JP2000032485A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2000032485A
JP2000032485A JP10200908A JP20090898A JP2000032485A JP 2000032485 A JP2000032485 A JP 2000032485A JP 10200908 A JP10200908 A JP 10200908A JP 20090898 A JP20090898 A JP 20090898A JP 2000032485 A JP2000032485 A JP 2000032485A
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JP
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horizontal
scanning
magnetic field
screen
screen surface
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Application number
JP10200908A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Hamada
潔 濱田
Hiroshige Taniguchi
啓成 谷口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各単位ラスターの回転を制御する機能を付加
し、環境磁界のスクリーン面に垂直な成分により発生す
る単位ラスターの回転に起因する画質劣化を抑えること
ができる画像表示装置を提供する。 【解決手段】 スクリーン面上で電子ビームを水平及び
垂直方向にに走査する電極を有し、スクリーン面に垂直
な磁界成分を検出する磁気センサ31と、その検出出力
に応じて垂直走査信号の振幅を制御する可変利得増幅器
32,33と、振幅を制御された垂直走査信号を水平走
査信号に加算して得た新たな水平走査信号を水平偏向電
極6に印加する加算回路34,35とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビジョ
ン受像機、計算機の端末ディスプレイ等に用いられる画
像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術に係る画像表示装置の
分解斜視図を示している。この従来技術に係る画像表示
装置は、後方(図中左側)から前方(図中右側)に向か
って順に、背面電極1、ビーム源としての線陰極群2、
ビーム引き出し電極3、制御電極4、集束電極5、水平
走査電極6、垂直走査電極7及びスクリーン8が配置さ
れ、これらの各構成要素が真空容器(図示省略)の内部
に収納されて構成されている。
【0003】ビーム源としての線陰極群2は、水平方向
に線状に分布する電子ビームを発生するように水平方向
に架張された複数の線陰極からなり、これらの線陰極が
垂直方向に所定のピッチで設けられている。一例とし
て、垂直方向の各線陰極間のピッチは5.5mmであ
り、線陰極の数は19本である。各線陰極の符号を2a
〜2sとする。ただし、図4では見やすさのために4本
の線陰極2a〜2dのみを描いている。これらの線陰極
2a〜2sは、例えば、直径が10〜30μmのタング
ステン線の表面に酸化物陰極材料を塗布して構成されて
いる。そして、上方の線陰極2aから下方の2sまで順
に一定時間(例えば12水平走査期間)ずつ、電子ビー
ムを放出するように制御されている。
【0004】背面電極1は、駆動中の線陰極以外の線陰
極からの電子ビームの発生を抑止すると共に、電子ビー
ムをアノード方向のみに押し出す機能を有している。ま
た、図4に真空容器は描かれていないが、背面電極1が
真空容器の背面を兼ねる構造とすることもできる。
【0005】ビーム引き出し電極3は、貫通孔10が複
数個形成された導電板11を用いて構成されており、線
陰極群2から放出された電子ビームを貫通孔10を通し
て水平方向に複数に区分して取り出す機能を有してい
る。したがって、導電板11の貫通孔10は、線陰極2
a〜2sのそれぞれと対向する位置で、かつ、水平方向
に一定間隔で設けられている。一例として、107個の
貫通孔10が水平方向のピッチ1.28mmで設けられ
ている。
【0006】制御電極4は、ビーム引き出し電極3の各
貫通孔10と対向する位置に貫通孔14を有する垂直方
向に長い導電板15を107本用いて構成されている。
ただし、図4では見やすさのために、9本の導電板15
のみが描かれている。この制御電極4は、水平方向に1
07区分された電子ビームの通過量を各区分に対応する
映像信号に基づいて一斉に変調する。
【0007】なお、1区分当たり2画素を割り当て、各
画素はR(赤色),G(緑色),B(青色)の3原色
(蛍光体)で構成されるので、各区分に対応する2(画
素)×3(原色)の6種類の信号が、後述する水平偏向
と同期して1水平走査期間内に時分割で順次加えられ
る。
【0008】集束電極5は、複数の貫通孔16を有する
導電板17を用いて構成されており、電子ビームを集束
させる機能を有している。この導電板17は、制御電極
4に設けられた各貫通孔14に対向する位置に貫通孔1
6を備えている。
【0009】水平走査電極6は、集束電極5に形成され
ている貫通孔16の縦方向の並びを挟むように配置され
た一対の垂直方向に延びる櫛状の導電板18,18’を
用いて構成されている。水平走査電極6は、水平方向に
107区分された電子ビームを一斉に水平方向に走査
し、1水平走査期間内にスクリーン8上のR,G,Bの
原色蛍光体ストライプ2組分を6段階に順次照射し発光
させるように機能する。
【0010】垂直走査電極7は、集束電極5に形成され
ている貫通孔16の横方向の並びを挟むように配置され
た一対の水平方向に延びる櫛状の導電板19,19’を
用いて構成されている。両導電板19,19’には垂直
偏向用電圧が印加され、これによって垂直走査電極7は
電子ビームを垂直方向に走査させる。例えば、19本の
線陰極2a〜2sから放出される電子ビームを各々12
段階、すなわち12水平走査線分ずつ走査し、スクリー
ン8上に垂直方向に228本の水平走査ラインを描いて
いる。
【0011】上記のように、従来技術に係る画像表示装
置は、19本の線陰極2a〜2sに対応して垂直方向に
19本、制御電極4を構成する複数本の導電板15に対
応して水平方向に107本配列された計19×107本
の電子ビームをスクリーン上の所定領域、すなわち垂直
方向に19本の線陰極の配列ピッチ相当、水平方向にビ
ーム引き出し電極3の貫通孔10の配列ピッチ相当の領
域にわたって走査する。これにより、19×107個の
単位ラスターをスクリーン上で一つに合成して画像を表
示する。1本の電子ビームの偏向量が少なくてよいので
スクリーン8までの距離を小さくすることができ、薄型
の表示装置を実現することができる。
【0012】スクリーン8は、ガラス板を用いて構成さ
れており、このガラス板の裏面には、電子ビームの照射
により発光するR,G,Bの原色蛍光体が、黒色ガード
バンドを介してストライプ状に塗布されており、これら
の上にはメタルバックが付加されている(図示省略)。
図4において、スクリーン8に描かれた破線及び二点鎖
線で仕切られた1つの区画は1本の電子ビームの走査領
域を示している。破線は、複数本の線陰極2a〜2sの
それぞれに対応し、二点鎖線は、制御電極4を構成して
いる複数本の導電板15の各々に対応する。
【0013】これらの破線及び二点鎖線で仕切られた1
つの区画、すなわち1本の電子ビームの走査領域には、
図5の拡大図に示すように、垂直方向に延びるR,G,
Bの原色蛍光体ストライプ20R,20G,20Bが、
水平方向に黒色ガードバンド22を挟んで2組形成され
ている。垂直方向には、水平方向に延びるラインが12
ライン分形成されている。1区画の大きさは例えば、水
平方向に1.0mm、垂直方向に4.4mmである。な
お、図5の縦横比は実際の縦横比とは異なっている。
【0014】つぎに、図6を用いてこの画像表示装置の
駆動方法を説明する。図6は画像表示装置の各電極の駆
動信号波形を示している。信号Ka〜Ksは19本の線
陰極2a〜2sのそれぞれに対応する19個の線陰極駆
動パルスである。各パルスは、12水平期間だけがLレ
ベルであり、この期間のみ、対応する線陰極から電子ビ
ームが照射される。12水平期間に相当するLレベル期
間は線陰極2aから線陰極2sまで順に12水平走査期
間ずつずれている。
【0015】信号V,V’は垂直走査信号であり、線陰
極駆動パルスによって各線陰極が電子ビームを放出して
いる期間(12水平期間)内において、1水平期間ごと
に電位が順次上昇又は下降する12段の階段波形を有す
る。19本の線陰極2a〜2sから放出される電子ビー
ムを各々12段階、すなわち12水平走査線分づつ走査
することにより、スクリーン8上に垂直方向に合計22
8本の水平走査ラインを描く。
【0016】信号H,H’は水平走査信号であり、1水
平期間内において、電位が6段階に順次上昇又は下降す
る6段の階段波形であり、水平方向に107区分された
電子ビームを一斉に水平方向に走査し、スクリーン8上
のR,G,Bの原色蛍光体ストライプ2組分を順次照射
する。以上のような駆動によりスクリーン上に19×1
07個の単位ラスターが描かれる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像表示装置において、設置場所の地磁気
等の環境磁界により各電子ビームにずれが生じ画質が劣
化するという問題がある。特に環境磁界のスクリーン面
に垂直な成分により、19×107個の単位ラスターに
回転が生じ各単位ラスター間の境界が目立つといった通
常のCRTには見られない特有の画像劣化が生ずること
がある。
【0018】その様子を図7及び8を用いて説明する。
図7は、画像表示装置における電子ビームに対する磁界
の影響を模式的に示した説明図である。図7において、
VDは垂直偏向電極面、SCはスクリーン面をそれぞれ
示している。また、スクリーン面の水平方向及び垂直方
向をH及びVで示し、スクリーン面に垂直な方向をZで
示している。To,Tu及びTdは、垂直偏向を受けて
いない電子ビーム、上方向に偏向走査された電子ビー
ム、及び下方向に偏向走査された電子をビームをそれぞ
れ示している。Bzは環境磁界のスクリーン面に垂直な
成分を示し、スクリーン面から線陰極への向きを有す
る。
【0019】上記のような条件下で磁界Bの電子ビーム
への影響を考えると、電子ビームToについては、磁界
Bzの方向と一致しているので、磁界Bzの影響は受け
ない。電子ビームTuについては、電子ビームの上方向
の速度成分Vvと磁界Bzの積に比例する左方向ローレ
ンツ力Fhが発生するので、電子ビームは左方向に曲げ
られる。電子ビームTdについては、電子ビームの下方
向の速度成分Vv’と磁界Bzの積に比例した右方向ロ
ーレンツ力Fh’が発生し、電子ビームは右方向に曲げ
られる。すなわち電子ビームが垂直方向に走査される
と、スクリーン上に描かれるラスターは環境磁界のスク
リーン面に垂直な成分に比例した量の時計回りの回転を
受けることになる。
【0020】図8はスクリーン面の拡大図であり、単位
ラスターに上記のような回転が生じ、上下端部で電子ビ
ームの一部が黒色ガードバンドにかかっている状態を示
している。この場合、上下端部で電子ビームの一部が発
光に寄与しないので、輝度低下が生ずる。更に電子ビー
ムの回転が大きくなって、隣接する蛍光体ストライプに
まで照射されると混色が発生し、スクリーン全体では各
単位ラスター間の垂直方向境界部に横縞模様が入ったよ
うに見える。
【0021】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、各単位ラスターの回転を制御
する機能を付加し、環境磁界のスクリーン面に垂直な成
分により発生する単位ラスターの回転に起因する画質劣
化を抑えることができる画像表示装置を提供することを
目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像表示装
置は、複数の電子ビーム源より照射された複数の電子ビ
ームがスクリーン上のそれぞれの所定領域内を水平方向
及び垂直方向に走査することにより複数の単位ラスター
を描き、前記複数の単位ラスターがスクリーン上で合成
されることによりスクリーン全体として1つの画像を表
示する画像表示装置において、スクリーン面に垂直な環
境磁界成分を検出する磁気センサと、前記複数の電子ビ
ームを水平方向に走査するための走査信号及び垂直方向
に走査するための走査信号のうちの一方の振幅を前記磁
気センサの出力に応じて制御する手段と、振幅が制御さ
れた走査信号を他方の走査信号に加算してスクリーン上
に描かれる各単位ラスターの回転を制御する手段とを有
することを特徴とする。
【0023】上記の構成によれば、スクリーン面に垂直
な磁界成分を検出する磁気センサの出力に基づいて、ス
クリーン上に描かれる各単位ラスターの回転が補正さ
れ、従来の課題であった環境磁界により発生する単位ラ
スターの回転に起因する画質劣化を抑えることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る
画像表示装置を示している。図1の上部に画像表示装置
の分解斜視図が描かれ、その下に、磁気センサ31の出
力に基づいて各単位ラスターの回転を制御するための回
路構成がブロック図で示されている。また、図1に示さ
れた各回路ブロックの信号波形を各電極の基本駆動信号
波形と共に図2に示す。本実施形態の画像表示装置は、
従来技術として図4等を用いて説明した画像表示装置
に、環境磁界のスクリーン面に垂直な成分により発生す
る19×107個の単位ラスターの回転を補正するため
の構成を付加したものである。
【0025】図1において、磁気センサ31は、スクリ
ーン面に垂直な磁界成分に比例した信号Vmを出力す
る。磁気センサ31として、例えば地磁気等の微弱な磁
界の検出に優れたフラックスゲート方式のセンサを用い
ることが好ましい。32,33は、垂直走査信号V,
V’の振幅を磁気センサ31の出力に応じて制御する手
段に相当する可変利得増幅器である。可変利得増幅器3
2,33は、利得制御信号すなわち磁気センサ31の出
力Vmに比例した利得で垂直走査信号V,V’を増幅し
たラスター回転制御信号Vrot,Vrot’を出力す
る。34,35は加算回路であり、ラスター回転制御信
号Vrot,Vrot’を水平走査信号H,H’に加算
して得た新たな水平走査信号Hrot,Hrot’を水
平走査電極6に印加する。
【0026】上記のようなラスター回転補正回路による
スクリーン面上のラスターの動きを図3に模式的に示
す。上記の構成によれば可変利得増幅器32,33より
出力されるラスター回転制御信号Vrot,Vrot’
の振幅は磁気センサ31により検出されたスクリーン面
に垂直な磁界成分に比例する。このようなラスター回転
制御信号Vrot,Vrot’を水平走査信号H,H’
に加算して得られた新たな水平走査信号Hrot,Hr
ot’を水平走査電極6に印加した場合、各線陰極より
照射される電子ビームは、元の水平走査信号H,H’に
よるR,G,Bの原色蛍光体ストライプ2組分6段階の
水平方向の走査と、垂直走査信号V,V’による垂直方
向の12水平走査線分の走査に加えて、ラスター回転制
御信号Vrot,Vrot’による12水平走査期間周
期の水平方向の走査成分を受けることになる。その結
果、各電子ビームがスクリーン上に描く各単位ラスター
は、図3に示すような回転を受ける。その回転量はスク
リーン面に垂直な磁界成分に比例している。
【0027】したがって、磁気センサ31の感度調整等
により、回路ループのゲイン、すなわち、Vrot及び
Vrot’の振幅と磁気センサ31により検出されるス
クリーン面に垂直な磁界成分との比を適切な値に調整す
ることにより、ラスター回転制御信号Vrot,Vro
t’による単位ラスターの回転(図3)と環境磁界のス
クリーン面に垂直な成分により発生する単位ラスターの
回転(図8)とを相殺することができる。
【0028】以上のように、本実施形態に係る画像表示
装置によれば、磁気センサ31がスクリーン面に垂直な
磁界成分を検出し、その検出出力に基づいて可変利得増
幅器32,33が垂直走査信号V,V’の振幅を制御し
てスクリーン面に垂直な磁界に比例した振幅のラスター
回転制御信号Vrot,Vrot’を得、加算回路3
4,35が水平走査信号H,H’にラスター回転制御信
号Vrot,Vrot’を加算して得た新たな水平走査
信号Hrot,Hrot’を水平走査電極6に印加す
る。これにより、各単位ラスターにスクリーン面に垂直
な磁界成分の強度に比例した回転を与えることができ、
この回転により環境磁界のスクリーン面に垂直な成分に
より発生する19×107個の単位ラスターの回転を補
正することができる。
【0029】なお、本実施形態では、スクリーン面に垂
直な磁界成分に応じて垂直走査信号の振幅を制御して水
平走査信号に加算する構成としたが、これは垂直方向の
走査範囲4.4mmが水平方向の走査範囲1mmに比べ
て大きいからである。つまり、単位ラスターの回転が実
質的に、垂直方向の走査に伴う水平方向の位置ずれ現象
として画質に影響するので、この位置ずれを解消するこ
とを目的としている。
【0030】しかしながら、本発明はこの実施形態の構
成に限定されるわけではなく、例えば、水平方向の走査
範囲が垂直方向の走査範囲に比較して相対的に大きく設
定された画像表示装置の場合は、スクリーン面に垂直な
磁界成分に応じて水平方向の走査信号の振幅を制御して
垂直走査信号に加算する構成が有効になる。また、この
構成と実施形態の構成の両方を備えた画像表示装置も考
えられる。
【0031】また、磁気センサは、前述のように、地磁
気等の微弱な磁界の検出に優れたフラックスゲート方式
のセンサを用いることが好ましいが、これに限らず他方
式の磁気センサ、例えば、ホール素子等を用いることも
可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像表示
装置によれば、スクリーン面に垂直な磁界成分を磁気セ
ンサが検出し、その検出出力に応じて水平走査信号及び
垂直走査信号の一方の振幅を制御して他方の走査信号に
加算することによって、スクリーン上に描かれる各単位
ラスターの回転が補正される。これにより、環境磁界の
スクリーン面に垂直な成分に起因する画質劣化を抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像表示装置の構成図
【図2】図1の画像表示装置における各回路ブロックの
信号波形を示す図
【図3】図1の画像表示装置におけるスクリーン面上で
のビームスポットの回転を説明するための模式図
【図4】従来技術に係る画像表示装置の分解斜視図
【図5】図4の画像表示装置を構成するスクリーンの一
区画を示す拡大図
【図6】図4の画像表示装置の駆動信号波形を示す図
【図7】図4の画像表示装置の電子ビームに対する磁界
の影響を説明するための図
【図8】図4の画像表示装置の磁界の影響によるスクリ
ーン面上でのビームスポットの回転を説明するための模
式図
【符号の説明】
1 背面電極 2 陰極線群 2a〜2d 陰極線 3 ビーム引き出し電極 4 制御電極 5 集束電極 6 水平走査電極 7 垂直走査電極 8 スクリーン 10,14,16 貫通孔 11,15,17 導電板 18,18’ 櫛状導電板 19,19’ 櫛状導電板 20R R(赤)の原色蛍光体ストライプ 20B G(緑)の原色蛍光体ストライプ 20G B(青)の原色蛍光体ストライプ 22 黒色ガードバンド 31 磁気センサ 32,33 可変利得増幅器 34,35 加算回路 Vm スクリーン面に垂直な磁界成分に比例した信号 V,V’ 垂直走査信号 Vrot,Vrot’ ラスター回転制御信号 Hrot,Hrot’ 水平走査信号 H,H’ 元の水平走査信号 Tu,To,Td ビーム軌道 Bz 環境磁界のスクリーン面に素直な成分 Vv ビームの上方向の速度成分 Vv’ ビームの下方向の速度成分 Fh 左方向ローレンツ力 Fh’ 右方向ローレンツ力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C060 AA01 BA02 BA07 BC01 BD03 BE03 BE09 CA07 HA00 HB16 5C082 AA21 BA34 BC05 BD01 CA81 CA85 DA76 MM10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子ビーム源より照射された複数
    の電子ビームがスクリーン上のそれぞれの所定領域内を
    水平方向及び垂直方向に走査することにより複数の単位
    ラスターを描き、前記複数の単位ラスターがスクリーン
    上で合成されることによりスクリーン全体として1つの
    画像を表示する画像表示装置において、 スクリーン面に垂直な環境磁界成分を検出する磁気セン
    サと、前記複数の電子ビームを水平方向に走査するため
    の走査信号及び垂直方向に走査するための走査信号のう
    ちの一方の振幅を前記磁気センサの出力に応じて制御す
    る手段と、振幅が制御された走査信号を他方の走査信号
    に加算してスクリーン上に描かれる各単位ラスターの回
    転を制御する手段とを有する画像表示装置。
JP10200908A 1998-07-15 1998-07-15 画像表示装置 Pending JP2000032485A (ja)

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