JP2001016897A - シーケンサで制御される複数電動機の再起動回路 - Google Patents

シーケンサで制御される複数電動機の再起動回路

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JP2001016897A JP11181850A JP18185099A JP2001016897A JP 2001016897 A JP2001016897 A JP 2001016897A JP 11181850 A JP11181850 A JP 11181850A JP 18185099 A JP18185099 A JP 18185099A JP 2001016897 A JP2001016897 A JP 2001016897A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シーケンサで制御されている複数の電動機に対
して、1組の再起動回路を設けるのみで、瞬時停電の場
合でも再起動時に発生する突入電流を抑制できるように
することにある。 【解決手段】複数電動機を所定の順序と時間間隔で起動
させるプログラムをシーケンサ10に内蔵させ、交流電
源の電圧が所定値以下に瞬間的に低下したのちに回復し
た場合に所望の時間幅の接点信号を出力する瞬時停電再
起動回路20を備え、この瞬時停電再起動回路20の前
記接点信号を前記シーケンサ10へ与えて前記複数電動
機を順序起動させるものとする。この瞬時停電再起動回
路10は、交流電源の瞬時停電が回復した時点で極く短
時間オンとなるa接点を有する再起動リレー6と、3つ
の補助リレー31〜33と、4つのタイマ35〜38を
組み合わせた構成であり、そのなかの補助リレー接点を
前記シーケンサ10へ与えて電動機を順次再起動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シーケンサで制
御されている複数電動機の電源電圧が瞬間的に低下した
場合でも円滑に再起動させることができるシーケンサで
制御される複数電動機の再起動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電動機へ電力を供給している電源になん
らかの異常を生じて停電することがある。この停電時間
が、例えば0.2秒以下のように極めて短い場合(以下
ではこれを瞬時停電と称する)と、4〜5秒以下の短時
間停電の場合と、これを越える長時間停電の場合では、
停電が回復したときに同一の方法で電動機を再起動させ
ることはしないし、電動機が複数台の場合も異なる再起
動方法を採用する。以下では交流電源から電力の供給を
受ける誘導電動機を例にして説明する。なお、前述した
瞬時停電,短時間停電,長時間停電に対応する停電時間
は、電源容量・電動機容量・負荷の性質・電動機台数に
よって大幅に異なるから、仮に定めただけである。
【0003】誘導電動機の運転中に電源が瞬時停電して
も、停電期間中に電動機速度の低下の程度はあまり大き
くない。従って停電回復と同時に電動機を電源に接続し
た場合に生じる突入電流も比較的小さく、電源への影響
も僅かである。しかしながら、同時に再起動する電動機
台数が多くなると合計突入電流は無視できない程度に大
きくなることがある。また、短時間停電の場合は、その
停電期間中に電動機速度はかなり低下することになるの
で、停電回復と同時に電動機を電源に接続すると大きな
突入電流を生じるが、その大きさは起動時よりも小であ
る。よって再起動する電動機が1台ならば停電回復と同
時に電動機を電源に接続しても支障はないが、複数台の
電動機を一斉に再起動させるべく電源に接続すると、合
計突入電流が過大になって電源に悪影響を及ぼすことに
なる。そこで各電動機を予め定めた順番と時間間隔で順
次電源に接続することで、突入電流の抑制を図ることに
なる。また、短時間停電よりも長い時間の停電(長時間
停電)の場合は、電動機が停止状態であることが多い。
停止している電動機や負荷を再起動させるには、所定の
起動手順に従わなければならないことが多いから、長時
間停電の場合は、停電が回復しても直ちに電動機を電源
に接続することはしない。
【0004】前述したように停電時間の長短によって、
停電回復後の誘導電動機の再起動方法は異なるし、電動
機の運転台数によっても再起動方法は異なる。そこで停
電が回復したときに、停電時間や電動機運転台数に対応
した適切な再起動方法が選択できる再起動リレーが採用
されている。
【0005】図4は再起動リレーを備えた電動機起動回
路の従来例を示した回路図であり、符号1は交流電源,
符号2は電磁接触器で、これの主接点が誘導電動機への
電流を開閉するが、この主接点の図示は省略している。
なお符号2Aは電磁接触器補助接点である。符号3は起
動押釦スイッチ,符号4は停止押釦スイッチ,符号5は
過電流リレー接点である。符号6は再起動リレーであっ
て、時限回路7,再起動リレー第1接点8,および再起
動リレー第2接点9で構成している。
【0006】図5は図4に図示の従来例回路の動作を示
したタイムチャートであって、図5は交流電源1の変
化,図5は起動押釦スイッチ3の動作,図5は起動
押釦スイッチ3の動作,図5は再起動リレー第2接点
9の動作,図5は電磁接触器2の動作をそれぞれが示
しており、このタイムチャートで従来例回路の動作を以
下に説明する。
【0007】交流電源1の電圧が確立している状態で、
1 時点で起動押釦スイッチ3を操作すると電磁接触器
2が励磁されて常時開なる電磁接触器補助接点2Aが閉
になって電磁接触器2を自己保持し、図示していない誘
導電動機が運転を開始する。停止押釦スイッチ4を押せ
ばこの自己保持が解除されて誘導電動機は停止するし、
誘導電動機電流が過大になれば過電流リレー接点5がオ
フになって電磁接触器2の自己保持を解除するから、同
様に誘導電動機は停止となる。
【0008】電磁接触器2が励磁されるt1 時点から再
起動リレー6が動作可能になるのに十分な時間(例えば
最大で20秒)が経過した後のt2 時点で交流電源が停
電すると、電磁接触器2は無励磁となるが、停電が回復
するt3 時点までの停電時間T1 が極めて短い瞬時停電
であるならば、このt3 時点で常時開なる再起動リレー
第1接点8が短時間オンして電磁接触器2を励磁・自己
保持するから、誘導電動機は瞬時停電の回復と同時に運
転を再開する。このときの突入電流は前述したように殆
ど発生しない。なお常時閉なる再起動リレー第2接点9
がオフするまでの時間Tb よりも停電時間T1 が短い瞬
時停電の場合には、再起動リレー第2接点9は動作しな
い。
【0009】次にt4 時点で発生した停電が短時間停電
であって、t4 時点からT2 時間経過後のt5 時点に復
旧する場合はT2 >Tb であるから、t41時点で再起動
リレー第2接点9が短時間オフして電磁接触器2を確実
に無励磁にする。短時間停電の場合は、t5 時点で停電
が復旧しても、Ta なる時間経過後のt51時点で再起動
リレー第1接点8がオンとなり、電磁接触器2を励磁す
る。ここでTa なる時間は可変であって任意の長時間停
電に設定できる。それ故、複数台の電動機を運転してい
る場合は、各電動機ごとに異なる時間を設定することに
より、停電復旧後の全数同時再起動を回避することがで
きる。
【0010】更に、t6 時点で停電期間がT3 なる長時
間停電が発生したことを検知すると、この長時間停電が
終了するt7 時点が過ぎても、再起動リレー第1接点8
はオンにならない。それ故電磁接触器2は無励磁状態を
継続し、電動機が再起動するのを阻止する。
【0011】図6はシーケンサで制御される複数台の電
動機を停電後に再起動させる従来例を示したブロック回
路図であって、電動機が3台の場合を図示している。図
6の従来例回路において、交流電源1からの交流電力に
より、誘導電動機11の運転・停止はスターター14が
行い、同様に誘導電動機12と13の運転・停止はスタ
ーター15と16が行うが、これら各誘導電動機へは交
流電源1が交流電力を供給する。シーケンサ10は各誘
導電動機を適切な時点で運転・停止させる指令を発して
いる。ここで各スターター14,15,16にはそれぞ
れ別個の再起動リレー(図4で既述の再起動リレー6と
同じもの)14A,15A,16Aを内蔵するのである
が、これらに備えている再起動リレー第1接点(図4の
符号8)がオンするまでの動作時間Ta (図5参照)
を、14Aは最も短く設定し,15Aはそれよりも長く
設定し,16Aは最も長く設定しておく。交流電源1が
短時間停電から回復して所定時間経過すれば、Ta が最
も短い誘導電動機11が先ず再起動し、これの突入電流
が終了した頃に誘導電動機12が再起動し、その突入電
流が終了した頃に誘導電動機13が再起動する。すなわ
ち複数電動機が順次再起動するので、各電動機の突入電
流が重畳して電源に悪影響を及ぼすのを回避することが
できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、シー
ケンサ10が複数の電動機を一括して制御する場合に、
図6の従来例回路では、各スターター14〜16には別
個の再起動リレー14A〜16Aを備えていいるから、
短時間停電発生後の再起動の際に、各電動機は順次起動
となるから突入電流が重畳して大きな値になるのを回避
できるけれども、各電動機ごとに別個の再起動リレーを
設けなければならない。そのため電動機台数に比例した
数の再起動リレーが必要になり、スターターが大形化し
て配線の手間が増大し、価格も上昇してしまう欠点を有
する。更に、個別の再起動リレーを備えていても、瞬時
停電の場合は全電動機を一斉に再起動させてしまうの
で、合計突入電流が過大になって、電源トリップなどの
不都合を生じる恐れもある。
【0013】このような不都合を解消するべく、特開昭
55−109133号公報の発明が提案されているが、
この発明は、複数電動機のそれぞれに別個のキープリレ
ーとタイマとを設置することにより、瞬時停電発生後の
複数電動機を個別に順次再起動させて、大きな突入電流
が発生するのを回避するものである。しかしながらこの
発明は、各電動機用スターターに別個のキープリレーと
タイマが必要であり、スターターが大形化し,配線の手
間が増え,装置の価格を上昇させてしまう欠点を有す
る。
【0014】そこでこの発明の目的は、シーケンサで制
御されている複数の電動機に対して、1組の再起動回路
を設けるのみで、瞬時停電の場合でも再起動時に発生す
る突入電流を抑制できるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明のシーケンサで制御される複数電動機の
再起動回路は、共通のシーケンサで制御される複数の電
動機の電源が瞬時停電したことを検出し、この瞬時停電
の回復時点で所定の時間幅の接点信号を前記シーケンサ
へ出力する瞬時停電再起動回路を備え、前記シーケンサ
は、前記接点信号が入力されると前記複数電動機を所定
の順序と時間間隔で再起動させるものとする。
【0016】この瞬時停電再起動回路は、電源の瞬時停
電が回復した時点で極く短時間オンとなるa接点を有す
る再起動リレーと、前記電源の電圧が確立してから第1
タイマーで設定する第1時限経過後に動作する遅延a接
点で励磁され、第2タイマーで設定される第2時限経過
後に動作する遅延b接点が無励磁になる第1リレーと、
この第1リレーのa接点または前記再起動リレーのa接
点で励磁されて自己保持し、第4タイマーで設定される
第4時限経過後にその遅延b接点により自己保持が解除
される第2リレーと、この第2リレーのa接点で動作開
始してから第3時限経過後にオフとなる遅延b接点を有
する第3タイマーと、この第3リレーのa接点で動作開
始してから第4時限経過後にオフとなる2つの遅延b接
点を有する第4タイマーと、前記第1リレーが無励磁で
第3タイマーが第3時限未経過を条件にして、前記第2
リレーのa接点または前記再起動リレーのa接点により
励磁され、前記第4タイマーの別の遅延b接点で無励磁
となる第3リレーとを備え、前記第3リレーの接点信号
を当該瞬時停電再起動回路の接点信号として前記シーケ
ンサへ与える構成とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施例を表し
たブロック回路図である。この第1実施例回路は、図6
で既述の従来例回路と同様に3台の誘導電動機をシーケ
ンサーで制御する場合である。
【0018】図1において、交流電源17からの交流電
力は3台のスターター21,22,23を経てそれぞれ
の誘導電動機11,12,13に与えられるが、各スタ
ーター21〜23には再起動リレーは内蔵されていな
い。一方交流電源17には変圧器19を介して瞬時停電
再起動回路20が接続されていて、当該交流電源17が
瞬時停電から回復すると所定時間幅の接点信号をシーケ
ンサ10へ与える。シーケンサ10には、3台の誘導電
動機11,12,13を所定の順序と時間間隔で起動さ
せるプログラムが予め内蔵されているので、瞬時停電回
復後に瞬時停電再起動回路20から接点信号が入力され
ると、このプログラムに従って3台の誘導電動機を順次
起動させる。
【0019】図2は本発明の第2実施例を表した回路図
であって、図1に図示の瞬時停電再起動回路の構成を表
しており、図3は図2に図示の第2実施例回路の各部の
動作を表したタイムチャートであって、図3は交流電
源17の動作,図3は第1リレー31の動作,図3
は再起動リレー第1接点8の動作,図3は第2リレー
32の動作,図3は第3タイマの遅延b接点37Aの
動作,図3は第3リレー33の動作,図3は第4タ
イマの遅延b接点38A,Bの動作をそれぞれが表して
いる。またt11は交流電源17の電圧確立時点,t13
瞬時停電発生時点でt14は瞬時停電復帰時点である。こ
の図2と図3とにより、瞬時停電再起動回路の動作を以
下に説明する。
【0020】交流電源17の電圧がt11時点で確立(図
3参照)すると第1タイマ35が励磁され、この第1
タイマ35で設定する時間T35が経過したt12時点で第
1リレー31が動作(図3参照)する。第1リレー3
1と第2リレー32が動作したt12時点で再起動リレー
6は瞬時停電(瞬時電圧低下も含む)の検出が可能な状
態になる。この状態にあるときのt13時点で瞬時停電が
発生すると、全てのリレーとタイマは無励磁になるが、
14時点で瞬時停電が回復すると再起動リレー6に備え
ている再起動リレー第1接点8がオン(図3参照)し
て第2リレー32と第3リレー33が動作(図3参
照)し、これにより第4タイマ38が励磁され、この第
4タイマ38がタイムアップするt15時点で第2リレー
32と第3リレー33は無励磁状態(図3参照)と
なる。このときの第3リレー33の補助a接点33C
(図示していない補助b接点であっても差し支え無い)
をシーケンサ10へ送り込んで、内蔵されている順序起
動のプログラムをスタートさせる。
【0021】第1リレー31,第1タイマ35,および
第2タイマ36で構成される回路は、交流電源17の停
電復帰後に時間T35が経過した後のt16時点には、再起
動リレー6を再び動作可能な状態に自動的に復帰させ
る。また第4タイマ38が設定する時間T38で第3リレ
ー33の出力時間幅を調整できるので、停電復帰を確実
にシーケンサ10へ取り込むことができる。
【0022】
【発明の効果】複数台の電動機をシーケンサで制御して
いるときに交流電源に瞬時停電を生じた場合に、交流電
源に悪影響を与える大きな突入電流を発生させずに各電
動機を再起動させるために、従来は各電動機のスタータ
ーに別個の再起動リレーを備えたり、キープリレーとタ
イマを別個に備えたりしていたが、本発明では、この再
起動リレーを含んだ瞬時停電再起動回路を交流電源に接
続して瞬時停電の復帰信号をシーケンサへ送るようにし
ている。シーケンサには、大きな突入電流により電源に
悪影響が生じるのを回避できるように、複数の電動機を
順次再起動するプログラムを内蔵させているので、前記
の停電復帰信号がこのプログラムをスタートさせる。従
来は再起動リレー,あるいはキープリレーとタイマが電
動機台数と同数必要であったが、本発明では複数の電動
機に対して1台の瞬時停電再起動回路を備えれば良いこ
とから、、スターターの小形化と配線作業を簡素化でき
る効果が得られるし、装置の価格を低減できる効果も合
わせて得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表したブロック回路図
【図2】本発明の第2実施例を表した回路図
【図3】図2に図示の第2実施例回路の各部の動作を表
したタイムチャート
【図4】再起動リレーを備えた電動機起動回路の従来例
を示した回路図
【図5】図4に図示の従来例回路の動作を示したタイム
チャート
【図6】シーケンサで制御される複数台の電動機を停電
後に再起動させる従来例を示したブロック回路図
【符号の説明】
1,17 交流電源 2 電磁接触器 3 起動押釦スイッチ 4 停止押釦スイッチ 5 過電流リレー接点 6 再起動リレー 7 時限回路 8 再起動リレー第1接点 9 再起動リレー第2接点 10 シーケンサ 11〜13 誘導電動機 14〜16 スターター 14A〜16A 再起動リレー 19 変圧器 20 瞬時停電再起動回路 21〜23 スターター 31 第1リレー 32 第2リレー 33 第3リレー 35 第1タイマ 36 第2タイマ 37 第3タイマ 38 第4タイマ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通のシーケンサで制御される複数の電動
    機を、電源の瞬時停電から再起動させる回路において、 前記電源の瞬時停電を検出し、この瞬時停電の回復時点
    で所定の時間幅の接点信号を前記シーケンサへ出力する
    瞬時停電再起動回路を備え、 前記シーケンサは、前記接点信号が入力されると前記複
    数電動機を所定の順序と時間間隔で再起動させることを
    特徴とするシーケンサで制御される複数電動機の再起動
    回路。
  2. 【請求項2】前記電源に接続されている前記瞬時停電再
    起動回路は、 前記電源の瞬時停電が回復した時点で極く短時間オンと
    なるa接点を有する再起動リレーと、 前記電源の電圧が確立してから第1タイマーで設定する
    第1時限経過後に動作する遅延a接点で励磁された後、
    第2タイマーで設定される第2時限経過後に動作する遅
    延b接点が無励磁にする第1リレーと、 この第1リレーのa接点または前記再起動リレーのa接
    点で励磁されて自己保持するが、この自己保持は第4タ
    イマーで設定される第4時限経過後にその遅延b接点に
    より解除される第2リレーと、 この第2リレーのa接点で動作開始してから第3時限経
    過後にオフとなる遅延b接点を有する第3タイマーと、 この第3リレーのa接点で動作開始してから第4時限経
    過後にオフとなる2つの遅延b接点を有する第4タイマ
    ーと、 前記第1リレーが無励磁で第3タイマーが第3時限未経
    過を条件にして、前記第2リレーのa接点または前記再
    起動リレーのa接点により励磁され、前記第4タイマー
    の別の遅延b接点で無励磁となる第3リレーとを備え、 前記第3リレーの接点信号を当該瞬時停電再起動回路の
    接点信号として前記シーケンサへ与えることを特徴とす
    る請求項1に記載のシーケンサで制御される複数電動機
    の再起動回路。共通のシーケンサで制御される複数の電
    動機を、電源の瞬時停電から再起動させる回路におい
    て、 前記電源の瞬時停電を検出し、この瞬時停電の回復時点
    で所定の時間幅の接点信号を前記シーケンサへ出力する
    瞬時停電再起動回路を備え、 前記シーケンサは、前記接点信号が入力されると前記複
    数電動機を所定の順序と時間間隔で再起動させることを
    特徴とするシーケンサで制御される複数電動機の再起動
    回路。
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