JPS6330781Y2 - - Google Patents

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JPS6330781Y2
JPS6330781Y2 JP1983185937U JP18593783U JPS6330781Y2 JP S6330781 Y2 JPS6330781 Y2 JP S6330781Y2 JP 1983185937 U JP1983185937 U JP 1983185937U JP 18593783 U JP18593783 U JP 18593783U JP S6330781 Y2 JPS6330781 Y2 JP S6330781Y2
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JP
Japan
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generator
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elevators
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power outage
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JP1983185937U
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JPS6093669U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は停電時のエレベータ制御装置に関す
るもので、特にワードレオナード方式のエレベー
タに有効なものである。
一般のビルでは、停電時に備えて非常用発電機
を設置しているのが普通であるが、これは非常に
高価であるため、全ての負荷に給電するほど大き
な容量のものは設置されない。従つてエレベータ
が複数台数設置されている場合、停電時には適切
な方法で順次1台〜2台程度を選択して運転する
ことが従来から行なわれており、これを第1図に
示す。第1図はエレベータが4台の場合で図中、
1は商用電源、2は非常用発電機、3は切換装
置、11〜14はエレベータ駆動用の直流電動機
(図示省略)に電力を供給する電動発電機で、こ
の電動発電機と直流電動機により、周知のワード
レオナード回路を構成している。
第1図において、商用電源1が停電になると切
換装置3により各エレベータへの電源は非常用発
電機2に切換接続され、電動発電機11〜14は
図示省略した適切な選択装置によつて、先のエレ
ベータの運転が終了する毎に順次1台ずつ起動さ
れる。
ところで、上記電動発電機は通常Y−△起動が
行なわれるが、それでもなお起動時には定格電流
の3〜4倍の電流が流れ、しかもその値はエレベ
ータの起動加速時よりも大きいため、順次1台ず
つ起動したとしても非常用発電機はその起動電流
を許容できるだけの容量が要求されることにな
る。
本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、簡
単な構成で非常用発電機の容量を更に小さくする
ことのできる、低コストの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
本考案の特徴とするところは、電動発電機の起
動電流を抑制する電流抑制装置を非常用発電機と
電動発電機の間に設け、非常用発電機による運転
時には前記電動発電機の起動時の電流のみを抑制
する構成とした点にある。
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図で、図中、20は電流抑制装置であり、その
他第1図と同一のものは同一符号にて示してい
る。
第3図は電流抑制装置20の一実施例を示す図
で、図中、21a〜21cは商用電源での運転時
に閉路し停電時に開路する接点、22a〜22c
は双方向性サイリスタ、23は点弧角制御装置で
ある。
以上の構成において、商用電源1でのエレベー
タ運転時は接点21a〜21cが常時閉路してお
り、電動発電機11〜14は迅速に起動され、エ
レベータは4台共に運転される。商用電源1が停
電となつた時には、切換装置3により非常用発電
機2に切換接続され、電動発電機11〜14は、
従来と同様図示省略した選択装置により先のエレ
ベータの運転が終了する毎に順次1台ずつ選択さ
れて起動されるが、この時電流抑制装置20内の
接点、21a〜21cは開路しており、電動発電
機への印加電圧は双方向性サイリスタ22a〜2
2cにより、除々に増加され、従つて電動発電機
は緩やかに起動され、起動電流が抑制される。電
動発電機の起動完了後は、双方向性サイリスタ2
2a〜22cは全点弧の状態となりエレベータの
運転は何ら支障なく行われる。なお、双方向性サ
イリスタ22a〜22cは周知の点弧角制御装置
23によりその点弧角が制御される。エレベータ
の運転終了後は、選択装置により次の電動発電機
が上記と同様にして起動される。以下これを繰返
すことにより、電流抑制装置は1組で済み、しか
も非常用発電機の容量を必要最小限に抑えること
ができる。
以上のように、本考案によればエレベータの台
数に拘らず、1組の電流抑制装置によつて非常用
発電機の容量を必要最小限とすることができ、非
常に経済的な停電時のエレベータ制御装置を提供
することができる。
なお、上記実施例では停電時に1台ずつ順次エ
レベータを起動する場合について説明したが、複
数台ずつ順次エレベータを起動する場合には、そ
れに見合つた数の電流抑制装置を設ければよい。
また電流抑制装置としては双方向性サイリスタを
用いたものに限らず、起動抵抗やリアクトル等を
用いたものであつても同様の働きを得ることがで
きる。その他本考案の要旨を変更しない範囲で
種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成を示すブロツク図、第
2図は本考案の一実施例の構成を示すブロツク
図、第3図は電流抑制装置の一実施例を示す図で
ある。 1……商用電源、2……非常用発電機、3……
切換装置、11〜14……電動発電機、20……
電流抑制装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平常時は商用電源により複数台のエレベータを
    それぞれワードレオナード方式で運転し、停電時
    には前記商用電源を非常用発電機を切り換え、前
    記複数台のエレベータを所定台数ずつワードレオ
    ナード方式で運転するようにした停電時のエレベ
    ータ制御装置において、 前記所定台数に見合つた数の電流抑制装置を、前
    記非常用発電機とワードレオナード回路の電動発
    電機との間にそれぞれ設け、前記非常用発電機に
    よる運転時には、前記電動発電機の起動時の電流
    のみを抑制する構成としたことを特徴とする停電
    時のエレベータ制御装置。
JP18593783U 1983-11-30 1983-11-30 停電時のエレベ−タ制御装置 Granted JPS6093669U (ja)

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JP18593783U JPS6093669U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 停電時のエレベ−タ制御装置

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JPS6093669U JPS6093669U (ja) 1985-06-26
JPS6330781Y2 true JPS6330781Y2 (ja) 1988-08-17

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4878636A (ja) * 1972-01-27 1973-10-22
JPS557148A (en) * 1978-06-30 1980-01-18 Tokyo Shibaura Electric Co Operating system of elevator

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4878636A (ja) * 1972-01-27 1973-10-22
JPS557148A (en) * 1978-06-30 1980-01-18 Tokyo Shibaura Electric Co Operating system of elevator

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JPS6093669U (ja) 1985-06-26

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