯車8を介して
回転する。出力回転部材9が回転すると係合突起11が
軸10を中心に回動し、図6Aのように空振溝19の右
端にある係合突起11は、一方のコーナー部20aを通
って放射係合溝18に入る(図6B)。係合突起11が
放射係合溝18に入ると、係合突起11と中間レバー1
5とは所定量だけ連動して回転し(図6D)、その後、
係合突起11は放射係合溝18から離脱して、他方のコ
ーナー部20bを通って空振溝19の左端に入る(図6
E)。このように、出力回転部材9が360度回転する
と、中間レバー15もロック位置とアンロック位置との
間で変位する。
【0014】前記出力軸13の後側には、ストッパー2
1の上部をキー結合か異径軸係合かにより固定する。ス
トッパー21の下方の先端側には、出力回転部材9の係
合片12と当接するストッパー片22を形成する。スト
ッパー片22は、前記出力軸13の軸心を中心とする円
弧に形成され、該ストッパー片22に係合する係合片1
2の内周面も同一半径の円弧面に形成する。前記ストッ
パー片22は前記出力軸13と連動して変位し、ロック
位置(図6A)およびアンロック位置(図6E)のとき
は、出力軸13と中心軸10とを結ぶ線分を境に左右い
ずれか一方側に位置するように構成する。
【0015】
【作用】出力レバー14に前述のように車両ドアロック
装置のロックレバーを連結した例を用いて作用を説明す
る。ロックレバーは周知のようにロック位置とアンロッ
ク位置との間変位し、ロック位置のときは、中間レバー
15も出力レバー14および出力軸13を介して図5A
および図6Aのロック位置にある。
【0016】モータ4によりロックレバーをアンロック
位置に切り替えるときは、モータ4に通電して、図6A
において出力回転部材9を右転させる。すると、出力回
転部材9の係合片12はストッパー片22から離れる方
向に移動し、出力回転部材9の下方位置にある係合突起
11は中間レバー15の空振溝19の右端から右のコー
ナー部20aを通り、図6Bのように放射係合溝18と
係合する。係合突起11が放射係合溝18に係合する
と、中間レバー15は係合突起11とともに回転して図
6Cの状態を介して図6Dの位置となる。この状態にな
ると、中間レバー15およびストッパー片22はアンロ
ック位置に切り替わり、また、係合突起11は放射係合
溝18から離脱して左のコーナー部20bに臨む位置と
なる。そこで、更に出力回転部材9が右転すると、係合
突起11は中間レバー15を回転させることなくコーナ
ー部20bから図6Eのように空振溝19の左端に移動
して360°回転して停止し、また、係合片12はアン
ロック位置で待機中のストッパー片22に当接する。こ
の係合片12とストッパー片22との当接により、出力
回転部材9の右転は不能となるから、回転は停止する。
なお、モータ4への通電停止は、タイマー制御または負
荷電流制御で行う。
【0017】次に手動切替について説明すると、手動に
よるキー操作かシルノブ操作によりロックレバーをアン
ロック位置側に回転させると、出力軸13が図5Aにお
いて左転する。この時、出力軸13に固定したストッパ
ー片22と出力回転部材9の係合片12とは、出力軸1
3を中心とする円弧面同士であるため、ストッパー片2
2は係合片12に対して滑るように移動できるから、出
力軸13の回転の妨げとはならない。また、出力軸13
が左転すると、中間レバー15も左転するが、出力回転
部材9の係合突起11は中間レバー15の出力軸13を
中心とする円弧状の空振溝19に係合しているため、中
間レバー15の回転力は出力回転部材9側には伝達され
ない。
【0018】なお、前記モータ4は、周知のように運転
席に設けられた制御スイッチをロック側またはアンロッ
ク側に押すことにより通電されて、正逆回転する。前記
公知公報の装置では、この制御スイッチが、ロックレバ
ーがロック位置またはアンロック位置にないときに幼児
などが悪戯により押されると不測の事態となる。これに
対して、本発明では、ロックレバーを手動により切り替
えている最中には、例えば、図5Bのように、ストッパ
ー片22および係合片12は、出力軸13と中心軸10
とを結ぶ線分上にあるから、モータ4により出力回転部
材9を回転させようとしても、係合片12はストッパー
片22との係合から離脱することはできず、出力回転部
材9は回転不能となる。したがって、本発明では、ロッ
クレバーがロック位置またはアンロック位置にないとき
は、機械的にモータ4による出力回転部材9の回転は防
止される。
【0019】
【発明の効果】前記公知公報(図8)記載のものは、係
合突起が4個もあり、1つの係合突起が90°回動する
と、ロックまたはアンロックの切替えは完了するように
なっているが、90°回動しただけでロックまたはアン
ロックの切替完了するので、モータに掛る負荷はそれだ
け大きい。また、前記公報(図8)のものは、係合突起
が4個もあるから、その分構造複雑になる。また、前記
公報(図8)のものは、ロック位置またはアンロック位
置に完全に切替えられていないときは図9の状態にな
り、この状態で、モータaに通電して回転体bを右転さ
せると、係合突起c’は空振溝fに係合せずに作動レバ
ーdの側面と係合して作動レバーdを回転させ、最後に
は作動レバーdと回転体bとはメカロック状態となり双
方が食い込んで停止する。このようになると、モータa
による作動もキーまたはシルノブによる作動も正常には
作動はしなくなる。しかるに、本発明は、モータ4によ
り中心軸10を中心に回転させられる出力回転部材9
と、前記中心軸10と平行の出力軸13に固定され前記
出力回転部材9と一部重合して回転する中間レバー15
とからなり、前記出力軸13と前記中心軸10とを結ぶ
延長線上の前記出力回転部材9には前記中間レバー15
方向に突き出す係合突起11を設け、前記中間レバー1
5には前記出力軸13から前記の位置にある係合突起1
1までを半径とする円弧の空振溝19を形成し、該空振
溝19の中心から前記出力軸13に向けて放射係合溝1
8を形成し、前記空振溝19および前記放射係合溝18
に前記係合突起11を係合させ、前記出力回転部材9の
前記係合突起11の対称位置に係合片12を設け、前記
出力軸13には前記位置にある前記係合片12の内面側
が摺接するストッパー片22を有するストッパー21を
固定した車両ドアロック装置用のアクチュエータとし、
係合突起11は出力軸13と中心軸10とを結ぶ延長線
上の出力回転部材9に中間レバー15方向に突き出す状
態に設けた構成と、中間レバー15には出力軸13から
前記の位置にある係合突起11までを半径とする円弧の
空振溝19を形成した構成と、該空振溝19の中心から
出力軸13に向けて放射係合溝18を形成した構成と、
空振溝19および放射係合溝18に係合突起11を係合
させた構成を有するので、前記係合突起11は図6Aか
ら図6Eまで360°回転して切替えることになり、モ
ータ4の負荷が軽減され、モータ4を小型にして他を充
実させうる。また、係合突起11は一個だけで実施でき
るので、構造簡単になる。また、本発明は、前記におい
て、前記放射係合溝18と前記空振溝19との交差部に
は円弧状のコーナー部20a、20bを形成した車両ド
アロック装置用のアクチュエータとしたものであるか
ら、係合突起11は空振溝19から円滑に放射係合溝1
8に移動して係合できる。また、本発明は、前記におい
て、前記ストッパー片22は前記出力軸13の軸心を中
心とする円弧面とし、前記係合片12には前記ストッパ
ー片22の円弧面と係合する同一半径の円弧面を形成し
た車両ドアロック装置用のアクチュエータとしたもので
あるから、中間レバー15(ロックレバー)が中途な位
置にあるときは、係合片12とストッパー片22との係
合により、モータ4(出力回転部材9)は回転不能とな
り、したがって、例え、ロックレバーを手動で切り替え
ている最中にモータ4のスイッチがオンになっても、公
知例のように不測の事態になることはない。また、本発
明は、前記において、前記ストッパー片22は前記係合
片12の回動軌跡と交差する位置まで揺動するように構
成した車両ドアロック装置用のアクチュエータとしたも
のであるから、電気的な手段を用いることなく確実に出
力回転部材9を所定の位置に停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2のI−I断面図。
【図2】 全体の正面図。
【図3】 ストッパーの正面図。
【図4】 出力回転部材の背面図。
【図5】 手動による切替を示す説明図。
【図6】 モータによる切替を示す説明図。
【図7】 公知例図。
【図8】 公知例図。
【図9】 公知例図。
【符号の説明】 1…正面側ケース、2…背面側ケース、3…ネジ、4…
モータ、5…回転軸、6…駆動歯車、7…大減速歯車、
8…小減速歯車、9…出力回転部材、10…中心軸、1
1…係合突起、12…係合片、13…出力軸、14…出
力レバー、15…中間レバー、16…補強リブ、17…
係合部、18…放射係合溝、19…空振溝、20…コー
ナー部、21…ストッパー、22…ストッパー片。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ4により中心軸10を中心に回転
    させられる出力回転部材9と、前記中心軸10と平行の
    出力軸13に固定され前記出力回転部材9と一部重合し
    て回転する中間レバー15とからなり、前記出力軸13
    と前記中心軸10とを結ぶ延長線上の前記出力回転部材
    9には前記中間レバー15方向に突き出す係合突起11
    を設け、前記中間レバー15には前記出力軸13から前
    記の位置にある係合突起11までを半径とする円弧の空
    振溝19を形成し、該空振溝19の中心から前記出力軸
    13に向けて放射係合溝18を形成し、前記空振溝19
    および前記放射係合溝18に前記係合突起11を係合さ
    せ、前記出力回転部材9の前記係合突起11の対称位置
    に係合片12を設け、前記出力軸13には前記位置にあ
    る前記係合片12の内面側が摺接するストッパー片22
    を有するストッパー21を固定した車両ドアロック装置
    用のアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記放射係合溝18
    と前記空振溝19との交差部には円弧状のコーナー部2
    0a、20bを形成した車両ドアロック装置用のアクチ
    ュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ストッパー片2
    2は前記出力軸13の軸心を中心とする円弧面とし、前
    記係合片12には前記ストッパー片22の円弧面と係合
    する同一半径の円弧面を形成した車両ドアロック装置用
    のアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ストッパー片2
    2は前記係合片12の回動軌跡と交差する位置まで揺動
    するように構成した車両ドアロック装置用のアクチュエ
    ータ。
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