JPH0271996A - 工具の迅速脱着装置 - Google Patents

工具の迅速脱着装置

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JPH0271996A
JPH0271996A JP1070292A JP7029289A JPH0271996A JP H0271996 A JPH0271996 A JP H0271996A JP 1070292 A JP1070292 A JP 1070292A JP 7029289 A JP7029289 A JP 7029289A JP H0271996 A JPH0271996 A JP H0271996A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、回転軸により支持された円形装置上に対して
工具又は部材を迅速に脱着する装置であって、上記工具
又は部材の幾つかが２つの平行な環状の保持要素間にお
ける共通のプレートの円周上に離間して配設された工具
の迅速脱着装置に関する。
（従来の技術及びその課題） 例えば、裁断工具のような、公知の同様な装置、工具は
環状の形状を備え、全体として部材として構成すること
が出来る。これら装置は、円形装置を担持する軸に対し
て平行な軸上に配設されたもう一方の工具と協働し、例
えば、これら工具ともう一方の工具間を通って移動する
板状の材料にスロ／トを形成する。かかるスロット形成
動作は、関連する軸上に横方向に離間して配設された幾
つかの円形装置により行われ、板状の材料の幾つかの部
分を同時に切ることが出来る。２つの工具が直線方向に
互いに向き合いかつ円形装置上に締め付けられているた
め、軸が１回転する度に２回のスロット形成が行われ、
例えば、板状の材料の前端縁と後端縁を切り、各種寸法
のスロットを形成することが出来る。さらに、工具又は
固定部材及び第２の部材又は可動部材が同一の面にて１
又は複数の円形装置に取り付けられる。公知の装置の場
合、移動可能な工具又は部材は各円形装置内に位置決め
された内歯を有するリム部分上に取り付けられ、かかる
構成により、回転軸に沿って横方向に並べて位置決めさ
れた全ての円形装置の全ての移動可能な工具又は部材を
同時に設定することが可能となる。かかる設定は、各円
形装置を貫通する軸により行うことが出来る。該軸には
、各円形装置に対するビニオンが設けられている。この
ようにして、各ピニオンは内歯を有する各リム部分の歯
とかみ合い、命令により該リム部分を回転させる。
摩耗し又は損傷した各工具又は部材は、容易に交換し得
ることを要するっ工具又は部材の交換はスロットの各種
の寸法又は種類に応じて必要となり、かかる理由のため
、新たな工具又は部材を使用しなければならない。この
目的のため、公知の工具又は部材はトラブルの原因とな
ることの多いねじ又は複雑な結合手段を利用して保持要
素上に取り付けられる。さらに、かかる構成は価格的に
極めて高くつく。
かくて、本発明の主たる目的は、簡単かつ効率的でしか
も経済的な構成により、工具又は部材を円形装置上に対
して迅速に脱着することを可能にする解決手段を提供す
ることである。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決する目的にて、本発明は、回転軸上に位
置決めされた少なくとも１つの円形装置上に対して工具
又は部材を迅速に脱着する装置であって、前記工具又は
部材の幾つかが、２つの平行な環状の保持要素間の同一
面の円周上に離間して配設された、前記装置において、
第２の環状保持要素が第１の環状保持要素に対して斜め
方向に移動するように配設され、第２の環状保持要素が
その円周に沿って少なくとも１つの凹所を提供しかつ内
側領域に向けて半径方向に伸長するように、これら２つ
の環状保持要素を回転軸上に取り付け、上記凹所が工具
又は部材の長さに対応する円周上の開口部を有し、第１
の環状保持要素がその１側部に第１の一定半径の円周に
沿って離間して配設され、かつ工具又は部材の１側部に
取り付けられｊ；ニップルを受け取り得るようにした、
ある数の穴を有し、さらに第１の環状保持要素が、その
１側部に第２の一定半径の円周に沿って配設されたある
数の穴を有する内歯付きのリム部分を具備する。該穴は
、工具又は部材がその軸心を中心として枢動するか否か
により、工具又は部材の他方の側部に取り付けられたニ
ップルを受け入れ得るように構成されている。上記第２
の保持要素はその内側部にりなくとも１つの同心状の溝
を有している。この溝は、前記環状保持要素を斜め方向
に動かして、第１及び第２保持要素の内側部の間に工具
又は部材を締め付けようとするとき、上記工具又は部材
がその軸心を中心として枢動し得るか否かかにより、１
つの工具又は部材の側部に位置決めされたニップル、又
は、他方の工具又は部材上に位置決めされたニップルの
いずれかが嵌入する。
本発明の装置は、ねじを締め付けることなく、工具又は
部材の脱着を為し得るという利点がある。
単に保持要素に挿入するだけでよいニップルによる締め
付けは、はるかに迅速に行うことが出来、しかも工具を
使用する必要がない。２つの環状の保持要素間に挿入さ
れた工具又は部材をニップルにより保持し、かつ所定の
部分に位置決めするためには、一方の保持要素に形成さ
れた横方向凹所に貫通させた後、これら環状保持要素の
一方は他方に対して逆にすることが出来る。この方法に
よれば、工具は２つの環状保持要素内に収容される。
ニップルにより工具を締め付けることは、固定工具のみ
ならず、該固矩工具に対して円周方向に調節可能である
可動工具にも適した方法である。固定工具のニップルは
、第１の環状保持要素の側部に形成された穴に係合する
一方、可動工具の場合、ニップルは内歯を有するリム部
分の側部に形成された穴に係合する。
（実施例） 以下、添付図面を参照しながら、本発明の目的を達成す
るための実施例について詳細に説明する。
第１の環状保持要素３のハブ２はコツタービンにより回
転軸上に恒久的に固定されている。該第１の環状保持要
素３と協働する第２の環状保持要素４はハブ２に取り付
けられかつ第１の環状保持要素３に対して逆にさせるこ
とが出来る。このようにして、第２の環状保持要素４は
ハブ２に取り付けられた２つのリング５．６の間を案内
される。
第１の環状保持要素３は、内歯を有するリム部分８が位
置決めされる回転軸１の軸心に対して同心状の着座部７
を有している。この第１の環状要素３の同心状の着座部
７は機械加工して、内歯を有するリム部分８の正面側及
び第１の環状保持要素３のカラーの正面側が共通面ｌＯ
の上に位置決めされるようにする。この共通面１０は第
１の半径Ｒの円上にて第１の環状保持要素３のカラー９
に機械加工された穴１１を有している。この穴１１は半
径Ｒにより形成された円周に沿って斜めに配設されてい
る。より小さい半径Ｒ１の円は、内歯を有するリム部分
、８に機械加工された穴１２を有している。この穴１２
は、同様に半径Ｒ１により形成された円周に沿って斜め
に配設されている。
これら穴間の距離は、調節可能な工具１４の下部によっ
て支持されかつその端部が内歯を有するリム部分８に形
成された穴内部まで伸長している２つのニップル間の距
離、又は、固定工具１５の上部により担持された２つの
ニップル間の距離に対応する。この場合、ニップル１６
は第１の環状保持要素３のカラー９の穴１１に嵌入する
。内歯を有するリム部分８は図示しないピニオンにより
駆動されて、固定工具１５に対する可動工具１４の円周
方向の位置を変化させることが出来る。回転軸ｌは全体
として、回転軸１に沿って横に並べて配設された同一構
造の幾つかの円形装置を備えている。駆動軸（図示せず
）は対応する数のビニオン、即ち、各円形装置の１つの
ピニオンを支持し、内歯を有するリム部分８を同時に駆
動することにより、全ての可動工具を同時に作動させる
ことが出来る。
第２の環状保持要素４はその内側部に形成された円形溝
１８を有している。この円形溝１８は固定又は可動の工
具を使用するか否か、即ち、工具１５が枢動するか否か
により、ニップル１３又はニップル１６を受け入れるた
めのものである。
両方の環状保持要素３．４は、「固定工具」又は「可動
工具」のいずれが使用されるかいかんにより、ニップル
１３又は１６が円形溝１８内に嵌入するため、一方が他
方に対して斜め方向に移動することが出来る。
２つの環状保持要素間にて円形装置の円周上に取り付け
られた工具１５を作動させるため、幾つかの凹所２５が
第２の環状保持要素４に形成されている。この凹所２５
は、環状保持要素の外端縁から回転軸１に向けて斜め方
向に伸長する。この凹所２５により、工具はそれぞれの
作動位置に手で位置決めすることが可能となる。この動
作は、各工具上の締め付はニップルが元の位置に復帰す
ることを意味する。
第３図には、可動工具１５を取り付ける方法が図示され
ている。該可動工具１５のニップル１３は、内歯を有す
るリム部分８の穴ｌｌ内に挿入される一方、ニップル１
６は、環状保持要素４の回転が完了したならば、円形溝
１８内に嵌入自在となる。可動工具１５は凹所２５と対
向状態にて適正に位置決めされているため、凹所２５が
同凹所２５内に嵌入し得るようにしたロック装置２６と
対向状態となり、環状保持要素４を一方の環状保持要素
３に対して相互にロックさせるまで、環状保持要素４は
斜め方向に移動される。この動作により、工具１５の横
方向の位置は、上記環状保持要素３．４の各内側部と接
触する。
凹所１５と同一の長さを有するロック装置２６がロック
装置２６に螺入された部分的ねじ２７により環状保持要
素３上に取り付けられる。圧縮ばね２８がロック装置２
６と環状保持要素３の間に位置決めされている。ロック
装置２６はばね２８の抵抗力に抗して軸方向に押し込め
られ、凹所から離脱される。この作業中、ロック装置２
６は部分的ねじ２７により案内される。ねじ２７の非ね
じ部分は、環状保持要素３に形成された穴２９内に嵌入
する。環状保持要素４が他方の保持要素に対して回転し
たならば、ロック装置２６が収容され、このときに、環
状保持要素４は、その凹所２５が交換しようとする工具
１５に対向する位置（第３図参照）となるまでさらに回
転させる。第１図及び第４図に図示した位置において、
環状保持要素４はロック装置２６により相互にロックさ
れている。
第５図には、本発明の装置の別の実施例が図示されてい
る。この実施例において、環状保持要素４の凹所は、該
要素４一部とのみ交差し、同環状保持要素４の内側上に
開放した着座部分２５ａの形状を提供する。このように
すれば、工具１４又は１５はこの着座部分２５ａ内に容
易に挿入することが出来る。次に、環状保持要素４を斜
め方向に移動させ、着座部分２５ａが工具１５に対向す
る位置にないようにし、該工具の横方向の位置を確定す
る。この解決方法を採用するならば、ロック装置２６は
例えば、ばね３１の荷重により玉３０を収容するより簡
単な装置に代えることが出来る。かかる装置は、環状保
持要素４を回転させた後、リング５の側部に形成された
着座部分３２（第１図の参照）に嵌入し得る構造とする
。
【図面の簡単な説明】
第１図は２つの保持要素間に工具を担持する円形装置の
側面図、第２図は第１図の軸方向切り欠き図、第３図は
円形装置の一部の拡大斜視図、第４図はそのロックされ
た位置におけるロック装置の平面図、第５図は別の実施
例による環状保持要素の部分平面図である。 １：回転軸　　　２：ハブ ３：第１環状保持要素 ４：第２環状保持要素 ７：同心状着座部 ８：内歯を有するリム部分 ９：カラー　　１０：共通面 １１．１２：穴　１４：可動工具 １５：固定工具　１３．１６：二ノブル１８：溝　　　
　２５：凹所 ２７：ねじ　　　２６：ロツク装置 ２８：圧縮ばね　２９：穴 代　理　人　弁理士　　湯　浅　恭　三（外４悟す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、回転軸（１）により支持された少なくとも１つの円
    形装置の部材に対する工具の脱着を迅速に行う装置であ
    って、前記工具又は部材の幾つかが、２つの平行な環状
    保持要素間の同一面の円周上に離間して配設された前記
    装置において、第２の環状保持要素（４）が第１の環状
    保持要素（３）に対して斜め方向に移動する一方、第２
    の環状保持要素（４）がその円周に沿って少なくとも１
    つの凹所（２５）を提供しかつ内側領域に向けて半径方
    向に伸長するように、前記２つの環状保持要素を配設し
    、 上記凹所（２５）が工具又は部材（１５）の長さに対応
    する円周上の開口部を有し、 第１の環状保持要素（３）がその１側部（１０）に第１
    の一定半径（Ｒ）の円周に沿って離間して配設され、か
    つ工具又は部材（１５）の側部に取り付けられたニップ
    ル（１６）を受け取り得るようにした幾つかの穴（１１
    ）を有し、 さらに第１の環状保持要素（３）がその１側部（１０ａ
    ）に第２の一定半径（Ｒ１）の円周に沿って配設された
    幾つかの穴（１２）を有する内歯付きのリム部分（８）
    を具備し、前記穴（１２）が工具又は部材（１５）が枢
    動するか否かにより、工具又は部材（１５）の他方の側
    部に取り付けられたニップル（１３）を受け入れ得るよ
    うに構成され、 前記第２の保持要素（４）がその内側部に少なくとも１
    つの同心状の溝（１８、１９）を有し、前記溝（１８、
    １９）が前記環状保持要素を斜め方向に動かして、第１
    及び第２保持要素（３、４）の内側部の間に工具又は部
    材（１５）を保持しようとするとき、前記工具又は部材
    （１５）が枢動するか否かにより、工具又は部材（１５
    ）の１側部に位置決めされたニップル（１６）又は、他
    方の工具又は部材（１５）の他方の側部に位置決めされ
    たニップル（１３）のいずれかが嵌入する、 ことを特徴とする工具の迅速脱着装置。 ２、環状保持要素（４）内にて半径方向に伸長する前記
    凹所（２５）が前記環状保持要素（４）の内側方向に開
    放する着座部分（２５ａ）の形状を備えることを特徴と
    する請求項１記載の装置。 ３、環状保持要素（４）が凹所（２５）の長さに対応す
    る円周方向の長さを有するロック装置（２６）により互
    いにロックされ、 前記ロック装置（２６）が、第２環状保持要素（３）と
    ロック装置間に位置決めされたばね（２８）の抵抗動作
    に抗して、前記ロック装置（２６）上に取り付けられた
    ロッド上を摺動することにより、その軸方向に移動可能
    なように取り付けられ、ロック要素が凹所（２５）に嵌
    入したとき、ロック装置（２６）が軸方向に移動するこ
    とにより、２つの環状保持要素（３、４）が相対的に回
    転し得るようにし、 前記保持要素の相対的な回転の結果、工具又は部材（１
    ５）が凹所（２５）内に挿入されたとき、前記ロック装
    置（２６）が環状保持要素（３、４）の間に収容され、 前記環状保持要素（４）が逆回転するとき、ロック装置
    （２６）が前記凹所（２５）内に自動的に嵌入する、 ことを特徴とする請求項１記載の装置。
JP1070292A 1988-03-22 1989-03-22 工具の迅速脱着装置 Expired - Fee Related JPH0716913B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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FR8804053 1988-03-22
FR8804053A FR2628999B1 (fr) 1988-03-22 1988-03-22 Dispositif pour le montage et le demontage rapide d'outils ou de lames circulaires sur un porte-outil en forme d'arbre

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JPH0271996A true JPH0271996A (ja) 1990-03-12
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EP (1) EP0334227B1 (ja)
JP (1) JPH0716913B2 (ja)
AT (1) ATE75989T1 (ja)
CA (1) CA1320041C (ja)
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