JP3729650B2 - エアバッグ装置の故障検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアバッグ装置の故障を検出する装置に関する。更に詳しくはウォーニングランプの断線等によっても故障を報知できる故障検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、エアバッグ装置の各回路の故障が故障検出手段により検出され、エアバッグ装置の故障時に点灯可能なウォーニングランプが運転席に設けられ、故障検出手段の検出出力に基づいてランプ制御手段がウォーニングランプを制御するように構成されたエアバッグ装置の故障検出装置が知られている。
この故障検出装置では、故障検出手段がエアバッグ装置の各回路が故障しているか否かを常時検出し、エアバッグ装置の故障を検出した場合にウォーニングランプを点灯させることにより運転者に報知する。この結果、運転者は速やかにエアバッグ装置の修理又は交換を行うので、車両衝突時にエアバッグが展開しないという事態を未然に防止できるようになっている。
しかし、上記従来のエアバッグ装置の故障検出装置では、ウォーニングランプ自体が断線し、或いはこのランプの配線が断線等した場合には、故障検出手段がエアバッグ装置の故障を検出してランプに電流を流そうとしても、ランプに電流が流れないため、ランプは消灯した状態を保ち、エアバッグ装置の故障を表示できない問題点があった。
【0003】
この点を解消するために、故障検出手段により故障が検出されない間はランプ制御手段がウォーニングランプを点灯させ、故障が検出された場合にはランプ制御手段がウォーニングランプの点滅させるように構成された車両用エアバッグ装置の故障表示器が開示されている(特開平8−119062号)。
このように構成された故障表示器では、ウォーニングランプが断線故障すると、通常点灯していたランプが消灯したままとなるので、運転者はランプが故障したことを知ることができる。この結果、エアバッグ装置の故障のみならず、ウォーニングランプの断線等の故障も確実に報知できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の特開平8−119062号公報に示されたエアバッグ装置の故障表示器では、運転者がエアバッグ装置の正常時にウォーニングランプが点灯していることをあまり気に掛けていない場合には、ウォーニングランプが断線等により消灯しても、ランプが故障したとは知らずランプの交換又は修理を怠る恐れがあった。
本発明の目的は、ウォーニングランプ自体が故障して点灯しなくても、故障検出手段がこのランプの故障を記憶し、車両の始動点検時等にこの記憶内容を調べることにより、速やかにランプ自体の故障を検出できるエアバッグ装置の故障検出装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、スイッチングトランジスタを接続する回路が断線した場合でも、マイクロコンピュータがウォーニングランプを点灯させることにより、トランジスタを接続する回路を特定できないまでも、エアバッグ装置の異常を速やかに報知できるエアバッグ装置の故障検出装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、ウォーニングランプの輝度を高めることにより、ランプの視認性を向上できるエアバッグ装置の故障検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、バッテリ12にスタータスイッチ13を介して接続されたエアバッグ装置11の各回路の故障を検出する故障検出手段14と、スタータスイッチ13にエアバッグ装置11から分岐して接続されエアバッグ装置11の故障時に点灯するウォーニングランプ16と、故障検出手段14の検出出力に基づいてウォーニングランプ16を制御するランプ制御手段17とを備えたエアバッグ装置の故障検出装置の改良である。
その特徴ある構成は、ウォーニングランプ16が発光ダイオードにより構成されかつツェナダイオード28を介して接地され、ランプ制御手段17がマイクロコンピュータ33及びスイッチングトランジスタ34により構成されかつバッテリ12にスイッチングトランジスタ34のエミッタ34b及びコレクタ34cとウォーニングランプ16及びツェナダイオード28とが並列に接続され、スイッチングトランジスタ34の不作動時又は作動時に、エミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が所定値以上であることを故障検出手段14が検出した場合に、マイクロコンピュータ33が、スイッチングトランジスタ34を不作動にし、エミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が所定値以上になったことを記憶し、かつエアバッグ装置11の制御を停止するように構成されたところにある。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図1に示すように、スイッチングトランジスタ34の作動時にウォーニングランプ16が消灯しかつスイッチングトランジスタ34の不作動時にウォーニングランプ16が点灯するように構成されたことを特徴とする。
【0006】
この請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置の故障検出装置では、スイッチングトランジスタ34を接続する回路が断線すると、トランジスタ34をオンオフ制御してもエミッタ34b及びコレクタ34c間には電流が流れず、全ての電流がランプ16に流れるので、ランプ16は点灯する。これにより運転者は上記回路の断線を特定できないまでも、エアバッグ装置11の異常を知ることができる。
またスイッチングトランジスタ34をオンしたとき及びオフしたときに、エミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が所定の電圧に一定せず、変動して不特定となることを故障検出手段14が検出すると、マイクロコンピュータ33はこの電圧を記憶する。一方、ランプ16自体が断線すると、トランジスタ34をオフしたときに、故障検出手段14がエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が所定値以上であることを検出するので、コンピュータ33はトランジスタ34をオフし、上記電圧を記憶し、かつエアバッグ装置11の制御を停止する。これらの場合、車両の始動点検時等に上記コンピュータ33に記憶された電圧を調べることにより、ランプ16自体の故障を速やかに検出できる。
【0007】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明であって、更に図1に示すように、ウォーニングランプ16が複数の直列に接続された発光ダイオードであることを特徴とする。
この請求項3に記載されたエアバッグ装置の故障検出装置では、それぞれ発光ダイオードからなる複数のウォーニングランプ16を直列に接続したので、ランプ16の輝度が高まり、ランプ16の点灯を運転者に速やかに視認させることができる。
【0008】
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3いずれかに係る発明であって、更に図1に示すように、スイッチングトランジスタ34の不作動時又は作動時に、スイッチングトランジスタ34のエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が所定値以上であることを故障検出手段14が検出した場合に、スイッチングトランジスタ34を不作動にし、エミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が所定値以上になったことを記憶し、かつエアバッグ装置11の制御を停止するように構成されたことを特徴とする。
この請求項4に記載されたエアバッグ装置の故障検出装置では、スイッチングトランジスタ34をオンしたとき及びオフしたときに、故障検出手段14がエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が所定の電圧に一定せず、変動して不特定となることを故障検出手段14が検出すると、マイクロコンピュータ33はこの電圧を記憶する。一方、ランプ16自体が断線すると、トランジスタ34をオフしたときに、故障検出手段14がエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が所定値以上であることを検出するので、コンピュータ33はトランジスタ34をオフし、上記電圧を記憶し、かつエアバッグ装置11の制御を停止する。これらの場合、車両の始動点検時等に上記コンピュータ33に記憶された電圧を調べることにより、ランプ16自体の故障を速やかに検出できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、エアバッグ装置11の故障検出装置はバッテリ12にスタータスイッチ13を介して接続されたエアバッグ装置11の各回路の故障を検出する故障検出手段14と、スタータスイッチ13にエアバッグ装置11から分岐して接続されたウォーニングランプ16と、故障検出手段14の検出出力に基づいてウォーニングランプ16を制御するランプ制御手段17とを備える。エアバッグ装置11は加速度センサ18の検出出力に基づいて駆動回路19を制御し、加速度センサ18が所定値以上の加速度を検出したときに、エアバッグの点火装置21及びシートベルトのプリテンショナ22をそれぞれ作動させるように構成される。
【0010】
加速度センサ18は半導体Gセンサ23とセーフィングセンサ24とを有する。半導体Gセンサ23は片持ち梁方式であり、車両の衝突によって生じたゲージ部の歪みを計測し、これを電気信号に変換するように構成される。またセーフィングセンサ24は水銀の導電性を利用したセンサであり、電源回路26と点火装置21との間に接続され、所定値以上の減速度が作用したときに通電するように構成される。電源回路26は互いに並列に配索された2本の第1及び第2ワイヤハーネス31,32によりスタータスイッチ13に接続され、これらのハーネス31,32の途中には第1及び第2ヒューズ31a,32aがそれぞれ接続される。
【0011】
故障検出手段14は診断回路(ダイアグノーシス回路)であり、上記エアバッグ装置11の各回路の故障診断を行うように構成される。またウォーニングランプ16は複数の発光ダイオードにより構成され、第1ワイヤハーネス31から分岐する第1分岐導線41に抵抗体27を介して接続される。ウォーニングランプ16はこの実施の形態では赤色に発光する3個の発光ダイオードを直列に接続して構成される。このウォーニングランプ16はツェナダイオード28のカソードに接続され、ツェナダイオード28のアノードは接地される。ツェナダイオード28は降伏電圧(例えば5.4V)未満の逆電圧を印加したときには電流は流れず、降伏電圧以上の逆電圧を印加すると逆電流(ウォーニングランプ16からみると順電流)が流れかつ一定電圧に保たれるようになっている。
【0012】
ランプ制御手段17はマイクロコンピュータ33と、マイクロコンピュータ33の制御出力にベース34aが接続されたスイッチングトランジスタ34とにより構成され、このトランジスタ34のエミッタ34bは抵抗体27及びウォーニングランプ16間の第1分岐導線41から分岐する第2分岐導線42に接続され、トランジスタ34のコレクタ34cは接地される。即ち、トランジスタ34のエミッタ34b及びコレクタ34cはウォーニングランプ16及びツェナダイオード28と並列に接続される。更に換言すれば、バッテリ12に、スイッチングトランジスタ34のエミッタ34b及びコレクタ34cと、ウォーニングランプ16及びツェナダイオード28とが並列に接続される。マイクロコンピュータ33がベース34aに所定の電圧(例えば5V)を印加する、即ちトランジスタ34をオンすると、エミッタ34b及びコレクタ34c間の方がウォーニングランプ16及びツェナダイオード28より抵抗値が低くなるため、エミッタ34b及びコレクタ34c間に多くの電流が流れ、ウォーニングランプ16には殆ど電流が流れなくなる。このためランプ16は消灯するようになっている。またベース34aに電圧を印加しない、即ちトランジスタ34をオフした場合には、エミッタ34b及びコレクタ34c間に電流が流れないので、ランプ16は点灯するように構成される。
【0013】
更にマイクロコンピュータ33はスイッチングトランジスタ34を1/1000秒の周期でオンオフ制御し、このときのエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧を故障検出手段14がチェックするように構成される。なお、第1分岐導線41はプリント基板の表面に印刷された回路であり、断線することは殆どなく、第2分岐導線42はワイヤハーネスにより構成された回路であり、断線する恐れがある。また図1の符号36は電源回路がショート故障したときに発生する過電流から電源配線を保護するために回路を遮断するヒュージブルリンクであり、符号37はエミッタ34bへの電流の流れを許容し、エミッタ34bからの電流の流れを阻止するダイオードである。
【0014】
このように構成されたエアバッグ装置の故障検出装置の動作を図1及び図2に基づいて説明する。
運転者がエンジンを始動するためにスタータスイッチ13をオンすると、先ずウォーニングランプ16に電流が流れてランプ16が点灯する。このランプ16が点灯している間に故障検出手段14がエアバッグ装置11の各回路をチェックする。ランプ16が点灯して6秒経過すると、マイクロコンピュータ33はスイッチングトランジスタ34をオンしてエミッタ34b及びコレクタ34c間に電流を流す。この結果、ウォーニングランプ16に電流が殆ど流れなくなるので、ランプ16は消灯する。次に上記故障検出手段14がエアバッグ装置11の回路が故障していることを検出すると、この検出出力に基づいてコンピュータ33はトランジスタ34をオフしてランプ16を点灯させ、かつエアバッグ装置11の制御を停止する。このランプ16の点灯により運転者はエアバッグ装置11が故障したと判断し、事業所内又は最寄りの整備工場にエアバッグ装置11の修理を速やかに依頼することができる。またウォーニングランプ16は3個の直列に接続された発光ダイオードであるので、ランプ16の輝度が高まり、ランプ16の点灯を運転者に速やかにかつはっきりと視認させることができる。
【0015】
故障検出手段14がエアバッグ装置11の各回路に故障を検出しなかったときには、コンピュータ33はトランジスタ34を1/1000秒の周期でオンオフ制御する。トランジスタ34をオンしたときにエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が0Vであり、オフしたときに所定の電圧(約5V〜約10v)であれば、コンピュータ33は第2分岐ハーネス42の断線やランプ16の断線が発生しておらず正常と判断し、トランジスタ34のオンオフ制御を繰返す。このときランプ16はトランジスタ34のオンオフ制御に追従できず、消灯状態を保つ。
【0016】
また第2分岐導線42が断線(例えば図1のA点で断線)すると、トランジスタ34をオンオフ制御してもエミッタ34b及びコレクタ34c間には電流が流れず、全ての電流がランプ16に流れるので、ランプ16は点灯する。この結果、運転者は第2分岐導線42の断線を特定できないまでも、エアバッグ装置11の異常を知ることができる。これと同時にトランジスタ34をオンしたとき及びオフしたときに、故障検出手段14がエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が0V及び約5Vに一定せず、変動して不特定となることを検出すると、この電圧がコンピュータ33に接続されたメモリに記憶される。
【0017】
一方、ランプ16自体が断線すると、ランプ16は点灯しないが、トランジスタ34をオフしたときに、故障検出手段14がエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が10V以上であることを検出するので、コンピュータ33はトランジスタ34をオフし、上記電圧をコンピュータ33に接続されたメモリに記憶し、かつエアバッグ装置11の制御を停止する。この場合、車両の始動点検時等に上記メモリに記憶された電圧を調べることにより、ウォーニングランプ16自体の故障を速やかに検出できる。なお、バッテリ12側の抵抗体27が短絡した場合にも、上記と同様にエミッタ34b及びコレクタ34c間の電圧が10V以上になるので、トランジスタ34をオフし、メモリに上記電圧を記憶し、かつエアバッグ装置11の制御を停止する。
【0018】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ウォーニングランプを発光ダイオードにより構成しかつツェナダイオードを介して接地し、ランプ制御手段をマイクロコンピュータ及びスイッチングトランジスタにより構成しかつウォーニングランプ及びツェナダイオードと並列に接続したので、ランプ制御手段を接続する回路が断線しても、ウォーニングランプが点灯する。この結果、スイッチングトランジスタの回路の断線を特定できないまでも、エアバッグ装置の異常を速やかに報知できる。
【0019】
またスイッチングトランジスタの作動時にウォーニングランプが消灯し、かつ上記トランジスタの不作動時にウォーニングランプが点灯するように構成すれば、上記トランジスタを接続する回路が断線した場合、トランジスタの作動・不作動に拘らずウォーニングランプに電流が流れる。この結果、ウォーニングランプは点灯し続けるので、上記効果がより顕著になる。
【0020】
またウォーニングランプとして複数の直列に接続された発光ダイオードを用いれば、ウォーニングランプの輝度を高めることができ、このランプの視認性を向上できる。
更にスイッチングトランジスタの作動・不作動を繰返して、このトランジスタのエミッタ及びコレクタ間の電圧が所定値以上であることを故障検出手段が検出すると、マイクロコンピュータが上記トランジスタを不作動にし、上記所定値以上の電圧を記憶し、かつエアバッグ装置の制御を停止する。この結果、ウォーニングランプ自体が故障して点灯しない場合でも、車両の始動点検時等に上記マイクロコンピュータに記憶された電圧を調べることにより、ウォーニングランプ自体の故障を速やかに検出できる。なお、バッテリ側の抵抗体等が短絡した場合にも、上記と同様にエミッタ及びコレクタ間の電圧が所定値以上になるので、この電圧を記憶しかつエアバッグ装置の制御を停止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のエアバッグ装置の故障検出装置を示す構成図。
【図2】その故障検出装置の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 エアバッグ装置
12 バッテリ
13 スタータスイッチ
14 故障検出手段
16 ウォーニングランプ
17 ランプ制御手段
28 ツェナダイオード
33 マイクロコンピュータ
34 スイッチングトランジスタ
34b エミッタ
34c コレクタ
Claims (3)
- バッテリ(12)にスタータスイッチ(13)を介して接続されたエアバッグ装置(11)の各回路の故障を検出する故障検出手段(14)と、前記スタータスイッチ(13)に前記エアバッグ装置(11)から分岐して接続されエアバッグ装置(11)の故障時に点灯するウォーニングランプ(16)と、前記故障検出手段(14)の検出出力に基づいて前記ウォーニングランプ(16)を制御するランプ制御手段(17)とを備えたエアバッグ装置の故障検出装置において、
前記ウォーニングランプ(16)が発光ダイオードにより構成されかつツェナダイオード(28)を介して接地され、
前記ランプ制御手段(17)がマイクロコンピュータ(33)及びスイッチングトランジスタ(34)により構成されかつ前記バッテリ (12) に前記スイッチングトランジスタ (34) のエミッタ (34b) 及びコレクタ (34c) と前記ウォーニングランプ(16)及び前記ツェナダイオード(28)とが並列に接続され、
前記スイッチングトランジスタ (34) の不作動時又は作動時に、前記エミッタ (34b) 及び前記コレクタ (34c) 間の電圧が所定値以上であることを前記故障検出手段 (14) が検出した場合に、前記マイクロコンピュータ (33) が、前記スイッチングトランジスタ (34) を不作動にし、前記エミッタ (34b) 及び前記コレクタ (34c) 間の電圧が所定値以上になったことを記憶し、かつ前記エアバッグ装置 (11) の制御を停止するように構成された
ことを特徴とするエアバッグ装置の故障検出装置。 - スイッチングトランジスタ(34)の作動時にウォーニングランプ(16)が消灯しかつ前記スイッチングトランジスタ(34)の不作動時に前記ウォーニングランプ(16)が点灯するように構成された請求項1記載のエアバッグ装置の故障検出装置。
- ウォーニングランプ(16)が複数の直列に接続された発光ダイオードである請求項1又は2記載のエアバッグ装置の故障検出装置。
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