JP3275374B2 - フォークリフトの比例弁操作機構装置 - Google Patents

フォークリフトの比例弁操作機構装置

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JP3275374B2
JP3275374B2 JP21050792A JP21050792A JP3275374B2 JP 3275374 B2 JP3275374 B2 JP 3275374B2 JP 21050792 A JP21050792 A JP 21050792A JP 21050792 A JP21050792 A JP 21050792A JP 3275374 B2 JP3275374 B2 JP 3275374B2
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忠則 伊東
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神鋼電機株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフト等の操作
子として好適な比例弁操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はフォークリフト1の構成を示す側
面図である。この図において、5は弁操作部であり、前
後左右に操作可能なレバー5a,5aを有する。各レバ
ー5aは、フォーク2の昇降、マスト3の前傾/後傾、
およびその他のアタッチメントの作動を行う機構を制御
する各手動切り換え弁に接続されている。オペレータ
は、運転席において、これらのレバーを操作することに
より、フォーク2およびマスト3等を操作し荷役作業を
行うことができる。図6(a)は弁操作部5の平面図、
図6(b)は弁操作部5の側面図である。この弁操作部
5は2本のレバー5a,5aおよび各レバーに各々関連
する部分からなる。なお、これら各レバー5a,5aに
関連する部分は同じ構成であるので、以下では一方のレ
バー5aに関連する部分のみについて説明する。レバー
5aは回動軸5gによりフォークリフト本体に回動自在
に取り付けられている。5bはマイクロスイッチであ
り、レバー5aが矢印イ方向に回動した場合にレバー5
aの端部が当接することによってon状態となる。この
マイクロスイッチ5bがon状態となると、油圧発生用
ポンプの駆動源となるモータが起動される。また、レバ
ー5aと、図示せぬ手動切換弁のスプールとがロッド5
dを介して直結されている。ここで、レバー5aを矢印
イ方向に操作するとロッド5dが矢印ロ方向に移動し、
このロッド5dの移動によりスプールが駆動される。こ
の結果、レバー5の操作量に応じて油圧出力が制御さ
れ、荷役作業が行われる。さて、近年、フォークリフト
の制御弁として、上述の手動切換弁に代わって電磁石
(ソレノイド)の吸引力を利用した比例弁が使用される
ようになった。そして、この種の比例弁の操作子とし
て、従来、ジョイスティックが使用されていた。オペレ
ータは、ジョイティックを操作することにより、比例弁
への電気信号をon/offし、油の流れ方向や油圧出
力を自在に制御することができる。従って、フォークリ
フトの操作を容易に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、手動切換弁
を制御するためのレバー操作と、比例弁を制御するため
のジョイスティック操作は、前者が腕力を必要とするの
に対し後者は腕力が不要である等、操作の態様が極端に
異なっている。このため、レバー操作によって手動切換
弁を制御することに慣れたオペレータにとって、ジョイ
スティック操作による比例弁制御は困難なものであると
いう問題があった。本発明は、このような背景の下にな
されたもので、手動切換弁のレバーと同じ態様(操作
感)で操作することができるフォークリフトの比例弁操
作機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるフォークリ
フトの比例弁操作機構装置は、電磁石の吸引力を利用し
た比例弁の操作機構装置において、図1に示すように、
オペレータが操作を行うレバー5aと、レバー5aを回
動自在に支持する支持部5eと、レバー5aに接続さ
れ、レバー5aの回動に伴って直線運動するロッド5d
と、ロッド5dが中立位置から移動すると、該ロッドを
介してレバー5aに伝達される反発力であってオペレー
タに手応えを与えるための力を発生するスプリング5f
と、レバー5aの回動方向を検出するマイクロスイッチ
5bと、ロッド5dの直線運動を一方向の回転運動に変
換する変換機構と、前記変換機構により得られた回転運
動の回転量から、直線運動するロッド5dの移動量を検
出するセンサ5cとを具備している。そして、比例弁の
各ポートのうち、マイクロスイッチ5bに応じたポート
の開口面積をセンサ5cから得られる検出信号により制
御することを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は、ロッド5dが移動すると、スプリン
グ5fにより反発力が発生され、この反発力がロッド5
dを介してレバー5aに伝達される構成としたので、オ
ペレータは手応えを感じつつレバー5aの回動操作を行
うことができる。また、マイクロスイッチ5b及びセン
サ5cから得られる検出信号により比例弁を制御する構
成としたので、従来のジョイステック操作による比例弁
操作を、オペレータが習熟しているレバー操作による比
例弁操作に、置き換えることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の一実施例による比例弁
操作機構の構成図である。この図において、図6の各部
に対応するものには同じ符号を付け、その説明を省略す
る。図6に示す弁操作部5はマイクロスイッチ5bのみ
を有していたが、この比例弁操作部50は、操作レバー
5の回動を検出するために2個のマイクロスイッチ5b
1および5b2を有している。レバー5aが中立状態の場
合はいずれのマイクロスイッチもoff状態となる。レ
バー5aが中立状態から矢印イ方向に回動されると、レ
バー5aの端部が当接することによってマイクロスイッ
チ5b1がon状態となる。この結果、油圧発生用ポン
プの駆動源となるモータを起動する起動信号および比例
弁の各ポートのうちマイクロスイッチ5b1に対応した
ポートの開口を開始させる制御信号が出力される。この
ときの開口面積は、後述するように、ロッド5dの移動
量に応じて決定される。一方、レバー5aが矢印イ方向
とは逆方向に回動されると、マイクロスイッチ5b2
on状態となり、起動信号と、マイクロスイッチ5b2
に対応したポートの開口を開始させる制御信号とが出力
される。このときの開口面積も、同様にロッド5dの移
動量に応じて決定される。ロッド5dは、一端がレバー
5aに接続され、他端はスプリング5fにより操作部5
0本体に固定されている。レバー5aが中立状態から回
動すると、これに連動しロッド5dが矢印ロ方向もしく
はその逆方向に移動する。その際、この移動に抗する力
がスプリング5fにより発生される。このため、ロッド
5dは常に中立状態へ戻るように付勢される。また、こ
の比例弁操作部50は、ロッド5dの移動量を検知する
機構を有している。以下、その詳細について説明する。
まず、ロッド5dは、図2に示すように、両側部にピン
5d1および5d2が段違いに取り付けられている。これ
らのピンは、図4に示すように偏心した位置にロッド5
dとの結合を果す雄ネジを有している。このような構成
によれば、ロッド5dに取り付ける際のねじこみ量を加
減することにより、各ピンのロッド長手方向の実効的な
取り付け位置を調整することができる。図1におけるセ
ンサ5cは、ピン5d1および5d2の挙動に基づいてロ
ッド5dの移動量を検知するものであり、図3にその斜
視図を示す。図3に示すように、センサ5cは、ロッド
5dが中立位置から移動すると、このロッド5dの移動
に伴って矢印ハ方向に回動する回動部5eを有する。こ
の回動部5eは、その両端に爪5e1および5e2を有し
ている。ロッド5dが中立位置から矢印ロ方向に移動す
ると、ピン5d1が爪5e1に押し当てられることによっ
て回動部5eが矢印ハ方向に回動する。この後、ロッド
5dが中立位置に戻ると、回動部5eも回動前の中立位
置に戻る。また、ロッド5dが中立位置から矢印ニ方向
に移動すると、ピン5d 2 が爪5e 2 に押し当てられる。
この場合も回動部5eは矢印ハ方向に回動し、ロッド5
dが中立位置に戻ると、回動部5eも回動前の中立位置
に戻る。
【0007】このような構成によれば、オペレータがレ
バー5aを矢印イ方向に操作すると、マイクロスイッチ
5b1がon状態となり、比例弁におけるこのスイッチ
に対応したポート開口が開始されると共に油圧発生用
ポンプ駆動用のモータが起動される。そして、レバー5
aの回動に伴ってロッド5dが矢印ロ方向に移動する。
ここで、ロッド5dが移動すると、スプリング5fによ
り反発力が発生され、この反発力がロッド5dを介して
レバー5aに伝達される。このため、オペレータは手応
えを感じつつレバー5aの回動操作を行うことができ
る。この間、ロッド5dの移動に伴い、ピン5d1によ
って回動部5eが回転される。この結果、回転部5eの
回転量、すなわち、レバー5aの操作量に対応した値を
有する制御信号がセンサ5cから出力される。そして、
この制御信号によりマイクロスイッチ5b1に対応した
ポートの開口面積が制御される。その後、オペレータが
レバー5aから手を離すと、レバー5aはスプリング5
fによって中立状態に戻される。オペレータがレバー5
aを矢印イ方向とは逆方向に操作した場合も上述と同様
な動作が行われる。
【0008】なお、本実施例においては1本のレバーに
対してセンサを1つ設けて2つのポートの制御に使用す
ることとしたが、ポート単位にセンサを都合2つ設けて
1本のレバー操作によって制御するようにしても良く、
ポートとセンサの対応づけには特に制限を受けない。
【0009】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
ロッド5dが移動すると、スプリング5fにより反発力
が発生され、この反発力がロッド5dを介してレバー5
aに伝達される構成としたので、オペレータは手応えを
感じつつレバー5aの回動操作を行うことができる。ま
た、マイクロスイッチ5b及びセンサ5cから得られる
検出信号により比例弁を制御する構成としたので、従来
のジョイステック操作による比例弁操作を、オペレー
タが習熟しているレバー操作による比例弁操作に、置き
換えることができる。その為、手動切換弁のレバーと同
態様(操作感)で比例弁を制御することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における比例弁操作部の平面
図および側面図である。
【図2】同実施例におけるロッドの斜視図である。
【図3】同実施例におけるセンサの斜視図である。
【図4】同実施例におけるピンの側面図および正面図で
ある。
【図5】一般的なフォークリフトの斜視図である
【図6】従来の弁操作部の平面図および側面図である。
【符号の説明】
50……比例弁操作部 5a……レバー 5b1,5b2……マイクロスイッチ 5c……センサ 5d……ロッド 5f……スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−75107(JP,A) 特開 平3−230209(JP,A) 実開 昭64−18978(JP,U) 実開 昭64−21423(JP,U) 実開 平2−63114(JP,U) 実開 平2−104417(JP,U) 実開 平3−35405(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05G 1/04 F16K 31/06 325 F16K 31/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーク及びマストをオペレータにより
    操作して荷役作業を行なうフォークリフトの比例弁操作
    機構装置であって、電磁石の吸引力を利用した比例弁の
    操作機構装置において、 前記オペレータが操作を行うレバー(5a)と、該レバ
    ーを回動自在に支持する支持部と、該レバーに接続さ
    れ、該レバーの回動に伴って直線運動するロッド(5
    d)と、前記ロッドが中立位置から移動すると、該ロッ
    ドを介して前記レバーに伝達される反発力であってオペ
    レータに手応えを与えるための力を発生するスプリング
    (5f)と、前記レバーの回動方向を検出するマイクロ
    スイッチ(5b)と、前記ロッドの直線運動を一方向の
    回転運動に変換する変換機構と、前記変換機構により得
    られた回転運動の回転量から、前記直線運動するロッド
    の移動量を検出するセンサ(5c)とを具備し、比例弁の各ポートのうち、 前記マイクロスイッチに応じ
    たポートの開口面積を前記センサから得られる検出信号
    により制御することを特徴とするフォークリフトの比例
    弁操作機構装置。
  2. 【請求項2】 前記ロッドは両部に段違いに取付けら
    れた第1のピン(5d1)と第2のピン(5d2)とを
    有し、 前記センサは両端部に第1の爪(5e1)と第2の爪
    (5e2)とを有する回動部(5e)を備え、 前記第1のピンが前記第1の爪に押し当てられると共
    に、前記第2のピンが前記第2の爪に押し当てられて、
    前記ロッドの移動量に応じた前記回動部の回転量に対応
    した値を有する制御信号が前記センサから出力されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のフォークリフトの比例
    弁操作機構装置。
JP21050792A 1992-08-06 1992-08-06 フォークリフトの比例弁操作機構装置 Expired - Lifetime JP3275374B2 (ja)

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