JP2802860B2 - エンジン発電設備 - Google Patents

エンジン発電設備

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JP2802860B2 JP4309360A JP30936092A JP2802860B2 JP 2802860 B2 JP2802860 B2 JP 2802860B2 JP 4309360 A JP4309360 A JP 4309360A JP 30936092 A JP30936092 A JP 30936092A JP 2802860 B2 JP2802860 B2 JP 2802860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン発電機やコー
ジェネレーション装置などのエンジン発電設備に関し、
そのエンジン発電設備でのエンジンの無負荷運転時間を
短くする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジン発電機やコージェネレ
ーション装置などのエンジン発電設備では、エンジン始
動中の過負荷によるエンストを防止するため、エンジン
が定常運転状態になる前には電動機や照明灯などの電気
負荷へ給電を行なわず、エンジンが定常運転状態となっ
た後に電気負荷へ給電するようにしてある。逆に、エン
ジン発電設備の運転を停止する際には、電気負荷への給
電を停止してからエンジンを停止するようにしてある。
上記の操作は、手動で行うこともあるが、操作が煩雑に
なるため、最近では自動的に操作されるようになってき
た。
【0003】この種の自動操作式のエンジン発電設備に
は、従来では、図3に示すように、次のように構成され
たものがある。エンジンEによって駆動される発電機G
に、給電制御手段2のマグネットスイッチ接点51を介
して電気負荷1を接続する。その給電制御手段2にスケ
ジュールタイマ50を設けて、そのスケジュールタイマ
50で予め設定した時間帯にマグネットスイッチの接点
51を開路又は閉路させるように構成する。
【0004】電気負荷1の使用の際には、これに先立っ
て、エンジン発電機Aの運転スイッチを運転側へ操作し
てエンジンEを始動しておく。その後、前記スケジュー
ルタイマ50によって前記の接点51が自動的に閉路
れると発電機Gから電気負荷1へ電力供給される。ま
た、電気負荷1の使用を終了する際には、上記スケジュ
ールタイマ50によって上記の接点51が自動的に開路
された後にエンジン発電機Aの運転スイッチを運転停止
側へ操作してエンジンEを停止させるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
エンジンEを始動させても、そのエンジンEの始動開始
から前記スケジュールタイマ50が前記の接点51を閉
するまでに数十分間から数時間もあいていると、その
長時間にわたってエンジンが無負荷で運転されるの
で、燃料が無駄に消費されてしまう。本発明は、エンジ
ン発電設備でのエンジンの無負荷運転時間を短縮するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、エンジン発電設備を、例えば図1と図2
に示すように、次のように構成した。エンジンEによっ
て駆動される発電機Gに給電制御手段2を介して複数の
電気負荷1を接続し、上記エンジンEと上記の発電機G
の少なくともいずれかに始動時立ち上がり検出手段3を
設け、その検出手段3を上記の給電制御手段2に連携
し、上記の各電気負荷1用の運転スイッチS 1 ・S 2 ・S
3 をそれぞれ設け、上記の給電制御手段2は、上記エン
ジンEの始動と、上記の各電気負荷1への電力供給とを
制御するように構成してあることにより、上記エンジン
は、停止状態において上記の複数の運転スイッチS 1
・S 2 ・S 3 の少なくとも1つが運転側へ操作されたとき
始動し、その運転側へ操作された運転スイッチS 1
2 ・S 3 に対応する電気負荷1は、上記エンジンEの始
動開始後に上記の検出手段3が上記の発電機G又は上記
エンジンEの立ち上がり完了状態を検出したとき、上記
の発電機Gからの電力が供給されるように構成したもの
である。
【0007】上記エンジン発電設備としては、エンジン
発電機や、コージェネレーション装置や、コンプレッサ
ーのモータを発電機で駆動するように構成した種類のエ
ンジンヒートポンプ装置などが考えられる。上記の始動
時立ち上がり検出手段3は、発電機Gに接続した電圧検
出手段・電流検出手段・電力検出手段や、エンジンEに
設けたエンジン回転数検出手段などが考えられる。
【0008】
【作用】本発明は、例えば図1と図2に示すように、次
のように作用する。複数の運転スイッチS 1 ・S 2 ・S 3
のうち、例えば、運転スイッチ 1 を運転側へ操作する
と、まず、エンジンEが自動的に始動される。そのエン
ジンEの始動開始後、数秒から数十秒が経過すると、エ
ンジン回転数が所定の確立回転数に到達するとともに発
電機Gの出力電圧も所定の電圧確立値に到達する。この
ような立ち上がり完了状態を始動時立ち上がり検出手段
3が検出すると、給電制御手段2が発電機Gを上記運転
スイッチS 1 に対応する電気負荷1へ即座に接続して、
その電気負荷1へ電力を供給する。
【0009】上記エンジンEの始動は、複数の運転スイ
ッチS 1 ・S 2 ・S 3 の少なくとも1つが運転側に操作さ
れたときに自動的に行われる。 つまり、エンジンEは、
上記の複数の運転スイッチS 1 ・S 2 ・S 3 の少なくとも
1つが運転側に操作されたことで、少なくとも1つの電
気負荷1へ電力供給する必要が生じたときには、これに
応じて自動的に運転が開始される。そして、エンジン発
電設備の立ち上がりが完了すると、上記の電気負荷1へ
の電力供給が行われる。これにより、複数の電気負荷1
であっても、それらの電気負荷1へ適確に電力供給でき
ながら、エンジンEの始動から電気負荷1への電力供給
までの間にエンジンEが無駄に無負荷運転されてしまう
ことを回避できる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され、作用
することから次の効果を奏する。エンジン発電設備のエ
ンジンは、その操作を行わなくても、電気負荷用の複数
の運転スイッチの少なくとも1つを運転側へ操作したと
きには、その操作に応じて自動的に運転が開始されるの
で、エンジンに対する運転操作を省略することができ
て、エンジン発電設備の操作手順の簡略化を図ることが
できる。そのうえ、電気負荷への電力供給が必要なとき
のみエンジンが運転されるので、エンジンの無駄な無負
荷運転を確実に回避できてエンジンを効率よく稼働で
き、これによって無駄な燃料消費を確実に低減できる。
しかも、運転スイッチが操作されてもエンジン発電設備
の立ち上がりが完了するまでは、電気負荷への電力供給
は行われないので、エンジンが自動的に始動しても、そ
のエンジン始動中の過負荷によるエンストを確実に防止
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はエンジン発電設備の系統図、図2は給電制
御手段のシーケンス図である。図1に示すように、上記
エンジン発電設備は、ガスエンジンEに発電機Gを連動
連結して構成したエンジン発電機Aを備える。電気負荷
1は、ポンプP1・P2・P3の駆動源である3台の電動
機M1・M2・M3を備える。各電動機M1・M2・M3を給
電制御手段2のマグネットスイッチ接点4a・5a・6
aを介して上記の発電機Gに接続してある。
【0012】上記の発電機Gに出力電圧を検出する電圧
検出手段を設け、その電圧検出手段を始動時立ち上がり
検出手段3として構成する。その検出手段3を給電制御
手段2に連携させる。発電機Gの出力電圧が電圧確立値
以上になると、その検出手段3から給電制御手段2へ立
ち上がり完了信号X2を出力して、発電機Gから各電動
機M1・M2・M3へ給電可能とする。
【0013】上記の給電制御手段2の作動を主として図
2に基づいて説明する。ポンプP1用の運転スイッチS1
を閉路すると、リレーR1のコイル7が励磁されて、そ
のa接点7a・7aが閉路されるとともにb接点7bが
開路される。これにより、タイマ4Tのコイル13が励
磁されて、その接点13aが少し遅延して閉路してリレ
ー4Xのコイル14が励磁される。このリレー4Xの接
点(図示せず)によって運転信号X1が出力されてエンジ
ンEが始動される。
【0014】この始動時には、前記の始動時立ち上がり
検出手段3に設けたリレー84GXの接点11が開路し
ているので、モータM1用のマグネットスイッチMC1
コイル4は励磁されず、その接点4aは開路のままであ
り、電動機M1へは発電機Gの電力は供給されない。ま
た、前述のようにリレーR1のb接点7bは開路されて
いるので、タイマ5Tのコイル15消磁状態にある。こ
のため、リレー5Xのコイル16も消磁状態にあり、そ
のコイル16の接点(図示せず)によるエンジン停止信号
3は出力されない。
【0015】上記エンジンEが始動してその回転数が確
立回転数に到達すると、発電機Gの出力電圧も電圧確立
値に到達する。すると、この立ち上がり完了状態を始動
時立ち上がり検出手段3が検出して、その検出手段3に
設けたリレー84GXの接点11が閉路される(立ち上
がり確認信号X2)。このため、前記マグネットスイッチ
MC1のコイル4が励磁され、その接点4aが閉路され
る。その結果、発電機Gから電動機M1へ電力が供給さ
れる。
【0016】なお、ポンプP2用の運転スイッチS2を閉
路操作した場合も、リレーR2のコイル8及び接点8a
・8b、マグネットスイッチMC2のコイル5及び接点
5aを上記と同様に作動させて、エンジンEを始動さ
せ、その後、電動機M2へ電力が供給される。また、ポ
ンプP3用の運転スイッチS3を閉路操作した場合も、リ
レーR3のコイル9及び接点9a・9b、マグネットスイ
ッチMC3のコイル6及び接点6aを上記と同様に作動
させてエンジンEを始動させ、その後、電動機M3へ電
力が供給される。
【0017】上記の運転スイッチS1・S2・S3をすべ
て開路すると、全てのリレーR1・R2・R3の各コイル
7・8・9が消磁されて各b接点7b・8b・9bが全
て閉路される。このため、タイマ5Tのコイル15が励
磁されてその接点15aが閉路される。これにより、リ
レー5Xのコイル16が励磁され、その接点(図示せず)
によってエンジン停止信号X3が出力される。その結
果、エンジンEが停止される。
【0018】なお、上記のタイマ4Tや5Tは通常のリ
レーに代替しても差し支えない。また、始動時立ち上が
り検出手段3に設けたリレー84GXも通常のリレーに
代替してもよい。さらに、本発明は、エンジンE又は発
電機Gが立ち上がると同時に上記の検出手段3の作用に
よって発電機Gから電気負荷1へ電力を供給すればよ
く、上記実施例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン発電設備の系統図である。
【図2】上記エンジン発電設備に設けた給電制御手段の
シーケンス図である。
【図3】従来技術を示し、図1に相当する図である。
【符号の説明】
1…電気負荷、2…給電制御手段、3…始動時立ち上が
り検出手段、E…エンジン、G…発電機、S 1 2 3
…運転スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)によって駆動される発電機
    (G)に給電制御手段(2)を介して複数の電気負荷(1)を
    接続し、上記エンジン(E)と上記の発電機(G)の少なく
    ともいずれかに始動時立ち上がり検出手段(3)を設け、
    その検出手段(3)を上記の給電制御手段(2)に連携し、上記の各電気負荷(1)用の運転スイッチ(S 1 )(S 2 )
    (S 3 )をそれぞれ設け、 上記の給電制御手段(2)は、上記エンジン(E)の始動
    と、上記の各電気負荷(1)への電力供給とを制御するよ
    うに構成してあることにより、 上記エンジン(E)は、停止状態において上記の複数の運
    転スイッチ(S 1 )(S 2 )(S 3 )の少なくとも1つが運転側
    へ操作されたときに始動し、 その運転側へ操作された運転スイッチ(S 1 )(S 2 )(S 3 )
    に対応する電気負荷(1)は、上記エンジン(E)の始動開
    始後に上記の検出手段(3)が 上記の発電機(G)又は上記
    エンジン(E)の立ち上がり完了状態を検出したとき、上
    記の発電機(G)からの電力が供給されるように構成し
    た、 ことを特徴とするエンジン発電設備。
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