JPS626268Y2 - - Google Patents

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JPS626268Y2
JPS626268Y2 JP8783880U JP8783880U JPS626268Y2 JP S626268 Y2 JPS626268 Y2 JP S626268Y2 JP 8783880 U JP8783880 U JP 8783880U JP 8783880 U JP8783880 U JP 8783880U JP S626268 Y2 JPS626268 Y2 JP S626268Y2
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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は特に非常用の電源装置に適するもの
であつて、エンジンにより発電機を駆動してその
発電機より複数の負荷に電力を供給するようにさ
れた電源装置においてエンジンの異常を検出して
そのエンジンを保護するようにした保護装置に関
する。
非常用の電源装置は例えば火災の発生或いは停
電時において自動的に起動されて電力を負荷に供
給するが、このような状態は一般に短かい期間電
力を供給するものであり、従つてその電源装置と
しての電力容量は最低限のものとされているのが
一般である。
従つてこのような電源装置においては過負荷に
なり易く、過負荷によつて電源装置が故障、不良
となることがある。このため従来よりその電源装
置における異常を検出してその電源装置を保護す
る装置が取付けられていた。従来は異常が検出さ
れると全ての負荷に対する電力の供給を遮断して
しまつていた。非常用電源装置は元来その異常状
態においても電力を供給するようにしたものであ
り、必要最小限の負荷へ電力を供給するが、それ
が完全に遮断されてしまうことは好ましくない。
しかしこの非常用電源装置において異常状態に
ついて良く考察すると、異常となつた場合にその
全ての負荷に対して電力の供給を遮断してしまわ
なくても、一部の負荷に対してのみ電力を遮断し
てしまえば、電源装置としての異常が解消される
ことがあるに気が付いた。
この考案においては異常が検出されると予め決
められた少なくとも一つの負荷をまず遮断し、所
定時間後においてもまだ異常が検出される場合に
おいては更に予め決められた他の負荷を遮断する
ようにする。このようにして重要度の少ない負荷
から順次遮断するようにし、最も重要なものにつ
いては最後に電力の供給を遮断し、その重要な負
荷についてはなるべく電力の供給を続けるように
される。
先ず従来の発電用エンジンの保護装置を第1図
を参照して説明しよう。商用電源が正常の場合は
負荷切替器S1〜Soは商用電源線11側に切替え
られて、これ等切替器S1〜Soを通じてそれぞれ
負荷L1〜Loに商用電力が供給されている。自動
制御装置12に対して、端子13から商用電源が
停電になつたことを示す停電検出信号、或いは端
子14から火災が発生したことを示す火災検出信
号が入力されると、この自動制御装置12は端子
15からサーモヒータスイツチ起動信号をエンジ
ン16に与えてエンジンの起動を容易にするため
に燃料を予め予備加熱する。
又端子17よりのポンプ起動信号を与えてエン
ジン16に対する燃料の輸送ポンプを駆動する。
これに続いて端子18がセルスイツチ起動信号を
与えてエンジン16を起動させる。この動作によ
りエンジン16は駆動され、続いて自動制御装置
12の端子19から初期励磁スイツチ起動信号が
発生されて発電機21が励磁される。発電機21
の出力は端子22を通じて自動制御装置12にも
入力されて発電機21の周波数が一定周波数にな
つたか否かの検出が行なわれる。これが一定周波
数になつたことが検出されると、端子23より電
圧安定化装置起動信号が電圧安定化装置24に与
えられ、この安定化装置24は発電機21の出力
電圧を安定化して過電流遮断器25を通じて発電
機出力線26に発電機の電力が供給される。その
後自動制御装置12は負荷切替用リレーR1〜Ro
を順次駆動して負荷切替スイツチS1〜Soを順次
商用電源線11より発電機出力線26側に切替
る。従つて負荷L1〜Loに対する電力供給は発電
機の出力線26より行われるようになる。なおエ
ンジン16及び自動制御装置12に必要な直流電
力は電源27により供給される。
エンジン16の冷却水の水温の温度上昇が発生
すると端子28よりその温度上昇検出信号が自動
制御装置12に与えられ、同様に潤滑油の油圧が
低下すると端子29を通じてそのことを示す信号
が制御装置12に与えられる。更に発電機21の
出力は端子22を通じて入力されてその電圧の加
速度信号或いは過電圧信号の検出が行なわれる。
更に出力線26に設けられた電流変成器31より
過電流が保護検出部32で検出され、これが端子
33を通じて自動制御装置12に与えられる。こ
れらの各種異常の何れかが検出されると自動制御
装置12は端子34より警報信号を発生してこれ
が警報器35に与えられ、例えばブザーが駆動さ
れる。これと共に端子36より過電流遮断器25
の信号に対する駆動信号を与えて遮断器25を遮
断する。この結果発電機21より負荷への電力の
供給は停止される。又自動制御装置12は負荷切
替リレーR1〜Roを制御して負荷切替スイツチS1
〜Soを出力線26より商用電源線11側に切替
る。更に端子37よりエンジン16に停止指令を
発生してエンジン16を停止する。尚前記異常の
場合においても過電流の検出に基づく場合はエン
ジン16の停止は行なわれない。
以上述べたように従来の保護装置においてはエ
ンジン異常が検出されると全ての負荷は商用電源
側へ切替えられてしまう。例えば商用電源が停電
のために発電機21が駆動された場合において、
その停電が回復されていない状態でエンジン16
が異常となり、負荷が商用電源側へ切替えられる
と負荷に対する電力の供給は全く行なわれなくな
る。
この考案による発電用エンジンの保護装置にお
いては例えば第2図に示すような制御な行なわれ
る。即ち第2図において時点t1にこの電源装置の
起動指令が与えられ、エンジン16に対する起動
指令が与えられ、その後発電機21が時点t2に第
2図Bに示すように発電され、更に安定化した電
圧が得られると第2図Cに示すように時点t3に負
荷L1に対する電力の供給が行なわれる。その
後、第2図D,E,Fに示すように負荷L2
L3,L4に対して順次遅れて時点t4,t5,t6電力の
供給が行なわれる。このように負荷に対する電力
の供給をそれぞれ一定時間T1ずつ遅らすことは
従来も同様に行なつていることである。
第2図Gに示すように時点t7に異常が検出され
ると先ず予め決められた負荷L4に対する電力の
供給の遮断が行なわれ、つまり商用電源側への切
替が行なわれる。負荷L1〜L3についてはその
まゝ発電機の出力線側に接続されたまゝとされ
る。このように負荷L4を遮断することによつて
第2図Gに示すように時点t3に前記異常が解消さ
れた場合は、各負荷と出力線及び商用電源線との
接続状態は保持される。時点t9に再び異常が検出
されると次に負荷L3に対する遮断を第2図Eに
示すように行う。従つて負荷L1,L2に対し発電
機21よりの電力の供給はそのまゝ継続される。
しかしこの例においてはこの負荷L3に対する電
力供給遮断の後一定時間T2を経過した時点t10
おいても異常が検出されたまゝとなつている。こ
のような場合においては更に負荷の遮断を行なう
がその場合はL1,L2の両者に対して第2図C,
Dに示すように行ない、更に第2図Hに示すよう
にエンジンの停止指令を出し、かつ第2図Iに示
すように過電流遮断器25を遮断する。従つてこ
れにともなつてその後の時点t11に第2図Bに示
すように発電機21の発電が停止する。尚このよ
うな制御を行なう場合、当然考えられることであ
るが、これ等負荷L1〜L4の順番で負荷の重要度
が決められ、もつとも重要度の高いものから起動
時においては電力の供給を行ない、遮断時におい
てはもつとも重要度の低いものから遮断するよう
にされる。
第3図はこの考案による保護装置の一例を示
し、第1図と対応する部分に同一符号をつけてあ
る。第3図においては実際には第1図と同様に設
けられているが、図においては省略してあるもの
もある。又この例は第2図の例に合わせて負荷は
L1〜L4の4つを設けた例を示しているが、その
数に限定されるものではない。エンジン16にお
いて例えば冷却水の温度や排気温度などが負温度
係数の感温抵抗素子により検出されて端子28,
39をそれぞれ通じて制御装置38に入力され
る。又エンジンの潤滑油の油圧低下も感圧素子に
より検出されて端子29より制御装置38に入力
される。更に発電機の出力線26に挿入された電
流変成器26は制御装置38内において電流電圧
変換器41により電圧に変換される。端子28,
29,39等の検出信号はそれぞれ電圧変換回路
42,43,44により電圧に変換される。これ
等電圧変換回路42〜44の電圧はマルチコレク
タ45に入力される。
この例においては自動制御装置38をいわゆる
マイクロコンピユータを使つてその必要な制御処
理を行なつた場合であり、中央処理装置、いわゆ
るCPU46及びこの制御処理に必要とするプロ
グラムが記憶され、また固定データが記憶された
読出し専用メモリ47、この処理に必要とするデ
ータが記憶され、又読み出される読書き可能なメ
モリ48がバス49に接続される。更に各異常を
検出するための基準値等を入力するための設定ス
イツチ51がバス49に接続される。マルチプレ
クサ45はCPU46に制御されて入力の一つが
選択され、その選択された入力はAD変換器52
によりデジタル信号に変換されてバス49を介し
てCPU46に取込まれる。このようにして取込
まれた各部の検出信号が設定値を超えているかど
うかの検出がCPU46で行なわれ、つまり異常
か否かがチエツクされる。バス49には入出力ポ
ート53が接続さ、この入出力ポート53を通じ
て例えばリレー駆動回路54に各リレーに対する
制御信号が与えられてリレーR1〜R4を選択的に
制御するようにされる。更に入出力ポート53か
ら端子36に遮断器25に対する制御信号の供
給、その他エンジン16の停止信号等各種信号の
供給も図に示してないが行なわれるようにされて
いる。
この装置において第2図について説明したと同
様に電源装置に対する起動指令が与えられるとエ
ンジン16に対する起動及び発電機21、更に電
源安定化装置24に対する起動やリレーR1〜R4
に対する順次駆動などがメモリ47のプログラム
を読み出して解読実行することによつて順次行な
われる。発電機21より負荷L1〜L4に対し電力
を供給する状態になるとエンジン16の各部にお
ける温度を検出し、これがマルチプレクサ45を
通じてCPU46に送り込まれ、その値が予め決
められた設定値を超えたか或いは一定値以下とな
つたか等の判定が行なわれ、つまり異常か異常で
ないかが判定されて異常の場合においては第2図
について述べたように予め決められた重要度の低
い負荷に対する遮断が行なわれ、又遮断と同時に
一定時間T2の計数がCPU46において行なわれ
る。このようにして負荷を順次遮断する動作が行
なわれ、その途中において異常が検出されなくな
ればその時の状態で運転を続行するようにされ
る。負荷を順次遮断しても異常が検出される場合
は全ての負荷を遮断してエンジンの停止その他の
制御を行なう。
第3図においてはCPU46で異常か否かの判
定を行なつたが、これ等の判定は各別に回路的に
行なつても良い。即ち例えば第4図に示すように
各電圧変換器41〜44の出力は比較器51〜5
9で設定器61〜64の各設定値と比較し、その
比較結果を入力ポート65を通じてCPU46に
取込むようにされる。比較器より異常であること
がCPU46に取込まれると入出力ポート53を
通じてタイマ66を駆動し、タイマ66がT2
経過するか否かをCPU46は監視する。もし異
常検出により一つの負荷を遮断した後、所定時間
T2に達する前にその異常が解消されるとCPU4
6はタイマ66をリセツトする。所定時間T2
に異常が解消されない場合はCPU46は次の負
荷に対する遮断を行なつて再びタイマ66を駆動
するようにされる。以上の動作を繰返すことにな
る。
以上述べたようにこの考案による発電用エンジ
ンの保護装置によれば特に非常用電源に用いる場
合に、その電源の容量が比較的小さなものが利用
され、従つて過負荷になり易いが、しかも非常用
であるため、重要な負荷に電力の供給を行つてお
り、そのような負荷に対し、過負荷になつた場
合、特に重要なものが後で遮断するようにされ、
過負荷になつたからと言つて全ての負荷に対する
電力が遮断されない。一部の負荷を遮断するだけ
でも過負荷が解消されることがあり、重要な負荷
に対する電力の供給が保持される。尚エンジンの
温度の検出は先の例においては三個所について行
つたが一個所の温度検出でも良い。又先の例のよ
うに特にCPUを使用して処理する場合において
は複数の異常要素を判定してそれに対応して負荷
の遮断制御を行なうことも可能である。例えば異
常が数個所同時に検出された場合には負荷を一つ
ずつ遮断することなく二つ同時に遮断するなどの
変更制御も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の発電用エンジンの過負荷の保護
装置を示す構成図、第2図はこの考案による発電
用エンジンの保護装置の動作例を示すタイムチヤ
ート、第3図及び第4図はそれぞれこの考案によ
る発電用エンジンの保護装置の一例を示す構成図
である。 11……商用電源線、16……エンジン、21
……発電機、24……電圧安定側装置、25……
過負荷遮断器、26……電流変成器、28,2
9,39……エンジンの温度異常検出入力端子、
41〜44……電圧変換器、45……マルチプレ
クサ、46……CPU、51……設定スイツチ、
54……リレー駆動回路、56〜59……比較
器、61〜64……設定回路、R1〜R4……負荷
切替駆動リレー、S1〜S4……切替スイツチ、L1
L4……負荷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンにより発電機を駆動し、その発電機の
    電力を複数の負荷へ供給すると共に上記エンジン
    の温度上昇が所定値以上になること、エンジンの
    潤滑油の油圧が所定値以下になることを検出する
    ようにされた発電用エンジンの保護装置におい
    て、上記温度上昇、又は油圧低下を検出すると予
    め決められた少なく共一つの負荷を直ちに遮断す
    る手段と、その遮断より所定時間後において上記
    温度上昇、又は油圧低下が検出されると他の予め
    決められた負荷を遮断することを特徴とする発電
    用エンジンの保護装置。
JP8783880U 1980-06-23 1980-06-23 Expired JPS626268Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8783880U JPS626268Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8783880U JPS626268Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23

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Publication Number Publication Date
JPS5711237U JPS5711237U (ja) 1982-01-20
JPS626268Y2 true JPS626268Y2 (ja) 1987-02-13

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ID=29449936

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JPS59216491A (ja) * 1983-05-24 1984-12-06 Sumitomo Heavy Ind Ltd エンジン発電機を動力源とするクレ−ンの負荷制限方法
JP2839549B2 (ja) * 1989-05-18 1998-12-16 マツダ株式会社 エンジンの制御装置
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JP6621975B2 (ja) * 2014-06-02 2019-12-18 株式会社Ksf 電力安定供給システム

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