JP2787993B2 - エア・バッグ点火回路 - Google Patents
エア・バッグ点火回路Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/017—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves
- B60R21/0173—Diagnostic or recording means therefor
- B60R21/0176—Diagnostic or recording means therefor for firing circuits using only mechanical switches as collision detecting means, in series with pyrotechnic fuses
-
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
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- Air Bags (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の加速度応答スイ
ッチを冗長を目的として互いに並列に接続した少なくと
も2つの加速度センサを含む点火路を備えた、エア・バ
ッグのような乗員安全保護装置用の制御回路に関する。
ッチを冗長を目的として互いに並列に接続した少なくと
も2つの加速度センサを含む点火路を備えた、エア・バ
ッグのような乗員安全保護装置用の制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のエア・バッグ乗員安全保護装置
は、爆発スクィブ(squib)と、常時開放の加速度応答ス
イッチを有する少なくとも2つの加速度センサとを直列
に含む点火路に電源が電圧を印加する制御回路を採用し
ている。各センサのスイッチは、スクィブの内部抵抗よ
りかなり大きな公称抵抗値を有する抵抗により側路され
ている。従って、センサのスイッチがその常時開放位置
にある間に、点火路に小電流が常時流れている。衝突即
ち車両の顕著な減速に応答してセンサのスイッチが閉成
すると、スクィブを介して流れる電流をかなり増大さ
せ、これによりスクィブを「点火」させてエア・バッグ
の作動をトリガさせる。例えば、この技術は1987年
9月22日付でカミジ(Kamiji)ほかに与えられた米国特
許第4,695,075号に記載されている。
は、爆発スクィブ(squib)と、常時開放の加速度応答ス
イッチを有する少なくとも2つの加速度センサとを直列
に含む点火路に電源が電圧を印加する制御回路を採用し
ている。各センサのスイッチは、スクィブの内部抵抗よ
りかなり大きな公称抵抗値を有する抵抗により側路され
ている。従って、センサのスイッチがその常時開放位置
にある間に、点火路に小電流が常時流れている。衝突即
ち車両の顕著な減速に応答してセンサのスイッチが閉成
すると、スクィブを介して流れる電流をかなり増大さ
せ、これによりスクィブを「点火」させてエア・バッグ
の作動をトリガさせる。例えば、この技術は1987年
9月22日付でカミジ(Kamiji)ほかに与えられた米国特
許第4,695,075号に記載されている。
【0003】1989年7月25日発行された米国特許
第4,851,705号明細書において、ムセー(Mu
sser)他は、並列な2つの衝突センサと並列な2つ
の安全センサとを備え、それらセンサを、1以上の衝突
セン サ及び1以上の安全センサが同時閉成したときに
エア・バッグの展開をトリガさせるように、爆発スクィ
ブに接続したエア・バッグ点火回路を示している。従っ
て、このエア・バッグ点火回路は、一方の衝突センサ及
び/又は一方の安全センサが「開放」位置にあるような
故障があっても、あるいは、そのような一つの冗長セン
サが衝突状態の結果として回路から切断された場合に
も、冗長点火路が引き続きエア・バッグ点火回路を動作
可能にしている。更に、このような冗長な衝突センサ及
び安全センサを使用することにより、このようなセンサ
を車両の周りの異なる位置に配置することを可能にし、
これによって検知する種々の車両の加速条件を増加さ
せ、乗員には依然として大きなレベルの保護が与えられ
る。ムセー他は、更に完全な点火回路の診断能力を得る
ために一対のダイオード・ブリッジを使用することによ
り、衝突センサ及び安全センサを含む与えられた回路部
品の動作不良が容易に検出されることを示している。
第4,851,705号明細書において、ムセー(Mu
sser)他は、並列な2つの衝突センサと並列な2つ
の安全センサとを備え、それらセンサを、1以上の衝突
セン サ及び1以上の安全センサが同時閉成したときに
エア・バッグの展開をトリガさせるように、爆発スクィ
ブに接続したエア・バッグ点火回路を示している。従っ
て、このエア・バッグ点火回路は、一方の衝突センサ及
び/又は一方の安全センサが「開放」位置にあるような
故障があっても、あるいは、そのような一つの冗長セン
サが衝突状態の結果として回路から切断された場合に
も、冗長点火路が引き続きエア・バッグ点火回路を動作
可能にしている。更に、このような冗長な衝突センサ及
び安全センサを使用することにより、このようなセンサ
を車両の周りの異なる位置に配置することを可能にし、
これによって検知する種々の車両の加速条件を増加さ
せ、乗員には依然として大きなレベルの保護が与えられ
る。ムセー他は、更に完全な点火回路の診断能力を得る
ために一対のダイオード・ブリッジを使用することによ
り、衝突センサ及び安全センサを含む与えられた回路部
品の動作不良が容易に検出されることを示している。
【0004】残念ながら、閉成位置にある、又は「閉成
する傾向」を有する冗長なセンサの故障を検出したとき
に、点火回路の実行可能性は、故障センサと並列に配置
されたまだ動作可能なセンサを短絡する結果により大き
く損なわれる。
する傾向」を有する冗長なセンサの故障を検出したとき
に、点火回路の実行可能性は、故障センサと並列に配置
されたまだ動作可能なセンサを短絡する結果により大き
く損なわれる。
【0005】従来技術においては、いずれかのセンサの
スイッチがその閉成位置で故障したときは、又は閉成す
る傾向により、乗員安全保護装置に対して意図しない又
は速過ぎるトリガをさせて再び乗員を危険にさらすこと
を防止するために、全制御回路を動作不能にすることを
示している。例えば、対応する一方のセンサが閉成する
ことなく他方のセンサが閉成すると、制御回路が動作を
停止させるベル(Bell) に対して1975年6月10日
に発行された米国特許第3,889,232号明細書を
参照すべきである。
スイッチがその閉成位置で故障したときは、又は閉成す
る傾向により、乗員安全保護装置に対して意図しない又
は速過ぎるトリガをさせて再び乗員を危険にさらすこと
を防止するために、全制御回路を動作不能にすることを
示している。例えば、対応する一方のセンサが閉成する
ことなく他方のセンサが閉成すると、制御回路が動作を
停止させるベル(Bell) に対して1975年6月10日
に発行された米国特許第3,889,232号明細書を
参照すべきである。
【0006】これに代わり、1990年9月25日発行
の本出願人の米国特許第4,958,851号明細書に
おいて、本出願人は点火路が爆発スクィブと直列に接続
された少なくとも2つのセンサを備えたエア・バッグ点
火回路を示している。更に、点火回路は動作不良センサ
を閉成又は分路することにより、点火路から前記動作不
良センサを機能的に除去する手段を備え、これによりま
だ動作可能な残りのセンサ(複数のセンサ)の制御によ
り乗員を引き続き保護する。しかし、このような故障セ
ンサの閉成又は分路は、動作可能な冗長センサ、即ち故
障センサと並列に接続されているセンサを点火路から必
然的に除去してしまうことになり、安全保護装置により
乗員に与えられている保護を付随的に減少させることに
なる。
の本出願人の米国特許第4,958,851号明細書に
おいて、本出願人は点火路が爆発スクィブと直列に接続
された少なくとも2つのセンサを備えたエア・バッグ点
火回路を示している。更に、点火回路は動作不良センサ
を閉成又は分路することにより、点火路から前記動作不
良センサを機能的に除去する手段を備え、これによりま
だ動作可能な残りのセンサ(複数のセンサ)の制御によ
り乗員を引き続き保護する。しかし、このような故障セ
ンサの閉成又は分路は、動作可能な冗長センサ、即ち故
障センサと並列に接続されているセンサを点火路から必
然的に除去してしまうことになり、安全保護装置により
乗員に与えられている保護を付随的に減少させることに
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の冗長加速度センサ、即ちその加速度応答スイッチをそ
の点火路に並列に接続し、かつ冗長な加速度センサのう
ちの一つの動作不良又は「故障」によって影響されるこ
となく、回路実行可能性を継続することを特徴とする少
なくとも2つのセンサを備えた乗員安定保護装置用の制
御回路を提供することにある。
の冗長加速度センサ、即ちその加速度応答スイッチをそ
の点火路に並列に接続し、かつ冗長な加速度センサのう
ちの一つの動作不良又は「故障」によって影響されるこ
となく、回路実行可能性を継続することを特徴とする少
なくとも2つのセンサを備えた乗員安定保護装置用の制
御回路を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、故障のモード、即ち
センサが閉成する傾向による閉成したままとなる故障
や、開放したままとなる故障にかかわりなく、複数の冗
長なセンサのうちの一つが動作不良になったときに、実
行可能性を保持する複数の冗長な加速度センサを備えた
乗員安全保護装置用の制御回路を提供することにある。
センサが閉成する傾向による閉成したままとなる故障
や、開放したままとなる故障にかかわりなく、複数の冗
長なセンサのうちの一つが動作不良になったときに、実
行可能性を保持する複数の冗長な加速度センサを備えた
乗員安全保護装置用の制御回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の乗員安全保護装
置用の制御回路は、第1の加速度センサのように、与え
られたしきい値を超える加速度入力に応答して出力信号
を発生する第1の手段と、第2の加速度センサのよう
に、同一のしきい値をほぼ超える加速度入力に応答して
ほぼ同一の出力信号を発生する第2の手段と、前記第1
及び第2の加速度センサとの通信により前記第1の加速
度センサか、又は前記第2の加速度センサから出力信号
を受け取ったときに前記乗員安全保護装置を作動させる
トリガ手段とを備えている。更に、本発明の乗員安全保
護装置用の制御回路は、加速度に正しく応答するように
センサの動作不良、即ちいずれかのセンサの故障を検出
する故障検出手段と、前記故障検出手段に応答して故障
センサによる出力信号の発生を阻止する、さもなければ
前記故障センサと前記トリガ手段との間の通信を禁止す
る信号禁止手段とを備え、当該制御回路、従って乗員安
全保護装置の動作可能性が前記センサの故障にも影響さ
れることなく保持される。
置用の制御回路は、第1の加速度センサのように、与え
られたしきい値を超える加速度入力に応答して出力信号
を発生する第1の手段と、第2の加速度センサのよう
に、同一のしきい値をほぼ超える加速度入力に応答して
ほぼ同一の出力信号を発生する第2の手段と、前記第1
及び第2の加速度センサとの通信により前記第1の加速
度センサか、又は前記第2の加速度センサから出力信号
を受け取ったときに前記乗員安全保護装置を作動させる
トリガ手段とを備えている。更に、本発明の乗員安全保
護装置用の制御回路は、加速度に正しく応答するように
センサの動作不良、即ちいずれかのセンサの故障を検出
する故障検出手段と、前記故障検出手段に応答して故障
センサによる出力信号の発生を阻止する、さもなければ
前記故障センサと前記トリガ手段との間の通信を禁止す
る信号禁止手段とを備え、当該制御回路、従って乗員安
全保護装置の動作可能性が前記センサの故障にも影響さ
れることなく保持される。
【0010】エア・バッグを展開する本発明の制御回路
の好ましい実施例において、前記第1及び第2の信号発
生手段は、常時開放、加速度応答スイッチがバッテリの
ような電源と、爆発スクィブのようなエア・バッグ・ト
リガ手段との間に並列に接続された一対の加速度センサ
を備えている。更に、各センサの前記スイッチ手段は前
記スクィブの公称抵抗よりかなり高い公称抵抗値を有す
る抵抗によって側路されており、小電流が前記点火路に
常時流れている。各センサはそのスイッチ手段をその開
放位置に常時バイアスする第1の手段を備えている。い
ずれかのセンサがそのスイッチ手段上で公称バイアスを
超える加速度入力を検知すると、前記スイッチ手段は閉
成して前記スクィブに流れる電流を増大させ、前記スク
ィブが爆発して前記エア・バッグの展開をトリガさせ
る。好ましくは、少なくとも一つの低しきい値「安全」
センサは、早すぎる又は偶発的なトリガを防止するため
にスクィブからバッテリへの帰路の一部分を形成してい
る。
の好ましい実施例において、前記第1及び第2の信号発
生手段は、常時開放、加速度応答スイッチがバッテリの
ような電源と、爆発スクィブのようなエア・バッグ・ト
リガ手段との間に並列に接続された一対の加速度センサ
を備えている。更に、各センサの前記スイッチ手段は前
記スクィブの公称抵抗よりかなり高い公称抵抗値を有す
る抵抗によって側路されており、小電流が前記点火路に
常時流れている。各センサはそのスイッチ手段をその開
放位置に常時バイアスする第1の手段を備えている。い
ずれかのセンサがそのスイッチ手段上で公称バイアスを
超える加速度入力を検知すると、前記スイッチ手段は閉
成して前記スクィブに流れる電流を増大させ、前記スク
ィブが爆発して前記エア・バッグの展開をトリガさせ
る。好ましくは、少なくとも一つの低しきい値「安全」
センサは、早すぎる又は偶発的なトリガを防止するため
にスクィブからバッテリへの帰路の一部分を形成してい
る。
【0011】好ましい実施例の故障検出手段は、加速度
に影響されることなく、各センサを検査する手段、例え
ばそのスイッチ手段を閉成させるように動作する手段
と、前記センサ検査手段が動作したときに各センサの出
力における変化を検出する手段とを備えている。好まし
い実施例において、各センサは、前記スイッチ手段をそ
の開放位置に常時バイアスする第1のバイアス手段を備
え、前記故障検出手段は、加速度に影響されることな
く、前記センサの前記スイッチ手段をその閉成位置にバ
イアスするように動作可能な第2のバイアス手段を備え
ている。各センサの前記スイッチ手段は既知の電圧を印
加する点火路の一部分を形成しているので、各スイッチ
手段の動作可能性は、前記第2のバイアス手段の動作前
及びその動作中に、前記点火路周辺の点で発生した電圧
を検出し、かつ比較することにより確認される。これに
代り、各センサの前記スイッチ手段の現在位置、従って
センサの動作可能性に関する上方が、ムセー他に対して
1989年7月25日に発行された米国特許第4,85
1,705号明細書に示されているように、前記点火路
周辺の種々の点で発生する電圧を検出し、比較すること
により確認される。
に影響されることなく、各センサを検査する手段、例え
ばそのスイッチ手段を閉成させるように動作する手段
と、前記センサ検査手段が動作したときに各センサの出
力における変化を検出する手段とを備えている。好まし
い実施例において、各センサは、前記スイッチ手段をそ
の開放位置に常時バイアスする第1のバイアス手段を備
え、前記故障検出手段は、加速度に影響されることな
く、前記センサの前記スイッチ手段をその閉成位置にバ
イアスするように動作可能な第2のバイアス手段を備え
ている。各センサの前記スイッチ手段は既知の電圧を印
加する点火路の一部分を形成しているので、各スイッチ
手段の動作可能性は、前記第2のバイアス手段の動作前
及びその動作中に、前記点火路周辺の点で発生した電圧
を検出し、かつ比較することにより確認される。これに
代り、各センサの前記スイッチ手段の現在位置、従って
センサの動作可能性に関する上方が、ムセー他に対して
1989年7月25日に発行された米国特許第4,85
1,705号明細書に示されているように、前記点火路
周辺の種々の点で発生する電圧を検出し、比較すること
により確認される。
【0012】好ましい実施例において、前記故障検出手
段に応答する前記信号禁止手段は、加速度に影響される
ことなく、前記故障センサのスイッチをその開放位置に
保持する。これに関連して、好ましい実施例においてセ
ンサ機能を試験するために用いた第2のバイアス手段
は、最も好ましくは、電磁的に動作し、従って更に前記
動作不良センサの前記スイッチ手段をバイアスするよう
に、かつその後はその開放位置に保持するように用いら
れてもよいことに注意すべきである。従って、前記動作
不良センサは、前記点火路から機能的に除去されてまだ
動作可能な残りのセンサの制御により引き続き回路の実
行可能性を確保させる。
段に応答する前記信号禁止手段は、加速度に影響される
ことなく、前記故障センサのスイッチをその開放位置に
保持する。これに関連して、好ましい実施例においてセ
ンサ機能を試験するために用いた第2のバイアス手段
は、最も好ましくは、電磁的に動作し、従って更に前記
動作不良センサの前記スイッチ手段をバイアスするよう
に、かつその後はその開放位置に保持するように用いら
れてもよいことに注意すべきである。従って、前記動作
不良センサは、前記点火路から機能的に除去されてまだ
動作可能な残りのセンサの制御により引き続き回路の実
行可能性を確保させる。
【0013】本発明の乗員安全保護装置用の制御回路
は、一対の冗長加速度センサ、即ちそれぞれ乗員安全保
護装置の展開をトリガするための出力信号を発生するこ
とができるセンサと、前記第2のセンサの故障を検出し
てその加速度入力に適正に応答させる手段と、その故障
を検出したときに前記点火路から前記第2の加速度セン
サを機能的に除去する信号禁止手段とを備えている。
は、一対の冗長加速度センサ、即ちそれぞれ乗員安全保
護装置の展開をトリガするための出力信号を発生するこ
とができるセンサと、前記第2のセンサの故障を検出し
てその加速度入力に適正に応答させる手段と、その故障
を検出したときに前記点火路から前記第2の加速度セン
サを機能的に除去する信号禁止手段とを備えている。
【0014】エア・バッグ点火回路の点火路は、それぞ
れいずれかのスイッチに対する加速度入力がその公称バ
イアスを超えるときに爆発スクィブを点火するように、
閉成する並列な常時開放の加速度応答スイッチ手段と、
前記第2のスイッチ手段の点火を検出してその加速度入
力に適正に応答させる手段と、センサ検査手段に応答し
てその故障を検出したときに前記点火路から前記第2の
加速度センサを機能的に除去する信号禁止手段とを備え
ている。
れいずれかのスイッチに対する加速度入力がその公称バ
イアスを超えるときに爆発スクィブを点火するように、
閉成する並列な常時開放の加速度応答スイッチ手段と、
前記第2のスイッチ手段の点火を検出してその加速度入
力に適正に応答させる手段と、センサ検査手段に応答し
てその故障を検出したときに前記点火路から前記第2の
加速度センサを機能的に除去する信号禁止手段とを備え
ている。
【0015】
【実施例】図1において、乗員安全保護装置12を作動
させる制御回路10は、それぞれその加速度しきい値を
超える加速度入力に応答して通信により保護トリガ手段
18を作動させるのに十分な出力信号を発生する第1の
加速度センサ14及び第2の加速度センサ16を有す
る。更に、前記制御回路10は第2の加速度センサ16
の故障を検出して加速度に適正に応答させる故障検出手
段20と、前記故障検出手段20に応答してその故障の
検出に続いて前記第2の加速度センサ16が発生したか
も知れない信号を禁止する信号禁止手段22とを備え、
動作不良の前記第2の加速度センサ16が制御回路10
から機能的に除去される。
させる制御回路10は、それぞれその加速度しきい値を
超える加速度入力に応答して通信により保護トリガ手段
18を作動させるのに十分な出力信号を発生する第1の
加速度センサ14及び第2の加速度センサ16を有す
る。更に、前記制御回路10は第2の加速度センサ16
の故障を検出して加速度に適正に応答させる故障検出手
段20と、前記故障検出手段20に応答してその故障の
検出に続いて前記第2の加速度センサ16が発生したか
も知れない信号を禁止する信号禁止手段22とを備え、
動作不良の前記第2の加速度センサ16が制御回路10
から機能的に除去される。
【0016】説明を簡単にするために、図1は、故障検
出手段20と、第2の加速度センサ16のみを試験し
て、制御回路10から機能的に除去することが可能な信
号禁止手段22とを示していることが注意される。しか
し、第1の加速度センサ14は、図3に示され以下で詳
細に説明する例示的なエア・バッグ点火回路50のよう
に、故障検出手段及び信号禁止手段を備えてもよいこと
が容易に理解されるであろう。
出手段20と、第2の加速度センサ16のみを試験し
て、制御回路10から機能的に除去することが可能な信
号禁止手段22とを示していることが注意される。しか
し、第1の加速度センサ14は、図3に示され以下で詳
細に説明する例示的なエア・バッグ点火回路50のよう
に、故障検出手段及び信号禁止手段を備えてもよいこと
が容易に理解されるであろう。
【0017】図2は本発明によるエア・バッグ点火回路
30の電気的なブロック図であり、その点火路32に
は、並列に接続された常時開放かつ高しきい値の第1の
加速度応答スイッチ34及び第2の加速度応答スイッチ
36と、エア・バッグ(図示なし)の展開をトリガする
爆発スクィブ38と、常時開放かつ低しきい値の第3の
加速度応答スイッチ40とが直列に含まれている。バッ
テリ42は点火路32に電圧を印加し、第3の加速度応
答スイッチ40と、第1及び第2の加速度応答スイッチ
34及び36のうちのいずれかとが同時に閉成したとき
に、電圧「信号」を爆発スクィブ38に送出して、爆発
スクィブ38は爆発してエア・バッグの展開をトリガさ
せる。
30の電気的なブロック図であり、その点火路32に
は、並列に接続された常時開放かつ高しきい値の第1の
加速度応答スイッチ34及び第2の加速度応答スイッチ
36と、エア・バッグ(図示なし)の展開をトリガする
爆発スクィブ38と、常時開放かつ低しきい値の第3の
加速度応答スイッチ40とが直列に含まれている。バッ
テリ42は点火路32に電圧を印加し、第3の加速度応
答スイッチ40と、第1及び第2の加速度応答スイッチ
34及び36のうちのいずれかとが同時に閉成したとき
に、電圧「信号」を爆発スクィブ38に送出して、爆発
スクィブ38は爆発してエア・バッグの展開をトリガさ
せる。
【0018】図2のエア・バッグ点火回路30は、更
に、加速度に応答して適正に閉成する第2の加速度応答
スイッチ36の故障を検出する試験手段44と、第2の
加速度応答スイッチ36と直列に接続され、故障した第
2の加速度応答スイッチ36によってその後に発生した
電圧「信号」が爆発スクィブ38に到達するのを阻止す
る信号禁止手段46とを備えている。このようにして、
第2の加速度応答スイッチ36がその故障の検出により
エア・バッグ点火回路30の点火路32から機能的に除
去される。
に、加速度に応答して適正に閉成する第2の加速度応答
スイッチ36の故障を検出する試験手段44と、第2の
加速度応答スイッチ36と直列に接続され、故障した第
2の加速度応答スイッチ36によってその後に発生した
電圧「信号」が爆発スクィブ38に到達するのを阻止す
る信号禁止手段46とを備えている。このようにして、
第2の加速度応答スイッチ36がその故障の検出により
エア・バッグ点火回路30の点火路32から機能的に除
去される。
【0019】本発明は、図1を参照して述べたように、
図2に示した試験手段44及び信号禁止手段46の他に
も必要ならば、加速度応答スイッチ34の試験に続く切
離しも同様に意図している。
図2に示した試験手段44及び信号禁止手段46の他に
も必要ならば、加速度応答スイッチ34の試験に続く切
離しも同様に意図している。
【0020】図3は例示的なエア・バッグ点火回路50
を示す。エア・バッグ点火回路50は、2つの衝突セン
サ52と、一対の爆発スクィブ56に接続された2つの
安全センサ54とを備えて、衝突センサ52のうちの一
つ、及び安全センサ54のうちの一つが同時に閉成する
と、一対のエア・バッグ(図示なし)の展開をトリガさ
せるようにしている。従って、エア・バッグ点火回路5
0は、一つの衝突センサ52及び/又は一つの安全セン
サ54が故障しても引き続き点火回路を実行可能にする
冗長な点火路58を備えている。
を示す。エア・バッグ点火回路50は、2つの衝突セン
サ52と、一対の爆発スクィブ56に接続された2つの
安全センサ54とを備えて、衝突センサ52のうちの一
つ、及び安全センサ54のうちの一つが同時に閉成する
と、一対のエア・バッグ(図示なし)の展開をトリガさ
せるようにしている。従って、エア・バッグ点火回路5
0は、一つの衝突センサ52及び/又は一つの安全セン
サ54が故障しても引き続き点火回路を実行可能にする
冗長な点火路58を備えている。
【0021】特に、バッテリ60は点火路58上に既知
電圧を印加する。バッテリ60は、少なくとも一つの衝
突センサ52及び少なくとも一つの安全センサ54が同
時に閉成したときに、点火路58を介して両方の爆発ス
クィブ56を爆発させるのに十分な電流を供給すること
ができる。コンデンサ62及びチャージ・ポンプ64を
含む逆電源は、車両の衝突時にバッテリ60が動作不良
となった場合に、又はエア・バッグ点火回路50から切
離された場合に、印加電圧を保持するものである。
電圧を印加する。バッテリ60は、少なくとも一つの衝
突センサ52及び少なくとも一つの安全センサ54が同
時に閉成したときに、点火路58を介して両方の爆発ス
クィブ56を爆発させるのに十分な電流を供給すること
ができる。コンデンサ62及びチャージ・ポンプ64を
含む逆電源は、車両の衝突時にバッテリ60が動作不良
となった場合に、又はエア・バッグ点火回路50から切
離された場合に、印加電圧を保持するものである。
【0022】例示的なセンサ62′の概要構成は図4に
示されており、構築されたその実施例はベール(Behr)
に対して1989年5月2日に発行された米国特許第
4,827,091号に示されている。各センサ62′
は常時開放のスイッチ64′を備えており、スイッチ6
4′は加速度応答マス66により作動される。加速度応
答マス66は、公称バイアスがセンサ62′に対する加
速度入力に負けて加速度応答マス66が移動し、スイッ
チ64′を閉成させるまで、スイッチ64′を常時開放
位置に保持させるように、図4にバネ68によって概要
的に表わす第1のバイアス手段により常時バイアスされ
ている。従って、このような加速度応答マス66の移動
は図4にダシュポット70として概要的に表わした適当
なダンピング手段によりダンピングされる。
示されており、構築されたその実施例はベール(Behr)
に対して1989年5月2日に発行された米国特許第
4,827,091号に示されている。各センサ62′
は常時開放のスイッチ64′を備えており、スイッチ6
4′は加速度応答マス66により作動される。加速度応
答マス66は、公称バイアスがセンサ62′に対する加
速度入力に負けて加速度応答マス66が移動し、スイッ
チ64′を閉成させるまで、スイッチ64′を常時開放
位置に保持させるように、図4にバネ68によって概要
的に表わす第1のバイアス手段により常時バイアスされ
ている。従って、このような加速度応答マス66の移動
は図4にダシュポット70として概要的に表わした適当
なダンピング手段によりダンピングされる。
【0023】更に、各センサ62′は、加速度に影響さ
れることなく、スイッチ64′を閉成するように、加速
度応答マス66をバイアスすることが可能な第2のバイ
アス手段72を備えている。好ましい実施例では、加速
度応答マス66は磁気材料からなり、第2のバイアス手
段はコイル74を備えている。コイル74は、制御スイ
ッチ78を介してバッテリ76とコイル74とを接続す
ることにより、コイル74を介して直流が流れたとき
に、加速度応答マス66と磁気的に相互作用する電磁界
が発生する。従って、好ましい実施例の電磁的な第2の
バイアス手段72は、加速度に影響されることなく、ス
イッチ64′を閉成することにより、また、以下で更に
詳細に説明されるように、コイル74を介して適当な方
向に適当な電流を導くことによって、その故障を検出し
たときは、その開放位置にセンサ62′のスイッチ6
4′を保持する動作をすることにより、センサ62′の
試験も可能である。
れることなく、スイッチ64′を閉成するように、加速
度応答マス66をバイアスすることが可能な第2のバイ
アス手段72を備えている。好ましい実施例では、加速
度応答マス66は磁気材料からなり、第2のバイアス手
段はコイル74を備えている。コイル74は、制御スイ
ッチ78を介してバッテリ76とコイル74とを接続す
ることにより、コイル74を介して直流が流れたとき
に、加速度応答マス66と磁気的に相互作用する電磁界
が発生する。従って、好ましい実施例の電磁的な第2の
バイアス手段72は、加速度に影響されることなく、ス
イッチ64′を閉成することにより、また、以下で更に
詳細に説明されるように、コイル74を介して適当な方
向に適当な電流を導くことによって、その故障を検出し
たときは、その開放位置にセンサ62′のスイッチ6
4′を保持する動作をすることにより、センサ62′の
試験も可能である。
【0024】図3に戻ると、各衝突センサ52及び安全
センサ54の常時開放スイッチ手段80(以下、「スイ
ッチ80」)は、同様の公称抵抗値の抵抗82により側
路される。好ましくは、側路抵抗82の公称抵抗値は爆
発スクィブ56の公称内部抵抗値より数倍程度大きくな
っている。通常の動作において、側路抵抗82は点火路
58を介して、従って爆発スクィブ65に比較的に小電
流が流れ続ける。そのしきい値を超える加速度のため
に、衝突センサ52のいずれか、及び安全センサ54の
いずれかが同時に閉成すると、側路抵抗82が短絡さ
れ、これにより各爆発スクィブ56に流れる電流をその
点火しきい値を超える値に増大させてこれを爆発させる
と共に、各エア・バッグの展開をトリガさせる。
センサ54の常時開放スイッチ手段80(以下、「スイ
ッチ80」)は、同様の公称抵抗値の抵抗82により側
路される。好ましくは、側路抵抗82の公称抵抗値は爆
発スクィブ56の公称内部抵抗値より数倍程度大きくな
っている。通常の動作において、側路抵抗82は点火路
58を介して、従って爆発スクィブ65に比較的に小電
流が流れ続ける。そのしきい値を超える加速度のため
に、衝突センサ52のいずれか、及び安全センサ54の
いずれかが同時に閉成すると、側路抵抗82が短絡さ
れ、これにより各爆発スクィブ56に流れる電流をその
点火しきい値を超える値に増大させてこれを爆発させる
と共に、各エア・バッグの展開をトリガさせる。
【0025】衝突センサ52又は安全センサ54の動作
不良は、エア・バッグ点火回路50の点火路58をブリ
ッジさせる一対のダイオード・ブリッジ84により検出
される。特に、マイクロプロセッサ86は、適当な入力
ポート“A”〜“B”を介して点火路58周辺の複数の
点88で発生する電圧をそれぞれ読み込み、比較をし
て、その部品のいずれかが動作不良となった、即ち「故
障した」か否か、例えば衝突センサ52又は安全センサ
54のうちのいずれかのスイッチ80がその閉成位置に
なったままであるか否かを判断する。特に、衝突センサ
52及び安全センサ54のうちの1以上が故障したとき
に、点火路58に流れる通常の電流が遮断され、これに
よりその1以上の点88での電圧を変化させる。各動作
不良は異なった形で点火路に発生する電圧に影響するの
で、このように電圧を調べ、比較したときに動作不良の
部品の一致が判断される。
不良は、エア・バッグ点火回路50の点火路58をブリ
ッジさせる一対のダイオード・ブリッジ84により検出
される。特に、マイクロプロセッサ86は、適当な入力
ポート“A”〜“B”を介して点火路58周辺の複数の
点88で発生する電圧をそれぞれ読み込み、比較をし
て、その部品のいずれかが動作不良となった、即ち「故
障した」か否か、例えば衝突センサ52又は安全センサ
54のうちのいずれかのスイッチ80がその閉成位置に
なったままであるか否かを判断する。特に、衝突センサ
52及び安全センサ54のうちの1以上が故障したとき
に、点火路58に流れる通常の電流が遮断され、これに
よりその1以上の点88での電圧を変化させる。各動作
不良は異なった形で点火路に発生する電圧に影響するの
で、このように電圧を調べ、比較したときに動作不良の
部品の一致が判断される。
【0026】マイクロプロセッサ86は、更に、エア・
バッグ点火回路50における点88から読み取った電圧
が動作可能なセンサと矛盾しない場合は、エア・バッグ
点火回路50の種々の点88で発生する電圧を監視して
いる間に、センサ試験手段90を逐次動作させ(図4に
示すセンサ62′のコイル74を付勢させ)て、そのス
イッチ80を閉成させることにより、個々の衝突センサ
52又は安全センサ54の動作可能性を確認する。
バッグ点火回路50における点88から読み取った電圧
が動作可能なセンサと矛盾しない場合は、エア・バッグ
点火回路50の種々の点88で発生する電圧を監視して
いる間に、センサ試験手段90を逐次動作させ(図4に
示すセンサ62′のコイル74を付勢させ)て、そのス
イッチ80を閉成させることにより、個々の衝突センサ
52又は安全センサ54の動作可能性を確認する。
【0027】更に、各衝突センサ52及び安全センサ5
4の正しいダイナミックな動作、即ちその第1のバイア
ス手段(図4に示すセンサ62′のバネ68)と、その
ダンピング手段(図4のダッシュポット70)との正し
い機能は、センサのスイッチ80がセンサ試験手段90
の動作に続いて閉成するために必要な時間間隔を(図4
のコイル74を付勢することにより)測定して確認され
る。センサのスイッチ80が閉成する故障、応答が遅い
スイッチ閉成、又は早すぎるスイッチ80の閉成は、臨
界的に潜在するセンサの動作不良を表わしている。
4の正しいダイナミックな動作、即ちその第1のバイア
ス手段(図4に示すセンサ62′のバネ68)と、その
ダンピング手段(図4のダッシュポット70)との正し
い機能は、センサのスイッチ80がセンサ試験手段90
の動作に続いて閉成するために必要な時間間隔を(図4
のコイル74を付勢することにより)測定して確認され
る。センサのスイッチ80が閉成する故障、応答が遅い
スイッチ閉成、又は早すぎるスイッチ80の閉成は、臨
界的に潜在するセンサの動作不良を表わしている。
【0028】本発明によれば、衝突センサ52又は安全
センサ54のうちの一つの動作不良が検出されると、衝
突センサ52又は安全センサ54のスイッチ80が開放
され、その後はその第2のバイアス手段の動作(そのコ
イル74を付勢すること)によりその開放位置に保持さ
れる。従って、衝突センサ52又は安全センサ54は点
火路58から機能的に除去される。前述のように、故障
している衝突センサ52又は安全センサ54と並列に接
続されている他の衝突センサ52又は安全センサ54
は、乗員に対する保護を継続する。
センサ54のうちの一つの動作不良が検出されると、衝
突センサ52又は安全センサ54のスイッチ80が開放
され、その後はその第2のバイアス手段の動作(そのコ
イル74を付勢すること)によりその開放位置に保持さ
れる。従って、衝突センサ52又は安全センサ54は点
火路58から機能的に除去される。前述のように、故障
している衝突センサ52又は安全センサ54と並列に接
続されている他の衝突センサ52又は安全センサ54
は、乗員に対する保護を継続する。
【0029】本発明の好ましい実施例を開示したが、本
発明は、その精神又は付記する特許請求の範囲から逸脱
することなく、変更が可能なことを理解すべきである。
発明は、その精神又は付記する特許請求の範囲から逸脱
することなく、変更が可能なことを理解すべきである。
【図1】図1は本発明の乗員安全保護装置用の制御回路
のブロック図。
のブロック図。
【図2】図2はエア・バッグ点火回路の電気的なブロッ
ク図。
ク図。
【図3】図3は本発明より構築されたエア・バッグ点火
回路の回路図。
回路の回路図。
【図4】図4は図3のエア・バッグ点火回路に用いた加
速度センサの概要図である。
速度センサの概要図である。
14 第1の加速度センサ 16 第2の加速度センサ 18 保護トリガ手段 20 故障検出手段 22,46 信号禁止手段 32 点火路 34,36 加速度応答スイッチ 38 爆発スクィブ 40 加速度応答スイッチ 44 試験手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレイグ ダブリュ.ホワイト アメリカ合衆国ミシガン州グロッセ ポ インテ,リンカーン 735 (56)参考文献 特開 平2−88344(JP,A) 米国特許4958851(US,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 乗員安定保護装置用の制御回路におい
て、 第1のしきい値を超える加速度入力に応答して出力信号
を発生するように動作する第1の信号発生手段と、 第2のしきい値を超える加速度入力に応答して出力信号
を発生するように動作する第2の信号発生手段と、 前記第1及び第2の信号発生手段とに連通され、前記出
力信号を受け取った際に前記乗員安全保護装置を作動さ
せるトリガ手段と、 前記第2の信号発生手段の動作不良を検出する故障検出
手段と、 前記故障検出手段に応答して前記第2の信号発生手段の
前記出力信号の発生を禁止する手段とを備えていること
を特徴とする乗員安全保護装置用の制御回路。 - 【請求項2】 前記第2の信号発生手段は開放位置及び
閉成位置を有するスイッチ手段を備え、前記スイッチ手
段が前記閉成位置にあるときに前記出力信号を発生し、 前記信号禁止手段は前記開放位置に前記スイッチ手段を
バイアスする手段を備えていることを特徴とする請求項
1記載の乗員安全保護装置用の制御回路。 - 【請求項3】 第1のしきい値を超える加速度入力に応
答して閉成する第1の常時開放スイッチ手段、 前記第1のスイッチ手段と並列に接続され、前記第1の
しきい値とほぼ同一の第2のしきい値を超える加速度入
力に応答して閉成する第2の常時開放スイッチ手段、及
びそれらスイッチ手段に直列に接続された公称電気抵抗
を有するスクィブ、 を含む点火路と、 前記点火路に電圧を印加する手段と、 前記第2のスイッチ手段の動作不良を検出する故障検出
手段と、 前記故障検出手段に応答して加速度入力に無関係に、そ
の開放位置に前記第2のスイッチ手段を保持する手段と
を備えているエア・バッグ点火回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US612783 | 1990-11-14 | ||
US07/612,783 US5085464A (en) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | Air bag firing circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04266550A JPH04266550A (ja) | 1992-09-22 |
JP2787993B2 true JP2787993B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=24454645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297172A Expired - Lifetime JP2787993B2 (ja) | 1990-11-14 | 1991-11-13 | エア・バッグ点火回路 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5085464A (ja) |
EP (1) | EP0486186B1 (ja) |
JP (1) | JP2787993B2 (ja) |
KR (1) | KR960008838B1 (ja) |
AU (1) | AU641567B2 (ja) |
CA (1) | CA2054461C (ja) |
DE (1) | DE69110007T2 (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05238348A (ja) * | 1991-03-13 | 1993-09-17 | Zexel Corp | 車両安全装置の制御システム |
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1991
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