JP3417285B2 - エアバッグマニュアルカットオフシステム - Google Patents
エアバッグマニュアルカットオフシステムInfo
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Description
アルカットオフシステムに係り、特に、手動操作による
エアバッグの作動禁止状態を、エアバッグの展開要求が
生じた後まで正確に保存するうえで好適なエアバッグマ
ニュアルカットオフシステムに関する。
25号に開示される如く、エアバッグの展開可否を乗員
の手動操作により切り換え得るシステムが知られてい
る。このようなシステムでは、エアバッグの展開要求が
生じた後に、その要求が生ずる以前に乗員によりエアバ
ッグの作動が禁止されていたか否かを確認したい場合が
ある。
スクイブと並列に接続されたヒューズと、点火信号の発
生源を、選択的にスクイブまたはヒューズに接続するス
イッチとを備えている。点火信号の発生源は、エアバッ
グの展開要求が生じた際に、スクイブを点火するに十分
な、また、ヒューズを切断するに十分な点火信号を発生
する。また、スイッチは、乗員によりエアバッグの作動
が要求される場合に点火信号の発生源をスクイブに接続
し、一方、乗員によりエアバッグの作動禁止が要求され
る場合に点火信号の発生源をヒューズに接続する。
バッグの作動が要求されている状況下でエアバッグの展
開要求が生じた場合は、発生源で発せられた点火信号が
スクイブに供給され、エアバッグの展開が図られる。一
方、乗員によりエアバッグの作動禁止が要求されている
状況下でエアバッグの展開要求が生じた場合は、発生源
で発せられた点火信号がヒューズに供給され、エアバッ
グが展開されることなくヒューズが切断される。
バッグの展開要求が生じた後にヒューズが切断されてい
るか否かにより、展開要求の発生前に、乗員によりエア
バッグの作動禁止が要求されていたか否かを判断するこ
とができる。従って、従来のシステムによれば、上述し
た要求、すなわち、エアバッグの展開要求発生後に、乗
員による操作の内容を確認したいという要求を満たすこ
とができる。
ムにおいて、ヒューズにはサージ電流やノイズ電流が流
通することがある。このため、そのヒューズは、点火信
号の供給を受ける以前に切断されることがある。反対
に、ヒューズは、例えば特性誤差等に起因して、点火信
号の供給を受けたにも関わらず切断されないことがあ
る。このため、ヒューズの状態に基づいて乗員の操作状
態を決定する従来のシステムでは、誤った決定がなされ
る可能性がある。
源をスクイブまたはヒューズの一方に接続するスイッチ
が正常であるか否かを診断する機能を備えていない。こ
のため、従来のシステムによっては、スイッチに故障が
生じていても、その状態を車両の乗員が即座に検知でき
ない事態が生じ得る。更に、従来のシステムの構成によ
れば、車両に複数のエアバッグが搭載されている場合
に、それぞれのエアバッグに対応して(それぞれのスク
イブに対応して)複数のスイッチおよびヒューズを設け
ることが必要である。このため、従来のシステムは、複
数のエアバッグに対応する場合に大型化し易い特性を有
している。
であり、安全装置の作動可否に関する操作内容を確実に
保存し得るエアバッグマニュアルカットオフシステムを
提供することを第1の目的とする。また、本発明は、安
全装置の作動可否を切り換えるスイッチの故障を速やか
に検出し得るエアバッグマニュアルカットオフシステム
を提供することを第2の目的とする。
ョナ等の安全装置が車両に複数搭載される場合において
もコンパクトな体格を実現し得るエアバッグマニュアル
カットオフシステムを提供することを第3の目的とす
る。
項1に記載する如く、複数のエアバッグおよび任意的に
1以上のプリテンショナを含む安全装置の作動可否を切
り換えるスイッチを備えるエアバッグマニュアルカット
オフシステムであって、前記スイッチは、前記複数のエ
アバッグおよび前記1以上のプリテンショナの作動をそ
れぞれ適当な組み合わせで禁止する複数の作動禁止位置
を備える単一の多段スイッチであると共に、前記スイッ
チが少なくとも一の前記作動禁止位置に操作されている
場合に、該安全装置に対応するスクイブへの点火信号の
出力を禁止する点火禁止手段と、前記スイッチに対して
所定の定電流を供給する定電流供給手段と、前記定電流
供給手段に前記スイッチを介して選択的に接続される、
抵抗値がそれぞれ異なる複数の抵抗体と、前記安全装置
の作動要求が生ずる前にも、前記定電流供給手段による
定電流に生ずる電圧降下量に基づいて前記スイッチの状
態を記憶するメモリ手段と、を備えるエアバッグマニュ
アルカットオフシステムにより達成される。
チが安全装置の作動を禁止する位置に操作されると、そ
の安全装置に対応するスクイブへの点火信号の供給が禁
止される。このため、上記の操作が実行されると、安全
装置の作動要求に関わらず安全装置の作動を禁止するこ
とができる。スイッチの状態は安全装置の作動要求が生
ずる前からメモリ手段により記憶される。このため、安
全装置の作動要求が生ずる前のスイッチの状態は、その
作動要求の発生後まで確実に保存される。
が搭載されている。それぞれの安全装置は、多段スイッ
チの各段に対応する組み合わせでその作動が禁止され
る。この場合、単一の多段スイッチにより作動の禁止さ
れる安全装置の組み合わせが切り換えられるため、コン
パクトな体格を維持しつつ、複数の安全装置の作動状態
を木目細かく切り換えることが可能となる。上記第1の
目的は、また、請求項2に記載する如く、前記安全装置
の作動要求が生じた後に、前記メモリ手段の記憶内容を
ロックするメモリロック手段を備える請求項1記載のエ
アバッグマニュアルカットオフシステムにより達成され
る。本発明において、メモリ手段に記憶されたスイッチ
の状態は、安全装置の作動要求が生じた後にロックされ
る。この場合、安全装置の作動要求が生じた後にメモリ
手段の記憶内容が変更できないため、メモリ手段には、
作動要求発生前のスイッチの状態が正確に保存される。
これらの場合、請求項3に記載する如く、前記定電流供
給手段に前記スイッチを介して選択的に接続され、前記
抵抗体に直列に接続される複数のシステム状態表示灯を
備える請求項1又は2記載のエアバッグマニュアルカッ
トオフシステムは、定電流供給手段から発せられた定電
流がスイッチ、システム状態表示灯および抵抗体を通っ
て流れ、システム状態表示灯にはスイッチの状態に関わ
らず常に一定の定電流が流通するため、システム状態表
示灯をスイッチの状態に関わらず常に一定の輝度で発光
させることができる。
バッグマニュアルカットオフシステムの要部の回路図を
示す。本実施例のシステムは、エアバッグシスム10と
カットオフシステム12とを備えている。エアバッグシ
ステム10は、バッテリ14を備えている。バッテリ1
4にはイグニッションスイッチ16が接続されている。
イグニッションスイッチ16には、電源電圧ライン18
および昇圧回路20が接続されている。昇圧回路20
は、バッテリ電圧がエアバッグシステム10の要求電圧
を下回る場合に、バッテリ電圧を要求電圧まで昇圧する
回路である。昇圧回路の出力電圧は電源電圧ライン18
に供給される。
ンデンサ22、および、5Vレギュレータ24が接続さ
れている。バックアップコンデンサ22は、電源系に故
障が生じた際にエアバッグシステム10を作動させるた
めに必要な電力を蓄えるコンデンサである。5Vレギュ
レータ24は、電源電圧ライン18に現れる電圧を5V
に変換するレギュレータである。電源電圧ライン18に
は更に定電流回路26が接続されている。定電流回路2
6は、その出力端子より常に一定の定電流を出力する。
ンサ28が接続されている。セーフィングセンサ28
は、機械式の加速度センサであり、車両に対して所定方
向に所定値を超える加速度が作用する場合にオン状態と
なる接点を内蔵している。セーフィングセンサ28に
は、第1スイッチング素子30が接続されている。第1
スイッチング素子30にはスクイブ32が接続されてい
る。また、スクイブ32には第2スイッチング素子34
が接続されている。
アバッグのインフレータを点火するための部材である。
本実施例において、エアバッグシステム10には、運転
席前突用、助手席前突用、右側突用、左側突用等の複数
のエアバッグ、および、運転席用、助手席用等の複数の
プリテンショナが配設されている(図示せず)。そし
て、エアバッグシステム10は、上述した複数のエアバ
ッグおよびプリテンショナ(以下、それらを総称して安
全装置と称す)のそれぞれに対応して、セーフィングセ
ンサ、第1および第2のスイッチング素子、および、ス
クイブを備えている。本実施例において、それらの構成
部品は特徴部ではないため、以下の記載では、図示され
たセーフィングセンサ28、第1および第2のスイッチ
ング素子30,34、および、スクイブ32の構成およ
び動作の説明のみを行う。
備えている。CPU36には、5Vレギュレータ24か
ら5V駆動電圧が供給されている。CPU36には、第
1および第2のスイッチング素子30,34が接続され
ている。CPU36には、また、図示しない電気的な加
速度センサが接続されている。CPU36は、その電気
的加速度センサの出力信号に基づいて、車両に対して所
定方向に所定値を超える加速度が作用したと判断できる
場合に、第1および第2スイッチング素子30、34に
対してオン信号を出力する。
り、かつ、第1および第2のスイッチング素子30,3
4がオン状態である場合は、電源電圧ライン18から点
火電流がスクイブ32に供給される。このため、エアバ
ッグシステム10によれば、セーフィングセンサ28お
よび電気的加速度センサが、共に所定の加速度を検出し
た場合にスクイブ32に対応するエアバッグの展開を図
ることができる。
ている。ICメモリ38には5Vレギュレータ24から
5V電圧が供給されている。CPU36は、イグニッシ
ョンスイッチ16がオン状態となると共に、後述する多
段スイッチの状態を表すデータをICメモリ38に書き
込む。また、CPU36は、エアバッグシステム10が
備える何れかの安全装置の作動が要求されると、その
後、ICメモリ38の記憶内容をロックし、その書き換
えを禁止する。従って、ICメモリ38には、何れかの
安全装置の作動要求が生ずる前の多段スイッチの状態が
保存される。
9を介して警報ランプ40が接続されている。警報ラン
プ40は、また、上述した電源電圧ライン18に接続さ
れている。CPU36は、後述手法により多段スイッチ
周辺の故障を検出した場合にトランジスタ39をオン状
態とする。トランジスタ39がオン状態となると、警報
ランプ40が点灯する。このため、本実施例のシステム
によれば、警報ランプ40により、多段スイッチ周辺の
故障を車両の乗員に報知することができる。
41を備えている。多段スイッチ41は、共通接点42
と、複数の切り換え接点44-i(i=1〜N)とを備え
ている。多段スイッチ41は、車両の乗員に操作される
ことにより、共通接点42を複数の接点44-i(i=1
〜N)の何れかに接続させるスイッチ機構である。多段
スイッチ41は、車両のイグニッションキーで操作する
キースイッチである。このため、エンジンの始動後は一
般に多段スイッチ41の状態を変更することはできな
い。
バッグシステム10の定電流回路26およびCPU36
に接続されている。また、多段スイッチ41の切り換え
接点44-i(i=1〜N)には、それぞれ異なる抵抗値
を有する抵抗体46-i(i=1〜N)が接続されてい
る。それらの抵抗体46-i(i=1〜N)は、抵抗体4
8を介して接地されていると共にCPU36に接続され
ている。また、接点44-1を除く他の接点44-i(i=
2〜N)には、抵抗体46-i(i=2〜N)と直列に、
カットオフシステム12の状態を表すための発光ダイオ
ード50-i(i=2〜N)が接続されている。
チ41の共通接点42には、多段スイッチ41の状態に
関わらず常に定電流回路26より一定の定電流が供給さ
れる。このため、多段スイッチ41の共通接点42と、
抵抗体46-i(i=1〜N)と抵抗体48との接続部と
の間には、上記の定電流と、その定電流が流通する抵抗
体の抵抗値との積に対応する電圧降下が生ずる。
抵抗体46-i(i=1〜N)と抵抗体48との接続部の
電位とが供給されている。このため、CPU36は、多
段スイッチ41に流入した定電流に、抵抗体48に到達
するまでの間に発生する電圧降下量を検出することがで
きる。上記の電圧降下量は、定電流が流通した抵抗体の
抵抗値に対応している。従って、CPU36は、上記の
電圧降下量に基づいて、定電流が何れの抵抗体を流通し
たかを、すなわち、多段スイッチ41の共通接点42が
何れの接点44-i(i=1〜N)に接触しているかを検
出することができる。
点44-1は、全てのエアバッグおよびプリテンショナの
作動が要求される場合に対応して設けられている。換言
すると、車両の乗員は、全てのエアバッグおよび全ての
プリテンショナの作動を要求する場合は、共通接点42
が接点44-1に接触するように多段スイッチ41を操作
する必要がある。
ら供給される電位差に基づいて共通接点42が接点44
-1に接触していると判別される場合は、個々の安全装置
の作動条件の成立を条件に、全ての安全装置に対応する
第1および第2のスイッチング素子をオン状態とする。
このため、本実施例のシステムによれば、多段スイッチ
41が、共通接点42と接点44-1とが接触するように
操作されている場合は、全ての安全装置を適正に作動さ
せることができる。
例えば助手席前突用エアバッグの作動の禁止が要求され
る場合に対応して設けられている。換言すると、車両の
乗員は、助手席前突用のエアバッグの作動のみを禁止す
る場合は、共通接点42が接点44-2に接触するように
多段スイッチ41を操作する必要がある。CPU36
は、カットオフシステム12から供給される電位差に基
づいて共通接点42が接点44-2に接触していると判別
すると、前突用エアバッグの作動条件が成立しても、助
手席前突用エアバッグに対応する第1および第2のスイ
ッチング素子がオン状態となるのを禁止する。このた
め、本実施例のシステムによれば、多段スイッチ41
が、共通接点42と接点44-2とが接触するように操作
されている場合は、助手席前突用エアバッグの作動を確
実に禁止することができる。
点44-3〜44-Nは、それぞれ、車両に搭載される複数
の安全装置の適当な組み合わせに対応して設けられてい
る。より具体的には、他の接点44-3〜44-Nは、それ
ぞれ、作動を禁止すべき安全装置の適当な組み合わせに
対応して設けられている。従って、車両の乗員は、作動
を禁止したい安全装置の組み合わせに応じて、適宜、共
通接点42が適切な接点44-i(i=3〜N)に接触す
るように多段スイッチ41を操作する必要がある。
ら供給される電位差に基づいて共通接点42が接点44
-3〜44-Nの何れかに接触していると判別すると、その
接点に対応する安全装置の第1および第2のスイッチン
グ素子がオン状態となるのを禁止する。このため、本実
施例のシステムによれば、多段スイッチ41の操作状態
に応じて、適当な組み合わせで安全装置の作動を禁止す
ることができる。
イッチ41の状態が記憶される。そして、ICメモリ3
8の記憶内容は、何れかの安全装置に対して作動要求が
生ずることによりロックされる。このため、本実施例の
システムによれば、車両の乗員に、エアバッグやプリテ
ンショナの作動可否の設定に関して高い自由度を与える
ことができると共に、安全装置の作動要求が生ずる以前
の乗員の要求を確実にその要求が生じた後まで保存する
ことができる。
スイッチ41の接点44-2〜44-Nに対応して、発光ダ
イオード50-2〜50-Nを備えている。発光ダイオード
50-2〜50-Nのそれぞれは、多段スイッチ41の操作
状態に応じて作動の禁止される安全装置の組み合わせに
対応している。より具体的には、発光ダイオード50-2
〜50-Nのそれぞれは、点灯することにより、作動の禁
止される安全装置の組み合わせを車両の乗員に表示す
る。従って、車両の乗員は、発光ダイオード50-2〜5
0-Nの点灯状態に基づいて、安全装置の作動禁止状態を
容易に認識することができる。
ダイオード50-2〜50-Nに供給される電流は、常に一
定の定電流に制御される。このため、発光ダイオード5
0-2〜50-Nの輝度は、多段スイッチ41が如何なる状
態に制御されていても、ほぼ同等に制御される。更に、
本実施例のシステムにおいて、多段スイッチ41に、接
触不良や抵抗体46-1〜46-Nを短絡する故障が生じた
場合は、カットオフシステム12からCPU36に対し
て、多段スイッチ41が正常である場合には生じない電
位差が供給される。従って、CPU36は、カットオフ
システム12から供給される電位差が適正な値であるか
否かを判別することにより多段スイッチ41周辺の故障
状態を診断することができる。また、本実施例のシステ
ムによれば、上述の如く、かかる故障が生じた場合に、
その状態を警報ランプ40により車両の乗員に報知する
ことができる。このため、本実施例のシステムによれ
ば、多段スイッチ41周辺の故障が放置されることがな
く高い信頼性を得ることができる。
全装置の作動状態を、単一の多段スイッチ41を用いて
制御することとしている。安全装置の作動状態を切り換
えるスイッチは、不用意に状態が切り換わらない構造で
あることが望ましい。この点、本実施例において用いら
れているキースイッチは、このようなスイッチの構造と
して好適である。
ンダを要するため、その体格が大型化するのを避けるこ
とができない。このため、複数の安全装置の作動状態を
木目細かく切り換える機能を実現するために複数のキー
シリンダを用いることとすると、上記の切り換え機能を
実現するために大きなスペースが必要となる。これに対
して、本実施例のシステムのように単一の多段スイッチ
41を用いて複数の安全装置の状態を制御することによ
れば、所望の切り換え機能をコンパクトな体格で実現す
ることができる。この点、本実施例のシステムは、シス
テムの小型化を図るうえで有利であるという効果を有し
ている。
チ41が特許請求の範囲記載の「スイッチ」に、エアバ
ッグおよびプリテンショナが特許請求の範囲記載の「安
全装置」に、ICメモリ38が特許請求の範囲記載の
「メモリ手段」に、それぞれ相当していると共に、CP
U36が、多段スイッチ41の状態に応じて、適当な安
全装置に対応する第1および第2スイッチング素子がオ
ン状態となるのを禁止することにより特許請求の範囲記
載の「点火禁止手段」が実現されている。
6が、何れかの安全装置の作動要求が生じた後に、IC
メモリ38の記憶内容をロックすることにより特許請求
の範囲記載の「メモリロック手段」が実現されている。
また、上記の実施例においては、定電流回路26が特許
請求の範囲記載の「定電流供給手段」に、発光ダイオー
ド50-2〜50-Nが特許請求の範囲記載の「システム状
態表示灯」に、抵抗体46-1〜46-Nが特許請求の範囲
記載の「抵抗体」に、それぞれ相当していると共に、C
PU36がカットオフシステム12から供給される電位
差に基づいて多段スイッチ41周辺の故障状態を診断す
ることにより特許請求の範囲記載の「故障診断手段」が
実現されている。
ば、安全装置の作動要求が生ずる以前のスイッチの状態
を記憶しておくことで、乗員による操作内容を高い信頼
性のもとに保存することができる。また、単一の多段ス
イッチが用いられているため、コンパクトな体格を維持
しつつ、複数の安全装置の作動禁止状態を木目細かく切
り換えることができる。請求項2記載の発明によれば、
メモリ手段の記憶内容をロックすることにより、安全装
置の作動要求が生ずる以前のスイッチの状態を、安全装
置の作動要求後まで確実に保存することができる。ま
た、請求項3記載の発明によれば、スイッチの状態に関
わらず常にシステム状態表示灯を一定の輝度で発光させ
ることができる。
トオフシステムの回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のエアバッグおよび任意的に1以上
のプリテンショナを含む安全装置の作動可否を切り換え
るスイッチを備えるエアバッグマニュアルカットオフシ
ステムであって、前記スイッチは、前記複数のエアバッグおよび前記1以
上のプリテンショナの作動をそれぞれ適当な組み合わせ
で禁止する複数の作動禁止位置を備える単一の多段スイ
ッチであると共に、 前記スイッチが少なくとも一の前記作動禁止位置に操作
されている場合に、該安全装置に対応するスクイブへの
点火信号の出力を禁止する点火禁止手段と、前記スイッチに対して所定の定電流を供給する定電流供
給手段と、 前記定電流供給手段に前記スイッチを介して選択的に接
続される、抵抗値がそれぞれ異なる複数の抵抗体と、 前記安全装置の作動要求が生ずる前にも、前記定電流供
給手段による定電流に生ずる電圧降下量に基づいて前記
スイッチの状態を記憶するメモリ手段と、 を備えることを特徴とするエアバッグマニュアルカット
オフシステム。 - 【請求項2】 前記安全装置の作動要求が生じた後に、
前記メモリ手段の記憶内容をロックするメモリロック手
段を備えることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ
マニュアルカットオフシステム。 - 【請求項3】 前記定電流供給手段に前記スイッチを介
して選択的に接続され、前記抵抗体に直列に接続される
複数のシステム状態表示灯を備えることを特徴とする請
求項1又は2記載のエアバッグマニュアルカットオフシ
ステム。
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