JP3456481B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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- JP3456481B2 JP3456481B2 JP2002163877A JP2002163877A JP3456481B2 JP 3456481 B2 JP3456481 B2 JP 3456481B2 JP 2002163877 A JP2002163877 A JP 2002163877A JP 2002163877 A JP2002163877 A JP 2002163877A JP 3456481 B2 JP3456481 B2 JP 3456481B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイルからのデー
タの出力処理を行なう情報処理装置に関する。
タの出力処理を行なう情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータを用いた情報処理で
は、ディスク等に種々のファイルを記憶し、入力された
レコードデータに基づいて諸ファイルを更新している。
ところで、コンピュータを導入する企業の業種は多種多
様であり、したがって、ファイルの内容も入力レコード
の内容も多種多様である。更に、同一業種と雖も各企業
において業務内容が異なる。このように、ファイル及び
入力レコードの内容は千差万別であり、ファイルから出
力される出力レコードについても全く同様にその内容は
千差万別である。それゆえに、従来のコンピュータでは
千差万別の入力レコード、ファイル、出力レコードに対
応すべくシステム設計を行ない、各企業の各業務内容に
応じた種々のプログラムを設計し作成していた。これら
の各プログラムにおいては、どのファイルからどのレコ
ードを抽出して集計し、どのようなフォームで帳票など
に出力するかをプログラム言語で記述する必要があっ
た。
は、ディスク等に種々のファイルを記憶し、入力された
レコードデータに基づいて諸ファイルを更新している。
ところで、コンピュータを導入する企業の業種は多種多
様であり、したがって、ファイルの内容も入力レコード
の内容も多種多様である。更に、同一業種と雖も各企業
において業務内容が異なる。このように、ファイル及び
入力レコードの内容は千差万別であり、ファイルから出
力される出力レコードについても全く同様にその内容は
千差万別である。それゆえに、従来のコンピュータでは
千差万別の入力レコード、ファイル、出力レコードに対
応すべくシステム設計を行ない、各企業の各業務内容に
応じた種々のプログラムを設計し作成していた。これら
の各プログラムにおいては、どのファイルからどのレコ
ードを抽出して集計し、どのようなフォームで帳票など
に出力するかをプログラム言語で記述する必要があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、出力
レコードの集計レベルが種々混在するレコードを帳票な
どに出力する場合に、集計レベルに応じた異なるフォー
ムの罫線でレコードデータの周囲を括ることにより、視
認性に優れた帳票などを出力できるようにすることであ
る。
レコードの集計レベルが種々混在するレコードを帳票な
どに出力する場合に、集計レベルに応じた異なるフォー
ムの罫線でレコードデータの周囲を括ることにより、視
認性に優れた帳票などを出力できるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、レコードキーワードの重み付けに応じて集計された
集計レベルが異なる複数のレコードデータを集計レベル
の順に記憶する記憶手段と、出力するレコードデータを
括る罫線を各集計レベルに対応して指定し、且つ出力す
るレコードデータの出力位置を指示する指示手段と、前
記記憶手段からレコードデータを順次読み出す読出手段
と、この読出手段にてレコードデータが読み出されるご
とに、そのレコードデータの集計レベルを判別する判別
手段と、この判別手段にて判別された集計レベルに対応
する罫線を前記指定手段で指定された前記出力位置に、
前記読み出されたレコードデータの周囲を括るように付
加して出力する出力手段とを備えてなる情報処理装置で
ある。この構成の情報処理装置は、出力するレコードデ
ータを括る罫線を各集計レベルに対応して指定し、且つ
出力するレコードデータの出力位置を指示し、読み出さ
れたレコードデータの集計レベルを判別し、判別された
集計レベルに対応する罫線を前記出力位置であって前記
読み出されたレコードデータの周囲を括るように付加し
て出力する。この様にすることにより、集計レベルが種
々混在するレコードを帳票等に出力した場合に集計レベ
ルに応じてそれぞれ異なるフォームで出力され、視認性
に優れた帳票等を出力できる。
は、レコードキーワードの重み付けに応じて集計された
集計レベルが異なる複数のレコードデータを集計レベル
の順に記憶する記憶手段と、出力するレコードデータを
括る罫線を各集計レベルに対応して指定し、且つ出力す
るレコードデータの出力位置を指示する指示手段と、前
記記憶手段からレコードデータを順次読み出す読出手段
と、この読出手段にてレコードデータが読み出されるご
とに、そのレコードデータの集計レベルを判別する判別
手段と、この判別手段にて判別された集計レベルに対応
する罫線を前記指定手段で指定された前記出力位置に、
前記読み出されたレコードデータの周囲を括るように付
加して出力する出力手段とを備えてなる情報処理装置で
ある。この構成の情報処理装置は、出力するレコードデ
ータを括る罫線を各集計レベルに対応して指定し、且つ
出力するレコードデータの出力位置を指示し、読み出さ
れたレコードデータの集計レベルを判別し、判別された
集計レベルに対応する罫線を前記出力位置であって前記
読み出されたレコードデータの周囲を括るように付加し
て出力する。この様にすることにより、集計レベルが種
々混在するレコードを帳票等に出力した場合に集計レベ
ルに応じてそれぞれ異なるフォームで出力され、視認性
に優れた帳票等を出力できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、一実施例を図1乃至図16
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0006】図1は情報処理装置の全体構成図を示した
ものである。同図において11は入力装置で、伝票デー
タ等を入力するものであり、例えば各種指定データを予
め設定する為の設定キー、データを入力するテンキー及
びファンクションキー等を備えている。前記入力装置1
1には、入力処理装置12、基本レコード生成装置1
3、更新レコード生成装置14、ファイル更新処理装置
15が順次接続される。そして、前記入力処理装置1
2、基本レコード生成装置13、更新レコード生成装置
14、ファイル更新処理装置15にはそれぞれ入力レコ
ード指定メモリ16、基本レコード指定メモリ17、更
新レコード指定メモリ18、更新用メモリ19が接統さ
れると共に、作成レコードメモリ21、基本レコードメ
モリ22、更新レコードメモリ23、ファイルメモリ2
4が接鏡される。前記入力レコード指定メモリ16、基
本レコード指定メモリ17、更新レコード指定メモリ1
8には、入力装置11によりそれぞれ所定の指定データ
が予め設定される。各指定データの詳細は後述するが、
入力レコード指定メモリ16には、作成されるレコード
のワードNo.とワード内容との対応関係が設定される。
このワード内容とは、例えば「入力ワード」、「索引ワ
ード」、「計算ワード」等を示すものである。基本レコ
ード指定メモリ17には、後述する基本レコードの24
各ワードNo.と作成レコードメモリ21内のレコーの各
ワードNo.との対応関係が設定される。更新レコード指
定メモリ18には、一つ又は複数のレコードキーワー
ド、データワードからなる更新レコードの各ワードと基
本レコードの各ワードとの対応を示すデータ及び、更新
対象のファイル名を示すファイルキーワード、更新の内
容を示すデータが設定される。
ものである。同図において11は入力装置で、伝票デー
タ等を入力するものであり、例えば各種指定データを予
め設定する為の設定キー、データを入力するテンキー及
びファンクションキー等を備えている。前記入力装置1
1には、入力処理装置12、基本レコード生成装置1
3、更新レコード生成装置14、ファイル更新処理装置
15が順次接続される。そして、前記入力処理装置1
2、基本レコード生成装置13、更新レコード生成装置
14、ファイル更新処理装置15にはそれぞれ入力レコ
ード指定メモリ16、基本レコード指定メモリ17、更
新レコード指定メモリ18、更新用メモリ19が接統さ
れると共に、作成レコードメモリ21、基本レコードメ
モリ22、更新レコードメモリ23、ファイルメモリ2
4が接鏡される。前記入力レコード指定メモリ16、基
本レコード指定メモリ17、更新レコード指定メモリ1
8には、入力装置11によりそれぞれ所定の指定データ
が予め設定される。各指定データの詳細は後述するが、
入力レコード指定メモリ16には、作成されるレコード
のワードNo.とワード内容との対応関係が設定される。
このワード内容とは、例えば「入力ワード」、「索引ワ
ード」、「計算ワード」等を示すものである。基本レコ
ード指定メモリ17には、後述する基本レコードの24
各ワードNo.と作成レコードメモリ21内のレコーの各
ワードNo.との対応関係が設定される。更新レコード指
定メモリ18には、一つ又は複数のレコードキーワー
ド、データワードからなる更新レコードの各ワードと基
本レコードの各ワードとの対応を示すデータ及び、更新
対象のファイル名を示すファイルキーワード、更新の内
容を示すデータが設定される。
【0007】入力処理装置12は、入力装置11から入
力されたデータを入力レコード指定メモリ16に設定さ
れているワード内容に従って処理し、設定されているワ
ードNo.に対応して作成レコードメモリ21にレコード
を書込み、1レコード分の書込みを終了すると基本レコ
ード生成装置13を起動する。基本レコード生成装置1
3は、作成レコードメモリ21に書込まれた作成レコー
ドを基本レコード指定メモリ17の設定内容に従って基
本レコードに変換して基本レコードメモリ22に書込
む。また、基本レコード生成装置13は、基本レコード
メモリ22への1レコード分もしくは複数レコード分か
らなる1伝票分の基本レコードの書込みを終了すると、
更新レコード生成装置14を起動する。更新レコード生
成装置14は、更新レコード指定メモリ18の設定内容
に基づいて基本レコードから更新レコードを生成し、更
新レコードメモリ23に書込む。前記更新レコードメモ
リ23に書込まれる更新レコードは、ファイルキーワー
ド、一つ又は複数のレコードキーワード、更新の内容、
データワードからなっている。
力されたデータを入力レコード指定メモリ16に設定さ
れているワード内容に従って処理し、設定されているワ
ードNo.に対応して作成レコードメモリ21にレコード
を書込み、1レコード分の書込みを終了すると基本レコ
ード生成装置13を起動する。基本レコード生成装置1
3は、作成レコードメモリ21に書込まれた作成レコー
ドを基本レコード指定メモリ17の設定内容に従って基
本レコードに変換して基本レコードメモリ22に書込
む。また、基本レコード生成装置13は、基本レコード
メモリ22への1レコード分もしくは複数レコード分か
らなる1伝票分の基本レコードの書込みを終了すると、
更新レコード生成装置14を起動する。更新レコード生
成装置14は、更新レコード指定メモリ18の設定内容
に基づいて基本レコードから更新レコードを生成し、更
新レコードメモリ23に書込む。前記更新レコードメモ
リ23に書込まれる更新レコードは、ファイルキーワー
ド、一つ又は複数のレコードキーワード、更新の内容、
データワードからなっている。
【0008】ファイル更新処理装置15は、更新レコー
ド生成装置14からの更新レコード生成終了命令によっ
て、もしくはバッチ処理の場合は入力装置11からの更
新指示命令によって起動され、更新レコードメモリ23
に記憶された更新レコードに基づき、つまり、更新レコ
ードのファイルキーワード、レコードキーワードに従
い、更新用メモリ19を用いてファイルメモリ24内の
対応ファイルのレコード群に対する更新処理を行なう。
前記更新用メモリ19は例えばRAMにより構成されて
内部にA、B、Cの領域を有しワークメモリとして使用
される。
ド生成装置14からの更新レコード生成終了命令によっ
て、もしくはバッチ処理の場合は入力装置11からの更
新指示命令によって起動され、更新レコードメモリ23
に記憶された更新レコードに基づき、つまり、更新レコ
ードのファイルキーワード、レコードキーワードに従
い、更新用メモリ19を用いてファイルメモリ24内の
対応ファイルのレコード群に対する更新処理を行なう。
前記更新用メモリ19は例えばRAMにより構成されて
内部にA、B、Cの領域を有しワークメモリとして使用
される。
【0009】前記ファイルメモリ24内には、一つ又は
複数のレコードキーワードとデータワードより構成され
るレコード群がファイル別にキーワードの順に記憶され
ている。そして、このファイルメモリ24に記憶された
ファイル内の各レコードは出力レコード生成装置25に
より読出される。この出力レコード生成装置25には、
出力レコード指定メモリ26が接統されている。この出
力レコード指定メモリ26には、出力レコードを作成す
る為の指定データ、例えばファイルキーワード、検索条
件、作成ワード、ワード内容等が入力装置11により予
め設定されている。前記出力レコード生成装置25は、
入力装置11からの出力指示命令によって起動し、出力
レコード指定メモリ26の設定内容に基づいてレコード
を作成し、そのレコードを前記作成レコードメモリ21
に書込む。前記作成レコードメモリ21に記憶されたレ
コードは出力処理装置27により読み出され、出力様式
指定メモリ28内に予め設定された指定データに従って
所定の印字位置及び所定のフォームで出力され、出力装
置で印字もしくは表示される。
複数のレコードキーワードとデータワードより構成され
るレコード群がファイル別にキーワードの順に記憶され
ている。そして、このファイルメモリ24に記憶された
ファイル内の各レコードは出力レコード生成装置25に
より読出される。この出力レコード生成装置25には、
出力レコード指定メモリ26が接統されている。この出
力レコード指定メモリ26には、出力レコードを作成す
る為の指定データ、例えばファイルキーワード、検索条
件、作成ワード、ワード内容等が入力装置11により予
め設定されている。前記出力レコード生成装置25は、
入力装置11からの出力指示命令によって起動し、出力
レコード指定メモリ26の設定内容に基づいてレコード
を作成し、そのレコードを前記作成レコードメモリ21
に書込む。前記作成レコードメモリ21に記憶されたレ
コードは出力処理装置27により読み出され、出力様式
指定メモリ28内に予め設定された指定データに従って
所定の印字位置及び所定のフォームで出力され、出力装
置で印字もしくは表示される。
【0010】次に実施例の動作を説明する。入力装置1
1から伝票等に基づいて入力レコードの各ワードデータ
を入力すると、このデータは入力処理装置12へ入力さ
れる。入力処理装置12は、データが入力されると、図
2に示すように入力レコード指定メモリ16の指定デー
タを参照し、ワードNo.「11、12、……、In」に
対応するワード内容「W1、W2、……、Wn(入力、
索引、計算等)」に従って入力された各ワードデータを
ワードNo.順に処理し、その処理した結果をワードデー
タ「m1、m2、……、mn」として作成レコードメモ
リ21に順次書込む。ワード内容が「入力ワード」の場
合は、入力されたワードデータをワードNo.と対応する
作成レコードメモリ21のワードヘ入力する。「索引ワ
ード」の場合は、入力処理装置12内の図示しない索引
メモリを参照して、入力されたワードデータ、例えばコ
ードデータをキャラクタデータに変換してこれを作成レ
コードメモリ21の該当ワードヘ入力する。「計算ワー
ド」の場合は、ワードNo.を用いて定義されているワー
ド間の演算に従って計算を行ない、その計算結果のデー
タを作成ワードメモリ21の該当ワードヘ入力する。例
えばワード内容「W3」として「I1×I2」と定義さ
れている場合は、作成レコードメモリ21内のワードN
o.「I1」及び「I2」のワードデータ「m1」及び
「m2」を読み出して乗算し、この結果のワードデータ
「m3」を作成ワードメモリ21の入力ワードNo.「I
3」へ入力する。このようにして入力処理装置12は、
入力レコード指定メモリ16内の各ワード内容に従った
処理を行ない、作成レコードメモリ21に1レコード分
のデータの入力が完了すると、基本レコード生成装置1
3を起動する。
1から伝票等に基づいて入力レコードの各ワードデータ
を入力すると、このデータは入力処理装置12へ入力さ
れる。入力処理装置12は、データが入力されると、図
2に示すように入力レコード指定メモリ16の指定デー
タを参照し、ワードNo.「11、12、……、In」に
対応するワード内容「W1、W2、……、Wn(入力、
索引、計算等)」に従って入力された各ワードデータを
ワードNo.順に処理し、その処理した結果をワードデー
タ「m1、m2、……、mn」として作成レコードメモ
リ21に順次書込む。ワード内容が「入力ワード」の場
合は、入力されたワードデータをワードNo.と対応する
作成レコードメモリ21のワードヘ入力する。「索引ワ
ード」の場合は、入力処理装置12内の図示しない索引
メモリを参照して、入力されたワードデータ、例えばコ
ードデータをキャラクタデータに変換してこれを作成レ
コードメモリ21の該当ワードヘ入力する。「計算ワー
ド」の場合は、ワードNo.を用いて定義されているワー
ド間の演算に従って計算を行ない、その計算結果のデー
タを作成ワードメモリ21の該当ワードヘ入力する。例
えばワード内容「W3」として「I1×I2」と定義さ
れている場合は、作成レコードメモリ21内のワードN
o.「I1」及び「I2」のワードデータ「m1」及び
「m2」を読み出して乗算し、この結果のワードデータ
「m3」を作成ワードメモリ21の入力ワードNo.「I
3」へ入力する。このようにして入力処理装置12は、
入力レコード指定メモリ16内の各ワード内容に従った
処理を行ない、作成レコードメモリ21に1レコード分
のデータの入力が完了すると、基本レコード生成装置1
3を起動する。
【0011】基本レコード生成装置13は、入力処理装
置12からの命令により起動され、基本レコード指定メ
モリ17内に設定されている指定データに基づいて作成
レコードメモリ21内の作成レコードから基本レコード
の生成を行なう。すなわち、基本レコード指定メモリ1
7には、図3に示すように作成レコードメモリ21の各
ワードNo.「I1、I2、・・・…、In」と基本レコ
ードメモリ22の各ワードh「S1、S2、・・・…、
Sn」との対応関係を示す指定データが設定されてお
り、基本レコード生成装置13は作成レコードメモリ2
1に保持されているレコードの各ワードデータ「m1、
m2、……、mn」を基本レコード指定メモリ17に設
定されている指定データに基づいて配列し、もしくは入
力レコードの種類によって定まる特定のワードを生成し
て基本レコードメモリ22に記憶する。例えば図3に示
すように基本レコードのワードNo.「S1、S2、S
3、……、Sn」に対応して作成レコードのワードNo.
「I2、I4、I5、……、I7」が設定されている場
合は、作成レコードメモリ21内のワードデータを「m
2、m4、m5、……、m7」の順に配列して基本レコ
ードとして基本レコードメモリ22に記憶する。1伝票
分のデータの入力完了を示す入力指示が入力装置11か
ら入力処理装置12へ入力され、その結果、基本レコー
ド生成装置13が、1レコード分もしくは複数レコード
分から成る1伝票分の全ての基本レコードを生成して基
本レコードメモリ22に書込むと、その後、更新レコー
ド生成装置14を起動する。
置12からの命令により起動され、基本レコード指定メ
モリ17内に設定されている指定データに基づいて作成
レコードメモリ21内の作成レコードから基本レコード
の生成を行なう。すなわち、基本レコード指定メモリ1
7には、図3に示すように作成レコードメモリ21の各
ワードNo.「I1、I2、・・・…、In」と基本レコ
ードメモリ22の各ワードh「S1、S2、・・・…、
Sn」との対応関係を示す指定データが設定されてお
り、基本レコード生成装置13は作成レコードメモリ2
1に保持されているレコードの各ワードデータ「m1、
m2、……、mn」を基本レコード指定メモリ17に設
定されている指定データに基づいて配列し、もしくは入
力レコードの種類によって定まる特定のワードを生成し
て基本レコードメモリ22に記憶する。例えば図3に示
すように基本レコードのワードNo.「S1、S2、S
3、……、Sn」に対応して作成レコードのワードNo.
「I2、I4、I5、……、I7」が設定されている場
合は、作成レコードメモリ21内のワードデータを「m
2、m4、m5、……、m7」の順に配列して基本レコ
ードとして基本レコードメモリ22に記憶する。1伝票
分のデータの入力完了を示す入力指示が入力装置11か
ら入力処理装置12へ入力され、その結果、基本レコー
ド生成装置13が、1レコード分もしくは複数レコード
分から成る1伝票分の全ての基本レコードを生成して基
本レコードメモリ22に書込むと、その後、更新レコー
ド生成装置14を起動する。
【0012】この更新レコード生成装置14は、基本レ
コードメモリ22に保持されている基本レコードを更新
レコード指定メモリ18の指定データに基づいて更新レ
コードを生成し、生成した更新レコードを更新レコード
メモリ23へ書き込む。更新レコード指定メモリ18に
は、図4に示すように一つ又は複数のレコードキーワー
ド、データワードを基本レコードのワードNo.で示すと
共に、更新の内容、更新対象のファイル名を示すデータ
が指定データとして予め記憶設定されている。例えば指
定データ18−1としては、更新の内容として「集計」
が、ファイルキーワードとして「F2」が、レコードキ
ーワードとして「S2、S3」が、データワードとして
「S5、S6、S1、S4」が設定されており、レコー
ドキーワードが二つの場合の例を示している。また、指
定データ18−2としては、更新の内容として「集計」
が、ファイルキーワードとして「F3」が、レコードキ
ーワードとして「S1」が、データワードとして「S1
3、S14」が設定されており、レコードキーワードが
一つの場合の例を示している。また、前記指定データ中
の更新の内容には「追加」、「削除」、「集計」、「訂
正」、「追加・集計」のいずれかを示すデータが設定さ
れる。そして、前記指定データに基づいて基本レコード
メモリ22の基本レコードから更新レコードが作成され
るもので、例えば指定データ18−1に対しては、更新
の内容が「集計」、ファイルキーワードが「F2」、レ
コードキーワード「m4、m5」、データワードが「m
1、m9、m2、m6」からなる更新レコード23−1
が作成される。その他の更新レコードについても同様に
して作成され、更新レコードメモリ23に記憶される。
尚、この更新レコードメモリ23に記憶される更新レコ
ードの各ワードは区切コード「,」、「;」で区分さ
れ、各更新レコードは区切コード「(」で区分される可
変長データである。各レコードの構成は、レコード区切
コード「(」に続く先頭ワードが「更新の内容」を示す
ワードであり、次のワードがファイルキーワードを示す
ワードであり、更に次のワードから区切コード「;」ま
での一つもしくは複数のワード(各ワードは区切コード
「,」で区分される)はレコードキーワードである。更
に、上記区切コード「;」に続く各ワードはデータワー
ドである。
コードメモリ22に保持されている基本レコードを更新
レコード指定メモリ18の指定データに基づいて更新レ
コードを生成し、生成した更新レコードを更新レコード
メモリ23へ書き込む。更新レコード指定メモリ18に
は、図4に示すように一つ又は複数のレコードキーワー
ド、データワードを基本レコードのワードNo.で示すと
共に、更新の内容、更新対象のファイル名を示すデータ
が指定データとして予め記憶設定されている。例えば指
定データ18−1としては、更新の内容として「集計」
が、ファイルキーワードとして「F2」が、レコードキ
ーワードとして「S2、S3」が、データワードとして
「S5、S6、S1、S4」が設定されており、レコー
ドキーワードが二つの場合の例を示している。また、指
定データ18−2としては、更新の内容として「集計」
が、ファイルキーワードとして「F3」が、レコードキ
ーワードとして「S1」が、データワードとして「S1
3、S14」が設定されており、レコードキーワードが
一つの場合の例を示している。また、前記指定データ中
の更新の内容には「追加」、「削除」、「集計」、「訂
正」、「追加・集計」のいずれかを示すデータが設定さ
れる。そして、前記指定データに基づいて基本レコード
メモリ22の基本レコードから更新レコードが作成され
るもので、例えば指定データ18−1に対しては、更新
の内容が「集計」、ファイルキーワードが「F2」、レ
コードキーワード「m4、m5」、データワードが「m
1、m9、m2、m6」からなる更新レコード23−1
が作成される。その他の更新レコードについても同様に
して作成され、更新レコードメモリ23に記憶される。
尚、この更新レコードメモリ23に記憶される更新レコ
ードの各ワードは区切コード「,」、「;」で区分さ
れ、各更新レコードは区切コード「(」で区分される可
変長データである。各レコードの構成は、レコード区切
コード「(」に続く先頭ワードが「更新の内容」を示す
ワードであり、次のワードがファイルキーワードを示す
ワードであり、更に次のワードから区切コード「;」ま
での一つもしくは複数のワード(各ワードは区切コード
「,」で区分される)はレコードキーワードである。更
に、上記区切コード「;」に続く各ワードはデータワー
ドである。
【0013】前記更新レコードメモリ23内の更新レコ
ードは、図5(a)の例では、前述の如く、「更新の内
容」を1ワード分のデータとして持たせた場合について
示しているが、その他に、例えば図5(b)に示すよう
に更新の内容を持たせてもよい。すなわち、同図(b)
では、「集計」であれば集計対象のデータワード中に加
算集計もしくは減算集計の符号「+」もしくは「−」を
付加して、また「訂正」であれば訂正対象のデータワー
ドの中に訂正符号「*」を付加し、「削除」であればデ
ータワードを付けずにレコードキーワードのみとし、
「追加」であればレコードキーワードとデータワードを
付ける。つまり、更新レコードがファイルキーワードと
レコードキーワードのみから成るものであれば「削
除」、ファイル更新処理装置15による更新処理時に、
更新レコードのレコードキーワードと同一のレコードキ
ーワードのレコードがファイルメモリ24内に無く、ア
ンマッテングであれば「追加」、レコードキーワードが
マッチングしていればデータワードをチェックして
「+」もしくは「−」であれば「集計」と判断し、また
「*」があれば「訂正」と判断して、その判断詰果に基
づく更新処理を行う。
ードは、図5(a)の例では、前述の如く、「更新の内
容」を1ワード分のデータとして持たせた場合について
示しているが、その他に、例えば図5(b)に示すよう
に更新の内容を持たせてもよい。すなわち、同図(b)
では、「集計」であれば集計対象のデータワード中に加
算集計もしくは減算集計の符号「+」もしくは「−」を
付加して、また「訂正」であれば訂正対象のデータワー
ドの中に訂正符号「*」を付加し、「削除」であればデ
ータワードを付けずにレコードキーワードのみとし、
「追加」であればレコードキーワードとデータワードを
付ける。つまり、更新レコードがファイルキーワードと
レコードキーワードのみから成るものであれば「削
除」、ファイル更新処理装置15による更新処理時に、
更新レコードのレコードキーワードと同一のレコードキ
ーワードのレコードがファイルメモリ24内に無く、ア
ンマッテングであれば「追加」、レコードキーワードが
マッチングしていればデータワードをチェックして
「+」もしくは「−」であれば「集計」と判断し、また
「*」があれば「訂正」と判断して、その判断詰果に基
づく更新処理を行う。
【0014】また、ファイルメモリ24内には図6
(a)に示すように、レコードキーワード及びデータワ
ードからなる多数のレコードをファイルキーワード順
に、且つ同一ファイル内ではレコードキーワード順に記
憶している、同図において、「§」はファイルの区切コ
ードを「(」はレコードの区切コードを、「,」はワー
ドの区切コードを、「;」はレコードキーワードとデー
タワードの境界を示す区切コードである。更に、「F
1」、「F2」、……はファイルキーワードを、「m」
……は有効データの長さに応じたバイト数からなる可変
長データを示し、ファイルメモリ24内では各ワード及
びレコードは実存する情報のみが完全につめ込まれて収
容されている。レコードキーワードの数は、各ファイル
内においては同一の数であり、ファイルF1では3ワー
ド、ファイルF2では2ワードからなっている。前記例
ではレコードキーワードとデータワードとの間に区切コ
ード「;」を用いているが、この区切コード「;」を用
いずに各レコードの先頭から所定ワード分をキーワード
として一義的に規定し、ファイル更新処理装置15は、
各レコードの先頭から所定ワード分がキーワードである
とみなして処理を行うようにしてもよい。また、各ファ
イル毎にレコードキーワードの数を予め定義しておき、
これをメモリに設定しておけば、各ファイル毎にキーワ
ードの数が異なってもよい。図6(b)はファイルメモ
リ24におけるレコードの更に他の記憶形態を示すもの
で、各レコードの先頭から最初の区切コード「。」で区
分される一つ又は複数の各ワードは更に他の区切コード
「,」で区分され、これらのワードはレコードキーワー
ドを示す。上記量初の区切コード「。」以降は、データ
ワードであり、各ワードは区切コード「。」で区分され
る。また、レコードキーワードはレコードの先頭にある
ことが自然であるから実施例ではそうしているが、レコ
ードキーワードはその位置が定まっていればどこにあっ
てもよい。
(a)に示すように、レコードキーワード及びデータワ
ードからなる多数のレコードをファイルキーワード順
に、且つ同一ファイル内ではレコードキーワード順に記
憶している、同図において、「§」はファイルの区切コ
ードを「(」はレコードの区切コードを、「,」はワー
ドの区切コードを、「;」はレコードキーワードとデー
タワードの境界を示す区切コードである。更に、「F
1」、「F2」、……はファイルキーワードを、「m」
……は有効データの長さに応じたバイト数からなる可変
長データを示し、ファイルメモリ24内では各ワード及
びレコードは実存する情報のみが完全につめ込まれて収
容されている。レコードキーワードの数は、各ファイル
内においては同一の数であり、ファイルF1では3ワー
ド、ファイルF2では2ワードからなっている。前記例
ではレコードキーワードとデータワードとの間に区切コ
ード「;」を用いているが、この区切コード「;」を用
いずに各レコードの先頭から所定ワード分をキーワード
として一義的に規定し、ファイル更新処理装置15は、
各レコードの先頭から所定ワード分がキーワードである
とみなして処理を行うようにしてもよい。また、各ファ
イル毎にレコードキーワードの数を予め定義しておき、
これをメモリに設定しておけば、各ファイル毎にキーワ
ードの数が異なってもよい。図6(b)はファイルメモ
リ24におけるレコードの更に他の記憶形態を示すもの
で、各レコードの先頭から最初の区切コード「。」で区
分される一つ又は複数の各ワードは更に他の区切コード
「,」で区分され、これらのワードはレコードキーワー
ドを示す。上記量初の区切コード「。」以降は、データ
ワードであり、各ワードは区切コード「。」で区分され
る。また、レコードキーワードはレコードの先頭にある
ことが自然であるから実施例ではそうしているが、レコ
ードキーワードはその位置が定まっていればどこにあっ
てもよい。
【0015】しかして、ファイル更新処理装置15は、
更新レコード生成装置14からの命令もしくは入力装置
11からの更新指示命令によって起動し、図7のフロー
チャートに示すファイル更新処理を実行する。すなわ
ち、ファイル更新処理装置15は、更新レコードメモリ
23内の更新レコードをファイルキーワード順で、か
つ、レコードキーワード順にソートする(ステップA
1)。
更新レコード生成装置14からの命令もしくは入力装置
11からの更新指示命令によって起動し、図7のフロー
チャートに示すファイル更新処理を実行する。すなわ
ち、ファイル更新処理装置15は、更新レコードメモリ
23内の更新レコードをファイルキーワード順で、か
つ、レコードキーワード順にソートする(ステップA
1)。
【0016】次いで更新レコードメモリ23内の同一の
ファイルキーワードの全更新レコードを読出し、更新用
メモリ19のA領域に書込む(ステップA2)。更に、
ファイルメモリ24内の対応するファイルキーワードの
全レコードを読出し、更新用メモリ19のB領域に書込
む(ステップA3)。そして、更新用メモリ19のA領
域及びB領域の各レコードのレコードキーワードを頂次
比較し、A領域内の更新レコードと対応するB領域内の
レコードを更新の内容に従って更新する(ステップA
4)。更新されたレコードもしくはB領域内の更新対象
にならなかったレコードはキーワードの順に更新用メモ
リ19内のC領域に書込まれ、更新用メモリ19のA領
域、B領域における全ての更新処理が終了すると、更新
用メモリ19のC領域に保持している更新済みのレコー
ドをファイルメモリ24の新たな記憶領域へ書込む(ス
テップA5)。その後、更新レコードメモリ23に記憶
している全てのファイルキーワードに対する更新レコー
ドの更新処理を終了したか否かを判断し(ステップA
6)、終了していなければステップA2に戻って残りの
ファイルキーワードに対する更新レコードについての更
新処理を行なう。以下、同様にしてステップA2〜A6
の処理により更新レコードメモリ23の全更新レコード
に対する処が行なわれると、ファイル更新処理を終了す
る。
ファイルキーワードの全更新レコードを読出し、更新用
メモリ19のA領域に書込む(ステップA2)。更に、
ファイルメモリ24内の対応するファイルキーワードの
全レコードを読出し、更新用メモリ19のB領域に書込
む(ステップA3)。そして、更新用メモリ19のA領
域及びB領域の各レコードのレコードキーワードを頂次
比較し、A領域内の更新レコードと対応するB領域内の
レコードを更新の内容に従って更新する(ステップA
4)。更新されたレコードもしくはB領域内の更新対象
にならなかったレコードはキーワードの順に更新用メモ
リ19内のC領域に書込まれ、更新用メモリ19のA領
域、B領域における全ての更新処理が終了すると、更新
用メモリ19のC領域に保持している更新済みのレコー
ドをファイルメモリ24の新たな記憶領域へ書込む(ス
テップA5)。その後、更新レコードメモリ23に記憶
している全てのファイルキーワードに対する更新レコー
ドの更新処理を終了したか否かを判断し(ステップA
6)、終了していなければステップA2に戻って残りの
ファイルキーワードに対する更新レコードについての更
新処理を行なう。以下、同様にしてステップA2〜A6
の処理により更新レコードメモリ23の全更新レコード
に対する処が行なわれると、ファイル更新処理を終了す
る。
【0017】前記ステップA4における更新レコードの
更新内容に応じた更新処理について説明する。更新の内
容が「追加」であれば、この更新レコードのレコードキ
ーワードとデータワードからなるレコードを、ファイル
メモリ24から読み出されたB領域内のレコードの中に
レコードキーワードの順になるように挿入する。「削
除」の場合には、更新レコードのレコードキーワードと
一致するB領域内のレコードを削除する。この場合、レ
コードキーワードの上位ワードのみ、もしくはレコード
キーワードの上位桁のみを指定することによって、この
指定と一致するB領域内のレコード群を全て削除するこ
ともできる。更新の内容が「集計」の場合は、更新レコ
ードのレコードキーワードと一致するB領域内のレコー
ドの各データワードのうち、更新レコードのデータワー
ドで示されるデータを該当ワードに加算集計する。尚、
更新レコードのデータワードのデータが負であれば、減
算集計される。更新の内容が「訂正」の場合は、更新レ
コードのレコードキーワードと一致するB領域内のレコ
ードの各ワードのうち、更新レコードのデータワードと
対応するワードを更新レコードのデータワードで示され
るワードデータに訂正する。更新の内容が「追加・集
計」の場合は、更新レコードのレコードキーワードと一
致するレコードがB領域内にあれば上述した「集計」と
同様の処理を行い、無ければ上述した「追加」と同様の
処理を行う。
更新内容に応じた更新処理について説明する。更新の内
容が「追加」であれば、この更新レコードのレコードキ
ーワードとデータワードからなるレコードを、ファイル
メモリ24から読み出されたB領域内のレコードの中に
レコードキーワードの順になるように挿入する。「削
除」の場合には、更新レコードのレコードキーワードと
一致するB領域内のレコードを削除する。この場合、レ
コードキーワードの上位ワードのみ、もしくはレコード
キーワードの上位桁のみを指定することによって、この
指定と一致するB領域内のレコード群を全て削除するこ
ともできる。更新の内容が「集計」の場合は、更新レコ
ードのレコードキーワードと一致するB領域内のレコー
ドの各データワードのうち、更新レコードのデータワー
ドで示されるデータを該当ワードに加算集計する。尚、
更新レコードのデータワードのデータが負であれば、減
算集計される。更新の内容が「訂正」の場合は、更新レ
コードのレコードキーワードと一致するB領域内のレコ
ードの各ワードのうち、更新レコードのデータワードと
対応するワードを更新レコードのデータワードで示され
るワードデータに訂正する。更新の内容が「追加・集
計」の場合は、更新レコードのレコードキーワードと一
致するレコードがB領域内にあれば上述した「集計」と
同様の処理を行い、無ければ上述した「追加」と同様の
処理を行う。
【0018】以上のようにして、入力装置11により入
力されたレコードはファイルメモリ24内の各ファイル
に更新される。このファイルメモリ24に記憶されたフ
ァイルの一例を図8に示す。同図において、ワードNo.
「01」で示される各レコードの先頭ワードはレコード
キーワードであり、具体的には商品コードがレコードキ
ーワードとして記憶されている。各レコードのワードN
o.「11」、「12」、……で示されるワードはデータ
ワードであり、「単価」、「数量」……が記憶されてい
る。そして各ワードデータは可変長データであり、ワー
ド間にはワード区切コード「,」が、レコードの先頭に
はレコード区切コード「(」が挿入され、各レコードは
レコードキーワードの昇順に配列され隙間なく詰め込ま
れて記憶されている。各レコードのレコードキーワード
として用いられている商品コードは例えば図9に示すコ
ード体系になっており、商品コード「111」、「11
2」、……は商品名「腕時計A」、「腕時計B」、……
を示している。この図9の商品コードは、各商品の大分
類、中分類をも表わしており、商品コードの上位2桁が
共通のコード、例えば「11」は「腕時計」を、「1
2」は「クロック」を示し、商品コードの上位1桁が共
通のコード、例えば「1」は「時計」を、「2」は「電
卓」を示している。即ち、商品コード等のレコードキー
ワードとして用いられるコードは各コードの上位桁から
目に、大分類、中分類……等に対応した重み付けがなさ
れている。レコードキーワードが複数ワード存在するレ
コードは、レコードの先頭部のレコードキーワードから
順に重み付けがなされている。更にレコードキーワード
として用いられるコードは可変長データであり、例えば
商品コード「112」と商品コード「113」の間に新
たな商品名「腕時計Ba」の商品コードを設定したい場
合には、この商品コードを「1121」と設定すればよ
く、新たなレコードの追加に容易に対応できる。ところ
で、前述の如くファイルメモリ24には商品コードと対
応するレコードが記憶されているが、各商品コードの大
分類、中分類等に関するレコードは記憶されておらず、
また、各レコードには合計金額のワードデータは記憶さ
れていないが、これら必要なレコード、ワードデータは
以下に述べる出力レコード生成装置25によって任意に
生成される。
力されたレコードはファイルメモリ24内の各ファイル
に更新される。このファイルメモリ24に記憶されたフ
ァイルの一例を図8に示す。同図において、ワードNo.
「01」で示される各レコードの先頭ワードはレコード
キーワードであり、具体的には商品コードがレコードキ
ーワードとして記憶されている。各レコードのワードN
o.「11」、「12」、……で示されるワードはデータ
ワードであり、「単価」、「数量」……が記憶されてい
る。そして各ワードデータは可変長データであり、ワー
ド間にはワード区切コード「,」が、レコードの先頭に
はレコード区切コード「(」が挿入され、各レコードは
レコードキーワードの昇順に配列され隙間なく詰め込ま
れて記憶されている。各レコードのレコードキーワード
として用いられている商品コードは例えば図9に示すコ
ード体系になっており、商品コード「111」、「11
2」、……は商品名「腕時計A」、「腕時計B」、……
を示している。この図9の商品コードは、各商品の大分
類、中分類をも表わしており、商品コードの上位2桁が
共通のコード、例えば「11」は「腕時計」を、「1
2」は「クロック」を示し、商品コードの上位1桁が共
通のコード、例えば「1」は「時計」を、「2」は「電
卓」を示している。即ち、商品コード等のレコードキー
ワードとして用いられるコードは各コードの上位桁から
目に、大分類、中分類……等に対応した重み付けがなさ
れている。レコードキーワードが複数ワード存在するレ
コードは、レコードの先頭部のレコードキーワードから
順に重み付けがなされている。更にレコードキーワード
として用いられるコードは可変長データであり、例えば
商品コード「112」と商品コード「113」の間に新
たな商品名「腕時計Ba」の商品コードを設定したい場
合には、この商品コードを「1121」と設定すればよ
く、新たなレコードの追加に容易に対応できる。ところ
で、前述の如くファイルメモリ24には商品コードと対
応するレコードが記憶されているが、各商品コードの大
分類、中分類等に関するレコードは記憶されておらず、
また、各レコードには合計金額のワードデータは記憶さ
れていないが、これら必要なレコード、ワードデータは
以下に述べる出力レコード生成装置25によって任意に
生成される。
【0019】図10は出力レコード指定メモリ26内の
指定データの一例を示すものである。図11は出力レコ
ード生成装置25の動作を示すフローチャートであり、
前記出力レコード指定メモリ26内の指定データに従え
ば、図8に示すファイルメモリ24内のレコードに基づ
いて図12に示すような出力レコードが生成されて作成
レコードメモリ21へ記憶される。以下、出力レコード
の生成動作について述べる。
指定データの一例を示すものである。図11は出力レコ
ード生成装置25の動作を示すフローチャートであり、
前記出力レコード指定メモリ26内の指定データに従え
ば、図8に示すファイルメモリ24内のレコードに基づ
いて図12に示すような出力レコードが生成されて作成
レコードメモリ21へ記憶される。以下、出力レコード
の生成動作について述べる。
【0020】前記出力レコード指定メモリ26にはファ
イルメモリ24から所定のファイル及びレコードを検索
して読み出すための、ファイルキーワード及び検索条件
が指定データとして設定されている他に、図10に示す
ように出力レコードの作成ワードがそのワード内容と共
に設定され、更にレコードキーワードの重み付けに対応
した出力レコードを生成するために作成レニット3、作
成レニット2、作成レニット1に応じた指定がなされて
いる。前記作成ワードは出力レコードとして必要なワー
ドを任意のワード数分指定することができ、この例では
作成ワードのワードNo.「.1」、「.2」、「.3」
は出力レコードのレコードキーワードであり、そのワー
ド内容は夫々「a01>1」、「a01>2」、「a0
1<3」と対応している。ワード内容「a01>1」の
「a」はファイルメモリ24から検索して読み出したレ
コード(以下、ソースレコードと称する)を意味し、
「a01」はソースレコードのワードNo.「01」のワ
ードを意味する。また、出力レコードを上位のレコード
キーワードで任意の階層に集計して、夫々の階層で出力
レコードを生成できるが、図10では3階層まで集計す
る例を示し、各集計階層をレニット(レコードユニット
の省略)と称している。作成レニット3は前記ソースレ
コードを元に作成される最下層の出力レコードの指定で
あり、作成レニット2は前記作成レニット3の指定で作
成された出力レコードを基に上位の階層に集計した出力
レコードの指定であり、作成レニット1は前記作成レニ
ット2の指定で作成された出力レコードを基に更に上位
の階層に集計した出力レコードの指定である。作成レニ
ット3の出力レコードのレコードキーワードは作成ワー
ドの「.1」、「.2」、「.3」に対応するワード内
容で示される3ワード分のレコードキーワードを有し、
作成レニット2では「.1」、「.2」のワード内容で
示される2ワード分のレコードキーワードを有し、作成
レニット1では「.1」のワード内容で示される1ワー
ド分のレコードキーワードを有する。例えば、作成レニ
ット3のレコードキーワードは「.1」、「.
2」、「.3」に対応するワード内容「a01>1」、
「a01>2」、「a01<3」であるから、レコード
キーワードの第1ワード「.1」にはソースレコードの
ワードNo.「01」のワードデータの1桁目を読み出し
て設定することを意味し、第2ワード「.2」にはワー
ドNo.「01」のワードデータの2桁目を、第3ワード
「.3」にはワードNo.「01」のワードデータの3桁
目以下全てを設定することを意味する。ワード内容の
「b.1/T」の「b」は作成された出力レコードを意
味し、「b.1」は出力レコードのワードNo.「.1」
のワードデータを読み出すことを示し、したがって作成
ワード「11」に対応して設定されたワード内容「b.
1/T」は出力レコードのワードNo.「.1」のワード
データを読み出して更にテーブルメモリT(図示せず)
から対応するデータを読み出してこれを作成レニット1
の出力レコードのワードNo.「11」のワードデータと
することを示す指定データである。具体的には「.1」
のワードから読み出した商品コードと対応する商品名を
テーブルメモリTから読み出してワードNo.「11」の
ワードデータとして出力レコードに書き込む。更に、作
成レニット2に対応する作成ワード11には、ワード内
容「b.1&b.2/T」が設定されているが、これ
は、出力レコードのワードNo.「.1」とワードNo.「.
2」の各ワードデータを結合してその結果でテーブルメ
モリTから対応するデータを読み出し、これを作成レニ
ット2の出力レコードのワードNo.「11」のワードデ
ータとすることを指定するものである。作成レニット3
の出力レコードのワードNo.「11」には、ワード内容
として「a01/T」が設定されており、ソースレコー
ドのワードNo.「01」のデータを基にしてテーブルメ
モリTを参照してその結果がワードNo.「11」のワー
ドデータとして記憶される。以下、作成ワード「1
2」、「13」、「14」……に対応して各作成レニッ
トで「1」が指定されている場合には各ワード内容に従
ってワードデータが作成される。尚、作成ワードの「c
1」はコンソールワードであり、作成されたワードを一
時的に記憶しておき、後にこのワードをもとにレニット
間の演算を行なう場合等に使用される。
イルメモリ24から所定のファイル及びレコードを検索
して読み出すための、ファイルキーワード及び検索条件
が指定データとして設定されている他に、図10に示す
ように出力レコードの作成ワードがそのワード内容と共
に設定され、更にレコードキーワードの重み付けに対応
した出力レコードを生成するために作成レニット3、作
成レニット2、作成レニット1に応じた指定がなされて
いる。前記作成ワードは出力レコードとして必要なワー
ドを任意のワード数分指定することができ、この例では
作成ワードのワードNo.「.1」、「.2」、「.3」
は出力レコードのレコードキーワードであり、そのワー
ド内容は夫々「a01>1」、「a01>2」、「a0
1<3」と対応している。ワード内容「a01>1」の
「a」はファイルメモリ24から検索して読み出したレ
コード(以下、ソースレコードと称する)を意味し、
「a01」はソースレコードのワードNo.「01」のワ
ードを意味する。また、出力レコードを上位のレコード
キーワードで任意の階層に集計して、夫々の階層で出力
レコードを生成できるが、図10では3階層まで集計す
る例を示し、各集計階層をレニット(レコードユニット
の省略)と称している。作成レニット3は前記ソースレ
コードを元に作成される最下層の出力レコードの指定で
あり、作成レニット2は前記作成レニット3の指定で作
成された出力レコードを基に上位の階層に集計した出力
レコードの指定であり、作成レニット1は前記作成レニ
ット2の指定で作成された出力レコードを基に更に上位
の階層に集計した出力レコードの指定である。作成レニ
ット3の出力レコードのレコードキーワードは作成ワー
ドの「.1」、「.2」、「.3」に対応するワード内
容で示される3ワード分のレコードキーワードを有し、
作成レニット2では「.1」、「.2」のワード内容で
示される2ワード分のレコードキーワードを有し、作成
レニット1では「.1」のワード内容で示される1ワー
ド分のレコードキーワードを有する。例えば、作成レニ
ット3のレコードキーワードは「.1」、「.
2」、「.3」に対応するワード内容「a01>1」、
「a01>2」、「a01<3」であるから、レコード
キーワードの第1ワード「.1」にはソースレコードの
ワードNo.「01」のワードデータの1桁目を読み出し
て設定することを意味し、第2ワード「.2」にはワー
ドNo.「01」のワードデータの2桁目を、第3ワード
「.3」にはワードNo.「01」のワードデータの3桁
目以下全てを設定することを意味する。ワード内容の
「b.1/T」の「b」は作成された出力レコードを意
味し、「b.1」は出力レコードのワードNo.「.1」
のワードデータを読み出すことを示し、したがって作成
ワード「11」に対応して設定されたワード内容「b.
1/T」は出力レコードのワードNo.「.1」のワード
データを読み出して更にテーブルメモリT(図示せず)
から対応するデータを読み出してこれを作成レニット1
の出力レコードのワードNo.「11」のワードデータと
することを示す指定データである。具体的には「.1」
のワードから読み出した商品コードと対応する商品名を
テーブルメモリTから読み出してワードNo.「11」の
ワードデータとして出力レコードに書き込む。更に、作
成レニット2に対応する作成ワード11には、ワード内
容「b.1&b.2/T」が設定されているが、これ
は、出力レコードのワードNo.「.1」とワードNo.「.
2」の各ワードデータを結合してその結果でテーブルメ
モリTから対応するデータを読み出し、これを作成レニ
ット2の出力レコードのワードNo.「11」のワードデ
ータとすることを指定するものである。作成レニット3
の出力レコードのワードNo.「11」には、ワード内容
として「a01/T」が設定されており、ソースレコー
ドのワードNo.「01」のデータを基にしてテーブルメ
モリTを参照してその結果がワードNo.「11」のワー
ドデータとして記憶される。以下、作成ワード「1
2」、「13」、「14」……に対応して各作成レニッ
トで「1」が指定されている場合には各ワード内容に従
ってワードデータが作成される。尚、作成ワードの「c
1」はコンソールワードであり、作成されたワードを一
時的に記憶しておき、後にこのワードをもとにレニット
間の演算を行なう場合等に使用される。
【0021】以下、図11のフローチャートを参照して
出力レコード生成装置25の動作を説明する。このフロ
ーチャートに示す処理に先だって、指定されたファイル
キーワード及び検索条件(例えぱある特定のワードがあ
る特定の値以上のもの等の条件)に合致するレコード群
がファイルメモリ24から作成レコードメモリ21へ読
み出されているものとする。以下の例では、図8に示す
ファイルの全てのレコードが作成レコードメモリ21へ
読み出されているとする。図11のステップB1におい
て、出力レコード指定メモリ26より最下位のレニット
n、例えば図10の例ではレニット3の指定データを読
み出し、この指定データに基づいて出力レコードの各ワ
ードデータを作成する。例えば、図8のファイルメモリ
24の「111,1000,50,……」で示すレコー
ドをソースレコードとして出力レコード「1,1,1,
腕時計A,1000,50,50000,,」が作成さ
れる。この出力レコードのワードNo.「15」のワード
はこの時点では作成されない。以下、全てのソースレコ
ードからレニット3の指定データにもとづいて出力レコ
ードを作成し、作成レコードメモリ21へ書き込む。次
のステップB2では出力レコードをレコードキーワード
順にソートして、同一のレコードキーワードがあれば各
データワードを集計した一つの出力レコードとする。以
上でレニット3に対応する出力レコードが作成され、作
成レコードメモリ21に第11図(a)に示すように出
力レコードファイルf3として記憶する。そして、ステ
ップB3で、次のレニットに関する指定データの有無を
判断し、有ればステップB4で前記出力レコードファイ
ルf3内の出力レコードから、出力レコード指定メモリ
26内のレニット2に対応する指定データにもとづいて
出力レコードを作成する。例えば、作成ワードNo.「1
3」、「14」では上位のレニットヘの集計を示す
「1」が指定されているので、レニット3の出力レコー
ドのワードNo.「13」、「14」のワードデータを集
計したワードをレニット2の出力レコードのワードNo.
「13」、「14」のワードデータとする。ステップB
5ではレニット内の演算、例えばレニット2で作成され
たワードNo.「14」のデータをコンソールワード「c
1」へ記憶する。以下、各レニットの指定に応じて前記
ステップB3、B4、B5の処理を行ない、図11
(b)、(c)に示すように作成レコードメモリ21に
は各レニット別に生成された出力レコードファイルf
2、f1を記憶する。ステップB3で次の指定レニット
が無いと判別された際には、ステップB6の処理に移
り、レニット間の演算を行う。この演算は例えば、作成
レニット3の出力レコードのワードNO.「15」のワー
ドに作成レニット2で作成されたワード、例えばコンソ
ールワード「c1」を用いて比率等の演算を行なうもの
で、演算結果は作成レニット3の各レコードの当該ワー
ドデータとして記憶する。そして、ステップB7で、作
成レコードメモリ21内の全ての出力レコードをレニッ
ト順に並び換える。この並び換えは出力レコードのワー
ド「.1」、「.2」、「.3」内のレコードキーワー
ドをもとに昇順に並び換えるもので、この結果は図12
に示すようになる。この例では上位のレニットの順に並
べたが、下位のレニットの順でもよく、その他、指定さ
れたレニット順であってもよい。
出力レコード生成装置25の動作を説明する。このフロ
ーチャートに示す処理に先だって、指定されたファイル
キーワード及び検索条件(例えぱある特定のワードがあ
る特定の値以上のもの等の条件)に合致するレコード群
がファイルメモリ24から作成レコードメモリ21へ読
み出されているものとする。以下の例では、図8に示す
ファイルの全てのレコードが作成レコードメモリ21へ
読み出されているとする。図11のステップB1におい
て、出力レコード指定メモリ26より最下位のレニット
n、例えば図10の例ではレニット3の指定データを読
み出し、この指定データに基づいて出力レコードの各ワ
ードデータを作成する。例えば、図8のファイルメモリ
24の「111,1000,50,……」で示すレコー
ドをソースレコードとして出力レコード「1,1,1,
腕時計A,1000,50,50000,,」が作成さ
れる。この出力レコードのワードNo.「15」のワード
はこの時点では作成されない。以下、全てのソースレコ
ードからレニット3の指定データにもとづいて出力レコ
ードを作成し、作成レコードメモリ21へ書き込む。次
のステップB2では出力レコードをレコードキーワード
順にソートして、同一のレコードキーワードがあれば各
データワードを集計した一つの出力レコードとする。以
上でレニット3に対応する出力レコードが作成され、作
成レコードメモリ21に第11図(a)に示すように出
力レコードファイルf3として記憶する。そして、ステ
ップB3で、次のレニットに関する指定データの有無を
判断し、有ればステップB4で前記出力レコードファイ
ルf3内の出力レコードから、出力レコード指定メモリ
26内のレニット2に対応する指定データにもとづいて
出力レコードを作成する。例えば、作成ワードNo.「1
3」、「14」では上位のレニットヘの集計を示す
「1」が指定されているので、レニット3の出力レコー
ドのワードNo.「13」、「14」のワードデータを集
計したワードをレニット2の出力レコードのワードNo.
「13」、「14」のワードデータとする。ステップB
5ではレニット内の演算、例えばレニット2で作成され
たワードNo.「14」のデータをコンソールワード「c
1」へ記憶する。以下、各レニットの指定に応じて前記
ステップB3、B4、B5の処理を行ない、図11
(b)、(c)に示すように作成レコードメモリ21に
は各レニット別に生成された出力レコードファイルf
2、f1を記憶する。ステップB3で次の指定レニット
が無いと判別された際には、ステップB6の処理に移
り、レニット間の演算を行う。この演算は例えば、作成
レニット3の出力レコードのワードNO.「15」のワー
ドに作成レニット2で作成されたワード、例えばコンソ
ールワード「c1」を用いて比率等の演算を行なうもの
で、演算結果は作成レニット3の各レコードの当該ワー
ドデータとして記憶する。そして、ステップB7で、作
成レコードメモリ21内の全ての出力レコードをレニッ
ト順に並び換える。この並び換えは出力レコードのワー
ド「.1」、「.2」、「.3」内のレコードキーワー
ドをもとに昇順に並び換えるもので、この結果は図12
に示すようになる。この例では上位のレニットの順に並
べたが、下位のレニットの順でもよく、その他、指定さ
れたレニット順であってもよい。
【0022】前述の例では、出力レコード指定メモリ2
6内の指定データに基づいて上位レニットの出力レコー
ドを作成したが、ファイルメモリ24に上位レニットに
対応するレコードを予め記憶させておくこともできる。
この場合は、前記更新レコード指定メモリ18で更新レ
コードの作成を指定する際に、前述の上位レニットに対
応するレコードキーワードを指定し、更新レコード生成
装置14で前記指定に基づいて、上位レニットに対応す
る更新レコードを作成してもよい。この場合は、後のフ
ァイル更新処理装置15の更新処理によって、ファイル
メモリ24には図13(a)に示すように、上位レニッ
トに対応したレコードが作られる。同図でワードNo.
「01」、「02」、「03」のワードはレコードキー
ワードであり、各レコードはこのレコードキーワード順
に配列して記憶されている。図13(b)、(c)は同
図(a)で示した各レコードの他の記憶形態を示すもの
で、同図(b)ではワードNo.「01」にはレニットの
レベルを示すデータを記憶し、ワードNo.「02」には
各レニット内のキーワードを記憶した形態になってい
る。同図(C)では各レコードの区切コードをレニット
に対応して複数種類設けた例である。尚、図12及び図
13では、ワードNo.とワードデータの対応が明らかに
なるようにスペースデータを挿入した状態で図示した
が、実際の記憶状態ではこのスペースデータは無く、可
変長のワードデータが区切コードで区分されて詰め込ま
れて記憶されている。
6内の指定データに基づいて上位レニットの出力レコー
ドを作成したが、ファイルメモリ24に上位レニットに
対応するレコードを予め記憶させておくこともできる。
この場合は、前記更新レコード指定メモリ18で更新レ
コードの作成を指定する際に、前述の上位レニットに対
応するレコードキーワードを指定し、更新レコード生成
装置14で前記指定に基づいて、上位レニットに対応す
る更新レコードを作成してもよい。この場合は、後のフ
ァイル更新処理装置15の更新処理によって、ファイル
メモリ24には図13(a)に示すように、上位レニッ
トに対応したレコードが作られる。同図でワードNo.
「01」、「02」、「03」のワードはレコードキー
ワードであり、各レコードはこのレコードキーワード順
に配列して記憶されている。図13(b)、(c)は同
図(a)で示した各レコードの他の記憶形態を示すもの
で、同図(b)ではワードNo.「01」にはレニットの
レベルを示すデータを記憶し、ワードNo.「02」には
各レニット内のキーワードを記憶した形態になってい
る。同図(C)では各レコードの区切コードをレニット
に対応して複数種類設けた例である。尚、図12及び図
13では、ワードNo.とワードデータの対応が明らかに
なるようにスペースデータを挿入した状態で図示した
が、実際の記憶状態ではこのスペースデータは無く、可
変長のワードデータが区切コードで区分されて詰め込ま
れて記憶されている。
【0023】前述のようにして作成レコードメモリ21
に作成された各レコードは、必要に応じて基本レコード
生成装置13の処理によって基本レコードに変換され、
更新レコード生成装置14及びファイル更新処理装置1
5によって再びファイルメモリ24内のファイルを更新
することができる。更に、前記作成レコードメモリ21
に作成された各レコードは出力処理装置27によって読
み出され、出力様式指定メモリ28内の指定データに基
づいて帳表等を示す罫線フォームと共に出力装置29で
表示もしくは印字出力される。以下に、この帳表等の出
力処理について説明する。
に作成された各レコードは、必要に応じて基本レコード
生成装置13の処理によって基本レコードに変換され、
更新レコード生成装置14及びファイル更新処理装置1
5によって再びファイルメモリ24内のファイルを更新
することができる。更に、前記作成レコードメモリ21
に作成された各レコードは出力処理装置27によって読
み出され、出力様式指定メモリ28内の指定データに基
づいて帳表等を示す罫線フォームと共に出力装置29で
表示もしくは印字出力される。以下に、この帳表等の出
力処理について説明する。
【0024】図14は出力様式指定メモリ28内の指定
データの一例を示す図で、各レニットの出力レコードに
対応して、出力するワードNo.及び罫線を指定する。罫
線は、その始点を表示もしくは印字の1頁分の1画面に
対応するX、Y座標で示し、長さは始点からX方向(右
方向)及びY方向(下方向)の夫々の長さで示し、線種
は前記始点及び長さで決まる四辺に対応して、上辺、下
辺、左辺、右辺の夫々について指定する。線種として
は、「0」は印字せず、「1」は太教、「2」は中太線
「3」は細線、「4」は点線、5は一点鎖線、……等に
よって各辺を指定する。例えば線種(1010)は、上
辺を太線で、下辺は出力せず、左辺は太線で、右辺は出
力せず、の指定になる。図14に示した指定データの例
について説明すると、レニット1の出力レコードの罫線
は、出力レコードのワードNo.「11」のワードデータ
の出力に対応して始点(X11、Y11)と長さ(l11、m
11)で決まる位置に上辺と左辺を太線で出力し、同図
(a)に示す状態の出力を指定する。更に、ワードNo.
「14」のワードデータの出力に対応して始点(X12、
Y12)と長さ(l12、m12)で決まる位置に上辺を太像
で、左辺を細線で出力し、前記ワードNo.「11」の出
力と合わせると同図(b)で示す状態の出力を指定す
る。以下同様に各レニットの指定データに基づいて、同
図(c)〜(k)に示す出力状態が指定される。尚、罫
線と共に出力されるワードデータは出力様式指定メモリ
28内の指定されたワードNo.のワードデータが作成レ
コードメモリ21内の出力レコードから読み出される
が、読み出されたワードデータの出力位置は各ワードの
罫線の指定データに対応して指定されているものとする
(図示省略)。特に、ワードデータが文字の場合はその
文字列の上位桁を基準に、数字の場合はその数字列の下
位桁を基準に出力位置が指定されているものとする。
データの一例を示す図で、各レニットの出力レコードに
対応して、出力するワードNo.及び罫線を指定する。罫
線は、その始点を表示もしくは印字の1頁分の1画面に
対応するX、Y座標で示し、長さは始点からX方向(右
方向)及びY方向(下方向)の夫々の長さで示し、線種
は前記始点及び長さで決まる四辺に対応して、上辺、下
辺、左辺、右辺の夫々について指定する。線種として
は、「0」は印字せず、「1」は太教、「2」は中太線
「3」は細線、「4」は点線、5は一点鎖線、……等に
よって各辺を指定する。例えば線種(1010)は、上
辺を太線で、下辺は出力せず、左辺は太線で、右辺は出
力せず、の指定になる。図14に示した指定データの例
について説明すると、レニット1の出力レコードの罫線
は、出力レコードのワードNo.「11」のワードデータ
の出力に対応して始点(X11、Y11)と長さ(l11、m
11)で決まる位置に上辺と左辺を太線で出力し、同図
(a)に示す状態の出力を指定する。更に、ワードNo.
「14」のワードデータの出力に対応して始点(X12、
Y12)と長さ(l12、m12)で決まる位置に上辺を太像
で、左辺を細線で出力し、前記ワードNo.「11」の出
力と合わせると同図(b)で示す状態の出力を指定す
る。以下同様に各レニットの指定データに基づいて、同
図(c)〜(k)に示す出力状態が指定される。尚、罫
線と共に出力されるワードデータは出力様式指定メモリ
28内の指定されたワードNo.のワードデータが作成レ
コードメモリ21内の出力レコードから読み出される
が、読み出されたワードデータの出力位置は各ワードの
罫線の指定データに対応して指定されているものとする
(図示省略)。特に、ワードデータが文字の場合はその
文字列の上位桁を基準に、数字の場合はその数字列の下
位桁を基準に出力位置が指定されているものとする。
【0025】次に、図15のフローチャートを参照して
出力処理装置27の処理動作を説明する。ステップC1
において、出力様式指定メモリ28で予め指定されてい
る見出し部分(図示省略)のワードデータ及び罫線を同
図(a)のように印字する。次に、ステップC2の処理
では、作成レコードメモリ21から先頭の出力レコード
を読み出し、更にステップC3で、この出力レコードの
レニットと対応するレニットの指定データを出力様式指
定メモリ28から読み出して、この指定データの各ワー
ドNo.で指定される前記出力レコードのワードデータ
を、該各ワードNo.に対応する罫線とともに1レコード
分作成して出力装置29へ出力する。この場合の印字状
態を図15(b)に示す、同図に示すように、図12の
作成レコードメモリ21内の先頭のレコードのワードN
o.「11」、「14」、「13」のワードデータが罫線
と共に印字される。以下作成レコードメモリ21内の出
力レコードが全て出力されるまで前記ステップC2、C
3の処理が繰り返され、図15(c)、(d)に示すよ
うに印字される。ステップC4で、出力レコードが無い
ことが検出されると、ステップC5で下線が、レニット
1の横罫線に対応する長さで、レニット1の線種に合わ
せて太線に印字させる。前記出力様式メモリ28内の罫
線の印字位置の指定において、各始点のY座標は先頭の
レコードの出力位置を基準値として指定しておくだけで
よく、以後は前記ステップC3の処理において、レコー
ドが1行分出力される毎に、前記基準値のY座標を1行
のY方向の長さ分だけ逐次更新するようにし、この更新
した値を各ワードのY座標とする。更に、次の頁に出力
する場合にはY座標を前記基準値に戻して以後1行印字
する毎に前記と同様にY座標を更新する。データの印字
位置の指定も全く同様に先頭のレコードの出力位置を基
準値として指定しておくだけでよい。
出力処理装置27の処理動作を説明する。ステップC1
において、出力様式指定メモリ28で予め指定されてい
る見出し部分(図示省略)のワードデータ及び罫線を同
図(a)のように印字する。次に、ステップC2の処理
では、作成レコードメモリ21から先頭の出力レコード
を読み出し、更にステップC3で、この出力レコードの
レニットと対応するレニットの指定データを出力様式指
定メモリ28から読み出して、この指定データの各ワー
ドNo.で指定される前記出力レコードのワードデータ
を、該各ワードNo.に対応する罫線とともに1レコード
分作成して出力装置29へ出力する。この場合の印字状
態を図15(b)に示す、同図に示すように、図12の
作成レコードメモリ21内の先頭のレコードのワードN
o.「11」、「14」、「13」のワードデータが罫線
と共に印字される。以下作成レコードメモリ21内の出
力レコードが全て出力されるまで前記ステップC2、C
3の処理が繰り返され、図15(c)、(d)に示すよ
うに印字される。ステップC4で、出力レコードが無い
ことが検出されると、ステップC5で下線が、レニット
1の横罫線に対応する長さで、レニット1の線種に合わ
せて太線に印字させる。前記出力様式メモリ28内の罫
線の印字位置の指定において、各始点のY座標は先頭の
レコードの出力位置を基準値として指定しておくだけで
よく、以後は前記ステップC3の処理において、レコー
ドが1行分出力される毎に、前記基準値のY座標を1行
のY方向の長さ分だけ逐次更新するようにし、この更新
した値を各ワードのY座標とする。更に、次の頁に出力
する場合にはY座標を前記基準値に戻して以後1行印字
する毎に前記と同様にY座標を更新する。データの印字
位置の指定も全く同様に先頭のレコードの出力位置を基
準値として指定しておくだけでよい。
【0026】前記例では各ワードデータ及び各ワードデ
ータの四辺を囲む罫線の出力について説明したが、1行
分のレコードデータ及びこのレコードデータの四辺を囲
む罫線の出力についてもレコード単位で一括して指定す
ることもできる。即ち、レコードデータの出力位置及び
レコードデータの四辺を囲む罫線の出力位置を出力様式
メモリ28に設定し、出力処理装置27は前記出力様式
メモリ28内の指定データで指示される位置にレコード
データ及び罫線データを出力する。この出力において、
Y方向の各データの出力位置は、1頁内の先頭のレコー
ドの出力位置を基準にして1行出力する毎に1行のY方
向の長さ分自動的に更新されて、順次次の行に出力され
る。この時に、1行分のレコードデータの各ワードを区
切る縦罫線を出力させる場合には各縦罫線の出力位置及
びその線種を指定しておく。更に、レコードデータの各
レニット毎に罫線の出力位置もしくは罫線の種類を異な
らせれば帳表等に印字した際に、各データがレニット毎
に整理されて見やすくなるが、この指定のためには、前
記出力様式指定メモリ28へ各レニット毎のレコードに
ついて罫線の出力位置もしくは罫線の種類を示す指定デ
ータを設定すればよい。
ータの四辺を囲む罫線の出力について説明したが、1行
分のレコードデータ及びこのレコードデータの四辺を囲
む罫線の出力についてもレコード単位で一括して指定す
ることもできる。即ち、レコードデータの出力位置及び
レコードデータの四辺を囲む罫線の出力位置を出力様式
メモリ28に設定し、出力処理装置27は前記出力様式
メモリ28内の指定データで指示される位置にレコード
データ及び罫線データを出力する。この出力において、
Y方向の各データの出力位置は、1頁内の先頭のレコー
ドの出力位置を基準にして1行出力する毎に1行のY方
向の長さ分自動的に更新されて、順次次の行に出力され
る。この時に、1行分のレコードデータの各ワードを区
切る縦罫線を出力させる場合には各縦罫線の出力位置及
びその線種を指定しておく。更に、レコードデータの各
レニット毎に罫線の出力位置もしくは罫線の種類を異な
らせれば帳表等に印字した際に、各データがレニット毎
に整理されて見やすくなるが、この指定のためには、前
記出力様式指定メモリ28へ各レニット毎のレコードに
ついて罫線の出力位置もしくは罫線の種類を示す指定デ
ータを設定すればよい。
【0027】前記図15のステップC3において、デー
タと共に罫線が印字されるが、罫線に対するデータの印
字位置は、下罫線に近い位置に印字する。図16は図1
5(a)〜(d)の印字状態図の一部拡大図であり、デ
ータと上罫線との間隙H、デー夕と下罫線との間隙L
は、H:L=2:1の関係になっており、この状態が最
適の例であるが、少なくともH>Lの関係にあればよ
い。このように印字するためには、出力様式指定メモリ
28内の指定データのY方向1行分の罫線の長さpと、
データの文字バターンの縦方向の長さqから、H=(p
−q)×2/3、L=(p−q)/3を前記ステップC
3の処理において算出した後に、この算出したH、Lに
基づいてデータを出力する。
タと共に罫線が印字されるが、罫線に対するデータの印
字位置は、下罫線に近い位置に印字する。図16は図1
5(a)〜(d)の印字状態図の一部拡大図であり、デ
ータと上罫線との間隙H、デー夕と下罫線との間隙L
は、H:L=2:1の関係になっており、この状態が最
適の例であるが、少なくともH>Lの関係にあればよ
い。このように印字するためには、出力様式指定メモリ
28内の指定データのY方向1行分の罫線の長さpと、
データの文字バターンの縦方向の長さqから、H=(p
−q)×2/3、L=(p−q)/3を前記ステップC
3の処理において算出した後に、この算出したH、Lに
基づいてデータを出力する。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明では、出力するレコ
ードデータを括る罫線を各集計レベルに対応して指定
し、且つ出力するレコードデータの出力位置を指示し、
読み出されたレコードデータの集計レベルを判別し、判
別された集計レベルに対応する罫線を前記出力位置であ
って前記読み出されたレコードデータの周囲を括るよう
に付加して出力するようにしたので、集計レベルが種々
混在するレコードを帳票等に出力した場合に集計レベル
に応じてそれぞれ異なるフォームで出力され、視認性に
優れた帳票等を出力できる。
ードデータを括る罫線を各集計レベルに対応して指定
し、且つ出力するレコードデータの出力位置を指示し、
読み出されたレコードデータの集計レベルを判別し、判
別された集計レベルに対応する罫線を前記出力位置であ
って前記読み出されたレコードデータの周囲を括るよう
に付加して出力するようにしたので、集計レベルが種々
混在するレコードを帳票等に出力した場合に集計レベル
に応じてそれぞれ異なるフォームで出力され、視認性に
優れた帳票等を出力できる。
【図1】情報処理装置の全体構成図である。
【図2】入力処理装置12の入力処理動作を説明する図
である。
である。
【図3】基本レコード生成装置13の基本レコードの生
成動作を説明する図である。
成動作を説明する図である。
【図4】更新レコード生成装置14の更新レコードの生
成動作を説明する図である。
成動作を説明する図である。
【図5】(a)、(b)は更新レコードメモリ23内の
更新レコードの記憶状態を示す図である。
更新レコードの記憶状態を示す図である。
【図6】(a)、(b)はファイルメモリ24内のファ
イルの記憶状態を示す図である。
イルの記憶状態を示す図である。
【図7】ファイル更新処理装置15のファイル更新動作
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図8】ファイルメモリ24内のレコードの具体例を示
す図である。
す図である。
【図9】商品コードのコード体系を説明する図である。
【図10】出力レコード指定メモリ26内の指定データ
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図11】出力レコード生成成装置25の出力レコード
の生成動作を説明するフローチャートで、(a)、
(b)、(c)は作成レコードメモリ21内の出力レコ
ードファイルの記憶状態を示す図である。
の生成動作を説明するフローチャートで、(a)、
(b)、(c)は作成レコードメモリ21内の出力レコ
ードファイルの記憶状態を示す図である。
【図12】作成レコードメモリ21内のレコードの具体
例を示す図である。
例を示す図である。
【図13】(a)、(b)、(c)はファイルメモリ2
4内のレコードの記憶状態を示す図である。
4内のレコードの記憶状態を示す図である。
【図14】出力様式指定メモリ28内の指定データの一
例を示す図で、(a)乃至(k)は各指定データの内容
を説明する図である。
例を示す図で、(a)乃至(k)は各指定データの内容
を説明する図である。
【図15】出力処理装置27の出力処理動作を示すフロ
ーチャートで、(a)乃至(d)は印字状態を示す図で
ある。
ーチャートで、(a)乃至(d)は印字状態を示す図で
ある。
【図16】印字状態の一部拡大図である。
【符号の説明】
12 入力処理装置
13 基本レコー生成装置
14 更新レコード生成装置
15 ファイル更新処理装置
25 出力レコード生成装置
27 出力処理装置
Claims (4)
- 【請求項1】 レコードキーワードに基づいて集計され
た複数のレコードデータをこの集計された階層を示す集
計レベルの順に記憶する記憶手段と、 出力するレコードデータを括る罫線を各集計レベルに対
応して指定し、且つ出力するレコードデータの出力位置
を指示する指示手段と、 前記記憶手段からレコードデータを順次読み出す読出手
段と、 この読出手段にてレコードデータが読み出されるごと
に、そのレコードデータの集計レベルを判別する判別手
段と、 この判別手段にて判別された集計レベルに対応する罫線
を前記指定手段で指定された前記出力位置に、前記読み
出されたレコードデータの周囲を括るように付加して出
力する出力手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項2】 前記指示手段は、各集計レベルに対応し
て罫線の線種を指示する請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記指示手段は、各集計レベルに応じて
異なるフォームで出力された際に、下位の集計レベルの
レコードデータを括るフォームを指示する請求項1記載
の情報処理装置。 - 【請求項4】 前記出力手段は、前記出力データを前記
罫線の上罫線と下罫線との間で、かつ下罫線に近い位置
に配置して出力する請求項1記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002163877A JP3456481B2 (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002163877A JP3456481B2 (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 情報処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17540188A Division JP3337469B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003099703A JP2003099703A (ja) | 2003-04-04 |
JP3456481B2 true JP3456481B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=19195012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002163877A Expired - Lifetime JP3456481B2 (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3456481B2 (ja) |
-
2002
- 2002-06-05 JP JP2002163877A patent/JP3456481B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003099703A (ja) | 2003-04-04 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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