JP2800879B2 - 蛍光表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

蛍光表示装置及びその駆動方法

Info

Publication number
JP2800879B2
JP2800879B2 JP6138912A JP13891294A JP2800879B2 JP 2800879 B2 JP2800879 B2 JP 2800879B2 JP 6138912 A JP6138912 A JP 6138912A JP 13891294 A JP13891294 A JP 13891294A JP 2800879 B2 JP2800879 B2 JP 2800879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
phosphor
voltage
anode
electrode line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6138912A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH086521A (ja
Inventor
圭一 別井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6138912A priority Critical patent/JP2800879B2/ja
Priority to US08/414,627 priority patent/US5844531A/en
Priority to FR9507281A priority patent/FR2721436B1/fr
Publication of JPH086521A publication Critical patent/JPH086521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2800879B2 publication Critical patent/JP2800879B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/22Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/125Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
    • H01J31/127Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蛍光表示装置および
その駆動方法に関し、さらに詳細には電界放出型の素子
をカソードに用いた蛍光表示に好適な新しい装置構成お
よびその駆動方法に関する。
【0002】電子を放出する微小冷陰極は表示素子、あ
るいはマイクロ真空管に用いられている。マイクロ真空
管は半導体素子と比較して電子の移動度が大きく、高
速、高温動作、放射損傷に強い。したがって放射線環境
(宇宙、原子炉等)や高温環境下でも使用が可能であ
り、マイクロウェーブ素子、超高速演算素子、表示素子
等に応用が期待されている。特に表示素子への応用は、
高輝度化、低消費電力化の面で大きな効果が期待できる
ので注目されている。
【0003】
【従来の技術】従来から真空マイクロデバイスとして用
いられている微小冷陰極のうち電界放出陰極の構造を図
12に示す。これは、同図に示すように、尖ったエミッ
タティップ101、電子引き出し用のゲート電極10
2、エミッタティップに負の電圧をかけるエミッタ電極
103及びゲートとエミッタを隔てる絶縁膜104とか
ら構成される。エミッタティップ101とゲート電極1
02の間に電圧を印加するとエミッタティップのコーン
先端に大きな電界が加わり電界放出がおこる。
【0004】このような電界放出陰極を用いたフラット
パネルディスプレイ(蛍光表示装置)の構造を図13に
示す。下部のカソード板106上にストライプ状のエミ
ッタ電極103を形成し、絶縁膜を介して、エミッタ電
極と直交して引出し電圧を与えるゲート電極102を形
成する。両者の交点にFEA(Field Emitter Array)
を形成し、上部のガラス基板すなわちアノード板に形成
された蛍光体に放出電子を当てて、その発光により文字
等を表示する。この素子を用いてカラー表示を行う場合
には、図13に示すようにアノード板105を三原色の
蛍光体で覆い、それぞれ対応するFEAより放出された
電子により各三原色を個別に発色させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図14はカラー表示を
行う従来のフラットパネルディスプレイの断面図であ
る。この従来の方式では、アノード板105は三原色の
蛍光体が順に塗られており、それに対応する下方位置に
それぞれの色を発色させるFEAが形成される。この図
14に示す方法ではFEAからの放出電子が隣接する蛍
光体にも影響を及ぼし、色の滲みが生じやすいという問
題がある。
【0006】すなわち、放出電子はFEAからアノード
に引き出されていくが、このとき電子ビームは多少拡が
る。隣接する蛍光体の間隔は、数μmと小さいため、ど
うしても隣接する蛍光体にも電子があたり、若干発光し
てしまう。またアノード板105の蛍光体と対応するカ
ソード板106のエミッタ電極103のラインとは正確
に位置合わせされている必要があるが、上下間の精密な
位置合わせは非常に困難である。
【0007】また色の滲みを抑える方法としては種々の
方法が考えられる。特開平2−61946号に記載され
た方法を図15に示す。これは、同図に示すように、そ
れぞれ分割したアノードの導電膜に三原色の蛍光体をぬ
り、ある色を表示する場合には、表示したい色のアノー
ドの導電膜だけを電子を引きつける電位にし、他の色の
導電膜は電子を引きつけない電位にするという方法であ
る。
【0008】図15に示す方法では、同時に一色しか発
色しえないので色の滲みの問題は発生しないが、三原色
を順次切り替えるために+400Vという高電圧を各ア
ノードに印加する必要があり、したがって高耐圧のスイ
ッチング素子が必要になる。またアノード板が三組の導
電膜に分割されているために、どこかで配線の交差が必
要になり、アノード板の作製工程が複雑になるという問
題がある。
【0009】また、特開平5−313600号公報に
は、あるゲート電極ライン上の蛍光体を光らせる際に、
そのゲート電極ラインの隣接するゲートを負電位にし
て、FEAから放出される電子ビームの広がりを防ぐフ
ラットディスプレイの駆動方法が記載されている。
【0010】この方法では、隣接する他の色の蛍光体に
もれた電子ビームがあたることを防ぐことができ、さら
にアノード板とカソード板との位置合わせが多少ずれて
も所定の蛍光体だけを光らせることができるが、次のよ
うな問題点がある。
【0011】1)ゲート電極のドライバ回路には正負両
方の方向に電圧を出力する必要があり、ゲート電極のド
ライバ回路が複雑、高価になる。 2)各色専用のエミッタが必要であり、さらにそれらは
同時に動作させる事ができない。つまりエミッタを常時
駆動させる従来のもっとも単純な方法と比較して、エミ
ッタの動作時間は1/3になり、同じ輝度を得るために
は放出電流を3倍にする必要がある。 3)隣接ゲートに印加する電圧を位置ずれの幅に応じて
それぞれ厳密に調整しなければ位置ずれの問題点を改善
できない。
【0012】この発明は、以上のような事情を考慮して
なされたものであり、アノード板を奇数の電極群と偶数
の電極群の2組に分けて構成し、交互に電圧を印加し
て、一方の組が発光しているときには、他の組には電子
が到達しえない電圧を印加しておくことにより色の滲み
の発生を防止することのできる蛍光表示装置及びその駆
動方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、マトリクス
配列された複数の電子放出部からなるカソードと、前記
カソードの電子放出部の上に配置されかつ蛍光体で覆わ
れた複数の平行な電極を有し、それら電極のうち1つお
きの電極を配線によって共通接続してなる2組のアノー
ドとから構成され、前記カソードが、複数のエミッタテ
ィップを備えた複数本のエミッタ電極ラインと、該エミ
ッタ電極ラインと絶縁膜を介して直交するように配さ
れ、エミッタティップから電子を引き出すための複数本
のゲート電極ラインとからなり、前記エミッタ電極ライ
ンおよびゲート電極ラインのいずれか一方の電極ライン
が、前記アノードの電極と平行な方向に延び、かつアノ
ードの隣接する2本の電極と対向するように配置され、
前記アノードの蛍光体で覆われた電極が三原色のうちの
第1の色に発光する蛍光体、第2の色に発光する蛍光
体、第1の色に発光する蛍光体、第3の色に発光する蛍
光体の順序で繰り返し配置されており、第1の色に発光
する蛍光体で覆われた電極がすべて同一電位となるよう
に接続されて第1の組のアノードを形成し、第2の色に
発光する蛍光体と第3の色に発光する蛍光体で覆われた
電極がすべて同一電位となるように接続されて第2の組
のアノードを形成し、前記2組のアノードにそれぞれ逆
極性の電圧を印加し、その印加される電圧の極性を交互
に入れ替えるとともに、前記カソードから放出される電
子の放出位置を制御して、前記三原色の発光色が順次得
られるようにしたことを特徴とする蛍光表示装置を提供
するものである。
【0014】また、トランスをさらに備え、前記2組の
アノードがそれぞれ逆極性の電圧が交互に印加されるよ
うにトランスの2次側に接続されるようにしてもよい。
【0015】また、前記アノードが形成された平面と前
記カソードが形成された平面が平行となるように対向し
て配置され、前記アノードの第2又は第3の色に発光す
る蛍光体で覆われた電極のほぼ真下に前記カソードの
ミッタ電極ラインを配置させるようにしてもよい。
【0016】
【0017】図1に、この発明の蛍光表示装置の概略ブ
ロック図を示す。 同図において、この発明の蛍光表示装
置は、マトリクス配列された複数の電子放出部からなる
カソード2と、前記カソードの電子放出部の上に配置さ
れかつ蛍光体で覆われた複数の平行な電極を有し、それ
ら電極のうち1つおきの電極を配線によって共通接続し
てなる2組のアノード1と、前記2組のアノードにそれ
ぞれ逆極性の電圧を印加し、その印加される電圧の極性
を交互に入れ替える電圧印加手段3と、前記カソードか
ら放出される電子の放出位置及び電圧印加手段3を制御
する表示制御手段4とから構成される。
【0018】
【作用】前記した電圧印加手段3は、この発明の駆動方
法にしたがって蛍光表示装置の2組のアノードを次のよ
うに駆動させる。前記第1の色に発光する蛍光体を発色
させる第1発光モードの場合には、前記電圧印加手段3
が前記第1の組のアノード1aにカソード2から放出さ
れた電子を引きつけることのできる電位以上になる電圧
を印加し、かつ同時に前記第2の組のアノード1bにカ
ソード2から放出された電子が到達しえない電位以下に
なる電圧を印加し、前記第2及び第3の色に発光する蛍
光体を発色させる第2発光モードの場合には、前記電圧
印加手段3が前記第2の組のアノード1bにカソード2
から放出された電子を引きつけることのできる電位以上
になる電圧を印加し、かつ同時に前記第1の組のアノー
ド1aにカソード2から放出された電子が到達しえない
電位以下になる電圧を印加する。
【0019】このように蛍光表示装置を駆動することに
より、常に隣接するアノードの電極に逆極性の電圧が印
加されており、負電圧が印加されているアノードの電極
では電子が反発されるため、電子は到達することができ
ず、よって色の滲みを防止することができる。
【0020】また、前記表示制御手段4は、この発明の
蛍光表示装置のエミッタ電極ライン6を次のように駆動
させる。前記アノードの第2又は第3の色に発光する蛍
光体のほぼ真下に前記カソード2のエミッタ電極ライン
6が配置されている蛍光表示装置において、前記第1の
色に発光する蛍光体を発色させる場合には、前記表示制
御手段4が発色させる蛍光体に対応するすべてのエミッ
タ電極ライン6を所定の負電位にし、前記第2の色に発
光する蛍光体を発色させる場合には、前記表示制御手段
4が第2の色に発光する蛍光体のほぼ真下にあるエミッ
タ電極ライン6を所定の負電位にし、前記第3の色に発
光する蛍光体を発色させる場合には、前記表示制御手段
4が第3の色に発光する蛍光体のほぼ真下にあるエミッ
タ電極ライン6を所定の負電位にする。
【0021】このように蛍光表示装置を駆動することに
より、色の滲みを防止することができ、カソードとアノ
ードの位置合わせを厳密にする必要はなく、制作工程を
容易にすることができる。
【0022】また、1画面の表示を行う1フレームが、
前記第1の色に発光する蛍光体を発色させる第1のフィ
ールドと、前記第2又は第3の色に発光する蛍光体を発
色させる第2のフィールドとからなり、第1のフィール
ドにおいて前記電圧印加手段3が前記第1発光モードの
電圧を2組のアノード1に印加し、かつ前記表示制御手
段4が、ゲート電極ライン7の走査時間に同期させて表
示すべき画素を第1の色に発色させることのできるエミ
ッタ電極ライン6を所定の負電位にして第1の色に発光
すべき蛍光体で覆われた電極を駆動し、第2のフィール
ドにおいて前記電圧印加手段3が前記第2発光モードの
電圧を2組のアノード1に印加し、かつ前記表示制御手
段4がゲート電極ライン7の走査時間に同期させて表示
すべき画素を第2又は第3の色に発色させることのでき
るエミッタ電極ライン6を所定の負電位にして第2又は
第3の色に発光すべき蛍光体で覆われた電極を駆動す
る。
【0023】このように蛍光表示装置のアノード、エミ
ッタ電極ライン及びゲート電極ラインを駆動することに
よって、色の滲みのない蛍光表示装置を提供することが
できる。
【0024】また、1画面の表示を行う1フレームにお
いて、前記表示制御手段4がN本のゲート電極ライン7
を順に一定時間間隔で走査し、i番目(i=1,2……
N)のゲート電極ライン7を走査する期間Iの前半で又
は後半で、前記電圧印加手段3が前記第1発光モードの
電圧をアノードに印加すると共に、前記表示制御手段4
が表示すべき画素を第1の色に発色させることのできる
エミッタ電極ライン6を所定の負電位にして第1の色に
発光すべき蛍光体で覆われた電極を駆動し、前記i番目
のゲート電極ライン7を走査する期間Iの後半又は前半
で、前記電圧印加手段3が前記第2発光モードの電圧を
アノードに印加すると共に、前記表示制御手段4が表示
すべき画素を第2又は第3の色に発色させることのでき
るエミッタ電極ライン6を所定の負電位にして第2又は
第3の色に発光すべき蛍光体で覆われた電極を駆動して
もよい。このように、駆動することによって、色の残像
が見えにくく、色のにじみのない蛍光表示装置を提供す
ることができる。
【0025】また、この発明によれば、アノード1が2
組に分けられているため、この2組のアノード1と電圧
印加手段3との配線が交差することがない。したがって
アノード1の回路パターンの構成が容易になり、製作工
程を簡単にすることができる。さらに、2組に分けたア
ノードを常に逆極性の電圧が印加するように駆動してい
るため、高価な高耐圧のスイッチング素子を用いること
なく、昇圧トランスを用いるだけでよい。したがって、
安価でしかも容易な回路構成でアノード1を駆動するこ
とができる。
【0026】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。図2に、この発明の蛍光表示装置の表示
パネル部分の一実施例の斜視図を示す。この実施例は、
カラー表示を行うものであるが、白黒表示を行うもので
あってもよい。
【0027】同図に示すように、表示パネル部分はアノ
ード板21とカソード板22とから構成される。具体的
には、アノード板21とカソード板22とは、スペーサ
(図示せず)によって所定の間隔をあけて対向配置さ
れ、かつ周囲をフリット材で封止されて、その内部が真
空な気密容器を構成する。カソード板22には、発色さ
せる画素位置を選択するためのデータ信号線であるエミ
ッタ電極ライン24とアドレス線であるゲート電極ライ
ン25が直交して置かれており、その交点に、電界放出
陰極アレイである複数(図示では4個であるが、実用上
は1000個程度)のエミッタティップ23が形成され
ている。
【0028】電界放出陰極アレイはエミッタ電極ライン
24及びゲート電極ライン25に沿ってそれぞれ複数配
列され、すなわちカソード板22の上でマトリクス配列
されている。一方、アノード板21には、エミッタ電極
ライン24と平行に透明導電膜が帯状のパターン(電
極)として形成され、その帯状パターンの上に、3原色
の蛍光体が塗布されている。
【0029】この透明導電膜は、一端が帯状パターンで
ある電極部27及び27’を持つ2組のアノード26と
して分離して形成される。図2に示すように、電極部2
7はアノードA1の配線部28に接続され、電極部2
7’はアノードA2の配線部28’に接続され、それぞ
れ同一平面上で対向して互いちがいに入り込ませた構成
とする。
【0030】たとえば、奇数の電極部27のa11、a
12、a13、……は、アノードA1として電気的に接
続され、偶数の電極部27’のa21、a22、a23
……は、アノードA2として電気的に接続されている。
【0031】また同図に示すように、同一の配線部に接
続される電極部27及び27’の帯は1つおきに形成さ
れている。この2組のアノードA1及びA2には、後述
するように互いに逆極性の電圧を同時に印加させる電源
回路が接続される。
【0032】さらに、この2組のアノードA1及びA2
の電極部27及び27’の表面は蛍光体で覆われてい
る。たとえば、図2に示すように、電極部a11には緑
色に発色する蛍光体、電極部a21には赤色に発色する
蛍光体、電極部a12には緑色に発色する蛍光体、電極
部a22には青色に発色する蛍光体というように、緑、
赤、緑、青のこの順序のくり返しで、電極部27の表面
が蛍光体で覆われる。
【0033】一方、カソード板22上のエミッタ信号ラ
イン24は、アノード板上の電極部27の2本の帯の幅
に1本のエミッタ電極ライン24が上下方向においてち
ょうど対応するように配置される。
【0034】たとえば、電極部a11とa21の下方
に、これらの帯状パターンと平行に緑赤用のエミッタ電
極ラインVe1が配置され、電極部a12とa22の下
方に、これらの帯状パターンと平行に、緑青用のエミッ
タ電極ラインVe2が配置される。すなわち、エミッタ
電極ライン24は、緑赤用(Ve1、Ve3、……)と緑
青用(Ve2、Ve4……)が交互に並んでいる。
【0035】ここで、表示の単位となる一画素は、カソ
ード側のエミッタ電極ラインとゲート電極ラインの交点
に存在するが、図2に示す実施例では、2本のエミッタ
電極ライン(たとえばVe1とVe2)と、1本のゲート
電極ライン(たとえばVg1)とが交差する領域がこの
一画素の表示領域となる。
【0036】すなわち、別の表現をすれば、アノード側
の電極部27の2本の緑の帯(たとえばa11とa1
2)、電極部27’の赤の帯(a21)及び青の帯(a
22)と、ゲート電極ライン(Vg1)とが交差する領
域が一画素の表示領域であり、一画素は2つの緑、1つ
の赤及び1つの青の合計4つの領域の表示によって表現
される。また、このような画素がマトリクス配列され
て、表示パネルを構成することになる。
【0037】次にこの発明の蛍光表示装置の駆動方法に
ついて述べる。図3に、この発明の蛍光表示装置の駆動
回路のブロック図を示す。同図において、アノード板3
1は、図2におけるアノード板21に対応するものであ
り、2組のアノードA1、A2が図のように配置され
る。
【0038】カソード板32は、図2におけるカソード
板22に対応するものであり、エミッタ電極ラインVe
1、Ve2……はエミッタドライバ35により駆動制御さ
れ、ゲート電極ラインVg1、Vg2……はゲートドライ
バ34により駆動制御される。
【0039】アノードドライバ33は、アノードA1及
びA2に電圧を印加するものであり、昇圧トランス33
a、電源回路33b、昇圧トランス33a及び電源回路
33bを制御するアノードコントローラ部33cから構
成される。
【0040】アノードA1及びA2は、昇圧トランス3
3aの2次側T2に結線され、アノードA1とA2には
常に逆極性の電圧が印加される。
【0041】表示制御部36は、入力される映像信号に
応じて表示パネル上の発色されるべき表示位置の制御を
するものであり、ドライバコントロール部36a、色選
択部36b及びフレームメモリ36cとから構成され
る。
【0042】ドライバコントロール部36aは、外部か
ら入力されるクロックCKと、入力される映像データと
の同期をとるための同期信号SYによって、アノードド
ライバ33、ゲートドイラバ34及び色選択部36bを
制御するものである。
【0043】色選択部36bは、入力されるデジタル映
像信号(R、G、B)に対応して3原色のうちどの色の
エミッタ電極ラインを発色させるべきかを選択するもの
である。
【0044】フレームメモリ36cは、入力されるデジ
タル映像信号(R、G、B)を1フレーム分だけ各色ご
とに記憶するメモリである。ドライバコントロール部3
6aからアノードコントロール部33cへはアノード極
性反転信号が供給される。このアノード極性反転信号
は、アノードA1及びA2に印加される電圧を周期的に
交互に切り替えるためのものである。
【0045】アノードコンロトール部33cでは、この
アノード極性反転信号に同期させて、電源回路33bを
駆動するパルス信号を出力する。電源回路33bでは、
これに対応した交流パルス電圧を発生して、昇圧トラン
ス33aにより昇圧し、アノードA1及びA2に給電す
る。
【0046】アノードA1及びA2にかけられる電圧
は、たとえば±400V程度の電圧であり、アノードA
1に+400Vが印加されるときはアノードA2には−
400Vが印加され、逆にアノードA1に−400Vが
印加されるときは、アノードA2には+400Vが印加
される。
【0047】ここで、一画素分の表示を行う1フレーム
は、アノードA1に正電圧をかける緑表示フィールドと
アノードA2に正電圧をかける赤青表示フィールドとの
2つの期間から構成される。
【0048】一画素について言えば、緑表示フィールド
の期間で2つの緑色に発色する部分、たとえば図2のエ
ミッタ電極ライン上の電極部の帯a11とa12の上で
ゲート電極ラインVg1と交差する部分の表示が行わ
れ、さらに、次の赤青表示フィールドの期間で、赤及び
青に発色する部分、たとえば図2のエミッタ電極ライン
上の電極部の帯a21とa22の上でゲート電極ライン
Vg1と交差する部分の表示が行われる。
【0049】また、ドライバコントロール部36aは、
カソード板32上の表示すべき画素の位置を選択するた
めに、ゲートドライバ34に対してアドレス信号を定期
的に順次供給する。ゲートドライバ34は供給されたア
ドレス信号に対応するゲート電極ラインを選択して、そ
のゲート電極ラインのみに他の非選択のゲート電極ライ
ンに印加する電圧(たとえば、20V)よりも高い電圧
(たとえば、Vgh=50V)を印加する。
【0050】たとえば、ゲートドライバ34は、まずゲ
ート電極ラインVg1のみに所定の時間Vghの電圧を
印加し、次にゲート電極ラインVg2のみに所定の期間
Vghの電圧を印加し、順次同様にゲート電極ラインV
3、Vg4……に対して所定の期間Vghの電圧を印加
させていく。ここで、他の非選択のゲート電極ラインに
は、エミッタティップから電子が放出されない電圧が印
加される。
【0051】また、このゲートドライバの駆動に同期し
て、ドライバコントロール部36aは、色選択部36b
を駆動し、色選択部36bはフレームメモリ36cに記
憶された色データを順次取り出す。さらに、色選択部3
6bは、取り出した色データに対応する位置のエミッタ
電極ラインを選択するための信号をエミッタドライバ3
5に供給する。
【0052】エミッタドライバ35は供給された信号に
対応するエミッタ電極ラインに電子を放出するための負
電圧を印加する。このとき、発色させたい画素がゲート
電極ラインによって選択されている期間と同期して、エ
ミッタ電極ラインに電圧が印加される。
【0053】すなわち、高電圧(Vgh)を印加された
ゲート電極ラインと負電圧を印加されたエミッタ電極ラ
インによって選択される交差部分にあるエミッタティッ
プより電子が放出され、その部分に相当する画素が発色
される。以上が、この発明の蛍光表示装置の駆動回路の
構成とその駆動方法の概略である。
【0054】次に、この発明の駆動回路の駆動パルス波
形の実施例について図4及び図5を用いて説明する。図
4は、2×4画素の蛍光表示装置の平面図を示したもの
である。ここで、図4において、アノード板21上に
は、アノード電極VaとVbが配置され、それぞれ一端
が図示していない昇圧トランスの2次側に接続される。
【0055】また、アノード電極Va、Vbは、くし形
状の帯として延びており、Vaに接続される4本の帯a
1、a2、a3、a4と、Vbに接続される4本の帯b1
2、b3、b4とで形成され、それぞれの帯は、くし形
状に入り込んでいる。 アノード電極Vaの帯a1
2、a3、a4には、緑色に発色する蛍光体が塗布され
ているものとし、アノード電極Vbの帯b1、b3には赤
色に発色する蛍光体が塗布され、アノード電極の帯
2、b4には青色に発色する蛍光体が塗布されているも
のとする。
【0056】また、図4においてカソード板22上に
は、4本のエミッタ電極ライン24としてVe1、V
2、Ve3、Ve4が配置され、4本のゲート電極ライ
ン25としてVg1、Vg2、Vg3、Vg4が配置され
る。エミッタ電極ライン24とゲート電極ライン25は
直交し、これらの交差部に図示していないエミッタティ
ップが存在する。
【0057】エミッタ電極ライン24とアノード電極の
帯(a1〜a4、b1〜b4)は平行に形成され、図4のよ
うに、上方から見た場合には1本のエミッタ電極ライン
24と2本のアノード電極の帯がほぼ重なるように配置
される。たとえば、エミッタ電極ラインVe1とアノー
ド電極の帯a1とb1とが重なるように配置される。
【0058】以上のように形成された蛍光表示装置にお
いて、この実施例では、マトリクス配列された8つの画
素P11〜P34が存在するが、1つの画素はそれぞれ4つ
の発色部によって形成される。たとえば、図4の左上の
画素P11は、緑G1、赤R1、緑G2、青B2の4つの発色
部を有し、右上の画素P31は、緑G3、赤R3、緑G4
青B4の4つの発色部を有する。
【0059】1つの画素は、この4つの発光部の明・暗
の組合わせによって発色する。また、1つの発光部が発
光するかしないかは、アノード電極Va又はVbに印加
される電圧、エミッタ電極ライン24に印加される電
圧、及びゲート電極ライン25に印加される電圧によっ
て決まる。
【0060】たとえば、画素P11において、アノード電
極Vaに所定の正電圧が印加されている状態で、エミッ
タ電極ラインVe1、Ve2に所定の負電圧が印加され、
かつゲート電極ラインVg1に電子を放出させる所定の
電圧が印加された場合を考える。この場合、エミッタ電
極ラインVe1とVe2とから電子が放出され画素P11
発光部のうち、緑G1と緑G2に電子が引きつけられて、
画素P11は緑色に発色する。
【0061】なお、このとき、前記したように、アノー
ド電極Vbには、Vaに印加された電圧と逆極性の電圧
すなわち負電圧が印加されているので、発光部赤R1
青B2は発光しない。逆に、アノード電極Vbに所定の
正電圧が印加され、アノード電極Vaにこれと逆極性の
電圧が印加されている場合には、画素P11において、発
光部赤R1と青B2を発光させることが可能である。
【0062】以上が、ある画素を発色させるための駆動
方法の説明であるが、図5に図4の2×4の画素の蛍光
表示装置における駆動信号のタイムチャートの一実施例
を示す。図5には、図4の平面図の左の列の画素の上か
ら順に、白、赤、緑、青を表示し、右の列の画素の上か
ら順に青、黒、赤、緑を表示しているときの駆動パルス
波形を示している。
【0063】同図において、Va、Vbはアノード電極
に印加される電圧波形を示し、Vg 1〜Vg4は、ゲート
電極ラインに印加される電圧波形を示し、Ve1〜Ve4
はエミッタ電極ラインに印加される電圧波形を示してい
る。
【0064】前記したように、1画素を表示する1フレ
ームは、緑表示フィールドと赤青表示フィールドで構成
される。緑表示フィールドでは、アノード電極Vaには
正の電圧が印加され、アノード電圧Vbにはそれと同じ
タイミングで負の電圧が印加される。また、赤青表示フ
ィールドでは、アノード電極Vaに負の電圧が印加さ
れ、アノード電極Vbにそれと同じタイミングで正の電
圧が印加される。
【0065】このように、各電圧を駆動することによ
り、隣接するアノード電極の帯のうち一方が発光してい
るときは、他方は、発光しないようにすることができ
る。
【0066】図5において、ゲート電極ラインは、各フ
ィールド内で一定時間間隔で走査される。すなわち、V
1、Vg2、Vg3、Vg4の順序で一定時間ごとにエミ
ッタから電子を引き出すことのできる電圧、たとえば5
0Vの電圧が印加される。ここで電圧を印加するゲート
電極ラインの選択は、ゲートドライバ34が、ドライバ
コントロール部36aから入力されるアドレス信号をも
とに行う。
【0067】図5の緑表示フィールドにおいては、ゲー
ト電極ラインVg1に所定の電圧が印加されているとき
に、エミッタ電極ラインVe1及びVe2に電子を放出さ
せるための負電圧が印加され、ゲート電極ラインVg3
に所定の電圧が印加されているときに、エミッタ電極ラ
インVe1及びVe2に負電圧が印加される。また、ゲー
ト電極ラインVg4に電圧が印加されているときに、エ
ミッタ電極ラインVe3及びVe4に負電圧が印加されて
いる。すなわち、緑表示フィールドにおいては、画素P
11、P13及びP34の中の緑発光部が発光される。
【0068】次に、赤青表示フィールドにおいては、赤
の発色をさせるために、ゲート電極ラインVg1のタイ
ミングでエミッタ電極ラインVe1に負電圧が印加さ
れ、さらに、ゲート電極ラインVg2のタイミングでエ
ミッタ電極ラインVe1に、ゲート電極ラインVg3のタ
イミングでエミッタ電極ラインVe3にそれぞれ負電圧
が印加される。
【0069】また、青の発色をさせるために、ゲート電
極ラインVg1のタイミングでエミッタ電極ラインVe2
及びVe4に負電圧が印加され、さらにゲート電極ライ
ンVg4のタイミングでエミッタ電極ラインVe2に負電
圧が印加される。すなわち、赤青表示フィールドにおい
ては、まずVg1のタイミングで画素P1 1の中の赤発光
部と画素P11とP31の青発光部が発光される。
【0070】次に、Vg2のタイミングで画素P12の中
の赤発光部が発光され、Vg3のタイミングで画素P33
の中の赤発光部が発光され、さらにVg4のタイミング
で画素P14の中の青発光部が発光される。したがって、
画素P11について1フレーム内で見れば、発光部G1
2、R1、B2すべてが発光されるので、白色として発
色される。
【0071】画素P12とP32については、1フレーム内
で見れば、赤発光部のみが発光されるので赤色として発
色される。以下同様にして、画素P13とP34は2つの緑
発光部が発光して緑色に、画素P 14とP31は青発光部が
発光して青色に発色される。画素P33については、発色
されないので黒色として見える。以上がこの発明におけ
る蛍光表示装置の駆動方法の実施例である。
【0072】この実施例において、1つのエミッタ電極
ライン24の上方にある2本のアノード電極の帯の一方
(たとえばa1)に正電圧を印加したとき、他方の帯
(たとえばb1)には、負電圧が印加されるので、正電
圧を印加したアノード電極の帯a1にエミッタから放出
された電子が集められるが、負電圧を印加したアノード
電極の帯b1には電子は到達しない。したがって1画素
を構成する4つの発光部にあたる電子ビームの広がりを
抑えることができ、色にじみのない発色を行わせること
ができる。
【0073】以上の実施例では、1画素を2つの緑と赤
・青の組合わせによって構成しているが、これ以外の組
合わせでもかまわない。ただし、緑の蛍光体は他の色に
比較して2倍の電子電流が得られるので、この実施例の
ような構成をとることは、発光効率の悪い蛍光体に用い
るのに有効である。
【0074】次に、図6に、この発明のエミッタ電極ラ
インを赤及び青のアノード電極の帯の真下に配置した場
合の蛍光表示装置の断面図を示す。Ve1〜Ve6はエミ
ッタ電極ライン24であり、紙面に垂直な方向に延びて
いる。Vg1はゲート電極ライン25である。
【0075】Va、Vbはアノード電極であり、G1
2等はアノード電極の緑色に発色する蛍光体が塗布さ
れた帯であり、R1、R3等は赤色に発色する蛍光体が塗
布された帯であり、B1、B3等は青色に発色する蛍光体
が塗布された帯である。
【0076】図7は、図6の構成をとる蛍光表示装置に
おいて、緑色の表示を行わせた場合の電子ビームの放出
方向を示した模式図である。このとき、アノード電極の
うちVaに正の電圧(たとえば+200V)を印加し、
Vbには負の電圧(−200V)を印加すると共に、す
べてのエミッタ電極ライン24に負の電圧(−30
V)、ゲート電極ラインVg1に電子を放出させるため
の電圧(50V)を印加する。
【0077】このようにすれば、エミッタティップから
放出された電子は正の電圧が印加された緑の帯(G1
2……)に集中され、赤及び青の帯(R1、B2、R3
4……)には負の電圧が印加されているため電子が反
発される。したがって、このような構成をとることによ
っても、赤・青の発光をさせることなく、にじみのない
緑の発光が可能である。
【0078】また、図8は、赤及び青のアノード電極の
帯を発光させた場合の電子ビームの放出方向を示した模
式図である。このとき、図7とは逆にアノード電極のう
ちVaに負の電圧を印加し、Vbに正の電圧を印加する
とともに、すべてのエミッタ電極ライン24とゲート電
極ラインVg1に図7と同じ電圧を印加する。
【0079】このようにすれば、エミッタティップから
放出された電子は正の電圧が印加された赤の帯(R1
3……)と青の帯(B2、B4)とに集中され、緑の帯
(G1、G2、……)には負の電圧が印加されているた
め、電子は反発される。したがって、赤・青を発光させ
る場合にも隣接する緑の帯に影響を及ぼすことなく、ま
た、緑の帯に負の電圧が印加されているため、赤を発光
させるための電子がその両隣の緑の帯をこえて、さらに
隣の青の帯を発光させるように電子ビームが広がること
を防止させることができ、同様ににじみのない発光が可
能である。
【0080】また、図4に示したような緑及び赤の両方
の帯の下方にエミッタ電極ラインを配置する場合でも、
図6に示したような赤及び青の帯の真下に配置する場合
でも、にじみのない発色が可能であるが、エミッタ電極
ラインとアノード電極の帯との位置合わせが、アノード
の1ピッチ分(100μm)程度ずれても色のにじみが
発生することはない。したがって従来例のようにエミッ
タ電極ラインとアノード電極の正確な位置合わせをする
ことがなく、蛍光表示装置の製作上有利である。
【0081】また、この発明ではアノード電極は2つの
組に分けられて、くし形状に構成されているため、アノ
ード板を3組の導電膜に分割して電気的配線を行う場合
のような配線の交差は生じない。したがってアノード側
の回路パターンの構成が容易であり製作工程を簡単にす
ることができる。
【0082】また、アノード電極が2組で構成され、そ
れぞれに逆極性の電圧を同時に印加させるように駆動す
るので、高価な高耐圧のスイッチング素子を用いること
なく、昇圧トランスを用いるだけで、安価でしかも容易
な回路構成でアノード部を駆動することができる。
【0083】さらに、このトランスの耐圧は容易に高く
することができるので、アノード電極に印加する電圧を
高電圧にすることにより蛍光体の発光効率を高くするこ
とが容易にできる。
【0084】なお、図5においては、1フレームの半分
の時間で表示するアノードの発光部の位置を切り替えて
いたが、ゲート電極ラインの1走査時間ごとにこの切り
替えを行ってもよい。この場合には、色の表示切り替え
の周期が早くなり、視線の移動等により単色の残像が見
えてしまうという現象が低減される。
【0085】図9にゲート電極ラインの1走査時間ごと
にアノードの発光位置を切り替えた場合の駆動信号のタ
イムチャートの例を示す。表示色は、図5の実施例の場
合と同様する。このとき、同図に示すように、アノード
の電極に印加する電圧の極性の反転は、1つのゲート電
極ラインを選択している時間内に1回行われる。
【0086】すなわち、1フレームにおいて、まず最初
のゲート電極ラインVg1に対して正電圧が印加されて
いる〔A〕の状態の場合に、その前半でアノード電極の
帯a 1、a2、a3、a4に駆動電圧が印加されて、同時に
エミッタ電極ラインの駆動電圧Ve1〜Ve4によって緑
色領域の発光制御がされ、次に後半でアノード電極の帯
1、b2、b3、b4に駆動電圧が印加されて同時にエミ
ッタ電極ラインの駆動電圧Ve1〜Ve4によって赤青領
域の発光制御がされ、この区間内で画素P11(白表示)
及びP31(青表示)の表示が行われる。
【0087】次に、ゲート電極ラインVg2に対して正
電圧が印加されている〔B〕の状態の場合には、その前
半でアノード電極の帯a1、a2、a3、a4に駆動電圧が
印加されて、この区間内で画素P12(赤表示)及び画素
32(黒表示)の表示が行われる。さらに、次のゲート
電極ラインVg3の駆動区間内では、画素P13(緑表
示)及び画素P33(赤表示)の表示が行われ、ゲート電
極ラインVg4の駆動区間内では、画素P14(青表示)
及び画素P34(緑表示)の表示が行われる。
【0088】したがって、8つの画素を一度表示させる
1フレーム内では、アノード電極へ印加する電圧の極性
を切り替える動作を合計4回行わせることになり、各色
の表示切り替え時間が短いために、色の残像が見えにく
いという利点を有する。また、ゲート電極ライン上に並
んだ画素のデータを1度に出力できるので、1ゲート電
極ライン分のデータを記憶するメモリを持つだけでよ
く、フレームメモリのような大容量のメモリを備える必
要はない。
【0089】以上の実施例では、カラー表示の蛍光表示
装置について説明したが、この発明を白黒表示装置にも
適用可能である。図10、図11は、この発明を白黒表
示装置に適用した場合の断面図を示したものである。
【0090】この実施例は、図4及び図6とは異なりゲ
ート電極ラインとアノード電極の帯とが平行になるよう
に構成したものである。すなわち、ゲート電極ラインと
アノード電極の帯は紙面に垂直な方向に延び、エミッタ
電極ラインは紙面に平行な方向に延びている。
【0091】また、アノード電極は、図4及び図6と同
様にA組及びB組の2組の電極より構成され、それぞれ
くし形状になって互いちがいに入り込んでいる。入り込
んだ電極部には、すべて同じ蛍光体が塗布されている。
【0092】アノード電極への電圧印加の方法も図4の
実施例と同様に2組の電極に、同時に逆極性の電圧を印
加し、交互に切り替える。すなわち、図10に示すよう
に、まずA組に正の電位、B組に負の電位を与えた場合
に、ゲート電極ラインに順次エミッタティップから電子
を放出させるための電圧を印加していくと、順次A組の
アノードの電極上に被覆した蛍光体だけが発光する。
【0093】次に、図11に示すように、B組に正の電
位、A組に負の電位を与えた場合に、ゲート電極ライン
に順次エミッタティップから電子を放出するための電圧
を印加していくと、順次B組のアノードの電極に被覆し
た蛍光体だけが発光する。このように構成することによ
り、白黒表示の蛍光表示装置においてもカソード板の構
造を変更することがなく、さらに、白黒表示の解像度を
2倍に拡大することが可能である。
【0094】
【発明の効果】この発明によれば、アノードを奇数の電
極群と偶数の電極群の2組に分けて構成し、組ごとに逆
極性の電圧を印加させるように駆動するため、色のにじ
みを防止することができる。さらに、このような構成及
び駆動方法をとるため、アノードの回路パターンの構成
が容易になり、カソードとアノードの位置合わせを厳密
にする必要はなく製作工程を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の蛍光表示装置のブロック図である。
【図2】この発明の蛍光表示装置の一実施例における斜
視図である。
【図3】この発明の一実施例における駆動回路のブロッ
ク図である。
【図4】この発明の一実施例における2×4画素の蛍光
表示装置の平面図である。
【図5】図4の実施例における駆動信号のタイムチャー
トである。
【図6】この発明の蛍光表示装置の一実施例における断
面図である。
【図7】この発明の蛍光表示装置の一実施例における断
面図である。
【図8】この発明の蛍光表示装置の一実施例における断
面図である。
【図9】図4の実施例において、ゲート電極ラインの走
査ごとにアノードの印加電圧の極性を切り替えた場合の
駆動信号のタイムチャートである。
【図10】この発明の一実施例で白黒表示を行う蛍光表
示装置の断面図である。
【図11】この発明の一実施例で白黒表示を行う蛍光表
示装置の断面図である。
【図12】従来の電界放出陰極の構造の説明図である。
【図13】従来におけるフラットパネルディスプレイの
構成を示した斜視図である。
【図14】従来におけるフラットパネルディスプレイの
断面図である。
【図15】従来におけるフラットパネルディスプレイの
断面図である。
【符号の説明】
1 アノード 2 カソード 3 電圧印加手段 4 表示制御手段 5 エミッタティップ 6 エミッタ電極ライン 7 ゲート電極ライン 21 アノード板 22 カソード板 23 エミッタティップ 24 エミッタ電極ライン 25 ゲート電極ライン 26 アノード 27、27’ 電極部 28、28’ 配線部 31 アノード板 32 カソード板 33 アノードドライバ 33a トランス 33b 電源 33c アノードコントロール部 34 ゲートドライバ 35 エミッタドライバ 36 表示制御部 36a ドライバコントロール 36b 色選択部 36c フレームメモリ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス配列された複数の電子放出部
    からなるカソードと、 前記カソードの電子放出部の上に配置されかつ蛍光体で
    覆われた複数の平行な電極を有し、それら電極のうち1
    つおきの電極を配線によって共通接続してなる2組のア
    ノードとから構成され、 前記カソードが、複数のエミッタティップを備えた複数
    本のエミッタ電極ラインと、該エミッタ電極ラインと絶
    縁膜を介して直交するように配され、エミッタティップ
    から電子を引き出すための複数本のゲート電極ラインと
    からなり、 前記エミッタ電極ラインおよびゲート電極ラインのいず
    れか一方の電極ラインが、前記アノードの電極と平行な
    方向に延び、かつアノードの隣接する2本の電極と対向
    するように配置され、 前記アノードの蛍光体で覆われた電極が三原色のうちの
    第1の色に発光する蛍光体、第2の色に発光する蛍光
    体、第1の色に発光する蛍光体、第3の色に発光する蛍
    光体の順序で繰り返し配置されており、第1の色に発光
    する蛍光体で覆われた電極がすべて同一電位となるよう
    に接続されて第1の組のアノードを形成し、第2の色に
    発光する蛍光体と第3の色に発光する蛍光体で覆われた
    電極がすべて同一電位となるように接続されて第2の組
    のアノードを形成し、前記2組のアノードにそれぞれ逆
    極性の電圧を印加し、その印加される電圧の極性を交互
    に入れ替えるとともに、前記カソードから放出される電
    子の放出位置を制御して、前記三原色の発光色が順次得
    られるようにした ことを特徴とする蛍光表示装置。
  2. 【請求項2】 前記アノードが形成された平面と前記カ
    ソードが形成された平面が平行となるように対向して配
    置され、前記アノードの第2又は第3の色に発光する蛍
    光体で覆われた電極のほぼ真下に前記カソードのエミッ
    タ電極ラインを配置させることを特徴とする請求項1記
    載の蛍光表示装置。
  3. 【請求項3】 トランスをさらに備え、前記2組のアノ
    ードがそれぞれ逆極性の電圧が交互に印加されるように
    トランスの2次側に接続されていることを特徴とする請
    求項1に記載した蛍光表示装置。
  4. 【請求項4】 マトリクス配列された複数の電子放出部
    からなるカ ソードと、 前記カソードの電子放出部の上に配置されかつ蛍光体で
    覆われた複数の平行な電極を有し、それら電極のうち1
    つおきの電極を配線によって共通接続してなる2組のア
    ノードと、トランスを備え、 前記2組のアノードがそれぞれ逆極性の電圧が交互に印
    加されるようにトランスの2次側に接続されていること
    を特徴とする 蛍光表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の色に発光する蛍光体を発色さ
    せる第1発光モードの場合には、前記第1の組のアノー
    ドにカソードから放出された電子を引きつけることので
    きる電位以上になる電圧を印加し、かつ同時に前記第2
    の組のアノードにカソードから放出された電子が到達し
    えない電位以下になる電圧を印加し、前記第2及び第3
    の色に発光する蛍光体を発色させる第2発光モードの場
    合には、前記第2の組のアノードにカソードから放出さ
    れた電子を引きつけることのできる電位以上になる電圧
    を印加し、かつ同時に前記第1の組のアノードにカソー
    ドから放出された電子が到達しえない電位以下になる電
    圧を印加することを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載した蛍光表示装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の色に発光する蛍光体を発色さ
    せる場合には、発色させる蛍光体に対応するすべてのエ
    ミッタ電極ラインを所定の負電位にし、前記第2の色に
    発光する蛍光体を発色させる場合には、第2の色に発光
    する蛍光体のほぼ真下にあるエミッタ電極ラインを所定
    の負電位にし、前記第3の色に発光する蛍光体を発色さ
    せる場合には、第3の色に発光する蛍光体のほぼ真下に
    あるエミッタ電極ラインを所定の負電位にすることを特
    徴とする請求項2に記載した蛍光表示装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】 1画面の表示を行う1フレームが、前記
    第1の色に発光する蛍光体を発色させる第1のフィール
    ドと、前記第2又は第3の色に発光する蛍光体を発色さ
    せる第2のフィールドとからなり、第1のフィールドに
    おいて前記第1発光モードの電圧をアノードに印加し、
    かつゲート電極ラインを一定時間間隔で走査し、その走
    査時間に同期させて表示すべき画素を第1の色に発色さ
    せることのできるエミッタ電極ラインを所定の負電位に
    して第1の色に発光すべき蛍光体で覆われた電極部を駆
    動し、第2のフィールドにおいて前記第2発光 モードの
    電圧をアノードに印加し、かつゲート電極ラインを一定
    時間間隔で走査し、その走査時間に同期させて表示すべ
    き画素を第2又は第3の色に発色させることのできるエ
    ミッタ電極ラインを所定の負電位にして第2又は第3の
    色に発光すべき蛍光体で覆われた電極を駆動することを
    特徴とする請求項5に記載した蛍光表示装置の駆動方
    法。
  8. 【請求項8】 1画面の表示を行う1フレームにおい
    て、N本のゲート電極ラインを順に一定時間間隔で走査
    し、i番目(i=1,2……N)のゲート電極ラインを
    走査する期間Iの前半又は後半で、前記第1発光モード
    の電圧をアノードに印加すると共に、表示すべき画素を
    第1の色に発色させることのできるエミッタ電極ライン
    を所定の負電位にして第1の色に発光すべき蛍光体で覆
    われた電極を駆動し、 前記i番目のゲート電極ラインを走査する期間Iの後半
    又は前半で、前記第2発光モードの電圧をアノードに印
    加すると共に、表示すべき画素を第2又は第3の色に発
    色させることのできるエミッタ電極ラインを所定の負電
    位にして第2又は第3の色に発光すべき蛍光体で覆われ
    た電極を駆動することを特徴とする請求項5に記載の
    光表示装置の駆動方法。
JP6138912A 1994-06-21 1994-06-21 蛍光表示装置及びその駆動方法 Expired - Fee Related JP2800879B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6138912A JP2800879B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 蛍光表示装置及びその駆動方法
US08/414,627 US5844531A (en) 1994-06-21 1995-03-31 Fluorescent display device and driving method thereof
FR9507281A FR2721436B1 (fr) 1994-06-21 1995-06-19 Dispositif à affichage fluorescent et son procédé de commande.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6138912A JP2800879B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 蛍光表示装置及びその駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH086521A JPH086521A (ja) 1996-01-12
JP2800879B2 true JP2800879B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=15233054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6138912A Expired - Fee Related JP2800879B2 (ja) 1994-06-21 1994-06-21 蛍光表示装置及びその駆動方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5844531A (ja)
JP (1) JP2800879B2 (ja)
FR (1) FR2721436B1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5952985A (en) * 1995-09-08 1999-09-14 Core Engineering, Inc. Update method for displaying highly dynamic events in multiplexed character displays
JP3618948B2 (ja) 1996-03-11 2005-02-09 キヤノン株式会社 画像表示装置とその駆動方法
TW350059B (en) * 1996-07-23 1999-01-11 Futaba Denshi Kogyo Kk Field emission type image display panel and method of driving the same
JPH1173898A (ja) * 1997-08-28 1999-03-16 Futaba Corp 電界放出型画像表示装置およびその駆動方法
KR100459908B1 (ko) * 1998-01-23 2005-06-02 삼성에스디아이 주식회사 전계방출표시소자
US6025821A (en) * 1998-02-10 2000-02-15 Prince Corporation Drive system for vacuum fluorescent display and method therefor
US6031336A (en) * 1998-06-17 2000-02-29 Motorola, Inc. Field emission display and method for the operation thereof
US6348908B1 (en) * 1998-09-15 2002-02-19 Xerox Corporation Ambient energy powered display
JP2000242214A (ja) * 1999-02-17 2000-09-08 Futaba Corp 電界放出型画像表示装置
US6771236B1 (en) * 1999-03-05 2004-08-03 Sony Corporation Display panel and display device to which the display panel is applied
JP2000306532A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Futaba Corp 多重アノードマトリックス方式蛍光表示管、およびその駆動装置
JP4780815B2 (ja) * 1999-08-26 2011-09-28 三洋電機株式会社 エレクトロルミネッセンス表示装置の駆動方法
JP2001188513A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示装置
JP3368890B2 (ja) * 2000-02-03 2003-01-20 日亜化学工業株式会社 画像表示装置およびその制御方法
JP2003022057A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Alps Electric Co Ltd 画像信号駆動回路および画像信号駆動回路を備えた表示装置
KR100459904B1 (ko) 2002-08-05 2004-12-03 삼성에스디아이 주식회사 분리된 상부 전극 구조를 가지는 전계방출소자
FR2845820B1 (fr) * 2002-10-10 2004-12-24 Inanov Elements d'affichage a transformateur integre
JP3962728B2 (ja) * 2003-06-20 2007-08-22 キヤノン株式会社 画像表示装置
KR100772398B1 (ko) * 2006-02-25 2007-11-01 삼성전자주식회사 2스캔의 광원 및 이를 이용한 영상장치 및 그 구동방법
KR101217553B1 (ko) * 2006-05-03 2013-01-02 삼성전자주식회사 전계방출소자의 구동 방법 및 이를 이용한 에이징 방법
KR20090013913A (ko) * 2007-08-03 2009-02-06 삼성에스디아이 주식회사 발광 장치 및 이를 이용한 표시 장치, 발광 장치의 구동방법 및 표시 장치의 구동 방법
JP4775408B2 (ja) * 2008-06-03 2011-09-21 ソニー株式会社 表示装置、表示装置における配線のレイアウト方法および電子機器
CN102074183B (zh) * 2010-12-30 2013-04-24 清华大学 场发射显示器的驱动方法

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344309B2 (ja) * 1973-07-28 1978-11-28
US4322659A (en) * 1979-10-10 1982-03-30 Lucitron, Inc. Gas-discharge devices and display panels
JPS57162692U (ja) * 1981-04-03 1982-10-13
JPS57202050A (en) * 1981-06-08 1982-12-10 Futaba Corp Fluorescent display unit
DE3235724C2 (de) * 1981-10-02 1987-04-23 Futaba Denshi Kogyo K.K., Mobara, Chiba Leuchtstoff-Anzeigevorrichtung
JPH0693162B2 (ja) * 1987-03-11 1994-11-16 双葉電子工業株式会社 画像表示装置
US4801850A (en) * 1987-07-28 1989-01-31 Xerox Corporation High brightness vacuum fluorescent display (VFD) devices
FR2633763B1 (fr) * 1988-06-29 1991-02-15 Commissariat Energie Atomique Ecran fluorescent trichrome a micropointes
FR2633765B1 (fr) * 1988-06-29 1991-09-06 Commissariat Energie Atomique Ecran fluorescent a micropointes ayant un nombre reduit de circuits d'adressage et procede d'adressage de cet ecran
JP2900432B2 (ja) * 1989-10-04 1999-06-02 日本電気株式会社 蛍光表示装置およびその駆動方法
US5214346A (en) * 1990-02-22 1993-05-25 Seiko Epson Corporation Microelectronic vacuum field emission device
JP2616617B2 (ja) * 1991-10-03 1997-06-04 双葉電子工業株式会社 平形蛍光表示装置
DE69217829T2 (de) * 1991-11-08 1997-06-12 Fujitsu Ltd Feldemissionsanordnung und Reinigungsverfahren dafür
US5424605A (en) * 1992-04-10 1995-06-13 Silicon Video Corporation Self supporting flat video display
JP3284517B2 (ja) * 1992-05-14 2002-05-20 ソニー株式会社 フラットディスプレイの駆動方法
JP3142388B2 (ja) * 1992-09-16 2001-03-07 富士通株式会社 陰極装置
US5347292A (en) * 1992-10-28 1994-09-13 Panocorp Display Systems Super high resolution cold cathode fluorescent display
FR2704967B1 (fr) * 1993-05-03 1995-07-21 Pixel Int Sa Ecran plat a micropointes a anode doublement commutee.
JP2865269B2 (ja) * 1993-05-31 1999-03-08 双葉電子工業株式会社 画像表示装置及び画像表示装置の駆動装置
KR0156032B1 (ko) * 1993-05-28 1998-10-15 호소야 레이지 전자방출소자 및 그 전자방출소자를 이용한 화상표시장치, 화상표시 장치의 구동장치, 화상표시장치의 화상표시 구동회로
US5541478A (en) * 1994-03-04 1996-07-30 General Motors Corporation Active matrix vacuum fluorescent display using pixel isolation

Also Published As

Publication number Publication date
FR2721436B1 (fr) 1998-08-28
FR2721436A1 (fr) 1995-12-22
US5844531A (en) 1998-12-01
JPH086521A (ja) 1996-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2800879B2 (ja) 蛍光表示装置及びその駆動方法
JP2728739B2 (ja) マイクロドット三原色蛍光スクリーンとその製造方法及びそのアドレス方法
US4540983A (en) Fluorescent display device
US4459514A (en) Fluorescent display device
KR100194368B1 (ko) 전계방출형 형광표시장치, 및 전계방출형 형광표시장치의 구동방법
JPH0728414A (ja) 電子ルミネッセンス表示システム
JP2728740B2 (ja) 蛍光性マイクロドットスクリーンとそのアドレッシング方法
JP2926612B2 (ja) 電界放出型素子、電界放出型画像表示装置、およびその駆動方法
US5986626A (en) Field emission type image display panel and method of driving the same
KR100201361B1 (ko) 디스플레이 장치
KR20020032531A (ko) 화상 표시 장치 및 화상 표시 장치의 구동 방법
KR100210001B1 (ko) 화상표시장치의 구동회로
JPH0727337B2 (ja) 蛍光表示装置
KR100290704B1 (ko) 전계방출형 화상표시장치 및 그 구동방법
JP3149743B2 (ja) 電界放出型表示素子
JP2836445B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示駆動回路
KR100351027B1 (ko) 전계방출형 발광소자의 구동장치
JPH1092348A (ja) 電界放出型画像表示装置およびその駆動方法
JPH0136228B2 (ja)
JP2757453B2 (ja) 蛍光表示管装置
TW382732B (en) Field emission type device, field emission type image displaying apparatus, and driving method thereof
JPH03122952A (ja) 蛍光表示装置およびその駆動方法
JPH10334836A (ja) 電界放出型ディスプレイ装置
KR100353951B1 (ko) 전계 방출 표시소자 및 그 구동방법
JPH02158040A (ja) 平板形表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980616

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100710

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100710

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110710

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees