JP2789010B2 - センサ取付構造 - Google Patents

センサ取付構造

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JP2789010B2
JP2789010B2 JP3215384A JP21538491A JP2789010B2 JP 2789010 B2 JP2789010 B2 JP 2789010B2 JP 3215384 A JP3215384 A JP 3215384A JP 21538491 A JP21538491 A JP 21538491A JP 2789010 B2 JP2789010 B2 JP 2789010B2
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pedal
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秀雄 島添
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械等において、
作業機の操作ペダルの回動角を検知するセンサの取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、作業機の位置を検出するセン
サの取付構造に関する技術は、図9・図10・図11に
示す如く、公知の技術とされている。例えば、作業機の
操作ペダル1の操作量を検出する構造として、枢支軸5
に枢支された操作ペダル1と、コントロールバルブ19
のスプール11との間に、三本のアーム12a・12b
・12cを突出した連結リンク12、ロッド13を介装
し、該リンクアーム12aと操作ペダル1の基部より突
出したアーム1aとの間をロッド13により枢結し、該
リンクアーム12bとスプール11との間をロッド14
により連結し、リンクアーム12cに角度センサ2のセ
ンサアーム2aを連結していたのである。従って、操作
ペダル1を踏み込むと、アーム1aが回動し、ロッド1
3が押し引きされ、連結リンク12が回動し、該回動角
を角度センサ2により検出することにより、操作ペダル
1の操作量を検出しているのである。また、踏み込んだ
操作ペダル2の中立への復帰は、図11に示すように、
コントロールバルブ19内のスプール戻しバネ15によ
り行っていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、連結リンク12とロッド13・14を介して、角度
センサ2とコントロールバルブ19のスプール11を連
結する構成であると、操作ペダル1の操作量を検出する
に、枢支連結部が多い為にその部分に設けるガタのた
めに、操作ペダル1の操作量を正確に検出することがで
きず、微妙な油圧のコントロールが出来なかったのであ
る。そこで、本発明は、前記コントロールバルブのスプ
ール11と、操作ペダルと角度センサの取付構造を簡単
にすることにより、ガタを少なくし、正確に角度を検知
し、制御できる構造にすることを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以上の
如くであり、該目的を達成するために次のような構造を
有している。作業機を操作する操作ペダル1をシーソー
形に構成して枢支軸5に枢支し、該枢支軸5にて枢支し
た部分である回動基部より、下方へアーム1aを突出
し、該操作ペダル1の下方に、操作ペダル1の回動角を
検知する角度センサ2を固定し、該角度センサ2より上
方へセンサアーム2aを突設し、前記アーム1aとセン
サアーム2aを連結して、操作ペダル1の回動角を角度
センサ2より検知すべく構成し、更に該アーム1aに
は、ロッド6の一端を連結し、該ロッド6の他端はダン
パー30のロッド7に接続し、操作ペダル1をダンパー
30の反力により、中立位置へ復帰するように構成した
ものである。
【0005】
【作用】次に、作用について説明する。操作ペダル1を
踏み込むと、該操作ペダル1のアーム1aが回動し、該
アーム1aにセンサアーム2aが連結された角度センサ
が、アーム1aの回動角を検出し、その信号がコントロ
ーラ10に入力されて、該コントローラ10より電磁比
例弁3を制御するのである。また、操作ペダル1は、該
操作ペダル1を踏み込んだ時の荷重がダンパーを圧縮
し、ペダルを離すとその反力により中立位置へ復帰する
ことができるのである。
【0006】
【実施例】次に、添付の図面に示した本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、本発明のセンサ取付構造を示
す正面断面図、図2は、同じく平面断面図、図3は、バ
ックホーの全体側面図、図4は、操作パネル9とコント
ローラ10の配置状態を示す正面図、図5は、同じく側
面図、図6は、作業機の回動角検出構造を示す正面断面
図、図7は、作業機のセンサ取付構造を示す正面断面
図、図8は、キースイッチ16からコントローラへの電
源供給部の電気回路図である。
【0007】図3に示すバックホーの全体構成から説明
する。機体後部上にはエンジンEを搭載し、該エンジン
Eにより、油圧ポンプが駆動されて、該油圧ポンプから
制御バルブVを介して吐出する圧油により、バケットシ
リンダ21、ブームシリンダ22、アームシリンダ2
3、オフセットシリンダ等のアクチュエータが駆動さ
れ、該アクチュエータにより掘削作業が行われるのであ
る。また、クローラ式油圧装置57、旋回台軸受58、
排土シリンダ59も、前記油圧ポンプにより駆動される
のである。図1に示す操作ペダル1は、運転座席24の
ステップ39上に設け、例えば、ブームシリンダ22に
より上下に回動されるブーム20を、左右にも回動させ
る(オフセットさせる)為に設けられた油圧シリンダ4
を操作するものとしている。
【0008】図1・図2において、操作ペダル1は、シ
ーソー形に構成して該中央が枢支軸5にて枢支され、該
回動基部下端にアーム1aを突出しており、該アーム1
aの下端部には、角度センサ2のセンサアーム2aが連
結され、該角度センサ2はロータリーエンコーダーやポ
テンショメータ等が用いられており、コントローラ10
に接続されている。該コントローラ10からの出力によ
り電磁比例弁3が制御され、該電磁比例弁3からの圧油
がシリンダ4に送油されるのである。よって、操作ペダ
ル1を踏み込むと、アーム1aが回動し、その回動角を
角度センサ2が検出し、該操作ペダル1の操作量をコン
トローラ10に入力して演算し、電磁比例弁3に出力し
て制御し、該電磁比例弁3からの圧油により油圧シリン
ダ4を伸縮させ、ブーム20を左右に回動させるのであ
る。また、前記アーム1aには、ロッド6の一端が連結
され、該ロッド6の他端はダンパー30のロッド7に接
続されている。該ダンパー30は、ロッド7とバネ8と
ブラケット17と座ガネ18により構成し、操作ペダル
1をバネ8の反力により、中立位置へ復帰するように構
成しているのである。
【0009】前記コントローラ10は、図4・図5に示
す如く、運転座席24の下方のボンネット内に立設し
た、取付プレートに防振ゴム25を介装して取り付けら
れており、該コントローラ10の上部のインパネ部48
には、操作パネル9がブレードレバー26と施回レバー
27と共に配設されている。運転座席24の前方には、
作業機レバー29a・29bと走行レバー28a・28
bが配設されている。コントローラ10の電源は、図8
に示す如く、バッテリー50からの電源をキースイッチ
51の端子51aを介して供給されており、該端子51
aからはヒューズボックス52を介してその他の電装品
等への供給と、第一リレー53と第二リレー54の接点
を介してコントローラ10へ供給するように並列接続し
ている。該第一リレー53は、キースイッチ51の端子
51bとバッテリー50とを接続した予熱時に作動すべ
く構成し、予熱時にはグロー57に電力が供給されて接
点53aを閉じ、コントローラ10への電力供給は第一
リレー53の接点53bが開いて絶たれるように構成し
ているのである。第二リレー54はランプチャッカー5
6からの出力がOFFの状態になると、第二リレー54
の接点54aが導通し、該第二リレー54に接続された
コントローラ10へ電源が供給されるのである。58は
チャージランプである。
【0010】次に、図6において、該ブーム20を上下
に回動させるブームシリンダ22の回動角を検出する構
造について説明すると、ブーム20とブームシリンダ2
2の回動角は、ほぼ比例しており近似的にその回動角を
検知できるのである。該ブームシリンダ22を支持する
為に、フレーム31が本機より立設され、該フレーム3
1にはボス32とプレート33を突設し、該ボス32と
プレート33にはブシュ34を介してピン36を枢支
し、該ピン36にはブームシリンダ22の基部が枢支さ
れている。このように構成することにより、従来はピン
にスプラインを形成してシリンダ22の基部を該ピンに
挟んでスプライン嵌合してボルトにより固定していたの
でコストが高く、ピンが抜けることもあったが、本実施
例では枢支するだけなのでコスト低減化を図り確実に支
持できる構成としているのである。前記プレート33外
側にはピン36に回り止め板35をボルト37・37に
より固定し、該回り止め板35の他側をブームシリンダ
22に設けられたネジ座22aを介してボルト38によ
り固定し、該ブームシリンダ22の回動と共にピン36
も回動するように構成し、該ピン36端面にはセンサレ
バー42を突設してセンサアーム40aと連結され、ピ
ン36の回動角を角度センサ40により検知し、ブーム
シリンダ22の回動角を検出するように構成しているの
である。このようにブームシリンダ22の回動角を検出
することにより、ブーム20の上下の回動角を近似的に
検出することができるのである。
【0011】前記角度センサ40の取付構造は、図7に
示す如く、前記プレート33には、センサカバー41を
取り付け、ピン36には、センサレバー42を取り付け
ている。該センサレバー42には、角度センサ40のセ
ンサアーム40aを連結し、該角度センサ40は前記セ
ンサカバー41に固定し、該センサカバー41にはフレ
キ管43を螺合し、コントローラ10からのハーネス4
5を該フレキ管43に挿入して、角度センサ40のハー
ネス44と該ハーネス45をコネクタ46にて接続し、
センサカバー蓋47を被装しているのである。そして、
プレート33とセンサカバー41の取付部はインロー形
状とし、該プレート33のピン36とセンサカバー41
の取付部、センサカバー41のフレキ管43とセンサカ
バー蓋47の取付部の、それぞれにOリング60・61
・62・63を介装しシールし、水等の侵入を防止して
いるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上のような構造及び実施例
を有しているので、以下のような効果を奏するものであ
る。第1に、操作ペダル1の一部であるアーム1aに、
直接的にダンパー30のロッド6を連結しているので、
ダンパー30の中立戻し操作を、直接的に操作ペダル1
に伝達することができ、中間の連結部が少ないので、ガ
タの発生を減少させることができ、操作ペダルの中立位
置への復帰が正確となり、信頼性を向上させることがで
きるのである。第2に、操作ペダル1の下方に角度セン
サ2を設け、操作ペダル1から下方へ突出したアーム1
aと、角度センサ2から上方へ突出したセンサアーム2
aを直接的に連結しているので、連結ロッドや連結アー
ムを介装していないので、操作ペダル1の回動角を正確
に角度センサ2に伝達することが出来るのである。第3
に、従来の技術の如く、操作ペダル1と角度センサ2と
を、一体的にした場合には、操作ペダル1の強力な踏足
力がそのまま、角度センサ2に伝達されてしまい、角度
センサ2の損傷が速くなるが、本発明においては、アー
ム1aとセンサアーム2aの間で連結しているので、操
作ペダル1の強力な踏足力が、そのまま角度センサ2に
掛かることが無くなったのである。 第4に、操作ペダル
1と角度センサ2とを、一体的にした場合には、該操作
ダルの回動基部の位置に、角度センサが配置されるこ
ととなり、該操作ペダルの回動基部は、ステップの上面
に配置されることとなり、雨水や泥水が該角度センサに
掛かる恐れがある。 しかし、本発明の場合には、角度セ
ンサ2より上方へセンサアーム2aを突設し、前記アー
ム1aとセンサアーム2aを連結して、操作ペダル1の
回動角を角度センサ2より検知すべく構成したので、角
度センサ2はステップ39よりも下方の位置に格納する
ことが出来、従来技術の不具合を解消することが出来た
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサ取付構造を示す正面断面図であ
る。
【図2】同じく平面断面図である。
【図3】バックホーの全体側面図である。
【図4】操作パネル9とコントローラ10の配置状態を
示す正面図である。
【図5】同じく側面図である。
【図6】作業機の回動角検出構造を示す正面断面図であ
る。
【図7】作業機のセンサ取付構造を示す正面断面図であ
る。
【図8】キースイッチからコントローラへの電源供給部
の電気回路図である。
【図9】従来の操作ペダルのセンサ取付構造を示す平面
図である。
【図10】同じく正面図である。
【図11】コントロールバルブVの内部構成図である。
【符号の説明】
1 操作ペダル 1a アーム 2 角度センサ 2a センサアーム 3 電磁比例弁 4 油圧シリンダ 8 バネ 10 コントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機を操作する操作ペダル1をシーソ
    ー形に構成して枢支軸5に枢支し、該枢支軸5にて枢支
    した部分である回動基部より、下方へアーム1aを突出
    し、該操作ペダル1の下方に、操作ペダル1の回動角を
    検知する角度センサ2を固定し、該角度センサ2より上
    方へセンサアーム2aを突設し、前記アーム1aとセン
    サアーム2aを連結して、操作ペダル1の回動角を角度
    センサ2より検知すべく構成し、更に該アーム1aに
    は、ロッド6の一端を連結し、該ロッド6の他端はダン
    パー30のロッド7に接続し、操作ペダル1をダンパー
    30の反力により、中立位置へ復帰するように構成した
    ことを特徴とするセンサ取付構造。
JP3215384A 1991-08-27 1991-08-27 センサ取付構造 Expired - Lifetime JP2789010B2 (ja)

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