JP2796593B2 - 所定書式情報を出力する出力処理装置 - Google Patents
所定書式情報を出力する出力処理装置Info
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- JP2796593B2 JP2796593B2 JP62275025A JP27502587A JP2796593B2 JP 2796593 B2 JP2796593 B2 JP 2796593B2 JP 62275025 A JP62275025 A JP 62275025A JP 27502587 A JP27502587 A JP 27502587A JP 2796593 B2 JP2796593 B2 JP 2796593B2
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Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この発明は、例えばコンピュータに項目データを入力
し、複数の項目スペースが区画された一覧表や帳票等の
所定書式に各項目データの情報を出力する出力処理装置
に関するものである。 <従来の技術> 従来よりコンピュータ内に複数の項目スペースが区画
された所定書式が設定されたデータファイルに項目デー
タを入力して一覧表や帳票等の所定書式情報を出力する
処理が行われている。 これら区画される各項目スペースは、出力される文
字、記号等の桁に合せて、入力データ量の限度が設定さ
れており、たとえば文字、記号および数値等の場合は、
情報として記憶される得る文字、記号および数値等の最
大桁数とその項目の出力位置が設定されている。 そして、文字、記号および数値等の項目データの入力
または出力に際して、その入力桁数が大きい場合、入力
データの桁数を切捨てて処理をしてしまっていた。 従って、この様な状態で一覧表や帳票等を出力した場
合、不正確なものとなってしまい一覧表や帳票としての
機能を果せないので、書式の項目スペースを最初から区
画し直し再度項目データを入力し直すか、項目スペース
を区画し直さないかわりに入力する項目データの内容の
桁数を変更して再入力しなければならず大変不便なもの
であった。 <発明が解決しようとする問題点> この発明は、上記の点に鑑みて複数の項目スペースが
区画され、入力した項目データを所定書式で出力処理す
るに際して、入力した項目データの行数又は、入力文字
数等が、項目スペースの基準設定行数や文字数が設定ス
ペースよりも大きい場合であっても、入力した項目デー
タが部分的に欠落したりせず、しかも項目スペースを区
画し直すことなく項目データの情報内容を所定範囲内で
破壊せずに所定書式情報を出力する出力処理装置を提供
することを目的とするものである、 <問題点を解決するための手段> この発明、上記目的を達成するために、所定の項目ス
ペースおよび項目位置を区画する区画情報記憶部と、入
力される項目データの項目データ記憶部と、この項目デ
ータ記憶部に記憶される所定の項目データを、文字、記
号等として出力する際、項目スペース内に所定スペース
に配置する前記項目データとしての固定データと、前記
所定スペース以外のスペースに対する項目データとして
の前記固定データとは別に行数及び各行の文字数に応じ
て、行間、文字間隔等の変更を行なう変更基準が設定さ
れた基準に基づいて、変更情報を付加する処理を行う処
理部を有して所定項目のスペース内に前記固定データと
可変行数、可変文字数からなりる可変データの情報をプ
リントする所定書式情報を出力する出力処理装置として
構成される。 <作用> 複数の情報出力処理装置内に項目スペースが区画設定
された所定書式内に固定データと、可変行数、可変文字
数の可変データからなる項目データを入力し、出力する
に際して、項目スペース内に所定スペースに配置する前
記項目データとしての固定データと、前記所定スペース
以外のスペースに対する項目データとしての前記固定デ
ータとは別に行数及び各行の文字数に応じて、行間、文
字間隔等の変更を行なう変更基準が設定された基準に基
づいて、変更情報を付加する処理を行う処理部を設け、
変更情報を所定の項目データに付加できるので、所定の
項目データにおけるデータ行数や文字数が多くなって
も、所定の範囲内で所定大の項目データが部分的に削除
されることなく、変更情報に基づいて、すべてのデータ
が項目スペースにバランスよく納められて所定書式情報
が出力できる。 <実施例> 次にこの発明の一実施例を示す図面に基づいてこの発
明を説明する。 第1図は、この発明の構成を示すブロック説明図、第
2図は、この発明の所定書式情報を出力する出力処理装
置によって作成された、出力例を示す一覧表である。 第1図において、区画情報記録部10には、所定の書式
で項目データを出力するにあたって、イメージ出力にお
ける縦×横のドットパターン数で表される出力スペース
を設定する項目スペースおよびその項目位置をドット出
力における所定書式内の座標数値で表わして区画するデ
ータがフロッピーディスク又は、磁気テープ等から図示
しない読取装置によって、読取られメモリに記憶される
ようになっている。 項目データ記憶部20には、前記区画情報記憶部10に記
憶された項目スペースに対応する項目データを図示して
ない読取装置によって、前記区画情報記憶部10に取込む
ときと同じフロッピーディスクや磁気テープ等から同時
に読取りメモリに記憶していく。この項目データの読取
りは、所定書式単位で処理を行ないながら順次読取って
いく。 上記において、区画情報記憶部10に記憶する項目スペ
ース情報や項目位置情報は、項目データ記憶部20で項目
データを取込むときと同一のフロッピーディスクや磁気
テープ等から読取る以外に、あらかじめ項目データ記憶
部が項目データを読込む前に別のフロッピーディスク等
から項目スペース情報や項目位置情報を読取り区画情報
記憶部10に記憶しておいてもよい。 処理部40内に有する、指令部30は、コマンドプログラ
ムソースをコンパイラー等を介して変換した実行形式の
コマンドプログラムによって制御されるもので、出力す
る項目データの文字、記号等の大きさ、幅、行数、間隔
等の変更を行なう項目データを指定する変更項目データ
指定情報と、区画情報記憶部10で記憶設定された項目ス
ペースにおける出力スペースに対して、たとえば項目デ
ータにおける桁数によって、出力する文字、記号等のデ
ータをどれだけの行数で、どれだけの間隔で納まるかの
基準テーブルが記憶されている。ここでいう、文字、記
号等の出力において変更とは、単数行を複数行に変更し
たりする行数変更、および文字間隔の変更を行なうこと
であり、これ以外にあらかじめ指定する設定により、縦
×横のドットパターンで出力されるドット数を変えるこ
とによって、拡大、縮小等や文字間隔を何ドットにする
かの設定で行なえる。これ以外の変更としては、縦長、
横長等の文字の変型等、上記の指定に基づく変更順位に
従って変更処理されるようになっている。 そして、この処理部40では、区画情報記憶部10に設定
記憶されている項目スペースとこの項目スペースに対応
する項目データ記憶部20に取込まれた項目データとを比
較し、項目データの桁数に応じて出力する文字、記号等
の大きさ、間隔を基準テーブルより選び出し、変更処理
を必要とする項目データとその項目データ毎に変更情報
を付加する処理を行う。 そして、項目データの行間、文字間等の変更処理をし
た可変データとしての項目データを、編集部80で所定書
式単位の変更処理を行なわない固定データとしての項目
データとともに複数の項目データを所定書式に編集し
て、出力できるようになっている。 尚、この編集部80では、区画情報記憶部10に取込まれ
ている項目データの項目位置情報に対応した所定書式に
基づいたフォーマットを出力するための定形情報を定形
情報指令部より取込み処理した項目データと合成して割
付けして出力できるようになっている。 この編集部80よりの出力情報は、一旦イメージ情報バ
ッファにイメージ出力してプリンタより用紙に出力する
か、または直接フロッピーディスクや、磁気テープ等に
出力してから別のプリンタ装置によりプリント処理する
かは、任意に選択できるようになっている。 第2図は、掲示用一覧表を示すものであって、自動車
保険に関するデータベースより、必要な情報を項目デー
タとしてフロッピーディスクまたは磁気テープ等に文
字、記号等のコードデータとして取込み、この発明の所
定書式情報を出力する出力処理装置によって出力処理し
た一例を示すものである。 第2図をさらに具体的に説明すると一代理店における
10月分の自動車保険満期契約一覧表の一部を省略した平
面図であり、幅約70cmの紙片1に、周囲に余白を残して
矩形状の枠2が形成され、この枠2内は定形情報とし
て、定形情報指令部より出力されるもので縦横に多数区
画されて記入欄3が形成されている。前記記入欄3は、
その最上端に位置して定形情報として記入すべき事項内
容の項目タイトルが印字され、満期表示部4a、顧客表示
部4b、担当者表示部4c、契約内容表示部4d、訪問予定日
表示部4e、結果表示部4fの各表示部と、これら各表示部
4に対応して下端方向に向けて配置され、各列を単位と
して各表示部4のそれぞれの出力処理された項目データ
印字部5a、5b、5b′、5c、5dおよび書込記入欄5e、5fか
らなる複数列の記入部5とからなっている。このうち、
変更処理を必要とするのは、顧客表示部の項目データ印
字部5bに対応する項目データである。 そして、前記満期表示部4aには「満期日」と、前記顧
客表示部4bには「お客さま」「氏名」「TEL」と、前記
担当者表示部4dには「前年契約」「種類」「今年度割増
引」「保険料」と、訪問予定日表示部4eには「訪問予定
日」と、結果表示部4fには「結果」「○or×」「種類」
「保険料(継続落の場合、経由)」とそれぞれ離れた位
置から充分に認識できる約8mm角の大きさで各項目に標
準出力状態として、出力印字されているものであり、定
形情報指令部より出力される。 一方、前記満期表示部4aに対応する項目データ5aに
は、格別に相違する個別事項として満期日に該当する日
が数字で印字され、たがいに共通な定形情報として
「日」が印字されている。前記顧客表示部4bに対応する
印字部5bには、変更処理された項目データとして、顧客
名が所定の大きさの文字および間隔で記入される一方、
固定データとして定形情報として各顧客名に敬称「様」
が印字されている。 この印字部5bは、指令部30によって変更項目データと
して指定されるもので、この印字部5bにおける項目デー
タの行数は特に一定しておらず、第3図の拡大説明図で
も示されるように単に個人名で表示される以外に、団体
名あるいは団体名とその団体を代表する個人名が一つの
項目データとして扱われたりするときなどがあり、項目
データの行数を限定すると、行数や各行の文字数が多い
場合すべての項目データが表示されず、データ処理の過
程で一部が切り落されてしまうことになる。このように
項目データの行数や各行の文字数が多い場合には、文
字、記号等のデータの文字間、行間隔の変更を行って処
理をする。それ以外に指定により、文字の大きさ、幅の
変更を行って、出力するようにもできる。特に項目スペ
ースの上下スペースが所定以下のときは、通常は文字の
大きさも変更されるようになっている。印字部5bには、
顧客の電話番号が印字されている。前記担当表示部4cに
対応する印字部5cには、個別事項として前記各顧客先の
担当者がコード番号及びカタカナ等の文字(コード番号
のない者は文字のみ)で上下に並列記入され、定形情報
としてカタカナ等の文字に並列記入され、共通事項とし
てカタカナ等の文字に対するかっこ記号「( )」が表
示されている。前記契約内容表示部4dに対応する印字部
5dには、個別事項として保険の種類を略号がアルファベ
ットで記入され、割増引料率が数字で記入され、保険料
が数字で記入される。この数字も指令部30に設定するこ
とにより桁が多い場合には項目データ毎に縮小率が変更
されることも可能となる。また、定形情報として単位
「%」「円」が記入されている。前記訪問予定日表示部
4eに対応する書込記入欄5eには、共通事項の「月/日」
のみが印字されており、訪問予定日が書込めるようにな
っている。前記結果表示部4fに対応する書込記入欄5fに
は、共通事項として保険の種類を表す略号「SAP、PAP」
及び単位「円」が記入されており、更新して契約がとれ
たかどうかを○、×で、また保険の種類は、SAPかPAPの
印を、そして金額等が記入できるようになっている。こ
れらの各記入事項も離れた位置から充分に確認できる約
8mm角の大きさで標準出力状態の印字が行われている。 また、上下各記入部5における対応する事項どうしは
約2cmの間隔を有している。上記において、記入部5内
の「日」「様」「( )」「%」「円」「月/日」「SA
P、PAP」等の定形情報についてのデータも定形情報指令
部より出力される。 さらに、すべての表示部4に対応する下から2列の記
入部6は、前述したプリンタによる印字の際、個別事項
の印字を行なわず、追加記入が可能な補助記入部6a、6b
とともに出力されている。 <発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、所定項目デー
タを順次入力して、所定書式形式で出力するに際して、
項目スペース内に所定スペースに配置する前記項目デー
タとしての固定データと、前記所定スペース以外のスペ
ースに対する項目データとしての前記固定データとは別
に行数及び各行の文字数に応じて、行間、文字間隔等の
変更を行なう変更基準が設定された基準に基づいて、変
更情報を付加する処理を行う処理部を設け、変更情報を
所定の項目データに付加して出力するので、所定範囲内
で項目データが破壊されずに出力され、項目スペースに
おける横幅の設定文字数が少ないことによる項目データ
の破壊を心配する必要がなく、項目スペースにバランス
の良い多量の項目データが出力ができ、さらに所定書式
のフォーマット設計が容易となる。 また、作成される所定書式は、入力された項目データ
内容が破壊されず所定範囲内で常に正確、確実な項目デ
ータが出力され、情報処理上理想な処理が行なえる。
し、複数の項目スペースが区画された一覧表や帳票等の
所定書式に各項目データの情報を出力する出力処理装置
に関するものである。 <従来の技術> 従来よりコンピュータ内に複数の項目スペースが区画
された所定書式が設定されたデータファイルに項目デー
タを入力して一覧表や帳票等の所定書式情報を出力する
処理が行われている。 これら区画される各項目スペースは、出力される文
字、記号等の桁に合せて、入力データ量の限度が設定さ
れており、たとえば文字、記号および数値等の場合は、
情報として記憶される得る文字、記号および数値等の最
大桁数とその項目の出力位置が設定されている。 そして、文字、記号および数値等の項目データの入力
または出力に際して、その入力桁数が大きい場合、入力
データの桁数を切捨てて処理をしてしまっていた。 従って、この様な状態で一覧表や帳票等を出力した場
合、不正確なものとなってしまい一覧表や帳票としての
機能を果せないので、書式の項目スペースを最初から区
画し直し再度項目データを入力し直すか、項目スペース
を区画し直さないかわりに入力する項目データの内容の
桁数を変更して再入力しなければならず大変不便なもの
であった。 <発明が解決しようとする問題点> この発明は、上記の点に鑑みて複数の項目スペースが
区画され、入力した項目データを所定書式で出力処理す
るに際して、入力した項目データの行数又は、入力文字
数等が、項目スペースの基準設定行数や文字数が設定ス
ペースよりも大きい場合であっても、入力した項目デー
タが部分的に欠落したりせず、しかも項目スペースを区
画し直すことなく項目データの情報内容を所定範囲内で
破壊せずに所定書式情報を出力する出力処理装置を提供
することを目的とするものである、 <問題点を解決するための手段> この発明、上記目的を達成するために、所定の項目ス
ペースおよび項目位置を区画する区画情報記憶部と、入
力される項目データの項目データ記憶部と、この項目デ
ータ記憶部に記憶される所定の項目データを、文字、記
号等として出力する際、項目スペース内に所定スペース
に配置する前記項目データとしての固定データと、前記
所定スペース以外のスペースに対する項目データとして
の前記固定データとは別に行数及び各行の文字数に応じ
て、行間、文字間隔等の変更を行なう変更基準が設定さ
れた基準に基づいて、変更情報を付加する処理を行う処
理部を有して所定項目のスペース内に前記固定データと
可変行数、可変文字数からなりる可変データの情報をプ
リントする所定書式情報を出力する出力処理装置として
構成される。 <作用> 複数の情報出力処理装置内に項目スペースが区画設定
された所定書式内に固定データと、可変行数、可変文字
数の可変データからなる項目データを入力し、出力する
に際して、項目スペース内に所定スペースに配置する前
記項目データとしての固定データと、前記所定スペース
以外のスペースに対する項目データとしての前記固定デ
ータとは別に行数及び各行の文字数に応じて、行間、文
字間隔等の変更を行なう変更基準が設定された基準に基
づいて、変更情報を付加する処理を行う処理部を設け、
変更情報を所定の項目データに付加できるので、所定の
項目データにおけるデータ行数や文字数が多くなって
も、所定の範囲内で所定大の項目データが部分的に削除
されることなく、変更情報に基づいて、すべてのデータ
が項目スペースにバランスよく納められて所定書式情報
が出力できる。 <実施例> 次にこの発明の一実施例を示す図面に基づいてこの発
明を説明する。 第1図は、この発明の構成を示すブロック説明図、第
2図は、この発明の所定書式情報を出力する出力処理装
置によって作成された、出力例を示す一覧表である。 第1図において、区画情報記録部10には、所定の書式
で項目データを出力するにあたって、イメージ出力にお
ける縦×横のドットパターン数で表される出力スペース
を設定する項目スペースおよびその項目位置をドット出
力における所定書式内の座標数値で表わして区画するデ
ータがフロッピーディスク又は、磁気テープ等から図示
しない読取装置によって、読取られメモリに記憶される
ようになっている。 項目データ記憶部20には、前記区画情報記憶部10に記
憶された項目スペースに対応する項目データを図示して
ない読取装置によって、前記区画情報記憶部10に取込む
ときと同じフロッピーディスクや磁気テープ等から同時
に読取りメモリに記憶していく。この項目データの読取
りは、所定書式単位で処理を行ないながら順次読取って
いく。 上記において、区画情報記憶部10に記憶する項目スペ
ース情報や項目位置情報は、項目データ記憶部20で項目
データを取込むときと同一のフロッピーディスクや磁気
テープ等から読取る以外に、あらかじめ項目データ記憶
部が項目データを読込む前に別のフロッピーディスク等
から項目スペース情報や項目位置情報を読取り区画情報
記憶部10に記憶しておいてもよい。 処理部40内に有する、指令部30は、コマンドプログラ
ムソースをコンパイラー等を介して変換した実行形式の
コマンドプログラムによって制御されるもので、出力す
る項目データの文字、記号等の大きさ、幅、行数、間隔
等の変更を行なう項目データを指定する変更項目データ
指定情報と、区画情報記憶部10で記憶設定された項目ス
ペースにおける出力スペースに対して、たとえば項目デ
ータにおける桁数によって、出力する文字、記号等のデ
ータをどれだけの行数で、どれだけの間隔で納まるかの
基準テーブルが記憶されている。ここでいう、文字、記
号等の出力において変更とは、単数行を複数行に変更し
たりする行数変更、および文字間隔の変更を行なうこと
であり、これ以外にあらかじめ指定する設定により、縦
×横のドットパターンで出力されるドット数を変えるこ
とによって、拡大、縮小等や文字間隔を何ドットにする
かの設定で行なえる。これ以外の変更としては、縦長、
横長等の文字の変型等、上記の指定に基づく変更順位に
従って変更処理されるようになっている。 そして、この処理部40では、区画情報記憶部10に設定
記憶されている項目スペースとこの項目スペースに対応
する項目データ記憶部20に取込まれた項目データとを比
較し、項目データの桁数に応じて出力する文字、記号等
の大きさ、間隔を基準テーブルより選び出し、変更処理
を必要とする項目データとその項目データ毎に変更情報
を付加する処理を行う。 そして、項目データの行間、文字間等の変更処理をし
た可変データとしての項目データを、編集部80で所定書
式単位の変更処理を行なわない固定データとしての項目
データとともに複数の項目データを所定書式に編集し
て、出力できるようになっている。 尚、この編集部80では、区画情報記憶部10に取込まれ
ている項目データの項目位置情報に対応した所定書式に
基づいたフォーマットを出力するための定形情報を定形
情報指令部より取込み処理した項目データと合成して割
付けして出力できるようになっている。 この編集部80よりの出力情報は、一旦イメージ情報バ
ッファにイメージ出力してプリンタより用紙に出力する
か、または直接フロッピーディスクや、磁気テープ等に
出力してから別のプリンタ装置によりプリント処理する
かは、任意に選択できるようになっている。 第2図は、掲示用一覧表を示すものであって、自動車
保険に関するデータベースより、必要な情報を項目デー
タとしてフロッピーディスクまたは磁気テープ等に文
字、記号等のコードデータとして取込み、この発明の所
定書式情報を出力する出力処理装置によって出力処理し
た一例を示すものである。 第2図をさらに具体的に説明すると一代理店における
10月分の自動車保険満期契約一覧表の一部を省略した平
面図であり、幅約70cmの紙片1に、周囲に余白を残して
矩形状の枠2が形成され、この枠2内は定形情報とし
て、定形情報指令部より出力されるもので縦横に多数区
画されて記入欄3が形成されている。前記記入欄3は、
その最上端に位置して定形情報として記入すべき事項内
容の項目タイトルが印字され、満期表示部4a、顧客表示
部4b、担当者表示部4c、契約内容表示部4d、訪問予定日
表示部4e、結果表示部4fの各表示部と、これら各表示部
4に対応して下端方向に向けて配置され、各列を単位と
して各表示部4のそれぞれの出力処理された項目データ
印字部5a、5b、5b′、5c、5dおよび書込記入欄5e、5fか
らなる複数列の記入部5とからなっている。このうち、
変更処理を必要とするのは、顧客表示部の項目データ印
字部5bに対応する項目データである。 そして、前記満期表示部4aには「満期日」と、前記顧
客表示部4bには「お客さま」「氏名」「TEL」と、前記
担当者表示部4dには「前年契約」「種類」「今年度割増
引」「保険料」と、訪問予定日表示部4eには「訪問予定
日」と、結果表示部4fには「結果」「○or×」「種類」
「保険料(継続落の場合、経由)」とそれぞれ離れた位
置から充分に認識できる約8mm角の大きさで各項目に標
準出力状態として、出力印字されているものであり、定
形情報指令部より出力される。 一方、前記満期表示部4aに対応する項目データ5aに
は、格別に相違する個別事項として満期日に該当する日
が数字で印字され、たがいに共通な定形情報として
「日」が印字されている。前記顧客表示部4bに対応する
印字部5bには、変更処理された項目データとして、顧客
名が所定の大きさの文字および間隔で記入される一方、
固定データとして定形情報として各顧客名に敬称「様」
が印字されている。 この印字部5bは、指令部30によって変更項目データと
して指定されるもので、この印字部5bにおける項目デー
タの行数は特に一定しておらず、第3図の拡大説明図で
も示されるように単に個人名で表示される以外に、団体
名あるいは団体名とその団体を代表する個人名が一つの
項目データとして扱われたりするときなどがあり、項目
データの行数を限定すると、行数や各行の文字数が多い
場合すべての項目データが表示されず、データ処理の過
程で一部が切り落されてしまうことになる。このように
項目データの行数や各行の文字数が多い場合には、文
字、記号等のデータの文字間、行間隔の変更を行って処
理をする。それ以外に指定により、文字の大きさ、幅の
変更を行って、出力するようにもできる。特に項目スペ
ースの上下スペースが所定以下のときは、通常は文字の
大きさも変更されるようになっている。印字部5bには、
顧客の電話番号が印字されている。前記担当表示部4cに
対応する印字部5cには、個別事項として前記各顧客先の
担当者がコード番号及びカタカナ等の文字(コード番号
のない者は文字のみ)で上下に並列記入され、定形情報
としてカタカナ等の文字に並列記入され、共通事項とし
てカタカナ等の文字に対するかっこ記号「( )」が表
示されている。前記契約内容表示部4dに対応する印字部
5dには、個別事項として保険の種類を略号がアルファベ
ットで記入され、割増引料率が数字で記入され、保険料
が数字で記入される。この数字も指令部30に設定するこ
とにより桁が多い場合には項目データ毎に縮小率が変更
されることも可能となる。また、定形情報として単位
「%」「円」が記入されている。前記訪問予定日表示部
4eに対応する書込記入欄5eには、共通事項の「月/日」
のみが印字されており、訪問予定日が書込めるようにな
っている。前記結果表示部4fに対応する書込記入欄5fに
は、共通事項として保険の種類を表す略号「SAP、PAP」
及び単位「円」が記入されており、更新して契約がとれ
たかどうかを○、×で、また保険の種類は、SAPかPAPの
印を、そして金額等が記入できるようになっている。こ
れらの各記入事項も離れた位置から充分に確認できる約
8mm角の大きさで標準出力状態の印字が行われている。 また、上下各記入部5における対応する事項どうしは
約2cmの間隔を有している。上記において、記入部5内
の「日」「様」「( )」「%」「円」「月/日」「SA
P、PAP」等の定形情報についてのデータも定形情報指令
部より出力される。 さらに、すべての表示部4に対応する下から2列の記
入部6は、前述したプリンタによる印字の際、個別事項
の印字を行なわず、追加記入が可能な補助記入部6a、6b
とともに出力されている。 <発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、所定項目デー
タを順次入力して、所定書式形式で出力するに際して、
項目スペース内に所定スペースに配置する前記項目デー
タとしての固定データと、前記所定スペース以外のスペ
ースに対する項目データとしての前記固定データとは別
に行数及び各行の文字数に応じて、行間、文字間隔等の
変更を行なう変更基準が設定された基準に基づいて、変
更情報を付加する処理を行う処理部を設け、変更情報を
所定の項目データに付加して出力するので、所定範囲内
で項目データが破壊されずに出力され、項目スペースに
おける横幅の設定文字数が少ないことによる項目データ
の破壊を心配する必要がなく、項目スペースにバランス
の良い多量の項目データが出力ができ、さらに所定書式
のフォーマット設計が容易となる。 また、作成される所定書式は、入力された項目データ
内容が破壊されず所定範囲内で常に正確、確実な項目デ
ータが出力され、情報処理上理想な処理が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本構成ブロック図、第2図はこの
発明による所定書式情報を出力する出力処理装置より出
力された一覧表、第3図は第2図の一覧表の部分拡大説
明図。 1……所定書式情報を出力する出力処理装置、10……区
画情報記憶部、20……項目データ記憶部、40……処理
部。
発明による所定書式情報を出力する出力処理装置より出
力された一覧表、第3図は第2図の一覧表の部分拡大説
明図。 1……所定書式情報を出力する出力処理装置、10……区
画情報記憶部、20……項目データ記憶部、40……処理
部。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.所定の項目スペースおよび項目位置を区画する区画
情報記憶部と、入力される項目データの項目データ記憶
部と、この項目データ記憶部に記憶される所定の項目デ
ータを、文字、記号等として出力する際、項目スペース
内に所定スペースに配置する前記項目データとしての固
定データと、前記所定スペース以外のスペースに対する
項目データとしての前記固定データとは別に行数及び各
行の文字数に応じて、行間、文字間隔等の変更を行なう
変更基準が設定された基準に基づいて、変更情報を付加
する処理を行う処理部を有して所定項目スペース内に前
記固定データと可変行数、可変文字数からなりる可変デ
ータの情報をプリントする所定書式情報を出力する出力
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62275025A JP2796593B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 所定書式情報を出力する出力処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62275025A JP2796593B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 所定書式情報を出力する出力処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115667A JPH01115667A (ja) | 1989-05-08 |
JP2796593B2 true JP2796593B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=17549827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62275025A Expired - Lifetime JP2796593B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 所定書式情報を出力する出力処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796593B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058490A (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-19 | Nec Corp | 印刷制御装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0664593B2 (ja) * | 1985-11-27 | 1994-08-22 | 大日本印刷株式会社 | 帳票デザインシステム |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP62275025A patent/JP2796593B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01115667A (ja) | 1989-05-08 |
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