JPH021574Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021574Y2
JPH021574Y2 JP1984113495U JP11349584U JPH021574Y2 JP H021574 Y2 JPH021574 Y2 JP H021574Y2 JP 1984113495 U JP1984113495 U JP 1984113495U JP 11349584 U JP11349584 U JP 11349584U JP H021574 Y2 JPH021574 Y2 JP H021574Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
shift lever
gear shift
shift
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984113495U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6129157U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11349584U priority Critical patent/JPS6129157U/ja
Publication of JPS6129157U publication Critical patent/JPS6129157U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH021574Y2 publication Critical patent/JPH021574Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は変速機のパワーアシスト式変速操作装
置に関する。
[従来技術] 変速操作力が一定値以上のとき、パワーアシス
トにより変速操作力を軽減するようにしたパワー
アシスト式変速操作装置として、実公昭55−
52119号公報に開示されたものが知られている。
これは、駆動部である入力ロツドと従動部である
出力ロツドの相対変位を、スイツチにより感知
し、これを流体制御に変換し、シリンダによつて
変速操作力を軽減するようにしたものである。と
ころで、この装置は入力ロツドと出力ロツドの相
対変位を、スイツチにより感知しようとするた
め、構造が複雑になつている。
また例えば特開昭58−49528号公報に開示され
ている変速機のパワースシフト装置ではシフトレ
バーが一定の量だけ相対回転すると制御弁が作動
し、液体アクチユエータによる軽快なシフト操作
が得られるようになつている。しかしながら、か
かる公知技術では変速操作力を規定するリターン
スプリングが設けられているのでシフト操作に際
し、各方向について独立したセツト荷重を与える
ことができる。
[解決しようとする課題] したがつて本考案の目的は、シフト操作の各方
向について独立したセツト荷重を与えることがで
き、摺動抵抗の発生がなく、かつ負荷が大きいと
きのみ倍力作動させるパワーアシスト式変速操作
装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、ギヤシフトレバーの基部とそ
の基部に回動自在に取付けられたノブ部との間に
介装された変速操作力規定用の一対のリターンス
プリングおよび一対のエア切換スイツチと、変速
機の変速用レバーを駆動する複動型エアシリンダ
と、そのエアシリンダとエアリザーバを連結する
エア回路と、そのエア回路に介装され変速操作力
が前記変速操作力規定の一定値以上のとき前記エ
ア切換スイツチにより切換えられたエアリザーバ
のエアを選択的にエアシリンダに導くエア切換バ
ルブを備えている。
また、上記変速レバーはシフトレバーおよびセ
レクトレバーに適用できる。
[作用効果の説明] したがつて、ノブ部をいずれの方向に作動して
も一対のリターンスプリングの撓み特性により直
線的な入出力関係が得られ、従来技術と同様であ
るが、このリターンスプリングの撓みが変速操作
力を規定する一定値に達するエア切換スイツチ4
を切換える。すると、エアリザーバのエアがエア
切換バルブを介して回路からエアシリンダに導か
れパワーアシストが開始される。それ以降はパワ
ーアシスト分だけ少ない入力で操作できる。した
がつて、パワーアシスト作用はシフト操作力が変
速操作力規定の一定値以上のときのみ行われる。
そして本考案によれば、一対のリターンスプリ
ングおよび一対のエア切換スイツチを設けたの
で、各方向に独立したセツト荷重を与えることが
でき、変速操作に際して単にリターンスプリング
を撓ませ、またエア切換スイツチを押圧するだけ
であるから、何ら摺動抵抗がない。またその構成
も簡単であり、既存の装置の改良も容易である。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図において、変速機1の変速レバーすなわ
ちシフトレバー2は、エアシリンダ3のピストン
ロツド4に連結され、エアシリンダ3の伸縮作動
により矢印a,b方向にシフト操作されるように
なつている。そのエアシリンダ3は複動型であつ
てピストン5によつて画成された圧力室6,7
は、それぞれエア回路8,9によりエアリザーバ
10に接続されている。
一方、ギヤシフトレバー11の基部12は、車
体の一部にシフト方向およびセレクト方向に回動
自在に枢支されており、その下端部とピストンロ
ツド4とは、リンク17で連結されている。しか
しながら、本考案の実施に際してリンク17に変
えてプツシユプルワイヤを用いてもよい。その基
部12の上部は2肢に分岐しており、その分岐部
には、ノブ部13が矢印A,Bで示すようなシフ
ト方向に回動自在に枢支されている。そのノブ部
13と基部12の分岐した部分との間には、それ
ぞれ一対のリターンスプリング14,14とエア
切換スイツチ15,15が介装されており、ノブ
部13が基部12に対し相対的に回動しリターン
スプリング14を撓ませ、その撓みすなわちシフ
ト操作力が一定値以上になつたとき、エア切換ス
イツチ15が作動するようになつている。そのエ
ア切換スイツチ15,15は、基部12の対向す
る側に取付けられたエア切換バルブ16,16に
連結されており、作動時にエア切換バルブ16,
16を切換えるようになつている。これらエア切
換バルブ16,16のうち、矢印A側のものはエ
ア回路8に介装され、矢印B側のものはエア回路
9に介装され、それぞれエアシリンダ3の圧力室
7,6を、エアリザーバ10あるいは大気側に切
換えるようになつており、例えばノブ部13を矢
印A方向に操作したとき、矢印A方向のエア切換
スイツチ15が作動し、それによりエア切換バル
ブ16が切換られ、エアリザーバ10のエアを選
択的に圧力室7に導き、ピストンロツド4を図示
で左行させ、シフトレバー2を矢印a方向に回動
するようになつている。
次に第2図を参照し、作動について説明する。
第2図は入力すなわちノブ部13に加えるシフ
ト操作力と出力すなわちシフトレバー2に作用す
る回動力との関係特性を示し、パワーアシストの
ない操作機構においては、入力と出力の関係は、
特性Aのように傾きがレバー比の直線Aのように
なり、所要シフト力Fを得るためには、ノブにか
ける必要入力は、範囲Sと大きい。
これに対し、本装置によれば、ノブ部13に、
例えば矢印A方向にシフト操作力を加えると、リ
ターンスプリング14が圧縮され撓む間Cは、入
出力特性は、直線OA1となり特性Aと同じであ
る。このリターンスプリング14の撓みが一定値
に達すると、エア切換スイツチ15が作動し、こ
れによりエア切換バルブ16が切換えられ、エア
リザーバ10のエアが、エア回路8を介してエア
シリンダ3の圧力室7に導かれ、パワーアシスト
が開始され、出力はB1までパワーアシスト分A1
B1だけ増加する。それ以降は、特性Aよりパワ
ーアシスト分A1,B1だけ大きい特性Bへと以降
する。この特性Bによれば、所要シフト力Fを得
るためのノブ部13にかける必要入力は、特性A
の時の必要入力Sにくらべて、大幅に小さいRで
足りるのである。そして、シフトが完了時、ある
いはシフト途中で入力を小さくすると、ノブ部1
3はリターンスプリング14に付勢されて原位置
に戻り、エア切換スイツチ15は非作動の状態に
戻り、それによりエア切換バルブ16は切換えら
れ、圧力室7を大気側に連通する。これにより圧
力室7のエアは排気され、パワーシフトは停止さ
れるのである。このようにシフト操作力が一定値
以上のときのみ、パワーアシスト作用が行われる
のである。
第3図は本考案の別の実施例を示し、トランス
ミツシヨン1のセレクトレバー18にエアシリン
ダ3を連結し、そのエアシリンダ3をギヤシフト
レバー11の基部12に対しセレクト方向CDに
回動自在に枢支したノブ部13に加えるセレクト
操作力により制御するようにした例である。
更に、第1図と第3図の実施例を組合せ、シフ
トレバー2とセレクトレバー18を、それぞれ別
のエアシリンダ3,3に連結し、そのエアシリン
ダをギヤシフトレバー11の基部12に対し、シ
フト方向ABとセレクト方向CDの2方向に回動
自在に枢支したノブ部13に加えるシフトおよび
セレクト操作力で制御し得ることは当然であつ
て、ここには詳述しない。
[まとめ] 以上説明したように本考案によれば、ギヤシフ
トレバーにエア切換スイツチを設けるようにした
ので、構造を大幅に簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す全体構成図、
第2図は第1図の入出力特性図、第3図は本考案
の別の実施例を示す全体構成図である。 2……シフトレバー、3……エアシリンダ、
8,9……エア回路、10……エアリザーバ、1
1……ギヤシフトレバー、12……基部、13…
…ノブ部、14……リターンスプリング、15…
…エア切換スイツチ、16……エア切換バルブ、
18……セレクトレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ギヤシフトレバーの基部とその基部に回動自
    在に取付けられたノブ部との間に介装された変
    速操作力規定用の一対のリターンスプリングお
    よび一対のエア切換スイツチと、変速機の変速
    用レバーを駆動する複動型エアシリンダと、そ
    のエアシリンダとエアリザーバを連結するエア
    回路と、そのエア回路に介装され変速操作力が
    前記変速操作力規定の一定値以上のとき前記エ
    ア切換スイツチにより切換えられたエアリザー
    バのエアを選択的にエアシリンダに導くエア切
    換バルブを備えたことを特徴とするパワーアシ
    スト式変速操作装置。 (2) 変速用レバーは、シフトレバーおよびセレク
    トレバーであることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のパワーアシスト式変速
    操作装置。
JP11349584U 1984-07-27 1984-07-27 パワ−アシスト式変速操作装置 Granted JPS6129157U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11349584U JPS6129157U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 パワ−アシスト式変速操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11349584U JPS6129157U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 パワ−アシスト式変速操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6129157U JPS6129157U (ja) 1986-02-21
JPH021574Y2 true JPH021574Y2 (ja) 1990-01-16

Family

ID=30672524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11349584U Granted JPS6129157U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 パワ−アシスト式変速操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6129157U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2695221B2 (ja) * 1989-01-09 1997-12-24 松下電子工業株式会社 マグネトロン装置
JPH085414Y2 (ja) * 1989-05-22 1996-02-14 三菱農機株式会社 作業用走行車における遠隔式変速装置
JP3595727B2 (ja) * 1999-05-18 2004-12-02 株式会社ボッシュオートモーティブシステム 変速機シフト操作装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849528A (ja) * 1981-09-21 1983-03-23 Isuzu Motors Ltd 変速機のパワ−シフト装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849528A (ja) * 1981-09-21 1983-03-23 Isuzu Motors Ltd 変速機のパワ−シフト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6129157U (ja) 1986-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH021574Y2 (ja)
US4289063A (en) Hydraulic driving device
JPH0532619B2 (ja)
EP0937913A3 (en) Speed control device of toroidal type continuously variable transmission
JP2595350Y2 (ja) 変速機操作用ブースタ装置
US4628757A (en) Tractor wheel drive control
JPH02217663A (ja) トランスミッションのシフト駆動装置
JP2579989Y2 (ja) 油圧バルブ操作装置
JP4165837B2 (ja) 同期式変速機操作用ブースタ装置
JPH036550Y2 (ja)
JPS6336410Y2 (ja)
JPS647385Y2 (ja)
JPS6217304Y2 (ja)
JPH0747641Y2 (ja) 車両用パワーシフト装置
JPH0649496Y2 (ja) 走行作業車の操向装置
JPH0268272U (ja)
JP3741383B2 (ja) 変速機操作用ブースタ装置
JPH064127Y2 (ja) 変速段指示装置
JPH0122977Y2 (ja)
KR100405742B1 (ko) 차량용 자동변속기의 유압 제어시스템
JPH06331024A (ja) パワーシフタ
JP2517260Y2 (ja) ブレーキ操作構造
KR19980035890U (ko) 자동 변속기용 변속레버
JP3275374B2 (ja) フォークリフトの比例弁操作機構装置
JPH0741873Y2 (ja) エンジンのオートデセル機構