JP2590998B2 - 画像表示装置の水平偏向装置 - Google Patents

画像表示装置の水平偏向装置

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JP2590998B2
JP2590998B2 JP62334396A JP33439687A JP2590998B2 JP 2590998 B2 JP2590998 B2 JP 2590998B2 JP 62334396 A JP62334396 A JP 62334396A JP 33439687 A JP33439687 A JP 33439687A JP 2590998 B2 JP2590998 B2 JP 2590998B2
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deflection
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孝之 鶴来
暉雄 片岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカラーテレビジョン受像機、計算機の端末デ
ィスプレイ等に用いられる画像表示装置の水平偏向装置
に関するものである。
従来の技術 複数のバンドブロックに分割された画像スクリーンを
持つ画像表示装置としては例えば特開昭60−189848号公
報に示されている。第4図は、同装置の主要部分の斜視
図であり、1は複数のバンドブロックに分割された画像
スクリーン、2は赤、緑、青の3原色がストライプ状に
水平方向に繰り返し順次配列された螢光体、3は電子ビ
ームを水平方向に偏向するためのバイドブロックと同数
の対を持つ水平偏向電極、4は水平偏向電極3を支える
ガラス基板、5は水平方向に独立して等間隔で配置され
たバンドブロックと同数の垂直方向に長い電子を放出す
る線状カソード、6は線状カソード5からの電子ビーム
を制御するグリッド、7は線状カソード5をはさんで画
像スクリーン1と反対方向に線状カソード5に近接して
設けられた電気的に分割された水平方向に細長い垂直走
査を行なうための垂直走査電極であり、通常は水平走査
線の数と同数設けられている。なお、画面の水平垂直方
向を明確にするため水平方向H、および垂直方向Vを図
示している。第5図は、従来の画像表示装置の水平偏向
装置を示すブロック図であり、4はガラス基板、8は水
平同期信号HDをもとに鋸歯状波や階段波等の水平偏向波
形を生成し水平偏向電極を駆動する水平偏向回路であ
る。第6図は、同偏向装置による画面上での偏向方向を
示す図である。
以上のように構成された画像表示装置においては、垂
直走査電極7の線状カソード5に対する電位に応じて予
めあたためられている線状カソード5より、垂直方向の
ある部位よりグリッド6の方向に電子ビームが放出され
る。放出された電子ビームは、グリッド6により加速さ
れると同時に、グリッド6に設けられた開孔を通り細く
絞られ、画像スクリーン1の方向に進む。このように、
線状カソード5、グリッド6、垂直走査電極7は垂直方
向には垂直走査電極と同数の、または、水平方向にはバ
ンドブロックの分割数と同数の電子銃を構成している。
電子銃からの電子ビームは、鋸歯状波等の偏向波形で水
平偏向電極3により水平方向に走査された後、螢光体を
発光させ画像スクリーン1上に画像を表示させる。な
お、各電子銃からの電子ビームは水平方向の同一のライ
ンにおいては同時に発射され、また、同一のガラス基板
に設けられた水平偏向電極には、構造上同一の電位しか
かけられないので、第6図に示すように隣接するバンド
ブロックにおいては偏向方向が左右逆になる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、各電子銃を駆動
する駆動回路等の特性が理想的なものでない場合に電子
銃からの電子ビームの画像スクリーン1上での強さが理
想的なものとならず画像スクリーン1に色ムラを生じて
しまうが、隣接する各バンドブロックにおいて偏向方向
が異なっているので画像スクリーン1上での色ムラが、
隣接するバンドブロックにおいて異なって生じ、バンド
ブロックのつなぎ目を感じてしまうという問題点を有し
ていた。
本発明はかかる点に鑑み、各バンドブロック内で発生
する色ムラの差異によるバンドブロックのつなぎ目の目
だたない画像表示装置の水平偏向装置を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、複数のバンドブロックに分割された画像ス
クリーンと、前記画像スクリーンの分割数と同数の電子
銃と、電子銃からの電子ビームを偏向する複数の偏向電
極と、前記画像スクリーンの同一の場所を逆方向に偏向
するように偏向電極に周期的に逆方向の水平偏向信号を
与える偏向制御回路を備えた画像表示装置の水平偏向装
置である。
作用 本発明は前記した構成により、フレームに同期して各
バンドブロックの偏向方向を反転させ画像スクリーン上
に生じる色ムラを積分することにより各バンドブロック
における色ムラの発生の異なりを緩和し、バンドブロッ
クのつなぎ目を感じにくくさせる。
実施例 第1図は、同実施例の水平偏向電極及び水平偏向回路
のブロック図である。第1図において従来例と同じもの
に付いては同一番号を使用し、詳細な説明は省略する。
3は水平偏向電極、4はガラス基板、8は水平偏向回路
であり第5図と同様なものである。9はフレームに同期
して水平偏向電極に対し偏向方向を逆にするような偏向
波形を与えるための偏向制御回路である。第2図は、同
実施例の動作を示す特性図である。第3図は同実施例の
フレームごとの偏向方向を示す動作説明図であり、同図
(a)は鋸歯状波による偏向を同図(b)は三角波によ
る偏向方向を示す。実線と波線は各フレームごとの偏向
方向を示しており実際の装置においては一致している
が、分かりやすくするためにずらして図示している。
以上のように構成されたこの実施例の画像表示装置に
ついて以下その動作を説明する。
まず電子銃を駆動する駆動回路の特性等により、画像
スクリーン1上での電子ビームの強さがビームのたち下
がりの特性が悪いため左右不対称になってしまう場合に
ついての不都合を説明する。例えば緑一色を表示させた
い場合に、前記したように隣接するバンドブロックにお
いて偏向方向が逆となるため、第2図(a)に示すよう
に左から右へ偏向するバンドブロックにおいてはシアン
色がかかった緑に、右から左に偏向するバンドブロック
においては、同図(b)に示すように黄色がかかった緑
になる。つまり隣接するブロックにおいてお互いに異な
った色再現のミスが起こり各バンドブロック内では認識
されないくらいのさほど大きくないミスであっても、人
間の視覚の特性上微分成分、つまりある部分の差を検出
しやすいので各バンドブロック間でのわずかな色の違い
を認識し、そのつなぎ目を感じてしまうことになる。こ
のような不具合をなくすには駆動回路の特性を改善する
などして、電子ビームの強さを左右対称にすれば良い
が、駆動回路の特性を良くすることは消費電力が増大し
たり、コスト的に問題が生じることが多い。そこで、第
3図(a)に示すように各フレームごとに水平偏向電極
3に加えられる偏向波形を電子ビームの偏向方向が逆方
向になるように制御することにより、通常のTV画像信号
などは各フレーム間で強い相関をもっているのでフレー
ム間で電子ビームの強さが平均されて、各バンドブロッ
クにおける電子ビームの強さは第2図(c)に示すよう
になり、電子ビームの画像スクリーン1上での強さを疑
似的に左右対称にすることができ、その結果、各バンド
ブロックにおいて個別に発生する色再現のミスによって
生ずるバンドブロック間の違和感を低減することがで
き、バンドブロックのつなぎ目を感じにくくさせること
ができる。この実施例においては、水平偏向回路8が出
力するふたつの出力を各フレームごとに切り替えて水平
偏向電極3に出力することにより、偏向方向を切り替え
ている。
偏向方向をフレームごとに切り替えることにより、2
フレームで1つの画像を表示するようになるので画像に
輝度や色のフリッカーを生じることがある。フリッカー
は生じた面積が大きいときには、例えば輝度フリッカー
の場合輝度差が1%以下であっても検知されるが、面積
が小さくなるほど検知されにくくなる。そこで、第3図
(b)に示すように水平偏向を三角波で行なうことによ
り、例えば緑一色を表示させたい場合、あるバンドブロ
ックのあるラインにおいては、第2図(a)に示すよう
にシアンがかかった緑色に、そのラインの上下のライン
においては偏向方向が逆になるために同図(b)に示す
ように黄色がかかった緑色になる。このように、三角波
偏向を行なうことにより一つのバンドブロック内で1ラ
インおきに異なった色再現のミスが発生することにな
り、1つのバンドブロック内で上から下まで同じように
輝度のレベルが変化したり色が変化する事がなくなり、
つまり、フリッカーの発生する面積が極端に小さくなる
のでフリッカーの発生を目だたなくすることができる。
また、三角波で偏向することにより前記のように、一つ
のラインの上下左右のラインはお互いに異なる色再現の
ミスを発生するので、空間的にも色ムラが平均化されバ
ンドブロックのつなぎ目がいっそう目だたなくなる。ま
た、フリッカーの発生は一つの画像を表示するのに2フ
レーム分の時間つまり2回の走査時間必要とするために
生じるものであるから、偏向速度を2倍にすることによ
り走査時間を半分にし、同一ラインを1フレーム中に2
回走査し偏向方向の逆転を1/2フレームごとに行なうと
により1フレームで一つの画像を表示すうことになりフ
リッカーの発生を抑えることも可能である。
以上のようにこの実施例によれば、非常に簡単な構成
により、駆動回路等の特性によって生じる色ムラによる
バンドブロックのつなぎ目の感じ方を少なくできる画像
表示装置の水平偏向装置が実現できる。
なお、この実施例においては偏向方向を切り替える偏
向制御回路を水平偏向電極の前に設けたが、水平偏向回
路の偏向波形発生の段階で制御しても良いのは明らかで
ある。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、消費電力の増
大や、コスト高につながる駆動回路等を設けることな
く、非常に簡単な構成で各バンドブロック内で生ずる色
ムラによるバンドバンドブロックのつなぎ目の感じ方を
非常に少なくすることができ、その実用的効果は非常に
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における画像表示装置の水平
偏向装置を示すブロック図、第2図は画像表示装置の電
子ビーム強度を示す特性図、第3図は前記実施例におけ
る偏向パターンを示す動作説明図、第4図は複数のバン
ドブロックに分割された画像スクリーンを持つ画像表示
装置の斜視図、第5図は従来の画像表示装置装置の水平
偏向装置を示すブロック図、第6図は従来の画像表示装
置の水平偏向装置における偏向パターンを示す動作説明
図である。 1……画像スクリーン、2……螢光体、3……水平偏向
電極、4……ガラス基板、5……線状カソード、6……
グリッド、7……垂直走査電極、8……水平偏向回路、
9……偏向制御回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤、緑、青の3原色のストライプ状の螢光
    体が水平方向に繰り返し順次配列され、複数のバンドブ
    ロックに分割された画像スクリーンと、前記水平方向に
    設けられた前記画像スクリーンの分割数と同数の電子銃
    と、前記電子銃から放出される電子ビームを偏向する複
    数の水平偏向電極と、前記画像スクリーンの同一の場所
    を逆方向に偏向するように前記水平偏向電極に周期的に
    逆方向の水平偏向信号を与える偏向制御回路を備えた画
    像表示装置の水平偏向装置。
  2. 【請求項2】偏向制御回路は、フレームごとに逆方向の
    水平偏向信号を水平偏向電極に与えることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の画像表示装置の水平偏向装
    置。
  3. 【請求項3】水平偏向電極は水平偏向を2倍の速度で行
    い、偏向制御電極は1/2フレームごとに逆方向の水平偏
    向信号を水平偏向電極に与えることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の画像表示装置の水平偏向装置。
  4. 【請求項4】偏向制御回路は、水平偏向信号としてその
    極性が周期的に反転する三角波を発生することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の画像表示装置の水平偏
    向装置。
JP62334396A 1987-12-29 1987-12-29 画像表示装置の水平偏向装置 Expired - Lifetime JP2590998B2 (ja)

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JPH01175478A JPH01175478A (ja) 1989-07-11
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