JPH05336777A - 停電復帰時のモータ起動方式 - Google Patents

停電復帰時のモータ起動方式

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Publication number
JPH05336777A
JPH05336777A JP14035592A JP14035592A JPH05336777A JP H05336777 A JPH05336777 A JP H05336777A JP 14035592 A JP14035592 A JP 14035592A JP 14035592 A JP14035592 A JP 14035592A JP H05336777 A JPH05336777 A JP H05336777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motors
motor
starting
group
service interruption
Prior art date
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Pending
Application number
JP14035592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Miyata
和昌 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP14035592A priority Critical patent/JPH05336777A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、停電復帰時のモータの再起動
時間を短縮することである。 【構成】電源電圧が回復したのを検出したなら、停電前
に運転されていたモータをピックアップする(S1)。
次に、ピックアップされたモータを起動の優先順位順に
並べかえる(S2)。各モータの起動電流、定格電流、
起動時間等を解析し、システムの電源容量の範囲内で再
起動可能なモータを選定する(S3)。そして、選定し
たモータ群を1つのグループとして構成する(S4)。
1つの群を構成したなら、その群のモータを除外し(S
5)、ステップ3に戻り残りのモータについて同様に群
分けを行う。このようにしてモータの群分けが終了した
なら、第1群のモータから順に起動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停電復帰時のモータ起
動方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラ等により複
数のモータを制御しているシステムでは、瞬時停電など
でシステムの動作を保証できなくなったときには一旦モ
ータを停止させ、電圧が回復したときに再度モータを起
動するようになっている。
【0003】ところで、モータを起動させる場合、同時
に起動できるモータの台数はシステムの電源容量により
制限される。そこで、従来は、モータの起動順序を予め
定めておいて、その順序でモータを順次起動していくよ
うにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなモータの起動順序を固定的に定めておく方式で
は、起動されるモータの中に停電発生前に運転されてい
なかったモータが存在しても、それらのモータの起動が
完了するまで次の起動順位のモータの起動は行われな
い。その為、停止中のモータが存在する場合には、実際
に必要な起動時間より長い起動時間を必要とするという
問題点があった。
【0005】本発明の課題は、システムの電源容量に合
わせてモータの起動台数を最適化し、停電復帰時のモー
タの再起動時間を短縮することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の停電復帰時のモ
ータ起動方式では、少なくとも停電前のモータの運転状
態と、各モータの起動電流と、各モータの起動の優先順
位と、システム全体の電源容量とを記憶しておいて、停
電復帰時に、システムの電源容量を超えない範囲で、停
電発生前に運転されていたモータの中で起動順位の高い
モータから順に再起動させる。
【0007】
【作用】本発明によれば、起動の優先順位の高いモータ
の中に停電発生前に停止していたモータが存在する場合
には、そのモータを除外して電源容量を超えない範囲で
次の起動順位のモータを起動させることができる。従っ
て、常に電源容量いっぱいとなるまで複数のモータを同
時に起動できるので、最短時間で必要なモータの起動を
完了させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の実施例のシステム構成図で
ある。
【0009】モータ開閉装置1は、複数のモータM1
n への電源の供給を制御してモータをオン、オフさせ
る装置である。プログラマブルコントローラ2は、ユー
ザにより設定されたプログラムに従ってモータM1 〜M
n のシーケンス制御を行うものであり、モータ開閉制御
装置1に指示して各モータM1 〜Mn の運転を制御す
る。
【0010】パーソナルコンピュータ3は、停電復帰時
にモータを再起動させる場合に、どういう順序で何台づ
つ起動させるかを制御する装置である。このパーソナル
コンピュータ3には、各モータの出力、定格電流、起動
電流、起動時間、インピーダンス、力率、起動の優先順
位、モータが運転されているか、停止しているかを示す
情報等が記憶される。
【0011】次に、停電から復帰したときのモータの再
起動処理について図2のフローチャートを参照して説明
する。パーソナルコンピュータ3は、電源電圧が回復し
たのを検出したなら、各モータの停電前の運転状態を示
す情報(運転、停止信号)から停電前に運転されていた
モータをピックアップする(S1)。
【0012】次に、ピックアップされたモータを重要度
順(起動の優先順位順)に並べる(S2)。モータを起
動の優先順位順に並べかえたなら、各モータの定格電
流、起動電流、起動時間、力率等を解析し、システムの
電源容量の範囲内で再起動可能なモータを選定する(S
3)。
【0013】ここで、モータの選定は、優先順位の高い
モータの起動電流の合計がシステムの電源容量を超えな
い範囲で同時に起動可能なモータの台数を演算により算
出するようにしている。そして、このようにして選定し
たモータ群を1つのグループ(例えば、第n群)として
構成する(S4)。なお、第n群のモータを選定する場
合、第n群のモータより起動順位の高い第n−1群まで
のモータがそのとき運転状態となっているので、それら
のモータの定格電流とシステムの電源容量とを考慮して
同時に起動可能なモータを第n群のモータとして選択し
ている。
【0014】第n群のモータの選定が完了したなら、群
分けの終了した第n群までのモータを除外し(S5)、
ステップS3に戻り残りのモータについて同様に群分け
を行う。
【0015】このようにして再起動させるべきモータの
群分けが完了したなら、パーソナルコンピュータ3はプ
ログラマブルコントローラ2に指示して第1群のモータ
から順に起動させる。
【0016】図3は、群分けしたモータを再起動させた
ときのモータの負荷電流とシステムの電源容量との関係
を示す図である。停電から復帰すると、起動の優先順位
の最も高い第1群のモータが起動される。ここで、第1
群のモータは、停電前に運転され起動順位の最も高いモ
ータ群で、各モータの起動電流の合計がシステムの許容
電源容量に近い値となるように選定されているので、図
3に示すように第1群のモータの起動電流の合計は許容
電源容量に近い値となる。
【0017】第1群の各モータの起動時間を経過して各
モータが定常状態となると、モータの負荷電流が定格電
流まで減少するので、その時点で第2群のモータを起動
させる。第2群のモータは、第1群のモータの定格電流
の合計(図3のI1 )と第2群のモータの起動電流の合
計との和が、システムの許容電源容量に近い値となるよ
うに選定されているので、第2群のモータを起動させた
ときの負荷電流の合計は図3に示すように許容電源容量
に近い値となる。
【0018】同様に第2群のモータの起動時間を経過し
て各モータが定常状態となったとき、第3群のモータを
起動させる。第3群のモータは、第1群及び第2群のモ
ータの定格電流の合計(図3の電流I2 )と第3群のモ
ータの起動電流の合計との和が、システムの許容電源容
量に近い値となるように選定されているので、第3群の
モータを起動させたときの負荷電流の合計は、図3に示
すように許容電源容量に近い値となる。以下、同様にし
て第4群、第5群・・・のモータを順次起動させる。
【0019】この実施例では、起動優先順位が高く、か
つ停電前に運転されていたモータを選んで、モータの起
動電流の合計とそのとき運転されているモータの負荷電
流の合計との和が電源容量に近い値となるようにモータ
を群分けしているので、常にシステムの電源容量いっぱ
いまで複数のモータを同時に起動させることができる。
従って、停電復帰後に多数のモータを起動させる場合
に、最短時間で必要なモータを起動させることができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、停電復帰後にモータを
再起動する場合に、システムの電源容量の範囲内で、停
電前に運転されていたモータで、優先順位の高いモータ
から順に再起動するようにしたので、必要なモータの起
動が完了するまでの再起動時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシステム構成図である。
【図2】モータの再起動処理のフローチャートである。
【図3】群分けしたモータを再起動させたときのモータ
の負荷電流とシステムの電源容量との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 モータ開閉装置 2 プログラマブルコントローラ 3 パーソナルコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のモータの動作制御を行うシステムに
    おいて、 少なくとも停電前のモータの運転状態と、各モータの起
    動の優先順位と、各モータの起動電流と、システム全体
    の電源容量とを記憶しておいて、停電復帰時に、システ
    ムの電源容量を超えない範囲で、停電発生前に運転され
    ていたモータの中で起動の優先順位の高いモータから順
    に再起動させることを特徴とする停電復帰時のモータ起
    動方式。
JP14035592A 1992-06-01 1992-06-01 停電復帰時のモータ起動方式 Pending JPH05336777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14035592A JPH05336777A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 停電復帰時のモータ起動方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14035592A JPH05336777A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 停電復帰時のモータ起動方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05336777A true JPH05336777A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15266902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14035592A Pending JPH05336777A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 停電復帰時のモータ起動方式

Country Status (1)

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JP (1) JPH05336777A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018048248A1 (ko) * 2016-09-09 2018-03-15 주식회사 루텍 통합 모듈을 활용한 모터의 재기동 방법 및 이를 수행하는 모터제어반용 시스템
US11336009B2 (en) 2018-07-11 2022-05-17 Mitsubishi Electric Corporation Array antenna device and communication device

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990817