JP3789112B2 - 動力伝達装置およびドアロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動力伝達装置及びドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図9に示すように、外形を扇形に形成しその先端にギア部123cを形成したレバー123と、該ギア部123cと噛合するギア134とを備え、該ギア134を正転または反転させることによりレバー123を揺動する動力伝達装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、レバー123の揺動角度はギア134の回転角度により決まるが、ギア134の回転角度を制御したのでは、制御回路が複雑なものになる。このため、レバー123の左右にストッパ(図示せず)を備える一方、レバー123が左右のストッパ(図示せず)のいずれか一方に当接した後に所定時間の経過を条件にギア134を駆動するモータの電力を遮断する制御が一般に行われている。
【0004】
かかる制御によれば、レバー123が左右いずれか一方のストッパ(図示せず)に当接してもモータに電力を供給しギアの折線方向に余剰力Fがかかる。ここで、歯の強度が十分にない場合には歯の欠損を生じるため小さな歯とすることができなかった。このため、歯123、134を構成する材料に高強度の特性を有する材料や、歯厚の厚いギアを使用する必要があった。高強度の特性を有する材料は一般に高価であり、歯厚を厚くするとモジュールが大きくなることからレバー123のギア部123c、ギア134とも大きなものとする必要があった。このため、動力伝達装置、および当該動力伝達装置を有するドアロック装置を小型化する上で障害となっていた。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、小型化した動力伝達装置およびドアロック装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る動力伝達装置は、回動する駆動ギアと、前記駆動ギアと噛合するギア部を形成し、前記駆動ギアの回動により、ハンドルによる開ドア操作を有効化するアンロック位置とハンドルによる開ドア操作を無効化するロック位置との間を回動するロックレバーとを備えたドアロック装置において、前記ロックレバーの回動端部に接線方向に延在する受圧歯面を形成する一方、前記駆動ギアに該受圧歯面と当接する押圧歯面を形成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドアロック装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態であるドアロック装置を室内側から見た図、図2は図1に示したドアロック装置を車両後側から見た図、図3は図1に示したドアロック装置のIII−III断面図、図4は図1に示したドアロック装置を室外側から見た図、図5は図1に示したドアロック装置を車両前側から見た図、図6はラッチ機構の動作を示す概念図である。
【0009】
ここで例示するドアロック装置1は、四輪自動車の前席右側に配置された前方ヒンジのサイドドアD(右ハンドル車においては運転席側のドアD)に適用するもので、ボディ2とカバープレート3とを有している。
【0010】
ボディ2の車両後側となる面には、ドアDの左右方向に延在するラッチ機構収容部4が形成してある。ラッチ機構収容部4は、その高さ方向のほぼ中央となる位置に、室内側から室外側に向けて略水平に延在する水平切欠溝5を有し、ラッチ機構6を内部に収容している。ラッチ機構6は、従前のものと同様に、四輪自動車の車両本体側に設けたストライカSを噛合保持するためのもので、図2に示すように、ラッチ7とラチェット8とを備えて構成してある。
【0011】
ラッチ7は、ラッチ機構収容部4の水平切欠溝5よりも上方となる位置に、車両本体の前後方向に沿って略水平に延在するラッチ軸9を介して回動可能に配設したもので、外周面に、噛合溝7a、フック部7b、フルラッチ係止部7c、ハーフラッチ係止部7dおよびセンサ検出部7eを形成してある。
【0012】
噛合溝7aは、ラッチ7の外周面からラッチ軸9に向けて形成したもので、ストライカSを収容することのできる幅に形成してある。
【0013】
フック部7bは、噛合溝7aを下方に向けて開口させた場合に該噛合溝7aよりも室内側に位置する部分である。このフック部7bは、ラッチ7を図6中、反時計回りに回動させた場合に、図6(c)に示すように、ラッチ機構収容部4の水平切欠溝5を横切る位置で停止する(フルラッチ位置)一方、ラッチ7を図6において時計回りに回動させた場合に、図6(a)に示すように、水平切欠溝5を開放する位置で停止する(開放位置)ように構成してある。
【0014】
フルラッチ係止部7cは、噛合溝7aを下方に向けて開口させた場合に該噛合溝7aよりも室外側に位置する部分である。このフルラッチ係止部7cは、図6(c)に示すように、ラッチ7を図6において反時計回りに回動させた場合に水平切欠溝5の奥方(室外側)に向けて漸次下方に傾斜する状態で停止するように構成してある。
【0015】
ハーフラッチ係止部7dは、噛合溝7aを室内側に斜め下方に開口させた場合に室外側に斜め下方に位置する部分である。このハーフラッチ係止部7dは、図6(b)に示すように、ラッチ7をフルラッチ位置と開放位置との中間位置に位置させた場合(ハーフラッチ位置)に、ラッチ軸9方向に漸次下方に傾斜する状態で停止するように構成してある。
【0016】
センサ検出部7eは、ラッチ7がハーフラッチ位置からフルラッチ位置に至るまでにセンサ10を押圧し、センサ10が押圧されていない場合にはドアDがいわゆる半ドア状態または開ドア状態にあることを検出するためのものである。したがって、ラッチ7の回動領域において、ラッチ7の回動中心からラッチ7の外形までの距離は漸次大きくなり、センサ検出部7eで最大となるように形成してある。
【0017】
また、ラッチ7の車両後側となる面には凸部7fを形成してある。一方、ラッチ機構収容部4にはラッチ軸9回り回動する凸部7fが摺動する円弧状の溝部11を形成してあり、ラッチ7を図2において時計方向に付勢するラッチバネ12を装着してある。
【0018】
ラチェット8は、ラッチ機構収容部4の水平切欠溝5を基準にしてラッチ軸9と対称となる位置に、車両本体の前後方向に沿って略水平に延在するラチェット軸13を介して回動可能に配設したもので、係合部8a、作用孔8bおよび動力作用部8cが形成してある。
【0019】
係合部8aは、ラチェット軸13から室外側に向けて径外方向に延在する部分であり、ラチェット8が図2において時計回りに回動した場合にその突出端面を介して上述したラッチ7のフルラッチ係止部7cおよびハーフラッチ係止部7dに係合することが可能である。作用孔8bはラチェット軸13から所定の半径を有した形成した角孔であり、動力作用部8cはラチェット軸13から室外側に向けて径外方向に延在する部分である。
【0020】
このように、ラッチ機構6を収容したラッチ機構収容部4は、車両の室内側と室外側をともに車両前側に折り曲げたコの字状のカバープレート3により隠蔽してある。カバープレート3は、例えば、金属により形成してあり、ラッチ機構収容部4に形成した水平切欠溝5にストライカSを進入可能とするために水平切欠溝5と同一形状の切欠溝3aを形成してある。
【0021】
また、ボディ2の車両前側となる面には、ドアDの左右方向に延在するドア開閉機構収容部14を形成するとともにドア開閉機構15とドアロック機構16とを配設してある。ドア開閉機構15はラッチ7とラチェット8との係合を解除して、ラッチ7とストライカSの噛合を解除するためのもので、図3に示すように、ラチェットレバー17と、インサイドレバー18と、アウトサイドレバー19とを備えて構成してある。
【0022】
ラチェットレバー17は、ラチェット軸13の軸心回りに回動するように配設してある。ラチェットレバー17には、爪部17a、当接部17bおよびラチェットバネ係止孔が形成してある。
【0023】
爪部17aはラチェット8側に折り曲げて形成されており、爪部17aをラチェット8の作用孔8bに装着することにより、ラチェットレバー17はラチェット8と一体となって回動する。
【0024】
当接部17bはラチェット軸13から爪部17aと反対方向に向けて延在した部分であり、ラチェット8と反対側に折り曲げて形成してある。
【0025】
ラチェットバネ係止孔はラチェットレバー17の径外方向に形成してあり、ラチェット軸13に巻回されたラチェットバネ20の一端を装着し、ラチェットレバー17と一体に回動するラチェット8を図2において反時計回りに常時付勢する。
【0026】
インサイドレバー18は、図1に示すようにカバープレート3に取り付けた車両本体の左右方向に略水平に延在するインサイドレバー軸21を介して回動可能に配設したもので、レバー作用端部18aおよび押圧部18bを有している。
【0027】
レバー作用端部18aは、インサイドレバー軸21から車両後側に向けて上方に傾斜延在する部分であり、その延在端部がカバープレート3の外部に突出している。このレバー作用端部18aにおいてカバープレート3の外部に突出する部分には、ドアDの室内側に設けたインサイドハンドルとの間を連係するリンクやワイヤ等のインサイドハンドル連係手段22を接続してある。より詳細には、インサイドハンドルを開ドア操作した場合に、インサイドレバー18が図1において反時計回りに揺動するようにインサイドハンドル連係手段22を接続してある。
【0028】
押圧部18bは、インサイドレバー軸21から車両後側に向けて下方に傾斜延在する部分であり、インサイドレバー18を図1において反時計回りに揺動させた場合に、ラチェットレバー17の当接部17bに当接してこれを押圧する。
【0029】
アウトサイドレバー19は、図3に示すように、ラチェットレバー17と同様に、ラチェット軸13の軸心回り回動するように配設してある。アウトサイドレバー19には、オープン作用端部19a、ラチェットバネ係止部19bおよびリンクレバー係合溝19cが形成してある。オープン作用端部19aは、ラチェット軸13から室外側に向けて径外方向に延在した部分であり、このオープン作用端部19aには、ドアDに設けたアウトサイドハンドルとの間を連係するリンクやワイヤ等のアウトサイドハンドル連係手段を接続してある。より詳細には、アウトサイドハンドルを開ドア操作した場合に、アウトサイドレバー19が図3において反時計回りに回動動作するようにアウトサイドハンドル連係手段を接続してある。
【0030】
ラチェットバネ係止部19bは、ラチェット軸13から室内側に向けて径外方向に延在した部分であり、ラチェット軸13に巻回したラチェットバネ20の他端を装着し、上述したようにラチェットレバー17と一体に回動するラチェット8をアウトサイドレバー19に対して図1において反時計回りに常時付勢する。
【0031】
リンクレバー係合溝19cはラチェット軸13から径外方向に延在した部分に形成した溝である。
【0032】
ドアロック機構16はアウトサイドハンドルの開ドア操作によるアウトサイドレバー19の回動動作をラチェットレバー17に伝達するアンロック状態と、アウトサイドハンドルの開ドア操作によるアウトサイドレバー19の回動動作をラチェットレバー17に伝達しないロック状態とに切り換えるもので、ロックレバー23と、リンクレバー24と、インサイドロックレバー25と、キーレバー26と、キーロッド27とを有している。
【0033】
ロックレバー23は、ラッチ軸9の軸心回りに回動するように配設してある。ロックレバー23には、リンクレバー連結部23aと、インサイドロックレバー係合部23bと、ギア部23cとを形成してある。
【0034】
リンクレバー連結部23aは、ラッチ軸9の室外側に位置する部位に形成した部分であって、リンクレバー24を介してアウトサイドレバー19と連結してある。リンクレバー24は、ラッチ機構収容部4に形成した水平切欠溝5に臨むように湾曲して形成するとともに、リンクレバー24のロックレバー側の端部にはロックレバー連結端部24aを形成し、リンクレバー24のアウトサイドレバー側の端部にはアウトサイドレバー連結端部24bを形成してある。そして、ロックレバー23とアウトサイドレバー19とをリンクレバー24を介在させて連結する。より詳細には、ロックレバー23のリンクレバー連結部23aに形成した連結孔23dにリンクレバー24のロックレバー連結端部24aを装着し、アウトサイドレバー19のリンクレバー係合溝19cにリンクレバー24のアウトサイドレバー連結端部24bに装着することにより連結してある。
【0035】
また、リンクレバー24のアウトサイドレバー連結端部24bの反対側の面には、ラチェットレバー当接部24cを形成してある。
【0036】
ロックレバー23の回動によりリンクレバー24のアウトサイドレバー連結端部24bはアウトサイドレバー19のリンクレバー係合溝19cを摺動し、アウトサイドレバー19の軸芯方域と外周方域とに位置することができる。
【0037】
図3に示すように、リンクレバー24のアウトサイドレバー連結端部24bがアウトサイドレバー19の軸芯方域に位置する場合には、ドアロック機構16はアンロック状態となる。すなわち、アウトサイドレバー19の回動に伴ってリンクレバー24はロックレバー連結端部24aを中心に回動し、リンクレバー24のラチェットレバー当接部24cがラチェットレバー17と当接して、ラッチ7とラチェット8の係合を解除するのでドアDを開放できる。
【0038】
一方、リンクレバー24のアウトサイドレバー連結端部24bがアウトサイドレバー19の周縁方域に位置する場合には、ドアロック機構16はロック状態となる。すなわち、アウトサイドレバー19を回動して、リンクレバー24がロックレバー連結端部24aを中心に回動しても、リンクレバー24のラチェットレバー当接部24cがアウトサイドレバー19の外周方域に位置するので、ラチェットレバー当接部24cがラチェットレバー17と当接することがなくラチェットレバー17は回動しない。
【0039】
インサイドロックレバー係合部23bは、ラッチ軸9の室内側に位置する部分であって、インサイドロックレバー25と係合する。
【0040】
インサイドロックレバー25は、カバープレート3に回動可能に配設したもので、図1に示すように、ロックレバー作用端部25aとロックレバー係合部25bと、キーレバー連結孔25cとを有している。
【0041】
ロックレバー作用端部25aは、インサイドロックレバー25の回動中心から車両前側に延在する部分であり、カバープレート3の外部に突出している。このロックレバー作用端部25aには、ドアDの室内側に設けたロックボタン(シルノブ)との間を連係するリンクやワイヤなどのロックボタン連係手段28を接続してある。より詳細には、図1において反時計回りに揺動するようにロックボタン連係手段28を接続してある。
【0042】
ロックレバー係合部25bは、インサイドロックレバー25の回動中心から車両後側に延在する部分であり、インサイドロックレバー係合部23bと係合するように湾曲した凹部を形成してある。ロックレバー係合部25bはロックレバー23のインサイドロックレバー係合部23bと係合し、インサイドロックレバー25を図1において反時計回りに揺動させた場合にロックレバー23をロック状態位置に回動させる。
【0043】
キーレバー連結孔25cは、インサイドロックレバー25の回動中心から上方に延在する部分に設けられた孔であり、キーロッド27の一端が装着してある。
【0044】
キーレバー26は、図4に示すように、カバープレート3に回動可能に取り付けたもので、インサイドロックレバー連結溝部26aおよびキーレバー作用端部26bを有している。
【0045】
インサイドロックレバー連結溝部26aは、キーレバー26のインサイドロックレバー25と対向する面に形成したキーレバー26の回動中心を中心とする円弧形状の溝であり、キーロッド27の他端が装着してある。
【0046】
キーロッド27は、インサイドロックレバー25とキーレバー26とを連結するものであり、より詳細には、キーロッド27の一端をインサイドロックレバー25のキーレバー連結孔25cに、他端をキーレバー26のインサイドロックレバー連結溝部26aに装着することにより、インサイドロックレバー25とキーレバー26とを連結してある。
【0047】
キーレバー作用端部26bは、車両前側に向けて延在する部分であり、その延在端部がカバープレート3の外部に突出している。このキーレバー作用端部26bにおいてカバープレート3の外部に突出する部分には、ドアDの室外側に設けたキーシリンダとの間を連係するリンクやワイヤ等のキーシリンダ連係手段を接続してある。より詳細には、キーシリンダにキーを挿入してロック操作した場合にキーレバー26が図4において時計回りに揺動し、アンロック操作した場合にキーレバー26が図4において反時計回りに揺動するようキーシリンダ連係手段を接続してある。
【0048】
ギア部23cは、ロックレバー23の上方に配設したロックレバー駆動機構30から動力が伝達されるギアが形成してある。このギアは、ラッチ軸9の軸心をピッチ円の中心として扇形状に形成してあり、ロックレバー駆動機構30から伝達された動力によりロックレバー23を揺動してロック状態とアンロック状態に切り換える。
【0049】
ロックレバー駆動機構30は、駆動モータ31と、モータギア(図示せず)と、アイドルギア32と、第1伝達ギア33と、第2伝達ギア(駆動ギア)34とを有している。
【0050】
駆動モータ31はロックレバー23を揺動する動力を生成するものであり、図3において、時計回りおよび反時計回りの両方向に回転可能に構成してある。駆動モータ31の駆動軸(図示せず)には、モータギア(図示せず)が取り付けてある。アイドルギア32はボディ2に回転可能に取り付けてある。アイドルギア32はモータギア(図示せず)と噛み合う大径歯車32aと小径歯車(図示せず)とを一体に形成してある。
【0051】
第1伝達ギア33は、ボディ2に回転可能に取り付けるとともに、第1伝達ギア33を中立位置に位置させるコイルバネ(図示せず)をボディ2と第1伝達ギア33との間に介在させてある。また、第1伝達ギア33はアイドルギア32の小径歯車(図示せず)と噛み合う歯を外周面に形成するとともに凹陥部33aを形成してある。
【0052】
第2伝達ギア(駆動ギア)34は、第1伝達ギア33と同軸に取り付けるものであって、第1伝達ギア33の凹陥部33aに装着し所定の角度を揺動可能に構成した扇形状の凸部34aと、ロックレバー23のギア部23cと噛み合うギア部34bが凸部34aと軸方向に並設してあり、ドアロック機構16がアンロック状態にあるときには、中立位置にある第1伝達ギア33の凹陥部33aの一方の側壁と第2伝達ギア(駆動ギア)34の一方の側壁が当接し、ロック状態にあるときには中立位置にある第1伝達ギアの凹陥部33aの他方の側壁と第2伝達ギア(駆動ギア)34の凸部34aの他方の側壁が当接する。
【0053】
また、ロックレバー23のギア部23cの両側の揺動端部には、図7に示すように、接線方向に延在する受圧歯面23eを形成してある。一方、第2伝達ギア(駆動ギア)34のギア部39bの両側の揺動端部には、ロックレバー23の受圧歯面23eと面で当接する押圧歯面34cを形成してある。このため、ロックレバー23と第2伝達ギア(駆動ギア)34とは、その両側の揺動端部で受圧歯面23eと押圧歯面34cとが面で当接する。
【0054】
ドア開閉機構15およびドアロック機構16をカバー35で隠蔽した後、カバー35の上にサブプレート36を載置してサンドイッチ構造とする。その後、カバープレート3、ボディ2、カバー35、サブプレート36を貫通するラッチ軸9とラチェット軸13の両端をカシメ一体構造としてある。
【0055】
上記のように構成したドアロック装置1は、ドアDが車両本体に対して開成状態にある場合には、図6(a)に示すように、ラッチ7が開放位置に配置されることになる。この状態からドアDを閉動作させると、車両本体側に設けたストライカSがラッチ機構収容部4の水平切欠溝5に進入し、やがてストライカSがラッチ7のフルラッチ係止部7cに当接することになる。この結果、ラッチ7がラッチバネ12(図1参照)の弾性力に抗して図6において反時計回りに回動する。この間、ラチェット8は、ラチェットバネ20の弾性力によって係合部8aの突出端面がラッチ7の外周面に摺接することになり、該ラッチ7の外周面形状に応じて適宜ラチェット軸13の軸心回りに回動する。
【0056】
上述した状態からさらにドアDを閉動作すると、水平切欠溝5に対するストライカSの進入量が漸次増大するため、ラッチ7が反時計回りにさらに回動し、図6(b)に示すように、やがてラチェット8の係合部8aがラッチ7のハーフラッチ係止部7dに至る。この状態においては、ラッチ7のハーフラッチ係止部7dがラチェット8の係合部8aに当接することになるため、ラッチバネ12の弾性復元力に抗して当該ラッチ7の時計回りの回動が阻止されることになる。しかも、ラッチ7のフック部7bが水平切欠溝5を横切るように配置されるため、該フック部7bによってストライカSが水平切欠溝5から離脱する方向に移動する事態、つまりドアの車両本体に対する開動作が阻止されるようになる(ハーフラッチ状態)。
【0057】
上述したハーフラッチ状態からドアDをさらに閉動作させると、水平切欠溝5を進入するストライカSにより、フルラッチ係止部7cを介してラッチ7が反時計回りにさらに回動し、ストライカSが水平切欠溝5の奥方(室外側)に至る。この間、ラチェット8は、係合部8aの上面にラッチ7のハーフラッチ係止部7dとフルラッチ係止部7cとを接続する外周面が摺接することによりラチェットバネ20の弾性力に抗して図6において反時計回りに回動し、ラッチ7のフルラッチ係止部7cが通過した時点でラチェットバネ20の弾性復元力により直ちに反時計回りに回動するようになる。この結果、図6(c)に示すように、ラッチ7のフルラッチ係止部7cがラチェット8の係合部8aに当接することになるため、ラッチバネ12の弾性復元力に抗して当該ラッチ7の時計回りの回動が阻止されることになる。この状態においても、ラッチ7のフック部7bが水平切欠溝5を横切るように配置されるため、該フック部7bによってストライカSが水平切欠溝5の奥方(室外側)から離脱する方向に移動する事態が阻止されるようになり、結局、ドアDが車両本体に対して閉じた状態に維持される(フルラッチ状態)。このとき、センサ10がラッチ7のセンサ検出部7eにより押圧され、運転者にドアDが閉塞状態にあることを知らせる。
【0058】
上述したフルラッチ状態からインサイドハンドルを操作して、インサイドレバー18を図1において反時計方向に回動させると、ラチェットレバー17は図3において反時計方向に回動する。そして、ラチェットレバー17はラチェットバネ20の弾性力に抗してラチェットレバー17の当接部17bを図3において反時計方向に回動させる。すると、ラッチ7のフルラッチ係止部7cとラチェット8の係合部8aとの当接係合状態が解除され、ラッチ7がラッチバネ12の弾性復元力により図6において時計回りに回動する。この結果、図6(a)に示すように、水平切欠溝5が開放され、ストライカSが水平切欠溝5から離脱する方向に移動可能となり、ドアDを車両本体に対して開動作させることができるようになる。このとき、センサ10からラッチ7のセンサ検出部7eがはずれ、運転者にドアDが開ドア状態にあることを知らせる。
【0059】
また、ドアロック機構16が図3に示すアンロック状態にある場合には、リンクレバー24のラチェットレバー当接部24cがアウトサイドレバー19のリンクレバー係合溝19cにおいて軸芯方域に配置されるので、アウトサイドハンドルを開ドア操作し、アウトサイドレバー19を図3において反時計回りに回動動作させれば、アウトサイドレバー19の回動動作に伴ってリンクレバー24のラチェットレバー当接部24cがラチェットレバー17に当接してラチェットレバー17を図3において反時計回りに回動させることになり、ラッチ7のフルラッチ係止部7cとラチェット8の係合部8aとの当接係合状態が解除され、ドアDを車両本体に対して開動作させることができるようになる。このとき、センサ10からラッチ7のセンサ検出部7eがはずれ、運転者にドアが開ドア状態にあることを知らせる。
【0060】
一方、ドアロック機構16が図3に示すアンロック状態にある場合に、インサイドロックレバー25を図1において反時計回りに揺動させると、ロックレバー23が図3において反時計回りに揺動して、リンクレバー24のラチェットレバー当接部24cがアウトサイドレバー19の周縁方域に移動し、ドアロック機構16がロック状態になる。
【0061】
このロック状態において、アウトサイドハンドルを開ドア操作し、アウトサイドレバー19を図3において反時計回りに回動動作させた場合には、リンクレバー24のラチェットレバー当接部24cとラチェットレバー17とが互いに当接することがなく、ラッチ7のフルラッチ係止部7cとラチェット8の係合部8aとの当接係合状態も解除されない。このため、ドアDが車両本体に対して閉じた状態に保持されることになり、車両を施錠することが可能になる。
【0062】
上述したロック状態から、インサイドロックレバー25を図1において時計回りに揺動させると、ロックレバー23が図3において時計回りに揺動し、リンクレバー24のラチェットレバー当接部24cがアウトサイドレバー19のリンクレバー係合溝19cを摺動して軸芯方域に移動し、ドアロック機構16がアンロック状態となる。
【0063】
また、アンロック状態からロック状態への移行、ロック状態からアンロック状態への移行に関しては、インサイドロックレバー25の揺動に限らず、キーレバー26の揺動によっても行うことができる。すなわち、キーシリンダにキーを挿入してキーシリンダ連係手段を操作した場合には、キーレバー26、キーロッド27、インサイドロックレバー25を介してロックレバー23を回動させる一方、ロックボタン連係手段を連動させてアンロック状態からロック状態へ、又はロック状態からアンロック状態へ移行させることができる。
【0064】
なお、ロックボタン連係手段を操作してインサイドロックレバー25を揺動してもロックレバー23は回動するが、キーロッド27はキーレバー26のインサイドロックレバー連結溝部26aを摺動するので、キーレバー26を揺動することなくキーシリンダ連係手段を連動させることはない。また、ロックレバー23の回動により第2伝達ギア(駆動ギア)34は回動するが、第2伝達ギア(駆動ギア)34の凸部34aが第1伝達ギア33の凹陥部33a内を空転するので、第1伝達ギア33、アイドルギア32、モータギア(図示せず)、駆動モータ31のいずれにもロックボタン連係手段の操作力が伝達されることはない。
【0065】
因に、ドアロック機構16がアンロック状態にある場合、ロック状態にある場合のいずれの場合であっても、インサイドハンドルの操作によりドアDを開ドアさせることができる。すなわち、インサイドハンドルを開ドア操作した場合には、インサイドレバー18が図1において反時計回りに揺動し、押圧部18bがラチェットレバー17の当接部17bを押圧することによってラチェットレバー17が図3において反時計回りに回動動作されることになり、ラッチ7のフルラッチ係止部7cとラチェット8の係合部8aとの当接係合状態を解除することができる。なお、ドアロック機構16がロック状態にある場合にインサイドハンドルを操作してドアDを開ドアすると、インサイドレバー18のレバー作用端部18aがインサイドロックレバー25と当接してインサイドロックレバー25を図1において時計回りに揺動させるので、ドアDの開ドアと同時にインサイドロックボタンがアンロック状態に切り換わる。
【0066】
また、アンロック状態からロック状態への移行、ロック状態からアンロック状態への移行に関しては、駆動モータ31によってロックレバー23を回動させて行うこともできる。
【0067】
すなわち、アンロック状態で駆動モータ31に電力を供給し、モータギア(図示せず)とアイドルギア32とを介して第1伝達ギア33に動力を伝達し、第1伝達ギア33をコイルバネ(図示せず)の付勢力に抗して、図3において時計回りに回動する。第2伝達ギア(駆動ギア)34は図3において時計回りに回動し、ロックレバー23は図3において反時計回りに揺動する。ロックレバー23は図8(a)に示すアンロック状態からストッパに当接するまで、すなわち、図8(b)に示すロック状態に切り換わるまで回動する。
【0068】
ここで、ドアロック機構16を確実にアンロック状態からロック状態に移行させるために、ロックレバー23がストッパに当接した後も所定時間、駆動モータ31に電力の供給を継続するが、第2伝達ギア(駆動ギア)34に伝達された動力、すなわち、余剰力Fは、第2伝達ギア(駆動ギア)34の押圧歯面34cとロックレバー23の受圧歯面23eとが面で当接する結果、ロックレバー23の軸芯方向に分散する。したがって、第2伝達ギア(駆動ギア)34のギア部34bとロックレバー23のギア部23cとの間に過大な力を加えることなく、歯に欠損を生じることはない。
【0069】
その後、駆動モータ31への電力供給を遮断すると、第2伝達ギア(駆動ギア)34を回動させることなく第1伝達ギア33をコイルバネ(図示せず)の付勢力により中立位置に復帰して、中立位置にある第1伝達ギア33の凹陥部33aの他方の側壁と第2伝達ギア(駆動ギア)34の凸部34aの他方の側壁が当接する。このため、インサイドロックボタン(シルノブ)を操作してインサイドロックレバー25を図1において時計回りに回動させ、ロックレバー23を図3において時計回りに回動し第2伝達ギア(駆動ギア)34を図3において反時計回りに回動しても、第2伝達ギア(駆動ギア)34は空転するので、第1伝達ギア33にインサイドロックボタンの操作力を伝達することがない。
【0070】
一方、駆動モータ31に供給する電力の極性を変えて電力を供給すると、モータギア(図示せず)とアイドルギア32とを介して第1伝達ギア33に動力を伝達し、第1伝達ギア33をコイルバネ(図示せず)の付勢力に抗して、図3において反時計回りに回動する。第2伝達ギア(駆動ギア)34は図3において反時計回りに回動し、ロックレバー23は図3において時計回りに揺動する。ロックレバー23は図8(b)に示すアンロック状態からストッパに当接するまで、すなわち、図8(b)に示すアンロック状態に切り換わるまで回動する。
【0071】
このときもロックレバー23を確実にアンロック状態からロック状態に移行させるために、ロックレバー23がストッパに当接した後も所定時間、駆動モータ31に電力の供給を継続するが、第2伝達ギア(駆動ギア)34に伝達された動力、すなわち、余剰力は第2伝達ギア(駆動ギア)34の押圧歯面34cとロックレバー23の受圧歯面23eとが面で当接する結果、ロックレバー23の軸芯方向に分散する。したがって、第2伝達ギア(駆動ギア)34のギア部34bとロックレバー23のギア部23cとの間に過大な力を加えることなく、歯に欠損を生じることはない。
【0072】
その後、駆動モータ31への電力供給を遮断すると、第2伝達ギア(駆動ギア)34を回動させることなく第1伝達ギア33をコイルバネ(図示せず)の付勢力により中立位置に復帰して、中立位置にある第1伝達ギア33の凹陥部33aの一方の側壁と第2伝達ギア(駆動ギア)34の一方の側壁が当接する。このため、インサイドロックボタン(シルノブ)を操作してインサイドロックレバー25を図1において反時計回りに回動させ、ロックレバー23を図3において反時計回りに回動し第2伝達ギア(駆動ギア)34を図3において時計回りに回動しても、第2伝達ギア(駆動ギア)34は空転するので、第1伝達ギア33にインサイドロックボタンの操作力を伝達することがない。
【0073】
また、ドアロック装置1は、ドアリリース機構37を備えている。ドアリリース機構37は、リリースモータ39の動力によりラチェット8を回動させ、ラッチ7を開放位置に至らしめるものである。ドアリリース機構37は、ボディ2の下方に取り付けたリリースケース38に収容してあり、リリースモータ39、リリースモータギア(図示せず)、リリースアイドルギア40、リリース第1伝達ギア41、リリース第2伝達ギア42、セクタギア43、リリースレバー軸44、リリースレバー45を有している。
【0074】
リリースモータ39は、リリースレバー45を揺動する動力を生成するものであり、図3において時計回りおよび反時計回りの両方向に回転可能に構成してある。リリースモータ39の駆動軸(図示せず)には、リリースモータギア(図示せず)が取り付けてある。リリースアイドルギア40はリリースケース38に回転可能に取り付けてある。リリースアイドルギア40はリリースモータギア(図示せず)と噛み合う大径歯車40aと小径歯車(図示せず)とを一体に形成してある。
【0075】
リリース第1伝達ギア41は、リリースケース38に回転可能に取り付けてある。リリース第1伝達ギア41はリリースアイドルギアの小径歯車(図示せず)と噛み合う歯を外形に形成するとともに凹陥部41aを形成してある。
【0076】
リリース第2伝達ギア42は、リリース第1伝達ギアと同軸に取り付けるものであって、リリース第1伝達ギア41の凹陥部41aに装着し所定の角度を揺動可能に構成した凸部42aと、凸部42aと軸方向に併設したギア部42bとを備えている。
【0077】
セクタギア43はリリースレバー軸44によってリリースケース38に回動可能に取り付けてある。
【0078】
リリースレバー45は、リリースレバー軸44の車両前側に取り付けてあり、ラチェット8の動力作用部8cと係合可能に構成してある。
【0079】
このようにリリースケース38に収容したドアリリース機構37はリリースカバー46により隠蔽してある。
【0080】
ドアリリース機構37によれば、リリースモータ39により生成された動力は、リリースモータギア(図示せず)、リリースアイドルギア40、リリース第1伝達ギア41、リリース第2伝達ギア42、セクタギア43、リリースレバー軸44、リリースレバー45の順に伝達され、リリースレバー45を図2において反時計回りに揺動する。リリースレバー45が図2において反時計回りに揺動すると、ラチェット8が図2において時計回りに揺動してラチェット8とラッチ7との係合状態を解除する。このため、インサイドハンドル、アウトサイドハンドルを操作することなく、ドアDの周囲に配設した図示せぬウェザーストリップのシール反力によりドアを開放できる。
【0081】
上述した実施の形態では、ドアロック装置1の適用対象として四輪自動車のドアDを例示しているが、四輪自動車以外の車両に設けられるドアであってもよい。また、車両の横面に設けられるドアDに限らず、リアドアにももちろん適用可能である。さらに、前方ヒンジである必要もなく、上方ヒンジのドア、後方ヒンジのドア、下方ヒンジのドア、スライドドア等々、その他の態様で開閉するドアに適用しても構わない。
【0082】
本実施の形態に係るドアロック装置1によれば、ロックレバー23のギア部23cの両側の揺動端部に接線方向に延在する受圧歯面を形成する一方、第2伝達ギア(駆動ギア)34の両側の揺動端部にはロックレバー23の受圧歯面23eと面で当接する押圧歯面34cを形成してあるので、ロックレバー23の揺動完了後に駆動モータ31から第2伝達ギア(駆動ギア)34に伝達された動力、すなわち余剰力は、第2伝達ギア(駆動ギア)34の押圧歯面34cとロックレバー23の受圧歯面で当接する結果、ロックレバー23の軸芯方向に分散する。したがって、第2伝達ギア(駆動ギア)34のギア部34bとロックレバー23のギア部23cとの間に過大な力を加えることがなく、歯に欠損を生じることもない。
【0083】
上述した実施の形態では、ドアロック装置1の第2伝達ギア(駆動ギア)34とロックレバー23のギア部23cからなる動力伝達装置を例示しているが、リリース第2伝達ギア42とセクタギア43からなる動力伝達装置に適用することもできる。また、ドアロック装置に限らず、一方が回動する駆動ギアであって、他方が駆動ギアと噛合するギア部を形成し、駆動ギアにより揺動するレバーである動力伝達装置であれば、適用できる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る動力伝達装置によれば、ロックレバーの回動端部に接線方向に延在する受圧歯面を形成する一方、駆動ギアに受圧歯面と当接する押圧歯面を形成したので、駆動ギアに余剰回転力が伝達された場合であっても、その余剰回転力はロックレバーの回動中心方向に働くので、小さなモジュールを適用しても歯に欠損を生じさせることがなく、モジュールを小さくして、ロックレバーと駆動ギアを小さくできる。この結果、小型化したドアロック装置にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるドアロック装置を室内側から見た図である。
【図2】図1に示したドアロック装置を車両後側から見た図である。
【図3】図1に示したドアロック装置のIII−III断面図である。
【図4】図1に示したドアロック装置を室外側から見た図である。
【図5】図1に示したドアロック装置を車両前側から見た図である。
【図6】(a)〜(c)はラッチ機構の動作を示す概念図である。
【図7】本実施の形態に係るロックレバー駆動機構(動力伝達装置)の説明図である。
【図8】ロックレバー駆動機構の動力伝達を説明する図である。
【図9】従来の技術に係るロックレバー駆動機構(動力伝達装置)の説明図である。
【符号の説明】
1 ドアロック装置
2 ボディ
3 カバープレート
3a 切欠溝
4 ラッチ機構収容部
5 水平切欠溝
6 ラッチ機構
7 ラッチ
7a 噛合溝
7b フック部
7c フルラッチ係止部
7d ハーフラッチ係止部
7e センサ検出部
7f 凸部
8 ラチェット
8a 係合部
8b 作用孔
8c 動力作用部
9 ラッチ軸
10 センサ
11 溝部
12 ラッチバネ
13 ラチェット軸
14 ドア開閉機構収容部
15 ドア開閉機構
16 ドアロック機構
17 ラチェットレバー
17a 爪部
17b 当接部
18 インサイドレバー
18a レバー作用端部
18b 押圧部
19 アウトサイドレバー
19a オープン作用端部
19b ラチェットバネ係止部
19c リンクレバー係合溝
20 ラチェットバネ
21 インサイドレバー軸
22 インサイドハンドル連係手段
23 ロックレバー
23a リンクレバー連結部
23b インサイドロックレバー係合部
23c ギア部
23d 連結孔
23e 受圧歯面
24 リンクレバー
24a ロックレバー連結端部
24b アウトサイドレバー連結端部
24c ラチェットレバー当接部
25 インサイドロックレバー
25a ロックレバー作用端部
25b ロックレバー係合部
25c キーレバー連結孔
26 キーレバー
26a インサイドロックレバー連結溝部
26b キーレバー作用端部
27 キーロッド
29 ロックボタン連係手段
30 ロックレバー駆動機構
31 駆動モータ
32 アイドルギア
33 第1伝達ギア
33a 凹陥部
34 第2伝達ギア(駆動ギア)
34a 凸部
34b ギア部
34c 押圧歯面
35 カバー
36 サブプレート
37 ドアリリース機構
38 リリースケース
39 リリースモータ
40 リリースアイドルギア
40a 大径歯車
41 リリース第1伝達ギア
41a 凹陥部
42 リリース第2伝達ギア
42a 凸部
42b ギア部
43 セクタギア
44 リリースレバー軸
45 リリースレバー
46 リリースカバー
D ドア
S ストライカ
123 ロックレバー
123c ギア部
134 ギア

Claims (1)

  1. 回動する駆動ギアと、
    前記駆動ギアと噛合するギア部を形成し、前記駆動ギアの回動により、ハンドルによる開ドア操作を有効化するアンロック位置とハンドルによる開ドア操作を無効化するロック位置との間を回動するロックレバーと
    を備えたドアロック装置において、
    前記ロックレバーの回動端部に接線方向に延在する受圧歯面を形成する一方、前記駆動ギアに該受圧歯面と当接する押圧歯面を形成したことを特徴とするドアロック装置。
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