JP2805295B2 - パチンコ機の制御装置 - Google Patents

パチンコ機の制御装置

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JP2805295B2 JP9123241A JP12324197A JP2805295B2 JP 2805295 B2 JP2805295 B2 JP 2805295B2 JP 9123241 A JP9123241 A JP 9123241A JP 12324197 A JP12324197 A JP 12324197A JP 2805295 B2 JP2805295 B2 JP 2805295B2
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健吉 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誤動作発生を正常動
作に復帰させるためのパチンコ機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子回路集積技術の向上に伴な
い、マイクロコンピュータ関連の電子部品はあらゆる分
野に普及している。これらの電子部品は極めて高い密度
で集積してあるため、小さな環境変化が前記電子部品、
特にマイクロコンピュータに大きな影響を与え、暴走、
ループ現象などの誤動作を発生させる。そこで、マイク
ロコンピュータには通常環境の使用時における上記誤動
作の対策を施してある。
【0003】ところで、遊技機器にはパチンコ機のよう
にリレー、ソレノイドおよびモータなどの機構部を設け
たものがあり、この機構部はマイクロコンピュータから
なる演算処理手段により制御される。このパチンコ機の
演算処理手段には、ソフトウェアまたはハードウェア上
にタイマクロックを設けてあり、このタイマクロックに
基いてパチンコ機の効果音発生、操作スイッチの入力信
号取り込み間隔などのタイミング処理を施している。
【0004】パチンコ機は通常複数台を並設して使用さ
れ、その筺体内には演算処理手段および前記機構部など
が収容されている。そして、これらのパチンコ機は長時
間にわたって継続稼動されるため、上記演算処理手段は
自己の発熱と、他の電子部品および前記機構部(特にモ
ータ)の発熱とによって、極めて高い温度まで上昇す
る。
【0005】さらに、前記機構部はその作動時に接点ノ
イズを発生させ、同時に電源電圧を降下させる。この電
圧降下が大きいときには演算処理手段が正常に機能せ
ず、上記誤動作を発生させる。このように、パチンコ機
に使用される演算処理手段は、長時間にわたって厳しい
環境下で使用されるため、前記通常環境用の誤動作対策
をパチンコ機の演算処理手段に使用することは不適であ
る。
【0006】従来、図2に示すように、演算処理手段
(CPU)21のリセット端子22に、リセット信号を周期
的に発生させるリセット信号発生回路23を接続し、所定
時間毎に演算処理手段21を初期化するものが提案された
(特開昭61ー259685号公報参照)。
【0007】この公報に開示された技術は、クロック発
生回路24から出力する基本クロックを、リセット信号発
生回路23により分周して上記リセット信号を発生させ
る。そして、上記リセット信号の発生周期を演算処理手
段21の単位当りのプログラム処理に要する時間より長い
周期に設定し、前記リセット信号が発生する毎に演算処
理手段21を初期化して、前記誤動作の発生に対処するも
のである。また、前記リセット信号は前記タイマクロッ
クとしても使用していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61ー259685号公報に開示された技術は、演算処理手段を
周期的に初期化しており、この初期化は演算処理手段が
正常作動している場合にも施されていた。このため、プ
ログラム処理が断続的になり効率が悪い。
【0009】また、リセット信号は前記タイマクロック
として使用されていたので、単位当りのプログラムをリ
セット信号または前記タイマクロックの周期内に完結す
るように作成しなければならず、プログラム作成上の制
限が大きかった。
【0010】したがって、本発明は、演算処理手段の前
記誤動作に即座に対応するとともに、プログラム作成上
の制限を緩和したパチンコ機の制御装置の提供を目的と
している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
め、本発明は、初期化用のリセット端子を備えると共
に、予め定められたパチンコ機(図示省略)の制御手順
を順次実行する演算処理手段を設けているパチンコ機の
制御装置において、前記制御手順が正常に実行されない
場合、前記演算処理手段に対する初期化命令を実行させ
るためのリセット信号を前記リセット端子に入力する演
算監視手段と、前記パチンコ機への電源投入時に、前記
リセット信号を前記リセット端子に入力するパワーオン
リセット回路とを設けていることを特徴とする。
【0012】上記構成のパチンコ機の制御装置により、
演算処理手段2には、パチンコ機への電源投入時にパワ
ーオンリセット回路によって、さらに、制御手順(制御
プログラム)が正常に実行されなかった場合には演算監
視手段4によって、リセット信号が演算処理手段2に入
力され、これにより演算処理手段2は初期化される。こ
のため、制御手順に誤動作が発生した場合には、演算監
視手段4によるリセット信号によって演算処理手段2が
初期化されるので、誤動作の発生に即座に対処する。一
方、電源投入後においてパチンコ機が正常に稼働されて
いる場合には、演算処理手段2は初期化されないので、
1サイクルの制御プログラムを実行するのに要する時間
と、演算処理手段2の初期化条件とは無関係である。し
たがって、制御プログラムは、演算処理手段2の初期化
条件(初期化される時間間隔)を考慮して作成しなくて
よいので、初期化条件に関する制限を受けない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を図面
に基いて詳細に説明する。
【0014】1はパチンコ機(図示省略)の制御装置を
構成する要部を示している。本装置1は演算処理手段2
と割込信号発生手段3と演算監視手段4と電源電圧監視
手段5とを主構成とするもので、ほかには本装置1と前
記パチンコ機との整合を図るインターフェイス6、本装
置1を作動させるプログラムおよび各種データを格納し
たROM7およびアドレスデコーダ8をデータバスとア
ドレスバスとを介して接続し、クロック発生回路9をク
ロック端子10に接続してある。クロック発生回路9は演
算処理手段2の基本クロックを発生させるものである。
【0015】演算処理手段2は前記パチンコ機を制御す
るもので、前記パチンコ機は演算処理手段2が演算処理
した制御信号により制御され、演算処理手段2と前記パ
チンコ機とは交信可能に接続してある。演算処理手段2
のアドレスポートにはアドレスデコーダ8が接続してあ
る。
【0016】アドレスデコーダ8はアドレスポートから
正しいアドレスデータが出力されたときに、演算処理が
正しいことを表わす正否信号を発生させて演算監視手段
4に入力する。この正否信号は単位当りのプログラムが
実行される度に発生されるもので、前記正否信号の発生
間隔は10ms以内である。なお、この発生間隔は任意
に変更することができる。また、前記正否信号はアドレ
スデコーダ8によって発生させること、およびアドレス
データの出力に基いて発生させることに限定されるもの
ではない。
【0017】演算監視手段4は前記正否信号が10ms
より長い時間入力されないときのみ、演算処理手段2を
初期化させるリセット信号を演算処理手段2のリセット
端子11に入力するものである。また、リセット端子11に
は電源電圧監視手段5が接続してあり、電源電圧監視手
段5は演算処理手段2の電源端子12に供給される電源電
圧が所定値から外れたときに、前記リセット信号を演算
処理手段2のリセット端子11に入力する。
【0018】さらに、電源電圧監視手段5には、図示省
略されたパワーオンリセット回路が内蔵されており、
記パチンコ機の各部に電源が投入されたときに、リセッ
ト信号を前記リセット端子11に投入する。
【0019】割込信号発生手段3はクロック発生回路9
に接続されており、クロック発生回路9から入力される
基本クロックを分周して前記演算処理を割込させる割込
信号を所定周期(4.096ms)で発生させる。割込
信号発生手段3は演算処理手段2の割込端子13に接続し
てある。なお、前記割込信号と正否信号との発生周期は
互いに関連性を持たない。
【0020】つぎに、上記構成に係る本装置1によって
前記パチンコ機の制御を以下に説明する。
【0021】まず、本装置および前記パチンコ機の電源
を投入すると、電源電圧監視手段5に内蔵されたパワー
オンリセット回路が作動して、リセット信号をリセット
端子11に入力する。これにより、演算処理手段2は初期
化されると同時に、演算処理手段2には前記基本クロッ
クおよび割込信号が入力される。そして、演算処理手段
2は前記割込信号をタイマクロックに使用することによ
り、前記パチンコ機の制御を開始する。
【0022】なお、割込信号発生手段3は前記割込信号
すなわちタイマクロックを、演算処理手段2に単位当り
の前記演算(プログラム)処理時間と無関係な周期で入
力するが、演算処理手段2は前記割込信号の入力によっ
て、初期化がなされるのではなくプログラム実行の割込
処理がなされる。
【0023】このため、単位当りのプログラムに処理が
なされている最中であっても、前記パチンコ機の制御に
は何ら支障はないので、プログラムの作成および当該プ
ログラム処理時間は前記割込信号の周期に依存しない。
同様に、プログラム処理時間を短縮するために、前記割
込信号の周期を短くした場合にも、前記パチンコ機の制
御に何ら支障を与えるものではない。
【0024】つぎに、前記パチンコ機の制御開始に基い
て、アドレスデコーダ8は演算監視手段4に前記正否信
号を入力するので、演算監視手段4は演算処理手段2の
演算処理を正常と判定し、リセット信号を発生させな
い。
【0025】他方、演算監視手段4は前記正否信号が1
0msより長い時間入力されないときに、演算処理手段
2の演算処理を異常と判定し、リセット信号をリセット
端子11に入力する。このため、演算処理手段2は、周知
のように当該リセット信号が電源投入時のものでなく、
作動中のものであることを判定したのち、所定のリセッ
ト処理を演算処理手段2に施して初期化させる。
【0026】また、電源電圧監視手段5は演算処理手段
2の電源端子12に供給される電源電圧が所定値から外れ
たとき、上記同様に前記リセット信号をリセット端子11
に入力し、演算処理手段2を初期化させる。
【0027】上記実施例はパチンコ機を例にその制御装
置の説明をしたが、パチンコ機のみに限定されるもので
はなく、マイクロコンピュータを制御装置に使用した遊
技機器であれば、容易に当該発明を使用することができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したものなの
で、電源投入時と、演算処理不良および電圧降下に起因
する誤動作が発生したときのみ、即座に演算処理手段を
初期化して正常状態に復帰する。このため、演算処理手
段が正常に動作している場合に初期化されないので、無
駄な初期化処理がなくなる。
【0029】さらに、従来は周期的になされる初期化間
隔より短い時間で1サイクルを実行可能な制御プログラ
ム作成しなければならなかったが、本願発明では、演算
処理手段の初期化条件と、制御プログラム 1サイクル分
の実行に要する時間とは、無関係であるから、処理時間
に関するプログラムの作成制限がなくなるので、制御プ
ログラムの開発作業の能率低減を抑止できる。さらに、
パチンコの稼動時に制御プログラムを実行する際には、
従来のように周期的かつ強制的になされる演算処理手段
の初期化によって細切れにならないので、制御プログラ
ム実行の能率の低減を抑止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の構成を表したブロック図であ
る。
【図2】従来の構成を表したブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機の制御装置 2 演算処理手段 4 演算監視手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期化用のリセット端子を備えると共
    に、予め定められたパチンコ機の制御手順を順次実行す
    る演算処理手段を設けているパチンコ機の制御装置にお
    いて、 前記制御手順が正常に実行されない場合、前記演算処理
    手段に対する初期化命令を実行させるためのリセット信
    号を前記リセット端子に入力する演算監視手段と、前記パチンコ機への電源投入時に、 前記リセット信号を
    前記リセット端子に入力するパワーオンリセット回路と
    を設けていることを特徴とするパチンコ機の制御装置。
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JP2010172753A (ja) * 2010-05-17 2010-08-12 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
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