JP2728740B2 - 蛍光性マイクロドットスクリーンとそのアドレッシング方法 - Google Patents

蛍光性マイクロドットスクリーンとそのアドレッシング方法

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、アドレッシング回路の減少を図った蛍光
性マイクロスクリーンとそのアドレッシング方法とに係
り、特に、静止画像や動画を表示する表示装置に関す
る。
「従来の技術」 公知の蛍光性マイクロドットスクリーンは、単色(モ
ノクロ)である。そのことは、“Japan Display 86 Con
gress"のレポートの152頁、あるいは、1984年7月27日
に出願されたフランス特許出願84 11 986に記載され
ている。単色スクリーンに使用される方法は、三原色を
使用したスクリーンに拡張できるであろう。
第1図は、単色スクリーンから論理的に拡張・実現で
きると思われるマトリックス型の三原色使用のスクリー
ンである。
たとえばガラス製の第1基板10の上には、導電性の列
12(たとえばI.T.O(Indium Tin Oxide)のカソード導
体)が設けられ、たとえばモリブデンのマイクロドット
14を支持している。列12は、たとえばニオブ製の有孔導
体でできた行16(グリッド)と交差している。
行16と導電性の列12との交点に位置するマイクロドッ
ト14は、すべて、行16の孔の方を向いた先端を有してい
る。カソード導体12とグリッド16とは、絶縁層18で分離
されている。この絶縁層18は、たとえば、シリカででき
ており、マイクロドット14を通すための開口つまり孔を
もっている。
導電性物質層20(アノード)は、たとえばガラスから
なる第2の透明基板22の上に配されている。赤24R,緑24
V,青24Bで発光する蛍燐光体を交互にかつ平行に配置し
てなる発光帯がアノード20の上に、カソード導体12に対
向する形で配置されている。この発光帯は、モザイク状
のパターンでもよい。
このような構成において、カゾード導体12は3つ1組
でなければならない。すなわち第1のものは赤帯24Rに
対向し、第2のものは緑帯24Vに対向し、第3のものは
青帯24Bに対向するように配置され、スクリーンの列に
沿ってカラー表示を実現させる。
この構成例では、グリッド16とカソード導体12との各
交点が単色の画素に対応し、「カラー」は、3つの単色
画素、つまり赤、緑、青の各画素の混合によってつくら
れる。これら三原色の組合せによって、見る者の目に広
範な色を実現させることができる。
この種のスクリーンでN行、M列のカラー画面をつく
ろうとすると、グリッド16用の制御回路がN個と、3M個
のカソード導体用の制御回路が3M個とアノード20用の回
路が1つ要る。たとえば、575行、720列のカラー表示ス
クリーン(フランスのカラーテレビ標準)では、グリッ
ド16用の制御回路が575個と、カソード導体12用の制御
回路が2160個必要である。
なお、蛍光性単色マイクロドット表示スクリーン14で
は、グリッド16用の制御回路が575と、カソード導体12
用の制御回路が720個必要であった。
「発明が解決しようとする課題」 第2図は、第1図に示した(当業者なら拡張実現でき
ると思われる)三原色発光性マイクロドットスクリーン
の断面図である。アノード20は、ひとつしかないから、
画素のマイクロドット14から放出された電子は、赤24
R、緑24V、青24Bのいずれかの発光帯に向かう。特に注
目しなければないけないのは、マイクロドット14からの
横方向の放出によって、赤の発光帯24Rに向かった電子
の一部が、たとえば、緑の発光帯24Vの方に行ってしま
うということである。
この横方向の放出は、単色スクリーンでも存在し、分
解能の低下の原因となる。三原色スクリーンの場合、こ
の分解能の低下によって色があせてしまい、画像品質を
損なってしまう。
この発明の目的は、三原色タイプにせよ、単色タイプ
にせよ、蛍光性マイクロドットスクリーンの制御回路の
数を減らすことにある。
この発明は、また、所望の色で発光する蛍燐光物質に
向けて放出される電子の自動焦点合わせを可能にし、良
好な色の画像を実現することにある。
「課題を解決するための手段」 さらに詳述すると、この発明は、上述した課題を解決
するために、 2次元マトリックスが上面に配列された第1の絶縁基
板と、 金属性マイクロドットを支持する導電性の列(カソー
ド導体)と、 この列上に設けられたN行の有孔導電性の行(グリッ
ド)と、 前記マイクロドットを通すための孔をもち、前記行と
列とを離間するためにそれらの間に配置された絶縁層
と、 前記行と列との交点に対応する画素とを有し、 前記スクリーンは、k個のゾーンZi(iは1ないし
k)に分割され、各ゾーンZiは、それぞれN/k本の連続
する行をもち、スクリーン上のN本の行は、N/k個の行
ファミリにグループ分けされ、各ゾーンには、各ファミ
リの1本の行のみが属し、ファミリを異とする行がゾー
ンZiの中で順次配列され、同一のファミリに属しゾーン
を異とする行は電気的に相互接続されてなり、 前記第1の絶縁基板と対向する第2の透明基板におい
ては、各ゾーンZiは、少なくとも一種類の発光物質によ
って覆われたアノードファミリを有し、個々のゾーンの
各アノードファミリは、電気的に独立かつ同一で、1つ
のゾーンZiの各アノードファミリは、そのゾーンN/k本
の行に対向していることを特徴とする。
三原色を使用したスクリーンをもつ、この発明の第1
実施例は、 ゾーンZiの各アノードファミリは、それぞれがN/k本
の導電帯からなる3組を有し、組の違う導電帯が交互に
連続し、1組に属する導電帯は、赤に発光する物質で覆
われ、2組に属する導電帯は、緑に発光する物質で覆わ
れ、3組に属する導電帯は、青に発光する物質に覆わ
れ、これら赤、緑、青で発光する各物質でそれぞれ覆わ
れた3本1揃いは、ほぼ行に面するように整えられ、ゾ
ーンZiに属する3つの組の導電帯は、3つのアノードA1
i,A2i,A3iを形成するために、それぞれ電気的に相互接
続されていることを特徴とする。
電極とグリッドは、スクリーンの行方向にk本の歯を
有するN/k個の櫛を形成している。各櫛は、N/k本の行フ
ァミリのひとつに対応している。
アノードもまた、櫛の形をしている。三原色スクリー
ンでは、各ゾーンZiは、3組の櫛状のアノードをもって
おり、それらは、それぞれ、赤、緑、青の三原色に対応
する。これらの櫛の歯は、スクリーンのグリッドに揃え
られており、その幅は、グリッドの幅の1/3によりかな
り狭くなっている。こうして、各櫛の各歯は、ひとつの
グリッドに面するようになっている。
この発明は、また、単色スクリーンにも適用すること
ができる。この場合、第2の透明基板の上において、ゾ
ーンZiの各アノードファミリは、発光する物質で覆われ
た1組の導電帯をもち、各導電帯は、ほぼ行(グリッ
ド)に面するように整えられ、ゾーンZiに属する導電帯
は、アノードAiを形成するために、電気的に相互接続さ
れていることを特徴とする。
この発明は、スクリーンのアドレッシング方法にも関
係している。この発明による第1のスクリーンのアドレ
シング方法によれば、画像の三原色フレーム表示はフレ
ーム時間Tの間に行われ、下記の動作をアノードA1i
(iは1ないしk)に対して順次行うとともに、これら
の動作をアノードA2iおよびA3i対して繰り返し、1フレ
ーム時間Tの間に三原色、赤、緑、青の各単色画像を表
示することを特徴とする。これらの動作は、次の過程か
らなる。
フレーム時間T内のアドレッシング時間t1(t2,t3)
の間に、ゾーンZiの各アノードA1i(A2i,A3i)に、電圧
VA1max(VA2max,VA3max)を周期的に印加し(ただしT
=k(t1+t2+t3))、マイクロドットから放出された
電子を発光物質の陰極発光しきい値よりも高いエネルギ
で引き寄せる一方、アノードA1i(A2i,A3i)に、電圧VA
1max(VA2max,VA3max)が印加されないときには、アノ
ードA1i(A2i,A3i)に電圧VA1min(VA2min,VA3min)を
印加し、マイクロドットから放出された電子をはねかえ
すか、あるいは、発光物質の陰極しきい値よりも低いエ
ネルギにさせ、 各アノードA1i(A2i,A3i)のアドレッシング時間t1
(t2,t3)の間の行選択時間θ1(θ2、θ3)(ただ
しT=N(θ1+θ2+θ3))に、各行ファミリに電
圧VGmaxを順次印加する一方、この電圧VGmaxが印加され
ないときには、各行ファミリに電圧VGminを印加してマ
イクロドットからの電子放出を止め、 各ゾーンZiの各行の行選択時間θ1(θ2、θ3)の
間、カソード導体をアドレッシングして、発光させるべ
き画素を発光させる。
この発明による第2のスクリーンアドレッシング方法
によれば、画像の三原色フレーム表示はフレーム時間T
の間に行われ、下記の動作を各ゾーンZi(iは1ないし
k)に対して順次行うことを特徴とする。
行選択時間t(t=T/N)の間、行ファミリに電圧VGm
axを順次印加する一方、行ファミリに電圧VGmaxが印加
されないときには、行ファミリに電圧VGminを印加し、
マイクロドットから電子が出ないようにし、 ゾーンZiの各行の行選択時間tの間に、アノードA1
i、A2i,A3iに電圧VA1max,VA2max,VA3maxをそれぞれ順次
印加し、マイクロドットから放出された電子を発光物質
の陰極発光しきい値よりも高いエネルギで引き寄せる一
方、各アドレッシング時間t1,t2,t3(t1+t2+t3=t)
の間に、アノードA1i、A2i,A3iに、電圧VA1max、VA2ma
x,VA3maxが印加されないときには、各アノードA1i、A2
i,A3iに電圧VA1min、VA2min,VA3minを印加し、マイクロ
ドットから放出された電子をはねかえすか、あるいは、
発光物質の陰極発光しきい値よりも低いエネルギにさ
せ、 各アノードA1i、A2i,A3iのアドレッシング時間t1、t
2,t3の間、カソード導体をアドレッシングして、発光さ
せるべき画素を発光させる。
各方法の任意の瞬間においては、一つの行ファミリ
と、一つのゾーンの一つのアノードだけが選択される。
電子の放出は、グリッドと選択されたアノードとの重な
った面に局限される。この放出は、カソード導体に印加
される電圧によって変調され、従来と同様に動作する。
放出された電子は、非選択アノードによって反発されて
グリッドに落ち消去される。あるいは、発光物質に対応
する陰極発光エネルギのしきい値より小さなエネルギに
されて、やはり消去される。
本発明のスクリーンは、少ない制御回路で順次アドレ
ッシングすることができる。アノード(ゾーンあたり3
つで、k個のゾーンがある)の数に行ファミリの数を加
えても、スクリーンの行の数よりもずっと少ない。
マイクロドット14から放出された電子は、各瞬間にお
いて、選択された色のアノードに集中する。この結果、
マイクロドットからの横方向の放出現象によって、色の
純度が低下するようなことはなくなる。
上述したアドレッシング方法の実施例においては、ス
クリーンの三原色は、同時に表示されることはない。ス
リーンを見る者が色を知覚できるのは、見る者の目が色
を再構成するためである。目は表示時間(フレーム時間
T等)の短いスクリーンと特性が異なり、時間のかかる
検出器であり、色を十分に知覚するのは、いくつかのフ
レームについての平均的効果による。
最後に、単色スクリーンのアドレッシング方法におい
て、画像のフレーム表示はフレーム時間Tの間に行わ
れ、スクリーンのフレーム表示の間、下記の動作を行う
ことを特徴とする。
アドレッシング時間tz(T=k・tz)の間、それぞれ
のアノードAi(iは1ないしk)に電圧VAmaxを順次印
加する一方、マイクロドットからの電子を引き寄せるた
めの電圧VAmaxがアノードAiに印加されないときには、
アノードAiに電圧VAminを印加し、マイクロドットから
の電子をはねかえすか、あるいは、発光物質の陰極発光
しきい値よりも低いエネルギにさせ、 各アノードAiのアドレッシング時間tzの間に、各行フ
ァミリに行選択時間t(t=T/N)の間、電圧VGmaxを順
次印加する一方、アノードAiに電圧VGmaxが印加されな
いときには、行ファミリに電圧VGminを印加してマイク
ロドットから電子が出ないようにし、 各行ファミリの行選択時間tの間、カソード導体をア
ドレッシングして、発光させるべき画素を発光させる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
第3A図は、この拝命による三原色使用のカラースクリ
ーンの一部を示すものである。この図は、第2の透明基
板22を通して見たものである。このスクリーンは、k個
のゾーンZi(i=1ないしk)に分割されており、第3
図には、そのうちの3つのゾーンZi−1,Zi,Zi+1の全
部、または一部が示されている。基板22上には3N本の平
行導電帯26が設けられている。ここで、Nは、スクリー
ン上の行、すなわち、ライン数である。これらの導電帯
26は、例えば、I.T.O(indium tin oxide)でできてい
る。これらの導電帯26は、グループに分割されて電気的
に接続され、3つのアノードA1i,A2i,A3iに対応する3
つの群をなし、各群は、それぞれのゾーンZiあたり、N/
k個の導電帯から形成されている。各導電帯26は、発光
材料で覆われている。
第3B図は、この発明によるカラースクリーンの断面を
示すものである。この断面は、第3A図のaa′線に沿って
とられたものである。第1の、たとえばガラスからなる
基板10の上には、従来技術と同様の要素が同様の構成で
配置されている。すなわち、カソード導体12は、スリー
ンの列に沿って配置され、マイクロドット14を支持して
いる。一方、グリッド16は、スクリーンの行に沿って配
置され、カソード導体12と交差している。これらのグリ
ッド16(行)とカソード導体12(列)との間には、絶縁
層18が介在し、絶縁層18にはマイクロドットを通す孔が
形成されている。
第2の透明の、絶縁された、たとえばガラスの基板22
上には、導電帯26が、グリド16の上方で、これと平行に
なるように配列されている。これらの導電帯26は、発光
物質によって覆われている。第3B図の導電帯26は、第3A
図のaa′線に沿うものであるが、これはたとえば、赤に
発光する物質28によって覆われている。
第4図に示すように、導電帯26の第1組は、赤に発光
する物質28(たとえば,EuドープされたY2O2S)で覆わ
れ、たとえば、ゾーンZiのアノードA1iを形成する。導
電帯26の第2組は、緑に発光する物質29(たとえばCuAl
ドープされたZnS)で覆われ、たとえばゾーンZiのアノ
ードA2iを形成する。導電帯26の第3組は、青に発光す
る物質30(たとえば,AgドープされたZnS)で覆われ、た
とえば、ゾーンZiのアノードA3iを形成する。これらの
各組は、交互に間隔下で形成されている。
各組の導電帯3本1組からなるアノードは、それぞ
れ、グリッド16(行)に対向している。グリッド16は第
2の基板10の上に配置され、グリッド16とカソード導体
12との間は、絶縁層18によって分離されている(第3A図
と第4図には示されていない)。グリッド16とカソード
導体12との各交点は、三原色使用の画素を形成してい
る。
スクリーン行方向のグリッド16は、N/k個のファミリ
にグループ分けされ、スクリーンの各ゾーンZiに各ファ
ミリのグリッド16が1本ずつ配置されている。このよう
に、それぞれ異なったファミリのグリッド16が、ゾーン
Ziの中で交互に配列され、同一のファミリに属する(異
なったゾーンの)グリッド16が、電気的に接続されてい
る。
この発明による三原色使用の蛍光性マイクロドットスク
リーンのアドレッシング方法の第1実施例 この方法は、フレーム表示時間Tを3分割してなる。
すなわち、 スクリーンの第1フレーム表示(たとえば赤)に対応す
るサブフレーム時間T1、 スクリーンの第2フレーム表示(たとえば緑)に対応す
るサブフレーム時間T2、 スクリーンの第3フレーム表示(たとえば青)に対応す
るサブフレーム時間T3、に分割する。ここでT1,T2,T3は
T1+T2+T3=Tの関係を満足するものである。
これら赤、緑、青の各フレーム画が順次表示される。
第5図、第6図から分かるように、サブフレーム時間
T1(あるいはT2,T3)の間に、k個のゾーンZ1,Z2,...,Z
kの各アノードA1i(あるいはA2i,A3i)が順次アドレッ
シングされ、赤(あるいは緑、青)に対応する赤(ある
いは緑、青)フレームがスクリーンに表示される。この
アドレッシングは、時間t1(あるいはt2,t3)の間にア
ノードA1i(A2i,A3i)の電圧をVA1max(VA2max,VA3ma
x)に順次上げることによってなされる。電圧VA1max
(あるいはVA2max,VA3max)は、マイクロドット14から
選択的に発せられた電子を引き寄せて、物質28(あるい
は、29、30)の陰極発光しきい値よりも高いエネルギと
し、赤(あるいは緑、青)で発光させる。一方、アドレ
ッシング時間t1以外では、アノードA1i(あるいはA2i,A
3i)に、電圧をVA1min(あるいはVA2min,VA3min)が印
加され、マイクロドット14から発せられた電子は、グリ
ッド16によってはねかえされて消える。あるいは、発光
物質の陰極発光しきい値よりも弱いエネルギとされて消
える。
サブフレーム時間T1(あるいはT2,T3)は、アノードA
1i(あるいはA2i,A3i)のアドレッシング時間t1(t2,t
3)と、次の関係式で結び付けられている。T1=k・t1
(あるいはT2=k・t2,T3=k・t3)。
フレーム時間T1,T2,T3と、アノードのアドレッシング
電圧VA1max〜VA3maxとは、発光物質28、29、30の関数と
して実験的に調節され、スクリーン全体がアドレッシン
グされた場合に純白となるようにされる。
第6図は、この発によるカラースクリーンの画素をア
ドレッシングする第1方法のタイミング図である。
スクリーンの三原色のフレーム表示は、フレーム時間
Tの間に起こる。この時間Tは、赤、緑、青のそれぞれ
の表示に対応する、3つのサブフレーム時間T1,T2,T3に
分割されている。
第6図は、ゾーンZiのアノードA1i,A2i,A3iのアドレ
ッシングのみを示している。これらのアドレッシング
は、各アドレッシング時間t1,t2,t3の間に行われ、t1に
は赤、t2には緑、t3には青の各フレームがアドレッシン
グされる。
グリッド16は、ファミリ単位でアドレッシングされ
る。行の各ファミリのアドレッシングによって指示され
る画素は、アドレッシングされたファミリのうちのどれ
か1行と選択された1アノードとの重なった位置にある
画素である。
グリッド16の行ファミリGj(jは1ないしN/k)に
は、電圧VGjが印加される。この電圧VGjは、まず、サブ
フレーム時間T1内に位置する時間t1内の行選択時間θ1
の間、周期的に電圧VGmaxとなる。続いて、サブフレー
ム時間T2内に位置する時間t2内の行選択時間θ2の間、
周期的に電圧VGmaxとなり、さらに、サブフレーム時間T
3内に位置する時間t3内の行選択時間θ3の間、周期的
に電圧VGmaxとなる。行選択時間以外では、上記電圧VGj
は電圧VGminをとり、マイクロドット14からの電子の放
射を禁止する。
アドレッシング時間t1,t2,t3は、行選択時間θ1、θ
2、θ3と次の関係にある。すなわち、 t1/θ1=t2/θ2=t3/θ3=N/k。
ゾーンZiのアノードに面するグリッド16の行ファミリ
Gjの上の画素の発光は、カソード導体12に印加される電
圧によって制御される。
第6図の3つのタイミング図C1,C2,C3は、マトリック
ス中の第l番のカソード導体12の制御信号VClを示すも
のである。この制御信号によって、ゾーンZiの行ファミ
リGjと、第l番のカソード導体12との交点の画素ijlを
発光させることができる。
タイミング図C1: 画素ijlが赤に発光する。
画素ijlを赤に発光させるには、ゾーンZiのファミリG
jの行の選択時間θ1の間、第l番目のカソード導体12
の制御電圧をVCminとする。この電圧差VGmax−VCminに
よって、マイクロドット14から電子が放出される。画素
ijlは、他の2つの色では発光しない。これは、ファミ
リGjの行選択時間θ2、θ3の間、制御電圧VClは電圧V
Cmaxをとり、マイクロドット14からの電子の放出を禁止
するからである。
タイミング図C2: 画素ijlは、白に発光する。すなわ
ち、画素ijlは、三原色赤、緑、青で発光する。
画素ijlの行選択の度に、制御電圧VClは電圧VCminを
とる。したがって、画素ijlは、赤、緑、青の各色を次
々にとり、見るものの目の残像現象によって白が得られ
る。
タイミング図C3: 画素ijlは消えて黒となる。
画素ijlの行選択の度に、制御電圧VClは電圧VCmaxを
維持し、どの色も発光しない。
三原色を使用したスクリーンをアドレッシングするこ
の発明の第1方法における数値データ例は、次のような
ものである。
N: 行数 500 k: ゾーン数 20 T: フレーム時間 20ms T1: 赤フレーム時間 5ms T2: 緑フレーム時間 5ms T3: 青フレーム時間 10ms t1: 各ゾーンにおける赤アノードのアドレッシング
時間 5ms/20=0.25ms t2: 各ゾーンにおける緑アノードのアドレッシング
時間 5ms/20=0.25ms t3: 各ゾーンにおける青アノードのアドレッシング
時間 10ms/20=0.5ms θ1: 赤アノード、アドレッシング中における行ファ
ミリの選択時間 0.25ms/25=10μs θ2: 緑アノード、アドレッシング中における行ファ
ミリの選択時間 10μs θ3: 青アノード、アドレッシング中における行ファ
ミリの選択時間 20μs VA1: アノードAliのアドレッシング電圧 VA1min=40V, VA1max=100V VA2: アノードA2iのアドレッシング電圧 VA2min=40V, VA2max=100V VA3: アノードA3iのアドレッシング電圧 VA3min=40V, VA3max=150V VGj: 行ファミリのアドレッシング電圧 VGmin=−40V, VGmax=40V VCl: 列lの制御電圧 VCmin=−40V, VCmax=0V この発明による三原色使用の蛍光性マイクロドットスク
リーンのアドレッシング方法の第2実施例(第7図、第
8図) この方法は、各画素に対して三原色を行毎にアドレッ
シングする方法である。
第7図は、ゾーンZ1からZkまでの各ゾーンのアノード
A11,...A1kのアドレッシングシーケンスを示すものであ
る。アノードA1i,A2i,A3i(iは1からk)が順次アド
レッシングされる。表示フレーム時間Tは、ゾーン時間
tzに分割され、この時間tzの間にひとつのゾーンの全て
の行がアドレッシングされる。フレーム時間とゾーン時
間とは、次の関係にある。
T=k・tz。
各アノードA1i(A2i,A3i)は、フレーム時間T内に位
置するゾーン時間tzの間のアドレッシング時間t1(t2,t
3)に、アドレスされる。
このアドレッシングは、ゾーン時間tzの間の、アドレ
ッシング時間t1(またはt2,t3)の間に、アノードA1i
(またはA2ii,A3i)の電圧をVA1max(あるいはVA2max,V
A3max)に順次上げることによってなされる。この電圧V
A1max(あるいはVA2max,VA3max)は、マイクロドット14
から発せられた電子を引き寄せて、物質28(または29、
30)の陰極発光しきい値よりも高いエネルギとするのに
十分なものである。このときの周期tは、ゾーンにおけ
る行選択時間である。こうして、ゾーン時間tzと行選択
時間tとは、次の関係にある。すなわち、tz=N/k・
t。
また、アノードA1i,A2i,A3iの各アドレッシング時間t
1,t2,t3は、行選択時間tと次の関係をもっている。す
なわち、t1+t2+t3=t。
アドレッシング時間t1以外では、アノードA1i(A2i,A
3i)に、電圧VA1min(VA2in,VA3min)が印加され、マイ
クロドット14から発せられた電子はグリッド16によって
はねかえされて消える。あるいは、発光物質の陰極発光
しきい値よりも弱いエネルギとされて消える。
第8図は、この発明によるカラースクリーンの画素を
アドレッシングする第2方法のタイミング図である。
スクリーンの三原色のフレーム表示は、フレーム時間
Tの間に起こる。この時間Tは、ゾーン時間tzに分割さ
れている。ゾーン時間tzの間にはひとつのゾーンの全て
の行が次々にアドレッシングされる。
第8図は、画素ijlのアドレッシングを示している。
行ファミリGj(jは1ないしN/k)には、電圧VGmaxが順
次印加される。すなわち、電圧VGjは、ゾーン時間tz内
の行選択時間tの間、電圧VGmaxとなる。この行選択時
間tの中の各アドレッシング時間t1,t2,t3の間に、ゾー
ンZiの3つのアノードA1i,A2i.A3iが順次アドレッシン
グされる。
ゾーンZiのアノードに面する行ファミリGj上の画素の
発光は、カソード導体12の印加される電圧によって制御
される。
第8図の3つのタイミング図C4,C5,C6は、第l番目の
カソード導体12に制御信号VClを示すものである。この
制御信号によって画素ijlを発光させることができる。
タイミンング図C4: 画素ijlが赤に発光する。
選択された画素ijlを赤に発光させるには、アノードA
1iのアドレッシング時間t1の間、第l番目のカソード導
体12の制御電圧VClをVCminとする。電圧VClは、緑と青
に対応するアノードA2iおよびA3iのアドレッシング時間
t2,t3の間は、電圧VCmaxに維持される。
タイミング図C5: 画素ijlは、白に発光する。すなわ
ち、画素ijlは、三原色赤、緑、青で発光する。
行選択時間の間ずっと、制御電圧VClは電圧VCminをと
る。したがって、マイクロドット14は、アノードA1i,A2
i,A3iのアドレッシング時間の間、電子を放出し続け
る。
タイミング図C6: 画素ijlは消えて黒となる。
この場合、行選択時間の間、制御電圧VClは電圧VCmax
を維持し、電子の放出を禁止する。したがって、画素ij
lは黒である。
三原色を使用したスクリーンをアドレッシングするこ
の発明の第2方法における数値データ例は、次のような
ものである。
N: 行数 500 k: ゾーン数 20 T: フレーム時間 20ms tz: ゾーン時間 1ms t: 行選択時間 1/25ms=40μs t1: アノードA1iのアドレッシング時間 10μs t2: アノードA2iのアドレッシング時間 10μs t3: アノードA3iのアドレッシング時間 20μs VA1: アノードAliのアドレッシング電圧 VA1min=40V, VA1max=100V VA2: アノードA2iのアドレッシング電圧 VA2min=40V, VA2max=100V VA3: アノードA3iのアドレッシング電圧 VA3min=40V, VA3max=150V VGj: 行ファミリのアドレッシング電圧 VGmin=−40V, VGmax=40V VCl: 列lの制御電圧 VCmin=−40V, VCmax=0V この発明による三原色蛍光性マイクロドットスクリー
ンでは、575行、720列(フランステレビ標準)の場合、
行ファミリが23、赤アノードが25、緑アノードが25、青
アノードが25、カソード導体が720となり、計818の出力
をそれぞれ異なった電気回路で制御すれば良い。これを
第1図と第2図に示した、当業者によって発展しうるで
あろうスクリーンと比較するならば、このスクリーンで
は、575のグリッドと、3×720のカソード導体が必要で
あり、したがって、2735の出力を、それぞれ異なった電
気回路によって制御しなければならない。
任意の瞬間において、放出された全ての電子は、次の
いずれかの状態にある。すなわち、グリッドに向かって
反発されるか、発光物質の陰極発光エネルギのしきい値
以下のエネルギをもつか、あるいは、与えられた原色の
発光物質によって引き寄せられるかのいずれである。
この発明は、単色の蛍光性マイクロドットスクリーン
にも適用可能である。スクリーンは、k個のゾーンZi
(i=1ないしk)に分割されており、N本の行は、N/
k個のファミリにグループ分けされている。同一ファミ
リの各行(グリッド16)は電気的に相互接続されてい
る。各ゾーンZiには、各ファミリの1本の行が含まれて
おり、各ファミリの行16がゾーンZiの中で順に並べられ
ている。
第9図は、この発明による単色スクリーンの一部を示
すものである。このスクリーンは、第2の透明基板を通
してみたものである。この基板の上には、N個の導電帯
26が形成されている。各導電帯26は、N/k個毎にグルー
プ分けされて電気的に接続され、k個のアノードAiを形
成している。つまり、各ゾーンZiにひとつのアノードが
形成される。アノードAiは、発光物質31で覆われてい
る。
三原色を使用したスクリーンと同様に、導電帯26は、
グリッド16(行)に面している。グリッド16は、カソー
ド導体12(第9図には示してない)と交差している。グ
リッド16とカソード導体20との間には絶縁層が介在して
いる。行(グリッド16)と列(カソード導体12)との各
交点は画素を形成している。
導電帯26の軸に沿う、この単色スクリーンの断面は、
第3B図に示す三原色を使用したスクリーンの断面と同様
であるが、物質28に代わって発光物質31が使用されてい
る。この単色発光物質31は、各導電帯26に配されてい
る。
この発明による単色スクリーンのアドレッシング方法の
例(第10図) 画像の1フレームは、フレーム時間Tの間表示され
る。アノードAi(iは1からk)が、アッドレッシング
時間tzの間、順次アドレッシングされる。このアノード
Aiのアドレッシングは、アドレッシング時間tzの間、ア
ノードAiの電圧VAiをVAmaxに上げることによってなされ
る。該電圧VAmaxは、マイクロドット14から発せられた
電子を引き寄せて、物質31の陰極発生しきい値よりも高
いエネルギとするものである。一方、アドレッシング時
間tz以外では、電圧VAiは電圧VAminに維持され、マイク
ロドット14から発せられた電子はグリッド16によっては
ねかえされて消える。あるいは、発光物質の陰極発光し
きい値よりも弱いエネルギとされて消える。
行ファミリGjは、行選択時間tの間に周期的にアドレ
ッシングされる。行ファミリGjに供給される電圧VGj
は、ゾーン時間tz内の行選択間tの間、電圧VGmaxとな
る。このゾーン時間tzの間に、異なる行ファミリGjが順
次アドレッシングされる。電圧VGmaxは、電子を放出さ
せる。行選択時間以外では、電圧VGjは電圧VGminとな
り、電子の放出を禁止する。
ゾーンZiの行ファミリGjをアドレッシングする間、第
l番目のカソード導体に印加される電圧VClは、画素ijl
が点灯の場合は、電圧VCminをとり、消灯を維持しなけ
ればならない場合は、電圧VCmaxをとる。ここで、電圧V
Cminは、電圧差VGmax−VCminがマイクロドットでの電子
放出を止めさせるのに十分な値となるようにとられ、電
圧差VGmax−VCminはその逆である。
このアドレッシング方法における数値データ例は、次
のようなものである。
N: 行数 500 k: ゾーン数 20 T: フレーム時間 20ms tz: アノードAiのアドレッシング時間 1ms t: 行選択時間 40μs VAi: アノードAiのアドレッシング電圧: VAmax=100V, VAmin=40V VGj: 行ファミリGjのアドレッシング電圧 VGmax=40V, VGmin=−40V VCl: 列lの制御電圧: VCmax=0V, VCmin=−40V このタイプの単色スクリーンでは、行ファミリ用のア
ドレッシング回路がN/k個と、アノード用のアドレッシ
ング回路がk個と、カソード導体用の制御回路がM個要
ることが明らかである(M列のスクリーンの場合)。従
来の蛍光性単色マイクロドットスクリーンでは、行用の
アドレッシング回路がN個と、列用のアドレシング回路
がM個必要であったから、この発明の利益は大きい。
電気的に相互接続された行ファミリとアノードとをつ
くるには(これらは、電気的に接続された導電帯26から
形成されている)、たとえば、適当な大きさの平行帯を
導電性材料にエッチングしてもよい。各行ファミリや各
アノードの別々の導電帯は、異方性の導電フィルムを介
して電気的に接続される。この導電フィムルは、金属性
リボンやテープと一体になったもので、接続されるべき
導電帯の上で破砕された点だけが電気を通すようにな
る。この導電破砕点が金属性リボンによって互いに接続
される。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、蛍光性マイ
クロドットスクリーンが三原色タイプにせよ、単色タイ
プにせよ、その制御回路を減らすことができる。また、
所望の色で発光する蛍燐光物質に向けて放出される電子
の自動焦点合わせを可能にし、色があせたり、にじんだ
りしない、良好な色の画像を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、当業者なら考え得るであろう三原色を使用し
た蛍光性マイクロドットスクリーンの図、 第2図は、第1図の蛍光性マイクロドットスクリーンの
一断面図、 第3A図は、この発明による三原色を使用したスクリーン
の一部を示す図、 第3B図は、第3A図のaa′線に沿った断面図、 第4図は、この発明による三原色スクリーンの連続2行
を部分的に示した拡大図、 第5図は、この発明による三原色スクリーンの第1のア
ドレッシング方法に基づいて、3連アノードの一つをア
ドレッシングするときのタイミング図、 第6図は、この発明による三原色スクリーンの画素の第
1アドレッシング方法を示すタイミング図、 第7図は、この発明による三原色スクリーンの第2のア
ドレッシング方法に基づいて、3連アノードの一つをア
ドレッシングするときのタイミング図、 第8図は、この発明による三原色スクリーンの画素の第
2アドレッシング方法を示すタイミング図、 第9図は、この発明による単色の蛍光性マイクロドット
スクリーンの部分図、 第10図は、この発明による単色スクリーンの画素をアド
レッシングする方法のタイミング図。 10……絶縁基板、12……カソード導体、 14……マイクロドット、 16……グリッド(行)、26……導電帯、 28……発光物質(赤)、 29……発光物質(緑)、 30……発光物質(青)。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元マトリックスが上面に配列された第
    1の絶縁基板(10)と、 金属性マイクロドット(14)を支持するカソード導体を
    形成する導電性の列(12)と、 この列上に設けられ、グリッドを形成するN行の有孔導
    電性の行(16)と、 前記マイクロドット(14)を通すための孔をもち、前記
    行と列とを離間するためにそれらの間に配置された絶縁
    層(18)と、 前記行と列との交点に対応する画素と を有する蛍光性マイクロドットスクリーンであって、 前記スクリーンは、k個のゾーンZi(iは1ないしk)
    に分割され、各ゾーンZiは、それぞれN/k本の連続する
    行(16)をもち、スクリーン上のN本の行(16)は、N/
    k個の行ファミリにグループ分けされ、各ゾーンには、
    各ファミリの1本の行(16)のみが属し、ファミリを異
    とする行(16)がゾーンZiの中で順次配列され、同一の
    ファミリに属しゾーンを異とする行(16)は電気的に相
    互接続されてなり、 前記第1の絶縁基板(10)と対向する第2の透明基板に
    おいては、各ゾーンZiは、少なくとも一種類の発光物質
    によって覆われたアノードファミリを有し、個々のゾー
    ンの各アノードファミリは、電気的に独立かつ同一で、
    1つのゾーンZiの各アノードファミリは、そのゾーンの
    N/k本の行に対向するよう、延在方向をほぼ一致させて
    配置されていることを特徴とするマトリックス表示型の
    蛍光性マイクロドットスクリーン。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマトリックス表示型の蛍光
    性マイクロドットスクリーンにおいて、前記ゾーンZiの
    各アノードファミリは、各々がN/k本の導電帯(26)か
    らなる3組を有し、組の違う導電帯(26)が交互に連続
    し、1組に属する導電帯(26)は、赤に発光する物質
    (28)で覆われ、2組に属する導電帯(26)は、緑に発
    光する物質(29)で覆われ、3組に属する導電帯(26)
    は、青に発光する物質(30)で覆われ、これら赤、緑、
    青で発光する各物質(28、29、30)でそれぞれ覆われた
    3本1揃いは、ほぼ行(16)に面するように整えられ、
    ゾーンZiに属する3つの組の導電帯(26)は、3つのア
    ノードA1i,A2i,A3iを形成するために、それぞれ電気的
    に相互接続されていることを特徴とするマトリックス表
    示型の蛍光性マイクロドットスクリーン。
  3. 【請求項3】請求項1記載のマトリックス表示型の蛍光
    性マイクロドットスクリーンにおいて、前記ゾーンZiの
    各アノードファミリは、発光する物質(31)で覆われた
    1組の導電帯(26)をもち、各導電帯(26)は、ほぼ行
    (16)に面するように整えられ、ゾーンZiに属する導電
    帯(26)は、アノードAiを形成するために、電気的に相
    互接続されていることを特徴とするマトリックス表示型
    の蛍光性マイクロドットスクリーン。
  4. 【請求項4】請求項2記載の蛍光性マイクロドットスク
    リーンを用いた、蛍光性マイクロドットスクリーンのア
    ドレッシング方法において、画像の三原色フレーム表示
    はフレーム時間Tの間に行われ、下記の動作をアノード
    A1i(iは1ないしk)に対して順次行うとともに、こ
    れらの動作をアノードA2iおよびA3iに対して繰り返し、
    1フレーム時間Tの間に三原色、赤、緑、青の各単色画
    像を表示することを特徴とする蛍光性マイクロドットス
    クリーンのアドレッシング方法。 フレーム時間T内のアドレッシング時間t1(t2,t3)の
    間に、ゾーンZiの各アノードA1i(A2i,A3i)に、電圧VA
    1max(VA2max,VA3max)を周期的に印加し(ただしT=
    k(t1+t2+t3))、マイクロドットから放出された電
    子を発光物質(28、29、30)の陰極発光しきい値よりも
    高いエネルギで引き寄せる一方、アノードA1i(A2i,A3
    i)に、電圧VA1max(VA2max,VA3max)が印加されないと
    きには、アノードA1i(A2i,A3i)に、電圧VA1min(VA2m
    in,VA3min)を印加し、マイクロドット(14)から放出
    された電子をはねかえすか、あるいは、発光物質の陰極
    発光しきい値よりも低いエネルギにさせ、 各アノードA1i(A2i,A3i)のアドレッシング時間t1(t
    2、t3)の間の行選択時間θ1(θ2,θ3)(ただしT
    =N(θ1+θ2+θ3))に、各行ファミリに電圧VG
    maxを順次印加する一方、この電圧VGmaxが印加されない
    ときには、各行ファミリに電圧VGminを印加してマイク
    ロドット(14)からの電子放出を止め、 各ゾーンZiの各行の行選択時間θ1(θ2、θ3)の
    間、カソード導体(12)をアドレッシングして、発光さ
    せるべき画素を発光させる。
  5. 【請求項5】請求項2記載の蛍光性マイクロドットスク
    リーンを用いた、蛍光性マイクロドットスクリーンのア
    ドレッシング方法において、画像の三原色フレーム表示
    はフレーム時間Tの間に行われ、下記の動作を各ゾーン
    Zi(iは1ないしk)に対して順次行うことを特徴とす
    る蛍光性マイクロドットスクリーンのアドレッシング方
    法。 行選択時間t(t=T/N)の間、行ファミリに電圧VGmax
    を順次印加する一方、行ファミリに電圧VGmaxが印加さ
    れないときには、行ファミリに電圧VGminを印加し、マ
    イクロドット(14)から電子が出ないようにし、 前記ゾーンZiの各行(16)の行選択時間tの間に、アノ
    ードA1i、A2i,A3iに、電圧VA1max、VA2max,VA3maxをそ
    れぞれ順次印加し、マイクロドットから放出された電子
    を発光物質(28、29、30)の陰極発光しきい値よりも高
    いエネルギで引き寄せる一方、各アドレッシング時間t
    1,t2,t3(t1+t2+t3=t)の間に、アノードA1i、A2i,
    A3iに電圧VA1max、VA2max,VA3maxが印加されないときに
    は、各アノードA1i、A2i,A3iに電圧VA1min、VA2min,VA3
    minを印加し、マイクロドット(14)から放出された電
    子をはねかえすか、あるいは、発光物質の陰極発光しき
    い値よりも低いエネルギにさせ、 各アノードA1i、A2i,A3iのアドレッシング時間t1、t2,t
    3の間、カソード導体(12)をアドレッシングして、発
    光させるべき画素を発光させる。
  6. 【請求項6】請求項3記載の蛍光性マイクロドットスク
    リーンを用いた、蛍光性マイクロドットスクリーンのア
    ドレッシング方法において、画像のフレーム表示はフレ
    ーム時間Tの間に行われ、スクリーンのフレーム表示の
    間、下記の動作を行うことを特徴とする蛍光性マイクロ
    ドットスクリーンのアドレッシング方法。 アドレッシング時間tz(T=k・tz)の間、それぞれの
    アノードAi(iは1ないしk)に電圧VAmaxを順次印加
    する一方、マイクロドット(14)からの電子を引き寄せ
    るための電圧VAmaxがアノードAiに印加されないときに
    は、アノードAiに電圧VAminを印加し、マイクロドット
    (14)からの電子をはねかえすか、あるいは、発光物質
    の陰極発光しきい値よりも低いエネルギにさせ、 各アノードAiのアドレッシング時間tzの間に、各行ファ
    ミリに行選択時間t(t=T/N)の間、電圧VGmaxを順次
    印加する一方、アノードAiに電圧VGmaxが印加されない
    ときには、行ファミリに電圧VGminを印加してマイクロ
    ドット(14)から電子が出ないようにし、 各行ファミリの行選択時間tの間、カソード導体(12)
    をアドレッシングして、発光させるべき画素を発光させ
    る。
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