JPH0716913B2 - 工具の迅速脱着装置 - Google Patents
工具の迅速脱着装置Info
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- JPH0716913B2 JPH0716913B2 JP1070292A JP7029289A JPH0716913B2 JP H0716913 B2 JPH0716913 B2 JP H0716913B2 JP 1070292 A JP1070292 A JP 1070292A JP 7029289 A JP7029289 A JP 7029289A JP H0716913 B2 JPH0716913 B2 JP H0716913B2
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D35/00—Tools for shearing machines or shearing devices; Holders or chucks for shearing tools
- B23D35/008—Means for changing the cutting members
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D7/26—Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
- B26D7/2614—Means for mounting the cutting member
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D7/26—Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
- B26D7/2628—Means for adjusting the position of the cutting member
- B26D7/2642—Means for adjusting the position of the cutting member for slotting cutters
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- Y10T83/4795—Rotary tool
- Y10T83/4798—Segmented disc slitting or slotting tool
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばボール紙やダンボールシートを切り抜
いたり、必要により同時に罫線を入れるための装置に用
いる刃あるいは筋押し具等の工具を保持するドラム状の
工具保持装置に関し、詳しくは二つの円形保持要素の間
にある共通のプレートに対して、上記工具が周方向に離
れて保持されているような円形の工具保持装置におい
て、工具を迅速に着脱できるような装置に係る。
いたり、必要により同時に罫線を入れるための装置に用
いる刃あるいは筋押し具等の工具を保持するドラム状の
工具保持装置に関し、詳しくは二つの円形保持要素の間
にある共通のプレートに対して、上記工具が周方向に離
れて保持されているような円形の工具保持装置におい
て、工具を迅速に着脱できるような装置に係る。
(従来の技術) ボール紙やダンボールシートを切り抜いたり、必要によ
り同時に罫線を入れるには、刃あるいは筋押し具等の工
具を円形の工具保持装置の周方向に一または複数取り付
けて、シートに刃あるいは筋押し具を押し付けた状態で
シートを進行させながら、同時に工具保持装置を回転さ
せて切断または筋押し作業を行う。このような円形の工
具保持装置を、装置の回転軸方向に並べて複数設けるこ
とにより、シートに同時に何ヵ所も切断または筋押しを
行うことができる。以下このような工具保持装置の従来
例として、アメリカ特許第3,985,066号について説明す
るが、今後、従来例ないし本発明の実施例を説明するに
あたり、上記作用をする一つの円形の工具保持装置を単
に円形装置と称する。
り同時に罫線を入れるには、刃あるいは筋押し具等の工
具を円形の工具保持装置の周方向に一または複数取り付
けて、シートに刃あるいは筋押し具を押し付けた状態で
シートを進行させながら、同時に工具保持装置を回転さ
せて切断または筋押し作業を行う。このような円形の工
具保持装置を、装置の回転軸方向に並べて複数設けるこ
とにより、シートに同時に何ヵ所も切断または筋押しを
行うことができる。以下このような工具保持装置の従来
例として、アメリカ特許第3,985,066号について説明す
るが、今後、従来例ないし本発明の実施例を説明するに
あたり、上記作用をする一つの円形の工具保持装置を単
に円形装置と称する。
アメリカ特許第3,985,066号には、保持手段に二つの扇
形の工具が取り付けられた円形装置が載っている。この
円形装置は補助装置と共に回転することにより、シート
を切断したり、シートに罫線を入れたりすることができ
るようになっている。また円形装置の支持シャフトに
は、互いに離れて複数の円形装置が設けられ、これによ
りシート上の何カ所も同時に切断等の作業が行えるよう
になっている。一つの円形装置には、直径方向に互いに
向かい合うように二つの工具が取り付けられ、これによ
り円形装置が一回転すると二回の切断作業が行えるよう
になっている。例えばこれによりシートの前縁と後縁と
を円形装置が一回転で切断することができる。また円形
装置の周上で二つの工具の位置関係を変えれば、切断部
分の位置も変えることができる。円形装置には、固定さ
れた工具と周上で動くことができる可動工具とを設ける
ことができる。可動工具は各円形装置の内部にある内歯
付きのリムに対して取り付けられ、また各円形装置に対
応してピニオンを有する一本のシャフトが各円形装置に
共通して設けられる。各ピニオンの歯はリムの内歯とか
み合っているため、シャフトが回転するとピニオンを介
してリムを回転させる。
形の工具が取り付けられた円形装置が載っている。この
円形装置は補助装置と共に回転することにより、シート
を切断したり、シートに罫線を入れたりすることができ
るようになっている。また円形装置の支持シャフトに
は、互いに離れて複数の円形装置が設けられ、これによ
りシート上の何カ所も同時に切断等の作業が行えるよう
になっている。一つの円形装置には、直径方向に互いに
向かい合うように二つの工具が取り付けられ、これによ
り円形装置が一回転すると二回の切断作業が行えるよう
になっている。例えばこれによりシートの前縁と後縁と
を円形装置が一回転で切断することができる。また円形
装置の周上で二つの工具の位置関係を変えれば、切断部
分の位置も変えることができる。円形装置には、固定さ
れた工具と周上で動くことができる可動工具とを設ける
ことができる。可動工具は各円形装置の内部にある内歯
付きのリムに対して取り付けられ、また各円形装置に対
応してピニオンを有する一本のシャフトが各円形装置に
共通して設けられる。各ピニオンの歯はリムの内歯とか
み合っているため、シャフトが回転するとピニオンを介
してリムを回転させる。
このような円形装置においては、工具が摩耗したり損傷
を受ける場合や工具の種類や切り込みの形などを変更す
る場合があるため、工具を簡単に変えることができるよ
うにすることが必要である。この目的のため従来は、工
具の取り付け具としてネジを用いたり、アメリカ特許第
3,985,066号では、圧搾空気の供給とその停止により工
具の固定装置をスライドさせるようにし、圧搾空気が供
給されていないときにはバネの力で工具を締め付けて保
持するようにした手段を用いたりしていた。しかしネジ
を用いて工具を着脱することは面倒である。また圧搾空
気で工具の固定装置を制御する手法は、装置自体が複雑
であるため価格が高く付き、しかも保持の確実性に欠け
るという欠点があった。
を受ける場合や工具の種類や切り込みの形などを変更す
る場合があるため、工具を簡単に変えることができるよ
うにすることが必要である。この目的のため従来は、工
具の取り付け具としてネジを用いたり、アメリカ特許第
3,985,066号では、圧搾空気の供給とその停止により工
具の固定装置をスライドさせるようにし、圧搾空気が供
給されていないときにはバネの力で工具を締め付けて保
持するようにした手段を用いたりしていた。しかしネジ
を用いて工具を着脱することは面倒である。また圧搾空
気で工具の固定装置を制御する手法は、装置自体が複雑
であるため価格が高く付き、しかも保持の確実性に欠け
るという欠点があった。
(解決すべき課題) 本発明は、このような従来の工具の取り付け手法に比べ
て構造的に簡単で且つ経済的であり、工具の取り付けが
容易にしかも効率的に行えるような工具の迅速着脱手段
を提供することを目的とする。
て構造的に簡単で且つ経済的であり、工具の取り付けが
容易にしかも効率的に行えるような工具の迅速着脱手段
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、 一平面上で円周方向に間隔をあけて複数の工具を有する
円形装置が回転軸に支持されており、 前記円形装置は、リング形状を有し軸線を有する前記回
転軸に取り付けられる第一保持要素と、リング形状を有
し前記第一保持要素と相対的に回転できるように第一保
持要素に取り付けられる第二保持要素とを有し、 該第二保持要素が第一保持要素に面するクランプ面の中
に少なくとも一つの凹所を有し、該凹所は第二保持要素
の外周から半径方向内側へ延び且つ工具の大きさに対応
した円周方向の大きさを有し、 第二保持要素に面する前記第一保持要素の係合面上に
は、第一の一定半径上に周方向に配置され且つ工具の側
面に設けられる第一のニップルの組を受け入れるように
なっている複数の孔を有し、 また前記第一保持要素は、内側リムを受け入れる着座部
を形成するような前記軸線と同心的な溝を有し、該内側
リムは一つの周面に歯を有し、第二の一定半径上に周方
向に配置される複数の孔を有し、また第一保持要素の係
合面と同一平面内に係合面を有し、 前記第二半径上の孔は、前記第一のニップルの組が設け
られる側と反対側に設けられる第二のニップルの組を受
け入れるようになっており、 第二保持要素の前記クランプ面は、第一保持要素の前記
係合面とリムとに面し、且つ一方のニップルの組が各々
対応する前記孔の中に挿入されるとき、他方のニップル
の組を受け入れるための前記軸線と同心的な溝を有し、 前記第二保持要素内の前記溝が円周上での工具間の位置
を変えることができるように工具と前記第二保持要素と
の間での相対的動きを許し、その結果、工具を着脱する
ための空間を与えるために工具の位置を凹所に合わせて
外すことができることを特徴とする工具の迅速着脱装置
を提供する。
円形装置が回転軸に支持されており、 前記円形装置は、リング形状を有し軸線を有する前記回
転軸に取り付けられる第一保持要素と、リング形状を有
し前記第一保持要素と相対的に回転できるように第一保
持要素に取り付けられる第二保持要素とを有し、 該第二保持要素が第一保持要素に面するクランプ面の中
に少なくとも一つの凹所を有し、該凹所は第二保持要素
の外周から半径方向内側へ延び且つ工具の大きさに対応
した円周方向の大きさを有し、 第二保持要素に面する前記第一保持要素の係合面上に
は、第一の一定半径上に周方向に配置され且つ工具の側
面に設けられる第一のニップルの組を受け入れるように
なっている複数の孔を有し、 また前記第一保持要素は、内側リムを受け入れる着座部
を形成するような前記軸線と同心的な溝を有し、該内側
リムは一つの周面に歯を有し、第二の一定半径上に周方
向に配置される複数の孔を有し、また第一保持要素の係
合面と同一平面内に係合面を有し、 前記第二半径上の孔は、前記第一のニップルの組が設け
られる側と反対側に設けられる第二のニップルの組を受
け入れるようになっており、 第二保持要素の前記クランプ面は、第一保持要素の前記
係合面とリムとに面し、且つ一方のニップルの組が各々
対応する前記孔の中に挿入されるとき、他方のニップル
の組を受け入れるための前記軸線と同心的な溝を有し、 前記第二保持要素内の前記溝が円周上での工具間の位置
を変えることができるように工具と前記第二保持要素と
の間での相対的動きを許し、その結果、工具を着脱する
ための空間を与えるために工具の位置を凹所に合わせて
外すことができることを特徴とする工具の迅速着脱装置
を提供する。
また前記凹所は、前記クランプ面から第二保持要素の厚
さ方向全体ではなく内側へ途中まで延び、これにより工
具の着脱時に工具を受け入れるためのスペースを形成す
るようにしてもよい。
さ方向全体ではなく内側へ途中まで延び、これにより工
具の着脱時に工具を受け入れるためのスペースを形成す
るようにしてもよい。
更に前記第二保持要素を、前記第一保持要素に対して円
周上の固定位置に保持するためのロック手段を含むよう
にしてもよい。
周上の固定位置に保持するためのロック手段を含むよう
にしてもよい。
更に前記ロック手段は前記凹所の円周方向長さを有する
ロック装置を有し、該ロック装置は前記第一保持要素内
の間隔をあけて形成される孔から延びる複数のロッドに
より、軸線方向にシフトするように前記第一保持要素に
取り付けられ、また前記第一保持要素と前記ロック装置
との間にバネを位置決めして第二保持要素の前記凹所内
のロック位置にロック装置を付勢しており、それによっ
てロック装置が動いて前記凹所から外れることにより、
第二保持要素を工具を着脱可能な工具の位置と整合する
位置に前記第一保持要素に対して回転できるようにして
もよい。
ロック装置を有し、該ロック装置は前記第一保持要素内
の間隔をあけて形成される孔から延びる複数のロッドに
より、軸線方向にシフトするように前記第一保持要素に
取り付けられ、また前記第一保持要素と前記ロック装置
との間にバネを位置決めして第二保持要素の前記凹所内
のロック位置にロック装置を付勢しており、それによっ
てロック装置が動いて前記凹所から外れることにより、
第二保持要素を工具を着脱可能な工具の位置と整合する
位置に前記第一保持要素に対して回転できるようにして
もよい。
更に第二保持要素を前記第一保持要素に対する円周方向
の位置に保持するための係合手段を含み、該係合手段は
前記第一保持要素と共働する切欠き内にバネにより付勢
されるボールを有するようにしてもよい。
の位置に保持するための係合手段を含み、該係合手段は
前記第一保持要素と共働する切欠き内にバネにより付勢
されるボールを有するようにしてもよい。
(作用) 本発明ではニップルを保持要素に挿入するようにして工
具を円形装置に取り付けるようにしたから、ネジを用い
る場合に比べて、遥かに迅速に作業が行え、またドライ
バー等の治具を使用する必要もない。
具を円形装置に取り付けるようにしたから、ネジを用い
る場合に比べて、遥かに迅速に作業が行え、またドライ
バー等の治具を使用する必要もない。
また工具を凹所から挿入した後、第一保持要素に対して
第二保持要素を相対的に周方向に移動させることで、工
具は二つの保持要素間に収容される。
第二保持要素を相対的に周方向に移動させることで、工
具は二つの保持要素間に収容される。
更にロック装置を設けることにより、工具の取り替え時
には、ロック装置を押し込んでロック状態を解除し、そ
のまま第一保持要素を第二保持要素と相対的に回転させ
て、取り替える工具を凹所に位置合わせする。この状態
で工具を取り替え、第一保持要素と第二保持要素とが元
通りの位置関係になるように回転させる。これによりバ
ネの作用でロック装置が凹所に自動的に嵌まり込んで再
びロックする。
には、ロック装置を押し込んでロック状態を解除し、そ
のまま第一保持要素を第二保持要素と相対的に回転させ
て、取り替える工具を凹所に位置合わせする。この状態
で工具を取り替え、第一保持要素と第二保持要素とが元
通りの位置関係になるように回転させる。これによりバ
ネの作用でロック装置が凹所に自動的に嵌まり込んで再
びロックする。
更にまた第一のニップルがリム部分の孔に嵌入し、第二
のニップルが第二保持要素の溝に入っている状態では、
工具は可動状態にあり、また第一のニップルが第二保持
要素の溝に入っており、第二のニップルが第一保持要素
の第一の一定半径上にある孔に嵌入すれば、工具は固定
状態にある。工具の可動状態では、リム部分の内歯が駆
動手段から駆動を受けており、その駆動が第一のニップ
ルを介して工具に伝わり、工具を周方向に移動させるこ
とができる。
のニップルが第二保持要素の溝に入っている状態では、
工具は可動状態にあり、また第一のニップルが第二保持
要素の溝に入っており、第二のニップルが第一保持要素
の第一の一定半径上にある孔に嵌入すれば、工具は固定
状態にある。工具の可動状態では、リム部分の内歯が駆
動手段から駆動を受けており、その駆動が第一のニップ
ルを介して工具に伝わり、工具を周方向に移動させるこ
とができる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の目的を達成する
ための実施例について詳細に説明する。
ための実施例について詳細に説明する。
第一の環状保持要素3のハブ2は、コッターピンにより
回転軸上に恒久的に固定されている。この第一の環状保
持要素3と協働する第二の環状保持要素4は、ハブ2に
取り付けられ且つ第一の環状保持要素3に対して互いに
逆向きで取り付けられる。このようにして、第二の環状
保持要素4は、ハブ2に取り付けられた2つのリング
5、6の間において周方向に案内される。第一の環状保
持要素3は、内歯を有するリム部分8が位置決めされる
回転軸1の軸心に対して同心状の着座部7を有してい
る。この第一の環状保持要素3の同心状の着座部7は、
内歯を有するリム部分8の係合面、即ち後述する穴12を
有する面と、第一の環状保持要素3のカラー9の係合
面、即ち後述する穴11を有する面とが共通面10を有する
ような位置関係になるように仕上げられる。この共通面
10は第一の半径Rの円上において第一の環状保持要素3
のカラー9に機械加工された穴11を有している。この穴
11は半径Rの円周沿いに角度的に位置をずらしながら複
数配設されている。半径Rより小さい半径R1の円上に
は、内歯を有するリム部分8に機械加工された穴12を有
している。この穴12は、穴11と同様に半径R1の円周沿い
に角度的に位置をずらしながら複数配設されている。ま
た第2の環状保持要素4のクランプ面(共通面10と向か
い合う面)には、第1の環状保持要素3と向かい合う側
に回転軸1と同心的なリング形状を有する円形溝18を形
成する。この円形溝18は、環状保持要素3と環状保持要
素4との間に保持される工具に設けられるニップルを周
方向に移動可能な状態で受け入れることができるように
達成されている。
回転軸上に恒久的に固定されている。この第一の環状保
持要素3と協働する第二の環状保持要素4は、ハブ2に
取り付けられ且つ第一の環状保持要素3に対して互いに
逆向きで取り付けられる。このようにして、第二の環状
保持要素4は、ハブ2に取り付けられた2つのリング
5、6の間において周方向に案内される。第一の環状保
持要素3は、内歯を有するリム部分8が位置決めされる
回転軸1の軸心に対して同心状の着座部7を有してい
る。この第一の環状保持要素3の同心状の着座部7は、
内歯を有するリム部分8の係合面、即ち後述する穴12を
有する面と、第一の環状保持要素3のカラー9の係合
面、即ち後述する穴11を有する面とが共通面10を有する
ような位置関係になるように仕上げられる。この共通面
10は第一の半径Rの円上において第一の環状保持要素3
のカラー9に機械加工された穴11を有している。この穴
11は半径Rの円周沿いに角度的に位置をずらしながら複
数配設されている。半径Rより小さい半径R1の円上に
は、内歯を有するリム部分8に機械加工された穴12を有
している。この穴12は、穴11と同様に半径R1の円周沿い
に角度的に位置をずらしながら複数配設されている。ま
た第2の環状保持要素4のクランプ面(共通面10と向か
い合う面)には、第1の環状保持要素3と向かい合う側
に回転軸1と同心的なリング形状を有する円形溝18を形
成する。この円形溝18は、環状保持要素3と環状保持要
素4との間に保持される工具に設けられるニップルを周
方向に移動可能な状態で受け入れることができるように
達成されている。
第2図に示されるように、環状保持要素3と環状保持要
素4との間には複数の工具14,15が保持されており、こ
れら工具は回転軸1の回りにおいて周方向に移動できな
いように固定されているものと、周方向に移動できるも
のとがある。前者の工具は第2図において工具15(図で
は回転軸1の上側に位置して示される)として表され、
後者の工具は工具14(図では回転軸1の下側に位置して
示される)として表されている。なおこれら工具を特に
区別するために、以下可動工具14、固定工具15と称す
る。これら可動工具14及び固定工具15には、それぞれ二
個づつのニップル13,16が設けられる。即ち可動工具14
においては、一方のニップル13は、その頭部がリム部分
8における穴12内に入れ込まれており、他方のニップル
16は、ニップル13が設けられる側と反対の面において、
その頭部が上記円形溝18の外寄りに入れ込まれている。
また固定工具15においては、一方のニップル13は、その
頭部が円形溝18の内寄りに入り込まれており、他方のニ
ップル16は、ニップル13が設けられる側と反対の面にお
いて、その頭部がカラー9における穴11内に入れ込まれ
ている。このようにニップル13,16は穴11及び穴12の位
置と対応する関係にあるから、各隣合う穴11同士間、又
は各隣合う穴12同士間の距離は、それぞれ固定工具15に
おける隣合うニップル16間の距離、または可動工具14に
おける隣合うニップル13間の距離に対応する。内歯を有
するリム部分8は、この内歯が図示しないピニオンと歯
合することにより駆動されて、固定工具15に対する可動
工具14の円周方向の位置を変化させることができる。回
転軸1は全体にわたり、回転軸1に沿って横に並べて配
設された同一構造の複数の円形装置を備えている。駆動
軸(図示せず)は対応する数のピニオン、即ち各円形装
置毎にピニオンを支持し、内歯を有するリム部分8を同
時に駆動して全ての可動工具14を同時に作動させること
ができる。
素4との間には複数の工具14,15が保持されており、こ
れら工具は回転軸1の回りにおいて周方向に移動できな
いように固定されているものと、周方向に移動できるも
のとがある。前者の工具は第2図において工具15(図で
は回転軸1の上側に位置して示される)として表され、
後者の工具は工具14(図では回転軸1の下側に位置して
示される)として表されている。なおこれら工具を特に
区別するために、以下可動工具14、固定工具15と称す
る。これら可動工具14及び固定工具15には、それぞれ二
個づつのニップル13,16が設けられる。即ち可動工具14
においては、一方のニップル13は、その頭部がリム部分
8における穴12内に入れ込まれており、他方のニップル
16は、ニップル13が設けられる側と反対の面において、
その頭部が上記円形溝18の外寄りに入れ込まれている。
また固定工具15においては、一方のニップル13は、その
頭部が円形溝18の内寄りに入り込まれており、他方のニ
ップル16は、ニップル13が設けられる側と反対の面にお
いて、その頭部がカラー9における穴11内に入れ込まれ
ている。このようにニップル13,16は穴11及び穴12の位
置と対応する関係にあるから、各隣合う穴11同士間、又
は各隣合う穴12同士間の距離は、それぞれ固定工具15に
おける隣合うニップル16間の距離、または可動工具14に
おける隣合うニップル13間の距離に対応する。内歯を有
するリム部分8は、この内歯が図示しないピニオンと歯
合することにより駆動されて、固定工具15に対する可動
工具14の円周方向の位置を変化させることができる。回
転軸1は全体にわたり、回転軸1に沿って横に並べて配
設された同一構造の複数の円形装置を備えている。駆動
軸(図示せず)は対応する数のピニオン、即ち各円形装
置毎にピニオンを支持し、内歯を有するリム部分8を同
時に駆動して全ての可動工具14を同時に作動させること
ができる。
固定工具15または可動工具14のいずれが使用される場合
にも、ニップル13または16は、周方向に連続形成される
円形溝18内に嵌入しているから、環状保持要素3,4は、
一方が他方に対して周方向に移動することができる。な
お固定工具15と可動工具14とは同一の形態であるが、表
裏を逆にすることで固定工具15を可動工具14として、ま
た可動工具14を固定工具15として使用できるようになっ
ている。
にも、ニップル13または16は、周方向に連続形成される
円形溝18内に嵌入しているから、環状保持要素3,4は、
一方が他方に対して周方向に移動することができる。な
お固定工具15と可動工具14とは同一の形態であるが、表
裏を逆にすることで固定工具15を可動工具14として、ま
た可動工具14を固定工具15として使用できるようになっ
ている。
二つの環状保持要素3,4間にて円形装置の円周上に取り
付けられた幾つかの工具を取り替えることができるよう
に、凹所25が第二の環状保持要素4のクランプ面に形成
されている。この凹所25は、環状保持要素4の外端縁か
ら回転軸1側にかけて形成され、これが工具の幅に対応
して周方向に延びている。この凹所25により、工具はそ
れぞれの作動位置に手で位置決めすることが可能とな
る。この作業は、各工具におけるニップルを所定の穴ま
たは溝に入れるようにすればよい。
付けられた幾つかの工具を取り替えることができるよう
に、凹所25が第二の環状保持要素4のクランプ面に形成
されている。この凹所25は、環状保持要素4の外端縁か
ら回転軸1側にかけて形成され、これが工具の幅に対応
して周方向に延びている。この凹所25により、工具はそ
れぞれの作動位置に手で位置決めすることが可能とな
る。この作業は、各工具におけるニップルを所定の穴ま
たは溝に入れるようにすればよい。
第3図には、可動工具14を取り付ける方法が図示されて
いる。例えば可動工具14を新しいものに取り替える場合
には、取り替えるべき可動工具を凹所25に位置合わせし
て、古い可動工具を外し、新しい可動工具14をセットす
る。このとき可動工具14のニップル13は、内歯を有する
リム部分8の穴12内に挿入される一方、ニップル16は環
状保持要素4が凹所25から回転した位置において円形溝
18内に周方向に規制されることなく嵌められることにな
る。可動工具を凹所25と対向させて適正に位置決めして
新しい可動工具14に交換した後、環状保持要素4を周方
向に移動させて、凹所25内に嵌入し得るようになってい
るロック装置26に凹所25を対向させる。そして、このロ
ック装置26により環状保持要素4をもう一方の環状保持
要素3に対して相互にロックさせるようにする。この動
作により、可動工具14の側面は、上記環状保持要素3,4
の各内側部と接触して軸方向の動きが規制される。
いる。例えば可動工具14を新しいものに取り替える場合
には、取り替えるべき可動工具を凹所25に位置合わせし
て、古い可動工具を外し、新しい可動工具14をセットす
る。このとき可動工具14のニップル13は、内歯を有する
リム部分8の穴12内に挿入される一方、ニップル16は環
状保持要素4が凹所25から回転した位置において円形溝
18内に周方向に規制されることなく嵌められることにな
る。可動工具を凹所25と対向させて適正に位置決めして
新しい可動工具14に交換した後、環状保持要素4を周方
向に移動させて、凹所25内に嵌入し得るようになってい
るロック装置26に凹所25を対向させる。そして、このロ
ック装置26により環状保持要素4をもう一方の環状保持
要素3に対して相互にロックさせるようにする。この動
作により、可動工具14の側面は、上記環状保持要素3,4
の各内側部と接触して軸方向の動きが規制される。
ロック装置26は、凹所25の半径方向の切り欠き幅と同一
の幅寸法を有する。また先端部分が部分的にタップ切り
されており、一部にロッドを構成するような二本のネジ
付きシャフト27が、それぞれロック装置26に螺入し、ネ
ジ付きシャフト27の他端側は環状保持要素3にスライド
可能に設けられる。ロック装置26と環状保持要素3との
間には圧縮バネ28が位置決めされている。ロック装置26
は、凹所25と対向していないときにはバネ28の復帰傾向
に抗して軸方向に押し込められ、凹所25と対向すると、
バネ28の復帰傾向によって凹所25に自動的に嵌まり込む
ことができるようになっている。この動作のときロック
装置26は、ネジ付きシャフト27のロッド部分により案内
される。ネジ付きシャフト27のタップ切りがなされてい
ない部分は、環状保持要素3に形成された穴29に嵌まっ
ている。環状保持要素4を他方の保持要素3に対して相
対的に回転させるときは、ロック装置26は引っ込めら
れ、両環状保持要素3,4の間に収容される。そして環状
保持要素4を回転させて、凹所25が、交換しようとする
可動工具14と対向する位置(第3図参照)となるまでさ
らに回転させる。第1図及び第4図に示した位置では、
環状保持要素4はロック装置26により環状保持要素3と
の間で相互にロックされている。
の幅寸法を有する。また先端部分が部分的にタップ切り
されており、一部にロッドを構成するような二本のネジ
付きシャフト27が、それぞれロック装置26に螺入し、ネ
ジ付きシャフト27の他端側は環状保持要素3にスライド
可能に設けられる。ロック装置26と環状保持要素3との
間には圧縮バネ28が位置決めされている。ロック装置26
は、凹所25と対向していないときにはバネ28の復帰傾向
に抗して軸方向に押し込められ、凹所25と対向すると、
バネ28の復帰傾向によって凹所25に自動的に嵌まり込む
ことができるようになっている。この動作のときロック
装置26は、ネジ付きシャフト27のロッド部分により案内
される。ネジ付きシャフト27のタップ切りがなされてい
ない部分は、環状保持要素3に形成された穴29に嵌まっ
ている。環状保持要素4を他方の保持要素3に対して相
対的に回転させるときは、ロック装置26は引っ込めら
れ、両環状保持要素3,4の間に収容される。そして環状
保持要素4を回転させて、凹所25が、交換しようとする
可動工具14と対向する位置(第3図参照)となるまでさ
らに回転させる。第1図及び第4図に示した位置では、
環状保持要素4はロック装置26により環状保持要素3と
の間で相互にロックされている。
なお固定工具15を取り付けたり交換するときも、基本的
な操作は上記可動工具14の場合と同じであり、ニップル
13,16を前述したような固定工具に対応した穴11及び円
形溝18に嵌入するようにすればよい。
な操作は上記可動工具14の場合と同じであり、ニップル
13,16を前述したような固定工具に対応した穴11及び円
形溝18に嵌入するようにすればよい。
第5図には本発明の装置の別の実施例が示されている。
この実施例では、環状保持要素4の凹所25は、環状保持
要素4の厚さ方向全体ではなく、内側へ途中まで形成さ
れ、その上側に着座部分25aが開放している。この場合
にも、可動工具14または固定工具15をこの着座部分25a
から入れ込むようにして容易に挿入できる。工具の挿入
後は、環状保持要素4を周方向に回動させ、着座部分25
aが工具に対向しないようにようにして工具の周方向の
位置を確定する。このような手法を採用するときは、ロ
ック装置26は、例えば第5図に示すようにバネ31の復帰
力によりボール30がリング5の側部に形成される切欠き
32内に押し込められているというような比較的簡単な構
造を採用することができる。この構造では、環状保持要
素4を回転させることにより、ボール30が切欠き32内に
自動的に嵌入してその位置で固定することができる。
この実施例では、環状保持要素4の凹所25は、環状保持
要素4の厚さ方向全体ではなく、内側へ途中まで形成さ
れ、その上側に着座部分25aが開放している。この場合
にも、可動工具14または固定工具15をこの着座部分25a
から入れ込むようにして容易に挿入できる。工具の挿入
後は、環状保持要素4を周方向に回動させ、着座部分25
aが工具に対向しないようにようにして工具の周方向の
位置を確定する。このような手法を採用するときは、ロ
ック装置26は、例えば第5図に示すようにバネ31の復帰
力によりボール30がリング5の側部に形成される切欠き
32内に押し込められているというような比較的簡単な構
造を採用することができる。この構造では、環状保持要
素4を回転させることにより、ボール30が切欠き32内に
自動的に嵌入してその位置で固定することができる。
第1図は2つの保持要素間に工具を担持する円形装置の
側面図、第2図は第1図の軸方向の一部断面図、第3図
は円形装置の一部拡大斜視図、第4図はそのロックされ
た位置におけるロック装置の平面図、第5図は別の実施
例による環状保持要素の部分平面図である。 1:回転軸 2:ハブ 3:第一環状保持要素 4:第二環状保持要素 7:着座部 8:内歯を有するリム部分 9:カラー、10:共通面 11,12:穴、14:可動工具 15:固定工具、13,16:ニップル 18:溝、25:凹所 27:ネジ付きシャフト、26:ロック装置 28:圧縮バネ、29:穴
側面図、第2図は第1図の軸方向の一部断面図、第3図
は円形装置の一部拡大斜視図、第4図はそのロックされ
た位置におけるロック装置の平面図、第5図は別の実施
例による環状保持要素の部分平面図である。 1:回転軸 2:ハブ 3:第一環状保持要素 4:第二環状保持要素 7:着座部 8:内歯を有するリム部分 9:カラー、10:共通面 11,12:穴、14:可動工具 15:固定工具、13,16:ニップル 18:溝、25:凹所 27:ネジ付きシャフト、26:ロック装置 28:圧縮バネ、29:穴
Claims (5)
- 【請求項1】一平面上で円周方向に間隔をあけて複数の
工具を有する円形装置が回転軸に支持されており、 前記円形装置は、リング形状を有し軸線を有する前記回
転軸に取り付けられる第一保持要素と、リング形状を有
し前記第一保持要素と相対的に回転できるように第一保
持要素に取り付けられる第二保持要素とを有し、 該第二保持要素が第一保持要素に面するクランプ面の中
に少なくとも一つの凹所を有し、該凹所は第二保持要素
の外周から半径方向内側へ延び且つ工具の大きさに対応
した円周方向の大きさを有し、 第二保持要素に面する前記第一保持要素の係合面上に
は、第一の一定半径上に周方向に配置され且つ工具の側
面に設けられる第一のニップルの組を受け入れるように
なっている複数の孔を有し、 また前記第一保持要素は、内側リムを受け入れる着座部
を形成するような前記軸線と同心的な溝を有し、該内側
リムは一つの周面に歯を有し、第二の一定半径上に周方
向に配置される複数の孔を有し、また第一保持要素の係
合面と同一平面内に係合面を有し、 前記第二半径上の孔は、前記第一のニップルの組が設け
られる側と反対側に設けられる第二のニップルの組を受
け入れるようになっており、 第二保持要素の前記クランプ面は、第一保持要素の前記
係合面とリムとに面し、且つ一方のニップルの組が各々
対応する前記孔の中に挿入されるとき、他方のニップル
の組を受け入れるための前記軸線と同心的な溝を有し、 前記第二保持要素内の前記溝が円周上での工具間の位置
を変えることができるように工具と前記第二保持要素と
の間での相対的動きを許し、その結果、工具を着脱する
ための空間を与えるために工具の位置を凹所に合わせて
外すことができることを特徴とする工具の迅速着脱装
置。 - 【請求項2】前記凹所は、前記クランプ面から第二保持
要素の厚さ方向全体ではなく内側へ途中まで延び、これ
により工具の着脱時に工具を受け入れるための空間を形
成することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工
具の迅速着脱装置。 - 【請求項3】前記第二保持要素を、前記第一保持要素に
対して円周上の固定位置に保持するためのロック手段を
含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工具
の迅速着脱装置。 - 【請求項4】前記ロック手段は前記凹所の円周方向長さ
を有するロック装置を有し、該ロック装置は前記第一保
持要素内の間隔をあけて形成される孔から延びる複数の
ロッドにより、軸線方向にシフトするように前記第一保
持要素に取り付けられ、また前記第一保持要素と前記ロ
ック装置との間にバネを位置決めして第二保持要素の前
記凹所内のロック位置にロック装置を付勢しており、そ
れによってロック装置が動いて前記凹所から外れること
により、第二保持要素を工具を着脱可能な工具の位置と
整合する位置に前記第一保持要素に対して回転できるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の工具の迅速
着脱装置。 - 【請求項5】第二保持要素を前記第一保持要素に対する
円周方向の位置に保持するための係合手段を含み、該係
合手段は前記第一保持要素と共働する切欠き内にバネに
より付勢されるボールを有することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の工具の迅速着脱装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8804053 | 1988-03-22 | ||
FR8804053A FR2628999B1 (fr) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | Dispositif pour le montage et le demontage rapide d'outils ou de lames circulaires sur un porte-outil en forme d'arbre |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0271996A JPH0271996A (ja) | 1990-03-12 |
JPH0716913B2 true JPH0716913B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=9364704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1070292A Expired - Fee Related JPH0716913B2 (ja) | 1988-03-22 | 1989-03-22 | 工具の迅速脱着装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4932298A (ja) |
EP (1) | EP0334227B1 (ja) |
JP (1) | JPH0716913B2 (ja) |
AT (1) | ATE75989T1 (ja) |
CA (1) | CA1320041C (ja) |
DE (1) | DE68901480D1 (ja) |
ES (1) | ES2030929T3 (ja) |
FR (1) | FR2628999B1 (ja) |
Families Citing this family (9)
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---|---|---|---|---|
US5074180A (en) * | 1989-08-18 | 1991-12-24 | Ringspann Gmbh | Clamping system for clamping a cutter roller in axially shiftable position on a shaft |
US5144874A (en) * | 1991-05-20 | 1992-09-08 | Garrett Jimmy R | Rotary cutter knife |
IT1281203B1 (it) * | 1995-02-09 | 1998-02-17 | Sasib Spa | Dispositivo per l'esecuzione di tagli in direzione di avanzamento di pezzi di materiale sottile. |
US5890410A (en) * | 1997-03-19 | 1999-04-06 | Hinojosa; Domingo | Holding assembly for cutting blade |
US6165543A (en) * | 1998-06-17 | 2000-12-26 | Nec Corporation | Method of making organic EL device and organic EL transfer base plate |
CH694087A5 (fr) * | 2000-03-30 | 2004-07-15 | Bobst Sa | Dispositif pour rompre de points d'attache reliant deux bords d'une ligne de coupe. |
MX2007010425A (es) * | 2005-02-25 | 2008-02-12 | Niklas Pettersson | Montaje de rueda de corte y doblado y metodo de corte y doblado de material compresible. |
SE540174C2 (en) * | 2015-11-25 | 2018-04-24 | Berg Ind Ab | Arrangement for cutting paper board sheets, and machine comprising said arrangement |
CN112549158A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-03-26 | 龙南骏亚精密电路有限公司 | 一种用于电路板钻孔主轴的快速安装机构 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH414076A (de) * | 1964-05-20 | 1966-05-31 | Havelco S A | Scheibenschneidmaschine |
GB1319996A (en) * | 1970-08-12 | 1973-06-13 | Simon Ltd Henry | Slotting heads |
US4003300A (en) * | 1974-09-11 | 1977-01-18 | Molins Machine Company, Inc. | Apparatus having dual slotter shafts |
US3952637A (en) * | 1975-04-14 | 1976-04-27 | Koppers Company, Inc. | Apparatus for changing the rotary position of a slotter member and for changing the relative position between fixed and movable knives on the slotter member |
US3985066A (en) * | 1975-05-15 | 1976-10-12 | S&S Corrugated Paper Machinery Co., Inc. | Single point means for slotter adjustment |
US4502357A (en) * | 1983-07-07 | 1985-03-05 | Hussissian Vahan A | Slotting head |
JPS62159958A (ja) * | 1986-01-09 | 1987-07-15 | Tamura Electric Works Ltd | 留守番電話装置 |
-
1988
- 1988-03-22 FR FR8804053A patent/FR2628999B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-03-17 EP EP89104784A patent/EP0334227B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-17 DE DE8989104784T patent/DE68901480D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-17 AT AT89104784T patent/ATE75989T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-03-17 ES ES198989104784T patent/ES2030929T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-21 CA CA000594298A patent/CA1320041C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-22 US US07/326,999 patent/US4932298A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-22 JP JP1070292A patent/JPH0716913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE68901480D1 (de) | 1992-06-17 |
EP0334227A1 (fr) | 1989-09-27 |
JPH0271996A (ja) | 1990-03-12 |
FR2628999A1 (fr) | 1989-09-29 |
ATE75989T1 (de) | 1992-05-15 |
ES2030929T3 (es) | 1992-11-16 |
EP0334227B1 (fr) | 1992-05-13 |
US4932298A (en) | 1990-06-12 |
CA1320041C (en) | 1993-07-13 |
FR2628999B1 (fr) | 1990-12-07 |
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