JP2792246B2 - 単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法 - Google Patents

単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法

Info

Publication number
JP2792246B2
JP2792246B2 JP3031531A JP3153191A JP2792246B2 JP 2792246 B2 JP2792246 B2 JP 2792246B2 JP 3031531 A JP3031531 A JP 3031531A JP 3153191 A JP3153191 A JP 3153191A JP 2792246 B2 JP2792246 B2 JP 2792246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
crystal rod
peripheral surface
clamp
inner peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3031531A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04244346A (ja
Inventor
宏幸 伊部
利久 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Handotai Co Ltd filed Critical Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority to JP3031531A priority Critical patent/JP2792246B2/ja
Publication of JPH04244346A publication Critical patent/JPH04244346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2792246B2 publication Critical patent/JP2792246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単結晶棒周面研削装置
のクランプ回転軸に対する単結晶棒クランプ位置決め治
具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】CZ法又はFZ法により育成された単結
晶棒は、次のような工程を経て円柱形にされる。
【0003】(1)単結晶棒の両端部を軸に垂直な方向
に切断して、単結晶棒を略円柱形にする。
【0004】(2)図8示す如く、単結晶棒20の切断
面21L、21Rにクランプ回転軸31L、31Rを押
し当てて単結晶棒20を弱くクランプする。単結晶棒2
0の両端部上方にはゲージ70、71が固定配置されて
おり、これらの形状検出用可動ピンを単結晶棒20の周
面に弾接させる。この状態で単結晶棒20を回転させ
て、ゲージ70、71により単結晶棒20の周面形状を
測定し、切断面21Lとクランプ回転軸31Lとの間及
び切断面21Rとクランプ回転軸31Rとの間の位置ず
れを求める。
【0005】(3)単結晶棒20の回転を停止させ、単
結晶棒20の端部をハンマーで叩いてこの位置ずれを補
正する。
【0006】(4)位置づれがなくなるまで上記(2)
及び(3)を繰返す。
【0007】(5)クランプ回転軸31L、31Rで単
結晶棒20を強くクランプし、単結晶棒20を回転さ
せ、単結晶棒20の周面に砥石を押接移動させて単結晶
棒20を円柱形に研削する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)に
おいて単結晶棒20をクランプするときには、作業者の
目視により単結晶棒20を位置決めしていたので、位置
ずれが比較的大きくなり、これを補正するために単結晶
棒20をハンマーで多数回叩かなければならず、単結晶
棒20の品質上好ましくなかった。
【0009】また、正確に位置決めするために上記
(2)の繰返し処理を行う必要があったので、作業が煩
雑であり、かつ、作業時間が長くなる原因となってい
た。
【0010】本発明の目的はこのような問題点に鑑み、
クランプ回転軸に対する単結晶棒の位置決めを正確かつ
容易にするための単結晶棒クランプ位置決め治具、及
び、これを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する為
に、本発明に係る第1の単結晶棒クランプ位置決め治具
では、単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸に対しそ
の半径方向へ着脱自在な円弧状の内周面を有し、該内周
面の径は該クランプ回転軸の先端部外径に略等しく、か
つ、平坦な底面に溝が形成された吸着位置決め部と、流
路開閉部の両側にジョイントが接続され、該ジョイント
の一方の流路が該溝に通じた手動バルブと、を備えてい
る。本発明に係る第2の単結晶棒クランプ位置決め治具
では、単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸(30
L、30R)の先端部外径に略等しい内径の半円状内周
面(16)が形成され、該内周面の一端側に該一端側へ
向けて拡径したクランプ回転軸案内用斜面(17)が形
成され、該内周面の他端側の該内周面と直角な平坦面に
該半円状内周面に沿って真空吸着用溝(12)が形成さ
れた吸着位置決め部(11)と、流路開閉部(18a)
の両側にジョイント(18b、18c)が接続され、該
ジョイントの一方が該吸着位置決め部の外周面に固着さ
れ且つその流路が該溝に通じた手動バルブ(18)と、
を備えている。
【0012】本発明に係る第3の単結晶棒クランプ位置
決め治具では、単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸
に対しその半径方向へ着脱自在な円弧状の内周面を有
し、該内周面の径は該クランプ回転軸の先端部外径に略
等しい位置決め部と、該位置決め部に、互いに反対側に
取付けられた一対の締付けねじと、該締付けねじを回す
ことにより単結晶棒端部周面に互いに反対方向から押し
付けられる一対の押付け部材と、を備えている。本発明
に係る第4の単結晶棒クランプ位置決め治具では、単結
晶棒周面研削装置のクランプ回転軸(30L、30R)
の先端部外径に略等しい内径の半円状内周面(53)が
形成され、該内周面の一端側に該一端側へ向けて拡径し
たクランプ回転軸案内用斜面(54)が形成され、該内
周面の他端側に該内周面と直角な平坦面が形成された位
置決め部(51)と、該位置決め部の周方向両端部から
内周面直径外側方向へ突出したアーム部(52A、52
B)と、該アーム部から、該内周面の軸方向に平行かつ
該内周面の他端側に突出した突片(55A)と、該突片
に、該内周面の軸方向と直角な方向へ螺入された締付け
ねじ(56A)と、該締付ねじで押されて該締付ねじの
軸方向へ移動自在な押付け片(58A)と、を備えてい
る。
【0013】上記第1乃至第4の単結晶棒クランプ位置
決め治具は、次のように使用される。
【0014】(1)両端が軸方向に垂直な方向に切断さ
れた単結晶棒の両端面部に、該単結晶棒クランプ位置決
め治具の内周面の曲率半径中心が該単結晶棒の端面中心
一致するように該単結晶棒クランプ位置決め治具を
取付ける。
【0015】(2)単結晶棒周面研削装置のクランプ回
転軸先端部を該単結晶棒クランプ位置決め治具の内周面
内側の空き部分に嵌め入れて該端結晶棒を該クランプ回
転軸でクランプする。
【0016】(3)該単結晶棒クランプ位置決め治具を
該単結晶棒から取外す。
【0017】この(1)は、例えば、単結晶棒周面研削
装置のクランプ回転軸先端部と略同一径のマーキング用
穴が透明板に形成され、該穴と同心で単結晶棒と略同一
径の穴位置決め用円が該透明板に描かれた円マーキング
プレートを用いて行う。すなわち、単結晶棒切断面に該
円マーキングプレートを当て、該円マーキングプレート
の穴位置決め用円と単結晶棒外周との位置関係から該マ
ーキング用穴を位置決めし、該円マーキングプレートの
マーキング用穴周面に沿って該単結晶棒切断面に円マー
クを描き、該円マークの中心と上記単結晶棒クランプ位
置決め治具の内周面の曲率半径中心が一致するように該
単結晶棒クランプ位置決め治具を該単結晶棒両端部に取
付ける。
【0018】
【作用】本発明の作用は、上記使用方法の発明から明か
であり、本発明によれば、クランプ回転軸に対する単結
晶棒の位置決めが正確かつ容易になる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明に係る単結晶棒
クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クラン
プ位置決め方法の実施例を説明する。
【0020】1).第1実施例 図1に示す如く、単結晶棒クランプ位置決め治具10L
及び10Rは、単結晶棒20の切断面21L及び21R
に吸着され、これにより、クランプ回転軸30Lと切断
面21Lとの間及びクランプ回転軸30Rと切断面21
Rとの間が位置決めされて、単結晶棒20がクランプ回
転軸30及びL30Rでクランプされる。クランプ回転
軸30Lは回転駆動軸であり、クランプ回転軸30Rは
回転従動軸である。
【0021】単結晶棒クランプ位置決め治具10Lと1
0Rとは同一構成であり、単結晶棒クランプ位置決め治
具10Lの構成を図2及び図3に示す。図2は、紙面上
方かつ軸心を紙面垂直にして配置された単結晶棒20と
の関係で、単結晶棒クランプ位置決め治具10Lを示
す。
【0022】吸着位置決め部11は、半ドーナッツ状
で、両端部が平行に少し延びており、吸着位置決め部1
1の底面には、この形状に沿って溝12が形成されてい
る。溝12内の周部には、図3に示す如く、溝12の開
口面を切断面21Lで密閉するために、シールリング1
3が嵌め入れられている。また、溝12内には、円錐台
状のストッパー141〜144が、小径側を溝12の底
面に接して、ねじ15で螺着されており、シールリング
13が溝12内から外れないようにし、かつ、シールリ
ング13を取替え可能にしている。吸着位置決め部11
の内周面16には、溝12と反対側の角部に、内周面1
6に沿って案内斜面17が形成されており、クランプ回
転軸30Lの先端部が吸着位置決め部11の内周面16
に入るのを容易にしている。
【0023】一方、手動バルブ18は、流路開閉部18
aの出口及び入口にそれぞれジョイント18b及びジョ
イント18cが接続され、ジョイント18bの先端部が
吸着位置決め部11の中央側部に螺入されて溝12内に
入り込んでいる。流路開閉部18aには、流路開閉操作
用ノブ18dが設けられている。
【0024】次に、上記の如く構成された単結晶棒クラ
ンプ位置決め治具10Lの使用方法を説明する。
【0025】単結晶棒20の切断面21Lには、位置決
め用の円マーク22Lが、後述の如くしてフェルトマー
カー等で描かれている。円マーク22Lの半径は、内周
面16の曲率半径と略同一になっている。図2に示す如
く、単結晶棒クランプ位置決め治具10Lの吸着位置決
め部11の底面を切断面21Lに押し当て、内周面16
の円弧を円マーク16に合わせることにより、内周面1
6の曲率半径中心と円マーク22Lの中心とを同心にす
る。
【0026】この状態で、真空ポンプの配管先端部に取
り付けられた不図示のジョイントをジョイント18cに
嵌め込み接続する。これにより、溝12内の空気が手動
バルブ18を通って抜き出され、溝12内が低圧となっ
て、単結晶棒クランプ位置決め治具10Lが単結晶棒2
0の切断面21Lに吸着する。
【0027】ノブ18dを操作してジョイント18bと
18cとの間の流路を閉じた後、ジョイント18cに接
続された前記真空ポンプ側のジョイントを取り外す。
【0028】図1において、上記同様にして単結晶棒ク
ランプ位置決め治具10Rを単結晶棒20の切断面21
Rに吸着させる。
【0029】次に、単結晶棒20を周面研削装置のクラ
ンプ回転軸30Lとクランプ回転軸30Rとの間に配置
し、単結晶棒20を図1左側へ移動させて単結晶棒クラ
ンプ位置決め治具10Lの内周面16内にクランプ回転
軸30Lを嵌合させる。この状態で、クランプ回転軸3
0Rを切断面21Rに対し高速接近させた後、低速接近
させながらクランプ回転軸30Rの先端部を内周面16
内に導き、嵌合させて、単結晶棒20をクランプする。
【0030】ノブ18dを操作して溝12内に外気を導
き、単結晶棒クランプ位置決め治具10L及び10Rを
それぞれ単結晶棒20の切断面21L及び21Rから取
り外す。
【0031】このようにして、クランプ回転軸30L、
30Rに対する単結晶棒20の位置決めを正確かつ容易
に行うことができる。
【0032】この状態で、クランプ回転軸30Lを回転
駆動して単結晶棒20を回転させ、単結晶棒20の周面
に不図示の砥石を押し当てて単結晶棒20の周面を研削
し、単結晶棒20を円柱形状にする。
【0033】次に、図2に示す円マーク22Lの描き方
の一例を説明する。
【0034】この円マーク22Lは、図4に示す円マー
キングプレート40を用いて描かれる。円マーキングプ
レート40は、矩形の透明板41、例えばアクリル板の
中央部に、マーキング用穴42が形成されている。この
マーキング用穴42の内径は、図1に示す、互いに同一
外径のクランプ回転軸30L及び30Rの該外径よりも
数mm大きい。円マーキングプレート40はまた、透明
板41の表面に、マーキング用穴42と同心の穴位置決
め用円43が描かれている。この穴位置決め用円43
は、例えば、旋盤により正確かつ容易にけがくことがで
きる。穴位置決め用円43の直径は、例えば、単結晶棒
20の周面を研削して単結晶棒20を円柱形にするその
目標外径に等しく、単結晶棒20の切断面21L、21
Rにおける平均直径よりも数mm小さい。
【0035】次に、上記の如く構成された円マーキング
プレート40の使用方法を説明する。
【0036】(1)図4において、単結晶棒20の切断
面21Lに円マーキングプレート40を当てる。
【0037】(2)図5に示す如く、単結晶棒20の切
断面21Lと穴位置決め用円43との関係から、マーキ
ング用穴42を位置決めする。例えば、穴位置決め用円
43と切断面21Lの想定内接円とが同心になるよう
に、マーキング用穴42を位置決めする。
【0038】(3)円マーキングプレート40を切断面
21Lに押し当てた状態で、例えばフェルトマーカーで
マーキング用穴42の周面に沿って円マークを描く。
【0039】(4)上記(1)〜(3)を、単結晶棒2
0の他方の切断面21Rについて行う。
【0040】2).第2実施例 図6及び図7は、第2実施例の単結晶棒クランプ位置決
め治具50Lを示す。
【0041】位置決め部51は半ドーナッツ状であり、
位置決め部51の両端部には、互いに反対方向かつ位置
決め部51の直径方向に、互いに同一形状のアーム部5
2A及び52Bが延設されている。位置決め部51の内
周面53の角部には、内周面53に沿って案内斜面54
が形成されており、クランプ回転軸30Lが内周面53
内に入るのを容易にしている。
【0042】アーム部52Aの先端部には、アーム部5
2Aに直角な方向に突片55Aが固着され、この突片5
5Aに締付けねじ56Aのねじ部が螺入されている。締
付けねじ56Aの軸芯方向は、内周面53の曲率半径中
心を通る方向になっている。また、アーム部52Aの突
片55A側の面には、リニアガイド57Aが固着されて
いる。このリニアガイド57AにL字型の押付け片58
Aが係合され、押付け片58Aは、リニアガイド57A
に案内されて、締付けねじ56Aの軸芯方向に平行に移
動自在となっている。押付け片58Aの突片55A側へ
の移動は、締付けねじ56Aの先端で規制されている。
【0043】アーム部52B側は、アーム部52A側と
同様の構成になっており、図中にアーム部52A側の構
成要素の番号と同一番号を付しかつAの代わりにBを付
して、その説明を省略する。
【0044】次に、上記の如く構成された単結晶棒クラ
ンプ位置決め治具50Lの使用方法を説明する。
【0045】締付けねじ56A及び56Bを回して互い
に遠ざかる方向へ移動させておき、位置決め部51の底
面を単結晶棒20の切断面21Lに押し当て、内周面5
3の曲率半径中心と円マーク22Lの中心とを同心にす
る。この状態で、締付けねじ56A及び56Bを回して
互いに接近する方向へ移動させ、押付け片58A及び5
8Bを単結晶棒20の周面に押し付ける。
【0046】単結晶棒20の切断面21R側についても
上記同様にする。その後は、上記第1実施例と同一であ
り、説明を省略する。
【0047】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。
【0048】例えば、円マーキングプレート40の代り
に、単結晶棒20の外径を測定して円マーク22Lを描
く自動装置を用いてもよい。また、位置決め吸着部11
又は位置決め部51の外周で、円マーキングプレート4
0の穴位置決め用円43の役割を果せば、円マーク22
Lを描く必要がない。この場合、クランプ回転軸30L
から単結晶棒クランプ位置決め治具10L又は50Lを
取外すのを妨げない程度に、位置決め吸着部11又は位
置決め部51の外周を延設した方がよい。
【0049】また、吸着位置決め部11をゴム又は粘弾
性樹脂等で形成すれば、シールリング13は不要にな
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る単結晶
棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クラ
ンプ位置決め方法によれば、クランプ回転軸に対する単
結晶棒の位置決めを正確かつ容易に行うことができると
いう優れた効果を奏し、作業時間の短縮及び単結晶製造
コスト低減に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】単結晶棒をクランプ回転軸にクランプさせる動
作を説明するための側面図である。
【図2】第1実施例の単結晶棒クランプ位置決め治具の
構成を示す正面図である。
【図3】単結晶棒切断面に単結晶棒クランプ位置決め治
具を吸着させ、単結晶棒クランプ位置決め治具にクラン
プ回転軸を嵌め入れた状態を示す要部断面図である。
【図4】単結晶棒との関係で円マーキングプレートを示
す斜視図である。
【図5】単結晶棒の切断面上でマーキング用穴の位置決
めを行った状態を示す平面図である。
【図6】第2実施例の単結晶棒クランプ位置決め治具を
単結晶棒の一端部に取付け、単結晶棒クランプ位置決め
治具にクランプ回転軸を嵌め入れた状態を示す一部破断
要部側面図である。
【図7】図6の一部破断正面図である。
【図8】従来法の問題点説明図である。
【符号の説明】
10L、10R、50L、50R 単結晶棒クランプ位
置決め治具 11 吸着位置決め部 12 溝 13 シールリング 141〜144 ストッパー 15 ねじ 17、54 案内斜面 16、53 内周面 18 手動バルブ 18a 流路開閉部 18b、18c ジョイント 18d ノブ 20 単結晶棒 21L、21R 切断面 22L 円マーク 30L、30R クランプ回転軸 40 円マーキングプレート 41 透明板 42 マーキング用穴 43 穴位置決め用円 51 位置決め部 52A、52B アーム部 56A、56B 締付けねじ 58A、58B 押付け片
【外1】

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸
    (30L、30R)に対しその半径方向へ着脱自在な円
    弧状の内周面(16)を有し、該内周面の径は該クラン
    プ回転軸の先端部外径に略等しく、かつ、平坦な底面に
    溝(12)が形成された吸着位置決め部(11)と、 流路開閉部(18a)の両側にジョイント(18b、1
    8c)が接続され、該ジョイントの一方の流路が該溝に
    通じた手動バルブ(18)と、 を有することを特徴とする単結晶棒クランプ位置決め治
    具。
  2. 【請求項2】 単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸
    (30L、30R)の先端部外径に略等しい内径の半円
    状内周面(16)が形成され、該内周面の一端側に該一
    端側へ向けて拡径したクランプ回転軸案内用斜面(1
    7)が形成され、該内周面の他端側の該内周面と直角な
    平坦面に該半円状内周面に沿って真空吸着用溝(12)
    が形成された吸着位置決め部(11)と、 流路開閉部(18a)の両側にジョイント(18b、1
    8c)が接続され、該ジョイントの一方が該吸着位置決
    め部の外周面に固着され且つその流路が該溝に通じた手
    動バルブ(18)と、 を有することを特徴とする単結晶棒クランプ位置決め治
    具。
  3. 【請求項3】 単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸
    (30L、30R)に対しその半径方向へ着脱自在な円
    弧状の内周面(53)を有し、該内周面の径は該クラン
    プ回転軸の先端部外径に略等しい位置決め部(51)
    と、 該位置決め部に、互いに反対側に取付けられた一対の締
    付けねじ(56A、56B)と、 該締付けねじを回すことにより単結晶棒端部周面に互い
    に反対方向から押し付けられる一対の押付け部材(58
    A、58B)と、 を有することを特徴とする単結晶棒クランプ位置決め治
    具。
  4. 【請求項4】 単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸
    (30L、30R)の先端部外径に略等しい内径の半円
    状内周面(53)が形成され、該内周面の一端側に該一
    端側へ向けて拡径したクランプ回転軸案内用斜面(5
    4)が形成され、該内周面の他端側に該内周面と直角な
    平坦面が形成された位置決め部(51) と、 該位置決め部の周方向両端部から内周面直径外側方向へ
    突出したアーム部(52A、52B)と、 該アーム部から、該内周面の軸方向に平行かつ該内周面
    の他端側に突出した突片(55A)と、 該突片に、該内周面の軸方向と直角な方向へ螺入された
    締付けねじ(56A)と、 該締付ねじで押されて該締付ねじの軸方向へ移動自在な
    押付け片(58A)と、 を有することを特徴とする単結晶棒クランプ位置決め治
    具。
  5. 【請求項5】 両端が軸方向に垂直な方向に切断された
    単結晶棒(20)の両端部に、請求項1乃至4のいずれ
    か1つに記載の単結晶棒クランプ位置決め治具を、前記
    内周面(16、53)の曲率半径中心が該単結晶棒の端
    面中心に一致するように取付け、 単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸先端部(30
    L、30R)を該単結晶棒クランプ位置決め治具の内周
    面内側の空き部分に嵌め入れて該端結晶棒を該クランプ
    回転軸でクランプした後、 該単結晶棒クランプ位置決め治具を該単結晶棒から取外
    すことを特徴とする単結晶棒クランプ位置決め方法。
  6. 【請求項6】 単結晶棒周面研削装置のクランプ回転軸
    先端部(30L、30R)と略同一径のマーキング用穴
    (42)が透明板(41)に形成され、該穴と同心で単
    結晶棒(20)と略同一径の穴位置決め用円(43)が
    該透明板に描かれた円マーキングプレートを、単結晶棒
    切断面(21L、21R)に当て、 該円マーキングプレート(40)の穴位置決め用円と単
    結晶棒外周との位置関係から該マーキング用穴を位置決
    めし、 該円マーキングプレートのマーキング用穴周面に沿って
    該単結晶棒切断面に円マーク(22L)を描き、 該円マークの中心と前記単結晶棒クランプ位置決め治具
    の内周面(16、53)の曲率半径中心が一致するよう
    に該単結晶棒クランプ位置決め治具を該単結晶棒両端部
    に取付けることを特徴とする請求項5記載の単結晶棒ク
    ランプ位置決め方法。
JP3031531A 1991-01-31 1991-01-31 単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法 Expired - Lifetime JP2792246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3031531A JP2792246B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3031531A JP2792246B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04244346A JPH04244346A (ja) 1992-09-01
JP2792246B2 true JP2792246B2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=12333783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3031531A Expired - Lifetime JP2792246B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2792246B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110008390A (ko) * 2009-07-20 2011-01-27 한미반도체 주식회사 잉곳 스퀘어링 및 그라인딩 장비의 클램프
CN107138835B (zh) * 2017-05-05 2019-11-05 青岛鼎盛源钢结构有限公司 一种智能化等离子切割机
CN107877222A (zh) * 2017-12-14 2018-04-06 深圳市玮之度科技发展有限公司 一种棒料装夹组件及自动送料装置及数控机床

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109723A (ja) * 1984-10-29 1986-05-28 ヴイラテツク・インコ−ポレイテツド 1−β−D−リボフラノシル−1,2,4−トリアゾ−ル−3−カルボキサミドを使用するヒトウイルス性疾患の治療方法
JPS6296543A (ja) * 1985-10-24 1987-05-06 Nippon Zeon Co Ltd 防振ゴム
JPH02178642A (ja) * 1988-12-29 1990-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズ位置検出装置
JPH03173341A (ja) * 1989-12-01 1991-07-26 Fuji Electric Co Ltd 回転電機の磁電変換素子取付装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109723A (ja) * 1984-10-29 1986-05-28 ヴイラテツク・インコ−ポレイテツド 1−β−D−リボフラノシル−1,2,4−トリアゾ−ル−3−カルボキサミドを使用するヒトウイルス性疾患の治療方法
JPS6296543A (ja) * 1985-10-24 1987-05-06 Nippon Zeon Co Ltd 防振ゴム
JPH02178642A (ja) * 1988-12-29 1990-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズ位置検出装置
JPH03173341A (ja) * 1989-12-01 1991-07-26 Fuji Electric Co Ltd 回転電機の磁電変換素子取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04244346A (ja) 1992-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04343635A (ja) 単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法
JP2792246B2 (ja) 単結晶棒クランプ位置決め治具及びこれを用いた単結晶棒クランプ位置決め方法
JP2005507786A (ja) 切削ツール用のエラー防止方法及び装置
CN105643006B (zh) 一种自定心夹紧的锯切装置
KR890009515A (ko) 심벽(Deep-Walled) 엔진단체(Monoblock) 가공물에서의 밸브 시이트 및 밸브스탬 가이드의 가공방법 및 그 장치
AU2106500A (en) Device for the precision rotation of samples
JPH0271996A (ja) 工具の迅速脱着装置
CN208342448U (zh) 透镜内倒边装置
JP4314735B2 (ja) 加工装置
US4033229A (en) Tool for enlarging the bore in a workpiece
US6536129B2 (en) Centering device for a saw blade
KR200386898Y1 (ko) 휴대용 면취기
JP3594325B2 (ja) 複合加工装置
JPH0123722Y2 (ja)
JPH071274Y2 (ja) 紙管切断機
JP2721374B2 (ja) 眼鏡レンズ周縁部面取装置
JPH05192855A (ja) レンズ芯取装置の微小径レンズクランプ装置
JP3088865B2 (ja) 眼用レンズ材料の保持装置および切削装置
JPS6117817Y2 (ja)
JPH02152758A (ja) ベルクランプ式レンズ芯取装置
JPS6213141B2 (ja)
JPS5848037Y2 (ja) 工作物保持装置
JP3054603U (ja) V型チャックによるドリルの円錐研磨装置
JP2510022Y2 (ja) ディスク研磨機のワ―ククランプ装置
JPH0641773Y2 (ja) 工作機械用のワーク回転駆動装置