JPH114531A - 電源保護回路及び電源制御方法 - Google Patents

電源保護回路及び電源制御方法

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JPH114531A
JPH114531A JP10103625A JP10362598A JPH114531A JP H114531 A JPH114531 A JP H114531A JP 10103625 A JP10103625 A JP 10103625A JP 10362598 A JP10362598 A JP 10362598A JP H114531 A JPH114531 A JP H114531A
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power supply
state
protection circuit
power
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JP10103625A
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Susumu Sakamoto
進 坂本
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/565Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor
    • G05F1/569Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection
    • G05F1/573Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection with overcurrent detector

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過電流発生時には瞬時に電源供給を停止し、
過電流の原因を除去した後には速やかに電源供給を復帰
させることができる電源保護回路及び電源制御方法を提
供する。 【解決手段】 電力の供給及び供給停止を行うことがで
きる電源10に接続された電源保護回路において、電圧
降下測定部11によって検出された電源の出力電流が通
常範囲内にあるか否かを過電流判定部12によって判定
する。電源の出力電流が過電流である場合には電源制御
部13によって電源を制御して電力供給を停止させる。
コンピュータ14は電源供給の状態を監視し、電力供給
停止を即座に知ることができる。また、過電流の原因が
解消された後、コンピュータ14は電源が電力供給を再
開するように電源制御部13を制御する。電源が電力供
給を開始する際に電源保護動作が所定時間停止するよう
に制御しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源回路に係り、特
に電力の供給及び供給停止を行うことができる電源の保
護回路及び電源制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】過電流を検出したときに電源を遮断する
方法としては、過電流検出と電源遮断とを同時に行うヒ
ューズを用いたものが従来より使用されている。例え
ば、実開平2−124567号公報には、各電源端子に
接続されたヒューズと、ヒューズ切れを監視するモニタ
回路とが設けられた電源回路が開示されている。モニタ
回路によってヒューズ切れが検出されると、その旨がコ
ンピュータへ通知される。
【0003】また、特開平4−322314号公報に
は、過電流検出回路と電源遮断回路とを別個に設け、過
電流を検出すると電源遮断回路によって電源を自動的に
遮断する電源回路が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒュー
ズを用いた電源回路では、電源を復帰させるには切断さ
れたヒューズを取り替える必要があり、装置の保守が煩
雑になる。また、電源ラインとコンピュータとを仲介す
るモニタ回路には、コンピュータへ出力するモニタ信号
の電圧を調整するバッファ回路が必要である。
【0005】また、過電流検出回路と電源遮断回路とを
用いた電源回路では、電源遮断をユーザに知らせるため
にはアラーム回路を別個に設ける必要がある。また、過
電流を原因を除去した後で電源を復帰させることは全く
言及されていない。
【0006】本発明の目的は、過電流発生時には瞬時に
電源供給を停止し、過電流の原因を除去した後には速や
かに電源供給を復帰させることができる電源保護回路を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電力の
供給及び供給停止を行うことができる電源に接続された
電源保護回路において、電源の出力状態を検出しその出
力状態が通常範囲内にあるか否かを判定する判定手段
と、電源の出力状態が通常範囲外になった時に電源を制
御して電力供給を停止させる電源制御手段と、電源が電
力供給を開始するように電源制御手段を制御する制御手
段と、からなることを特徴とする。
【0008】電源制御手段を制御する制御手段を設ける
ことで、例えば過電流の原因を除去した後に電源が電力
供給を再開するように制御することができ、速やかに且
つ確実に電源供給を復帰させることが可能となる。
【0009】電源が電力供給を開始する際に電源制御手
段の制御動作を所定時間停止させるように制御すること
もできる。このように制御することで、例えば電力供給
開始時に生じる突入電流の影響を除去することができ、
迅速且つ確実な電源復帰を実現できる。
【0010】
【実施の形態】図1は、本発明による電源保護回路の概
略的構成を示すブロック図である。電源ユニット10の
電源端子は電圧降下測定部11を通して出力電源ライン
に接続されている。電圧降下測定部11により出力され
る測定値は過電流判定部12に入力し、出力電源ライン
の電流が所定のしきい値電流を超えているか否か、即ち
過電流の発生の有無が判定される。過電流が発生した場
合には、過電流判定部12からの判定出力により電源制
御部13は電源ユニット10を遮断し、電源の供給を停
止する。
【0011】電源制御部13はコンピュータ14に接続
され、電源ユニット10の電源供給状態を示す信号SST
をコンピュータ14へ出力し、それによってコンピュー
タ14は電源ユニット10の状態を常時モニタしてい
る。また、コンピュータ14は電源供給のON/OFF
を制御する電源供給制御信号SSと電源供給制御信号SS
とは独立して電源供給を強制的に停止できるリセット信
号SRとを電源制御部13へ出力する。電源がONされ
る場合あるいは過電流の原因が解消され電源供給を再開
する場合には、後述するように、電源供給制御信号SS
とリセット信号SRとが使用され、迅速且つ確実に電源
供給が開始される。
【0012】図2は、本発明による電源保護回路の第1
実施形態を示す回路図である。電源ユニット10は電源
本体201と5端子レギュレータ202からなる。5端
子レギュレータ202は、電源本体201の電源端子に
接続された入力端子INと、電源制御部13からのON
/OFF制御信号を入力するON/OFF端子と、出力
電源ラインの出力電圧を入力する参照電圧端子REF
と、接地端子(図示せず)とを有する。ON/OFF制
御信号によって出力端子OUTへの電力供給/停止が行
われ、参照電圧端子REFに入力する出力電圧をモニタ
することで出力制御が行われる。
【0013】電圧降下効果測定部11は、耐圧が高く抵
抗値が低い測定用抵抗203と測定用抵抗203の電源
側にエミッタが接続され、出力側にベースが接続された
PNPトランジスタ204からなる。測定用抵抗203
の抵抗値Rは次にように決定することができる。過電流
発生時に抵抗203を流れる電流をIAB、PNPトラン
ジスタ204のベース・エミッタ間作動電圧をVBEとす
ると、R=VBE/IABとなるように抵抗203の抵抗値
Rを選択する。従って、通常電流が流れている場合に
は、PNPトランジスタ204は非作動状態であり、異
常電流IAB以上の電流が流れるとPNトランジスタ20
4は作動状態になる。
【0014】なお、電圧降下測定部11の出力側の出力
電源ラインは、直列接続された抵抗205及び206を
通して接地されている。抵抗205及び206は分圧器
を構成し、抵抗205及び206の接続点から5端子レ
ギュレータ202の参照電圧端子REFへモニタ電圧が
出力される。
【0015】過電流判定部12は、抵抗R1〜R3から
なる分圧部と、所定の時定数を提供する抵抗R4及びコ
ンデンサCと、NPNトランジスタ207と、負荷抵抗
R5とからなる。
【0016】分圧部は、十分に大きい抵抗値を有する抵
抗R1〜R3が直列接続されて構成され、電源本体20
1の出力端子を接地する。抵抗R1とR2との接続点は
電圧降下測定部11のPNPトランジスタ204のコレ
クタに接続され、抵抗R2とR3との接続点は抵抗R4
を通してNPNトランジスタ207のベースに接続され
ている。
【0017】NPNトランジスタ207のベースは抵抗
R4を通して抵抗R2とR3との接続点に接続され、更
にコンデンサCを介して接地されている。NPNトラン
ジスタ207のエミッタは接地され、コレクタは負荷抵
抗R5を通して電源電圧Vccに接続される。
【0018】抵抗R1とR2との接続点の電圧をVa、
抵抗R2とR3との接続点の電圧をVbとすると、電圧
VaがPNPトランジスタ204の作動電圧となるよう
に、PNPトランジスタ204が作動した場合に電圧V
bがNPNトランジスタ207を作動させるのに十分高
い電圧となるように、且つPNPトランジスタ204が
作動していない場合には電圧VbがNPNトランジスタ
207が作動しないように十分低い電圧となるように、
抵抗R1〜R3の各抵抗値が決定される。本実施形態で
は、概ね、R1:R2:R3=100:10:1となる
ように設定される。
【0019】電源制御部13は論理回路208及びOR
ゲート209からなる。論理回路208は、セット端子
S、リセット端子R及び出力端子Qを有し、セット端子
Sは過電流判定部12のNPNトランジスタ207のコ
レクタに接続され、出力端子QはORゲート209の一
方の入力端子に接続されている。ORゲート209の他
方の入力端子にはコンピュータ14から電源供給制御信
号SSが入力し、論理回路208のリセット端子Rには
コンピュータ14からリセット信号SRが入力する。ま
た、論理回路208の出力端子QからORゲート209
へ出力される出力信号が電源供給状態SSTとしてコンピ
ュータ14へ出力される。
【0020】論理回路208は、セット端子Sに入力す
るセット信号よりもコンピュータ14から入力するリセ
ット信号SRが優先するように構成されている。即ち、
次表に示す真理値表を満たすように構成されている。
【表1】 図3は、図2に示す第1実施形態の動作を説明するため
のタイミングチャートである。なお、5端子レギュレー
タ202は、ON/OFF端子にハイレベル(H)が入
力しているときには電源供給をOFF、ローレベル
(L)が入力しているときには電源供給をONにするも
のとする。
【0021】先ず、電源供給を開始する場合は、同図
(b)に示すように、コンピュータ14はリセット信号
Rをハイレベルからローレベルへ立ち下げ、表1に示
すように論理回路208の出力Qをローレベルに固定す
る。その後、同図(a)に示すように、コンピュータ1
4は電源供給制御信号SSをハイレベルからローレベル
へ立ち下げて電源供給を開始する。
【0022】電源供給制御信号SSが立ち下がると、論
理回路208の出力Qがローレベルであるから、5端子
レギュレータ202はON状態となり、出力端子OUT
から出力電流が電圧降下測定部11を通して出力電源ラ
インへ供給される。この時、出力電源ラインに接続され
た負荷の容量に応じて大きな突入電流が流れる。この突
入電流によって測定用抵抗203の両端にPNPトラン
ジスタ204のベース・エミッタ間作動電圧VBEを超え
る電圧が発生し、PNPトランジスタ204が作動す
る。PNPトランジスタ204が作動すると、測定用抵
抗203の両端に発生した電圧に応じた電流が抵抗R1
及びR2の接続点に流入し、電圧Va及びVbを上昇さ
せる。
【0023】電圧Vbが上昇すると、抵抗R4及びコン
デンサCにより定まる時定数に応じてNPNトランジス
タ207のベース電圧が上昇し、時定数により定まる遅
延時間TDが経過した後に、NPNトランジスタ207
がOFF状態からON状態へ変化する。これによって、
電源制御部13の論理回路208のセット端子Sに入力
する電圧は、ハイレベルからローレベルへ変化する。し
かしながら、上述したように、リセット信号SRによっ
て論理回路208の出力Qはローレベルに固定されてい
る。従って、5端子レギュレータ202のON/OFF
端子には依然としてローレベルが入力し、5端子レギュ
レータ202の出力には何ら影響しない。
【0024】言い換えれば、電源ONによる突入電流の
影響は、コンピュータからのリセット信号SRによって
除去される。従って、電源供給が開始されてからリセッ
ト信号SRが立ち上がるまでの時間TRは、出力電源ライ
ンの電流が通常の電流へ戻るまでの時間に設定すればよ
い。
【0025】リセット信号SRがローレベルからハイレ
ベルへ立ち上がると、NPNトランジスタ207のベー
ス電圧は低下するが、抵抗R4及びコンデンサCにより
定まる遅延時間TDが経過するまでOFF状態が維持さ
れる。NPNトランジスタ20がON状態からOFF状
態になると、リセット状態が解除され、電圧降下測定部
11、過電流判定部12及び電源制御部13による電源
保護動作が開始される。即ち、何らかの原因で短絡が発
生し、出力電源ラインの電流が上昇すると、それによっ
てPNPトランジスタ204が作動し、電圧Vbが上昇
する。そして、抵抗R4及びコンデンサCにより定まる
遅延時間TDが経過した後に、NPNトランジスタ20
7がOFF状態からON状態へ変化する。
【0026】NPNトランジスタ207がOFF状態か
らON状態へ変化すると、電源制御部13の論理回路2
08のセット端子Sに入力する電圧は、ハイレベルから
ローレベルへ変化する。これによって論理回路208の
出力Qはハイレベルへ変化し、ORゲート209を通し
て5端子レギュレータ202のON/OFF端子に入力
する。従って、5端子レギュレータ202は即座にOF
F状態となり、電源の供給が停止される。即ち、図3
(c)に示すように、短絡発生から遅延時間TDが経過
した後に保護回路が作動して電源供給が停止される。
【0027】遅延時間TDを設けることで、一時的な電
流変動に起因するPNPトランジスタ204の作動の影
響を除去することができるが、保護回路の作動速度を低
下させるために、許容される範囲でできるだけ短く設定
することが望ましい。上述したように、遅延時間TD
抵抗R4及びコンデンサCにより決定することができ
る。
【0028】コンピュータ14は、論理回路208の出
力Qである電源供給状態信号SSTをモニタすることで電
源が停止されたことを知ることができるために、ユーザ
は直ちに必要な障害回復処理を行うことができる。
【0029】短絡の原因が解消され再び電源を復帰させ
る場合も、コンピュータ14は、上述したように電源供
給制御信号SS及びリセット信号SRを用いて電源の立ち
上げ制御を実行する。
【0030】図4は、本発明による電源保護回路の第2
実施形態を示す回路図である。ただし、図2に示す第1
実施形態と同じ回路素子は同一参照番号を付して説明は
省略する。第2実施形態は、第1実施形態と過電流判定
部の構成とが異なっている。
【0031】第2実施形態の電圧降下測定部11では、
測定用抵抗203の抵抗値RがR≦VBE/IABとなるよ
うに選択される。ここで、IABは過電流発生時に抵抗2
03を流れる電流であり、VBEはPNPトランジスタ2
04のベース・エミッタ間作動電圧である。
【0032】また、第2実施形態の過電流判定部は、抵
抗301、ツェナーダイオード302、抵抗303、N
PNトランジスタ207、及び負荷抵抗R5からなる。
電圧降下測定部11のPNPトランジスタ204のコレ
クタは、抵抗301及びツェナーダイオード302を通
して接地され、更に抵抗301及び303を通してNP
Nトランジスタ207のベースに接続されている。
【0033】このように構成することで、短絡が発生し
ない状態であっても、出力電流に応じた電圧Vaが発生
し、ツェナーダイオード302のツェナー電圧VZDに達
しない限り、その電圧VaがNPNトランジスタ207
のベースにそのまま入力する。電圧Vaと抵抗301及
び303の合成抵抗値とによってNPNトランジスタ2
07のベース電流を算出できるから、NPNトランジス
タ207が破壊されないように抵抗301及び303を
選択すればよい。
【0034】また、短絡などが生じてツェナー電圧VZD
を超える大きな電圧Vaが生じても、ツェナーダイオー
ド302が導通することでNPNトランジスタ207へ
のダメージを回避できる。
【0035】図5は、第2実施形態の動作を説明するた
めの電圧Va−Vb特性を示すグラフである。同グラフ
に示すように、NPNトランジスタ207の作動電圧V
THがツェナー電圧VZDをより低い電圧レベルに設定さ
れ、所定の動作マージンΔVを設けておく。
【0036】短絡が発生しない状態であれば、出力電流
に応じた電圧Vaが発生しNPNトランジスタ207の
ベースにそのまま入力するから、電圧VbもVaに比例
して上昇する。そして、電圧VbがNPNトランジスタ
207の作動電圧VTHに達すると、NPNトランジスタ
207がOFF状態からON状態となり、論理回路20
8のセット端子Sがハイレベルからローレベルに変化す
る。
【0037】また、短絡が発生して電圧Vaが急激に電
圧VSHへ到達すると、電圧VbもVaに比例して上昇す
るから、電圧Vbが電圧VTHを超えた時点でNPNトラ
ンジスタ207がOFF状態からON状態となり、論理
回路208のセット端子Sがハイレベルからローレベル
に変化する。即ち、短絡が発生すると即座に電源保護が
作動することになる。
【0038】なお、コンピュータ14による電源供給制
御信号SS及びリセット信号SRを用いた電源制御は、第
1実施形態と同じであるから説明は省略する。
【0039】上述したように、コンピュータ14は電源
供給状態信号SSTを電源制御部13から入力し、電源の
動作状態を常に監視しているために、過電流判定部12
が作動して電源制御部13の論理回路208の出力Qが
変化したときには、電源停止状態になったことを直ちに
知ることができる。このために、例えばコンピュータ1
4のモニタ(図示せず)に異常発生の表示あるいはアラ
ームの駆動を行うことができ、ユーザに適切な対処を促
すことができる。過電流の原因が解消されると、コンピ
ュータ14は上述した電源供給制御信号SS及びリセッ
ト信号SRを用いて電源制御部13を制御し、迅速且つ
確実に電源供給を再開することができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る電源保護回路は、電源制御手段を制御する制御手段を
設けることで、例えば過電流の原因を除去した後に電源
が電力供給を再開するように制御することができ、迅速
且つ確実な電源復帰を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源保護回路の概略的構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明による電源保護回路の第1実施形態を示
す回路図である。
【図3】図2に示す第1実施形態の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図4】本発明による電源保護回路の第2実施形態を示
す回路図である。
【図5】第2実施形態の動作を説明するための電圧Va
−Vb特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10 電源ユニット 11 電圧降下測定部 12 過電流判定部 13 電源制御部 14 コンピュータ 201 電源本体 202 5端子レギュレータ 203 測定用抵抗 204 PNPトランジスタ 205、206 抵抗 207 NPNトランジスタ 208 論理回路 209 ORゲート 301、303 抵抗 302 ツェナーダイオード

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力の供給及び供給停止を行うことがで
    きる電源に接続された電源保護回路において、 前記電源の出力状態を検出し、前記出力状態が通常範囲
    内にあるか否かを判定する判定手段と、 前記電源の出力状態が通常範囲外になった時に、前記電
    源を制御して電力供給を停止させる電源制御手段と、 前記電源が電力供給を開始するように前記電源制御手段
    を制御する制御手段と、 からなることを特徴とする電源保護回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記電源が電力供給を
    開始する際に前記電源制御手段の制御動作を所定時間停
    止させることを特徴とする請求項1記載の電源保護回
    路。
  3. 【請求項3】 前記電源制御手段は、前記電源の出力状
    態が通常範囲外になった時に電力供給指示状態から電力
    供給停止指示状態に変化する論理手段からなり、前記論
    理手段は前記電源が電力供給を開始する際に前記制御手
    段によって一定の状態に固定されることを特徴とする請
    求項2記載の電源保護回路。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、 前記電源から出力される電流に対応した測定信号を生成
    する測定手段と、 前記測定信号が所定範囲を超えた時に状態を変化させる
    スイッチ手段と、 からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の電源保護回路。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記電源制御手段から
    前記電源の電力供給状態を示す信号を入力し、前記電源
    の動作状態を監視することを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載の電源保護回路。
  6. 【請求項6】 電力の供給及び供給停止を行うことがで
    きる電源に接続された電源保護回路において、 前記電源の出力状態を検出し、前記出力状態が通常範囲
    内にあるか否かを判定する判定手段と、 前記電源の出力状態が通常範囲外になった時に、前記電
    源を制御して電力供給を停止させる電源制御手段と、 前記電源を電力供給停止状態から電力供給状態へ移行さ
    せるための制御信号を前記電源制御手段へ出力するコン
    ピュータと、 からなることを特徴とする電源保護回路。
  7. 【請求項7】 前記コンピュータが出力する制御信号
    は、前記電源を電力供給停止状態から電力供給状態へ移
    行させるための電力供給制御信号と、前記電源を電力供
    給停止状態から電力供給状態へ移行させる際に前記電源
    制御手段の制御動作を所定時間停止させるリセット信号
    と、からなることを特徴とする請求項6記載の電源保護
    回路。
  8. 【請求項8】 前記電源制御手段は、前記リセット信号
    を前記電力供給制御信号より優先することを特徴とする
    請求項7記載の電源保護回路。
  9. 【請求項9】 前記電源制御手段は、前記電源の出力状
    態が通常範囲外になった時に電力供給指示状態から電力
    供給停止指示状態に変化する論理手段からなり、前記論
    理手段は前記電源が電力供給を開始する際に前記コンピ
    ュータからの前記制御信号により一定の状態に固定され
    ることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載
    の電源保護回路。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータは、前記電源制御手
    段から前記電源の電力供給状態を示す信号を入力し、前
    記電源の動作状態を監視することを特徴とする請求項6
    ないし9のいずれかに記載の電源保護回路。
  11. 【請求項11】 電力の供給及び供給停止を行うことが
    できる電源の制御方法において、 前記電源の出力が過電流状態であるか否かを判定し、 前記電源が過電流状態になった時に前記電源を制御して
    電力供給を停止させ、 前記過電流状態となった原因が解消された後、前記電源
    を制御して電力供給を開始させる、 ことを特徴とする電源制御方法。
  12. 【請求項12】 前記電源を制御して電力供給を開始さ
    せる際に、前記電源の出力状態に関係なく所定時間だけ
    前記電源を制御して電力供給を行わせることを特徴とす
    る請求項11記載の電源制御方法。
JP10103625A 1997-04-17 1998-03-31 電源保護回路及び電源制御方法 Pending JPH114531A (ja)

Priority Applications (2)

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