JP2566572Y2 - エンジン発電機駆動活魚水槽の安全装置 - Google Patents

エンジン発電機駆動活魚水槽の安全装置

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JP2566572Y2
JP2566572Y2 JP1992091857U JP9185792U JP2566572Y2 JP 2566572 Y2 JP2566572 Y2 JP 2566572Y2 JP 1992091857 U JP1992091857 U JP 1992091857U JP 9185792 U JP9185792 U JP 9185792U JP 2566572 Y2 JP2566572 Y2 JP 2566572Y2
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義輝 梶山
誠次 井元
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、エンジン発電機の出
力で循環ポンプ等の機器を駆動するエンジン発電機式の
活魚水槽における安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】活魚水槽には循環、曝気等の各種の水処
理機器が備えられており、商用電源が使用できない車載
用や船舶用の活魚水槽の場合には動力源としてエンジン
で駆動される発電機が一般に使用されている。このた
め、焼付等の異常によってエンジンが非常停止すると各
種の機器も作動できなくなり、水槽内の活魚が死滅する
などの損害が生ずる。また、装置の制御用としてはマイ
コンの電源に適した低電圧のバッテリが一般に使用され
るが、この電源バッテリが放電状態になると制御電源ス
イッチがオンされていても制御回路が作動しなくなり、
やはり各種機器の停止などの諸問題が生ずる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、このよう
な問題点に着目し、エンジン発電機や制御電源に異常が
生じた場合でも活魚が死滅するなどの損害を極力防止で
きるようにすることを課題としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、この考案では、循環ポンプ等の各種の水処理機器
の動力として用いられるエンジン発電機が所定の電力を
供給できる状態にあるか否かを検出する電力確立検出手
段と、これによって上記エンジン発電機が電力を供給で
きる状態にないことが検出された場合に活魚水槽内に酸
素を供給する酸素供給手段、とを備えると共に、制御回
路用の電源バッテリの出力電圧を検出する制御電圧検出
手段を備え、これによって電源バッテリの出力電圧が所
定値以下に低下したことが検出された場合にも、酸素供
給手段を作動させて水槽内に酸素を供給するようにして
いる。
【0005】
【作用】緊急停止などによってエンジン発電機が電力を
供給できない状態になり、あるいは電源バッテリが放電
して制御電源を供給できない状態になると、酸素供給手
段が作動して水槽内に自動的に酸素が供給される。従っ
て、循環、曝気等の各種水処理機器が停止しても直ちに
水槽内の活魚に悪影響が及ぶことがなく、活魚の運搬や
保管の際の安全性が向上される。
【0006】
【実施例】次に図示の一実施例について説明する。図1
は装置全体の概略ブロック図であり、1は活魚水槽、2
は循環ポンプ、3は曝気、濾過、換水等の所要の各種機
能を適宜備えた水処理装置、4は駆動用のエンジン、5
はエンジン4で駆動される発電機、6は酸素ボンベ、7
はその供給管路6aに設けられている電磁弁、8は制御
部、9は例えば12Vの制御用電源バッテリである。
【0007】制御部8は装置全体の動作を制御するもの
であって、エンジン4や発電機5の作動状態を検出して
制御すると共に、発電機5の出力で駆動される循環ポン
プ2や水処理装置3などの作動状態を制御し、循環する
水の処理を行うと共に水槽1内の水を適当に撹拌してい
る。破線は信号の経路を例示したものである。発電機5
の作動状態はその出力電圧を電力確立信号として用いる
ことにより制御部8で常時検出されており、発電機5が
電力を供給できない状態にあることが検出されると電磁
弁7が開かれ、供給管路6aを経てボンベ6内の酸素が
活魚水槽1内に供給される。また、電源バッテリ9の充
電状態もその端子電圧によって制御部8で常時検出され
ており、制御電源スイッチがオンされている時に電圧が
所定値以下に低下するとやはり電磁弁7が開かれ、酸素
が活魚水槽1内に供給されるように構成されている。
【0008】図2は要部の具体的な回路図であり、この
考案に直接関係のない部分は省略してある。10は例え
ば24Vの補助機器用電源バッテリ、11は主遮断器、
S1は制御電源スイッチ、S2はスイッチS1と連動の
補助スイッチ、Vは電磁弁7の作動コイルであり、制御
部8は制御用のマイコン8aのほか、リレーR1〜R
5、タイマTなどを備えている。制御部8のマイコン8
aと各リレーR1〜R4は並列に接続されて制御電源ス
イッチS1を介してバッテリ9に接続され、リレーR5
は発電機5の出力回路の2相間に接続されている。各リ
レーとタイマの接点は同じアルファベットの小文字で示
してあり、接点r2,r5及びr4が図のようにリレー
R1,R2及びR3に直列に接続されている。
【0009】またタイマTは接点r1を介してバッテリ
10に接続され、この接点r1には接点r3と補助スイ
ッチS2の直列回路が並列に接続されている。更にタイ
マTの接点tは電磁弁7の作動コイルVと直列にバッテ
リ10に接続されている。なお、バッテリ9及び10に
は発電機5の出力によって作動する充電回路がそれぞれ
設けられているが、図示は省略してある。
【0010】図は装置の休止状態を示しており、図示し
ない運転開始スイッチをオンし、所定の始動動作を行っ
て発電機5を立ち上がらせ、主遮断器11が投入される
とリレーR5が作動してその常閉接点r5が開く。ここ
で制御電源スイッチS1が投入されると制御部8の電源
がオンとなり、マイコン8aが作動状態になると共にリ
レーR4が作動してその常開接点r4が閉じ、リレーR
3が作動してその常閉接点r3が開く。このため補助ス
イッチS2がスイッチS1と連動してオンとなってもタ
イマTは作動しない。そしてマイコン8aによる制御の
もとで正常な運転状態が続けられる。
【0011】ここで、仮に焼付によるエンジン4の停止
やその他の各種の故障などが原因で発電機5が正常に電
力を発生できない状態になり、その出力電圧がある値以
下に低下すると、リレーR5が保持されなくなってその
接点r5が閉じ、リレーR2が作動してその常開接点r
2が閉じる。このためリレーR1が作動してその常開接
点r1が閉じ、タイマTが作動して所定のカウント後、
例えば10秒のカウント後にその接点tが閉じる。従っ
て、作動コイルVが補助機器用バッテリ10で励磁され
て電磁弁7が開き、活魚水槽1内に酸素が供給され始め
るのである。
【0012】また、リレーR4は電源スイッチS1を経
てバッテリ9に直接接続されてバッテリ9の端子電圧が
印加されており、この電圧がバッテリの放電あるいは充
電回路の不調などの何らかの原因で低下してある値以下
になると、リレーR4が保持されなくなってその接点r
4が開く。このためリレーR3の接点r3が閉じ、タイ
マTが作動して所定のカウントの後にその接点tが閉じ
る。すなわち、発電機5の異常の場合と同様に作動コイ
ルVが励磁されて電磁弁7が開くのであり、電源スイッ
チS1が投入されていて装置が作動状態にある時に電源
バッテリ9に異常が生ずると、活魚水槽1内への酸素供
給が開始されるのである。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、この考
案は、循環ポンプ等の水処理機器をエンジン発電機で駆
動する方式の活魚水槽において、エンジン発電機の電力
確立を検出する手段と、制御回路用の電源バッテリの出
力電圧を検出する手段とを設け、エンジン発電機あるい
は電源バッテリが電力を供給できない状態になると
素供給手段を作動させて活魚水槽内に酸素を自動的に供
給するようにしたものである。
【0014】従って、エンジン発電機や制御回路用の電
源バッテリの出力電圧が所定値以下に低下し、水処理機
器を作動できない状態や制御不能の状態になっても、
素供給手段を自動的に作動させることにより直ちに水槽
内の活魚に悪影響が及ぶことがなくなり、活魚の運搬や
保管の安全性が向上し、活魚の品質を維持することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の装置全体の概略ブロック
図である。
【図2】同実施例の要部の具体的な回路図である。
【符号の説明】
1 活魚水槽 2 循環ポンプ 3 水処理装置 4 エンジン 5 発電機 6 酸素ボンベ 7 電磁弁 8 制御部 9 制御用電源バッテリ S1 制御電源スイッチ S2 補助スイッチ V 電磁弁の作動コイル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環ポンプや各種の水処理機器の動力と
    して用いられるエンジン発電機が所定の電力を供給でき
    る状態にあるか否かを検出する電力確立検出手段と、こ
    電力確立検出手段により上記エンジン発電機が電力を
    供給できる状態にないことが検出された場合に活魚水槽
    内に酸素を供給する酸素供給手段、とを備えると共に、
    制御回路用の電源バッテリの出力電圧を検出する制御電
    圧検出手段を備え、この制御電圧検出手段により電源バ
    ッテリの出力電圧が所定値以下に低下したことが検出さ
    れた場合にも、上記酸素供給手段を作動させて活魚水槽
    内に酸素を供給するように構成されたエンジン発電機駆
    動活魚水槽の安全装置。
JP1992091857U 1992-12-18 1992-12-18 エンジン発電機駆動活魚水槽の安全装置 Expired - Lifetime JP2566572Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0650457U JPH0650457U (ja) 1994-07-12
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JPH0455271U (ja) * 1990-09-18 1992-05-12
JPH04349835A (ja) * 1991-02-07 1992-12-04 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 活魚等輸送装置

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JPH0650457U (ja) 1994-07-12

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