JP2807818B2 - 小型車両 - Google Patents
小型車両Info
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- JP2807818B2 JP2807818B2 JP1008037A JP803789A JP2807818B2 JP 2807818 B2 JP2807818 B2 JP 2807818B2 JP 1008037 A JP1008037 A JP 1008037A JP 803789 A JP803789 A JP 803789A JP 2807818 B2 JP2807818 B2 JP 2807818B2
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- front panel
- footrest
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は小型車両に係り、詳しくはゴルフカー等の
小型車両に関する。
小型車両に関する。
[従来の技術] 従来の小型車両には、例えばゴルフ場で使用するゴル
フカーがあり、ゴルフバックを積んでゴルファーが運転
して走行する。
フカーがあり、ゴルフバックを積んでゴルファーが運転
して走行する。
このゴルフカーでは、例えば特開昭63−121556号公報
に開示されるように、座席の前方にブレーキペダルと、
この近傍にアクセルペダルが設けられている。このゴル
フカーはアクセスペダルとブレーキペダルの踏み込み操
作で走行し、プレイをするときにはパーキングブレーキ
で停車し、発進はアクセスペダルを操作すると、連動し
てパーキングブレーキが解除され、簡単に停止と発進を
行なうことができるようになっている。
に開示されるように、座席の前方にブレーキペダルと、
この近傍にアクセルペダルが設けられている。このゴル
フカーはアクセスペダルとブレーキペダルの踏み込み操
作で走行し、プレイをするときにはパーキングブレーキ
で停車し、発進はアクセスペダルを操作すると、連動し
てパーキングブレーキが解除され、簡単に停止と発進を
行なうことができるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] このようなゴルフカーでブレーキペダル及びアクセス
ルペダルが座席の前方位置で、フロントパネルから座席
側に突出して設けられているため、その分座席の位置が
後方になり、車両が前後方向に長くなって車両の小型化
の障害になっている。
ルペダルが座席の前方位置で、フロントパネルから座席
側に突出して設けられているため、その分座席の位置が
後方になり、車両が前後方向に長くなって車両の小型化
の障害になっている。
また、ゴルファーが乗り降りするとき、足がブレーキ
ペダル及びアクセルペダルに接触するおそれがあり、特
に頻繁に乗り降りする車両では、この座席側に突出する
ブレーキペダル及びアクセルペダル等が邪魔になる。
ペダル及びアクセルペダルに接触するおそれがあり、特
に頻繁に乗り降りする車両では、この座席側に突出する
ブレーキペダル及びアクセルペダル等が邪魔になる。
この発明はかかる実情に鑑みなされたもので、車両の
前後方向の長さを短縮すると共に、容易に乗り降りでき
る小型車両を提供することを目的としている。
前後方向の長さを短縮すると共に、容易に乗り降りでき
る小型車両を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、この発明は座席の前方位
置で、左右に前輪を有する小型車両において、前記座席
側を向く傾斜部を有しかつ前記左右の前輪及びその間を
覆うフロントパネルを設け、車両側方から見て前記フロ
ントパネルの傾斜部の左右の前輪を覆う部位の上面に該
上面に沿ってフートレストを設け、さらに車両側方から
見て前記フロントパネルの傾斜部の上部にハンドルポス
トを斜め後方上向きに延設し、車両側方から見て前記ハ
ンドルポストと前記フートレストとで大略く字形をなす
ようにし、さらに車両側方から見て前記フロントパネル
の傾斜部と前記座席との間に平坦なフロアを車幅方向に
延設し、前記ハンドルポスト、前記フロントパネルの傾
斜部、前記フロア及び前記座席の前部によって囲まれる
空間が、該空間の車両側方から見た投影面が前記空間を
車幅方向に車幅全域に渡って挿通可能なように形成され
ていると共に前記空間の車両左右側方も開放され、さら
に前記フロントパネルの前記左右の前輪の間を覆う部分
に凹部を設け、この凹部内に車両側方から見て前記フー
トレストの上面より下方位置にブレーキペダル及びアク
セルペダルを配置し、このブレーキペダル及びアクセル
ペダルを踏み込む前は、これらのペダルの各足踏面部
が、車両側方から見て前記フートレストの上面に対して
近接していると共に略平行になっていることを特徴とし
ている。
置で、左右に前輪を有する小型車両において、前記座席
側を向く傾斜部を有しかつ前記左右の前輪及びその間を
覆うフロントパネルを設け、車両側方から見て前記フロ
ントパネルの傾斜部の左右の前輪を覆う部位の上面に該
上面に沿ってフートレストを設け、さらに車両側方から
見て前記フロントパネルの傾斜部の上部にハンドルポス
トを斜め後方上向きに延設し、車両側方から見て前記ハ
ンドルポストと前記フートレストとで大略く字形をなす
ようにし、さらに車両側方から見て前記フロントパネル
の傾斜部と前記座席との間に平坦なフロアを車幅方向に
延設し、前記ハンドルポスト、前記フロントパネルの傾
斜部、前記フロア及び前記座席の前部によって囲まれる
空間が、該空間の車両側方から見た投影面が前記空間を
車幅方向に車幅全域に渡って挿通可能なように形成され
ていると共に前記空間の車両左右側方も開放され、さら
に前記フロントパネルの前記左右の前輪の間を覆う部分
に凹部を設け、この凹部内に車両側方から見て前記フー
トレストの上面より下方位置にブレーキペダル及びアク
セルペダルを配置し、このブレーキペダル及びアクセル
ペダルを踏み込む前は、これらのペダルの各足踏面部
が、車両側方から見て前記フートレストの上面に対して
近接していると共に略平行になっていることを特徴とし
ている。
この発明では、ブレーキペダル及びアクセルペダルが
フートレストから突出しなくなる分、座席を前側に移動
して配置でき、車両の前後方向の長さが短縮される。ま
た、開放された大略く字形の空間を使って座席のどの位
置からも、かつ左右何れの側からも容易に乗降できる。
また、大略く字形の空間があるので乗降の際、膝がハン
ドルポスト等に当たりにくく乗降性が良好となる。
フートレストから突出しなくなる分、座席を前側に移動
して配置でき、車両の前後方向の長さが短縮される。ま
た、開放された大略く字形の空間を使って座席のどの位
置からも、かつ左右何れの側からも容易に乗降できる。
また、大略く字形の空間があるので乗降の際、膝がハン
ドルポスト等に当たりにくく乗降性が良好となる。
さらに、乗降時、フートレストの上面より下方位置に
各ペダルを配設したので、大略く字形の空間をフルに使
って乗降でき、乗降性が良好となる。
各ペダルを配設したので、大略く字形の空間をフルに使
って乗降でき、乗降性が良好となる。
また、フートレストの上面より下方位置に各ペダルを
配設したにもかかわらず各ペダルを踏み込む際のストロ
ークを充分確保できる。
配設したにもかかわらず各ペダルを踏み込む際のストロ
ークを充分確保できる。
[発明の実施の形態] 以下、この発明の小型車両の実施例を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図はゴルフカーの側面図、第2図はその平面図、
第3図はその背面図、第4図は車体の側面図、第5図は
その平面図、第6図はその正面図、第7図は第1図のVI
I−VII断面図、第8図は第2図のVIII−VIII断面図、第
9図は第8図のA矢視図である。
第3図はその背面図、第4図は車体の側面図、第5図は
その平面図、第6図はその正面図、第7図は第1図のVI
I−VII断面図、第8図は第2図のVIII−VIII断面図、第
9図は第8図のA矢視図である。
図において、符号1は車体で、この車体1の前部には
左右に前輪2が、後部には左右に後輪3がそれぞれ設け
られている。この車体1の中央部にはフロア4が設けら
れ、側部はサイドシル5で覆われ、車体1の後側はリヤ
カウル6で、前側はフロントカウル7及びフロントパネ
ル8で覆われている。
左右に前輪2が、後部には左右に後輪3がそれぞれ設け
られている。この車体1の中央部にはフロア4が設けら
れ、側部はサイドシル5で覆われ、車体1の後側はリヤ
カウル6で、前側はフロントカウル7及びフロントパネ
ル8で覆われている。
車体1は第4図乃至第6図に示すように、車両前後方
向に配置された一対のメインフレーム9が前側、中央及
び後側で、それぞれクロスパイプ10,11,12,13及びクロ
スフレーム14,15を掛け渡し溶接して連結されている。
向に配置された一対のメインフレーム9が前側、中央及
び後側で、それぞれクロスパイプ10,11,12,13及びクロ
スフレーム14,15を掛け渡し溶接して連結されている。
このメインフレーム9の中央には、クロスフレーム14
とクロスパイプ12の間に、補助ブラケット16が車幅方向
外方へ突出して設けられている。このメインフレーム9
の中央部、クロスフレーム14、クロスパイプ12及び補助
ブラケット16を覆うようにフロア4が掛け渡され、これ
らに溶接して固定されている。このフロア4の中央部に
は前側を開放した切欠部17が形成されており、さらにフ
ロア4は周囲を屈曲して縁立部4aが形成され、平面状の
フロア4を補強し、さらに切欠部17を囲むように補強板
18が溶接されている。
とクロスパイプ12の間に、補助ブラケット16が車幅方向
外方へ突出して設けられている。このメインフレーム9
の中央部、クロスフレーム14、クロスパイプ12及び補助
ブラケット16を覆うようにフロア4が掛け渡され、これ
らに溶接して固定されている。このフロア4の中央部に
は前側を開放した切欠部17が形成されており、さらにフ
ロア4は周囲を屈曲して縁立部4aが形成され、平面状の
フロア4を補強し、さらに切欠部17を囲むように補強板
18が溶接されている。
このフロア4にはマット19が取付けられ、さらに車体
1の前輪2と後輪3との間には第1図、第2図、第4図
及び第7図に示すように、サイドシル5がフロア4の両
側部及びメインフレーム9の下方に溶接された補助フレ
ーム20にネジ21で締付固定されている。サイドシル5は
アルミニウムの押出材で成形されている。
1の前輪2と後輪3との間には第1図、第2図、第4図
及び第7図に示すように、サイドシル5がフロア4の両
側部及びメインフレーム9の下方に溶接された補助フレ
ーム20にネジ21で締付固定されている。サイドシル5は
アルミニウムの押出材で成形されている。
フロア4の後方にはメインフレーム9に支持フレーム
22及び支持ブラケット23が溶接され、この支持フレーム
22及び支持ブラケット23にループ状のシートフレーム24
が溶接され、このシートフレーム24に座席25が載置され
ている。この座席25はヒンジ26を支点として前側に開閉
可能になっており、この座席25の下方に燃料タンク27が
車体1に載置されている。この燃料タンク27のキャップ
28は座席25の下方位置にあり、座席25を前側に倒して燃
料の注入が行なわれ、燃料計29は座席25の後方位置でリ
ヤカウル6の窓に設けられ、外部から見えるようになっ
ている。
22及び支持ブラケット23が溶接され、この支持フレーム
22及び支持ブラケット23にループ状のシートフレーム24
が溶接され、このシートフレーム24に座席25が載置され
ている。この座席25はヒンジ26を支点として前側に開閉
可能になっており、この座席25の下方に燃料タンク27が
車体1に載置されている。この燃料タンク27のキャップ
28は座席25の下方位置にあり、座席25を前側に倒して燃
料の注入が行なわれ、燃料計29は座席25の後方位置でリ
ヤカウル6の窓に設けられ、外部から見えるようになっ
ている。
メインフレーム9の支持ブラケット23には第4図に示
すように、一対のリヤピラー30の下部がボルト31で締付
固定され、またメインフレーム9の前側には第8図に示
すように、一対のルーフピラー32の下部が支持パイプ33
に固定したブラケット34にビス35で締付固定され、支持
パイプ33は第4図乃至第6図及び第8図に示すように、
連結パイプ36でメインフレーム9の前側に固定されてい
る。
すように、一対のリヤピラー30の下部がボルト31で締付
固定され、またメインフレーム9の前側には第8図に示
すように、一対のルーフピラー32の下部が支持パイプ33
に固定したブラケット34にビス35で締付固定され、支持
パイプ33は第4図乃至第6図及び第8図に示すように、
連結パイプ36でメインフレーム9の前側に固定されてい
る。
このルーフピラー32の取付けは第8図に示すように、
まずその下部にブーツ37を挿通し、連結パイプ36のブラ
ケット34にビス35で固定し、フロントカウル7の合わせ
部7aと、フロントパネル8の合わせ部8aをブーツ37の溝
部37aに係合して取付けられる。これにより、フロント
カウル7の合わせ部7aと、フロントパネル8の合わせ部
8aがそれぞれ切欠で形成され、しかも両者が突合わせで
ブーツ37に係合し、簡単に取付けることができる。
まずその下部にブーツ37を挿通し、連結パイプ36のブラ
ケット34にビス35で固定し、フロントカウル7の合わせ
部7aと、フロントパネル8の合わせ部8aをブーツ37の溝
部37aに係合して取付けられる。これにより、フロント
カウル7の合わせ部7aと、フロントパネル8の合わせ部
8aがそれぞれ切欠で形成され、しかも両者が突合わせで
ブーツ37に係合し、簡単に取付けることができる。
ルーフピラー32の上部には第1図乃至第3図に示すよ
うに、ルーフフレーム38の前側とボルト39で締付固定さ
れ、リヤピラー30の上部にはブラケット40がボルト41で
固定され、このブラケット40にルーフフレーム38の後側
がボルト42で締付固定されている。ルーフフレーム38の
前側にはブラケット44がボルト45で締付固定され、この
ブラケット44にルーフ43がビス46で固定され、ルーフ43
の後側はルーフフレーム38にボルト42で締付固定された
ブラケット47に当てがわれ、さらにルーフ43の側部がビ
ス48でルーフフレーム38に締付固定されている。
うに、ルーフフレーム38の前側とボルト39で締付固定さ
れ、リヤピラー30の上部にはブラケット40がボルト41で
固定され、このブラケット40にルーフフレーム38の後側
がボルト42で締付固定されている。ルーフフレーム38の
前側にはブラケット44がボルト45で締付固定され、この
ブラケット44にルーフ43がビス46で固定され、ルーフ43
の後側はルーフフレーム38にボルト42で締付固定された
ブラケット47に当てがわれ、さらにルーフ43の側部がビ
ス48でルーフフレーム38に締付固定されている。
ルーフピラー32の上部には手持ち49が設けられ、この
手持ち49はボルト50,51で締付固定され、ボルト51はウ
インド52の上部と共締めされ、ウインド52の下部はボル
ト53でルーフピラー32に締付固定されている。
手持ち49はボルト50,51で締付固定され、ボルト51はウ
インド52の上部と共締めされ、ウインド52の下部はボル
ト53でルーフピラー32に締付固定されている。
それぞれのリヤピラー30の下方はアームレスト54,55
の一端部54a,55aが固定され、他端部54b,55bが車体1の
シートフレーム24に固定され、リヤピラー30を補強して
取付け強度を向上させている。この補助席側のアームレ
スト55は運転席側のアームレスト54より高くして、補助
席側の乗員が手で容易に持てるようにしている。
の一端部54a,55aが固定され、他端部54b,55bが車体1の
シートフレーム24に固定され、リヤピラー30を補強して
取付け強度を向上させている。この補助席側のアームレ
スト55は運転席側のアームレスト54より高くして、補助
席側の乗員が手で容易に持てるようにしている。
一対のリヤピラー30の途中にバックレスト56を取付
け、このバックレスト56の上方位置を屈曲させて車幅方
向の略中央に位置させ、両リヤピラー30の中央部30aを
ボルト57で締付固定している。
け、このバックレスト56の上方位置を屈曲させて車幅方
向の略中央に位置させ、両リヤピラー30の中央部30aを
ボルト57で締付固定している。
バックレスト56の内部に荷台58のサポート59の前側59
aが挿通され、リヤピラー30に合わせて固定され、これ
らの取付部はバックレスト56の内部で行なわれ、外部か
ら見えないようにして外観品質の向上を図っている。
aが挿通され、リヤピラー30に合わせて固定され、これ
らの取付部はバックレスト56の内部で行なわれ、外部か
ら見えないようにして外観品質の向上を図っている。
荷台58のサポート59の後側59bはステー60で車体1に
支持され、リヤカウル6に形成された凹部6aに接触しな
いように浮いた状態で取付けられている。荷台56にはゴ
ルフバック61が車幅方向へ4個平行に載置されるように
なっており、ステー60にはパターケース62を支持する支
持部材63が設けられている。
支持され、リヤカウル6に形成された凹部6aに接触しな
いように浮いた状態で取付けられている。荷台56にはゴ
ルフバック61が車幅方向へ4個平行に載置されるように
なっており、ステー60にはパターケース62を支持する支
持部材63が設けられている。
荷台58のサポート59の前側59aはバックレスト56の下
方位置に設けられ、ゴルフバック61が座席25に近接して
積載可能になっており、車両の前後方向の長さが短縮さ
れている。
方位置に設けられ、ゴルフバック61が座席25に近接して
積載可能になっており、車両の前後方向の長さが短縮さ
れている。
この荷台58へのゴルフバック61の積降しは左右から行
なわれるが、バックレスト56の上方位置を車幅方向の略
中央に位置させているため、バックレスト56の上方に空
間が形成され、ゴルフバック61の積み下しの際にリヤピ
ラー30が邪魔にならず、容易に行なうことができる。
なわれるが、バックレスト56の上方位置を車幅方向の略
中央に位置させているため、バックレスト56の上方に空
間が形成され、ゴルフバック61の積み下しの際にリヤピ
ラー30が邪魔にならず、容易に行なうことができる。
車体1の前側にはハンドル64が、ルーフピラー32には
小物入れ65が取付けられ、さらに支持パイプ33とフロア
4との間には補助板66が溶接されている。この補助板66
にはフロントパネル8が第2図、第8図及び第9図に示
すように、座席25側を向く傾斜面で左右の前輪2及びそ
の間を覆うようにビス67で取付け、この左右の前輪2の
間の部分に凹部8bを設けて、ビス68で取付けられてい
る。このフロントパネル8の斜面にはマット69,70を設
けてフートレスト100としており、また凹部8bにはマッ
ト86が設けられ、車両側方から見てフロントパネル8の
傾斜部の左右の前輪を覆う部位の上面に該上面に沿って
フートレスト100を設けている。
小物入れ65が取付けられ、さらに支持パイプ33とフロア
4との間には補助板66が溶接されている。この補助板66
にはフロントパネル8が第2図、第8図及び第9図に示
すように、座席25側を向く傾斜面で左右の前輪2及びそ
の間を覆うようにビス67で取付け、この左右の前輪2の
間の部分に凹部8bを設けて、ビス68で取付けられてい
る。このフロントパネル8の斜面にはマット69,70を設
けてフートレスト100としており、また凹部8bにはマッ
ト86が設けられ、車両側方から見てフロントパネル8の
傾斜部の左右の前輪を覆う部位の上面に該上面に沿って
フートレスト100を設けている。
車両側方から見てフロントパネル8の傾斜部の上部8d
にハンドルポスト101を斜め後方上向きに延設し、車両
側方から見てハンドルポスト101とフートレスト100とで
大略く字形をなすようにし、さらに車両側方から見てフ
ロントパネル8の傾斜部と座席25との間に平坦なフロア
4を車幅方向に延設し、ハンドルポスト101、フロント
パネル8の傾斜部、フロア4及び座席4の前部によって
囲まれる空間110が、該空間110の車両側方から見た投影
面が空間110を車幅方向に車幅全域に渡って挿通可能な
ように形成されていると共に空間110の車両左右側方も
開放され、さらにフロントパネル8の左右の車輪の間を
覆う部分に凹部8bを設けている。従って、開放された大
略く字形の空間110を使って座席25のどの位置からも、
かつ左右何れの側からも容易に乗降できる。また、大略
く字形の空間110があるので乗降の際、膝がハンドルポ
スト101等に当たりにくく乗降性が良好となる。
にハンドルポスト101を斜め後方上向きに延設し、車両
側方から見てハンドルポスト101とフートレスト100とで
大略く字形をなすようにし、さらに車両側方から見てフ
ロントパネル8の傾斜部と座席25との間に平坦なフロア
4を車幅方向に延設し、ハンドルポスト101、フロント
パネル8の傾斜部、フロア4及び座席4の前部によって
囲まれる空間110が、該空間110の車両側方から見た投影
面が空間110を車幅方向に車幅全域に渡って挿通可能な
ように形成されていると共に空間110の車両左右側方も
開放され、さらにフロントパネル8の左右の車輪の間を
覆う部分に凹部8bを設けている。従って、開放された大
略く字形の空間110を使って座席25のどの位置からも、
かつ左右何れの側からも容易に乗降できる。また、大略
く字形の空間110があるので乗降の際、膝がハンドルポ
スト101等に当たりにくく乗降性が良好となる。
フロントパネル8の凹部8b内には、第8図に示すよう
に、車両側方から見てマット69,70のフートレスト100の
上面より下方位置にブレーキペダル71、パーキングペダ
ル72及びアクセルペダル73が配置されている。ブレーキ
ペダル71は車体1に固定されたブラケット74に支持軸75
を支点として回動可能に設けられ、このブレーキペダル
71を踏み込むと、ブレーキワイヤ76が引かれてブレーキ
操作が行なわれる。ブレーキペダル71にはパーキングペ
ダル72が支持軸77を介して回動可能になっており、この
パーキングペダル72はロッド78を介して爪部材79に連結
され、この爪部材79はブレーキペダル71に支持ピン80を
介して回動可能に設けられ、ブレーキペダル71を踏み込
んだ状態でパーキングペダル72を前側に回動すると、爪
部材79がブラケット74に固定されたストッパ81に係合し
て保持され、パーキングブレーキがかかるようになって
いる。
に、車両側方から見てマット69,70のフートレスト100の
上面より下方位置にブレーキペダル71、パーキングペダ
ル72及びアクセルペダル73が配置されている。ブレーキ
ペダル71は車体1に固定されたブラケット74に支持軸75
を支点として回動可能に設けられ、このブレーキペダル
71を踏み込むと、ブレーキワイヤ76が引かれてブレーキ
操作が行なわれる。ブレーキペダル71にはパーキングペ
ダル72が支持軸77を介して回動可能になっており、この
パーキングペダル72はロッド78を介して爪部材79に連結
され、この爪部材79はブレーキペダル71に支持ピン80を
介して回動可能に設けられ、ブレーキペダル71を踏み込
んだ状態でパーキングペダル72を前側に回動すると、爪
部材79がブラケット74に固定されたストッパ81に係合し
て保持され、パーキングブレーキがかかるようになって
いる。
アクセルペダル73は車体1に固定されたブラケット82
に支持軸83を支点として回動可能に設けられ、このアク
セルレバー73の回動で車体1に支持部材84で支持された
アクセルワイヤ85を操作するようになっている。
に支持軸83を支点として回動可能に設けられ、このアク
セルレバー73の回動で車体1に支持部材84で支持された
アクセルワイヤ85を操作するようになっている。
このように、ブレーキペダル71、パーキングペダル72
及びアクセルペダル73は第8図に示すように、初期位置
において、車両側方から見てマット69,70のフートレス
ト100の上面より下方位置にあり、これらを踏み込んだ
状態でフロントパネル8の凹部8bの底部に移動し、この
凹部8b内で作動するようになっている。ブレーキペダル
72及びアクセルペダル73を踏み込む前は、これらのペダ
ルの各足踏面部が、車両側方から見てフートレスト100
の上面に対して近接していると共に略平行になってい
る。
及びアクセルペダル73は第8図に示すように、初期位置
において、車両側方から見てマット69,70のフートレス
ト100の上面より下方位置にあり、これらを踏み込んだ
状態でフロントパネル8の凹部8bの底部に移動し、この
凹部8b内で作動するようになっている。ブレーキペダル
72及びアクセルペダル73を踏み込む前は、これらのペダ
ルの各足踏面部が、車両側方から見てフートレスト100
の上面に対して近接していると共に略平行になってい
る。
従って、ブレーキペダル71、パーキングペダル72及び
アクセルペダル73がフートレスト100から突出しなくな
る分、座席25を前側に移動して配置でき、これにより車
両の前後方向の長さが短縮される。
アクセルペダル73がフートレスト100から突出しなくな
る分、座席25を前側に移動して配置でき、これにより車
両の前後方向の長さが短縮される。
また、ブレーキペダル71、パーキングペダル72及びア
クセルペダル73が、フロントパネル8の凹部8b内にあ
り、マット69,70のフートレスト100の上面より下方位置
に配置されているから、車両から乗り降りする際に邪魔
にならず、しかも足の置く自由度が増加する。また、乗
降時、フートレスト100の上面より下方位置に各ペダル
を配設したので、大略く字形の空間110をフルに使って
乗降でき、乗降性が良好となる。また、フートレスト10
0の上面より下方位置に各ペダルを配設したにもかかわ
らず各ペダルを踏み込む際のストロークを充分確保でき
る。
クセルペダル73が、フロントパネル8の凹部8b内にあ
り、マット69,70のフートレスト100の上面より下方位置
に配置されているから、車両から乗り降りする際に邪魔
にならず、しかも足の置く自由度が増加する。また、乗
降時、フートレスト100の上面より下方位置に各ペダル
を配設したので、大略く字形の空間110をフルに使って
乗降でき、乗降性が良好となる。また、フートレスト10
0の上面より下方位置に各ペダルを配設したにもかかわ
らず各ペダルを踏み込む際のストロークを充分確保でき
る。
[発明の効果] この発明は前記のように、ブレーキペダル及びアクセ
ルペダルがフートレストから突出しなくなる分、座席を
前側に移動して配置でき、車両の前後方向の長さが短縮
される。また、開放された大略く字形の空間を使って座
席のどの位置からも、かつ左右何れの側からも容易に乗
降できる。また、大略く字形の空間があるので乗降の
際、膝がハンドルポスト等に当たりにくく乗降性が良好
となる。
ルペダルがフートレストから突出しなくなる分、座席を
前側に移動して配置でき、車両の前後方向の長さが短縮
される。また、開放された大略く字形の空間を使って座
席のどの位置からも、かつ左右何れの側からも容易に乗
降できる。また、大略く字形の空間があるので乗降の
際、膝がハンドルポスト等に当たりにくく乗降性が良好
となる。
さらに、乗降時、フートレストの上面より下方位置に
各ペダルを配設したので、大略く字形の空間をフルに使
って乗降でき、乗降性が良好となる。
各ペダルを配設したので、大略く字形の空間をフルに使
って乗降でき、乗降性が良好となる。
また、フートレストの上面より下方位置に各ペダルを
配設したにもかかわらず各ペダルを踏み込む際のストロ
ークを充分確保できる。
配設したにもかかわらず各ペダルを踏み込む際のストロ
ークを充分確保できる。
第1図はゴルフカーの側面図、第2図はその平面図、第
3図はその背面図、第4図は車体の側面図、第5図はそ
の平面図、第6図はその正面図、第7図は第1図のVII
−VII断面図、第8図は第2図のVIII−VIII断面図、第
9図は第8図のA矢視図である。 図中符号1は車体、4はフロア、4a縁立部、8はフロン
トパネル、8bは凹部、9はメインフレーム、25は座席、
71はブレーキペダル、72はパーキングペダル、73はアク
セルペダルである。
3図はその背面図、第4図は車体の側面図、第5図はそ
の平面図、第6図はその正面図、第7図は第1図のVII
−VII断面図、第8図は第2図のVIII−VIII断面図、第
9図は第8図のA矢視図である。 図中符号1は車体、4はフロア、4a縁立部、8はフロン
トパネル、8bは凹部、9はメインフレーム、25は座席、
71はブレーキペダル、72はパーキングペダル、73はアク
セルペダルである。
Claims (1)
- 【請求項1】座席の前方位置で、左右に前輪を有する小
型車両において、前記座席側を向く傾斜部を有しかつ前
記左右の前輪及びその間を覆うフロントパネルを設け、
車両側方から見て前記フロントパネルの傾斜部の左右の
前輪を覆う部位の上面に該上面に沿ってフートレストを
設け、さらに車両側方から見て前記フロントパネルの傾
斜部の上部にハンドルポストを斜め後方上向きに延設
し、車両側方から見て前記ハンドルポストと前記フート
レストとで大略く字形をなすようにし、さらに車両側方
から見て前記フロントパネルの傾斜部と前記座席との間
に平坦なフロアを車幅方向に延設し、前記ハンドルポス
ト、前記フロントパネルの傾斜部、前記フロア及び前記
座席の前部によって囲まれる空間が、該空間の車両側方
から見た投影面が前記空間を車幅方向に車幅全域に渡っ
て挿通可能なように形成されていると共に前記空間の車
両左右側方も開放され、さらに前記フロントパネルの前
記左右の前輪の間を覆う部分に凹部を設け、この凹部内
に車両側方から見て前記フートレストの上面より下方位
置にブレーキペダル及びアクセルペダルを配置し、この
ブレーキペダル及びアクセルペダルを踏み込む前は、こ
れらのペダルの各足踏面部が、車両側方から見て前記フ
ートレストの上面に対して近接していると共に略平行に
なっていることを特徴とする小型車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008037A JP2807818B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 小型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008037A JP2807818B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 小型車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02189286A JPH02189286A (ja) | 1990-07-25 |
JP2807818B2 true JP2807818B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=11682141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1008037A Expired - Fee Related JP2807818B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 小型車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2807818B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0629067B1 (en) * | 1993-06-11 | 2003-01-22 | STMicroelectronics Limited | 4B6B Coding |
GB9312124D0 (en) * | 1993-06-11 | 1993-07-28 | Inmos Ltd | Encoding digital data |
US7422082B2 (en) * | 2005-04-29 | 2008-09-09 | Yamaha Motor Mfg. Corp. Of America | Small-sized vehicle |
JP7552477B2 (ja) * | 2021-03-30 | 2024-09-18 | マツダ株式会社 | 車体構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0433160Y2 (ja) * | 1985-02-14 | 1992-08-10 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP1008037A patent/JP2807818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02189286A (ja) | 1990-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |