JP2797962B2 - シクロアルキル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラン化合物 - Google Patents

シクロアルキル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラン化合物

Info

Publication number
JP2797962B2
JP2797962B2 JP8095894A JP8095894A JP2797962B2 JP 2797962 B2 JP2797962 B2 JP 2797962B2 JP 8095894 A JP8095894 A JP 8095894A JP 8095894 A JP8095894 A JP 8095894A JP 2797962 B2 JP2797962 B2 JP 2797962B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
norbornyl
cycloalkyl
compound
group
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8095894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07267967A (ja
Inventor
歩 清森
透 久保田
昭 山本
幹夫 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP8095894A priority Critical patent/JP2797962B2/ja
Publication of JPH07267967A publication Critical patent/JPH07267967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2797962B2 publication Critical patent/JP2797962B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、珪素原子に2−ノルボ
ルニル基、シクロアルキル基及び2個のアルコキシ基が
結合し、各種建材、例えば木材、コンクリート、大理石
等の撥水剤などとして有用なシクロアルキル(2−ノル
ボルニル)ジアルコキシシラン化合物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】木材、
コンクリート、大理石等の各種基材表面に撥水性を付与
するための表面撥水剤としては、従来より直鎖のアルキ
ル基を有するアルコキシシラン化合物が公知である。こ
の撥水剤の撥水性能に関しては、アルキル鎖が長く、嵩
高いほど優れていることが知られている。
【0003】しかしながら、アルキル鎖が長くなると、
シラン化合物の融点や沸点が高くなり、製造、使用の面
からその鎖長には限度があった。
【0004】このため、このような長鎖アルキル基を有
さなくとも嵩高い撥水剤として有効なアルコキシシラン
化合物が望まれていた。
【0005】また、一般に嵩高く、かつフレキシビリテ
ィーの少ない置換基を有するアルコキシシラン化合物
は、シランカップリング剤やオレフィン重合用の触媒成
分として有用であることが知られており、従ってこのよ
うな点からも嵩高いアルコキシシランが求められてい
た。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、嵩高く、かつフレキシビリティーが少ない置換基を
持つと共に、常温で液体であり、蒸留精製可能であるた
めに、製造、使用時に取扱いが容易で、撥水剤などとし
て有用なアルコキシシラン化合物を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、例えば下
記一般式(2)で表されるグリニャール試薬と下記一般
式(3)で表される2−ノルボルニルトリアルコキシシ
ランとを反応させることにより、下記一般式(1)で表
される新規なシクロアルキル(2−ノルボルニル)ジア
ルコキシシラン化合物が得られること、このジアルコキ
シシラン化合物は、置換基として嵩高く、かつフレキシ
ビリティーが少ない2−ノルボルニル基とシクロアルキ
ル基を有する構造であるので、撥水性能等に優れると共
に、常温で液体であり、蒸留精製可能であるため、製
造、使用時に取扱いが容易であることを見い出し、本発
明をなすに至ったものである。
【0008】
【化2】 (但し、式中R1は炭素数5〜7のシクロアルキル基、
2はメチル基又はエチル基、Xはハロゲン原子を示
す。)
【0009】以下、本発明について更に詳しく説明する
と、本発明のシクロアルキル(2−ノルボルニル)ジア
ルコキシシラン化合物は、下記一般式(1)で表される
ものである。
【0010】
【化3】 (但し、式中R1は炭素数5〜7のシクロアルキル基、
2はメチル基又はエチル基を示す。)
【0011】このように式(1)で表される本発明のア
ルコキシシラン化合物は、嵩高くかつフレキシビリティ
ーの少ない置換基である2−ノルボルニル基とシクロア
ルキル基、及び、加水分解性基である2つのアルコキシ
基を有している。この式(1)で表されるアルコキシシ
ラン化合物としては、例えば、シクロペンチル(2−ノ
ルボルニル)ジメトキシシラン、シクロヘキシル(2−
ノルボルニル)ジメトキシシラン、シクロヘプチル(2
−ノルボルニル)ジメトキシシラン、シクロペンチル
(2−ノルボルニル)ジエトキシシラン、シクロヘキシ
ル(2−ノルボルニル)ジエトキシシラン、シクロヘプ
チル(2−ノルボルニル)ジエトキシシラン等が挙げら
れる。
【0012】上記式(1)のジアルコキシシラン化合物
は、例えば次式に示すように、下記一般式(2)で表さ
れるグリニャール試薬と一般式(3)で表される2−ノ
ルボルニルトリアルコキシシランとを反応させることで
得ることができる。
【0013】
【化4】 (但し、式中R1は炭素数5〜7のシクロアルキル基、
2はメチル基又はエチル基、Xはハロゲン原子を示
す。)
【0014】この反応は、一般式(3)の2−ノルボル
ニルトリアルコキシシラン1モルに対して、一般式
(2)のグリニャール試薬0.9〜1.1モルを使用し
て、反応温度が0〜150℃、好ましくは20〜130
℃、反応時間は1〜10時間の条件で行うことができ
る。反応終了後は、生成した塩をろ別し、減圧蒸留して
精製することにより、本発明の一般式(1)で表される
シクロアルキル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラ
ン化合物を得ることができる。
【0015】なお、式(2)で表されるグリニャール試
薬は、対応するシクロアルキルハライドと金属マグネシ
ウムとをジエチルエーテルやテトラヒドロフラン等のエ
ーテル系溶媒中で反応させることによって定量的に得る
ことができる。
【0016】また、式(3)で表される2−ノルボルニ
ルトリアルコキシシランを製造するには、例えばZh.
Obsh.Khim.1961,31,1199に記載
されているように、2−ノルボルネンとトリクロロシラ
ンとをH2PtCl6触媒の存在下に付加反応(ハイドロ
シリレーション反応)させて2−ノルボルニルトリクロ
ロシランを得た後、このトリクロロシランとメタノール
又はエタノールとを例えば特開平5−255351号公
報に記載されている如く、第三級アミン等の脱ハロゲン
化水素剤の存在下に反応させることにより得ることがで
きる。
【0017】
【化5】
【0018】ここで、2−ノルボルニルトリアルコキシ
シランの立体異性体のうち、2−exo−ノルボルニル
トリアルコキシシランを選択的に得ようとする場合に
は、J.Chem.Soc.,Dalton tran
s.1977,1159に報告されているように、[P
t(SiCl3)(μ−H){(C6113P}]2を触
媒とする2−ノルボルネンへのトリクロロシランのハイ
ドロシリレーション反応により、2−exo−ノルボル
ニルトリクロロシランを選択的に得ることができる。得
られた2−exo−ノルボルニルトリクロロシランは、
上述のようにメタノール又はエタノールでエステル化反
応させればよい。
【0019】また、2−endo−ノルボルニルトリア
ルコキシシランを選択的に得ようとすれば、Organ
ometallics,1982,,355に記載さ
れているように、シクロペンタジエンとビニルトリクロ
ロシランとをDiels−Alder付加反応させた
後、生成物をパラジウム触媒を用いて水素添加すること
によって2−endo−ノルボルニルトリクロロシラン
が得られるので、この2−endo−ノルボルニルトリ
クロロシランをメタノール又はエタノールでエステル化
反応させればよい。
【0020】本発明においては、一般式(3)で表され
る2−ノルボルニルトリアルコキシシランとしては、こ
れらexo−endo立体異性体のいずれか1種であっ
ても又はこれらの混合物であってもよい。
【0021】本発明の上記式(1)のシクロアルキル
(2−ノルボルニル)ジアルコキシシランは、撥水処理
剤として有効に使用し得、またシランカップリング剤、
オレフィン重合用触媒等としても用いることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明のシクロアルキル(2−ノルボル
ニル)ジアルコキシシラン化合物は、嵩高く、かつフレ
キシビリティーが少ない置換基を持つと共に、常温で液
体であり、蒸留精製可能であるため、製造、使用時に取
扱いが容易で、表面撥水処理剤、シランカップリング
剤、オレフィン重合用触媒等として有用である。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に示すが、本
発明は下記の実施例に制限されるものではない。
【0024】[実施例1]攪拌機、還流冷却器、温度計
及び滴下ロートを備えた200mlのガラスフラスコを
窒素置換し、フラスコ中に金属マグネシウム4.9g
(0.20モル)とテトラヒドロフラン60mlを仕込
んだ。窒素雰囲気下で、滴下ロートよりシクロペンチル
クロライド20.9g(0.20モル)を50〜60℃
で1時間かけて滴下した。更に溶媒の還流温度で1時間
攪拌することにより、シクロペンチルマグネシウムクロ
ライドのテトラヒドロフラン溶液を得た。
【0025】使用した滴下ロートを新しいものと交換
し、新しい滴下ロートより2−exo−ノルボニルトリ
メトキシシラン43.3g(0.20モル)を80〜9
0℃で1時間かけて滴下し、その後更に溶媒の還流温度
で10時間攪拌を続けた。得られた反応液から塩をろ別
し、ろ液を減圧下に蒸留して、128.5℃/2mmH
gの沸点を有する無色透明の溜分としてシクロペンチル
(2−exo−ノルボルニル)ジメトキシシラン38.
2gを得た。単離収率は75%であった。
【0026】得られた化合物の質量スペクトル、1H−
核磁気共鳴スペクトル及び13C−核磁気共鳴スペクトル
の測定結果を次に示す。また、赤外吸収スペクトルを図
1に示した。 質量スペクトル(EI法):m/z(帰属) 254(M+) 185([M−C59+) 159([M−C711+1 H−核磁気共鳴スペクトル及び13C−核磁気共鳴スペ
クトル(CDCl3中)
【0027】
【化6】
【0028】
【表1】
【0029】[実施例2]実施例1で用いたシクロペン
チルクロライドの代わりに、シクロヘキシルクロライド
23.7g(0.20モル)を用いて、実施例1と同様
の方法でシクロへキシルマグネシウムクロライドのテト
ラヒドロフラン溶液を得た。
【0030】続いて、これと2−exo−ノルボルニル
トリメトキシシラン43.3g(0.20mol)を実
施例1と同様にして反応させ、反応液から塩を除去した
後に減圧下で蒸留を行い、137.5〜138℃/2m
mHgの沸点を有する無色透明の液体として、シクロヘ
キシル(2−exo−ノルボルニル)ジメトキシシラン
33.3gを得た。単離収率は62%であった。
【0031】得られた化合物の質量スペクトル、1H−
核磁気共鳴スペクトル及び13C−核磁気共鳴スペクトル
の測定結果を次に示す。また、赤外吸収スペクトルを図
2に示した。 質量スペクトル(EI法):m/z(帰属) 268(M+) 185([M−C611+) 173([M−C711+1 H−核磁気共鳴スペクトル及び13C−核磁気共鳴スペ
クトル(CDCl3中)
【0032】
【化7】
【0033】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた本発明のシクロペンチル
(2−exo−ノルボルニル)ジメトキシシランの赤外
吸収スペクトルを示すチャートである。
【図2】実施例2で得られた本発明のシクロヘキシル
(2−exo−ノルボルニル)ジメトキシシランの赤外
吸収スペクトルを示すチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 昭 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社 合成技術研究 所内 (72)発明者 遠藤 幹夫 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社 合成技術研究 所内 (56)参考文献 特開 平1−132591(JP,A) 特開 平1−294681(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07F 7/18 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表されるシクロアル
    キル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラン化合物。 【化1】 (但し、式中R1は炭素数5〜7のシクロアルキル基、
    2はメチル基又はエチル基を示す。)
JP8095894A 1994-03-28 1994-03-28 シクロアルキル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラン化合物 Expired - Fee Related JP2797962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8095894A JP2797962B2 (ja) 1994-03-28 1994-03-28 シクロアルキル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラン化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8095894A JP2797962B2 (ja) 1994-03-28 1994-03-28 シクロアルキル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラン化合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07267967A JPH07267967A (ja) 1995-10-17
JP2797962B2 true JP2797962B2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=13733027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8095894A Expired - Fee Related JP2797962B2 (ja) 1994-03-28 1994-03-28 シクロアルキル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラン化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2797962B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004175784A (ja) * 2002-09-30 2004-06-24 Mitsubishi Chemicals Corp 有機シリル基を有するノルボルネン誘導体の製造方法
JP4509080B2 (ja) * 2006-09-28 2010-07-21 信越化学工業株式会社 シルセスキオキサン系化合物混合物及び加水分解性シラン化合物、その製造方法及びそれを用いたレジスト組成物並びにパターン形成方法及び基板の加工方法
JP5870905B2 (ja) * 2012-11-26 2016-03-01 信越化学工業株式会社 アルコキシシリル基含有ノルボルニル化合物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07267967A (ja) 1995-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3414134B2 (ja) N,n−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルシラン化合物及びその製造方法
US5262557A (en) Fluorine-containing organosilicon compound and process for producing the same
JP5115729B2 (ja) トリアルキルシリル基で保護されたアセト酢酸エステル基含有有機ケイ素化合物及びその製造方法
JPH0813826B2 (ja) テキシルトリアルコキシシラン
JP3690689B2 (ja) 有機けい素化合物
JP2797962B2 (ja) シクロアルキル(2−ノルボルニル)ジアルコキシシラン化合物
JP2530391B2 (ja) 立体的に遮蔽されたアミノヒドロカルビルシラン類および製造方法
JP5333971B2 (ja) β−シアノエステル基を含有する有機ケイ素化合物の製造方法
JP2507251B2 (ja) 2−トリメトキシシリルプロピオン酸エステル
US5081260A (en) 3-(2-oxo-1-pyrrolidinyl)-propylsilanes and method for preparing the silane compounds
JPH05222066A (ja) 新規有機ケイ素化合物
JP3419207B2 (ja) 3−アミノプロピルアルコキシシラン化合物の製造方法
JP2850726B2 (ja) 有機ケイ素化合物及びその製造方法
US4623741A (en) Chlorosilane compounds
JP2798342B2 (ja) 4−tert−ブチルシクロヘキシル基含有シラン化合物
JP3137439B2 (ja) 1−アザ−2−シラシクロブタン化合物及びその製造法
JP2827858B2 (ja) 有機けい素化合物及びその製造方法
JP3821191B2 (ja) 有機珪素化合物及びその製造方法
JP3915883B2 (ja) 有機ケイ素化合物
JPH0786117B2 (ja) アルコキシシラン
JP2501064B2 (ja) 有機けい素化合物
JP2980250B2 (ja) 3−(2−オキソ−1−ピロリジニル)プロピルシラン化合物の製造方法
JPH05247065A (ja) 有機けい素化合物およびその製造方法
JP2835562B2 (ja) 含フッ素有機ケイ素化合物
JP2774362B2 (ja) ジ(メタ)アクリロキシアルキル基を有するシロキサン化合物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080703

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080703

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090703

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090703

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100703

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110703

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees