JP3267432B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JP3267432B2
JP3267432B2 JP2489194A JP2489194A JP3267432B2 JP 3267432 B2 JP3267432 B2 JP 3267432B2 JP 2489194 A JP2489194 A JP 2489194A JP 2489194 A JP2489194 A JP 2489194A JP 3267432 B2 JP3267432 B2 JP 3267432B2
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    • G09G2310/02Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
    • G09G2310/0235Field-sequential colour display

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスプレイ装置に関す
るものであり、特に電界放出カソードを電子源とするデ
ィスプレイ装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】金属または半導体表面の印加電界を10
9 [V/m]程度にするとトンネル効果により、電子が
障壁を通過して常温でも真空中に電子放出が行われる。
これを電界放出(Field Emission)と云い、このような
原理で電子を放出するカソードを電界放出カソード(Fi
eld Emission Cathode)と呼んでいる。近年、半導体微
細加工技術を駆使して、ミクロンサイズの電界放出カソ
ードからなる面放出型の電界放出カソードを作製するこ
とが可能となっており、電界放出カソードはディスプレ
イ装置、CRT、電子顕微鏡や電子ビーム装置の電子源
として適用することが提案されている。
【0003】図15に、適用例の一例であるディスプレ
イ装置を示す。このディスプレイ装置(以下、FEDと
記す)は、電界放出カソード(以下、FECと記す)が
形成されたカソード基板103と、アノード電極が形成
されたアノード基板100とが対向配置されるように構
成されている。このカソード基板103に形成されたF
ECは、スパッタ等により形成されたカソード電極10
4と、その上に複数形成された円錐状のエミッタ105
と、このエミッタ105の先端近傍に形成されたゲート
電極106とから構成されたスピント(Spindt)型FE
Cとされている。一方、カソード基板103に対向配置
されたアノード基板100には、アノード電極を構成す
る、例えば導電性酸化インジウム(ITO)からなる透
明電極101が形成されていると共に、この透明電極1
01の上に蛍光体102が塗布されている。
【0004】上記透明電極101−1,101−2,1
01−3・・・はストライプ状とされていると共に、透
明電極101−1,101−4,101−7・・・には
赤色(R)の蛍光体102が塗布されており、透明電極
101−2,101−5,101−8・・・には緑色
(G)の蛍光体102が塗布されており、透明電極10
1−3,101−6・・・には青色(B)の蛍光体10
2が塗布されている。このように、透明電極101−1
・・・101−8・・・には2つ置きに同じ色の蛍光体
102が塗布されている。このR,G,Bの蛍光体が設
けられている3本の透明電極101を1グループとし
て、このグループに共通に電子を供給するように、上記
FECが分割されて設けられている。このため、カソー
ド電極104は、透明電極101に平行な上記グループ
の幅を有するストライプ状のカソード電極104−1,
104−2,104−3・・・とされており、それぞれ
のカソード電極104−1,104−2,104−3・
・・には、エミッタ105とゲート電極106とが形成
されている。
【0005】このエミッタ105間のピッチは10ミク
ロン以下とすることが出来、このようなエミッタ105
を、数万ないし数10万個を1枚のカソード基板103
上に設けることが出来る。このFECにおいては、ゲー
ト・カソード間の距離をサブミクロンとすることが出来
るため、ゲート・カソード間に僅か数10ボルトの電圧
GEを印加することによりエミッタ105から電子を放
出することが出来る。このようにして、エミッタ105
から放出された電子は、ゲート電極106上に離隔して
配置されたアノード基板100に設けられた透明電極1
01により捕集されるようになる。この透明電極101
には、正電圧VA が印加されている。
【0006】また、透明電極101にはR,G,Bの蛍
光体102が設けられているため、透明電極101に捕
集される電子により励起されてR,G,Bの蛍光体10
2が発光される。このため、フルカラーの画像を透明電
極101からなるアノード電極上に得ることができ、こ
の画像は透明のアノード基板100を介して観察するこ
とができるようにされる。この場合、ストライプ状のカ
ソード電極104−1,104−2,104−3・・・
と直交するようにゲート電極106は、ストライプ状に
複数本形成されて順次走査されているが、例えばゲート
電極106が選択されている場合において、カソード電
極104−1が選択され、さらに透明電極101−1,
101−2,101−3が順次選択されている。すなわ
ち、カソード電極104−1上に形成されたエミッタ1
05から放出された電子により、透明電極101−1が
選択されている時は、Rの蛍光体が発光されるようにさ
れ、透明電極101−2が選択されている時は、Gの蛍
光体が発光されるようにされ、透明電極101−3が選
択されている時は、Bの蛍光体が発光されるようになさ
れている。
【0007】このように、図15に示すフルカラーのデ
ィスプレイ装置においてはアノード電極である透明電極
101を選択するタイプとされている。フルカラーのデ
ィスプレイ装置は、他にアノード電極を走査することに
替えて、カソード電極をR,G,Bの蛍光体に対応して
設けるタイプもあり、このディスプレイ装置を図16に
示す。
【0008】この図16に示すディスプレイ装置におい
ては、アノード基板100に形成されているアノード電
極である透明電極101は分割されておらずベタに形成
されており、この透明電極101上にR,G,Bの蛍光
体がストライプ状に形成されている。一方、FECが形
成されているカソード基板103上には、アノード基板
100に塗布されている蛍光体102のR,G,Bに対
応するようストライプ状のカソード電極110−1,1
10−2,110−3・・・が形成されており、このカ
ソード電極110−1,110−2,110−3・・・
には、それぞれエミッタ105と、このエミッタ105
の先端近傍にゲート電極106とが形成されている。
【0009】ゲート電極106を順次走査し、これに同
期してカソード電極110−1,110−2,110−
3・・・は、透明電極101に塗布されているR,G,
Bの3本の蛍光体102に対応する3本のカソード電極
110を1グループとするカソード電極110−1,1
10−2,110−3、カソード電極110−4,11
0−5,110−6、・・・が選択されるため、選択さ
れたグループのカソード電極110に対応するR,G,
Bの蛍光体102が選択発光されるようになされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の2つ
のタイプのディスプレイ装置のうち、図16に示すディ
スプレイ装置においては、アノード電極は走査していな
いため、アノード電圧を高くすることができ、輝度を上
げることはできるものの、蛍光体102のR,G,Bに
それぞれ対応するようにカソード電極が設けられている
ために、これらを駆動するためのドライバ出力端子数が
非常に多くなる。したがって、ドライバと各カソード電
極間の端子接続等の構造が煩雑となり、コストも高くな
ってしまう。また、エミッタから放出される電子は、通
常ある広がりを持って放出されることから、隣接してい
る蛍光体が漏れ発光する恐れがあり、このため色がぼけ
る欠点を有している。また、アノード基板に形成された
R,G,Bの蛍光体に精度よく位置合わせしてカソード
電極を配置する必要があり、高度の製作精度が要求され
る。
【0011】また、図15に示すディスプレイ装置にお
いては、アノード電極を構成している透明電極101−
1,101−2,101−3・・・には、図17の透明
電極101−1と透明電極101−2の部分だけを取り
出した図に示すように、アノード電極ライン107−
R,107−G,107−Bが、それぞれ接続されてお
り、これらのアノード電極ライン107−R,107−
G,107−Bは順次走査されている。すなわち、アノ
ード電極ライン107−Rが選択された時、透明電極1
01−1,101−4・・・にアノード電圧が印加さ
れ、アノード電極ライン107−Gが選択された時、透
明電極101−2,101−5・・・にアノード電圧が
印加され、アノード電極ライン107−Bが選択された
時、透明電極101−3,101−6・・・にアノード
電圧が印加されて、R,G,Bの蛍光体が順次発光され
るようになされている。この場合、選択されていないア
ノード電極ラインは例えばアース電位とされている。
【0012】このため、透明電極101に印加できるア
ノード電圧は透明電極101間の絶縁破壊電圧により決
定されることになる。図17に示すこの透明電極101
−1と透明電極101−2間の距離を、例えば50ミク
ロンとすると、このように微少な距離における場合の絶
縁破壊電圧は、透明電極101間の空間的な距離で決ま
る絶縁破壊電圧(電極間絶縁破壊電圧)よりも、透明電
極101が形成されているアノード基板100の表面の
沿面距離(図17参照)108で決まる絶縁破壊電圧
(沿面絶縁破壊電圧)により支配されるようになる。こ
の沿面距離108で決まる絶縁破壊電圧は、アノード基
板100の材料によっても異なる電圧となるが、アノー
ド基板100をパイレックスガラスとすると、50ミク
ロンの電極間距離において、約100〜300ボルトと
なる。
【0013】このように、図15に示すタイプのディス
プレイ装置においては、アノード電極に印加できるアノ
ード電圧を高くすることが困難であり、輝度を上げるこ
とができないという問題点があった。また、カソード電
極110を選択しているパルス信号の幅を、さらに3分
割してR,G,Bの蛍光体が形成されている3本の透明
電極101を選択するパルス信号としているため、デュ
ーティファクターが小さくなり、輝度がより低下すると
いう問題点もあった。このように、上記したような従来
のFEDによるディスプレイ装置では、ドライバ出力端
子数および輝度等の点で両者を満足できるものが得られ
ていなかった。また、上記問題を解決するにあたり、F
EDの構造が複雑化するような構成はコストや製品の信
頼性等の問題から好ましいことではない。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
たような問題点を解決するため、電子放出陰極としての
エミッタが形成されているカソード電極と、その上にそ
れぞれ絶縁層を介して電子の放出を制御する第1のゲー
ト電極及び第2のゲート電極とが形成されている第1の
基体と、この第1の基体に対向して3原色の蛍光体が所
定のパターンによって塗布されているアノード電極を有
する透明な第2の基体とを備えて表示面を構成し、この
表示面においてカソード電極、第1のゲート電極、第2
のゲート電極のいずれかをそれぞれ、ストライプ状に配
置される複数本のY電極群、前記Y電極群と直交する方
向に配置される複数本の第1のX電極群、及び前記Y電
極群と直交するとされる方向又は平行とされる方向に配
置される複数本の第2のX電極群とすることとした。そ
して上記表示面と、Y電極群を所定タイミングで走査す
るためのY電極ドライバと、第1のX電極群に3原色の
蛍光体の1つを選択発光できる映像データ信号を供給す
る第1のX電極ドライバと、第2のX電極群に駆動信号
を所定タイミングで供給する第2のX電極ドライバとを
備えてディスプレイ装置を構成することとした。
【0015】また、表示面をY電極が並置されている方
向に沿ってn個の表示領域に分割すると共に、この分割
された各表示領域ごとに対応して第2のX電極群を分割
して配し、Y電極ドライバには分割された表示領域ごと
に対応するY電極同士を共通に走査するドライブ出力端
子を設け、第2のX電極ドライバには分割された前記表
示領域ごとにおける第2のX電極群の3原色に対応する
各電極ごとに対して、共通に駆動信号を供給するドライ
ブ出力端子を設けることとした。そして、第2のX電極
については3原色にそれぞれ対応するR電極、G電極、
B電極を1組として、分割された表示領域ごとに配し
第2のX電極ドライバには、R電極、G電極、B電極の
各々に対して共通に駆動信号を供給可能なR、G、Bの
各ドライブ出力端子を分割された表示領域ごとに対応し
て設けることとした。
【0016】そして上記した構成において、Y電極と第
1のX電極の交差位置に対応して、3原色に対応するR
蛍光体、G蛍光体、B蛍光体からなる色画素パターンが
形成されているものとしたうえで、R蛍光体に対応する
位置にR画素電極部、G蛍光体に対応する位置にG画素
電極部、及びB蛍光体に対応する位置にB画素電極部を
それぞれ配すると共に、分割された前記表示領域ごとに
各R画素電極部同志、G画素電極部同志、B画素電極部
同志をそれぞれ表示領域の分割線の方向に沿って連結し
て、R電極、G電極及びB電極として構成することとし
た。あるいは、Y電極と第1のX電極の交差位置に対応
して、3原色に対応するR蛍光体、G蛍光体、B蛍光体
からなる色画素パターンが形成されているものとしたう
えで、第2のX電極は、3原色に対応するストライプ状
のR電極、G電極、B電極を平行に配列させるととも
に、これらR電極、G電極、B電極をそれぞれ、上記R
蛍光体、G蛍光体、B蛍光体の位置に対応して配置させ
た電極のセットによって形成し、このR電極、G電極、
B電極を平行に配列させた電極のセットから成る第2の
X電極を、前記Y電極あるいは第1のX電極のいずれか
と同じ方向に配置したうえで、これらの配置された前記
R電極同志、G電極同志、B電極同志を分割された前記
表示領域ごとに連結するようにした。
【0017】また、色画素パターンごとに対応して位置
しているR電極、G電極、B電極により表示される各領
域の面積比が、少なくとも1つ異なるようにして形成す
ることとし、さらにアノード電極をベタに一体形成する
こととした。
【0018】
【作用】本発明によれば、カラー表示が可能なディスプ
レイ装置を構築するにあたり、アノード電極をスキャン
(走査)せずに、カソード電極、第1ゲート電極、およ
び本来放出電子の収束電極とされる第2ゲート電極のい
ずれかをそれぞれライン走査用電極、画像データ電極、
色画素選択用電極として用いるように構成可能となり、
従来のようにRGBの蛍光体ごとに対応して走査電極及
び画像データ電極を個別に走査する必要がなくなり、ド
ライバ出力端子数が省略可能となる。
【0019】また、上記構成において表示面をn個の表
示領域に分割して、この分割方向に沿った電極(例えば
ライン走査用のY電極)に電圧を印加するためのドライ
バ出力端子を分割された表示領域ごとに対応する電極に
共通に接続するように構成することで、表示領域の分割
方向に沿った電極と接続されるドライバ出力端子数が電
極数/表示領域数(n)に削減されることとなる。
【0020】また、Y電極と第1のX電極の交差位置に
対応して、3原色に対応するR蛍光体、G蛍光体、B蛍
光体からなる色画素パターンを形成しておくこととす
る。そのうえで、第2のX電極としては、R蛍光体に対
応する位置にR画素電極部、G蛍光体に対応する位置に
G画素電極部、及びB蛍光体に対応する位置にB画素電
極部をそれぞれ配すると共に、分割された表示領域ごと
に各画素電極部同志、G画素電極部同志、B画素電極部
同志をそれぞれ表示領域の分割線の方向に沿って連結し
て、R電極、G電極及びB電極として構成することとし
た。あるいは、第2のX電極については、3原色に対応
するストライプ状のR電極、G電極、B電極を平行に配
列させるとともに、これらR電極、G電極、B電極をそ
れぞれ、上記R蛍光体、G蛍光体、B蛍光体の位置に対
応して配置させた電極のセットによって形成し、このR
電極、G電極、B電極を平行に配列させた電極のセット
から成る第2のX電極を、前記Y電極あるいは第1のX
電極のいずれかと同じ方向に配置したうえで、これらの
配置された前記R電極同志、G電極同志、B電極同志を
分割された前記表示領域ごとに連結することとした。
れにより、表示領域分割数に係わらず第2のX電極をド
ライバ出力端子と接続するためのラインをディスプレイ
パネル外に直接引き出すことが可能となる。さらに、ア
ノード電極がベタに形成されることでアノード電極に高
電圧を印加することが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例とされるディスプレイ
装置における第1の実施例について図1から図4を参照
して説明することとする。先ず、図4により本実施例の
ディスプレイパネル1に用いられるFEDの構造の概念
について説明する。この図は、後述する図2に示すA−
Aの線で切断した部分を断面により示している。この図
4において、アノード基板100の下面側に設けられて
いる101は、アノード電極としての透明電極を示して
いる。本実施例においては、この透明電極101はベタ
に形成されるものとし、これに対してRGBの3原色に
対応する蛍光体102がストライプ状に形成されてい
る。また、このアノード基板100と対向するカソード
基板103上にはカソード電極Cn が蛍光体102と直
交するように形成され、このカソード電極Cn 上にコー
ン状のエミッタ105が形成されている。カソード電極
上にはさらに、第1ゲ−ト電極(G1−1〜G1−3)
がカソード電極Cn と直交するようにストライプ状に設
けられており、第1ゲート電極にあけられた開穴14の
中に上記エミッタが位置するようにしている。そして本
実施例では、各第1ゲート電極上にRGBの蛍光体10
2と対応するようにして、収束電極となる第2ゲート電
極G2−R1 、G2−G1 、G2−B1がそれぞれ設け
られ、これら第2ゲート電極に対してもエミッタが形成
されている位置に対応して開穴13が形成されている。
【0022】次に、図1及び図2を参照して本実施例の
ディスプレイ装置の構成について説明する。ところで、
本発明のディスプレイ装置はアノード電極をスキャン
(走査)せずに、カソード電極、第1ゲート電極、およ
び放出電子の収束電極とされる第2ゲート電極のいずれ
かをそれぞれライン走査用電極(Y電極)、画像データ
に応じた電圧を供給する画像データ電極(第1のX電
極)、RGBの色画素を選択するための色画素選択電極
(第2のX電極)として用いることでカラー表示が可能
なように構成するものであるが、本実施例ではカソード
電極をライン走査用電極(Y電極)とし、第1ゲート電
極を画像データ電極(第1のX電極)、第2ゲート電極
(第2のX電極)を色画素選択電極として構成した場合
について説明することとする。
【0023】図1は本実施例のディスプレイ装置全体の
構成を示している。なお、図1のディスプレイパネル1
においては、図4に示したアノード基板100、透明電
極101、蛍光体102の図示を省略している。図1に
おいて1はFEDにより構成されるディスプレイパネル
であり、本実施例の場合にはC1 〜C240 の240本の
カソード電極がY電極(ライン走査電極)としてストラ
イプ状に配されている。そして、これらのカソード電極
に直交するようにして、第1のX電極(画像データ電
極)である320本の第1ゲート電極G1−1〜G1−
320がストライプ状に配される。
【0024】さらにディスプレイパネル1には、図4に
て説明したように各第1ゲート電極の上側にRGBの蛍
光体102に対応するように第2のX電極(色画素選択
電極)としての各3本の第2ゲート電極が形成される。
即ち、各第1ゲート電極G1−1〜G1−320に対し
て、図のように各G2−R1 、G2−G1 、G2−B1
の3本で1組の第2ゲート電極をそれぞれ第1ゲート電
極と同方向に配するものである。
【0025】ここで上記第2ゲート電極の配置状態を図
2により拡大して示す。この図は、上記ディスプレイパ
ネル1において、第1ゲート電極G1−1〜G1−3
が、カソード電極C119 、C120 、C121 と交差する付
近の部分を拡大して示しており、図1と同一部分は同一
符号を付して説明を省略している。この図から分かるよ
うに、第1ゲート電極G1−1及びG1−2上に対して
同方向に第2ゲート電極G2−R1 、G2−G1 、G2
−B1 がストライプ状に配されている。この際、第2ゲ
ートの開穴13は、例えば図のカソード電極C119 と第
1ゲート電極G1−1の交差部分に示すように形成さ
れ、図示しないが他のカソード電極と第1ゲート電極の
交差部分にも同様に形成されて、これら交差部分がR、
G、Bの各画素からなり色表現が可能な1つの絵素を形
成する。このようにして本実施例のディスプレイパネル
1が構成されている。
【0026】そして図1において、2は画像データ信号
が入力される画像入力端子を示す。3は画像入力回路で
あり、例えば画像入力端子2から供給された画像データ
信号に基づいて画像表示の制御に必要なデータをCPU
4に伝送すると共に、Xデータドライバ7とY走査ドラ
イバ6とRGBドライバ8を制御するための画像データ
をドライバコントローラ5に出力する等の動作をする。
4は後述する画像表示走査に関する制御等の処理を行な
うCPUである。5はドライバコントローラであり、画
像入力回路3からの画像データやCPU4による制御タ
イミングに従い、Y走査ドライバ6の走査電圧の印加タ
イミングとXデータドライバ7とRGBドライバ8との
画像データに応じたデータ電圧の印加タイミングをコン
トロールする。また、アノードドライバ9のアノード電
圧出力のコントロールも可能とされる。
【0027】6はY走査ドライバを示し、上述のドライ
バコントローラ5の制御に従って所定のタイミングでY
電極とされる各カソード電極(C1 〜C240 )に走査電
圧を出力する。そして、本実施例の場合にはこれらC1
〜C240 のカソード電極数240本に対応して、図のよ
うにY1 〜Y240 までの240本のカソードドライバ出
力端子が設けられ、それぞれカソード電極C1 〜C240
と接続される。
【0028】また、7は画像データ電圧を印加するXデ
ータドライバであり、この場合には図のようにX1 〜X
320 までの第1ゲートドライバ出力端子が設けられ、そ
れぞれ第1ゲートG1−1〜G1−320と接続され
る。したがって、本実施例の場合にはドライバコントロ
ーラ5の制御によって所定タイミングで第1のX電極と
される第1ゲート電極(x1 〜xn )に対応する端子
に、表示のための画像データが各画素に対応した電圧と
して出力される。あるいはパルス幅変調(PWM)等に
よる画像データの供給方式としてもよい。
【0029】8は色画素選択のための電圧を、第2のX
電極とされる第2ゲート電極に印加するためのRGBド
ライバを示し、この場合には図のようにR1 、G1 、B
1 の第2ゲートドライバ出力端子が設けられる。これら
の第2ゲートドライバ出力端子のうちR1 は、蛍光体の
Rに対応する各第2ゲート電極G2−R1 、G2−R1
・・・・に対して共通に接続され、同様にしてG1 、B
1 の第2ゲートドライバ出力端子は、それぞれ第2ゲー
ト電極G2−G1 、G2−G1 ・・・・及びG2−B
1 、G2−B1 ・・・・に対して共通に接続される。こ
れらの第2ゲートドライバ出力端子は、後述するタイミ
ング及び所定の順序に従い駆動電圧を出力して、R、
G、Bごとの色画素選択を行うことにより、表示画面色
を面順次で出力する。
【0030】また9はアノード電極に印加するアノード
電圧をコントロールするアノードドライバであるが、本
実施例の場合には前述のようにアノード電極(透明電極
101)はベタに形成されて走査(あるいはスイッチン
グ)を行わないように構成するためこれを省略すること
もできる。
【0031】次に図3(a)〜(h)のタイミングチャ
ートを参照して、上記構成による本実施例のディスプレ
イ装置の表示について説明する。この図においては、T
で示される1フレーム期間に渡り、RGBドライバ8の
各第2ゲートドライバ出力端子(R1 、G1 、B1 )の
駆動電圧、Y走査ドライバ6における各カソードドライ
バ出力端子の走査電圧の出力、及びXデータドライバ7
のデータ出力のタイミングがそれぞれ示されている。
【0032】例えば1フレーム期間のはじめには、図3
(a)に示すようにRGBドライバ8の第2ゲートドラ
イバ出力端子B1 から、1フレーム期間Tを3等分した
T/3で示される時間長にわたり、期間t1 〜t2 で示
すように駆動電圧が出力される。即ち、第2ゲート電極
のうちB画素に対応するG2−B1 、G2−B1 ・・・
・・・のみが駆動されている状態となる。なお、図3
(b)(c)に示す他の第2ゲートドライバ出力端子R
1 、G1 の駆動電圧の出力期間も同様にT/3の時間長
とされる。
【0033】そして、上記第2ゲートドライバ出力端子
1 の出力期間t1 〜t2 においては、図3(d)〜
(g)に拡大して示すようにカソードドライバ出力端子
1 〜Y240 まで順次走査電圧が出力されてカソード電
極のライン走査が行われる。なお、これらの図3(d)
〜(g)に示す走査電圧は正電圧としているが実際には
これが負電圧である場合に走査がなされるように構成さ
れることが好ましい。そして、例えば図3(d)に示す
カソードドライバ出力端子Y1 から走査電圧が出力され
ている期間t1 〜t11内において、図3(h)に示すよ
うにXデータドライバ7の第1ゲートドライバ出力端子
1 〜X320 から同時に画像データに対応する電圧が3
20画素分出力される。また図3(e)〜(g)及び
(h)に示すように、残りのカソードドライバ出力端子
2 〜Y240 により走査電圧が供給されている期間(t
11〜t12、t12〜t13→t14〜t2 )においても、同様
にして第1ゲートドライバ出力端子X1 〜X320 から1
ライン分の画素データに対応する電圧が出力される。
【0034】ところで、本実施例のように第1ゲート電
極に加え、第2ゲート電極が設けられているFEDにお
いては、ある画素に対応するカソード電極及び第1ゲー
ト電極に対して同時に電圧が印加された状態でも、収束
電極となっている第2ゲート電極に供給される駆動電圧
が0あるいは負であれば、電界強度が弱められるためエ
ミッタ105(図4に示す)から電子は放出されない。
【0035】従って、例えば上記期間t1 〜t11のよう
に、カソードドライバ出力端子Y1から走査電圧が出力
され、かつ第1ゲートドライバ出力端子X1 〜X320
ら画像データ電圧が供給されている期間においては、カ
ソード電極C1 のラインに対する走査がなされていると
同時に画像データが供給されている状態にあるが、この
際、RGBドライバ8により駆動される第2ゲート電極
はG2−B1 、G2−B1 ・・・・であるから、これの
位置に対応して形成されているエミッタのみから画像デ
ータ電圧に応じた電子放出がなされることになる。この
ようにして放出された電子はアノード電極に衝突する
が、ここで第2ゲート電極はG2−B1 、G2−B1
位置に対応して設けられているBの蛍光体120を発光
させる結果、カソード電極C1 上で『B』の色画素のみ
についてのライン表示が行われることになる。
【0036】そしてこの後、RGBドライバ8のドライ
バB1 から駆動電圧が供給される期間t1 〜t2 におい
て、図3(e)〜(g)に示すようにカソードドライバ
出力端子Y2 〜Y240 により、残りのカソード電極に対
するライン走査が行われると共に、図3(h)に示すよ
うに画像データ電圧が第1ゲート電極に印加されること
で、上記と同様にカソード電極C2 〜C240 について
『B』の色画素のみのライン表示がなされる結果、
『B』についての色画面表示が行われる。
【0037】そして、次の期間t2 〜t3 においては、
例えば図3(b)に示すように、RGBドライバ8にお
いてドライバ出力端子R1 から駆動電圧が出力される。
また、この期間内においてもY走査ドライバ6は図3
(d)〜(g)に示すタイミングによりカソード電極
(C1 〜C240 )を走査すると共に、図3(h)に示す
ようにXデータドライバ7も画像データに対応する電圧
を第1ゲート電極に印加する。このドライバ出力端子R
1 は、『R』の色画素に対応する第2ゲート電極G2−
1 、G2−R1 、・・・・に対して共通に駆動電圧を
供給しているので、上述と同様の作用により、『R』の
色画素についてのライン走査(色画面表示)が行われ
る。
【0038】更に次の期間t3 〜t4 においては、図3
(c)に示すようにRGBドライバ8のドライバ出力端
子G1 から駆動電圧が出力される。そしてこの期間内に
おいても、上記と同様に図3(d)〜(g)に示すカソ
ード電極走査及び図3(h)に示す第1ゲート電極への
画像データ電圧の供給がなされる結果、『G』について
の色画面表示が行われることになる。このようにして、
『B』『R』『G』の各色画面表示が順次行われること
で、1フレーム分のカラー画像表示が完了することにな
る。そして、この1フレーム期間Tにおける動作が繰り
返されることで、分割表示による面順次でカラー画像表
示が行われていく。なお、上記構成では『B』→『R』
→『G』の順に色画面表示を行っているが、他の順序パ
ターンにより色画面表示をすることも考えられる。
【0039】例えば、従来例として示した図16のディ
スプレイ装置の構成により、本実施例と同様のRGBの
色画素数により表示を行おうとした場合、RGBドライ
バ8に相当する部分は不用となるものの、カソード電極
をRGBそれぞれの蛍光体に応じて設ける必要があるこ
とから、そのカソード電極数は、 320×3=960 で表されるように960本という非常に多くの数が必要
となり、これに応じてXデータドライバ7のドライバ出
力端子も960の端子数を設けねばならない。一方、本
実施例のように第1ゲート電極上に第2ゲート電極を設
けて、これにより色画素選択をなすように構成すれば、
RGBドライバ8のドライバ出力端子としてR1 、G
1 、B1 と3端子必要となるものの、Xデータドライバ
7のドライバ出力端子数は960からその1/3の32
0本と大幅に削減することができる。
【0040】また本実施例では、アノード電極(透明電
極101)をベタに形成しているため高電圧を印加する
ことができるので、高輝度を実現することが容易とな
る。また、本実施例において形成されている第2ゲート
電極は、エミッタ105から放出される電子を収束させ
る作用を有するので、色もれ等が解消されて表示画像の
解像度を上げることも容易となる。
【0041】また、本実施例のディスプレイ装置の構成
はこれに限定されるものではなく各種変更が可能であ
り、例えば上記実施例ではカソード電極をライン走査電
極及び第1ゲート電極を画像データ電極とし、第2ゲー
ト電極を色画素選択電極としているが、これはあくまで
も一例であって、前述のように本発明としてはカソード
電極、第1および第2ゲート電極間において、これらの
組み合わせを任意に変更することが可能であり、例えば
全部で6通りの組み合わせが得られる。
【0042】次に、第2の実施例によるディスプレイ装
置について説明する。本実施例においては、次に述べる
ように表示領域をY電極(走査電極)の並び方向に沿っ
て分割して、分割された表示領域ごとに対応するY電極
に共通にY走査ドライバ6のドライバ出力端子を接続す
る構成とすることで、先の実施例におけるXデータドラ
イバ7のドライバ出力端子数の削減に加え、更にY走査
ドライバ6のドライバ出力端子数も削減されるものであ
る。
【0043】そこで以下、図5及び図6により本実施例
のディスプレイ装置の構成を説明する事とするが、これ
らの図において先の第1の実施例として説明した図1及
び図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
また、本実施例の断面構造としては図4に示したと同様
でよいものとされる。
【0044】本実施例のディスプレイパネル1において
は、図5に示すようにカソード電極C120 とC121 を境
にカソード電極の並び方向に表示領域を分割する。すな
わち図の分割線Pを境界として表示領域Q1 、Q2 に2
等分して、上下の表示領域でのカソード電極が同数とな
るようにされる。そして、本実施例ではこれに応じて第
2ゲート電極も分割線Pを境に分断するようにして配さ
れる。即ち、上側の表示領域Q1 に含まれる部分の各第
1ゲート電極G1−1〜G1−320上に対しては、図
のようにG2−R1 、G2−G1、G2−B1 の3本で
1組の第2ゲート電極をそれぞれ第1ゲート電極と同方
向に配し、同様に、各第1ゲート電極G1−1〜G1−
320上において下側の表示領域Q2 に含まれる部分に
対しては、G2−R2 、G2−G2 、G2−B2 の3本
で1組の第2ゲート電極を配する。
【0045】図6は上記第2ゲート電極の配置状態を拡
大して示している。この図は、上記ディスプレイパネル
1において、第1ゲート電極G1−1〜G1−3が、ア
ノード電極C119 、C120 、C121 と交差する付近、即
ち表示領域の境界付近の部分を拡大して示している。こ
の図から分かるように、例えば表示領域Q1 における第
1ゲート電極G1−1及びG1−2上では、それぞれ第
2ゲート電極G2−R1 、G2−G1 、G2−B1 がス
トライプ状に形成され、同様に、表示領域Q2 における
第1ゲート電極G1−1及びG1−2上では、それぞれ
第2ゲート電極G2−R2 、G2−G2 、G2−B2
ストライプ状に形成される。この際、第2ゲートの開穴
13は、例えば図のカソード電極C119 と第1ゲート電
極G1−1の交差部分に示すように形成され、図示しな
いが他のカソード電極と第1ゲート電極の交差部分にも
同様に形成されて、これら交差部分がR、G、Bの各色
画素からなる1つの絵素を形成する。このようにして本
実施例のディスプレイパネル1が構成される。
【0046】そして、本実施例におけるY走査ドライバ
6に対しては、図5に示すようにC1 〜C240 のカソー
ド電極数240本に対して、その半数であるY1 〜Y
120 までの120のカソードドライバ出力端子が設けら
れる。そして、その接続形態としては、例えば図のよう
にカソードドライバ出力端子Y1 をそれぞれ表示領域Q
1 、Q2 において最初の走査ラインとされるカソード電
極C1 とC121 の組に対して共通に接続し、カソードド
ライバ出力端子Y2 をカソード電極C2 とC122の組に
対して共通に接続し、以下同様にしてカソードドライバ
出力端子とカソード電極の組に対して接続をしていき、
最終的に表示領域Q1 、Q2 において、それぞれ最後の
走査ラインであるC120 とC240 に対してカソードドラ
イバ出力端子Y120 を共通に接続していく。
【0047】このように、Y走査ドライバ6の各ドライ
バ出力端子とカソード電極が接続されることで、Y走査
ドライバ6により所定タイミングで順次カソードドライ
バ出力端子Y1 〜Y120 から順次走査電圧が出力された
場合には、表示領域Q1 、Q2 のそれぞれにおいてカソ
ード電極C1 とC121 が同時に走査され、次にカソード
電極C2 とC122 が走査されて、更に同様にしてカソー
ド電極C120 とC240まで順次同時に走査されていくこ
とになる。
【0048】また、本実施例のRGBドライバ8におい
ては、第2ゲートドライバ出力端子R1 、G1 、B1
加えてR2 、G2 、B2 の各第2ゲートドライバ出力端
子が設けられ、前者の第2ゲートドライバ出力端子R
1 、G1 、B1 は表示領域Q1に対応し、後者の第2ゲ
ートドライバ出力端子R2 、G2 、B2 は表示領域Q2
に対応するものとされる。すなわち、第2ゲートドライ
バ出力端子R1 は、表示領域Q1 において蛍光体のRに
対応する各第2ゲート電極G2−R1 、G2−R1 ・・
・・に対して共通に接続され、同様にしてG1 、B1
第2ゲートドライバ出力端子は、表示領域Q1 において
それぞれ第2ゲート電極G2−G1 、G2−G1 ・・・
・及びG2−B1 、G2−B1 ・・・・に対して共通に
接続される。また、R2 、G2 、B2 の各第2ゲートド
ライバ出力端子は、それぞれ表示領域Q2 における第2
ゲート電極G2−R2 、G2−R2 ・・・・、及びG2
−G2 、G2−G2 ・・・・、及びG2−B2 、G2−
2 ・・・・に対してそれぞれ共通に接続されることに
なる。
【0049】次に図7(a)〜(k)のタイミングチャ
ートを参照して、上記構成による本実施例のディスプレ
イ装置の表示について説明する。この図においては、T
で示される1フレーム期間に渡り、RGBドライバ8の
各第2ゲートドライバ出力端子(R1 、G1 、B1 及び
2 、G2 、B2 )の駆動電圧、Y走査ドライバ6にお
ける各カソードドライバ出力端子の走査電圧の出力、及
びX走査ドライバ7のデータ出力のタイミングがそれぞ
れ示されている。
【0050】例えば1フレーム期間のはじめには、図7
(a)に示すようにRGBドライバ8の第2ゲートドラ
イバ出力端子B1 から、1フレーム期間Tを6等分した
T/6で示される時間長にわたり、期間t1 〜t2 で示
すように正の駆動電圧が出力される。即ち、第2ゲート
電極のうち表示領域Q1 に配されかつB画素に対応する
G2−B1 、G2−B1 ・・・・・・のみが駆動されて
いる状態となる。なお、図7(b)〜(f)に示す他の
第2ゲートドライバ出力端子の出力期間も同様にT/6
の時間長とされる。
【0051】そして、上記第2ゲートドライバ出力端子
1 の出力期間t1 〜t2 においては、図7(g)〜
(j)に拡大して示すようにカソードドライバ出力端子
1 〜Y120 まで順次走査電圧が出力されてカソード電
極によるライン走査が行われる。この際、前述のように
各カソードドライバ出力端子は2つの表示領域Q1 、Q
2 ごとに対応するカソード電極(C1 〜C120 、C121
〜C240 )に共通に電圧を印加しながら走査を行ってい
くことになる。すなわち本実施例の場合、表示領域Q
1 、Q2 において同時にライン走査が行われている状態
となる。なお、これらの図7(g)〜(j)に示す走査
電圧は正電圧としているが実際にはこれが負の極性とな
るように構成されることが好ましい。
【0052】また、上記のようにして図7(g)〜
(j)に示すライン走査が行われるごとに、図7(k)
に示すようにX走査ドライバ7の第1ゲートドライバ出
力端子X1 〜X320 から画像データに対応する電圧が3
20画素分出力されている状態にある。これにより、ラ
イン走査電圧と画像データ電圧が同時に印加されている
表示ライン(カソード電極)は、2つの表示領域Q1
2 において順に同時に1本ずつ得られることになる
が、この際、RGBドライバ8において電圧を出力して
いるのは第2ゲートドライバ出力端子B1 のみであるか
ら、第2ゲート電極においては表示領域Q1 の第2ゲー
ト電極G2−B1 、G2−B1 のみが駆動されている状
態にある。
【0053】ところで前述のように、第2ゲート電極の
印加電圧が0又は負の場合には電界強度が弱められてエ
ミッタから電子が放出されない。従って、期間t1 〜t
2 においては表示領域Q1 側にあるカソード電極C1
おいて第2ゲート電極G2−B1 の位置に対応して形成
されたエミッタからのみ、第1ゲートドライバ出力端子
1 〜X320 のデータ電圧に応じた電子が放出されて、
これに対応するBの蛍光体が発光することになる。即
ち、期間t1 〜t2 は、上記のように表示領域Q1 の色
『B』についてのライン表示を順次行っていくことによ
り、表示領域Q1 における『B』の色画面を表示するた
めの期間とされる。
【0054】そして、次の期間t2 〜t3 においては、
例えば図7(b)に示すように、RGBドライバ8にお
いてドライバ出力端子B2 から駆動電圧が出力される。
また、この期間内においてもY走査ドライバ6は図7
(g)〜(j)に示すタイミングによりカソード電極
(C1 〜C120 、C121 〜C240 )を走査し、これに伴
い、図7(k)に示すようにX走査ドライバ7も画像デ
ータに対応する電圧を第1ゲート電極に印加する。
【0055】このドライバ出力端子B2 は、表示領域Q
2 の『B』の色画素に対応する第2ゲート電極G2−B
2 、G2−B2 、・・・・に対して共通に駆動電圧を供
給しているものであるから、この期間t2 〜t3 は表示
領域Q2 において『B』の色画素についてのライン走査
(色画面表示)を行うための期間とされる。従って、期
間t1 〜(t2 )〜t3 に渡って1フレーム内に於ける
『B』についての全表示領域の色画面表示が終了するこ
ととなる。
【0056】以降、図7(c)〜図7(f)に示すよう
に、例えばRGBドライバ8においてドライバ出力端子
1 、ドライバ出力端子R2 、ドライバ出力端子G1
ドライバ出力端子G2 から順次駆動電圧が出力され、か
つ各ドライバ出力端子から駆動電圧が出力される期間に
図7(g)〜(k)で説明した電極走査がなされること
となる。これにより、表示領域Q1 の『R』の色画面表
示(期間t3 〜t4 )→表示領域Q2 の『R』の色画面
表示(期間t4 〜t5 )→表示領域Q1 の『G』の色画
面表示(期間t5 〜t6 )→表示領域Q2 の『G』の色
画面表示(期間t6 〜t7 )が行われていく。そして、
以上で1フレーム表示期間が終了することになる。そし
て上記1フレーム表示期間Tに示す動作が繰り返される
ことで、分割表示による面順次でカラー画像表示が行わ
れることとなる。
【0057】上記構成及び表示動作によれば、図5から
分かるようにY走査ドライバ6に設けるべきカソードド
ライバ出力端子数が、表示領域を2等分割していること
により全カソード電極数の1/2とされる。例えば、表
示領域を分割せずにカソード電極ごとに1づつのカソー
ドドライバ出力端子を接続して順次ライン走査を行って
いる場合において、ディスプレイパネルのカソード及び
第1ゲート電極数が本実施例と同様であると仮定する
と、このときのドライバ出力端子の総数は、 240(カソードドライバ出力端子)+320(第1ゲ
ートドライバ出力端子)+3(RGBドライバ)=56
3 となり、563のドライバを設けることになるが、本実
施例では 120(カソードドライバ出力端子)+320(第1ゲ
ートドライバ出力端子)+6(RGBドライバ)=44
6 となり、表示領域を分割しない場合の563本に比較し
て大幅に削減することが可能とされる。
【0058】そして本実施例では、表示領域を2分割し
ているがこれに限定されるものではなく、更に表示領域
を多数分割することは当然可能であり、また、X電極及
びY電極の本数やその比等を変更することにより、更に
ドライバ出力端子総数を削減していくことができる。例
えば画素数として横方向配置のY電極(カソード電極)
数をM、縦方向配置のX電極(第1ゲート電極)数をN
とし、1絵素がRGBの3画素とされるフルカラー表示
を面順次で実現するためには1フレームで3M本のライ
ン走査を行うことになる。しかし上記したように共通接
続されたカソード電極の数、つまりカソードドライバ出
力端子数をm、RGBに対応して第1ゲート電極ごとに
設けられる第2ゲートドライバ出力端子数をn(2分割
の場合n=6となる)とした場合、
【数1】 の関係が得られ、これにより
【数2】 の場合にn+mが最小になる。本実施例の構成ではドラ
イバ出力端子の総数Zは、
【数3】 により表すことができるので、(数2)より、
【数4】 で表される数にまでドライバ出力端子の総数を削減する
ことが可能となる。また、この際の1フィールド表示に
おける各ラインのデューティは1/(3M)で表される
が、これはドライバ出力端子総数に関わらず常に一定で
あるため、この点において輝度は一定とすることができ
る。また、本実施例の構成においても先の第1の実施例
同様、アノード電極(透明電極101)をベタに形成し
ているため高電圧を印加することができるので、高輝度
を実現することが容易となる。さらに本実施例でも、第
2ゲート電極によりエミッタ105から放出される電子
が集束されることから、色もれ等を解消することができ
る。
【0059】また、上記実施例ではデューティは1/
(3M)で表されたが、これに限定されるものではな
く、1/Mや1/(6M)等のデューティとなるように
ディスプレイパネル1を構成することも可能とされる。
また、本実施例においてもカソード電極、第1及び第2
ゲート電極間において、ライン走査電極、画像データ電
極、色画素選択電極とすべき電極の組み合わせを変更す
ることが可能であり、この場合にも全部で6通りの組み
合わせが得られることになる。
【0060】次に第3の実施例について、図8〜図12
を参照して説明する。ところで、第2の実施例の構成に
おいて上記のように表示領域を2より多く分割(すなわ
ち、3以上に分割)して、その表示領域ごとに対応する
Y電極(カソード電極)にY走査ドライバ6のドライバ
出力端子を共通に接続すれば、更にドライバ出力端子の
総数の削減を図ることが可能となる。但しこのような場
合、実際には表示領域ごとにR、G、Bに対応して設け
られることになる第2ゲート電極のうち、最上段及び最
下段の表示領域に設けられる第2ゲート電極のRGBド
ライバ8と接続するための配線は、図5の各第2ゲート
電極G2−(G2−R1 ,G1 ,B1 、G2−R2 ,G
2 ,B2 )に示したように上下からディスプレイパネル
1の外に直接引出すことができるが、それ以外の中段部
に属する表示領域の第2ゲート電極については、ディス
プレイパネル1内を通過するように配線を施して外に引
出すことになる。これは、FEDの構造について例えば
図4に示すような断面構造に加え、絶縁層等を施して立
体配線構造とする必要が生じるが、これは複雑な工程が
要求されると共に各層の絶縁不良の可能性が大きくなる
場合があって好ましいことではない。そこで、第3の実
施例では表示領域を3以上に分割した上で、FEDの構
造が立体配線とならないための構成を取るようにするも
のである。
【0061】本実施例においては、例えば先の各実施例
同様にカソード電極の本数が240本、第1ゲート電極
の本数が320本として、ディスプレイパネル1を4つ
の表示領域に分割した場合について説明する。本実施例
におけるディスプレイパネル1のカソード電極C及び第
1ゲート電極G1の全体の構成を概略的に示すと、図8
のようになる。この図に示すように、分割線P1 〜P3
によりディスプレイパネル1はQ1 〜Q4 の4つの表示
領域に等分され、各表示領域Q1 〜Q4 に対して、C1
〜C60、C61〜C120 、C121 〜C180 、C181 〜C
240 のカソード電極が割り当てられる。そして、Y走査
ドライバ6はY1 〜Y60の60のカソードドライバ出力
端子を有し、各表示領域の対応するカソード電極に対し
て共通に接続される。
【0062】次に図9及び図10により、本実施例のデ
ィスプレイパネル1の構造について説明する。図9はデ
ィスプレイパネル1の一部(なお、次に説明する図10
と共にここでは表示領域Q1 部分の一部を示しているも
のとする)を拡大してカソード電極Cと第1ゲート電極
G1の構造を示す図である。この図に示すように例えば
横方向に配されているカソード電極Cの上側で、カソー
ド電極Cと直交するように第1ゲート電極G1が形成さ
れる。そして、これらが交差する部分には第1ゲート電
極G1に形成された開穴14が集まった次に述べる色画
素部分が例えば4個所づつ設けられ、これが色を表現す
るための1絵素単位となり、破線に示す色画素パターン
30とされる。
【0063】そして、本実施例では上記図9のように形
成されるカソード電極Cと第1ゲート電極G1の構造の
上に重ねるようにして、図10に示す構成の第2ゲート
電極11が形成される。すなわち、色画素パターン30
における各4つの色画素部分に対応するように、それぞ
れ開穴13を有するR画素電極21−R、R画素電極2
1−R、G画素電極21−G、B画素電極21−Bから
なる4つの画素電極を配置するようにし、更にカソード
電極Cの配置方向に沿って、図のようにR画素電極21
−R同志を連結するように形成して、これがRに対応す
る1本の第2ゲート電極G2−R1 とされる。同様に隣
り合う色画素パターン30におけるG画素電極21−G
同志を連結して1本の第2ゲート電極G2−G1 とし、
また同様に隣り合う画素パターン30におけるB画素電
極21−B同志を連結して1本の第2ゲート電極G2−
1 とする。そして、RGBドライバ8のドライバ出力
端子(G1 、R1 、B1 )と接続するための引出し線
は、この図の左側に示すように、それぞれの第1ゲート
電極について横方向から引出すようにする。このよう
な、構成の第2ゲート電極を各カソード電極Cの配列に
対応するようにして形成するものである。そして図示し
ないが、第2ゲート電極の上方に設けられるアノード電
極はベタに形成されて、更にRGBの蛍光体は図7に示
す各画素電極の配置に対応して設けられるものとされ
る。
【0064】なお、本実施例の1組の色画素パターン3
0においてR画素電極21−Rは2つ設けられている、
すなわち、1絵素における3原色のうちRの領域が、他
のG、Bの領域の2倍に設定されているのは、対応する
蛍光体の発光効率を考慮した場合、1絵素におけるR画
素21−Rの領域を他のG、Bの色画素よりも多くなる
ように構成したほうがホワイトバランス等の点で有利と
なることによる。そして、この色画素の領域の比率はこ
れに限定されるものではなく、諸条件に応じて各色画素
電極の面積等をそれぞれ変更して形成することが可能で
ある。
【0065】図11は、本実施例のディスプレイパネル
1における第2ゲート電極G2の配列構成を模式的に示
すものであり、G2−R1 ,G1 ,B1 、G2−R2
2,B2 、G2−R3 ,G3 ,B3 、G2−R4 ,G4
,B4 、はそれぞれ各表示領域Q1 〜Q4 に対応する
第2ゲート電極を示す。また8は本実施例のRGBドラ
イバを示し、図のように4つの表示領域に対応して、R
1 ,G1 ,B1 〜R4,G4 ,B4 のように、それぞれ
3端子を1組として4セット設けた計12の第2ゲート
ドライバ出力端子を有している。
【0066】例えば、図10に示した第2ゲート電極の
構成は全体として見た場合、カソード電極ごとに対応し
て、R、G、Bの3本1組の第2ゲート電極(図に破線
により括って示す)がカソード電極ごとに対応して横方
向に配されたものと見ることができる。従って、この図
のように各第2ゲート電極からRGBドライバ8へ接続
するためのラインは、例えばディスプレイパネル1の外
に横方向からそれぞれ直接引出すことが可能となり、図
のようにして表示領域Q1 の各第2ゲート電極G2−R
1 、G1 、B1 は第2ゲートドライバ出力端子R1 ,G
1 ,B1 に対してそれぞれ共通に接続され、同様にして
表示領域Q2 、Q3 、Q4 の各第2ゲート電極G2−R
2 ,G2 ,B2 〜G2−R4 ,G4 ,B4 は、第2ゲー
トドライバ出力端子R2 ,G2 ,B2 〜R4 ,G4 ,B
4 に対してそれぞれ共通に接続されることになる。
【0067】このように、色画素選択を行うための第2
ゲート電極を形成して、上記のように引出し線を接続す
ることで、ディスプレイパネル1内すなわちFEDにお
いては複雑で困難な工程を要する立体配線構造とする必
要はなくなる。また、本実施例においても前述のように
アノード電極(図示しない)はベタに形成しており、ア
ノード電極に高電圧を印加して高輝度を得ることができ
る。
【0068】次に、図12のタイミングチャートを参照
して、本実施例のディスプレイ装置の表示動作について
説明する。例えば1フレーム表示期間Tの始めのT/1
2の時間長とされるt0 〜t1 の期間においては、図1
2(h)〜(k)に示すようにY走査ドライバ6の各カ
ソードドライバ出力端子Y1 〜Y60から順次走査電圧が
供給され、この際図12(m)に示すようにXデータド
ライバ7から画像データ電圧が第1ゲート電極に印加さ
れる。これにより、図6に示す各表示領域Q1 〜Q4
対応するカソード電極(C1 〜C60、C61〜C120 、C
121 〜C180 、C181 〜C240 )ごとに同時にライン走
査(絵素選択)が成されることとなる。ただし、この期
間t0 〜t1においては、図12(a)に示すように、
RGBドライバ8からは第2ゲートドライバ出力端子R
1 からのみ出力が成されるために、表示領域Q1 のR画
素21−Rのみが選択駆動されて表示領域Q1 における
『R』のライン走査による『R』の色画面表示のみが成
されることとなり、他の表示領域における表示はされな
い。
【0069】そしてこの後、図12(b)〜(d)に示
すように第2ゲートドライバ出力端子R2 、R3 、R4
から順次ドライブ出力(それぞれT/12時間長)がな
され、この間、図12(h)〜(m)にて説明したよう
にしてカソード電極と第1ゲート電極のマトリクスによ
り絵素選択がなされることで、表示領域Q1 における
『R』のライン走査に続き、表示領域Q2 〜Q4 におけ
る『R』のライン走査も行われることで、1画面分のR
画素の表示走査が完了する。
【0070】引き続き、図12(e)(f)(g)に示
すように、第2ゲートドライバ出力端子G1 →G2
(→G3 →G4 →B1 →B2 →B3 →)B4 から順次
(T/12時間長づつ)ドライバ出力がなされ、それぞ
れの期間内において図12(h)〜(m)に示すライン
走査及び画像データの供給が行われる。このようにし
て、1画面分のG画素の走査→B画素の走査が完了して
1フレーム表示期間Tが経過した時点で、1フレームの
カラー表示が成されることとなる。
【0071】次に、図13及び図14を参照して第4の
実施例について説明する。図13は、本実施例のディス
プレイパネル1におけるある分割された表示領域の一部
を拡大してその構造を示しているものである。先ず、Y
電極としてのカソード電極Cが横方向にストライプ状に
形成され、図のようにY走査ドライバ6の所要のカソー
ドドライバ出力端子Yn、Yn+1と接続される。な
お、本実施例の場合もカソードの並置方向に沿って表示
領域の分割がなされるものであり、Y走査ドライバ6の
カソード電極ドライバ出力端子数は、カソード電極数/
表示領域分割数となる。また、各カソード電極とカソー
ド電極ドライバを共通接続する形態も先の各実施例と同
様でよい。
【0072】そして、本実施例としてはカソード電極の
上方の第1ゲート電極が色画素選択電極(即ち第2X電
極)として形成される。例えばこの図のように、B画素
に対応する1本の第1ゲート電極G1−Bと、R画素に
対応する2本の第1ゲート電極G1−Rと、及びG画素
に対応する1本の第1ゲート電極G1−Gからなる4本
を1組とする第1ゲート電極のセットが、1本のカソー
ド電極C上に沿って形成される。なお、アノード基板側
に形成されるR、G、Bの各蛍光体は、図示しないがこ
の第1ゲート電極の位置に対応して形成されることにな
る。そして、図のラインLB に示すように第1ゲート電
極G1−B同志を櫛状に連結して接続して共通とし、こ
こから1本の引出線によりRGBドライバ8の該当表示
領域に対応する所要のドライバ出力端子Bn に対して接
続することが可能となる。同様に、Gの色画素に対応す
る第1ゲート電極G1−G同志についても、ラインLG
に示すようにそれぞれを櫛状に連結して接続して共通と
し、ここから1本の引出線を導いてRGBドライバ8の
該当表示領域に対応するドライバ出力端子Gn に対して
接続することが可能となる。更に同様に、Rの色画素に
対応する第1ゲート電極G1−R同志についても、ライ
ンLR に示すようにそれぞれをミアンダライン状に連結
して接続して共通とし、ここから1本の引出線を導いて
RGBドライバ8の該当表示領域に対応するドライバ出
力端子Rn に対して接続することが可能となる。
【0073】なお、本実施例の第1ゲート電極の組にお
いて、第1ゲート電極G1−B、Gが1本であるのに対
して第1ゲート電極G1−Rが2本とされて1絵素にお
ける色画素領域面積が異なるようにされているのは、先
の第3の実施例と同様に、Rに対応する蛍光体の発光効
率を考慮したことによる。そして、本実施例の場合も各
色に対応する第1ゲート電極の色画素領域面積の比は諸
条件に応じて任意に設定して形成することが可能であ
る。
【0074】そして、上記のようにして形成された第1
ゲート電極の上側に対して、図の破線で示す第2ゲート
電極G2、G2・・・が第1X電極としてカソード電極
と直交するようにしてストライプ状に形成される。従っ
て本実施例の場合には、Xデータドライバ7(図示しな
い)には実際の第2ゲート電極数に対応する第2ゲート
ドライバ出力端子が設けられることになり、これらの第
2ゲート電極G2、G2に対して、それぞれ第2ゲート
ドライバ出力端子Xn,Xn+1,Xn+2・・・が接
続される。
【0075】このように、本実施例ではカソード電極が
ライン走査電極(Y電極)とされ、第2ゲート電極が画
像データ電極(第1X電極)とされ、色画素選択電極が
それぞれ第1ゲート電極とされることになる。
【0076】そして、図14は本実施例のディスプレイ
パネル1全体からみた表示領域ごとの第1ゲート電極の
配列パターンを概念的に示している。例えばこの図の表
示領域Q1 内の第1ゲート電極をそれぞれG1−R1
1、B1 とすると、例えばB画素に対応する第1ゲー
ト電極G1−B1 (実線)と一方のG画素に対応する第
1ゲート電極G1−G1 (実線)をそれぞれ櫛状となる
ように接続したうえで、両者が咬み合うように配列され
る。そして第1ゲート電極G1−R1 (破線)は、第1
ゲート電極G1−B1 (実線)と第1ゲート電極G1−
1 (実線)が図のように配列されることにより形成さ
れたパターンの間を沿うようにしてミアンダライン状に
連続して配置される。このように配列した状態で、図の
破線により括って示すように第1ゲート電極G1−B
1 、G1−R1 、G1−G1 及びG1−R1 からなる4
本が図13に示したように1本のカソード電極に対応す
る1セットとされる。
【0077】そして、図のように各第1ゲート電極の一
端からディスプレイパネル1の外にラインを引き出し
て、RGBドライバ8のドライバ出力端子R1 、G1
1 とそれぞれ接続する。あるいはもう一方の他端から
任意の第1ゲート電極のラインが引き出されてもよい。
このような第1電極ゲートの形成、及びRGBドライバ
8のドライバ出力端子への接続を分割された表示領域ご
とに行うものである。
【0078】これにより、本実施例において色画素選択
のための各第1ゲート電極とRGBドライバ8との配線
に際して、先の実施例と同様に、例えば横方向から直接
ディスプレイパネル1の外に配線ラインを引出すことが
可能となるので、この場合もディスプレイパネル1を平
面配線の構造にすることができる。また、本実施例にお
いてもアノード電極(図示省略)をベタに形成すること
によってアノード電極に対して高電圧を印加して高輝度
を得ることが可能となる。
【0079】なお、画像表示動作としては、本実施例に
おいても先の第3の実施例と同様にカソード電極の本数
が240本、第1ゲート電極の本数が320本として、
ディスプレイパネル1を4つの表示領域に分割したとし
た場合、図12に示すタイミングチャートと同様でよ
く、これによりカラー画像表示が行われる。
【0080】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、デ
ィスプレイ装置のドライバ出力端子数を削減することに
より、構造の複雑化やコスト高を解消することができる
という効果を有し、また、第2ゲート電極によりエミッ
タからの放出電子の集束が可能となると共に、アノード
電極をベタに形成して高電圧を印加させることが可能な
ので、高輝度及び高解像度が実現され、高品位なディス
プレイ装置を構築することができるという効果を有して
いる。更に、色画素選択を行うための電極の配置構成に
ともない、RGBドライバとこれらを接続するライン
が、ディスプレイパネルの外に直接引き出せるようにな
るために、ディスプレイパネルとしてのFEDを立体配
線による構造とする必要がなくなる。これによりFED
の製造が複雑にならず、製造工程の簡略化やコスト等の
抑制及び信頼性の向上が実現されるという効果を有して
いる。更に、本発明では1画素パターンにおけるRGB
の各領域の面積を変更することが可能で、例えば発光効
率の悪いRの蛍光体に対応するR画素の領域をG、Bの
画素より広く取るようにすることで、Rの輝度を容易に
向上させることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスプレイ装置の第1の実施例の構
成を示す図である。
【図2】第1の実施例のディスプレイパネルの一部を拡
大して示す図である。
【図3】第1の実施例のディスプレイ装置の表示動作を
示すタイミングチャートである。
【図4】第1の実施例のディスプレイパネルの構造を示
す図である。
【図5】第2の実施例のディスプレイ装置の構成を示す
図である。
【図6】第2の実施例のディスプレイパネルの一部を拡
大して示す図である。
【図7】第2の実施例のディスプレイ装置の表示動作を
示すタイミングチャートである。
【図8】第3の実施例のディスプレイパネルのカソード
電極と第1ゲート電極の構成を示す図である。
【図9】第3の実施例のディスプレイパネルの一部を拡
大して示す図である。
【図10】第3の実施例のディスプレイパネルの一部を
拡大して示す図である。
【図11】第3の実施例のディスプレイパネルの第2ゲ
ート電極の配列構成を示す図である。
【図12】第3の実施例のディスプレイ装置の表示動作
を示すタイミングチャートである。
【図13】第4の実施例のディスプレイパネルの一部を
拡大して示す図である。
【図14】第4の実施例のディスプレイパネルの第1ゲ
ート電極の配置を示す図である。
【図15】従来のディスプレイ装置においてディスプレ
イパネルの構造を示す図である。
【図16】従来のディスプレイ装置においてディスプレ
イパネルの構造を示す図である。
【図17】従来のディスプレイ装置のアノード基板の一
部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイパネル 5 ドライバコントローラ 6 Y走査ドライバ 7 Xデータドライバ 8 RGBドライバ 9 アノードドライバ 13、14 開穴 G1−1〜G1−320 第1ゲート電極 G1−R、G、BG2−R1 ,G1 ,B1 〜G2−R
4 ,G4 ,B4 第2ゲート電極 C1 〜C240 カソード電極 Y1 〜Y120 カソードドライバ出力端子 X1 〜X320 第1(第2)ゲートドライバ出力端子 R1 ,G1 ,B1 ,R2 ,G2 ,B2 第2(第1)ゲ
ートドライバ出力端子 Q1 〜Q4 表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 31/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子放出陰極としてのエミッタが形成さ
    れているカソード電極と、その上にそれぞれ絶縁層を介
    して電子の放出を制御する第1のゲート電極及び第2の
    ゲート電極とが形成されている第1の基体と、 前記第1の基体に対向して、3原色の蛍光体が所定のパ
    ターンによって塗布されているアノード電極を有する透
    明な第2の基体とを備え、 前記カソード電極、前記第1のゲート電極、前記第2の
    ゲート電極のいずれかをそれぞれ、ストライプ状に配置
    される複数本のY電極群、前記Y電極群と直交する方向
    に配置される複数本の第1のX電極群、及び前記Y電極
    群と直交するとされる方向又は平行とされる方向に配置
    される複数本の第2のX電極群とし、 前記Y電極群を所定タイミングで走査するためのY電極
    ドライブ手段と、 前記第1のX電極群に映像データ信号を供給する第1の
    X電極ドライブ手段と、 前記第2のX電極群に前記3原色の蛍光体の1つを選択
    発光できる駆動信号を所定タイミングで供給する第2の
    X電極ドライブ手段とを備えていることを特徴とするデ
    ィスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 表示面をY電極が並置されている方向に
    沿って分割線が設けられるようにn個の表示領域に分割
    すると共に、この分割された各表示領域ごとに対応して
    前記第2のX電極群を分割して配し、 前記Y電極ドライブ手段は、分割された前記表示領域ご
    とに対応するY電極同士を共通に走査するドライブ出力
    端子を有し、 前記第2のX電極ドライブ手段は、分割された前記表示
    領域ごとの前記第2のX電極群における3原色に対応す
    る各電極ごとに対して、共通に上記駆動信号を供給する
    ドライブ出力端子を有して構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のX電極は3原色にそれぞれ対
    応するR電極、G電極、B電極を1組として、分割され
    た前記表示領域ごとに配され、 前記第2のX電極ドライブ手段は前記R電極、G電極、
    B電極の各々に対して共通に駆動信号を供給可能なR、
    G、Bの各ドライブ出力端子が、前記分割された表示領
    域ごとに対応して設けられていることを特徴とする請求
    項2に記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記Y電極と前記第1のX電極の交差位
    置に対応して、3原色に対応するR蛍光体、G蛍光体、
    B蛍光体からなる色画素パターンが形成されているもの
    としたうえで、 前記第2のX電極は、 前記R蛍光体に対応する位置にR画素電極部、前記G蛍
    光体に対応する位置にG画素電極部、及び前記B蛍光体
    に対応する位置にB画素電極部をそれぞれ配すると共
    に、 分割された前記表示領域ごとに上記各R画素電極部同
    志、G画素電極部同志、B画素電極部同志をそれぞれ前
    記表示領域の分割線の方向に沿って連結して、R電極、
    G電極及びB電極として構成した ことを特徴とする、請
    求項2又は請求項3に記載のディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記Y電極と前記第1のX電極の交差位
    置に対応して、3原色に対応するR蛍光体、G蛍光体、
    B蛍光体からなる色画素パターンが形成されているもの
    としたうえで、 前記第2のX電極は、3原色に対応するストライプ状の
    R電極、G電極、B電極を平行に配列させるとともに、
    これらR電極、G電極、B電極をそれぞれ、上記R蛍光
    体、G蛍光体、B蛍光体の位置に対応して配置させた電
    極のセットによって形成され、 このR電極、G電極、B電極を平行に配列させた電極の
    セットから成る第2のX電極を、前記Y電極あるいは第
    1のX電極のいずれかと同じ方向に配置したうえで、 これらの配置された前記R電極同志、G電極同志、B電
    極同志を分割された前記表示領域ごとに連結することを
    特徴とする請求項2又は請求項3に記載のディスプレイ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記色画素パターンごとに対応して位置
    している前記R電極、前記G電極、前記B電極により表
    示される各領域の面積比が、少なくとも1つ異なるよう
    にして形成されていることを特徴とする請求項4又は請
    求項5に記載のディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 前記アノード電極はベタに一体形成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
    れかに記載のディスプレイ装置。
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JPH07230777A (ja) 1995-08-29

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