JP2795802B2 - 印刷機構部の回転体用の温度調整装置 - Google Patents

印刷機構部の回転体用の温度調整装置

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JP2795802B2
JP2795802B2 JP6029913A JP2991394A JP2795802B2 JP 2795802 B2 JP2795802 B2 JP 2795802B2 JP 6029913 A JP6029913 A JP 6029913A JP 2991394 A JP2991394 A JP 2991394A JP 2795802 B2 JP2795802 B2 JP 2795802B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷機構部の回転体のた
めの温度調整装置、より詳細には印刷機構部の圧胴、イ
ンキ装置ローラ及びゴムブランケット胴等の回転体に沿
って伸長し、該回転体の胴面に対して長さ方向ほぼ全体
にわたり冷風を吹き付けるための少なくとも1つのボッ
クス状送風装置と、所定温度の冷風を生成するために送
風装置の外部に配置され少なくとも1つの冷風供給導管
にて送風装置と流れが通じるように接続されて外気用の
空気吸い込み口及び冷風用の空気出口を有する冷風発生
器と、冷風を送出するための少なくとも1つのブロワと
を備えた温度調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の温度調整装置は、特開昭56−
127457号により公知である。この調整装置は乾式
オフセット印刷用の印刷機におけるインキ装置ローラを
冷却するために用いられる。冷却ユニットから供給され
た冷却空気は送風ボックスから1つ又は複数のインキ装
置ローラに吹き付けられる。送風ボックスはインキ装置
ローラに向かって開口しており、送風ボックスの縁部の
内側に沿って吸入口を備えている。吹き出された冷風
は、吸入口を介して吸い込まれ冷却ユニットを介して循
環する。
【0003】また、欧州特許公開公報第0480230
号には、乾式オフセット印刷用の版胴の周りに取り付け
られた版面のための温度調整器が開示されている。この
温度調整器では、温度調整された空気を版面に吹き付け
るための送風ボックスが設けられている。送風ボックス
の内側には、ファンとこのファンによって生成された送
風空気を冷却するための冷却器が配置されている。この
冷却器へは送風ボックスの外部に配置された冷却装置に
よって冷却媒体が供給される。さらに、温度に応じて冷
却器の冷却を調整する調整器が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は回転体
のための、特に印刷機構部の圧胴又はインキ装置ローラ
又はゴムブランケット胴のための温度調整装置であっ
て、冒頭に述べた公知の温度調整装置よりも冷風生成の
ためのエネルギが少なくてすみ、同時に冷風発生器から
送風装置へ冷風を供給するための管又はホースの直径が
小さくてすむ温度調整装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は回転体から転向された冷風を送風装置
内に形成された負圧区域によって送風装置内の新たな冷
風流の中に吸い込むための第1還流通路を備えた少なく
とも1つの第1空気再循環回路を設けたことをその要旨
とする。
【0006】
【作用】本発明は上記した手段を採用したことにより、
第1還流通路は冷風発生器から送風装置へ供給される冷
風及び回転体から転向される冷風が送風装置内の新たな
冷風流の中に吸い込まれた後、第1空気再循環回路から
再度冷風として回転体に吹き付けられる。
【0007】
【実施例】次に例として数種の実施例を用い図面を参照
して本発明を説明する。図1に示した温度調整装置は、
4つの印刷機構部1,2,3,4のそれぞれ1つずつの
回転体6の冷却、好ましくは圧胴の冷却のために用いら
れる。図1は縮尺には関係なく、わかりやすいように特
に回転体6は印刷機構部1,2,3,4に比べて過度に
大きく示されている。各回転体6には、回転体6の胴面
10に冷風9を吹き付ける送風装置8が設けられてい
る。冷風は冷風発生器12によって発生され、冷風供給
導管13,14を介して送風装置8に供給される。冷風
供給導管は、分配導管13とこの分配導管から分岐して
いる分岐導管14とからなっている。冷風発生器12は
空気の流れ方向で順次に、外気18を吸入してろ過する
ためのフィルタ17を備えた空気吸い込み口16と、熱
交換器としての冷却器とこの冷却器すなわち熱交換器に
冷却媒体を供給するための冷却装置とから成るユニット
20と、冷風供給導管13,14を介して送風装置8に
冷風を送出するためのブロワ22とを包含している。
【0008】回転体6の胴面10に対する冷風9の冷却
作用は、目標値に応じ冷風温度の変化によって及び/又
は冷風送出速度の変化によって調整もしくは制御され得
る。目標値は、例えば回転体6の胴面10の温度又は冷
風温度又は冷風の冷却に用いられる冷却媒体の温度であ
ってもよい。さらに目標値は、例えばコンピュータ制御
装置において制御曲線の形で記憶されている可変値であ
ってもよい。冷風の送出速度は、冷風発生器12のブロ
ワ22及び/又は送風装置8に設けられているブロワ2
4によって生成及び変更され得る。
【0009】図1の送風装置8のさらに発展された実施
例は図3に示されており、そこでは8/1の符号が付け
られている。図3及び図4によれば送風装置8/1もし
くは8はボックスの形をしている。このボックスは、実
質的に回転体6の長さ全体にわたって伸長し、回転体6
に向かって開口しており、そしてボックスの縁部26の
ところで回転体6の胴面10と狭い間隙28を形成して
いる。
【0010】送風装置8は、図4のように回転体6の長
さにわたって分割され複数のブロワ11を包含していて
もよい。各ブロワ11は送風装置8の長さにわたって配
置されており、それによってまた回転体6の長さにわた
って異なった冷却区域31、32及び33に分配されて
いる。各冷却区域において冷風の冷却作用は、この冷風
の流れ速度の変更によって又は冷風温度の変更によって
個別に調整可能である。流れ速度は、ブロワ11の回転
数の設定によって又は調整自在な流れ絞り部34,3
5,36の調整によって個別に設定可能である。流れ絞
り部34,35,36は、分岐導管14から冷却区域3
1,32、33に至る冷却区域供給導管37,38,3
9に配置されている。この分岐導管14には圧力調整器
40が配置されていてもよい。図示されていない変更実
施例によれば冷風発生器12から、分割された各冷風導
管を介して個々の冷却区域31,32,33に冷風を送
出することもできる。これによって冷却作用が、個々の
区域に対する冷風温度の変更によって個別に制御もしく
は調整され得る。
【0011】図3によれば送風装置8/1は、回転体6
の胴面10に対して半径方向に送風通路44が形成され
ているボックス42からなっているのが望ましい。この
ボックスの冷風吸入口46には、図1による冷風供給導
管14又は図4による冷風供給導管の冷却区域供給導管
37、38及び39が回転体6に対して半径方向で開口
している。送風通路44は、冷風吸入口46の下流でノ
ズル状に狭くなった吸入部分48を有し、引き続いて拡
張された通路部分49を有し、そしてさらに引き続いて
ノズル状に狭くなった出口部分50を有している。ノズ
ル状に狭くなった出口部分50は冷風流を加速するよう
に作用し、それによって冷風流は高速で回転体6の胴面
10に当たる。ノズル状に狭くなった吸入部分48は同
様に冷風流を加速する。加速されたこの冷風流は、拡張
された通路部分49においてベンチュリ原理に従い負圧
を発生する。ブロワ11は、拡張された通路部分49内
に取り付けられており、冷風流をさらに加速するように
作用する。送風通路44の上方及び下方では、隔壁5
2,53によって分割されてそれぞれ1つずつの第1還
流通路54/1及び54/2が形成されている。この第
1還流通路は送風通路44と一緒に第1空気再循環回路
を形成している。第1還流通路54/1及び54/2
は、回転体6の胴面10に対向してそれぞれ1つずつの
上流側吸入部56を有し、そしてノズル状吸入部分48
のすぐ下流側であるが、送風通路44のブロワ11の上
流側である拡張通路部分49への出口58を有してい
る。送風通路44の冷風60は回転体6の胴面10によ
って転向される。冷風は、送風通路44の壁52及び5
3の下流側縁部64と胴面10との間の間隙28を通っ
て漏洩流れ62の形で流出する。冷風漏洩流れ62の大
部分は、拡張通路部分49内でベンチュリ原理に従い、
かつブロワ11で生成される負圧によって第1還流通路
54/1及び54/2を通ってこの拡張通路部分49内
に吸い込まれ、冷風流66と混合される。
【0012】図5に示した他の送風装置8/2の実施例
は図3に示した実施例と同様に形成されているが、しか
しながらブロワ11を備えていない。この場合には、冷
風を送出するための全送出能力は、図1に示した冷風発
生器12のブロワ22によって生成されなければならな
い。
【0013】第1還流通路54/1及び54/2は、内
方通路壁52及び53に対してそれぞれ平行に離間して
伸長する外方通路壁68及び69によって制限されてい
る。外方通路壁は、胴面10に離間して対向しかつ間隙
28の下流側継続部28/2を形成する縁部70を有し
ている。第1還流通路54/1及び54/2によって吸
い込まれない冷風漏洩流れ62の部分72は、間隙部分
28/2を通って流出し、さらに第2還流通路74/1
及び74/2内に吸い込まれる。この第2還流通路74
/1及び74/2は、一方側では第1還流通路54/1
及び54/2の通路壁68及び69によって、他側では
ボックス上壁もしくはボックス下壁76によって形成さ
れているとともに、胴面10に対向する吸入部78を有
している。また第2還流通路74/1及び74/2は、
その下流側出口80のところで吸入導管82を介して、
図2に示すように冷風発生器12の空気吸い込み口16
に流れが通じるように接続されている。漏洩流れ72を
吸い込むのに必要な第2還流通路74/1及び74/2
の負圧は、冷風発生器12のブロワ22によって生成さ
れる。第2還流通路74/1及び74/2の双方は、通
路84によって互いに流れが通じるように接続されてい
る。しかしながら、変更実施例では別々の吸入導管82
を各第2還流通路に接続していてもよいであろう。図2
のように複数の印刷機構部が1つの共通な冷風発生器1
2に接続されている場合には、各印刷機構部の吸入導管
82は、個別にあるいは図2のように連結吸入導管86
を介して冷風発生器12の空気吸い込み口16に接続さ
れていてもよい。
【0014】ブロワ22の吸入作用は、ボックス42か
ら冷風が流出することのないように、しかしまた残留し
ている冷風漏洩流れ72がすべて第2還流通路74/1
及び74/2を介して吸い込まれるような強さに調整可
能である。これらは、冷風発生器12及び冷風供給導管
13及び14と一緒になって外部第2空気再循環回路を
形成する。
【0015】図2の実施例は、個々の印刷機構部1、
2、3及び4において図3の送風装置8/1と同一の装
置を示している。図1による実施例では外部第2空気再
循環回路が欠けており、したがって図1に示した送風装
置8は第2還流通路74/1及び74/2を有しておら
ず、第1還流通路54/1及び54/2のみを有してい
る。
【0016】図6による実施例では2つの送風装置8が
設けられている。これらの送風装置は、他の回転体6/
2及び6/3にそれぞれ対向しており壁90によって互
いに接続されている。双方の回転体は例えば印刷機構部
の圧胴である。これらの回転体は双方ともに共通のゴム
ブランケット胴6/4に当接している。これら3つの回
転体6/2、6/3及び6/4は印刷機構部のインキ装
置ローラであってもよい。これら3つの回転体は、双方
の送風装置8及びそれらの共通壁90と一緒に中間空間
92を限定している。この中間空間92は、少なくとも
1つの出口開口部93とこれに連結された吸入導管94
とを介して、外部冷風発生器12の空気吸い込み口16
に流れが通じるように接続されている。中間空間92は
機能的に図3の第2還流通路74/1又は74/2に相
当し、吸入導管94及び冷風発生器12とともに第2す
なわち外部空気再循環回路を形成する。この第2空気再
循環回路は、図6の双方の送風装置8の第1還流通路5
4/1及び54/2を備えた第1空気再循環回路に追加
して配置されている。
【0017】図6が示すように、熱交換器すなわち外部
冷風発生器12の冷却器20には空気のみでなく、冷却
媒体も貫流する。この冷却媒体は、冷却装置98から冷
却媒体導管99を通って熱交換器に流れてから再び冷却
装置98に還流する。冷却媒体は、水又は冷却装置内で
圧縮及びこれに引き続いての膨張によって冷却される冷
媒であってもよい。熱交換器20では冷却媒体と空気と
の間の熱交換が行われる。
【0018】本発明によれば、冷風発生器から送風装置
へ供給される冷風のみでなく冷風の当たる回転体から転
向される冷風も、印刷機構部の外気よりもなお低い温度
を有している。送風装置においてこの転向空気を直接に
再循環及び再利用することは、比較的わずかな新しい冷
風を冷風装置に供給するだけで所定の冷却効果が得られ
るという利点を有している。これは冷風を生成するため
のエネルギを節約する。またその外に、冷風発生器から
送風装置へ冷風を供給するために、従来の特開昭56−
127457号に開示される装置の場合よりも小さい流
れ横断面を有する導管が使用可能であるという利点があ
る。この公知の装置では吹き出された冷風が同様に吸い
込まれるのではあるが、送風装置へ還流されるのではな
くて、新たに冷却するために冷風発生器へ還流される。
この公知装置は、冷風発生器から送風装置へ冷風を供給
するための大きな導管横断面と並んで、冷風発生器へ還
流する空気が比較的長い流れ通路の途中で外気によって
暖められたり、又は遮熱効果の高い導管が必要であると
いう欠点も有している。これに対して本発明では、回転
体から転向された空気は非常に短い距離で再び送風装置
に達する。
【0019】更に、本発明によれば、吹き出された空気
を吸い込むために必要な負圧は、送風装置内に形成され
た負圧区域によって生成される。負圧区域は、冷却され
るべき回転体の胴面への方向で新たな冷風流を加速す
る、送風装置内に包含されたブロワによって生成可能で
ある。他の実施形態によれば、そのようなブロワの代わ
りに又は追加して送風装置内でベンチュリ通路が形成さ
れていてもよい。このベンチュリ通路を冷風が流れ、そ
の際にベンチュリ原理に従って負圧を発生する。この負
圧は、吹き出されて回転体から転向された冷風を吸い込
み、ベンチュリ通路の負圧区域を通してこの冷風を冷風
流の中に還流させる。
【0020】加えて、冷風発生器は、他の温度すなわち
目標値によって決まる温度の冷風を生成する。したがっ
て、冷風は雰囲気空気を冷却することによって所定の低
温空気値にされる。これは温度調整と呼ぶこともでき
る。さらに、印刷機構部の始動時において印刷機構部が
まだその動作温度に達していない間は、冷風が吹き付け
られる回転体は冷風よりも低い温度を有していることが
ある。この場合には前記回転体の加熱が冷風によって行
われる。乾式オフセット印刷において最良の印刷結果が
得られるのは、圧胴の胴周囲に配置されている版面の動
作温度が25℃又はそれ以下の場合である。
【0021】本発明による温度調整装置は、乾式オフセ
ット印刷における圧胴の温度調整もしくは冷却に特に適
している。しかしながら、本発明による温度調整装置
は、湿式印刷の場合にも印刷機構部の圧胴もしくはイン
キ装置のローラの補助冷却に又はゴムブランケット胴の
冷却に用いることができる。さらに本発明によれば、1
つの動作方式からもう1つの他の動作方式に変える場合
に、印刷機構部又はその部品類を改造する必要なく、異
なる温度調整装置もしくは冷却システムを選択的に交互
に又は同時に使用可能とするために、本発明に従った温
度調整装置を印刷機構部の他の冷却システムに追加して
使用することができる。
【0022】なお、本発明は上記した実施例に拘束され
るものではなく、すべての実施例において送風装置8、
8/1又は8/2は、流れ調整のための案内板又は絞り
板弁を包含していてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明において
は、冷風生成のためのエネルギが少なくてすみ、同時に
冷風発生器から送風装置へ冷風を供給するための管又は
ホースの直径が小さくてすむという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷風用の本発明に従った内部再循環回路を備え
た複数の印刷機構部の複数の回転体のための温度調整装
置を示す略体図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す略体図である。
【図3】図1及び図2に示した温度調整装置における送
風装置を示す説明図である。
【図4】図3に示した温度調整装置の一部分の平面図で
ある。
【図5】本発明による温度調整装置の送風装置の他の実
施例を示す説明図である。
【図6】印刷機構部の回転体のための温度調整装置のさ
らに他の実施例を示す略体側面図である。
【符号の説明】
回転体…6,6/2,6/3,6/4、送風装置…8,
8/1,8/2、胴面…10、ブロワ…11、冷風発生
器…12、冷風供給導管…13,14、空気吸い込み口
…16、ブロワ…22、負圧区域…49、第1還流通路
…54/1,54/2、冷風…65、冷風流…66。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−127457(JP,A) 特開 平4−234652(JP,A) 特開 昭64−72846(JP,A) 実開 昭63−80130(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 13/22 B41F 23/04 B41F 31/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機構部の圧胴、インキ装置ローラ及
    びゴムブランケット胴等の回転体(6、6/2、6/
    3、6/4)に沿って伸長し、該回転体の胴面(10)
    に対して長さ方向ほぼ全体にわたり冷風を吹き付けるた
    めの少なくとも1つのボックス状送風装置(8、8/
    1、8/2)と、所定温度の冷風を生成するために送風
    装置(8、8/1、8/2)の外部に配置され少なくと
    も1つの冷風供給導管(13、14)にて送風装置
    (8、8/1、8/2)と流れが通じるように接続され
    て外気用の空気吸い込み口(16)及び冷風用の空気出
    口を有する冷風発生器(12)と、冷風を送出するため
    の少なくとも1つのブロワ(11、22)とを備えた温
    度調整装置において、 前記回転体(6、6/2、6/3、6/4)から転向さ
    れた冷風(65)を送風装置内(8、8/1、8/2)
    に形成された負圧区域(49)によって送風装置(8、
    8/1、8/2)内の新たな冷風流(66)の中に吸い
    込むための第1還流通路(54/1、54/2)を備え
    た少なくとも1つの第1空気再循環回路を設けたことを
    特徴とする温度調整装置。
  2. 【請求項2】 前記回転体(6)の胴面(10)に沿っ
    て第1還流通路(54/1、54/2)を通り過ぎて流
    出する冷風漏洩流れ部分(72)を吸い込むための第2
    還流通路(74/1、74/2;93)と、冷風発生器
    (12)の吸い込み側への冷風漏洩流れ部分(72)の
    還流路とを備えた少なくとも1つの第2空気再循環回路
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の温
    度調整装置。
  3. 【請求項3】 前記送風装置内の前記負圧区域(49)
    が、ブロワ(11)及び/又は新たな冷風流れ(66)
    が通り抜ける際に負圧を生成するベンチュリ通路(4
    8、49)によって形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の温度調整装置。
  4. 【請求項4】 前記回転体(6)に沿って前記送風装置
    (8、8/1、8/2)の長さにわたって冷風(66)
    の冷却作用が区域的に個別に調整可能である手段(ファ
    ン11)が設けられていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の温度調整装置。
  5. 【請求項5】 複数の送風装置(8、8/1、8/2)
    が、共通の冷風発生器(12)と流れが通じるように接
    続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の温度調整装置。
  6. 【請求項6】 前記第2還流通路(74/ 1、74/
    2)が、冷風を吸い込むための吸入口(78)を有して
    おり、該吸入口が、前記第1還流通路(54/ 1、54
    / 2)の吸入口(56)よりもさらに下流にある転向さ
    れた冷風流れ(62、72)の位置で前記回転体(6)
    に対向しており、前記吸入口を介して同様に前記回転体
    (6)の胴面(10)から転向冷風が吸い込まれること
    を特徴とする請求項〜5のいずれか1項に記載の温度
    調整装置。
  7. 【請求項7】 前記送風装置(8、8/1)が、前記回
    転体(6)に向けられた冷風を加速するために少なくと
    も1つのブロワ(11)を備えていることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の温度調整装置。
  8. 【請求項8】 前記送風装置(8、8/1)が、流れ方
    向で狭くなって冷風を加速する冷風ノズル部分(50)
    を有しており、冷風ノズル部分が回転体(6)に向けら
    れ同回転体(6)に直接対向していることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の温度調整装置。
  9. 【請求項9】 前記冷風発生器(12)が、冷風を送出
    するためのブロワ(22)を備えていることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれか1項に記載の温度調整装置。
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