JPH0667211B2 - 電流形サイリスタインバ−タ - Google Patents

電流形サイリスタインバ−タ

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JPH0667211B2
JPH0667211B2 JP61091145A JP9114586A JPH0667211B2 JP H0667211 B2 JPH0667211 B2 JP H0667211B2 JP 61091145 A JP61091145 A JP 61091145A JP 9114586 A JP9114586 A JP 9114586A JP H0667211 B2 JPH0667211 B2 JP H0667211B2
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JP
Japan
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thyristor
current
reactor
inverter
thyristors
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JP61091145A
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JPS62247765A (ja
Inventor
正治 山本
国夫 古賀
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に大容量サイリスタインバータが適用され
る可変速駆動を必要とする電流形サイリスタインバータ
に関する。
〔従来の技術〕 電流形サイリスタインバータにおいて、インバータ部の
サイリスタ及びダイオードの並列接続方式として、電流
バランス率を向上するため、サイリスタ及びダイオード
に直列にアノードリアクトルが接続,使用されている。
電流形サイリスタインバータ(以下、単にインバータと
いう)を大容量化する場合には、サイリスタ及びダイオ
ードを並列接続して電流容量を高めることにより、イン
バータの大容量化がなされる。
第4図は周知の電流形インバータの主回路を示す。また
第5図は転流時の波形を示す。第4図において、電源24
の交流電圧はサイリスタ7〜12で直流に変換され、リア
クトル23によって平滑な直流電流に変換される。この電
流は、周知のようにサイリスタ1〜6を順次点弧させる
ことにより、モータ25に方形波の電流として流れ、その
周波数を加減することにより、モータ25の速度を変える
ことができる。
インバータ部100において、DCリアクトル23の電流であ
るIDCの切り替えは、転流によって行われる。例えば、
第4図において、サイリスタ1の通電中に転流用コンデ
ンサ21に図示のような電圧が掛かっているとする。そう
すると、第5図のようにサイリスタ2を点弧させたと
き、サイリスタ1にはeが逆電圧として印加され、サ
イリスタ1の電流は急速に零となると同時に、サイリス
タ2の電流が急速にIDCに達し、転流する。この場合、
リアクトル19がないと、サイリスタ2の電流の時間的変
化の割合(以下、di/dtという)が高くなり、サイリス
タ2の定格で定まるdi/dtより大きくなれば、サイリス
タ2は破壊することになる。これを防止するため、di/
dt抑制リアクトル19を挿入して、di/dtを低く抑えてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
さて、第4図において、サイリスタ及びダイオードを並
列接続する従来方式は、第4図の1〜18の素子全てを第
6図に示すように並列接続している。第6図は、第4図
のサイリスタ2とダイオード14の部分を二並列接続して
示した例である。この第6図において、26〜29はアノー
ドリアクトルであり、例えばサイリスタ30の電流が早く
立ち上がった場合、アノードリアクトル26によってそれ
を抑制し、逆にサイリスタ31の電流の立ち上がりを加速
する作用を有する。また、リアクトル30が早く点弧した
場合にアノードリアクトル26とサイリスタ30の電圧降下
の和が、次に点弧するサイリスタ31の電圧となり、同サ
イリスタ31が確実に点弧する電圧の最小値(以下フィン
ガーボルテージという)を確保する作用を有する。すな
わち、アノードリアクトル26〜29がないと、早く点弧し
たサイリスタだけに電流が流れ、サイリスタの並列運転
ができない場合がある。
アノードリアクトル26〜29は、サイリスタ30,31、ダイ
オード32,33と直列に接続されるので、それらの素子の
電流定格と等しい大電流のものが必要である。また、ア
ノードリアクトル26〜29は空心リアクトルが通常構造で
あり、重量,寸法が大きくなり、インバータの寸法の拡
大、重量増加及び価格上昇の要因となる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、インバータ
の寸法,重量及びコストの低減を図ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この目的を達成するため、本発明は、サイリスタとダイ
オードの直列体を複数、並列接続したものを1相分の逆
変換部とする電流形サイリスタインバータにおいて、各
サイリスタとダイオードとの接続点間にそれぞれサイリ
スタ電流の時間的変化の割合を低く抑制するためのリア
クトルを接続してスター結線し、同リアクトルのスター
結線の中点を転流用コンデンサに接続したことを特徴と
する。
本発明においては、サイリスタ電流の時間的変化の割
合、すなわちdi/dtを抑制するためのリアクトルをアノ
ードリアクトルと兼用することができるため、寸法が大
きく、重量,コストの増大につながるアノードリアクト
ルを省略することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
第1図は本発明の実施例を示す回路図であり、上述した
第6図に相当する部分である。第1図において34,35は
第6図のリアクトル19に対応するdi/dt抑制リアクトル
である。この回路において、サイリスタ30,31にゲート
パルスが印加されると、サイリスタ電流IDCはサイリス
タ30,31を通じ、それぞれdi/dt抑制リアクトル34,35を
通して転流用コンデンサ21に流れる。この場合、周知の
ようにサイリスタ30,31が点弧した初期には、IDC転流
用コンデンサ21を通して流れる単流期間であるから、ダ
イオード32,33には電流は流れない。したがって、IDC
は、di/dt抑制リアクトル34,35を通して流れることに
なる。したがって、従来の方式である第6図のアノード
リアクトル26,27の機能を、第1図のdi/dt抑制リアク
トル34,35が果たすことになる。
第2図は転流時の動作を示している。いま、第1図にお
いてサイリスタ30が早く点弧し、サイリスタ31のゲート
パルスが遅れて発生してまだサイリスタ31は点弧してい
ないとする。初期の単流期間ではサイリスタ30の電流
は、ダイオード32,33が逆バイアスされているので、di
/dt抑制リアクトル34、転流用コンデンサ21を通して流
れる。サイリスタ30とdi/dt抑制リアクトル34の電圧降
下の和がフィンガーボルテージに達すると、第2図に示
すようにIDCはサイリスタ30と31に分流して流れ、単流
期間の終了後、すなわちt2以後、ダイオード32,33の逆
バイアスが解け、これらのダイオード32,33を通して流
れる重流期間(t2−t3間)となる。t3以降は、転流が完
了した状態であり、di/dt抑制リアクトル34,35の抵抗
が小さいので、定常的にはサイリスタ30,31及びコンデ
ンサ32,33の電流分担は、それらの電圧,電流特性に応
じたものとなる。
以上の動作により、本発明は、従来のアノードリアクト
ルの効果をdi/dt抑制リアクトルが与えるので、アノー
ドリアクトルがなくてもサイリスタを確実に点弧させ、
並列運転が可能となる。
第3図は本発明の他の実施例であり、三並列のサイリス
タとダイオードとの接続点にdi/dt抑制リアクトルをY
結線し、その中点と転流コンデンサとを接続したもので
ある。この実施例においても、第1図に示した二並列の
場合と同様な動作をする。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、di/dt抑制
用のリアクトルをアノードリアクトルと兼用させたこと
によりアノードリアクトルを省略することができる。こ
れにより、寸法,重量,コストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図はその動
作波形図、第3図は本発明の他の実施例を示す回路図、
第4図は電流形インバータの主回路構成を示す回路図、
第5図は転流時の波形図、第6図は従来の並列方式を示
す回路図である。 21:転流用コンデンサ 30,31:サイリスタ、32,33:ダイオード 34,35:di/dt抑制リアクトル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイリスタとダイオードの直列体を複数、
    並列接続したものを1相分の逆変換部とする電流形サイ
    リスタインバータにおいて、 各サイリスタとダイオードとの接続点間にそれぞれサイ
    リスタ電流の時間的変化の割合を低く抑制するためのリ
    アクトルを接続してスター結線し、同リアクトルのスタ
    ー結線の中点を転流用コンデンサに接続したことを特徴
    とする電流形サイリスタインバータ。
JP61091145A 1986-04-19 1986-04-19 電流形サイリスタインバ−タ Expired - Lifetime JPH0667211B2 (ja)

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JP61091145A JPH0667211B2 (ja) 1986-04-19 1986-04-19 電流形サイリスタインバ−タ

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JP61091145A JPH0667211B2 (ja) 1986-04-19 1986-04-19 電流形サイリスタインバ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62247765A JPS62247765A (ja) 1987-10-28
JPH0667211B2 true JPH0667211B2 (ja) 1994-08-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087662A (ja) * 1983-10-18 1985-05-17 Toshiba Corp 転流回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6087662A (ja) * 1983-10-18 1985-05-17 Toshiba Corp 転流回路

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JPS62247765A (ja) 1987-10-28

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